コンテナ船KOTA DUTA貨物船TANYA KARPINSKAYA衝突

平成２４年２月２２日 運輸安全委員会事務局

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１ 事故発生日時平成２４年２月７日 １６時２２～２３分ごろ平成２４年２月７日 １６時２２ ２３分ごろ

２ 事故発生場所新潟県新潟市新潟港東区の港内

３ 船名及び主要目等３ 船名及び主要目等（１） Ａ船

船種船名 コンテナ船 KOTA DUTA(ｺﾀ ﾃﾞｭﾀ)

船籍港 シンガポ船籍港 シンガポール

総トン数 ６,２４５トン

Ｌ×Ｂ×Ｄ １１５.４８１ｍ × ２０.８０５ ｍ× ９.２０３ｍ

船舶所有者 PACIFIC INTERNATIONAL LINES(PET)LTD.(シンガポール共和国）

船舶管理会社 PACIFIC INTERNATIONAL LINES(PET)LTD.（シンガポール共和国）

乗組員 25人（船長ポーランド共和国籍、乗組員の国籍は７か国）

（２） Ｂ船

船種船名 TANYA KARPINSKAYA(ﾀｰﾆｬ･ｶﾙﾋﾟﾝｽｶﾔ)

船籍港 ウラジオストク船籍港 ウラジオストク

総トン数 ２,１６３トン

船舶所有者 UPEC-7 （ロシア連邦）

船舶管理会社 EAST WAY LLC （ロシア連邦）

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船舶管理会社 EAST WAY LLC.（ロシア連邦）

乗組員 １８人（全員ロシア連邦国籍）

4 調査状況

（１） 船舶事故調査官の派遣

平成２４年２月８日 船舶事故調査官３名を現地に派遣

平成２４年２月１１日 現地における初動調査終了平成２４年２月１１日 現地における初動調査終了

（２） 現地調査の内容

現場調査（事故現場、 Ａ船）VDR情報入手VDR情報入手

口述聴取（Ａ船及びＢ船の乗組員）

（３） 今後の調査予定

現場調査（Ｂ船）

口述聴取（Ａ船及びＢ船の船長）

関係資料の調査等関係資料の調査等

5 その他

記載内容については、今後、更に分析を進め、新しい情報や状況が判明した記載内容については、今後、更に分析を進め、新しい情報や状況が判明した場合、変更することがあり得る。

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６ 船舶事故の概要

Ａ船は、船長ほか２４人が乗り組み、平成２４年２月７日１６時１２分ごろ新潟

港東区にある西ふ頭３号岸壁を苫小牧港へ向けて出港し、同区内の水路内

を港口に向けて北東進中、Ｂ船は船長ほか１６人が乗り組み（乗組員１人は

綱取りのために代理店担当者と共に木材ふ頭へ車で移動中）、１６時０８分ご

ろ同港東区にある中央ふ頭東岸壁を離れ 港内にある木材ふ頭に向けて水ろ同港東区にある中央ふ頭東岸壁を離れ、港内にある木材ふ頭に向けて水

路内を南南東進中、１６時２２～２３分ごろ、水路において、Ａ船の船首部とＢ

船の右舷部とが衝突し Ｂ船が沈没した船の右舷部とが衝突し、Ｂ船が沈没した。

本事故後、Ｂ船の乗組員全員は救助された。

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本事故発生場所付近の状況（略図）本事故発生場所付近の状況（略図）

新潟港東区西防波堤灯台山形県

佐渡島

新潟港東区第２東防波堤灯台

新潟県 福島県

渡島

新潟港東区

新潟県 福島県

中央ふ頭東岸壁

新潟港東区東３号シーバース灯

中央ふ頭西岸壁

Ｂ船

東ふ頭

Ａ船

本事故発生場所

木材ふ頭

西ふ頭３号岸壁

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Ａ船のＡ船の損傷状況（１）損傷状況（１）

バルバスバウの損傷状況Ａ船の全景

バルバスバウ左舷側の損傷状況

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Ａ船の損傷状況（２）Ａ船の損傷状況（２）

左舷側コンテナの損傷

左舷船首部外板の擦過傷左舷船首部外板の擦過傷

船尾

船尾 船首←船尾 船首→

船首

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事故発生前のＢ船

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両船の船橋配置

配置 Ａ船 Ｂ船

操船指揮 船長 船長

船橋 前任船長 一等航海士船橋 前任船長三等航海士操舵手見習士官

一等航海士操舵手

見習士官

気象及び海象気象及び海象１６時３０分 風向 南、風速 ３.２m/s（新潟地方気象台）

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