５分で分かる！ ＩＴ業界における 改正派遣法対応＠はやや

一般的な「派遣」の イメージ

「派遣」＝非正規 ?

IT業界では 「派遣」→IT技術者を

お客さんのプロジェクトに参画させる手段の一つ

他には「請負」 　　　「準委任」など

派遣法、 改正するってよ。

When?

２０１５年 ４月から運用開始 したいらしい

でも、うちわもめで 臨時国会の審議が遅れて まだ決まってないYO!

特定派遣/一般派遣 届出制/許可制

↑ 区別を廃止したいらしい

「特定派遣」＝派遣元では （ほぼ）正社員

「一般派遣」＝派遣元では 正社員じゃない

特定派遣は 派遣元では、

「常時雇用される」 必要がある

非正規？

IT企業の派遣認可は この特定派遣がほとんど

小さな企業もサクッと 届出をすれば

派遣事業を始められた

届出制ではなく 今の一般派遣の 「許可制」は

資産要件とか結構キビシイ

影響その１ 小さなIT企業が

派遣を始めにくくなります。 （＆続けにくくなります）

IT技術者の派遣。 派遣期間は

元々無期限でした。

今回廃止される 「専門２６業務」のうちの

”ソフトウェア開発” にあたるから。

「専門２６業務」 それに当たるかどうかが

「分かりにくい」という理由で 廃止されることになりました。

一律、人単位で ３年

無期限だったのに たった３年に！

でも、、、、

派遣元で 「無期限雇用」 されている場合は 派遣期間無期限でOK!

お、おう （変わらないのかよ）

いやまてよ

派遣元で「常時雇用される」 けど、「無期限雇用されてない」人は

派遣期間無制限から３年に 短くなります。

「常時雇用」=正社員＆ 　　　　　　 １年くらいの有期契約社員 「無期限雇用」=正社員のみを指す

影響その２ 派遣期間無期限で派遣される

IT技術者が 減ります

銀行から大規模プロジェクとの仕事を受けたので

技術者を集めて!

上に派遣しま～す

派遣メンバーと「請負」しま～す

うお、人が揃わない！

派遣の許可取れん

「派遣」じゃなくて 「請負」で人を集めよう

「偽装請負」が 誘発される

IT業界で「コンプライアンス」と いうと

「偽装請負対策」のことを 指すんじゃないか。

「派遣」＝直接指示出しOK 「請負」＝直接指示出しダメ

本当にちゃんと 分けられてるのか・・・？

影響その３

派遣認可が取れないので 「請負」でIT技術者を供給するけど やってることは、派遣っていう

そこで対応だ！

◆影響その１ 派遣事業を始めにくくなる

→改正予定の来年の４月までにとりあえず特定派遣の届出しとこうぜ！ ３年間は経過措置のオプションがつくぜ！

◆影響その２ 正社員じゃないと派遣期間３年が上限

→３年のカウント気をつけようぜ！

◆影響その３ 請負で契約してるのに派遣みたいな感じで指示出しちゃってる →現場の指揮命令系統気をつけようぜ！

総じて、今までよりも IT技術者を供給するビジネスが やりにくくなる気がする。。。

この先、マイナンバー法制対応システムや オリンピックやあれやらこれやら

IT技術者が沢山求められるプロジェクトが 目白押しなのにねぇ・・・

「派遣」という選択肢は 間違いなく後退するんだろうね

「派遣」ができる会社と できない会社とで

淘汰が進むことになりそう。

・届出制から許可制になるので、 手続きが増える。更新手続きもあり。

管理部門の対応コスト増

→許可制で健全な派遣会社が 　担保されればいいが。。。

現場の担当者としては・・・

一番の本音

詳細は改正が決まった後に色々明らかになるそうなので。

改正するなら、 早くしてほしい・・・

「はやや」なだけに

おしまい。