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ブールバール
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島根県
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広島県
鳥取県
〒739-8527 東広島市鏡山1丁目4番1号http://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/
■事務部〔工学研究科支援室 総務担当〕TEL.082-424-7505 FAX.082-422-7039■事務部〔工学研究科支援室 学士課程担当〕TEL.082-424-7524 FAX.082-424-5461■第一類〔機械システム工学系〕TEL.082-424-7532 FAX.082-422-7193■第二類〔電気・電子・システム・情報系〕TEL.082-424-7527 FAX.082-422-7195■第三類〔化学・バイオ・プロセス系〕TEL.082-424-7712 FAX.082-424-5494■第四類〔建設・環境系〕TEL.082-424-7877 FAX.082-422-7194
■お問い合わせ・照会先
■東広島キャンパスへのアクセス
広島大学工学部
http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html
http://www.hiroshima-u.ac.jp/m/(携帯)
JR西条駅 広島大学行バス所要時間約20分
バス所要時間約20分
バス所要時間約15分
バス所要時間約15分
電車所要時間約10分
バス所要時間約20分
※バスの便数は,JR八本松駅よりも JR西条駅からの方が多いです。
広大中央口
JR八本松駅 広島大学行 広大中央口
JR東広島駅 広島大学行 広大中央口
◎九州方面⇒ 志和 IC 広島大学
◎大阪方面⇒ 西条 IC 所要時間約20~30分
所要時間約20~25分
広島大学
広島バスセンター
高速バス広島大学行 所要時間
約60分
広大中央口
広島空港
●広島空港を利用する場合
●山陽自動車道を利用する場合
●山陽新幹線を利用する場合
●JR山陽本線を利用する場合
●高速バスを利用する場合
JR白市駅行 広島大学行JR白市駅 JR西条駅 広大中央口
西高屋駅
河内駅
入野駅
白市駅
広島空港
西条IC
志和IC
河内IC高屋JCT.IC
西条駅
八本松駅
国道2号線
JR山陽本線
JR山陽新幹
線
ブールバール
国道2号線(バイパス)
山陽自動車道
東広島駅
広島大学東広島キャンパス
2015 学部案内
※広島市内から電話をかける場合(082)が必要です。
広島大学工学部Faculty of Engineering, Hiroshima University 具 現
化
の探求
Change
the Ima
gination
to the C
reation.
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01 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 02
Change the Imagination to the Creation.
学生のニーズに対応し,多様性に富む履修ができるよう配慮 4つの研究科に,卒業生の多くが進学の道を選択
4つの類では,それぞれに適切な履修課程を設けています。基本的,専門的分野の知識・技術の習得はもちろん,共有する複数の専門領域を学ぶことで,新しい分野の修学もできます。
平成26年度卒業生503名のうち,工学研究科へ273名,先端物質科学研究科へ52名,生物圏科学研究科へ3名,国際協力研究科へ6名が進学しています。
カリキュラム
テレビ放送でおなじみの「鳥人間コンテスト選手権大会」。広島大学には,教育的観点から工学部・工学研究科が公認する,二つの人力飛行機設計・製作チームがあり,大会出場,新たな記録作りを目指して,日々 活動しています。 「HUES」は,学部生中心のチームで,2002年の初出場以来,好成績を残しています。「KAEDE」は,大学院生と教職員チームです。各々人力プロペラ機のディスタンス部門,タイムトライアル部門に挑戦しています。
大学院
教養コア科目(教養ゼミ,平和科目,パッケージ別科目)
共通科目
基盤科目
専門基礎科目
(外国語科目,情報科目,領域科目,健康スポーツ科目)
共通科目(外国語科目,領域科目)
基盤科目
専門科目
専門基礎科目
専門科目
専門基礎科目
卒業研究
4年次3年次2年次1年次
教養教育科目 専門教育科目
専門科目
人力飛行機設計・製作チーム
工学部・工学研究科公認
HUES/KAEDE
学生フォーミュラチーム
Phoenix Racing
「HUES」離陸シーン「KAEDE」飛行中
2011年第9回全日本学生フォーミュラ大会
工房前での集合写真
※写真は,2008年 鳥人間コンテスト選手権大会
URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/fsae/
4つの類に分かれて複数の専門科目を学ぶ
類(系)を採用し,4つの類,第一類(機械システム工学系),第二類(電気・電子・システム・情報系),第三類(化学・バイオ・プロセス系),第四類(建設・環境系)があります。
分野に応じてさまざまな技術を修得し,各種免許・資格の取得が可能です。卒業生は幅広い業種から求人が寄せられるほか,約7割が大学院に進学。卒業生は,技術者・研究者として第一線で活躍しています。
各種免許・資格の取得が可能,就職・進学の道も開けている
充実した基礎工学群を持つ複合教育制度を標準課程に採用。広い視野と幅広い基礎学力に加え,応用力と研究力を備え,社会の多彩なニーズに柔軟に対応できる技術者を育成しています。
基礎学力と応用力,研究力を養う充実の教育・研究
人と自然に調和する新技術に挑戦しよう!
工学部の3つの特徴
広島大学工学部・工学研究科公認「Phoenix Racing(フェニックスレーシング)」は,2010年より全日本学生フォーミュラ大会に出場しています。フォーミュラカーの設計,加工・溶接,組立て,エンジン調整など車両作成全てを学生が行い,また,大会でのドライバーも当然メンバーが担当します。大会では車の動的性能はもちろんのこと,設計上の工夫や仮想的な経営戦略のプレゼンなど技術者としての総合力が問われており,2012年度は総合12位(参加校数72),2013年度は総合18位と上位入賞を続けています。
工学研究科
先端物質科学研究科
生物圏科学研究科
国際協力研究科
●機械システム工学専攻●機械物理工学専攻●システムサイバネティクス専攻●情報工学専攻●化学工学専攻
●応用化学専攻●社会基盤環境工学専攻●輸送・環境システム専攻●建築学専攻
●量子物質科学専攻●分子生命機能科学専攻●半導体集積科学専攻
●開発科学専攻
●教育文化専攻
●生物資源科学専攻
●生物機能開発学専攻
●環境循環系制御学専攻
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01 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 02
Change the Imagination to the Creation.
学生のニーズに対応し,多様性に富む履修ができるよう配慮 4つの研究科に,卒業生の多くが進学の道を選択
4つの類では,それぞれに適切な履修課程を設けています。基本的,専門的分野の知識・技術の習得はもちろん,共有する複数の専門領域を学ぶことで,新しい分野の修学もできます。
平成26年度卒業生503名のうち,工学研究科へ273名,先端物質科学研究科へ52名,生物圏科学研究科へ3名,国際協力研究科へ6名が進学しています。
カリキュラム
テレビ放送でおなじみの「鳥人間コンテスト選手権大会」。広島大学には,教育的観点から工学部・工学研究科が公認する,二つの人力飛行機設計・製作チームがあり,大会出場,新たな記録作りを目指して,日々 活動しています。 「HUES」は,学部生中心のチームで,2002年の初出場以来,好成績を残しています。「KAEDE」は,大学院生と教職員チームです。各々人力プロペラ機のディスタンス部門,タイムトライアル部門に挑戦しています。
大学院
教養コア科目(教養ゼミ,平和科目,パッケージ別科目)
共通科目
基盤科目
専門基礎科目
(外国語科目,情報科目,領域科目,健康スポーツ科目)
共通科目(外国語科目,領域科目)
基盤科目
専門科目
専門基礎科目
専門科目
専門基礎科目
卒業研究
4年次3年次2年次1年次
教養教育科目 専門教育科目
専門科目
人力飛行機設計・製作チーム
工学部・工学研究科公認
HUES/KAEDE
学生フォーミュラチーム
Phoenix Racing
「HUES」離陸シーン「KAEDE」飛行中
2011年第9回全日本学生フォーミュラ大会
工房前での集合写真
※写真は,2008年 鳥人間コンテスト選手権大会
URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/fsae/
4つの類に分かれて複数の専門科目を学ぶ
類(系)を採用し,4つの類,第一類(機械システム工学系),第二類(電気・電子・システム・情報系),第三類(化学・バイオ・プロセス系),第四類(建設・環境系)があります。
分野に応じてさまざまな技術を修得し,各種免許・資格の取得が可能です。卒業生は幅広い業種から求人が寄せられるほか,約7割が大学院に進学。卒業生は,技術者・研究者として第一線で活躍しています。
各種免許・資格の取得が可能,就職・進学の道も開けている
充実した基礎工学群を持つ複合教育制度を標準課程に採用。広い視野と幅広い基礎学力に加え,応用力と研究力を備え,社会の多彩なニーズに柔軟に対応できる技術者を育成しています。
基礎学力と応用力,研究力を養う充実の教育・研究
人と自然に調和する新技術に挑戦しよう!
工学部の3つの特徴
広島大学工学部・工学研究科公認「Phoenix Racing(フェニックスレーシング)」は,2010年より全日本学生フォーミュラ大会に出場しています。フォーミュラカーの設計,加工・溶接,組立て,エンジン調整など車両作成全てを学生が行い,また,大会でのドライバーも当然メンバーが担当します。大会では車の動的性能はもちろんのこと,設計上の工夫や仮想的な経営戦略のプレゼンなど技術者としての総合力が問われており,2012年度は総合12位(参加校数72),2013年度は総合18位と上位入賞を続けています。
工学研究科
先端物質科学研究科
生物圏科学研究科
国際協力研究科
●機械システム工学専攻●機械物理工学専攻●システムサイバネティクス専攻●情報工学専攻●化学工学専攻
●応用化学専攻●社会基盤環境工学専攻●輸送・環境システム専攻●建築学専攻
●量子物質科学専攻●分子生命機能科学専攻●半導体集積科学専攻
●開発科学専攻
●教育文化専攻
●生物資源科学専攻
●生物機能開発学専攻
●環境循環系制御学専攻
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機械システム工学系プログラム
KeywordDepartment & Program & Course Characteristic Qualification Industry
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材料・加工学構造用・機能性材料生産加工原理熱・流体工学新エネルギー開発エネルギー変換機械応用力学機械要素設計計測制御
メカトロニクス知能機械システム設計設計製図CAD
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超電導半導体集積回路ナノテクノロジーデジタル信号処理コンピュータ・グラフィックス電力システムニューラルネットワークファジィシステム
信頼性評価ロボット生産管理システムコンピュータヒューマンインタフェース学習システム人工知能ネットワーク医療機器
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グリーンケミストリーナノテクノロジーバイオテクノロジー超伝導物質太陽電池燃料電池分子集積デバイス生分解性高分子超臨界流体分離膜水処理
医薬品バイオ創薬バイオマス発電ゲノム情報クローニング
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建築デザイン都市計画・まちづくりインテリアデザイン自動車・鉄道・船舶・航空機・物流ライフライン施設防災構造解析・最適化設計・生産支援リサイクル
生態系保全バイオテクノロジーリモートセンシング大気・水圏・海洋環境自然エネルギー地球環境との共生
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あらゆる産業分野で活躍する機械技術者を育成機械工学の基礎をじっくり学ぶ幅広い専門知識を持ち,それを有機的に結合し・駆使し,問題解決できる人材を育成次世代のエネルギーや環境問題などについて幅広い視野を持つ人材を育成最先端の設計・生産技術開発を支える人材を育成
情報関連の企業で活躍する技術者を数多く育成している実績コンピュータに関する理論と技術を体系的に修得生きた知識・技術を学ぶため実験・実習・演習を重視専門科目では境界領域を含めた多様な内容を学んで,幅広い知識・技能を修得情報関連,通信関連の資格取得を積極的にサポート
化学系およびバイオ系の産業分野で活躍する技術者や研究者を数多く育成している実績化学,バイオ,プロセスの三つの視点を有機的に統合した知識・技能を体系的に習得できる特色ある教育プログラム対話形式を重視し,実践的な演習・実験を豊富に取り入れた教育プログラム「環境」「エネルギー」「新素材」「ナノテクノロジー」の先進的研究開発
創成型プロジェクト科目(ラジコン飛行機,ペーパーバイク,風力発電機の設計・製作)
鳥人間コンテストへの挑戦(人力飛行機の設計・製作)
プロジェクトマネジメント(現場見学)ICCEEを開催(ICCEE=社会基盤環境工学研究に関する国際会議)
大学祭「学生おもしろ企画」で建築デザイン展建築設計コンペで毎年多数入賞小学生およびその保護者の方を対象に体験型のイベントを開催(ジュニアサイエンス)高い一級建築士合格率
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高等学校教諭一種免許状(工業)安全管理者ボイラー取扱主任者自動車整備士
高等学校教諭一種免許状(工業,情報)電気通信主任技術者第一級陸上無線技術士第一級陸上特殊無線技士第二級・第三級海上特殊無線技士テクニカルエンジニア(ネットワーク,データベース,システム管理,エンベデッドシステム)
基本情報技術者電気主任技術者情報セキュリティアドミニストレータ
ソフトウェア開発技術者システムアドミニストレータ電気エネルギー管理士電気工事士
高等学校教諭一種免許状(工業)技術士(化学および化学関連部門など)安全管理者ボイラー取扱主任者危険物取扱者毒物劇物取扱責任者公害防止管理者(水質,大気など)エネルギー管理士
高等学校教諭一種免許状(工業)一級,二級建築士技術士(建設部門など)測量士,測量士補建築設備士一級,二級建築施工管理技士一級,二級土木施工管理技士インテリアプランナー環境計量士公害防止管理者(水質,大気)システムアドミニストレータ
土地家屋調査士宅地建物取引主任者コンクリート(主任)技士,診断士ビオトープ管理士土木学会認定技術者資格
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総合重機鉄鋼自動車一般産業機械精密機器総合電機家電電力・ガス情報通信・交通化学工業
情報処理産業総合電機メーカー情報機器メーカー電力会社電子部品・半導体メーカー精密機器メーカー自動車メーカー産業機械メーカー通信・印刷業
総合化学環境食品・飲料医薬品・化粧品プラスチック・ゴム・繊維鉄鋼セラミックパルプ・紙精密機器自動車電子部品・半導体石油製品・石油精製官公庁
建設業公務員・旧公団・公社住宅産業設計事務所不動産業コンサルタント自動車産業重工・鉄鋼・造船・電力産業鉄道・海運・運輸産業コンピュータ・情報・通信産業
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
設計工学課程
知能機械工学課程
電子システム課程
電気システム制御課程
情報工学課程
第二類〔電気・電子・システム・情報系〕
第三類〔化学・バイオ・プロセス系〕
第四類〔建設・環境系〕
第一類〔機械システム工学系〕
社会基盤環境工学プログラム
輸送機器環境工学プログラム
建築プログラム
社会基盤環境工学課程
輸送機器工学課程
環境共生システム課程
建築学課程
建築工学課程
化学系 応用化学プログラム
バイオ系 生物工学プログラム
プロセス系 化学工学プログラム
応用化学課程
発酵工学課程
化学工学課程
定員:105名
定員:135名
定員:115名
定員:135名
ものづくりを通して,人を育てる 広い視野に立つ知識・技術を学ぶ全4類。類の中でさらに課程が分かれているため,より高度で専門性の高い能力を習得できます。道具を造り出し,扱うことで人間は進化してきました。しかし近年では,環境破壊や巨大事故など,道具が起因となった地球規模での問題が生じています。人が完全に制御できないほど道具が複雑化しているのです。 今世紀の科学技術の課題は,地球上の道具と人の良好な関係を回復すること。それを具体化する方法,環境を考慮したものづくりを学び,人間として成長してほしい。工学部の最大目標は,これからの科学技術を担う人材の育成です。
特 徴類&プログラム&課程 キーワード 関連する資格 関連する産業
03 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 04
Change the Imagination to the Creation.
第一類〔機械システム工学系〕
第二類〔電気・電子・システム・情報系〕
第三類〔化学・バイオ・プロセス系〕
第四類〔建設・環境系〕
電気・電子・システム・情報系プログラム
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機械システム工学系プログラム
KeywordDepartment & Program & Course Characteristic Qualification Industry
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材料・加工学構造用・機能性材料生産加工原理熱・流体工学新エネルギー開発エネルギー変換機械応用力学機械要素設計計測制御
メカトロニクス知能機械システム設計設計製図CAD
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超電導半導体集積回路ナノテクノロジーデジタル信号処理コンピュータ・グラフィックス電力システムニューラルネットワークファジィシステム
信頼性評価ロボット生産管理システムコンピュータヒューマンインタフェース学習システム人工知能ネットワーク医療機器
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グリーンケミストリーナノテクノロジーバイオテクノロジー超伝導物質太陽電池燃料電池分子集積デバイス生分解性高分子超臨界流体分離膜水処理
医薬品バイオ創薬バイオマス発電ゲノム情報クローニング
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建築デザイン都市計画・まちづくりインテリアデザイン自動車・鉄道・船舶・航空機・物流ライフライン施設防災構造解析・最適化設計・生産支援リサイクル
生態系保全バイオテクノロジーリモートセンシング大気・水圏・海洋環境自然エネルギー地球環境との共生
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あらゆる産業分野で活躍する機械技術者を育成機械工学の基礎をじっくり学ぶ幅広い専門知識を持ち,それを有機的に結合し・駆使し,問題解決できる人材を育成次世代のエネルギーや環境問題などについて幅広い視野を持つ人材を育成最先端の設計・生産技術開発を支える人材を育成
情報関連の企業で活躍する技術者を数多く育成している実績コンピュータに関する理論と技術を体系的に修得生きた知識・技術を学ぶため実験・実習・演習を重視専門科目では境界領域を含めた多様な内容を学んで,幅広い知識・技能を修得情報関連,通信関連の資格取得を積極的にサポート
化学系およびバイオ系の産業分野で活躍する技術者や研究者を数多く育成している実績化学,バイオ,プロセスの三つの視点を有機的に統合した知識・技能を体系的に習得できる特色ある教育プログラム対話形式を重視し,実践的な演習・実験を豊富に取り入れた教育プログラム「環境」「エネルギー」「新素材」「ナノテクノロジー」の先進的研究開発
創成型プロジェクト科目(ラジコン飛行機,ペーパーバイク,風力発電機の設計・製作)
鳥人間コンテストへの挑戦(人力飛行機の設計・製作)
プロジェクトマネジメント(現場見学)ICCEEを開催(ICCEE=社会基盤環境工学研究に関する国際会議)
大学祭「学生おもしろ企画」で建築デザイン展建築設計コンペで毎年多数入賞小学生およびその保護者の方を対象に体験型のイベントを開催(ジュニアサイエンス)高い一級建築士合格率
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高等学校教諭一種免許状(工業)安全管理者ボイラー取扱主任者自動車整備士
高等学校教諭一種免許状(工業,情報)電気通信主任技術者第一級陸上無線技術士第一級陸上特殊無線技士第二級・第三級海上特殊無線技士テクニカルエンジニア(ネットワーク,データベース,システム管理,エンベデッドシステム)
基本情報技術者電気主任技術者情報セキュリティアドミニストレータ
ソフトウェア開発技術者システムアドミニストレータ電気エネルギー管理士電気工事士
高等学校教諭一種免許状(工業)技術士(化学および化学関連部門など)安全管理者ボイラー取扱主任者危険物取扱者毒物劇物取扱責任者公害防止管理者(水質,大気など)エネルギー管理士
高等学校教諭一種免許状(工業)一級,二級建築士技術士(建設部門など)測量士,測量士補建築設備士一級,二級建築施工管理技士一級,二級土木施工管理技士インテリアプランナー環境計量士公害防止管理者(水質,大気)システムアドミニストレータ
土地家屋調査士宅地建物取引主任者コンクリート(主任)技士,診断士ビオトープ管理士土木学会認定技術者資格
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総合重機鉄鋼自動車一般産業機械精密機器総合電機家電電力・ガス情報通信・交通化学工業
情報処理産業総合電機メーカー情報機器メーカー電力会社電子部品・半導体メーカー精密機器メーカー自動車メーカー産業機械メーカー通信・印刷業
総合化学環境食品・飲料医薬品・化粧品プラスチック・ゴム・繊維鉄鋼セラミックパルプ・紙精密機器自動車電子部品・半導体石油製品・石油精製官公庁
建設業公務員・旧公団・公社住宅産業設計事務所不動産業コンサルタント自動車産業重工・鉄鋼・造船・電力産業鉄道・海運・運輸産業コンピュータ・情報・通信産業
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
設計工学課程
知能機械工学課程
電子システム課程
電気システム制御課程
情報工学課程
第二類〔電気・電子・システム・情報系〕
第三類〔化学・バイオ・プロセス系〕
第四類〔建設・環境系〕
第一類〔機械システム工学系〕
社会基盤環境工学プログラム
輸送機器環境工学プログラム
建築プログラム
社会基盤環境工学課程
輸送機器工学課程
環境共生システム課程
建築学課程
建築工学課程
化学系 応用化学プログラム
バイオ系 生物工学プログラム
プロセス系 化学工学プログラム
応用化学課程
発酵工学課程
化学工学課程
定員:105名
定員:135名
定員:115名
定員:135名
ものづくりを通して,人を育てる 広い視野に立つ知識・技術を学ぶ全4類。類の中でさらに課程が分かれているため,より高度で専門性の高い能力を習得できます。道具を造り出し,扱うことで人間は進化してきました。しかし近年では,環境破壊や巨大事故など,道具が起因となった地球規模での問題が生じています。人が完全に制御できないほど道具が複雑化しているのです。 今世紀の科学技術の課題は,地球上の道具と人の良好な関係を回復すること。それを具体化する方法,環境を考慮したものづくりを学び,人間として成長してほしい。工学部の最大目標は,これからの科学技術を担う人材の育成です。
特 徴類&プログラム&課程 キーワード 関連する資格 関連する産業
03 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 04
Change the Imagination to the Creation.
第一類〔機械システム工学系〕
第二類〔電気・電子・システム・情報系〕
第三類〔化学・バイオ・プロセス系〕
第四類〔建設・環境系〕
電気・電子・システム・情報系プログラム
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05 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 06
Change the Imagination to the Creation.ここで学び,ここから未来へ
いよいよ広島大学での学生生活がスタートします。新入生はみんな,期待に胸をふくらませていることでしょう。
入学式(4月)
新入生が楽しい大学生活を送るにあたって必要な事柄を,学部長・学生生活委員長などから説明します。
オリエンテーションガイダンス(4月)
7月上旬に行われる恒例行事。学生だけではなく,地域の家族連れなどもゆかた姿で訪れ,キャンパスを彩ります。
ゆかたまつり(7月)
毎年11月上旬に開催されます。運営は学生主体。模擬店のほか,コンサートやステージイベントが行われ,大勢の人で賑わいます。
大学祭(11月)
チームでたすきをつなぎ,広島大学キャンパス内の特設コースを4時間でどれだけ周回できるかを競います。
フェニックスリレーマラソン(10月)
学生たちの門出の日。広島大学で学んだ「広大マインド」を胸に,それぞれ新たな世界へ飛び立ちます。
卒業式・学位記授与式(3月)
キャンパスライフを充実させる行事やイベントの数々かけがえのない仲間たちが,この場所できっと見つかるはずです
まずは, 教養や基礎学力を確実に養成座学で終始するのではなく, 実験や調査, 研究を通して,実践的な力を身に付けます
教養・基礎知識の習得
キャリアセミナー
進路や職業について考えるとき,先輩や友人など身近な人から話を聞くと参考になることが多いと思います。キャリアセンターでは,企業の人事担当者が,仕事や会社のことについて話をし,個別の質問にも応える「企業セミナー」,「合同セミナー」を開催しています。
キャリア相談・就職相談
進路に悩む学生に個別キャリア相談を行います。また,希望通りの就職ができるよう,就職活動の進め方や応募書類の内容のチェック,面接のポイントなどをセンターの教員や民間企業経験のある相談員が相談に応じています。
キャリア教育
「職業選択と自己実現̶自分のキャリアをデザインしよう̶ 」,「キャリアデザイン概論」,「地域社会探検プロジェクトーひろしまから世界へー」は1年次の学生を対象とした教養教育科目です。自分らしく生きるために大学でなにを学び,学生生活をどう過ごすのかを考え,キャリアデザインを開始する場とします。
キャリア支援プログラム
自分らしく生きるための道を探るのがキャリア教育の原点です
キャリアセンター
Career Center
4年間の学びと未来 生き方を豊かにする人との出会い。時代をリードする知識や技術との出会い。広大なキャンパスには,あなたをスケールアップさせる果てしない可能性が広がっています。工学部が目指すのは,現代社会の課題と真剣に向き合い,人や環境への影響までを配慮できる技術者・研究者の養成です。ここで人生の礎を築き,グローバルな舞台で活躍できる独創力を育みませんか。
年間スケジュール 4年間の学習の流れ
工学の勉強は,基礎から専門への勉強の積み重ねが重要であり,近道はありません。まずは,外国語科目や情報科目などの各類共通科目を学んで教養・学力を高めるとともに,充実した基礎工学群を有する総合教育制度により,ベースとなる知識・技術を身に付けます。
専門知識・技術の習得 基礎力を確実に身に付けた後,それぞれ専門分野へと進んでいきます。専門科目の履修については,4つの類で複数の専門領域を共有し,多彩な専門分野を学べるカリキュラムとなっているため,従来型の専門分野はもちろん,新しい分野の修学もできます。
基礎教育系(応用数学) 現在,急速に発展している工学・自然科学分野の多様化と総合化に柔軟に対処するには,数学的素養の習得が必須です。基礎教育系(応用数学)では,質・量ともに充実した書籍や雑誌,電子計算機などを使って授業や実習を受け,数学的能力を高めます。
インターンシップ
卒業研究
学生が企業などで実習・研修的な就業体験をするインターンシップの取り組みを積極的に進めている広島大学。大学独自のインターンシップと工学部独自のプログラムがあります。
研究室に所属し,教員・大学院生との共同作業を通して,研究テーマを独自の取り組みで解決していくプロセスを学びます。学部教育の集大成と位置付けられる卒業研究・論文。研究者・技術者に必要な自主的な問題解決能力や創造力を高めていきます。
大学院・進学
就職
今や研究者を目指す人だけが,大学院へ進学する時代ではありません。昨年度卒業者の約7割が,工学研究科を中心に,先端物質科学研究科や国際協力研究科へ進み,学識を深めています。また,優秀な学生には3年終了時に,大学院へ進む道も開かれています。
IHI,住友化学,東レ,トヨタ自動車,パナソニック電器産業などの製造業,大林組,鹿島建設などの建設業,NTTデータ,全日本空輸などの情報通信・運輸業,官公庁など,工学部で身に付けた知識や技術を生かせる就職先で,多くの先輩たちが活躍しています。
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月●冬季休業●創立記念日
●大学祭●中国五大学学生競技会
●後期開始●フェニックスリレーマラソン
●中国五大学学生競技会
●夏季休業●ゆかたまつり●学期末試験
●フェニックスコンサート
●入学式●前期開始●オリエンテーション 行事
●学期末試験●学年末休業
●学位記授与式
1年次〜2年次
2年次〜3年次
4年次
総合的キャリア支援
早期キャリア支援
実践的キャリア支援
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05 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 06
Change the Imagination to the Creation.ここで学び,ここから未来へ
いよいよ広島大学での学生生活がスタートします。新入生はみんな,期待に胸をふくらませていることでしょう。
入学式(4月)
新入生が楽しい大学生活を送るにあたって必要な事柄を,学部長・学生生活委員長などから説明します。
オリエンテーションガイダンス(4月)
7月上旬に行われる恒例行事。学生だけではなく,地域の家族連れなどもゆかた姿で訪れ,キャンパスを彩ります。
ゆかたまつり(7月)
毎年11月上旬に開催されます。運営は学生主体。模擬店のほか,コンサートやステージイベントが行われ,大勢の人で賑わいます。
大学祭(11月)
チームでたすきをつなぎ,広島大学キャンパス内の特設コースを4時間でどれだけ周回できるかを競います。
フェニックスリレーマラソン(10月)
学生たちの門出の日。広島大学で学んだ「広大マインド」を胸に,それぞれ新たな世界へ飛び立ちます。
卒業式・学位記授与式(3月)
キャンパスライフを充実させる行事やイベントの数々かけがえのない仲間たちが,この場所できっと見つかるはずです
まずは, 教養や基礎学力を確実に養成座学で終始するのではなく, 実験や調査, 研究を通して,実践的な力を身に付けます
教養・基礎知識の習得
キャリアセミナー
進路や職業について考えるとき,先輩や友人など身近な人から話を聞くと参考になることが多いと思います。キャリアセンターでは,企業の人事担当者が,仕事や会社のことについて話をし,個別の質問にも応える「企業セミナー」,「合同セミナー」を開催しています。
キャリア相談・就職相談
進路に悩む学生に個別キャリア相談を行います。また,希望通りの就職ができるよう,就職活動の進め方や応募書類の内容のチェック,面接のポイントなどをセンターの教員や民間企業経験のある相談員が相談に応じています。
キャリア教育
「職業選択と自己実現̶自分のキャリアをデザインしよう̶ 」,「キャリアデザイン概論」,「地域社会探検プロジェクトーひろしまから世界へー」は1年次の学生を対象とした教養教育科目です。自分らしく生きるために大学でなにを学び,学生生活をどう過ごすのかを考え,キャリアデザインを開始する場とします。
キャリア支援プログラム
自分らしく生きるための道を探るのがキャリア教育の原点です
キャリアセンター
Career Center
4年間の学びと未来 生き方を豊かにする人との出会い。時代をリードする知識や技術との出会い。広大なキャンパスには,あなたをスケールアップさせる果てしない可能性が広がっています。工学部が目指すのは,現代社会の課題と真剣に向き合い,人や環境への影響までを配慮できる技術者・研究者の養成です。ここで人生の礎を築き,グローバルな舞台で活躍できる独創力を育みませんか。
年間スケジュール 4年間の学習の流れ
工学の勉強は,基礎から専門への勉強の積み重ねが重要であり,近道はありません。まずは,外国語科目や情報科目などの各類共通科目を学んで教養・学力を高めるとともに,充実した基礎工学群を有する総合教育制度により,ベースとなる知識・技術を身に付けます。
専門知識・技術の習得 基礎力を確実に身に付けた後,それぞれ専門分野へと進んでいきます。専門科目の履修については,4つの類で複数の専門領域を共有し,多彩な専門分野を学べるカリキュラムとなっているため,従来型の専門分野はもちろん,新しい分野の修学もできます。
基礎教育系(応用数学) 現在,急速に発展している工学・自然科学分野の多様化と総合化に柔軟に対処するには,数学的素養の習得が必須です。基礎教育系(応用数学)では,質・量ともに充実した書籍や雑誌,電子計算機などを使って授業や実習を受け,数学的能力を高めます。
インターンシップ
卒業研究
学生が企業などで実習・研修的な就業体験をするインターンシップの取り組みを積極的に進めている広島大学。大学独自のインターンシップと工学部独自のプログラムがあります。
研究室に所属し,教員・大学院生との共同作業を通して,研究テーマを独自の取り組みで解決していくプロセスを学びます。学部教育の集大成と位置付けられる卒業研究・論文。研究者・技術者に必要な自主的な問題解決能力や創造力を高めていきます。
大学院・進学
就職
今や研究者を目指す人だけが,大学院へ進学する時代ではありません。昨年度卒業者の約7割が,工学研究科を中心に,先端物質科学研究科や国際協力研究科へ進み,学識を深めています。また,優秀な学生には3年終了時に,大学院へ進む道も開かれています。
IHI,住友化学,東レ,トヨタ自動車,パナソニック電器産業などの製造業,大林組,鹿島建設などの建設業,NTTデータ,全日本空輸などの情報通信・運輸業,官公庁など,工学部で身に付けた知識や技術を生かせる就職先で,多くの先輩たちが活躍しています。
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月●冬季休業●創立記念日
●大学祭●中国五大学学生競技会
●後期開始●フェニックスリレーマラソン
●中国五大学学生競技会
●夏季休業●ゆかたまつり●学期末試験
●フェニックスコンサート
●入学式●前期開始●オリエンテーション 行事
●学期末試験●学年末休業
●学位記授与式
1年次〜2年次
2年次〜3年次
4年次
総合的キャリア支援
早期キャリア支援
実践的キャリア支援
-
機械システム工学系プ ロ グ ラ ム
07 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 08
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)
第一類〔機械システム工学系〕
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
設計工学課程
知能機械工学課程
材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, 計測制御, システム設計
熱・流体工学, 材料・加工学, 応用力学, 計測制御, システム設計
システム設計, 材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, 計測制御
計測制御, 材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, システム設計
具 現 化
の 探 求多面的な
ものづくりを学ぶ
■プログラムの開始時期 1年次前期
日本の未来を支えるもの作りに挑戦
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)
機械を応用したさまざまなモノづくりの分野を学ぶ 第一類では,機械に関する力学,制御,材料,流体など幅広い分野について学んでいます。座学だけでなく,プログラミングや創成実習などグループごとに協力して,設計から組み立て,装置の評価まで行う実践的な授業もあります。機械システム工学は,自動車やロボットなど製造業に関わりの深いジャンルですが,僕自身は,大学に入学するまで特に将来のビジョンは明確ではありませんでした。しかし,第一類でさまざまなことを学ぶうちに,将来,制御の分野に関わる企業に就職したい,という目標が見つかりました。制御は製造業のあらゆる分野に必要な操作のシステムで,とりわけ僕が興味を持ったのは医療系です。大学院に進学し,さらに深く知識と技術を身につけ,ゆくゆくは地元に帰って医療系の企業に就職したいと考えています。 大学での生活は自由な時間も多くなるので,さまざまな体験をするチャンスです。僕は,海外の大学との相互派遣プログラムを通して,語学力の向上はもちろん,文化や価値観の違う人たちと交流したことで,柔軟な考え方ができるようになり,成長できたと思います。
22222222222222225
○○○○○○○○○○○○○○○○◎
(2)
(2)(2)
(2)
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(2)
(2)(2)
(2)
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機械材料Ⅱ材料応用学機械加工学流体工学Ⅱ伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ機構運動学機械力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学生産システム機械設計システム工学要素設計Ⅰ卒業論文
材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
22222222222222225
○○○○○○○○○○○○○○○○◎
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(2)
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材料応用学機械加工学伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ機構運動学機械力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学メカトロニクス計測工学メカニカルシステム制御システム工学信頼性工学要素設計Ⅰ卒業論文
材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
授業科目履修指定
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次前 後 前 後 前 後 前 後
専門細目分野
機械材料Ⅱ材料強度学成形加工学Ⅰ材料応用学機械加工学熱力学Ⅱ伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学塑性力学材料力学Ⅱ電気・電子工学メカトロニクス生産システム機械設計要素設計Ⅰ卒業論文
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○○○○○○○○○○○○○○○○◎
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(2)(2)(2)
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(2)
材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
機械材料Ⅱ材料応用学機械加工学流体工学Ⅱ熱力学Ⅱ伝熱学Ⅰ伝熱学Ⅱ燃焼工学流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学計測工学信頼性工学要素設計Ⅰ卒業論文
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○○○○○○○○○○○○○○○○◎
(2)(2)(2)(2)
(2)
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(2)材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
主な専門科目
授業科目履修指定
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次 4年次前 後 前 後 前 後 前 後
専門細目分野
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
第一群
第二群
第二群
主な専門基礎科目
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次
前 後 前 後 前 後 前 後授業科目
履修指定知能機
械工学
設計工
学エネル
ギー工
学生産シ
ステム
工学
知能機
械工学
設計工
学エネル
ギー工
学生産シ
ステム
工学
22221
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(2)(2)
応用数学Ⅰ応用数学Ⅱ確率・統計機械工学概論技術英語演習
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次
前 後 前 後 前 後 前 後授業科目
履修指定
設計工学課程
知能機械工学課程
カリキュラム *2015年度 学生便覧からの一部抜粋です。※一部,クォーター制を導入する科目があります。
◎=必修 ○=選択必修 ※選択必修科目の中から24単位以上履修すること。※専門教育科目の卒業要件単位数:73単位(卒業論文5単位を含む) 卒業要件単位:124単位(教養教育科目51単位を含む)
※工作実習(a)(b)は(a),(b)のいずれか一方のみしか履修できません。
11222
(3)
(2)
(3)(2)
(2)
機械工学実験Ⅰ機械工学実験Ⅱ材料科学機械材料Ⅰ材料力学Ⅰ
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎
人間や環境に優しい機械作りを目指して
◎地域社会や国際社会,産業の発展に積極的に取り組む自立性を養成◎機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成◎技術者として必要な基礎的知識の習得と論理的思考能力の育成◎柔軟な発想と創造性を持って,自ら工学的課題を解決する能力の育成◎コミュニケーション能力および国際的な情報収集や発信ができる能力の養成
人間の幸せにつながるもの作りを基本において研究・教育を行っています。もの作りには,科学の原理・原則の理解が不可欠であり,革新的な技術を開発する能力も必要です。 第一類では,基礎的な知識・技術を個 と々してではなく,有機的に結合・駆使できる能力の開発に努めています。具体的には,機能性材料の開発と利用,生産加工原理,新エネルギー開発,動力変換技術,新しい機械システムの構造・機能や設計原理,メカトロニクス技術,知能化機械システムの生産原理などを学びます。 これらの学習を通じて,機械と人間との関わり合い,次世代のエネルギーや環境問題について広い視野を持ち,最先端の設計・生産技術開発を担う技術者の養成を目指します。
各課程への配属時期:2年次前期 ※本人の希望とそれまでの成績に基づいて決定されます。
Interview
飯田 泰暉第一類 知能機械
工学課程
兵庫県立姫路東高等学校出身
Timetable
Mon
1
2
3
4
5
Tue WedThu Fri
伝熱学Ⅰ
制御工学Ⅰ
電気・電子工学
弾性力学
信頼性工学
機械創生実習
機械工学実験Ⅰ
機械加工学
機械材料Ⅰ
機械力学Ⅰ
熱力学Ⅱ
流体工学Ⅰ
3年次/前期
機械システム工学系プログラム
生産システム工学課程機械システム工学系プログラム
エネルギー工学課程機械システム工学系プログラム
設計工学課程機械システム工学系プログラム
知能機械工学課程機械システム工学系プログラム
到 達 目 標
もの作りの起点である各種材料の利用技術や新しい機能性材料の設計・開発および,それらを加工するための生産加工原理,最適生産システムの設計など,生産工学に関する専門知識を学びます。
もの作りの土台を支えている動力・エネルギーシステムの基礎,エネルギーの有効利用,新しいエネルギー変換機械の開発など,エネルギーに関する専門知識を学習します。
もの作りにおいて設計は,なにをどう作るかを決める最も重要な部分です。この課程では,構造・機能や機械システムの原理など設計に関する基礎知識を学びます。
新しいもの作りのための制御技術や電子技術,メカトロニクス技術,数値シミュレーション技術,情報処理技術など,知能化された新しい機械システムの設計・生産の原理と応用に関する基礎知識を学びます。
2222111211
(2)
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(2)(2)
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機械力学Ⅰ制御工学Ⅰ流体の力学熱力学Ⅰ設計製図CAD機械創成実習計算機プログラミング工作実習(a)工作実習(b)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
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My Message
将来の選択肢が無限にある
-
機械システム工学系プ ロ グ ラ ム
07 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 08
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)
第一類〔機械システム工学系〕
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
設計工学課程
知能機械工学課程
材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, 計測制御, システム設計
熱・流体工学, 材料・加工学, 応用力学, 計測制御, システム設計
システム設計, 材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, 計測制御
計測制御, 材料・加工学, 熱・流体工学, 応用力学, システム設計
具 現 化
の 探 求多面的な
ものづくりを学ぶ
■プログラムの開始時期 1年次前期
日本の未来を支えるもの作りに挑戦
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)
機械を応用したさまざまなモノづくりの分野を学ぶ 第一類では,機械に関する力学,制御,材料,流体など幅広い分野について学んでいます。座学だけでなく,プログラミングや創成実習などグループごとに協力して,設計から組み立て,装置の評価まで行う実践的な授業もあります。機械システム工学は,自動車やロボットなど製造業に関わりの深いジャンルですが,僕自身は,大学に入学するまで特に将来のビジョンは明確ではありませんでした。しかし,第一類でさまざまなことを学ぶうちに,将来,制御の分野に関わる企業に就職したい,という目標が見つかりました。制御は製造業のあらゆる分野に必要な操作のシステムで,とりわけ僕が興味を持ったのは医療系です。大学院に進学し,さらに深く知識と技術を身につけ,ゆくゆくは地元に帰って医療系の企業に就職したいと考えています。 大学での生活は自由な時間も多くなるので,さまざまな体験をするチャンスです。僕は,海外の大学との相互派遣プログラムを通して,語学力の向上はもちろん,文化や価値観の違う人たちと交流したことで,柔軟な考え方ができるようになり,成長できたと思います。
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機械材料Ⅱ材料応用学機械加工学流体工学Ⅱ伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ機構運動学機械力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学生産システム機械設計システム工学要素設計Ⅰ卒業論文
材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
22222222222222225
○○○○○○○○○○○○○○○○◎
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材料応用学機械加工学伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ機構運動学機械力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学メカトロニクス計測工学メカニカルシステム制御システム工学信頼性工学要素設計Ⅰ卒業論文
材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
授業科目履修指定
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次前 後 前 後 前 後 前 後
専門細目分野
機械材料Ⅱ材料強度学成形加工学Ⅰ材料応用学機械加工学熱力学Ⅱ伝熱学Ⅰ流体工学Ⅰ弾性力学塑性力学材料力学Ⅱ電気・電子工学メカトロニクス生産システム機械設計要素設計Ⅰ卒業論文
22222222222222225
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材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
機械材料Ⅱ材料応用学機械加工学流体工学Ⅱ熱力学Ⅱ伝熱学Ⅰ伝熱学Ⅱ燃焼工学流体工学Ⅰ弾性力学材料力学Ⅱ制御工学Ⅱ電気・電子工学計測工学信頼性工学要素設計Ⅰ卒業論文
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(2)材料・加工学
熱・流体工学
応用力学
計測制御
システム設計
主な専門科目
授業科目履修指定
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次 4年次前 後 前 後 前 後 前 後
専門細目分野
生産システム工学課程
エネルギー工学課程
第一群
第二群
第二群
主な専門基礎科目
単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次
前 後 前 後 前 後 前 後授業科目
履修指定知能機
械工学
設計工
学エネル
ギー工
学生産シ
ステム
工学
知能機
械工学
設計工
学エネル
ギー工
学生産シ
ステム
工学
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応用数学Ⅰ応用数学Ⅱ確率・統計機械工学概論技術英語演習
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単位数
授業時数(週)1年次 2年次 3年次 4年次
前 後 前 後 前 後 前 後授業科目
履修指定
設計工学課程
知能機械工学課程
カリキュラム *2015年度 学生便覧からの一部抜粋です。※一部,クォーター制を導入する科目があります。
◎=必修 ○=選択必修 ※選択必修科目の中から24単位以上履修すること。※専門教育科目の卒業要件単位数:73単位(卒業論文5単位を含む) 卒業要件単位:124単位(教養教育科目51単位を含む)
※工作実習(a)(b)は(a),(b)のいずれか一方のみしか履修できません。
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機械工学実験Ⅰ機械工学実験Ⅱ材料科学機械材料Ⅰ材料力学Ⅰ
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人間や環境に優しい機械作りを目指して
◎地域社会や国際社会,産業の発展に積極的に取り組む自立性を養成◎機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成◎技術者として必要な基礎的知識の習得と論理的思考能力の育成◎柔軟な発想と創造性を持って,自ら工学的課題を解決する能力の育成◎コミュニケーション能力および国際的な情報収集や発信ができる能力の養成
人間の幸せにつながるもの作りを基本において研究・教育を行っています。もの作りには,科学の原理・原則の理解が不可欠であり,革新的な技術を開発する能力も必要です。 第一類では,基礎的な知識・技術を個 と々してではなく,有機的に結合・駆使できる能力の開発に努めています。具体的には,機能性材料の開発と利用,生産加工原理,新エネルギー開発,動力変換技術,新しい機械システムの構造・機能や設計原理,メカトロニクス技術,知能化機械システムの生産原理などを学びます。 これらの学習を通じて,機械と人間との関わり合い,次世代のエネルギーや環境問題について広い視野を持ち,最先端の設計・生産技術開発を担う技術者の養成を目指します。
各課程への配属時期:2年次前期 ※本人の希望とそれまでの成績に基づいて決定されます。
Interview
飯田 泰暉第一類 知能機械
工学課程
兵庫県立姫路東高等学校出身
Timetable
Mon
1
2
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5
Tue WedThu Fri
伝熱学Ⅰ
制御工学Ⅰ
電気・電子工学
弾性力学
信頼性工学
機械創生実習
機械工学実験Ⅰ
機械加工学
機械材料Ⅰ
機械力学Ⅰ
熱力学Ⅱ
流体工学Ⅰ
3年次/前期
機械システム工学系プログラム
生産システム工学課程機械システム工学系プログラム
エネルギー工学課程機械システム工学系プログラム
設計工学課程機械システム工学系プログラム
知能機械工学課程機械システム工学系プログラム
到 達 目 標
もの作りの起点である各種材料の利用技術や新しい機能性材料の設計・開発および,それらを加工するための生産加工原理,最適生産システムの設計など,生産工学に関する専門知識を学びます。
もの作りの土台を支えている動力・エネルギーシステムの基礎,エネルギーの有効利用,新しいエネルギー変換機械の開発など,エネルギーに関する専門知識を学習します。
もの作りにおいて設計は,なにをどう作るかを決める最も重要な部分です。この課程では,構造・機能や機械システムの原理など設計に関する基礎知識を学びます。
新しいもの作りのための制御技術や電子技術,メカトロニクス技術,数値シミュレーション技術,情報処理技術など,知能化された新しい機械システムの設計・生産の原理と応用に関する基礎知識を学びます。
2222111211
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(3)
(2)(2)
(3)
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機械力学Ⅰ制御工学Ⅰ流体の力学熱力学Ⅰ設計製図CAD機械創成実習計算機プログラミング工作実習(a)工作実習(b)
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My Message
将来の選択肢が無限にある
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09 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 10
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)日本の未来を支えるもの作りに挑戦
学びながら得意分野を伸ばすうちに見えてくる未来
□製造業●重工・鉄鋼・造船三菱重工株式会社/株式会社IHI/川崎重工株式会社/JFEスチール株式会社/株式会社日本製鋼所/日立造船株式会社/三井造船株式会社●輸送機械器具スズキ自動車株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/本田技研工業株式会社/マツダ自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社/日野自動車株式会社/株式会社ブリヂストン/ヤマハ発動機株式会社●一般機械器具株式会社小松製作所/ヤンマー株式会社/コベルコ建機株式会社/日立建機株式会社/バブコック日立株式会社/井関農機株式会社/TOTO株式会社/リョービ株式会社/ヤマザキマザック株式会社/株式会社熊平製作所/三浦工業株式会社●電機・情報通信機械器具株式会社東芝/三菱電機株式会社/株式会社リコー●その他旭化成株式会社/株式会社クラレ/三菱レイヨン株式会社/三菱化学株式会社/出光興産株式会社/大日本印刷株式会社□電力業中国電力株式会社/四国電力株式会社/住友共同電力株式会社□運輸業西日本旅客鉄道株式会社□その他宇宙航空研究機構
福谷 和之さん
将来の進路
OB & OG VOICE !
製造業を中心に高就職率を実現知識と実践力を備えた人材は,各企業から高い評価を得ています 卒業生の約7割が,大学院へ進学しています。学部卒業生の就職先は,重工・鉄鋼・造船関係の企業,一般・産業機械メーカーや自動車メーカーなどもの作りに携わる企業が主流ですが,電気,情報通信機器化学工業といった幅広い業種への就職の道も開かれています。第一類で機械システム工学を系統的に学んだ卒業生たちは,エンジニアや研究者としてさまざまな領域でグローバルな活躍をみせています。
自分の適性・能力を考慮して第一類を選択 地元から近いこと,そして自分の適性・能力を活かせる分野だと考え,第一類を選びました。大学時代は,「耐摩耗性に優れた窒化層の生成」をテーマに,アルミダイキャスト型の耐摩耗性を向上させるためには,どのような表面処理が適しているかを研究。表面処理に時間を要するため,被膜の評価とどの特性がダイキャストの摩耗に効果的か,までは実施できましたが,1年間の研究では成果を出すのに限界を感じました。
携わった仕事が製品として誕生する喜びを実感 これら第一類で学んだことを活かしたく,マツダ株式会社に入社し,設計と製造を経験。設計の部署では,自分の描いた図面が製品化され,実際に街を走っているのを見た時に仕事の喜びを感じました。製造の部署では,自分が携わった業務が製品に反映され,精度の高い車が完成した際の充実感が大きかったです。狙い通りの成果が出ないことや,製品に対する理想と現実のギャップなどもありますが,
それらを含め,“モノづくり”の醍醐味だと受け止めています。
学びながら得意分野を熟考するという選択肢 学生時代,“モノづくり”という仕事は,自分の業務を淡 と々こなすイメージがありましたが,実際に社会に出て感じるのは,どの部署も人とのつながりが重要であること。多くの人間が関わり,対話しながら一つのカタチにしていくことこそ“モノづくり”だと思います。これまでは,金属材料や溶接,機械加工など車体領域に特化した仕事を行ってきました。今後は,塗装や装備部品なども把握して,車をトータルで考えられるマルチエンジニアを目指します。
マツダ株式会社本社工場 車体製造部 第2車体課
第一類 生産システム工学課程 2007年度卒業山口県立徳山高等学校卒業
研究室紹介
Close-Up! Laboratory 機械と人間とのベストな関係作りをコンセプトに,次世代エネルギーや環境問題を考慮し,専門的な研究フィールドを形成しています。機械の材料に関する工学を始めとして,熱工学や気体力学といったエネルギー工学,設計工学など,各研究室では,これからの機械システム工学をリードする最先端の研究を実践しています。
衝突の安全性を材料が持つ優れた特性で確保する 自動車や航空機などの輸送を目的とした大型構造物は,生活に不可欠なものとなっています。近年,これらの大型化,高速移動化,運行スケジュールの過密化によって,衝突の危険性が高まってきました。 そこで,安全性確保のため,衝撃により荷重を受ける際の構造物やそれを構成する材料自体の強度,衝撃エネルギー吸収特性を高める研究を行っています。
多彩な発想とチームワークで爆発研究の世界一に 広い意味で反応性を有する高速流動現象が研究対象です。デトネーションと呼ばれている化学燃焼と超高密度プラズマにおける核融合燃焼とが現在の主要なトピックスです。 デトネーションに関しては,この現象の応用研究を進めるとともに,レーザーを使って点火する技術の研究も進めています。 核融合燃焼に関しては,数値計算を利用し,新しいプラズマ加熱法を中心に研究を進めています。
(順不同)
主な就職先(大学院含む)
噴霧制御技術と流体数値シミュレーション技術
西田 恵哉流体工学研究室郭 敏
教 授
特任助教
尾形 陽一
機械システム工学
准教授
エンジンの高効率・低エミッション化を目指し,液体燃料の噴射と微粉化,燃料噴霧の蒸発と混合気形成過程をレーザー計測や高速度撮影で解析,燃料制御のための噴射技術を開発します。 また水中推進機械などの流動現象を,流れ場と構造体の連成計算が可能な流体数値シミュレーションにより解析,機器の高性能化の研究を進めます。
液体容器を用いた制振装置転がり軸受振動と異常診断
非線形振動に関する実験装置
機械振動・音の発生の解明から低減へ 自動車や航空機などの輸送機械,電化製品などを設計する際,性能・耐久性,および快適な環境が要求されます。そのためには,機械に発生する振動や音をできる限り小さく抑えなければなりません。本研究室では,振動や音がなぜ発生するのかを解明し,その研究成果を活かして,高性能で快適な機械の実現を目指しています。
高減速特殊遊星歯車装置の開発特殊歯形歯車の研究 高減速特殊遊星歯車装置の開発
運動を滑らかに,正確に伝える 各種歯車や軸・軸受,ベルト,チェーンなどの機械要素に関する研究を行っています。特に,運動や動力を伝達する動力伝達要素としての歯車や摩擦伝動装置などに的を絞り,それらの強度や耐久性,振動・騒音,動力伝達効率,運動と動力をいかに滑らかに伝えるかという回転性能などの問題について,コンピュータシミュレーションによる理論的研究や実験的研究を行っています。
材料力学研究室機械システム工学
池田 隆機械力学研究室原田 祐志
教 授
助 教
関口 泰久 准教授
機械システム工学
永村 和照 教 授
池条 淸隆 助 教機械設計システム研究室機械システム工学
遠藤 琢磨 教 授
城﨑 知至 准教授反応気体力学研究室機械システム工学
岩本 剛 准教授
業種別就職状況
※2014年3月現在
進学:70.4%
建設業:1.9%
教育・学習支援業:0.9%公務員:0.9%
学術研究専門・技術サービス業:0.9%
その他:2.8%
専修学校・外国の学校等入学:1.9%
製造業:17.6%電気・ガス・熱供給・
水道業:2.8%
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09 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 10
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)日本の未来を支えるもの作りに挑戦
学びながら得意分野を伸ばすうちに見えてくる未来
□製造業●重工・鉄鋼・造船三菱重工株式会社/株式会社IHI/川崎重工株式会社/JFEスチール株式会社/株式会社日本製鋼所/日立造船株式会社/三井造船株式会社●輸送機械器具スズキ自動車株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/本田技研工業株式会社/マツダ自動車株式会社/三菱自動車工業株式会社/日野自動車株式会社/株式会社ブリヂストン/ヤマハ発動機株式会社●一般機械器具株式会社小松製作所/ヤンマー株式会社/コベルコ建機株式会社/日立建機株式会社/バブコック日立株式会社/井関農機株式会社/TOTO株式会社/リョービ株式会社/ヤマザキマザック株式会社/株式会社熊平製作所/三浦工業株式会社●電機・情報通信機械器具株式会社東芝/三菱電機株式会社/株式会社リコー●その他旭化成株式会社/株式会社クラレ/三菱レイヨン株式会社/三菱化学株式会社/出光興産株式会社/大日本印刷株式会社□電力業中国電力株式会社/四国電力株式会社/住友共同電力株式会社□運輸業西日本旅客鉄道株式会社□その他宇宙航空研究機構
福谷 和之さん
将来の進路
OB & OG VOICE !
製造業を中心に高就職率を実現知識と実践力を備えた人材は,各企業から高い評価を得ています 卒業生の約7割が,大学院へ進学しています。学部卒業生の就職先は,重工・鉄鋼・造船関係の企業,一般・産業機械メーカーや自動車メーカーなどもの作りに携わる企業が主流ですが,電気,情報通信機器化学工業といった幅広い業種への就職の道も開かれています。第一類で機械システム工学を系統的に学んだ卒業生たちは,エンジニアや研究者としてさまざまな領域でグローバルな活躍をみせています。
自分の適性・能力を考慮して第一類を選択 地元から近いこと,そして自分の適性・能力を活かせる分野だと考え,第一類を選びました。大学時代は,「耐摩耗性に優れた窒化層の生成」をテーマに,アルミダイキャスト型の耐摩耗性を向上させるためには,どのような表面処理が適しているかを研究。表面処理に時間を要するため,被膜の評価とどの特性がダイキャストの摩耗に効果的か,までは実施できましたが,1年間の研究では成果を出すのに限界を感じました。
携わった仕事が製品として誕生する喜びを実感 これら第一類で学んだことを活かしたく,マツダ株式会社に入社し,設計と製造を経験。設計の部署では,自分の描いた図面が製品化され,実際に街を走っているのを見た時に仕事の喜びを感じました。製造の部署では,自分が携わった業務が製品に反映され,精度の高い車が完成した際の充実感が大きかったです。狙い通りの成果が出ないことや,製品に対する理想と現実のギャップなどもありますが,
それらを含め,“モノづくり”の醍醐味だと受け止めています。
学びながら得意分野を熟考するという選択肢 学生時代,“モノづくり”という仕事は,自分の業務を淡 と々こなすイメージがありましたが,実際に社会に出て感じるのは,どの部署も人とのつながりが重要であること。多くの人間が関わり,対話しながら一つのカタチにしていくことこそ“モノづくり”だと思います。これまでは,金属材料や溶接,機械加工など車体領域に特化した仕事を行ってきました。今後は,塗装や装備部品なども把握して,車をトータルで考えられるマルチエンジニアを目指します。
マツダ株式会社本社工場 車体製造部 第2車体課
第一類 生産システム工学課程 2007年度卒業山口県立徳山高等学校卒業
研究室紹介
Close-Up! Laboratory 機械と人間とのベストな関係作りをコンセプトに,次世代エネルギーや環境問題を考慮し,専門的な研究フィールドを形成しています。機械の材料に関する工学を始めとして,熱工学や気体力学といったエネルギー工学,設計工学など,各研究室では,これからの機械システム工学をリードする最先端の研究を実践しています。
衝突の安全性を材料が持つ優れた特性で確保する 自動車や航空機などの輸送を目的とした大型構造物は,生活に不可欠なものとなっています。近年,これらの大型化,高速移動化,運行スケジュールの過密化によって,衝突の危険性が高まってきました。 そこで,安全性確保のため,衝撃により荷重を受ける際の構造物やそれを構成する材料自体の強度,衝撃エネルギー吸収特性を高める研究を行っています。
多彩な発想とチームワークで爆発研究の世界一に 広い意味で反応性を有する高速流動現象が研究対象です。デトネーションと呼ばれている化学燃焼と超高密度プラズマにおける核融合燃焼とが現在の主要なトピックスです。 デトネーションに関しては,この現象の応用研究を進めるとともに,レーザーを使って点火する技術の研究も進めています。 核融合燃焼に関しては,数値計算を利用し,新しいプラズマ加熱法を中心に研究を進めています。
(順不同)
主な就職先(大学院含む)
噴霧制御技術と流体数値シミュレーション技術
西田 恵哉流体工学研究室郭 敏
教 授
特任助教
尾形 陽一
機械システム工学
准教授
エンジンの高効率・低エミッション化を目指し,液体燃料の噴射と微粉化,燃料噴霧の蒸発と混合気形成過程をレーザー計測や高速度撮影で解析,燃料制御のための噴射技術を開発します。 また水中推進機械などの流動現象を,流れ場と構造体の連成計算が可能な流体数値シミュレーションにより解析,機器の高性能化の研究を進めます。
液体容器を用いた制振装置転がり軸受振動と異常診断
非線形振動に関する実験装置
機械振動・音の発生の解明から低減へ 自動車や航空機などの輸送機械,電化製品などを設計する際,性能・耐久性,および快適な環境が要求されます。そのためには,機械に発生する振動や音をできる限り小さく抑えなければなりません。本研究室では,振動や音がなぜ発生するのかを解明し,その研究成果を活かして,高性能で快適な機械の実現を目指しています。
高減速特殊遊星歯車装置の開発特殊歯形歯車の研究 高減速特殊遊星歯車装置の開発
運動を滑らかに,正確に伝える 各種歯車や軸・軸受,ベルト,チェーンなどの機械要素に関する研究を行っています。特に,運動や動力を伝達する動力伝達要素としての歯車や摩擦伝動装置などに的を絞り,それらの強度や耐久性,振動・騒音,動力伝達効率,運動と動力をいかに滑らかに伝えるかという回転性能などの問題について,コンピュータシミュレーションによる理論的研究や実験的研究を行っています。
材料力学研究室機械システム工学
池田 隆機械力学研究室原田 祐志
教 授
助 教
関口 泰久 准教授
機械システム工学
永村 和照 教 授
池条 淸隆 助 教機械設計システム研究室機械システム工学
遠藤 琢磨 教 授
城﨑 知至 准教授反応気体力学研究室機械システム工学
岩本 剛 准教授
業種別就職状況
※2014年3月現在
進学:70.4%
建設業:1.9%
教育・学習支援業:0.9%公務員:0.9%
学術研究専門・技術サービス業:0.9%
その他:2.8%
専修学校・外国の学校等入学:1.9%
製造業:17.6%電気・ガス・熱供給・
水道業:2.8%
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11 Faculty of Engineering, Hiroshima University Faculty of Engineering, Hiroshima University 12
Cluster 1 (Mechanical System Engineering)日本の未来を支えるもの作りに挑戦
研究室独自開発の試験装置による材料実験
人々と協調し融合する自律システムを目指して 人工物の自律機能に焦点を当てた先端領域の研究を展開しています。集合知能に代表される創発的計算論の基礎から,人工物群の計算機シミュレーションや分散計算環境の構築,マルチロボットシステムによる実機実証まで,幅広く議論しています。 また,近未来社会を想定した実世界と仮想世界の融合系に着目し,進化ロボティクスや価値創成システムについて探求しています。
機械システムの高性能化,知能化を目指す工学 人や動物が自在に動作できるのはなぜでしょう? それは,脳が筋肉を効果的に「制御」しているからです。電化製品やロボット,自動車,工場などの機械システムも同様で,これらを自動的に思い通りに動かす,すなわち制御す
るには,最適な制御信号をコンピュータで作り出すこと(機械の知能化)が不可欠です。 本研究室では,そのための理論と応用研究をしています。
ハイテクを支える材料や設計,成形加工の先進的研究 先進材料の力学的挙動の解明,それを考慮した高信頼性設計技術の確立,そして,材料を形ある製品にする成形加工技術の開発に関する研究を,独自開発の実験装置やコンピュータシミュレーションを駆使して行っています。 いずれも「もの作り(鋼板のプレスによる自動車ボディの製造など)」において重要な基礎的研究であり,ハイテクを支える先進的研究です。
ものが壊れる原因を探ろう! 新しい表面を創ろう! 永遠に壊れないものを作るのは難しいけれど,傷付きにくく壊れにくいものを作るのは可能です。それには「ものが壊れる」仕組みを理解することが大切。私たちは,この仕組みを研究し,より壊れにくい新材料開発を行なっています。 また,最も傷付きやすい材料表面に,高機能な皮膜を成膜することで,傷付きにくい新表面の創出にも取り組んでいます。
原子サイズで見て,調べて,新しい機械材料を 機械システムの材料は,エネルギー変換材料から構造材料まで広範囲にわたっています。現在,材料開発も環境・資源問題,温暖化ガス削減など,地球規模で問題を克服する必要があります。 材料の機能を極限まで高めること,再使用可能なこと,生産工程と使用中に発生する温暖化ガスを極限まで減少させることなどが必要で,我々の原子サイズからの研究手法が適しています。
材料にこだわり,未来を変える 機械材料の開発を通じ,地球規模での環境調和を保ち,夢のある未来を築くことを目標にしています。そのために,機械に使われる構造材料や機能性材料の材質最適化を図っています。 具体的には,原子レベルまでの材料組織の制御,材料内部の現象のモデル化,新しい材質制御プロセスの開発などを通して,材料工学と機械工学の複合領域の問題を追求しています。
「高速遠心成形法」は本研究室で開発した技術で,関連特許を多数取得しています。「射出成形技術」「マイクロ波焼結技術」を活用して,ハイテク材料の開発も行っています。 また,新たに「樹脂と金型の融着対作製技術」を開発し,樹脂射出成形用金型の評価解析を行っているほか,「CPT法」という新解法を用いて,固体・液体の統一シミュレーションスキームを開発中です。
ものを「作る・解析する・解明する」ための研究開発を
材料を「つなぐ」新しい技術を一緒に創ろう
篠崎 賢二材料接合工学研究室門井 浩太
教 授
助 教
山本 元道
機械材料工学
准教授
松木 一弘材質制御工学研究室 教 授 崔 龍範
機械材料工学
助 教
菅田 淳材料強度学研究室曙 紘之
教 授
助 教
加藤 昌彦
機械材料工学
准教授
自動車や船舶,高層ビルなど,あらゆる製品において,材料・部材を「つなぐ(溶接・接合)」技 術 は,安全性・信頼性・性能を左右する根�