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OSAKA GAKUIN UNIVERSITY PUBLIC RELATIONS BULLETIN 143 JUNE.2012 OGU People ・OB 大阪府警察本部 石原 裕也 さん ・OB 大阪府警察本部 寺田 知弘 さん ・OB 兵庫県職員(警察事務職) 谷坂 誠 さん 教員 Close up 流通科学部 安田 一之 准教授 CAMPUS NEWS DIGEST 新任・退職者紹介・学内行事 ほか ●教職課程 ●博物館学芸員課程 ●図書館司書課程 ●学校図書館司書教諭課程 ●実際に資格を生かしている OB (現役高校教師) ・サッカー部 2011年秋、1部リーグ昇格 Jリーグ入団決定! めざす職業につなげる! 未来への第一歩!将来に生かせる資格を取得しよう CLUB Zoom IN 教員の新刊紹介 ロルロージュ No.143 「L'horloge」 とはフランス語 で大時計という意味。 大阪学院大学のシン ボルである時計塔を 表しています。 2012.6 ●発行 大 阪 学 院 大 学 大阪学院短期大学 ●編集 広報部 〒564-8511 吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL(06)6381-8434 (代表) URL http://www.osaka-gu.ac.j p URL http://www.osaka-gu.ac.jp ※(大学院)は、商学、経済学、国際学、法学、コンピュータサイエンス研究科を示す。 大学院 6月 7月 8月 9月 10月 2日(土) 24日(火) 25日(水) 28日(土) 30日(月) 4日(土) 5日(日) 18日(土) 1日(土) 8日(土) 9日(日) 15日(土) 25日(火) 1日(月) 31日(水) 創立記念日(全学休講) 振替授業日(月曜日) (大学院) 前期授業終了(法科大学院) 補講(大学院) 〔至8月3日(金)〕 前期授業終了(大学院) 夏期休暇開始(大学院) 〔至9月30日(日)〕 〃    (法科大学院) 〔至17日(金)〕 前期試験(法科大学院) 〔至26日(日)〕 前期追試験(法科大学院) 〔至2日(日)〕 後期オリエンテーション(法科大学院) 〔至14日(金)〕 前期再試験(法科大学院) 後期授業開始(法科大学院) 学位記授与式 後期授業開始(大学院) 修士論文計画書提出締切(大学院) 大 学 6月 7月 8月 9月 10月 2日(土) 24日(火) 25日(水) 27日(金) 30日(月) 9日(木) 28日(火) 3日(月) 18日(火) 25日(火) 1日(月) 19日(金) 創立記念日(全学休講) 振替授業日(月曜日) 前期授業終了 前期試験開始〔至8月8日(水)〕 夏期休暇開始〔至9月30日(日)〕 前期末卒業合否発表 前期追・再試験申込受付〔至8月29日(水)〕 前期追・再試験〔至5日(水)〕 後期オリエンテーション〔至28日(金)〕 卒業式 後期授業開始 岸辺祭〔至22日(月)〕 (全学休講) 短期大学 6月 7月 8月 9月 10月 2日(土) 24日(火) 25日(水) 27日(金) 30日(月) 8日(水) 28日(火) 3日(月) 20日(木) 25日(火) 1日(月) 19日(金) 創立記念日(全学休講) 振替授業日(月曜日) 前期授業終了 前期試験開始〔至8月7日(火)〕 夏期休暇開始〔至9月30日(日)〕 前期末卒業合否発表 前期追・再試験申込受付〔至8月29日(水)〕 前期追・再試験〔至5日(水)〕 後期オリエンテーション〔至28日(金)〕 卒業式 後期授業開始 岸辺祭〔至22日(月)〕 (全学休講) いかに21世紀の複言語能力を育てるか ー中等教育における外国語(仏・独・中・韓・日)ー 朝日出版社 編集後記 学生自身が意識を持って学生生活を送り、大学で何かを学びとっていくためには、自分が何をしたいのか、どういう人間 になりたいのか、振り返る時間も必要ではないでしょうか。私たち教職員は、学生が自発的に求める学びの芽を伸ばし、目 標の実現に答えてきたかを常に自問自答しています。今回は本学学生がめざす職業につながる様々な資格や知識を紹介 するとともに、資格課程を履修している学生の体験談を通して、実際に本学学生がどう活躍しているのか皆様に感じてい ただきたいと思っております。自分から求めれば、将来につながる大切な芽を育てられる場所、それが大学であることを実感 していただければ幸いです。 広報部長 杉本 公彦 Wissenschaft und Natur Studien zur Aktualität der Philosophiegeschichte Die Philosophie des Tragischen Schopenhauer ‒ Schelling ‒ Nietzsche チェスタトンの ジョンソン博士 (株)ダイテックホールディング 法律文化社 ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集 臨川書店 スポーツ経済学 北海道大学出版会 トレーニング指導者テキスト 実技編 「地方自治の本旨」と 条例制定権 河出書房新社 図説メソポタミア文明 大修館書店 Traugott Bautz Walter de Gruyter

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  • OSAKA GAKUIN UNIVERSITY PUBLIC RELATIONS BULLETIN

    143JUNE.2012

    OGU People・OB 大阪府警察本部 石原 裕也 さん・OB 大阪府警察本部 寺田 知弘 さん・OB 兵庫県職員(警察事務職) 谷坂 誠 さん

    教員 Close up流通科学部 安田 一之 准教授

    CAMPUS NEWS DIGEST新任・退職者紹介・学内行事 ほか

    ●教職課程●博物館学芸員課程●図書館司書課程●学校図書館司書教諭課程●実際に資格を生かしている OB(現役高校教師)

    ・サッカー部2011年秋、1部リーグ昇格Jリーグ入団決定!

    めざす職業につなげる!

    未来への第一歩!将来に生かせる資格を

    取得しよう

    CLUB Zoom IN

    教員の新刊紹介

    ロルロージュ No.143

    「L'horloge」 とはフランス語で大時計という意味。大阪学院大学のシンボルである時計塔を表しています。

    2012.6

    ●発行 大 阪 学 院 大 学    大阪学院短期大学●編集 広報部

    〒564-8511吹田市岸部南二丁目36番1号TEL(06)6381-8434(代表)URL http://www.osaka-gu.ac.jpURL http://www.osaka-gu.ac.jp

    ※(大学院)は、商学、経済学、国際学、法学、コンピュータサイエンス研究科を示す。

    大学院6月

    7月

    8月

    9月

    10月

    2日(土)

    24日(火)

    25日(水)

    28日(土)

    30日(月)

    4日(土)

    5日(日)

      

    18日(土)

    1日(土)

    8日(土)

    9日(日)

    15日(土)

    25日(火)

    1日(月)

    31日(水)

    創立記念日(全学休講)

    振替授業日(月曜日)(大学院)

      〃

    前期授業終了(法科大学院)

    補講(大学院)〔至8月3日(金)〕

    前期授業終了(大学院)

    夏期休暇開始(大学院)〔至9月30日(日)〕

      〃    (法科大学院)〔至17日(金)〕

    前期試験(法科大学院)〔至26日(日)〕

    前期追試験(法科大学院)〔至2日(日)〕

    後期オリエンテーション(法科大学院)〔至14日(金)〕

    前期再試験(法科大学院)

    後期授業開始(法科大学院)

    学位記授与式

    後期授業開始(大学院)

    修士論文計画書提出締切(大学院)

    大 学6月

    7月

    8月

    9月

    10月

    2日(土)

    24日(火)

    25日(水)

    27日(金)

    30日(月)

    9日(木)

    28日(火)

      

    3日(月)

    18日(火)

    25日(火)

    1日(月)

    19日(金)

    創立記念日(全学休講)

    振替授業日(月曜日)

      〃

    前期授業終了

    前期試験開始〔至8月8日(水)〕

    夏期休暇開始〔至9月30日(日)〕

    前期末卒業合否発表

    前期追・再試験申込受付〔至8月29日(水)〕

    前期追・再試験〔至5日(水)〕

    後期オリエンテーション〔至28日(金)〕

    卒業式

    後期授業開始

    岸辺祭〔至22日(月)〕(全学休講)

    短期大学6月

    7月

    8月

    9月

    10月

    2日(土)

    24日(火)

    25日(水)

    27日(金)

    30日(月)

    8日(水)

    28日(火)

      

    3日(月)

    20日(木)

    25日(火)

    1日(月)

    19日(金)

    創立記念日(全学休講)

    振替授業日(月曜日)

      〃

    前期授業終了

    前期試験開始〔至8月7日(火)〕

    夏期休暇開始〔至9月30日(日)〕

    前期末卒業合否発表

    前期追・再試験申込受付〔至8月29日(水)〕

    前期追・再試験〔至5日(水)〕

    後期オリエンテーション〔至28日(金)〕

    卒業式

    後期授業開始

    岸辺祭〔至22日(月)〕(全学休講)

    いかに21世紀の複言語能力を育てるかー中等教育における外国語(仏・独・中・韓・日)ー

    朝日出版社

    神谷

    善弘

    外国語学部

    准教授

    共編著

    編集後記

     学生自身が意識を持って学生生活を送り、大学で何かを学びとっていくためには、自分が何をしたいのか、どういう人間

    になりたいのか、振り返る時間も必要ではないでしょうか。私たち教職員は、学生が自発的に求める学びの芽を伸ばし、目

    標の実現に答えてきたかを常に自問自答しています。今回は本学学生がめざす職業につながる様々な資格や知識を紹介

    するとともに、資格課程を履修している学生の体験談を通して、実際に本学学生がどう活躍しているのか皆様に感じてい

    ただきたいと思っております。自分から求めれば、将来につながる大切な芽を育てられる場所、それが大学であることを実感

    していただければ幸いです。広報部長 杉本 公彦

    Wissenschaft und NaturStudien zur Aktualität

    der Philosophiegeschichte

    Die Philosophie des Tragischen

    Schopenhauer ‒ Schelling ‒ Nietzsche

    松山

    壽一

    経営学部

    教授

    共著 チェスタトンの

    ジョンソン博士(株)ダイテックホールディング

    平松

    良康

    企業情報学部

    教授 著

    法律文化社

    南川

    諦弘

    法務研究科

    教授

    ヘルマン・ヘッセエッセイ全集

    臨川書店

    吉田

    外国語学部

    教授

    共編著

    スポーツ経済学

    北海道大学出版会

    里麻

    克彦

    経済学部

    教授

    著 トレーニング指導者テキスト実技編

    「地方自治の本旨」と条例制定権

    河出書房新社

    渡辺

    千香子

    国際学部

    准教授

    共著

    図説メソポタミア文明

    大修館書店

    Traugott Bautz Walter de Gruyter

    山内

    経済学部

    教授

    共著

  •  高校時代の恩師に影響を受けて教師をめざし

    ている浅野さんは、教育実習を目前に控えた4年

    次生です。生徒一人ひとりに目を配る教師になる

    ために勉強と部活動に励んでいます。

     学校の教師になりたいと思ったのは、高校時代の

    ときです。私の母校は、シドニーオリンピック金メダ

    リストで本学OGの高橋 尚子さんを指導した先生

    がおられた商業高校です。簿記やマーケティングな

    ど、商業を学ぶことが初めてだったため、当時の私は

    勉強のしかたがよく分かりませんでした。商業科目

    担当の先生に相談したところ、マンツーマンで授業の

    フォローをしてくださるなど、親身になって商業のこ

    とを一から指導してくださいました。そのおかげで、

    少しずつ商業の勉強のしかたが分かるようになり、

    学校が楽しくなりました。

     その一方で、私は陸上競技部に所属しました。偶

    然にも陸上競技部の顧問は、商業の勉強の指導を

    してくださった先生でした。しかも、高橋

    尚子さんの

    陸上競技指導者でもありました。先生は、陸上初心

    者だった私に「大歓迎するから一緒にやってみよう」

    と声をかけてくださいました。不安でしたが、先生に

    ついていこうと思い、入部を決めました。

     それからは、先生の指導のもとで勉強にも部活動

    にも全力で取り組みました。私の可能性を信じて、

    真剣に指導してくださり、その熱意に接したことで

    「私も先生のような教師になりたい」と思いました。

     現在、高等学校教諭一種免許状(商業科)の取得

    をめざしています。今まで受けた教職課程の講義で、

    特に印象に残っているのは「生徒指導の研究」と「商

    業科教育法Ⅰ・Ⅱ」です。

     「生徒指導の研究」では、受講生が教師という想

    定で、与えられたテーマを議論し、各自の考えをま

    とめます。「いじめで苦しんでいる生徒への対応」のテ

    ーマについて議論したのですが、受講生一人ひとりの

    考えが違うことに気づきました。また、いじめで苦し

    んでいる生徒がおかれている環境はすべて異なるの

    で、考えれば考えるほど、正解がないということも気

    づきました。

     しかし、どの時代においてもいじめの問題は避けて

    通ることはできません。この難しいテーマについて、自

    分の考えをまとめなければいけないことに戸惑いま

    した。私の考えとして言えることは、正解はないけれ

    ど、いじめる生徒、いじめられている生徒から教師と

    して逃げないということです。高校時代に、私が先生

    からしていただいたように、生徒にいつも真剣に接する

    ということを忘れないようにしようと心に決めました。

     「商業科教育法Ⅰ・Ⅱ」では、40分間の商業科模擬

    授業を行いました。教える項目も手法も、自分で決

    めて準備をします。授業で配付するプリントを作成

    するなど、40分間の授業のために準備しなければな

    らないことが想像以上に多く、教師という職業の大

    変さを身をもって知りました。

     教師をめざして様々な勉強をするうちに、資格

    取得はあくまでも目標へのスタートラインに立つこ

    とだと気づきました。理想の教師になるためには、

    常に自分にできることは何かを考え、生徒のよいと

    ころを伸ばし、足りないところを補っていかなければ

    ならないと思います。私は、教職課程の学びを通じ

    て、私も含め一人ひとりがかけがえのない存在である

    ことや、同じ言葉でも人によって受け止め方が違う

    ことを知りました。

     最近では、高等学校での教育実習を目前に控え、

    教育実習に来ていた大学生を好奇心いっぱいの目で

    見つめていた高校時代のことを思い出します。これ

    まで学んだことを生かし、実りある実習にするため

    に「分からないことを曖昧にしない」「生徒の立場に

    立って話をする」という2点を常に心掛けたいと思

    います。

     本学で教員免許状を取得するには、

    ①教職課程として定められた所定の単位を

    すべて修得すること。

    ②学士の学位を有すること(本学を卒業す

    ること)。

    という2つの条件を満たさなければなりません。

    また、学部によって取得できる免許の種類は異

    なります。

    多くの学生が、めざす職業に就くためにそれぞれの資格取得に向け

    てチャレンジしています。その中から、各種資格課程を履修している

    学生たちをご紹介します。

    教職課程を履修して分かった

    教師という職業の奥深さ

    教師をめざそうと決意したのは

    恩師の熱意がきっかけでした

    理想の教師になるために

    より高い目標に挑みたい

    流通科学部3年次生

    教育実習を経験した4年次生から体験談を聞き教育実習に臨む心構えや不安を解消し、意識を高める

    教育実習懇談会

    教職課程で行われている本学独自の取り組み

     小学校教諭の教員免許状を取得するには、教員養成系の教育学部で学ぶ必要があります。本学では、神戸親和女子大学との協定締結により、本学に在籍しながら「小学校教諭一種免許状」を取得することが可能です。

    神戸親和女子大学との協定で小学校教諭一種免許状も取得可能

    小学校教諭一種免許状取得プログラム

     読書は、知識を得るだけでなく、感受性を豊かにして集中力を養います。「読書プログラム@教職課程」は、3か月間で3冊の図書の読破を目標とし、教職課程を履修する学生を対象とした本学独自の取り組みの一つです。本学の教員が月替わりで紹介する推薦図書の中から、履修生が興味のあるものを選び、読破したうえでパソコンの学生専用掲示板にその図書のレビュー(感想)を書き込みます。履修生が他の履修生のレビューに対するコメントを書き込むことで、切磋琢磨しあい、次の図書選びに生かします。

    教職課程を履修している学生を対象としたプログラム

    読書プログラム@教職課程

    教職課程では様々な取り組みを実施しています。それらの一例をご紹介します。

    未 来 へ の 第 一 歩!将 来 に 生 か せ る 資 格 を 取 得し よ う

    めざす職業につなげる!

    所定の単位を修得して、教員となる

    資格を得るための課程です。

    エクステンションセンターで

    教員採用試験対策講座を開講しています。

    教職課程とは

    ■ 学部によって取得できる教員免許状の種類および免許教科

    流通科学部

    経営学部

    企業情報学部

    経済学部

    法学部

    外国語学部

    国際学部

    情報学部

    流通科学科

    経営学科

    企業情報学科

    経済学科

    法学科

    英語学科

    国際学科

    情報学科

    ̶

    ̶

    ̶

    社会

    社会

    英語

    社会

    ̶

    商業

    商業

    商業・情報

    地理歴史・公民

    地理歴史・公民

    英語

    地理歴史・公民

    情報

    学部 学科 中学校教諭一種免許状高等学校教諭一種免許状

     採用試験は教職教養一般常識、時事問題な

    ど多岐にわたります。本学のエクステンション

    センターでは「教員採用試験対策講座」を開

    講し、効率のよい学習をサポートしています。

    【流通科学部4年次生】

    高校時代に商業の教科と陸上競技の指導を恩師から受け、教師になることを決意。高等学校商業科教師をめざす。陸上競技部総合主将。

    浅野 里奈 さん

    【経済学部4年次生】

     先輩からは教育実習についての体験談やアドバイスを、また現役高校教師であるOBの方からは教育の魅力に関するお話を聞ける機会なので、楽しみにしていました。参加して本当によかったと思うのは、教育実習で自分は何をすべきなのかについて明確にイメージができたことです。また、先輩から「実習で教える範囲の知識を完全に理解しておくべき」とアドバイスされ、改めて勉強をしなおしました。事前に準備することで不安が解消され、教育実習に向けてしっかり心構えができました。

    眞通 賢 さん

    教育実習への不安が解消され、自信がつきました

    めざす職業につなげる!社会には様々な職業がありますが、必要な資格を取得していなければ就くことのできない職業もあります。学校の教師や博物館で働く

    学芸員、図書館で働く図書館司書、学校で教科を教えながら図書館を管理する学校図書館司書教諭も資格が必要な職業です。本学で

    は、それらの職業に就くために必要な資格を取得する課程を設け、目標の実現に向けてバックアップしています。

     本学では、教育実習の一環として教育実習懇談会を行っています。この懇談会は、教育実習を目前に控えた3年次生が、4年間の教職課程集大成ともいえる教育実習を終えた4年次生から実習体験を聞き、さらにアドバイスをもらいます。この交流を通じ、教育実習の心構えや大変さ、素晴らしさなどを先輩から教えてもらうことで、教育者をめざす自覚をより促すことを目的としています。 またOBの現役教師がこの懇談会に参加し、教師をめざす学生へタイムリーな教育現場の情報と魅力を伝える機会となっています。

    I N T E R V I E W

    学ぶことの楽しさや教えることに携わるやりがいのある職業です。

    学校の教師になりたい!

    教職課程

    23

    ※教育実習懇談会参加 当時は3年次生

  •  博物館学芸員に興味を持ち、本学への入学を決

    めた廣瀬さん。意欲的に学ぶ廣瀬さんにお話を聞

    きました。

     父親が中学校で美術の教師をしている影響で、幼

    い頃から美術や芸術、工芸に関することに興味があ

    りました。大学進学のために本学の大学案内を見る

    と「博物館学芸員の資格が取得できる科目が国際

    学部の中にある」と書いてありました。興味が湧いた

    ので博物館学芸員について調べたところ、博物館で

    勤務して来館者に向けて展示するものを収集し、保

    管や調査を行う専門家であることが分かりました。

     この資格を取得したいと思ったことと、国際的な

    視野に立ち、地球環境に関することが学べる国際学

    部への興味もあったことから、迷わず大阪学院大学

    国際学部を進路に選びました。

     博物館学芸員課程の科目には「生涯学習概論」

    「博物館概論」「博物館情報・メディア論」などがあり

    ます。これらの中で最も印象に残っている講義は「博

    物館情報・メディア論」です。この講義では、博物館

    のホームページの在り方について学び、博物館として

    どのような情報をどのように、どれだけ公開すべき

    かについて考えるきっかけになりました。情報の扱い

    方は各博物館によって、また学芸員の考え方によっ

    ても異なるため、答えが一つではないということを

    学びました。

     展示物紹介の動画も制作しました。実際に動画を

    撮影し、受講生たちでナレーションや編集作業も行い

    ました。なかでも興味深かったのは、教育的なイメー

    ジを伝えるためには、動画にどのようなBGMを当

    てはめるのが適切かを実験したことです。BGMに

    よってミステリー調やドラマチックになることが分か

    り、同じ動画でも印象が大きく変わることを知りま

    した。この講義を受けた後「展示物の動画制作に限

    らず、相手に何を伝えたいのかを、常に考えて物事

    を行うことが大切」だと実感しました。

     また、宗教に関する講義も多くあります。宗教は

    歴史や文化と深くかかわっているだけでなく、美術

    作品を評価するときは、作者の宗教観を理解してい

    なければ正しく評価できないからです。より多く宗

    教の関連図書を読むことで多様な宗教観を理解し、

    博物館学芸員に必要な知識を身につけたいと思い

    ます。このように、博物館学芸員の資格取得をめざ

    して勉強することが、大学生活の充実につながって

    いると感じます。

     「博物館実習」の講義で3年次生の8月に吹田市

    立博物館へ実習に行きました。

     他大学からも博物館学芸員課程の学生が実習に

    参加していました。実習では四人で一つのグループに

    なり、実際に勤務されている博物館学芸員の指導を

    受けて、夏休み期間にふさわしい楽しい企画展示を行

    うことになりました。その中でも「さわる展示」とい

    う大テーマに基づき、各グループで何をどのように展

    示するかを企画・実行しました。私が所属するグ

    ループは「民俗」をサブテーマとして「日本の昔の食

    卓と台所にまつわるもの」を展示することにしまし

    た。博物館の所蔵物から展示品として、レプリカの

    「かまど」「水瓶」「木の米びつ」「窯」を選びました。

    ただ展示台に並べるだけではおもしろくないと感じ

    たので畳を敷き、その上にちゃぶ台を置いて、日本の

    昔の暮らしを演出しました。

     実習は一週間でしたが「どうすれば来館者に楽し

    みながら、学んでいただけるか」を一人ひとりが考え

    グループで意見を出し合って、開催期日に間に合う

    ように作業を分担するなど時間の工夫をしました。

     実習に参加して感じたことは、博物館学芸員に

    なるには、幅広い専門知識と教養と体力が必要とい

    うことです。保管庫の中は、所蔵物の保管を最優先

    するためにサウナのような湿度と室温が保たれてい

    ます。その保管庫にあるたくさんの所蔵物の中から

    目的の物を探すだけでも大変な作業でした。また

    保管庫に入る際には、入口で衣服を払わなければな

    りません。なぜなら人と一緒に虫が保管庫に入ると、

    大切な所蔵物が傷んでしまうおそれがあるからで

    す。そういったルールを守ることは、所蔵物を守り続

    けていくためにとても重要だと知りました。

     もし博物館学芸員になれたら、多くの人に地域

    の歴史と文化に興味を持ってもらえるような展示

    を行い、博物館を地域の人たちが集う場所にしてい

    きたいです。

    豊富な読書体験を持つ髙石さんは、幼い頃の体験

    を通して、図書館司書という職業に興味を持つよ

    うになりました。

     図書館司書という職業に興味を持ち始めたのは小

    学校3年生のときです。夏休みの宿題の自由研究で

    テーマを決めるために図書館に行き、図書館司書に

    相談したところ一緒に考えながら必要な図書を紹介

    してくれました。そのときに担当してくださった方の

    姿を見て感動した体験がきっかけで、将来は図書館

    司書になりたいと思うようになりました。

     私は幼い頃から自然科学系の図書が好きでした

    が、中学・高校時代には情報技術や工学に関する図

    書を読むようになり、「情報学」に対する興味が深

    まりました。その一方で図書館司書になりたいという

    夢も持ち続けていたので、情報学部で学びながら図

    書館司書課程を履修できる点が魅力で、大阪学院

    大学への入学を志望しました。

     図書館司書課程の講義では、あらゆるジャンルの

    図書を取り上げ、評価する方法を学びます。読み方

    や評価のしかたが分からず戸惑うこともありました

    が、読んでいくうちに様々な図書のおもしろさをど

    のように伝えるかを考えられるようになりました。

    また、講義を通して自分では読まなかっただろう作

    品に触れ、図書館司書になるためには本当に多くの

    知識を持っていなければならないと実感しました。

     講義で特に印象に残っているのは、「児童サービス

    論」で絵本を評価したことです。絵本を評価するた

    めには、絵の精密さや文字量などの内容のよしあし

    はもちろん、どの年齢層の子どもたち向けなのか、

    また子どもたちにどんな影響を与えるのかなどにつ

    いて、専門的な知識を持っていなければなりません。

    絵本を評価の対象として見るのが初めての経験だ

    ったので、とても新鮮でした。

     図書館=図書を借りるだけの場所と思われがち

    ですが、私は利用者が必要とする情報を提供するこ

    とで、街の中心になりうる施設だと考えています。

    将来は図書館司書として情報発信地になるような

    図書館を作り、魅力をアピールしていきたいです。

    教師であると同時に、学校図書館の環境を整える

    役割を持つ学校図書館司書教諭を志望している

    髙井さんに、お話を聞きました。

     高校生のときに図書委員会に所属していたので、

    学校図書館司書教諭の先生と活動する機会が多

    くありました。先生の仕事を間近で見るうちに興

    味を持ち、学校図書館司書教諭をめざすようにな

    りました。

     私は図書館司書の仕事にも興味があるので図書

    館司書課程も履修していますが、この2つの資格に

    ついて違いに疑問を持たれる方も多いと思います。分

    かりやすく言えば、図書館司書の仕事は公共図書

    館などで利用者が必要とする情報を含む図書や

    データを提供することです。それに対して学校図書

    館司書教諭の仕事は、生徒たちが必要とする図書

    を提供しながら、あわせて教育機関としての国語教

    育も行うことです。

     例えば、公共図書館で利用者が「芥川龍之介の

    『羅生門』が読みたい」と言ってきたら、図書館司書は

    その作品を利用者に紹介します。一方、学校図書館で

    生徒が同じオーダーをしてきたら、学校図書館司書

    教諭は『羅生門』を紹介するだけでなく、「同じ芥川

    龍之介で『鼻』という作品もあるので、読んでみた

    ら?」と案内します。生徒の年齢層にあわせて「これ

    もぜひ読んでほしい」という作品を薦めることが大切

    です。このときに注意しなければならないのは、決し

    て強制せず、あくまでもさり気なく案内することです。

     読書について多くの生徒に興味を持ってもらうた

    めに、学校でも多様な取り組みを行うべきだと思い

    ます。例えば、小学校低学年に向けた絵本の読み聞

    かせや、各学年の教科書に掲載されている小説・随

    筆などに関連する作品の紹介などです。今はイン

    ターネットが普及しているので、パソコンを使って調べ

    れば事足りるという場面もあるかと思いますが、教

    育機関である学校には貴重な資料が豊富にあるの

    で、ぜひ利用してほしいです。

     学校図書館司書教諭課程の勉強はさらに専門性

    が高まっていきますから、学ばなければいけないこと

    はまだたくさんあります。もし学校図書館司書教

    諭になれたら、時間を忘れて読書に夢中になれる学

    校図書館を作っていきたいです。

     学校図書館司書教諭は、中学校および高等

    学校に設置された学校図書館の専門的職務

    にあたる教諭のことです。

     教員免許状を有することが資格取得の前

    提条件となっているため、教職課程との併修が

    履修の条件となります(学校図書館司書教諭

    課程のみの履修はできません)。

    ①カウンター業務(資料の貸し出し・返却)。

    ②レファレンスサービス(利用者の相談や質問に対し

    て、図書館の資料を活用して回答し、解決のため

    の参考となる資料を紹介すること)。

    ③その他(児童への本の読み聞かせなど各種イベ

    ントのサービス)。

    ④図書の選択・購入・受入。

    ⑤図書の組織化。

     サービス向上のための企画業務(サービス向上、

    図書館のPR活動など)にも携わります。

    本学の大学案内をきっかけに

    博物館学芸員を志望

    資格取得を目標に学ぶことで

    大学生活がさらに充実

    博物館学芸員に必要な

    企画力・実行力を実習で身につける

    資格取得の勉強を通して

    新しい知識をどんどん増やしたい

    時間を忘れて読書に夢中になれる

    学校図書館を作りたい

    学校図書館司書教諭は、教師として教科を

    教えながら、生徒が図書に親しみやすい

    学校の図書館環境を作ります。

     博物館には、総合博物館、歴史博物館、美

    術館、科学博物館、動物園、水族館、植物園

    などがあり、博物館学芸員は以下の業務を

    行います。

    ①博物館資料の収集、保管、展示。

    ②博物館資料の利用に関する説明、助言、

    指導。

    ③博物館資料に関する専門的、技術的な調

    査研究及び保管、展示等に関する技術的

    な研究。

    ④博物館資料に関する案内書、目録、図録、

    年報、調査研究の報告書等の作成。

    ⑤その他企画、立案に関する業務。

     ほかにも、専門業務に付随する事務の仕

    事(資料台帳の作成、協議会・研究会の記録

    など)にも携わります。

    博物館学芸員に必要な知識とは?

     博物館学芸員は、所有する資料間にしっか

    りした相互関係があるかどうかを判断できる

    知識を持つ必要があります。専門領域におい

    ていかに優れた展示物を所有しているかといっ

    た数だけでなく、資料間にきちんと関連づけ

    がなされているかなども博物館の評価の基準

    として重要になるからです。

     また博物館学芸員には、調査・研究や教育

    普及活動などを通じて利用される博物館所

    有の資料を良好な状態に保つために、化学

    や物理などの知識とそれを土台とした具体

    的な技術も必要となります。

     資料を博物館の来館者と結びつけるため

    に、博物館独自の方法を研究することも、博

    物館学芸員の重要な業務の一つです。

    資料の収集や保管・展示をはじめ、

    博物館の業務全般に携わります。

    博物館学芸員とは

    学校図書館司書教諭とは

    図書館を利用しやすくするための

    業務を行います。

    図書館司書とは

    45

    【国際学部4年次生】

    父親の影響を受け、美術に関する仕事に興味を持ち、本学の大学案内で博物館学芸員のことを知る。大学卒業と同時に博物館学芸員の資格取得ができ、環境問題や国際経済などが学べることが魅力で進学。

    廣瀬 優美 さん

    【情報学部3年次生】

    高校時代に図書委員会に所属し、学校図書館司書教諭に感銘を受け、資格取得を決意。生徒に読書の楽しさを知ってもらうため、豊かなアイデアや表現力を身につけたいと考えている。

    髙井 泉希 さん

    めざす職業につなげる!

    高い専門性と深い教養が求められる職業です。

    博物館で働きたい!

    博物館学芸員課程I N T E R V I E W

    図書についての知識と専門性が求められる職業です。

    図書館で働きたい!

    図書館司書課程I N T E R V I E W

    生徒が図書に親しみやすい学校の図書館環境を作る職業です。

    学校の図書館司書になりたい!

    学校図書館司書教諭課程I N T E R V I E W

    【情報学部3年次生】

    両親の影響で幼少時から読書に親しむ。近所の図書館を利用した際、図書館司書に案内されたことがきっかけで図書館司書をめざす。資格取得の勉強を通じて様 な々ジャンルの図書に触れ、愛読書が増えたことが意欲につながっている。

    髙石 愛海 さん

  • 教務課17号館2階

     在学中に教職課程を履修した後、教員採用試

    験をより有利にするため、卒業後に科目等履修生

    制度を利用した濱中さんは、2011年に高等学

    校の講師として採用されました。

     この制度を利用してよかった点や、在学時との

    学び方の違いなどについて、濱中さんにお話を聞

    きました。

     私は高校時代、空手部に所属していました。部活

    動のことで行き詰まりを感じていたとき、先生に相

    談にのっていただきました。私の悩みに耳を傾けて、

    解決に向けて真剣になってくださっている先生の姿

    に元気づけられ「将来、私も教師になって生徒を勇

    気づける存在になりたい」と思いました。

     私の得意な教科は社会科なので、高等学校の社

    会科の教師になることをめざし、大阪学院大学に入

    学しました。大学入学後、高等学校教諭一種免許状

    (公民)を取得するために教職課程を履修しました。

     4年次生前期に、教員採用について教務課の資格

    課程担当者と話をする機会がありました。そのと

    きに資格課程担当者から、教員採用は2教科の資

    格を取得しておいた方が有利であること、また卒業

    後に科目等履修という制度を利用して、公民の教

    員資格だけでなく高等学校教諭一種免許状(地理

    歴史)も取得してみてはどうかといったアドバイスを

    いただきました。そこで2つ目の教員免許状取得も

    視野に入れて考えることにしました。

     大学卒業時に公民の教員資格を取得できたので、

    卒業後は教務課のアドバイスどおり、科目等履修生

    制度を利用して地理歴史の教員免許状取得に挑み

    ました。また少しでも教員採用に有利になればと考

    え、読書という趣味を生かして、学校図書館司書教

    諭資格も取得することにしました。

     私は科目等履修生として、週3コマの講義を受け

    ました。科目等履修生のために特別な講義があるの

    ではなく、通常の講義を在学生と一緒に受けます。

    科目等履修生として勉強した1年間は、地理歴史

    の教員免許状を取得するという明確な目的があっ

    たため、真剣そのものでした。

     講義のない日は書店でアルバイトをしていました。

    アルバイト先では幼児を対象とした読み聞かせのイ

    ベントも担当したのですが、子どもたちが私の読み

    聞かせに目を輝かせているのを見ると大きな励みに

    なりました。 

     毎日が充実していましたが、同級生たちはすでに

    社会人として働いていると思うと、焦る気持ちが湧

    いてくることもありました。しかしその焦りをバネに、

    モチベーションを高めて懸命に勉強しました。

     2011年4月、高等学校の講師として採用さ

    れました。資格取得1年目の採用は難しいと聞いて

    おりとても不安だっただけに、採用の連絡をいただい

    たときは飛び上がるほど嬉しかったです。

     現在は高校3年生の「政治経済」の授業を担当し、

    火曜日から土曜日まで週15コマを教えています。授

    業は50分間で、自分で作成したプリントを使って授

    業を行います。今となってはずいぶん慣れてきました

    が、当初は4年次で経験した教育実習のことを思い

    出しながら、よりよい授業の進め方や生徒との接し

    方などを模索する毎日でした。

     私が教えていた生徒は高校3年生だったので、今

    春、卒業していきました。担任ではなくても寂しい

    気持ちになり「何があってもたくましく生きて、そ

    れぞれの目標を達成してほしい」と心から願う気持

    ちが湧いてきました。小学校から大学まで、出会って

    きた先生はこのような気持ちで私を見てくださっ

    ていたのだろうと思い、お世話になった先生全員に

    感謝する気持ちでいっぱいです。

     今の私の目標は、1年でも早くクラスを担任する

    ことです。講師として採用になったときは「教える

    ことができるなら十分だ」と思っていましたが、今は

    違います。生徒たちと接するうちに「クラス担任に

    なってもっと彼らと一緒にいたい、彼らと成長した

    い」という気持ちになってきました。

     念願の教師になり、このような気持ちになれたの

    も在学中の勉強はもちろんのこと科目等履修生制

    度を利用し、資格を増やしたからです。一人でも多

    くの人に、目標を持って大学生活を送ってほしいと思

    います。

    心理学が発展してきた経緯や心理学的なもののとらえ方をはじめ、様々な環境で様々な人間とかかわりながら生きる人間の行動と心の特性、働き、発達について学びます。心理学的なもののとらえ方を理解して心理学の基礎知識を得ること、講義で学んだ知識を日常生活に結びつけて考える姿勢を身につけることができます。調査や実験により収集したデータを分析し、得られた結果を基に議論を展開するなど、データの収集・表現・読み方についても学びます。

    ●認定心理士とは(公社)日本心理学会が認定する民間資格で、心理学に関する専門家へのファーストステップといわれています。

    認定心理士の資格取得に必要とされる心理学の基礎知識を身につけます。

    認定心理士養成課程

    外国人に対する日本語教育の現状と理論を知り、日本語教育に関する基礎的な知識を学びます。外国人への接し方や何を教えればよいか、日本語の教え方の注意点などについて理解を深めます。また、社会文化的側面から日英語を対照しつつ、言語と文化の関連を考えます。言葉の背景にある社会や文化を理解すると、異文化をより身近に感じられます。さらに、日本語と他言語を比較することで日本人の発想法が分かり、日本人のものの考え方を外国人に説明できるようになります。

    ●日本語教員とは日本語学校などで、外国人に対し日本語を教える仕事です。

    外国人に日本語を教えるためのスキルを身につけます。

    日本語教員養成課程

    秘書の業務内容や求められる基礎能力について学び、秘書として適切な行動を取れるようにします。また秘書検定試験合格に向け、ロールプレイングやビデオ教材などを利用して必要な技能をマスターしていきます。秘書になるために欠かせないコミュニケーション力も身につけられます。

    ●秘書士とは事務職のスペシャリストとして認められる資格です。

    昨今、心理学に関する知識を持つ専門家の需要が高まっています。接客・人事・採用・広報など、人と触れ合う仕事でも、心理学の知識は役立てることができます。

    秘書としての専門知識、技術、実務能力を身につけます。

    秘書士

    ビジネスに必要な実務の基本知識を理解するとともに、基本的な実務を行える考え方や技能を身につけます。ビジネスについて深く考える習慣をつけ、ビジネス実務士の資格取得をめざします。ビジネスの現場で必要なコミュニケーション力やマナーについても学びます。

    ●ビジネス実務士とは社会で即戦力となれるビジネスのプロフェッショナルです。

    多様なビジネスシーンに対応できる能力を身につけます。

    ビジネス実務士

    心理学の知識を生かして活躍しよう! 日本語の修得を希望する人々は国内外で増えつつありますが、日本人教員の数は十分ではなく、ネイティブの日本語教員が求められています。日本語教員の活躍の場は国内だけでなく、海外へも広がっています。

    海外でも求められる日本語教員!MEMO

    MEMO

    各企業で事務職のスペシャリストとして活躍できます。一般常識や言葉遣いなど、役立つ知識・技能が身につくため、就職活動にも生かせます。

    就職活動に生かす!MEMO

    ビジネスの基本を理解し、実務の基本技能を身につけることに加え、コミュニケーション力やマナーなども習得できるので、企業の様々な分野で活躍できます。

    企業の様々な分野で活躍!MEMO

     科目等履修生制度とは、本学在学生以外

    の者が本学で開講されている授業科目の一

    部を履修し、試験に合格すれば、その授業科

    目の単位を修得することができる制度です。

    科目等履修生制度とは

    教師になる夢へさらに近づくため

    2つ目の資格取得に挑戦

    焦る気持ちを「やる気」に変え

    モチベーションを維持

    2011年

    高等学校の講師として採用

    大阪学院大学で身につけられる知識!

    大阪学院短期大学で身につけられる知識!

    各種資格課程のお問い合わせ

    お問い合わせ先

    教務課 17号館2階

    教務課では、この特集で紹介した教職課程・博物館学芸員課程・図書館司書課程・学校図書館司書教諭課程・科目等履修生制度などについて、各種資料をご用意しています。気になる資格課程があれば、教務課をお訪ねください。

    その他の資格に関連する

    大阪学院大学・大阪学院短期大学で身につけられる知識!

    大学および短期大学では、これまでにご紹介した資格以外にも、様々な資格や職業に関する知識を学ぶことができます。

    めざす職業につなげる!

    67

    【2010年法学部卒業】

    大学時代、高等学校の教員免許(公民)を取得。卒業後、科目等履修生制度を利用して高等学校の教員免許(地理歴史)と学校図書館司書教諭資格を取得。2011年4月、高等学校に講師として採用される。

    濱中 朋弘 さん

    I N T E R V I E W

    実際に資格を生かしているOB(現役高校教師)

  • オージーユーピープル

    先輩編

    谷坂さん 私の両親が公務員で、その

    影響が大きいです。特に教育行政にか

    かわる話を聞くたびに、公務員は利益

    の追求とは違う視点で仕事をすること

    で市民の役に立っていると思い、幼いこ

    ろから公務員の仕事に憧れていました。

    石原さん 私も谷坂さんと同じく、警

    察官である父のようになりたいと思っ

    たのが大きな理由です。

    寺田さん 私の場合はお二人とは少し

    違って、警察官は社会の悪と戦い、市民

    の平和を守る素晴らしい仕事であると

    ニュースや新聞記事などを通じて知り、

    大学入学時からめざしていました。公

    務員になりたいというより、警察官にな

    りたいと考えていました。大学を選ぶ際

    には、部活動にも公務員採用試験にも

    全力で取り組み、よい結果を残したいと

    思っていたので、大阪学院大学を選び

    ました。高校時代の先輩からも大阪学

    院大学は野球部が強いだけでなく、毎

    年、公務員試験合格者を多数輩出して

    いると聞いていたからです。

    谷坂さん 入学時のオリエンテーション

    で、エクステンションセンターの公務員試

    験対策講座があると聞き、2年次生の

    11月頃から受講しました。

    寺田さん 私も石原さんも、谷坂さん

    と同じくエクステンションセンターを利

    用しました。

    石原さん 講座は4月から始まってい

    たのですが、受講したのは3年次生の

    6月からでした。それまでは私も寺田

    さんも、野球部のレギュラーで全国大会

    に出場するために練習に精を出してい

    ました。全国大会を終え「思い残すこと

    はない。やりきった!」と気持ちを切り

    替えたのが、3年次生の6月でした。

    谷坂さん 私はソフトテニス部に所属

    していましたので、学部の講義と部活

    動とエクステンションセンターの講座を

    バランスよく取り組むために毎朝、講義

    前に図書館で自主学習をしました。私

    の場合、試験教科が11科目あり、計画

    的に学習に取り組まなければ追いつか

    なかったのです。毎日「ここまでやる」と

    決めて、何が何でもやり遂げるように

    しました。

    石原さん 私は図書館を利用し、エク

    ステンションセンターで学んだことを何

    度も復習しました。

    寺田さん 私も石原さんと教え合った

    りするうちに「一緒に合格したい」という

    気持ちが湧いてきて、辛いと思っても励

    まし合って頑張りました。その時に、図

    書館で谷坂さんが自習する姿をよく

    見かけていました。一度数学の解き方が

    分からなくて、谷坂さんに聞いたことが

    ありましたね。

    谷坂さん そんなこともありましたね

    (笑)。結局私も分からなくて、講師に

    質問に行った覚えがあります。

    寺田さん 公務員試験対策の教材は

    たくさん市販されています。それだけに

    教材選びで戸惑います。また、学習範

    囲が広すぎて独学でやり遂げることは

    難しいので、講座を利用してよかったと

    思います。両親に負担をかけたくなかっ

    たので、安価なことも大きなポイントで

    した。

    石原さん 同感です。エクステンション

    センターの講座がなかったら、今の私は

    ないと思います。

    谷坂さん 寺田さんが言ったように、独

    学ではまず無理だと思います。教材選

    びや受講料の面だけでなく、出題傾向

    やポイントも教えていただけるので、効

    率よく学習ができました。学内に教室

    があるので移動に時間がかからず、講座

    開始直前まで、他のことができるのも

    便利です。だから部活動も学習もバラ

    ンスよくできたのだと思います。

    石原さん 野球、勉強、目標の達成な

    ど、やりたいことややるべきことがすべ

    てできた4年間でした。今後は、大学で

    の体験や出会いを大切にして頑張りた

    いと思います。目下の目標は、父のよう

    な警部になることです。

    寺田さん 仲間とともに野球に汗を

    流し、公務員になるという目標に向かっ

    て真剣に勉強にも取り組んだ充実した

    4年間でした。今後は、警察学校で学

    ぶことをしっかり身につけて、一日も早

    く社会の役に立ちたいと思っています。

    また、これまで応援してくれた両親に

    感謝しています。

    谷坂さん 大阪学院大学は、自分がや

    る気になったとき、全力で応援しサポー

    トしてくれる大学だと思いました。部

    活動に勉強に充実した4年間が今につ

    ながっていると感じます。また、警察事

    務職に採用してくださったことに感謝

    し、期待に応えられるよう頑張りたい

    と思います。

     私の学生時代を振り返ると、小学校か

    ら大学までよい先生との出会いがあり、

    幸せな環境だったと思います。特に、小学

    校5・6年生の担任の先生が大好きで

    「先生のようになりたい」と思ったことが、

    教師をめざすきっかけとなりました。な

    ぜ、このときの先生が好きだったかという

    と、勉強だけでなく思い切り遊ぶことを

    教えてくれたからです。放課後など先生

    と一緒に校庭を飛び出して、当時私が住

    んでいた町全体を広場のように使って鬼

    ごっこやかくれんぼをして遊び、本当に楽

    しかったです。

     その後、中・高を経て大学で教員免許

    を取得し、高校の国語科教諭になりまし

    た。あるとき、教え子が事件に巻き込ま

    れて命を失うという悲しい出来事があり

    ました。またあるときは、別のクラスの生

    徒が自殺をしてしまいました。生徒が突

    然命を落とすという出来事に直面し

    「命とは何か」「生きるとはどういうこと

    か」という大きな問題を深く考えるよう

    になったのです。思い悩んだ末、1年間休

    職して心理学を学ぶことを決意し、大学

    院の門を叩きました。

     一般的に「心理学は心を扱う学問」とい

    われます。では、心とは一体何でしょうか。

    心は、つかみ所がありません。心の語源は

    「コロコロ変わるからココロ」「今ココにある

    からココロ」とされています。私は「心理学

    は、生きることと死ぬことがどのようにつ

    ながっているのかということに向き合う学

    問」と考えています。

     「どのように生きるべきか」という問い

    には、どのような心持ちで、何をすべきな

    のかという意味が含まれています。そして、

    誰もが避けて通ることのできない死が、

    生の先には必ず待っています。生きるこ

    とと死ぬことと心は、一つのラインでつな

    がっていると考えられるのです。

     私はカウンセラーとしても活動してお

    り、不登校や引きこもりの問題を抱えて

    いる子どもと、その家族から相談を受け

    ることも多く、今まで数多くの方々とお

    会いしてきました。不登校や引きこもり

    になる子どもは「いかに生きるべきか」と

    いう問題に真剣に向き合っている場合が

    多く、その思いを否定せず、その子らしさ

    を肯定することで問題が解決する場面

    に立ち会ってきました。実は、その子の問

    題というより、周囲の大人が「こうでなけ

    ればダメ」という凝り固まった価値観で子

    どもを縛っている場合が多いのですが、カ

    ウンセラーは原因探しをしません。「親が

    厳しいからこの子が引きこもった」ではな

    く「引きこもっている」「生き方に悩んでい

    る」など、その子の現実を見つめます。彼

    らの「苦しい」「悲しい」という心を見つめ、

    何年間も付き合います。根気よく付き合

    うことで、いずれはその子が持っている

    「らしさ」で生きていきます。それが解決

    の糸口です。大事なことは、周囲の大人

    が凝り固まった価値観を子どもに押しつ

    けないことです。私は、この大切なことを

    相談を受けた子どもたちから学びました。

     子どもが1日の大半を過ごす学校で

    出会う教師も、凝り固まった価値観で子

    どもを縛ってはいけません。「今を一生懸

    命に生きる」ことと「心が育つ」ことが同

    じであることを知り、心が育つためには、

    例えば、幼少時代に昆虫をいじめるよう

    な残酷なことも経験しなくてはならない

    ことを理解して、同じ人間として一緒に

    成長する存在でなければいけません。

     では、昆虫をいじめている子どもに教

    師は、どのように接するべきなのでしょう

    か。子どもが昆虫をバラバラにしていたら、

    止めるのでも、手伝うのでもなく、見守

    るのです。子どもの好奇心が満たされた

    ら「昆虫にも命があるのだから土に埋め

    よう」と促しましょう。そして、子どもと

    一緒に昆虫を土に埋めるのです。

     「教師」は「教える」と「育師」という言

    葉で成り立っています。勉強を教えるこ

    とだけが教師の役割ではないのです。心

    を、生きることを育む師でなくてはなら

    ないのです。

     私は教職課程の講義を受け持っていま

    す。普段は冗談を言うタイプなのですが、

    講義はとても厳しく行います。遅刻や誤

    字脱字のあるレポートを提出し、ルールを

    守れない学生はダメです。子どもを教え

    導く教師になるには、厳しい修行が必要

    なのです。本気で教師をめざす学生は、遅

    刻どころか講義が始まる前に着席し待っ

    ているぐらいの意欲がほしいと思います。

     教師をめざす学生には、早寝、早起き

    をはじめ健康管理をして、図書をたくさ

    ん読み、豊かな表現力と集中力、そして

    自身の世界観を育んでほしいと考えてい

    ます。

     本学では、教職課程を履修している学

    生を対象として、学生に読んでほしい図

    書を紹介する「読書プログラム@教職課

    程」を行っています。私は、谷川俊太郎の

    詩集や石川啄木の歌集を推薦しました。

    図書を読むことは学ぶ意欲の表れです。

    子どもたちに学ぶことを教える教師が、

    向学心を失うことは許されません。教師

    をめざす人は、一生、学び続けてほしいと

    思います。

     教師は、子どもの成長に立ち会うことが

    できる素晴らしい仕事です。夢と希望を

    持って生涯学び続け、子どもと一緒に成長

    する教師を育てることが、私の目標です。

    公務員試験という狭き門を突破した3人の先輩に、公務員試験対策講座で苦労したこと、工夫したことや今後の抱負についてお話をしていただきました。

    部活動と公務員試験対策講座を両立。大阪学院大学での4年間があったから、今がある。

    公務員をめざそうと思った

    きっかけを教えてください。

    公務員試験対策講座を始めた

    時期を教えてください。

    寺田 知弘 さん2012年経済学部卒業。在学中は野球部に所属。エクステンションセンターの「公務員試験対策講座/警察官・消防官コース」を受講し、大阪府警察本部に内定。

    石原 裕也 さん2012年経営学部卒業。在学中は野球部に所属。エクステンションセンターの「公務員試験対策講座/警察官・消防官コース」を受講し、大阪府警察本部に内定。

    谷坂 誠 さん2012年法学部卒業。在学中はソフトテニス部に所属。エクステンションセンターの「公務員試験対策講座/国家Ⅱ種・地方上級コース」を受講し、兵庫県職員(警察事務職)に内定。

    今、求められる教師を育てたい。

    「命とは?」「生きるとは?」

    難問に直面し、大学院へ

    原因という「過去」ではなく、

    「今」に焦点を当てる

    同じ人間として

    生徒に心で接することが

    できる教師を育てたい

    流通科学部

    安田 一之 准教授(Kazuyuki Yasuda)

    〔専門分野〕臨床心理学、教育学

    〔略  歴〕立命館大学 文学部 学士鳴門教育大学 大学院 学校教育研究科 修士

    P R O F I L E

    〔主な職歴〕比叡山高等学校 国語科 教諭大阪学院大学高等学校 国語科 教諭大阪学院大学 国際学部 准教授大阪学院大学 流通科学部 准教授

    不登校や引きこもりなど、心の問題を抱える子どもが増えている今、どのような教師が求められているのでしょうか。

    教育学と臨床心理学を研究し、カウンセラーとしても活動する安田

    一之准教授に、

    心の問題はなぜ起きるのかといったことや求められる教師像についてお話を伺いました。

    教科が多く範囲も広い公務員試

    験ですが、どのように対策講座

    に取り組んでいましたか?

    エクステンションセンターを利

    用してよかったと思う点は何

    ですか?

    最後に大阪学院大学での4年

    間の感想と、新社会人としての

    抱負をお聞かせください。

    89

  • 大槻周平さん 尾泉大樹さん

    藤原監督 リーグ戦は春と秋の前期・後

    期に分かれており、前期の5試合目まで

    は順調に勝ち進みました。6試合目の大

    阪商業大学戦で苦戦し、その次の天理

    大学戦は引き分けました。最終の結果を

    見ると、全18試合の内、負けは1試合の

    みで、3試合が引き分けでした。しかしこ

    の引き分けは、限りなく勝ちに近い引き

    分けだったと思います。

    太田主将 私にとって忘れられないのは、

    苦戦した大阪商業大学戦です。全勝優

    勝を狙っていたため、3対4という結果が

    悔しかったのを覚えています。私のポジシ

    ョンはゴールキーパーなのですが、この経

    験を生かして自分の役割を見直すなど

    原点に返り、気持ちを引き締めるように

    しました。

    望月選手 私も太田主将と同じく、大

    阪商業大学戦が印象に残っています。負

    けるとは思っていなかったので、衝撃を受

    けました。このままだと1部昇格は難し

    いのではないかと思ったほどです。

    藤原監督 言葉で「君たちには力があ

    る」と言ってもなかなか伝わりません。前

    期リーグが終わり、9月の後期リーグが

    始まるまでの間に、1部リーグやJリー

    グなど、レベルが高いチームとトレーニング

    マッチを組み、練習試合を経験すること

    で「強い相手でも戦える」という自信を

    取り戻すようにしました。特にJリーグ

    とのトレーニングマッチは、スカウトのチャ

    ンスにもつながるため、チームにとってと

    てもよい刺激になりました。

    太田主将 藤原監督のおっしゃるように、

    トレーニングマッチを通じてモチベーションが

    高まりました。モチベーションが高まると、

    チームの結束が強くなります。今回のリー

    グ戦では、前期での苦戦を経験したことで

    危機を乗り越えようという気持ちが強く

    なり、後期の試合ではチームがまとまったと

    強く感じました。また先輩方は試合中はも

    ちろん、日常生活でも模範を示してリーダ

    ーシップを発揮してくれました。そのため、

    先輩方を中心とした強い結束力が生まれ

    て、よかったと思います。

    藤原監督 太田主将が言うように、リーグ

    戦終盤の当時の4年次生のリーダーシップ

    は素晴らしいものでした。試合運びはもち

    ろん、チームのムードが停滞したときも士気

    を高めるなど、見事な働きをしてくれまし

    た。また年次に関係なく、試合に出ていない

    メンバーが選手を全力で応援し「チーム一丸

    となって勝つ」という目標に向かっていたと

    思います。サッカーの魅力は、チームプレイに

    あります。誰か一人だけが頑張っても勝てま

    せん。メンバーや選手が互いを思いやり、力を

    あわせてともに成長し、勝つ喜びや負けた

    悔しさを一緒に味わうことが大切です。サッ

    カーを通じて豊かに生きるための力を養い、

    人間として成長してほしいと思っています。

    望月選手 私は、サッカー部のメンバー一人

    ひとりが試合で戦う仲間だと強く思ってい

    ます。年次にこだわらず、いつでも誰にでも

    自分の意見をオープンに伝えるように心掛

    けています。構えずに意見を言い合える雰

    囲気を大切にすることでコミュニケーション

    がよくなり、それがモチベーションの高揚に

    つながっているのではないかと思います。

    藤原監督 私のモットーは「ボールを丁

    寧に扱う」ことです。ボールを丁寧に扱う

    というのは「狙った場所へ確実にパスをす

    る」ということです。狙った場所へパスを

    してゴールに結びつけることを心掛ける

    と、個人の技術が高まります。また、サッ

    カー選手はアイデアが豊富であるべきだ

    と思います。いつでも、どんなときでも、ど

    うすれば窮地から抜け出すことができる

    のか、ゴールできるのかということを、誰

    もが思いつかないような方法で実行でき

    るアイデアを持ってほしいのです。そのた

    めに、常日頃から「なぜ、そうするのか」と

    選手たちに問いかけるようにしています。

    このような訓練をすることで、自分で考

    える習慣が身につき、それはやがて社会

    に出たときに役に立つと思います。

    藤原監督 2012年の目標は、1部

    リーグでの優勝をめざすことと、全国大

    会出場を果たすことです。この目標につ

    いて語るとき、私はJリーグの柏レイソル

    のエピソードを思い出します。柏レイソル

    は2011年、J1昇格1年目での優勝

    というJリーグ史上初の快挙を成し遂げ

    ました。だから、私たちにも不可能はない

    と思います。

    太田主将 藤原監督と同じく、1部リ

    ーグでの優勝をめざします。また、個人の

    目標としてはプロサッカーリーグ入団を

    めざしています。今年も、大槻先輩と尾

    泉先輩がプロ入りを果たしました。私も

    必ず目標を達成します。

    望月選手 私も1部リーグ優勝をめざ

    して力をつけたいと思います。私の目標は、

    ボールを扱う技術の精度を高めながら、

    身体能力を伸ばすことです。高校生時代

    はガンバ大阪ユースに所属し、日本代表に

    も選出されました。このような経験から

    考えても、大阪学院大学のサッカー部は、

    チームワーク、実力ともに素晴らしいと感

    じます。監督と先輩を信頼してついていき

    たいと思います。

    サッカー部

    早稲田大学卒業後、セレッソ大阪の前身のヤンマーディーゼルサッカー部にてミッドフィールダーとしてプレー。1995年、セレッソ大阪のコーチに就任。Jリーグの監督資格であるS級ライセンスを持つ指導者。

    プロ選手の自覚を持ち、チームの目標J1昇格に貢献したい。

    湘南ベルマーレ

    1部リーグ昇格を果たした昨年の

    試合を振り返り、特に心に残って

    いることをお話しください。

    リーグ戦を勝ち抜くために、どの

    ようにして選手のモチベーション

    を高めていたのですか?

    藤原監督のモットーを教えてください。

    今後の目標を教えてください。

    藤原 義三 監督

    Jリーガー誕生!これまで多くのJリーガーを輩出してきたサッカー部から、今年も2人のJリーガーが誕生しました。

    大槻 周平さん(湘南ベルマーレ)・尾泉 大樹さん(FC岐阜)

     小学校1年生のときから、お兄さんの影響を受けてサッカーを始めた大槻さんは、サッカー強豪校である福知山成美高等学校サッカー部を経て本学に進学しました。1年次生からAチームに所属し、チームメイトのサッカーに対する意識と技術の高さに刺激を受け、鍛錬の日 を々送りました。 湘南ベルマーレへの入団が決まったきっかけは、

    昨年秋の湘南ベルマーレの練習会に参加したことでした。「入団が決定したと聞いて、本当に嬉しかったのと同時に驚きました」と入団決定当時を語る大槻さん。「実は、3年次生で就職活動をするまでは、プロ選手になることは考えていませんでした。就職活動をして初めて、本当にやりたいことについて考えるようになり『やはり私にはサッカーしかない』と思いました」とその心境を語ってくれました。 最後に「夢がかない、今までご指導してくださった方々や、支えてくれた両親への感謝の気持ちでいっぱいです。今後は、プロ選手としての自覚を持って一日も早く試合に出場し、J1昇格というチームの目標に貢献したいと思います」と力強く語ってくれました。

    後輩たちの目標になれるよう活躍し、J1昇格に向かって頑張ります。 尾泉さんは地元サッカーチームで監督をしていたお父さんの影響で、小学校1年生からサッカーを始めました。幼い頃からの夢は、プロサッカー選手になることでした。サッカーの名門校である桐光学園高等学校から本学へ進学し、技術の向上と体格面の充実を図ってきました。 「監督やコーチから紹介をしていただき、4年次生

    の夏頃から、本格的にプロ入りをめざして全国のJリーグチームを訪問しました。思うようによいお返事をいただけないことが続き、焦った時期もありました」と当時を語る尾泉さん。苦しくてサッカーを辞めたいと思うこともあったという尾泉さんは「今思えば、辛い時期を乗り越え、諦めないことが夢をつかむ第一歩だったのだと実感します」と大学4年間を振り返ります。 最後に「これまで支えてくださった監督やコーチ、仲間、両親に心から感謝しています。今後は、プロ選手としてチームに貢献し、チームの目標であるJ1昇格を果たしたいと思います。そして、後輩たちの目標になれるよう頑張ります」と熱く語ってくれました。

    FC岐阜

    2010年「全日本大学選抜チーム」に選出され、九州、オーストラリアキャンプに参加。同年、東京国立競技場にて開催された「DENSO CUP SOCCER 第7回大学日韓(韓日)定期戦」メンバーに選出。

    主将【経済学部4年次生】太田 岳志 選手

    ガンバ大阪ユース出身。ガンバ大阪ジュニアユース所属時代に「高円宮杯全日本ユース選手権」に出場し、優勝に貢献。2008年度U-16日本代表。ほか、国体選抜など、ジュニア(中学)、ユース(高校)各年代の日本代表に選出。

    【経済学部2年次生】望月 聖矢 選手

    千里山セミナーハウス

    学生生活にも大活躍する宿泊施設!千里山グラウンド内にあるセミナーハウスは、宿泊施設や会議室を備えており、ゼミ

    ナールや課外授業などに使われています。また、隣接するグラウンドには野球場や

    人工芝サッカー場があり、クラブ活動で活用されています。阪急北千里線「千里山

    駅」から徒歩圏内と利用しやすいロケーションで、キャンパスとはまた違った環境が

    魅力的な施設です。

    2011年秋、1部リーグに昇格し、

    新たな目標に向かって前進!

    サッカー部は「2011年度

    第89回関西学生サッカー2部リーグ戦」において優勝し、1部リーグへの昇格を果たしました。

    藤原

    義三監督と太田

    岳志主将(経済学部4年次生)、望月

    聖矢選手(経済学部2年次生)に、リーグ戦でのエピソードや今後の

    目標についてお話をしていただきました。

    太田 岳志 選手

    主将/ゴールキーパー

    望月 聖矢 選手

    ミッドフィールダー

    藤原 義三 さん

    監督

    尾泉 大樹(おいずみ だいき)2012年 経済学部卒業身長/体重:174cm/68kgポジション:DF(ディフェンダー)所属チーム:FC岐阜

    大槻 周平(おおつき しゅうへい)2012年 経済学部卒業身長/体重:178cm/70kg前副主将ポジション:FW(フォワード)所属チーム:湘南ベルマーレ

    11 10

  • 6月

    日177月

    日228月

    土4各日10:00~15:00(9:30~受付開始) 予約不要・入退場自由

    8月

    日58月

    土259月

    日16開催日時

    開催内容

    入試説明、 個別相談(入試・奨学金・就職・資格・留学 など)

    模擬講義、 キャンパス見学

    クラブ見学・相談、 学食ランチ体験 など

    入試事務室学生課

    庶務課

    平成25年度 入学試験のご案内

    ~将来の夢に向かって頑張る受験生を評価する入試制度がさらに充実!~ 平成25年度入学試験では資格取得者を対象とした「資格推薦入学(大学のみ)」や、「AO入試」に「公務員志望型」を導入するなど、将来の夢に向かって頑張る受験生を評価する入試制度をより充実させます。どちらの入試制度においても、入学後それぞれに資格試験や公務員試験合格に向けた講座が無料で受講できる特典があります。

    ~本学在学生の保護者の皆様へ~ 昨年度と同様に、本学在学生の兄弟姉妹および本学卒業生の子女または兄弟姉妹のみを対象とした「ファミリー推薦入学」を実施します。

     平成25年度入学試験の詳細については「2013入試ガイド」またはホームページなどでご確認ください。

    お問い合わせ先:入試事務室(本館1階)TEL :06-6381-8434(代表)入試情報サイト http://nyushi.osaka-gu.jp/

    エクステンションセンター受講生募集中

     平成24年度も生涯学習92講座、資格39講座を通じて学びの時間を提供します。資料をご希望の方は、住所・氏名・電話番号をご記入のうえ、ファックスまたはメールでご連絡ください。

    お問い合わせ先:エクステンションセンター(2号館2階) TEL :06-6381-8434(代表) FAX :06-6381-8495e-mail : [email protected] : http://www.osaka-gu.ac.jp/life_edu/index.html

    就職活動支援行事

    キャリアセンター

     キャリアセンターは様 な々ガイダンスやセミナーを実施し、学生の就職活動を全力でサポートしています。対象イベントに積極的に参加しましょう。

    ■学内企業説明会 就職活動は順調ですか? 内定に向けて積極的に活動しましょう。 対象:大学4年次生・短大2年次生

     対象:全年次生

    学内企業説明会企業の人事採用者の方々にお越しいただき採用直結の説明会を行います。公務員の業務内容の説明を併せて実施します。

    10月 9日(火)~12日(金)

    ■就職ガイダンス

    7月 2日(月) 夏期休暇の就職活動準備

    就職活動を行うにあたり、夏期休暇を有意義に過ごすためのアドバイスをします。

    10月 1日(月) 就職するとはどういうことか、正社員とフリーターの違いは何かなどを説明します。

    10月15日(月)

    10月29日(月) 就職活動スタートセミナー

    本格化する就職活動に向けて「スケジュール」や「履歴書」など基本的なことについて説明します。

    職業適性診断受検会

    各自の特性や職業適性を知ることができる適性検査を実施します。

    就職について考える

    国際センター平成24年度交換留学(春出発)募集

     近年日本人学生が「内向き」と呼ばれて久しいですが、本学では昨年度交換留学(秋出発)の応募数が例年の3倍となり、外に出て自分を試したい・チャレンジしてみたい!という学生が増加傾向と大変頼もしく感じられます。 来年の春に出発する交換留学の応募時期が間近となってきました。海外留学は、人生にとってかけがえのない経験になります。ぜひチャレンジして新しい世界を経験してください。

    【平成24年度交換留学(春出発)募集】出 願 受 付:平成24年7月17日(火)~27日(金)      ※最終日は午後5時までの受付。留学開始時期:平成25年2月、3月

    お問い合わせ先:国際センター(1号館1階)TEL :06-6381-8434(代表) FAX :06-6381-8499e-mail:inoffice@ogu.ac.jpHP:http://www.osaka-gu.ac.jp/int_exchange/cl_frame/index.html

    「OGU café」オープン

     平成24年4月、13号館1階に「OGU café」がオープンしました。種類豊富なドリンクやパフェ、クリッカーをはじめとするおいしい焼きたてスイーツが楽しめます。ぜひご利用ください。

    営業時間:月~金曜日 10:00~15:00 詳しくはこちらHP:http://www.osaka-gu.ac.jp/foods/ogucafe/ogucafe.html

     大阪学院大学・大阪学院短期大学は、昨年7月30日から10月2日までの全6回にわたり、オープンキャンパスを開催し、多くの方にご来場いただきました。オープンキャンパス当日は、受験を控えた高校3年生をはじめ、高校1・2年生や保護者も多数来場。個別相談やキャンパス見学ツアー、模擬講義、学食ランチ体験などを通し、魅力を知っていただくよい機会となりました。 このオープンキャンパスを支えているのが「在学生スタッフ」です。在学生スタッフが、受付・誘導や在学生によるなんでも相談の相談員、キャンパス見学のツアーコンダクターとして活躍しています。このほかにも、自分の所属する学部・学科やクラブ・サークルの紹介者として、自身の経験を基に、来場者に生き

    生きとした学生生活を紹介しています。 これまでオープンキャンパス在学生スタッフを経験した学生の多くが、次の年も継続してスタッフになることを希望しています。在学生スタッフどうしや担当する教職員との絆が生まれることの楽しさや、自分の意見がイベントや来場者への対応の改善に反映されることに「やりがい」を見いだせているからです。さらに、オープンキャンパス来場者とのコミュニケーションを通し、在学生スタッフ自身のスキルアップにもつながっている様子です。こういったスキルアップの成果が、就職活動などにも生かされています。

    在学生スタッフがOGUをアピールするために大活躍!!大学を知るための「オープンキャンパス」

    オープンキャンパス特集

    OPEN CAMPUS 2012~未来の自分を見に行こう!~

    今年のオープンキャンパスは6月から、全6回開催します。大阪学院大学・大阪学院短期大学の魅力が体験を通じて感じられます。

    オープンキャンパスが、出願の第一歩!!

    2013年度 AO入試がリニューアル!「オープンキャンパス参加型」を新設!!

    入試事務室からのお知らせ

    参加者には本学オリジナルグッズをプレゼント!

    6月17日(日) は、保護者向け大学進学セミナーを開催!ファイナンシャルプランナーによる進学のためのマネープランや、予備校講師による今どきの大学選びと入試対策といった内容を予定しています。

    将来を左右する進学。まずはオープンキャンパスで本学への理解を深めてください。オープンキャンパス当日※にエントリーし、当日インタビューを受けることも可能です。

    ※詳細については本学ホームページなどでご確認ください。※対象となるオープンキャンパスは、7月22日、8月4日・5日のみです。

    マナーアップキャンペーン実施中

     本学ではマナーアップキャンペーンを実施しています。このキャンペーンは、より多くの参加・協力を得て学内の環境向上に取り組み、マナー向上への意識を高め、より過ごしやすい快適なキャンパスにすることを目的として実施しているものです。 学生と職員が共同して1日4回、キャンパス内や周辺道路などを巡回し、空き缶・ペットボトルなどを回収するほか、自転車・バイクの指定場所への駐輪指導を呼びかけています。今後も継続して行っていきます。

    「岸辺祭」開催

     平成24年10月19日(金)~21日(日)の3日間において、本学の学園祭「岸辺祭」を開催します。 昨年の岸辺祭では、留学生が4つの模擬店を出店し、出身国に関係なく協力しあい、各国自慢の料理を販売するなど本学の学生だけにとどまらず、大勢の人が協力した学園祭となり大盛況でした。 今年の岸辺祭もより充実した楽しい企画を盛り込みますので、ご来場をお待ちしています。

    13 12

  •  事

    新任〔平成24年4月1日付〕

    退職〔平成24年3月31日付〕経営学部経営学部経済学部外国語学部情報学部

    杉山 晃一川島 伸博生島 孝雄中澤 三津子笠原 正雄

    教授准教授准教授准教授教授

    経営学部経済学部外国語学部国際学部情報学部

    成島 辰巳井出 眞弘松本 和朗高橋 藤雄中川 徹

    教授教授教授教授教授

    退職〔平成24年3月25日付〕国際センター C.Y.キノシタ講師

    経営学部

    ビジネス・スキルⅠゼミナールⅠA・ⅠB、ⅡA・ⅡB

    照屋 哲男 講師担当科目

    経済学部

    日本経済論、経済学特別講義D、ゼミナールⅡA・ⅡB・Ⅲ、フレッシュマンゼミナールA・B

    有馬 敏則 教授担当科目

    担当科目

    経営学部安川 文夫 講師

    簿記原理A・B、入門簿記、株式会社簿記、経営分析、企業情報学特別講義、ゼミナールⅠA・ⅠB、ⅡA・ⅡB

    担当科目

    経済学部三輪 芳朗 教授

    産業経済論、ゼミナールⅡA・ⅡB・Ⅲ

    経済学部

    経済入門A・B、経済理論A・B、ゼミナールⅡA・ⅡB、フレッシュマンゼミナールA・B

    佐野 薫 講師担当科目 担当科目

    経済学部白井 克典 講師

    経済入門A・B、経済理論A・B、ゼミナールⅡA・ⅡB・Ⅲ、フレッシュマンゼミナールA・B

    経営学部

    基礎経済学、基本統計学、基本パソコン演習Ⅰ・Ⅱ、経済入門、経営統計学、ホスピタリティ・コミュニケーションⅢ、ゼミナールⅠA・ⅠB・Ⅲ

    生川 貴一 講師担当科目

    経済学部

    スポーツ経済学概論、スポーツ経済学特論、ゼミナールⅡA・ⅡB・Ⅲ、フレッシュマンゼミナールA・B

    松野 光範 准教授担当科目

    外国語学部

    グラマー、実力強化英語Ⅲ・Ⅳ、リーディングⅡ、ゼミナールⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB

    村田 和久 講師担当科目 担当科目

    情報学部菊野 亨 教授

    ソフトウェア工学、情報セキュリティ、暗号・符号入門、ゼミナールⅠA・ⅡB・Ⅲ

    経済学部

    経済入門A・B、経済理論A、ゼミナールⅡA・ⅡB、フレッシュマンゼミナールA・B

    森田 忠士 講師担当科目

    国際センター

    ベーシック・イングリッシュⅠ・Ⅱ、ECS(英会話・初級、中級)、オーラル・コミュニケーションⅠ・Ⅱ、TOEICリスニング

    J.アロウェイ 講師担当科目

    国際センター

    ベーシック・イングリッシュⅠ・Ⅱ、ECS(英会話・中級)、オーラル・コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、ディスカッション -ディベート

    S.J.バートン 講師担当科目

    平成24年1月16日(月)

    平成24年2月15日(水)~2月28日(火)

    就職ガイダンス「SPI就職筆記試験対策講座」

     大学3年次生・短大1年次生を対象に就職ガイダンス「SPI就職筆記試験対策講座」を行いました。SPIの受験だけではなく、講師をお招きし、細かく解説をしていただきました。筆記試験突破のため学生たちは熱心に取り組んでいました。 多くの企業で筆記試験が実施されています。早めの対策をし「面接」に進むチャンスを逃さずつかみ取りましょう。

    平成24年1月16日(月)~2月3日(金)

    冬期日本語研修が修了

     本学の提携大学である韓国のスンチョンヒャン大学から40名、中国の広東海洋大学から11名とオーストラリアのCQ大学から1名の計52名の研修生が2~3週間の日本語研修を無事に修了しました。 研修生たちは、午前中は日本語の講義を受け、午後からはキャンパス内外で日本を知るための様 な々イベント、社会見学に参加しました。今回参加した研修生は、日本語運用能力が高く、ランゲージパートナーである本学学生や他の研修生と円滑にコミュニケーションをとりながら、楽しい時間を過ごしたようです。特に、広東海洋大学からの研修生は、3月に実施された広東海洋大学春期研修参加学生と積極的に交流し、中国と広東地域について様 な々情報を提供してくれました。

    平成24年3月14日(水)・15日(木)

    「入学予定者の集い」開催

     今春の入学予定者を対象とした「入学予定者の集い」を開催しました。 初めは緊張した様子を見せていた参加者も、プログラムが進むにつれて隣どうしで会話をするようになり、�