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Kobe University Repository : Kernel タイトル Title フランク・S・クレスウェル著『ホッケー』(1890)の解題と翻 (Frank S. Creswell's Hockey (1890) : A Bibliographical Introduction and Translation) 著者 Author(s) 秋元, 掲載誌・巻号・ページ Citation 身体行動研究,4:47-55 刊行日 Issue date 2015 資源タイプ Resource Type Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 版区分 Resource Version publisher 権利 Rights DOI JaLCDOI 10.24546/81008907 URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81008907 PDF issue: 2021-01-24

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Kobe University Repository : Kernel

タイトルTit le

フランク・S・クレスウェル著『ホッケー』(1890年)の解題と翻訳(Frank S. Creswell's Hockey (1890) : A Bibliographical Introduct ionand Translat ion)

著者Author(s) 秋元, 忍

掲載誌・巻号・ページCitat ion 身体行動研究,4:47-55

刊行日Issue date 2015

資源タイプResource Type Departmental Bullet in Paper / 紀要論文

版区分Resource Version publisher

権利Rights

DOI

JaLCDOI 10.24546/81008907

URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81008907

PDF issue: 2021-01-24

研究論文

- 47 -

身体行動研究 4 : 47-55, 2015

フランク・s・クレスウェル著『ホッケーJ(1890年)の解題と翻訳

FrankS.C四四'ell'sHocJn吃y(1890):A Bibliographical In回 du由。n岨 dτ'ranaIa1ion

秋元忍-

SlrinobuAKIMaro合

.ABSTRACT: wi曲也S母国odoflw<担理.at也a岨rlof也.ni皿箇岨出国n畑町岨d佳凶 h園田:pansi皿 d仕組酔血.in

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malepJ.,.田弘

1.は巴めに 表 1 1914年以前のホック」書

19世議球以降のイングランドにおげるホッケーの普及比、タしム匁 曹捕者,イトル

の実揚板液封Eと共に、多数のホッケー番目出血を伴った.表 1は、

1914年以前(J).{ングランドにおいて、ホッケ}のみをその内容とし.. 00 E 皇 CIT1!wellH岨;-!my(MA防

て出版された著書を列記したものである.中でも、フランク.S . 189:' H. F. S"".,ul>y, flockC'y

クレスクェル著『ホッケー』檀中下蘭醐)は、以下回阜で注目され 1酬 J. N. 3m;.h, P. A. Hoboon, lIockey: Ni"'Qru;-.~1 <~"d Pr""tica/

る。揮1に、本省持団OIま、ホッケーのみを量ったイングランド最初 1醐 F. de L. Solbe, /1",,,, 011 1I000k"."

の単著であった。第2に、初版出版以降、瑚抱毎張、 1鋭16毎唱臣、 止2金Q ~'. S. CrE 骨 ",du}"ι)/",v〈斬陪D

1醐年版において三度瑚Tさ九仕蜘輔副院された、他に倒を見な1伺 t W. 1-'. l' ickerinil . llockeJ' 五òr L-~die"

V著書であった.よって卒唱和改由寺にi由記、削除されるべきと考190.1 Edith Tho",.,oo", Nocke;.1' "'...~ O,,,,,e '01" 11包men

えられた内容比同時輔のホッケー普且の特唖を'00映している可能

性がある。量計研究においては、ホッケー関連書輯に附する成果の1同, S. Tebbutt. A. T"bbutt. Dic白 ol",,")'oflIockey Huj~."

蓄相tがあるものの心、個別冊ホッケ}奮の置宜島村容の変化持aその章 止良金昼 ~'.S. Cr圃w.IL 11O~.pv ( "9: :'1 凪白

嗣乙ついて出検討されていない.以上から、本相究l~ 本書頓版か 1関 7 H. L. so"rk" (ed.). lJ,剖 ckey舟'r.II""""dII"mell

らlJl(泡今菰までの配述内容明断固もホック」仮増加量程回特轍 1醐 ιE. ¥Vhi.e. The Comp!c(e Hock"J' PI .... ,菅 r

を桟附一る研賓のための輔勧告4槽として、同時臓崎閣と番駅II単身主 s ~(両相官『 掛D

を行うことを目的とした.プロティッシュ・ライブラリー珊貨マイ

クロフィルム版の本靖時晴置を、備砲t概駅の底革』とした泊。1910 Eric 1-1. Gr.....n, Te.wbockoilfockey

1912 Eric H. Gr.,.,,,. E. E. ¥Vhi.e. Hockey

事神R

- 48 -

身体行動研究 4 : 47-55, 2015

2.解題

以下、。著者フランク.s.クレスウェルについて、2l出版の背景、

3)章構成と概要抑制ミら、本書棚 (18何年娘、以下「事淵胞と

表詑オる)の骨組を行う。

2. 1.著者フランク .s・クレスワェノ凶とついて

クレスウェノレは、1割強年に設立されたホッケーアソシエーション

の名誉蝉輔桧計を、設立後聞もない1鉛 7周年のシ]ズンから務

めた。1888年のノレールブックに掲載されたホッケ」アソシzーショ

ン役負一覧個1)$の末尾には、同職担当者として、クレスウェノレ

の名科目されている。担版E湯割眠(図2)~の著者表記は「フランク­

B ・クレスヲェJレ、ホッケ}アソシエーション名誉幹事」となって

いるa

巧O@l{~JI.. fjSSO@Ifj(oIOn @OIDIDI(o届¢ε

ー-,-PItJ:,'SID1:IN'1':

H.RJt, PRIWCE EDWARD OF WALES, K,G, YICE.l'RESIDEN7'S

~._~. .AG~U_ E'. O. POPE (W皿 Iblcd.onH.Q.). IロriD.Ooll.C岨 n.o.).

-A. E 玄Z田 Il:DY

開 IJloaeyH.O.) O. Ho)医:m~s.u.u.r

(Wlmbl組。n'X.O.}.E. H. "N.uur

~lIlin8 n.O.) REv. Hx拙 ::'m.TBULL

(Wt""句"か叩蕗錨宮町E. BROOXU.

。Ul'~ton.B.C.J E. G.GALL01'

('l'rtn 白U~ C/I時出品 11.0・LE. E. ""':画苫征~

(T~ddlnatcu B.O.). LOUl6 ALLiN

(WCoj KtJ:l.tll.O,)

F.JI,ANlt S. Cll..aSW!!I.L, II叩 s.. 曲".回a・"~.

,~‘.""、 Wimbledon. S.W,

図1 ホッケーアソシエーショ L殺員一覧 (1888年)

V冒目

F晶Eb

M回目

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L i、也、

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Pilil一l じ

図2 初版表紙

図1に示した1888年のホッケー7:/シェーション役員一覧には、

名書幸樽兼会計への照会先として聞7が備目されていることから、

クレスワェノレがロンドL勿外のワインプノレドンに在住していたこと

泊坤l明する。クレスウェノレは、 1飽6年のホッケーアソシエーション

設立を主導したクラプの一つ、ワインプルドンホッケークラプ

(1民泊年設立)のメンパーであった。総合スポーツ新聞 『フィール

ド』のマッチレポートから例を挙げれば、 1885年 12月に行われた

対ケンプロッジ大学トリニティカレッジのゲームではハーフパック

として、また 1886年 1月の対モーiJ.r:ジ}戦では右のウイングとし

て、クレスウェノレは仕場している@。

1890年には、クレスウェ川宣筆の署名入り書舗を用いた、スラゼ

ンジャー社のホッケーボールめ広骨が、総合スポーツ雑誌 『パスタ

イム』に掲載された(図 3)"'.。彼は、同社の新しいポールを、ホッ

ケ」アソシエーションの名誉構事という立場を明示して朝唖脅してい

る。「昨年の北部主席音so;棋創こおいて御社が提供したボーノ1.-1,;1:+分

な満足をもたらしまし士。最良の白色皮草製ポーノ叶こは確か相l点

がありまTo15分もプレイすると新品の赤いクリケットポールのエ

ナメノレがほとんどはげてしまうことはよくありますが、街牡のポー

ルのエナメノレは見書に残っていま七」スラゼンジャ}樹立、当時の

ホッケーアYシエーション名誉幹事兼会計であったクレスワェノレの

発言問影響力I~期待して、彼の書簡を広告に用いたのであるう。

以上から、タレスウエノ同士、事臓の出版時において、主要クラプ

のメンバーとしての経験を有する、ホッケー界』とおいて著名な統括

組織関係者として、一定の彫響力を持り人物であったと言えよう。

2. 2. 吐版併損

当時の出版情報誌によ酌凶f、事臓は、 1艶抽年の 7月後半に、ジ

ョ}ジ・ベノレ・アンド・サンズ社によるスポーツ叢書 『オ」ノレ・イ

ングランド・シリース1の一巻として出版された叱なぜこの時刻

に同叢書が出版され、ホッケー書が含まれることになったの語斗こつ

いては、同年8月に同社が出版した、アーネスト・ベ凡編『アスレ

チック・スポーツの手引き I.liimdl町並afA品letic尋問胡第1巻』

(以下 『手引き』と表置する)から考察可能である叱 『手引き』に

は、クリケット、ローンテニス、テニス、ラケッツ、ファイブズ、

ゴルフ、ホッケーの各冊数の概説が肺凪されているが、ホッケーの

内容は、初版と全く同じものであっ士。つまり、『手引き』の前書き

において、轟諸のベノレが rrオ」ノレ・イングランド・シリーズ』とい

うタイトノレで同時に分冊出版されているものの1.81.廊門」であると述

べているように、 『手引き」は、同」ノレ・イングランド・シリーズ』

の各巻を合冊したものであった。また、ベルは 『手引き』出版の意

図を以下のように説明しているが、これは華版の出版の背景として

読み春えることができる。

r1つの有名な叢書割除くと(それ,j-;t取り扱うテーマと価絡の両

方で、主にベテラン競技者と富裕層の読者に受けが良いものではあ

るが)、テーマとする価値のある手引きを提倹する体系的お試みは、

これまでのところ全く見られなかった。・・・簡易tjj苦慮で、各分野

の権威と呼ぶにふさわしい卓越した著者たちによる各ゲームの明瞭

な説朋を、初ι暑と畢練プレイヤーの両者にとって有用なものとな

るであろう実践的な指導、手引きと共に示すことを目的としてい

る。J" ここでベ"Vllヰ樹脅する I有名な叢書」とは、 『オ」ル・イングラン

ド・シPーズ』に先行した『パドミントン・ライブラリー』を指し

- 49 -

秋元 : フランク ・ S ・ クレスウェル著 『ホッケー』 (1890 年) の解題と翻訳

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また『バドミントン・ライブラリー』にはホッケーが酔反されて

いないが、同軍書の編背ヲトソンtl:.その理由を以下のよう10連ペ

ている固 rr.ベースボール、ラクロス、ホッケー、その他誠誼過に関

する本相アイディアを私たちは検酎したが、+合同晶、幡租に訴え

るものではないため却下した.J'"ワトソンι相現に従えば、これら

のスポーッをまとめた~脚本富裕層の=ーズk合量しないとみな

さ九づいに 『パドミントンライブラ!J-JとLて冒まれること

はな方円ιこれに対し、ニュースポーッとして普及しそ円あった

ホック」を自品目叢書記含めた4レの噂酷は、明ら剖とヲトソンと

は異なってい丸崎町よる謬枕なスポーツ叢書と 拝 引き』の出

厩の背景1司弘成甜を収めていた 『バドミントン・ライブラリー』

への明確な対抗車置があった.r小さな出版社はより動価な蟻書を刊

行したa・・・ジョージ・ペル・アンド・サンズは国初年より 4巻

からなる 『アスレチック・スポーツの手引き』を喰肝したが、繋曜

も財布も隈られた人たちのために、彼らはまたそれ企1冊1シロン

グの17冊の分冊として手に入るようにしたaアフラロ但G.A1IaIo

-""'"或静岡'"af!j聞耐の編輯秩元副とヲトyンがジエントリ

ーと上層中柵臓に狙いをつ}ナていたとすすも民とれらのより小さ

な叢書は、事署員とその剛間たちに向けられたものであった""'と

ロヲーソンが指情するように、板販は、足唱なスポーツプームに対

応した出血祉による、廉価で実臨的な帳番昨イ巻であったと宵えよ

う.

2. 3 章糟暗と概要

広告を除くと、観班の本文立金 18ページであった.写真は含ま

れず、「グラウンドの区画」が唯ーの掲載掴であった咽後年の各改訂

庫との章構武ページ数の比盤(表 2)から、簡潔な技術解税警と

ホッケーポ~Jvm告 (1800年)

ていると考えられる.1酷 5年から刊行が開始された『パ戸ミント

ン・ライブラリー』は、全国巻からなる掛合スポーツ叢書であり、

その顕著な特樹立「官報調の務者'I~空けが良,\-'J テーザと値轄にあ

った.r苛」ル・イングランド・シリーズ』は各噌1シリング個4

参照、ホッケーはさらに半額の 6ペンス)であったのに対し、 『パ

ドミントン・ライプラリー』の値抽は各巻 10シPング6ベンスで

あり、両叢書の幅格畠ま10倍を超えていた.

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スラゼンジャ}社園s

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相臓に掲載された 『オ」ル・イングラン戸・シローズ』広告図4

- 50 -

身体行動研究 4 : 47-55, 2015

しての初放の特徴が明らかであろう。

表2 華版から 1009年版までの章構成とページ数

1縦抱年謀〈鈎寵} 1到。委事躍{綾親} 1!掛華字額{奪実前額)!盟組委事寵{再開度軒韻)

疹 ヨ F客 急 F事 I IF事 a

グラウνド , グラウシ事 , グラウシド 4 iグ哲ウνド d場

トル , 組人総" 自 個人袋線 畠 l'姐λ搭鼻 g

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アウヤモ>1ドレフト ヨ6 7~ト守'Fレヲト ヨ吾|アウトザイf!j...7ト" <>サ<1'ライト M イシゆイドライト 謁|インサイドうイト 調

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" ア"をイア 41 1"シパィァ " ゴe一州時,凶L制

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女性のホヲケ泊四" "舎のゆ2ケ凶 梢|女性榊"か 総

ヂムo,νール 線 ヂムro~", 縛:JY-~レ "

初版は、 F字、グラウンド、ノレーノレ、アンパイア、プレイ、ゴーノレ

キーノ{-、ノ':::7夕、ゴーノレキ}パ}なしのプレイ、フォワード、連

係プレイの計随筆から構成されていt:o「序jにおいて、若者グレスウェノ川、;J:, rMら語明日々の織を持っ

ている人々Jrたったの2,3日でも働けなくなったらピジキスに支

障をきたすj人々をホッケープレイヤーと見なしていた奇想定され

た読者層も、おそらく同様に、中流階級の人々であったと見てよい

だろう。勝、てー脚力なゲームの特徴について概説されているが、

その内容はアソシェーション・ゲームに限定され、当E教日られてい

たもう一つのホッケ]の犠えユニオン・ゲームについては言及が

見られなv¥ユェオン・ゲ}ムとは、アソシエ}ション・ゲームに

反対する一語部、ブリストル周辺を拠点として 1887年にi組織化し

たタ」ムの様式であり、18泌年のナショナノレホッケーユニオ消轍

に至るまで、イングランドには、 2つの異なる組鰍じされた男性の

ホッケ}のグ}ムが併存していた曲。初版におけるホッケーとは、

タレスヲェんが設:員を務めるホッウ~ーアソシエ}ションのJ;'-ムを

専ら意味していた。

以 F、グラウンドの包商法、ノトサレブックの入手法、アンパイア

のあり方、プレイの進め方、プレイヤーの配置法、各ポジション論、

樹 Tの連係プレイの説明等、アソシ官三}ション闘ゲームに関する各

事項について、プレイヤーとしての、またホッケ)アソシエ]ショ

ン役員としてのタレスウェルの経験に基づく両親見方鴇軒、ている。装

具号樹主のゲームに骸ITる説明l士、初版にはまだ記述がみられなv¥

111腕士、男性向げの、著名な総括組織機係者による、アソシτーシ

ョン・ゲームの概説書であった。

3.翻訳

以k哨轍~::::'飾、て、初制て立の全釈を以下iE示す。

近年苦情守してきた多くの人気のあるゲームの中で、ホッケ叶まそ

の一番手にあると言うことができる。おそらく過去 30年の問に学

校へ通った経験のあるものなら誰も#清正明できるように、それは新

しいゲームではない。だ由主いにしえの労了、生徒のホッケ}は、現在

のゲームの生湘ではあっても、アソシエーションノL---んによって行

われている今日のゲームとは相当異なる。敵がたまたま不lEな担H

tthew四沼富 sideHこ入って来る皮に、スティッタでその散のすね

紬;,,)を酎jする絶対的な選択権がプレイヤーに残されていたとし

たら(長し潤シエング由主副将として知られていた行為)、それは

ほとんどの人がその現実ヰ結果を直視しようとしたがらないひどい

折線の手段となっていただろう。大体ホッケ}プレイヤ}は忙しい

人であり、何らかの日々の織を持っている人々である。そのような

人々にとって、たったの広 3日でも織はなくなったらビジネスに

却障をきたすので、事裁はなおさら諜喜朗jである。それゆえ、もしホ

ッケーの最良の側溝われないなら、ゲームがより安全なものにな

ればそれだけ人気を得るのは当然である。おそらくゲームを安令な

ものにするのは簡単だろうが、安針生が確保された後には、オリジ

ナノレ・ゲ}ムが台無しになりはしないか、ということが問題となる。

例えばホッケーの場合なら、中空のゴムボーノレと、正規のスティッ

クの代わ切に騒い歩行期ステッキ(0阻怠)を使うことにしよう。安全

にはなるだろうが、ゲ」ムはどうだろう語、

しかしこの童話討生の階灘はとても重要であり、ここ 2、3会←ズ

ンの問、現存する危険な側面の助長を除去しようと努めると同時に

それを言j干していこうとするホッケーアソシエーションの委員の頭

は、この点でひどくいっ1ま九、だった。皆が知っているように、経験

の増加にともなって新たな苑股が起こるのは多くのニューゲームの

常である。これらの新たな発展l立、時には少しも望ましいものでは

ないこともあ弘もしそうであった時にはそれをチ且ツクすること

が正式に承認された当局の責任であり、そうするべきである。ホッ

ケーも例外ではなく、既iとある、もしくはいまだ助長されている危

険な要議に関しては、今後続く数年間のうちにホッケ}アyシヱ}

ションは望ましからぬ発展のチェッタと既iとある欠点の訂正につい

ての一連の仕事を行うであろうと考えてよし九

我らがイングランドの屋外スポーツとヂームに関して広〈認めら

れているように、ちょっと危険なところがなければ真のすばらしい

ゲ}ムをすることはできない、ということを認めるとはいえ、それ

でも創蜘1;4喋のゲームを損なうことなく避けられ繰る時には、そ

うしないことはばかげてお号、同時に無益なことである。したがっ

て、いまだにホッケーは育ってみれJ説話盤期にあるのだから、その

ゲ}ムに興味を持つものは持、よって立つノいづレの懐単な検討によ

ってゲームのおもしろさを進展させるようベストを尽くすべきであ

る、と私1';)主張する。そしてもし提案があれば、それをアソシエ}

ションに諮るべきである。彼らは喜んで聞き入れるだろう。

危険という問題とともに、私は最慈の、そして五竣に富むアクシ

デントの事例のひとつを述べねばならない。これはポールを打つ際

に、スティックを肩より上にあげたり振り同した号することなl!意

に介さないことである。これゆトノレ上殺とされている。しかし、

多くは故意ではないにせよ、それでもノいーノレはあまりに多く破られ

ている。この点は後に俄れるが、これを機に、韓憾に「肩よ母上に

スティックをあげない」ことに関してではなくて、「スティックJに

演してアピーノレされた時にアンパイアに制止される危険を冒すこと

なく、ハードヒットしたときと同じくらいの強打を得ることをスト

- 51 -

秋元 : フランク ・ S ・ クレスウェル著 『ホッケー』 (1890 年) の解題と翻訳

ライカ-I~可棺Eするためト行われるロ〆グ・司Eクイyグ弘温e

虫卵場判イス 3吋ィーピJグ....何岬唱にい〈吋吻

程幸世保したー、 このそヲイシグストロータ肱週阿宅島伊これを

破諭す<<制四回しているkせ.1:,.<謁議される~き,司魁骨である.

このストロータ同企〈徹められるものではなも、.そしてそこに'"非

帰されるべき多〈のものを椅ちあbせてーも.とのやり方でポーレ

を打っときに問実まった鋼齢制匹見色れる.金""1;::.あ拶る『スクープ』

になり、・削除'N1;湯温め依繍大オる.ここでアオヲートプレイキ円.

ポ』凡のすぐそ閉口喝のを姐.しよう.その樽・・w_フパタ

タと肉N 泊、¥そのプレイヤ}肱治弐たばかりのとのやり方でス

ドロタした.よってが必d司浮いたもしが外"'7ォヲ ドプ

レイや4明帳守唄め. ..,てま。すぐ明臥,できたらひ2いアクシデ

シトから徴金敬う方曽嗣市町もな向、網"と 多分実誕のプレイやイゴk

省副肱ヲッシ,の僑わりに測附されてしまうから、ボトル伯喝耐可返

ってくる遮さからして、ひらりと身量治ぜ矛した切、よけ7目するこ

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ここまで、やや長々とタ」ム¢涜姐備とそ来、てを々てきた玖それ

肱蝿加、と恩,人もいるかもし制加、 だおえます最地金'凶婚

後のハ〈っかを・せたの~.訟はそとに優し明白盤カ金差し侠むう

JとするL、合噌る志向からも貸す凶ただろう.都通~私の意見ロ.録ま

でりρてきて〈れるかを寝泊乙司作隈めねばならな旬、もしホヲク」

両拡入団uなげれ広忠師、〈吋吻グーふのプv.イ吐闘を銀

タトさせて憎しも、 sつもをオ時£結集に入りを見つけるのに創f;)で

あろう.そ¢時島、プνイヤL信'Hl剣伸しないようで表オUヨ"艇に

あきらめてもら‘、個腕より優しヤ咽能停叶副旬させよう.,いうの

民 .. ホ7ク」プνイヤ』にすること怯できなもゆら?ある.も

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制泌要なヂー」咋慣れて丸いる人なら徹でもホヲ争令始めるこkができる.そ柑まタPケットに必要怜闘のE現さと フットポール

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久3旬、勇気ど阿保に必要とされるものであり、相腹題処恒星伐慌た

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れて芳、..,降タラプZ桐噂防ι輔、もしくはそす叫ん上のヨ"...河

- 52 -

身体行動研究 4 : 47-55, 2015

意しているだろうが、それi首都問料、計6ペンスという得々の値

段で鱗入できる。

アンパイア

可能なら、すべての試合においてアンパイアは2人いて、各ザイ

ドに 1人ずつ齢れるべきである。偶然にもアンパイアが1人しか

いないことがよくあるが、その弱損害は重要なので、やはり割り当て

られるのがよりよいやり方である。雨アンパイアはゲームの完全な

知日識を持ゥペきであり、またアピーノレがあった時にi対幾敏で素早い

決定ができるよう備えているべきである。先日のホッケーアソシエ

ーション特却陵員会 (1800年4月)を通過したルーノレ19への追加

により、各アンパイアはグラウンドの半分を占め、半分だけに判定

を下すことが決定された。グラウンドi立、グラウンド中央を通って

サイドラインと蕊角な線によって分割される。アンパイアはハーフ

タイムに主議されることはなく、ク」ムを通して同じサイドの事肢

を続ける。これはレブエロ}の必要拡をかなり小さなものにするが、

レフ思ローが任命されている時は、重要な試合昔苛7われるときはそ

うされるであろうが、彼の訣淀主語3最終的なものとなる。使刺な小冊

子『アンパイア、レブェ9-の手引き』は、ホッケ}アソシエーシ

ョンによって革認さn.曾月のノいづレブック!e:載ることになってい

る。

プレイ

ホッケーのウL ムにおけるプレイの本質について言われているこ

とは多川敷側プレイヤ}に刻する考え方は、イ7'-ムがはじめて衆

国に知られるところとなって以来著しく変化し、さらに言うなら、

いまもいろいろ象化しているが、個々の各プレイヤ}のポジション

と義務に関して妥当ないくつかの毘鮮があると私は考えている。

各サイドは 11人のプレイヤ}からなる。

プレイヤーi叫A下のように件置する。

ゴールキーパー:

スリークォ-.;tーパック:通常2人で策2列目のディフェンスと

呼ばれるc

ハーフパック目もしくは第 13司自のディフェンスI土、その数i立3

人で、 1人l立中央州出グ湘ま各サイドに位置する。

フォワード・ 5入。 1人i土中央に、そして各サイドに2人ずつ、

ハーブパックの前方に配置される。

それぞれのサイドのキャプテンがゴ-J¥-i翻一、のト3えをし、「ブロ

ーjによってゲームは開始される。ポーんは中心のマーク仏)!と

置く。各サイドのセンターフォワードはボーノレと自陣ゴーノレライン

との間に立ち、グラワンドと散のスティッタとを交互に31到打ちあ

わせ、その後ポールはインプレイとなる。どちらかが直ちにヒット

しでもかまわない。

ポーノレがインプレイになったら、各サイドのフォワードはドロブ

ノレとパスによってボーノレを敵のストライキングサークルに持ち込み、

可能なら得点を対もようと全力を尽くす。

「プリ-Jが生じた時立、各プレイヤ}は自陣ゴ}ノレラインとポ

]ノレとの間に位置せねばならない。

攻撃{則のプレイヤ}によってポーノ同tゴーノレラインより後方に出

された時は、ポーノレはデッドであり、ボーノレがゴーノレラインを苦手]っ

た地点から前方に25ヤード以内に置主寸t,rブリーJによって再開

される。

守備側のプレイヤーによってボーんがゴーノレラインよP後方に出

された時、もしくは攻撃側のプレイヤーの1人によって釘たれたボ

ーノLぷゴールラインを超えるか、や備憾のプレイヤーやスティック

をかすめてボーノ同2出た場合には、「コーナーヒットJ1,)1喫求される。

「コーナーJが認められた時、ディフzンス側i士「ペて自陣ゴ}ノレ

ラインより後ろにさがり、オフェンス頓IJはストライキングサークル

より外側に位置しなけれJまならなしL全員がこの位置に着いたら、

ボールはコーす、ーの草紡も 1ヤード以内のある一地点から、攻襲側

のあるプレイヤ}によってヒットされる。どちら調jでも、あるプレ

イヤヘまたは何宅金誌のプレイヤー地税く、素持、ストロータによ

ってゴ-Jレポストの閑にボーノレ針fてるように、ストライキングサ

ークノレ応外相の味方に向かつて、ボーノレは下げられる。ボーんがヒ

ッ卜されたら直ちに守備側はフォワードをラッシュし、冷静で堅実

なゴ}ノν、のショットを攻撃側に打たせまいとするだろう。

ポーんがヒットされるまでは、どちらのサイドもラッシュするこ

とはできなし"rストライキングサータノレJの内閣1庁、攻撃側のプレ

イヤーによってヒットされたボール以外は、得点に数えられな,,,

またたとえ守滞留jのスティックや人をボーノゆ宝かすめたとしても、

攻撃側のある選手がストライキングサークルめ舛ト側からヒットした

ボールは得"~に数えられj品、

コーナーは得点として数えられない。

パックハンドのプレイ:プレイヤーは、見ティックの背静柚み

を帯びた部分でポーノレを打ったり止めたりしてはならなしもこれに

背いているプレイヤ]防敵から「バックハンダ-Jを要求される賞

を負い、そのベナノレティーは敵測のフリーヒットである。

「ブ担ーヒットjが認められた場合、ヒットが行士れる地点から

5ヤード以内に反民IJを起こした側のプレイヤーは入ってはならない。

フローヒットiおいづレ進反が起きた地点、すなわちベナルチィーが

要求された全闘で行われるやレ}ノ場開。

サイドライン但B)をポーノゆt越えたときは、デッドである。ボ

ーノレを出した側と逆のすイドのあるプレイヤーによってローノレイン

さ才吋2ばならなし弘前方を除くすべての方向にローノレインすること

ができる。ポーノレb苛寛界線から5ヤート官勧しるまで、プレイヤ叶土

それをヒットすることはできなし九

オフサイド;味方のあるプレイヤーによって、あるプレイヤ」ーへ

ボ-J)..泊2ヒッ卜された時iと、彼がボーノレよ哲前方に位援し、またボ

ーノレがヒットされた瞬習に彼と敵i側ゴーノレラインとの問に3人の赦

側プレイヤーがいなけれJま、被はオフサイドとなる。僚は他のプレ

イヤーによってボーんがヒットされるまで、それに触れてはならな

しLベナλ庁ィーはフyーヒットである。

通常のゲ←ムの時間は 1時間 10分である。ハーフタイム時にゴ

ーノレは交換される。

ゴールヰーーパー

まずゴーノレ有一パーを採り上げることにしよう。完全にではなく

とも、すべてのプレイヤーの中で最も責任が童争、のは伎であると言

っても良いということは、皆の認めるところであるから。

寒々とした冬らしし斗後に、頑丈な後見人が震えているのを見た

- 53 -

秋元 : フランク ・ S ・ クレスウェル著 『ホッケー』 (1890 年) の解題と翻訳

ことがないだろうか。 彼はゴー凡A の速いショットを止めて邪魔

する勝校符ちながら、彼の持ち場もしくは「ゴーノレ寸扶トの間J

に、静かに立っているのである。ラッキーなキーパーは、ショット

を止めるのに成功し、冷静に、そして桜擁にボ}ノレをうまくヒット

し、ストライキングサークルの外に、またグラワンドのもうゐ方の

租1Iにボールを出オroそこには綾の味方のワイングがボーノレを取ろう

と待ちかまえており、味方制也の選手にパスをする。今度出蜘激

倒jゴールを脅かすことができるのだ 1もしそのゴーノレキーパ]がそ

の攻撃にうまく立ち側為うことができたら、彼は郎知任務を果た

したという自意識と共にそれまでのポジションへ戻ることができる。

おそらく彼は他の攻撃をかかすだめに、すぐわ必要とされる。そし

て先の成功にいまだ照らされたまま、後はそれを自信満々に待って

いるのたしかし悲しいかな! 今度は、ポーノレi立前とちょうど同

じ程度に強く打たれた由人運輸防伎に逆らった。ボーノレ陪伎の日ー

チのちょっと列側を、彼の指をかすめて、彼とゴーノレポストの聞こ

放k:れる。「どうして俺はもっとこっちに立っていなかったんだ?J

彼は嫌気がさしながらぶ叫〆Jと独惜を言う。気にするな、友よ、

君はせれをt.ープできなかった。君i立ゴ}ノレの真ん中にうまく、十

分適当に立っていた。それで幸溢訟、すばらしいシュートが飛んで

きT二ポ}ノレのコ}スにちゃんと立っていたって、議もあんなシュ

ートを止められやしなしL

そうなのだ。チャンスはたいてし海鰍されるか潟られるカ唱どち

らかである。ゴールキーパーが「気をつけjの姿勢の戦士のようiと

両足を締め・て立ったまま、ゴーノレポスト聞にうまく、真っ直ぐに飛

んできたショットに次ぐショットが、ちょうど彼の足に命中してい

るのを見たことはないだろう持九ゴールキ}パ]は密カヰこ自分はよ

くやったと自負するし、彼制機しようとなどという気持ちi土私に

は少しもない。しかし、もし殺がちょうどそこに立っていなかった

としたら、その時はどうだろうか。

擁制と、どこに立ゥ〈きかを知ることについては多くの意見があ

って、経験あるゴーノレキーパーはその地保在見出しているだろうし、

初ι者はそうではないだろう。この縄由から、哩jや「チャンスj

について、多くを諮るのはあさはかなことなのf:.,こうした要素は

人生の多くの点についても存在する。ちょっと考えてみよう。最高

のやり方は、できるときには運命の女神に逆らうことであり、彼女

の機先を制することた

ゴールキーパーに関する窓見は絡わりにしよう。彼は冷静で、安

定した人であ層、些日締なことでは簡単に取型乱さない人であるべき

だ日後は、ひどし噌韓関がやってきても鋭く、機敏であり、何にも務

魔されずに意図(j(Jなゴール円のショットを打ってくるサークルの中

の敵に備えるのた

同軍制に、樹立忍属機くなければならず、前進してくる敵に対して

「留まるJのか、それとも「出ていくJのか、正徳に判断しなけれ

ばならない。そうした状況下において彼料、つ、そしてい料乙行動

ヤ汁Lばよいのかを文章iとすることは1時間の無駄であろう。(コピー不

鯛聞のため以下一文不明 e秋元主目

パッ?目

おそらく、ホッケーのゲームにおける「パックJの配置に関して

は、フィーノレドのその他の揚罪行以上に多くの変化があった。

元来、ゲーム品簿諮態調にあった時には、守備的な目的のためには

1入、多くて2人のパックスで十分だと考えられていた。今日では、

多くの変化を経て、キ導的なクラブの多くは以下のブォーメーショ

ンでプレイを行っている。スロークォータ}パックの2人l士、スト

ライキングザ、ータノレの境のちょうど綾上、またはそのあたりに、各

サイドに1人ずぐ配置される。または、もしその状況が来たら敵を

オブサイドに樹しられるように、他の1人の前に 1人罫己賛するのが

賢明なことが多い。

スpークオ-ljーパックは、ゴ}ノレキーパ:-1こ次いで、大きな責

任主宰果せられている。「ゴーノレキーノミーの次にJと言ったが、(それ

はスリ}クオ}ターパックの持ち援が、それ以上に科糖質な場所で

はないかどうかという階灘である。)この理由として、大体殺には失

敗を挽関する醐聞はないし、さらにゴールキーパーであれiおE当イと

されるかもしれJよい失散を彼が弁解することはほとんどできないの

ti二あるスリークォーターパックがもう 1人の前1iでプレイしてい

る聞こは、自陣ゴーノレに近し、位置にいるもう 1人i土、ストライキン

グサ)クノレより前方に同7くべきではない。これは彼の普遍の馬濯

とするべきである。彼i土、自:5};Oヨ宅問備の最終ラインであり、また自

分がゴーノレキーノミーの前にいなけれぷ実質的に役に立たないのだと

いうこと創設もてはならない。

もちろんスロークォータ]パックが適宜に計らい、攻望書を止めに

前進せねばならない時もあるが、彼にl滋尭量を誤用していなし、か常

に用心させなさしL

3人のハーフパックl立、スリークオーダーパックの前に置方寸し、

フォワードをうまく見1立がら前に進められる。各サイドに1人ずつ、

もう 1人は中央に位置する。通常センターは他の2人よりおず泊斗ζ

白~1方に位援し、実質的には中央のフォワードのプレイヤーのサポ}

ト役を語tfる。ずっとこうしてきたのだが、私が思うに、最近の経

験では、五討体としては中央のハーフパックはもっと前方でプレイし

た方がうまく行くと言えるかもしれない。他の2人のハ]アパック

i立中央のセンターパックほど前1i1:,位置している必要はないが、そ

れでもなお。うまくついていって、はっき哲とサポート役を演じら

れるように十分場訪フォワードの近くでフォローしなければならな

し、。

うまく前方でノ、ーフパックがプレイすることの有利な点として、

2 つの要素がある。ボーノレが彼らに向かって転がされ.t~p寺、また味

方のブオワ]ドがミスを犯した場合でも、彼らがボーノレを素単く止

め、取り返すことができる。他には 1、2人の敵のアォワ}ドがポ

ーんをクリアする機会を得る前に、賢明なコンピネーションの)Jで、

うまくグラウンドを走ってゴーノレを脅かすこともできる。そして第

2には、 1入、またはその他のハーブパックの関またほ背後に賢明

にポールがパ3えされた場合、直ちに後おへ走って、ゴールキーパー

の前の守備の最終ライン、すなわち月日ータォーターパックに敵が

き望者する前にその侵略者を組え撃とうと努力するか、または先に示

した彼ら{スロ}タォーターパック)を支援することによって、そ

の不幸を回復できる f分な時樹が得られる。攻撃側が得点を樹言し

た聞とも、こうして多くのゴーノゆ主防がれてきたのである。

要するに、ハーブパックの第一の義務は「前方にフィードjする

ことである。もしこれが無視されることがもっと少なけれ」昔、「ハー

ドヒッティングJに関する利甫を聞くことも少なくなるだろう。

- 54 -

身体行動研究 4 : 47-55, 2015

攻撃を跳ま誠亘すにあたって、ノ、}ブパックとスリークォ--!7-パ

ックの両者i土、たとえ速いボーんであっても、常に足、脚、手でそ

れを止め、敵のクォーターか、よ哲良くは味方のブオワードの1人

に、活車にそして素早くそれを日ターンするべきである。「良い眼を

しているJプレイヤーの多くは、ポールカ敬に向かつて飛んできた

時、速く動いているボールを打つ誘惑にかられる。しかしそれ材不

安的な行為であり、強く非灘されるべきものである。

ハ]アパックであれば自分の資任でそうすることがあるかもしれ

ないが、スリークオ--!7-.パックがそうすることはない。

ノ〈ックの岡部門のプレイヤーに適用可能なポーノレのヒッティング

方法に関するある言葉をここi訪日えることができる。卦逃した危;険

な行為であるポーんの「スタービングJについて述ベる。それをす

るプレイヤ}遣は、彼らはフォワードのプレイ+ーにポーJレをロタ

ーンすることを求められているのであって、可能な限りの最大のカ

で敵のクォーターにボーノレを送ることではないということを見逃し

ているか、酎Lてしまっているように思われる。これ附われたと

きには、普通ボーノレは富良側パックスの1人によって再び同じように

強く打ち返され、明らかにその結果、フィーJレド全体がしばらくの

間代表的なパックスによるヒット)Jの競し惜し明たんなる観集者に

なる。プレイヤ}と観客両者にとってその行為にともなう危駒立一

切ないと言うことなど、さらにほかげたことで、私には想像するこ

ともできない。強くて鋭いストロータこそが必要なすべてであると

いうことをパック旦に覚えさせよう。先に述べたことの成果をすぐ

に見るこkができれば、ホッケーのゲームはよ埋葬車靖らしい、人気

あるものになるだろう。

ゴ-Jレキ-J{ーなしでのプレイ

ゴールキーノいなしでのプレイl土、前シーズン (1飽鈎自年)、モ

ノレン-!まかの主導的クラブ',::よって成劾裏に誤行されている。 i藍常

のゴ]ノレキーノミーの替わ習に2人のスリ}タ誠一ターパックがゴー

ノレを守る責任を持つ。敵に激しく攻められたときには、彼らの1人

がゴールに下志旬、その間もう 1人が前に出て敵のショットを防ご

うとするのである。

このシステムi土、第1に、高知3オフサイドにならずにボーノレよ。

ずっと前に進むこと品灘しいという利点がある。一方不明jな報もあ

る。通例どのシステムが最高語、ということについてはっきりした

意見を思し切って述べることはなくても、前、ンーズン中の主要な試

合でこの新たなブオ}メ}ションが関守された時には、しトつもそれ

が成功していたとは言えると思う。ただし各例において、 2人のス

リークォ}ターパックが最高であったことを志れてはならなしL ゆ

えに、 2人のスリークォーターパックを完全に信頼できる時にそれ

i立掃討,f,;¥となり、そうでない時にはならないと蓄える。

フォワード

フォワードのプレイヤーに関して私が言わねばならないことは、

彼らの薄命に降習かかる作業量と逆の比をなしている。

手短に言えば、彼らはゲ}ムの中心人物である。必要とされる資

格は、ロンディション、勇気ん落ち着き、そして「ショットJの幸

せな瞬間が来たときの冷静さと正纏さを持っていることである。

フォワードの任務は単純だが同時に最も困難であ仇必援な資格

を最もうまく脅し壊すのは f勇気であるa

フォワードはセンター、ライトウイング、レフトウイングの3部

門に分かれる。筋症採用されたブオーメーションでは、センターに

は1入、両ワイングには2人を配している。すべてのフォワードは

足が速くなけれJまならないし、ボーノレが彼らへ「ポグロング縫い

球)Jキ漣延なくパスされた時はそれを即座に、 I環童iζ扱うべきであ

る。し、つでも彼らは各自の場開こいで、常にボ}ノレを味方の1人に

パスするつもりでいるべきである。これを守ることを怠ると、おそ

らく他の丸長以上に試合の耐とに大きく影響する。あるプレイヤ}

が味方のもう 1人がいるべき場所にポールをうまくパスするが、そ

のプレイヤ}が適切なポジションにおらず、それ赦彼にボー/("Ìl~渡

らないとわかることほどひどいことはな~\それはチ)ムを混乱さ

せ、キャプテンを悩せる。

連係プレイ

2シ」ズン喜ilまでのホッケーはもっぱらドリプリング・ゲームで

あった。偶然ボ}ノレを持匂ったプレイヤーは、それを相当長しでき

る限り自分で者一プし、味方のプレイヤーでパスをする連係など考

えなかっt:.連続、によるよ事科学的なプレイの方法をmが採用す

る以前の、また覚えている人がいるだろう我らが学校時代のプット

ボールと、全く問。様なものであった。しかし、過去2シーズンの

閥、望ましい変化がホッケーに起きた。連係ゲームが次第に知られ

るようになり、経験あるプレイヤーによる明確な改良としてそれが

認められるようになっている。

多くのクラブは、いやFべてのクラブと言うべきであろうか、そ

れを試しているが、あるべくしてそれがプレイされているところは

まfヴド常にわずかである。しかしこ制傾向は正しい方向である。そ

れは比較由噺しい方法であり、人々がすぐにそれに飛び移弘卓越

することを期待してはならな~\時間がかかるのtc.o だがそこに希

望がある限り、結果は確かである。

キャプテンの義務と寅往は、連係ゲームによって断然増加する。

そ制土統率力のさらなる範囲を創設Fる。キャプテンl士、味方のプ

レイヤ}遣を自分の場所につかせるよう、定期的に目を時計に向け

ねばならなし瓦妥協はすべきではなし九「ウイングjのプレイヤーに

は、うまくいきそうなチャンスがあるように見えるので、逆のワイ

ングヘラッシュしようという誘惑が強いかもしれな~\しかしこれ

はチェックさま吋叫まならない。この側面の暖味さは多くの敗北の減

であ号、そうしたことをするオブェンスにはすぐに注設すべきであ

り、そのオブェンダ叶対鳴される。もしあるプレイヤーが過ちを

犯し続日するなら、彼が服従を覚えるまでチームからi対えすのが最も

良し嫌である。彼は自分前醐jな梨鴻を守るため、多くの王理由を主

張する由主もしれないが、「原則j師購っている。フィーノレドの決ま

った場所にある人がいないかもしれない特に、その状況が決して起

こらないと言うことに私は全く反対なのだが、そうした状況はそう

頻繁に起こるものではない。経験あるプレイヤーがそうして誤りを

犯した時、彼は味方に明確なアドヴァンテ]ジをもたらすことに成

説Tする。まあその誌は、キャプテンが戦術的展開の成功を見越して、

規律違反の彼を大自に見るかどう糾こかかっている。「一事h財Lば万

事成るj とはまったく真楽であるが、その教義はあまP安全なもの

ではない。

- 55 -

秋元 : フランク ・ S ・ クレスウェル著 『ホッケー』 (1890 年) の解題と翻訳

ホッケーについてのこれらの覚え書きを締めくくる前に、前シー

ズンの終わりに見られた提案、すなわちグラウンドから5フィート

以上のポーノレ怯いかなる時もヒットされるべきではなく、その決定

はアンパイアによる、ということに趣財しないわけにはいかない。さ

らに踏み込んで、グラワンドから2フィートをその限界として提案

したプレイヤーもいた。これらの提案を力説する巌機すなわちゲ

ームはできるだけ危険を少なくするということにはまったく同意す

る一方で、その疑問がもっと一般に議論さtL..実際のプレイにおい

て前Tされるまでは、私は明確な意見を形成するのを蹄僻する。そ

の提案を非難することには全く反対であり、もし十分にそれが難?

に移されれば、それはゲームの明確な改良となるだろうと思う。同

時に、何を取り消さねばならないかを直ちに知るために多くのこと

がなされるように、ノトーノレの変更ヰ噺ノトーノレを扱うときには、それ

があまりに早計になり過ぎないよう細心の注意を払う必要がある。

上述の提案に反対する主積載論は、アンパイアの手中にそ¢様な

多大な権力を与えることが不有嫌であり、それどころか、ポールの

コースの高さに関する疑問が生じた時、多くの例においてアンパイ

アが正しし決定を与えることが不可能だということである。

しかしこれらの議論は、もうすぐ明らかになると私比思うが、合

理的な鮒聞が可能である。

最後に、プレイヤー自身地帯蝕柏切ひいーノレに従い、さらには不文

律のノトーノレにも従わない限り、世界のいかなるノレーノレも、ゲームを

あるべき姿に、またそうなるはずの姿に階付ることはない、と言

えるだろう。常識がプレイヤーに教えずにはいないその不文律のル

ールは、ホッケーのゲームを、本当に優れたイングランドのゲーム

と同様に億康的で楽しいものにするのに不可欠なものた

4.おわりに

本稿では、フランク・S・クレスワェ出著『ホッケー』の初版 (1890

年)から再臨T版 (19ω年)までの記述内容の変化に関する研究の

基礎的作業として、相版の解題と翻訳を詐Eみた。結呆以下の点が

明ら糾こなった第1に、担臓は、ホッケーアソシエーションの著

名な役員による、ホッケーのみを扱ったイングランド最初の著書で

あった。第2に、相臓は、良範なスポーツブームに対応した出坂社

によって、廉価で実際司なスポーツ叢書作→巻として出版された。

第3に、後年の唄取との時党から、車販は、男性プレイヤー向け

の、アソシエーション・ゲームの戦術、 m術概説書として特徴付け

られた。

次稿の課題として、以下の3点が挙げられる。第1に、華版以降

の置盟主3内容の変更、追加箇所の闘す。第2に、各調I版と同時代の

他のホッケー書との在述内熔の比較。第3に、在版以降の官官述内容

の変化と、加世満期頭のイングランドにおけるホッケーの普孤島程

との関係性に関する検討。以上の観長から、 20世諸説現耳のイングラ

ンドにおけるホッケーの普及の意味を読み鯨ハていくことにしたしL

1)最も詳細なホッケ}専門書誌として、以下を参照。W.AMalhelbe,

Cluvnalogi国I B場&曹司泊!y of 1ft.田向。 Johannesburg,

Jol:岨nn朗b田 gl'l創出cLi胎ary, 1鉛 5.また下記のRoba皿、Miroy

の著書もホッケー書誌を含んでいるが、遺漏が多い。

官制噌富山田1List加 1934', Philip A Rob田n, A 11白血lof

H国:key, Lo凶m 脇也u皿&Co・, 1934, pp.126.144.官ngIiSh

H由同 R血1Iica:幽.', NI聞 11Miroy, The R帥望yof1ft.血k明

日出血叫Li島lineL叫 1使掲,pp.313.315

2)F.S.α四well,Hc由主t切Lon白n,G. Bell皿dSons, 1890.同書初

版の現物については未見である。またマイクロフィノレム版には判読

不明箇所があるため、膏駅時にその箇所を注記しt'C.o3) TheHc池町Associa回,n,品z曲 of血 G皿 eof1ft.岨町四d必e

H国:keyA&副頭a叫Lon也m,Ho四皿α1X, 1飽8,n.p.

4)α四耐L申'.Cl.t;且 p.佐阻tp噌,).

5) The Field, De<恕皿ber19, 1885, p.878, J,阻uary9, 1886, p.54

ワ夕日-(W出ey)によれA1、クレスウエノレは、ワインプノレドンホ

ッケークラブと密接な関係にあったウィンプノレドンクリケットクラ

ブのメンパーとしても活躍したスポーツマンであった。B.J.

Wakl町¥The正盈曲ryof必,,}J量1lhIedt.盟白'cketC/ub 1854.1953,

Bournemoutb, S刊阻h皿s,1954, p.36, p.39.

6) pa.話回", 0由 b町 29,18叩,且p.

7) The Publishera OH四血1;Au伊坦t1, 1脱却I,p飽5.1890年7月

16日から 31日に出版された図書目録に、初版が含まれている。

8) Emest Bell 凶 ,Han必姐kofA必letic8J四也 陥J四 'eL

Criclt.時 Ls四1Imn島 E皿局 Raclt.e,崎昂明白lf1ft.直:key,

London,G間宮eBell岨dSons, 18伺

9) TheEdi町宮崎a',ihid, pp.V"VI.

lO)Al企edE. T. Wa祖国~ The Bad血血白InLib:四ザ, 1王edl町

F田,k(ed), ThePoetryof8J旭rt,Lond凪I血伊叫Gre叫血dCo.,

1896, p.26

11) Jobn Lowe ... 叫 sport掴 d必"English Middleιh盛岡

Mancbest町 M血品田町Uni",四竜yPre田1,1993, pp.255.256

12)ユニオン・ゲームの展開と制度的精誠については、以下の姫路高

を参照。秋元忍、「イングランドにおけるユニオン式ホッケー

1887-1895年」、『体宥学場移rJl、第45巻策2号、2000年、pp.174-185"