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MITAKA DENKO PIC マイコンインサーキットエミュレータ EL-1 PIC 学習用ボード TGT-1 取扱説明書 vir.1

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MITAKA DENKO

PICマイコンインサーキットエミュレータ EL-1

PIC学習用ボード TGT-1

取扱説明書

vir.1

2

目次

1. イントロダクション 3

2. 各部名称と機能 3

3. 仕様 4

4. リモートモニタソフトのインストール 4

5. 使用方法 6

5-1. ハード接続及び起動 6

5-2. リモートモニタスタート及びメイン画面操作 6

5-2-1. リモートモニタ ソフトの起動 6

5-2-2. 通信ポート・解析プログラム設定及びプログラムの実行 7

5-3. 画面の切換 11

5-4. トレース画面操作 11

5-4-1. Addressによる TRACE 11

5-4-2. Step数による TRACE 12

5-4-3. Addressによる TRACE後に Step数による TRACE 12

5-4-4. C ソースモード1ステップ TRACE 13

5-5. レジスタ画面操作 14

5-5-1. レジスタ内容の読込み 14

5-5-2. レジスタへの書込み 15

5-6. ブレークポイント SET/RESET画面操作 17

5-6-1. CHANGE BRAKE WAIT TIME 17

5-6-2. ブレークポイント SET 17

5-6-3. ブレークポイント RESET 17

6. PIC学習用ボード TGT-1 19

6-1. PIC学習用ボードの構成 19

6-2. PIC学習用ボードの仕様 19

6-3. PIC学習用ボード入出力デバイスのポート接続仕様 20

6-4. インサーキットエミュレータ EL-1 と PIC学習用ボード TGT-1の接続 21

6-5. 通信ポートの設定 22

はじめに この度は、ロジックアナライザ機能付き PIC マイコンインサーキットエミュレータ EL-1 及び PIC 学習用ボード

TGT-1をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。

PIC マイコンインサーキットエミュレータ EL-1 は PIC では比較的よく使用されていますフラッシュプログラムメ

モリ付の PIC16F84A,PIC16F876及び PIC16F877相当 3種類の PICエミュレータコアとデバッグ専用回路及びロ

ジックアナライザ回路を FPGAに組込んでいます。

ご使用に際して、PIC エミュレータの選択及びコンソールとしてのリモートモニターソフト画面の設定は、それ

ぞれの PIC相当品種に応じたラジオボタンをチェックしていただくことで非常に簡単にできます。

ご使用前のご注意 PICマイコン用のコンパイラソフトは CCS社の PCW,PCWHをご使用してください。

電源は付属の ACアダプタにて供給してください。また、ターゲット基盤への電源は別 ACアダプタにて供給し

てください。

ページ

3

WDT選択(左側) ADOUT チェック用コネクタ OFFSET トリマ

GAIN トリマ

図 1 EL-1本体

1. イントロダクション

1-1. 概要

EL-1は Windows環境において CCS社の PIC用 Cコンパイラ PCW,PCWHにてソフト開発をされるとき、

エミュレータ及びロジックアナライザとしてご使用いただく開発ツールです。

1-2. 特徴

① Microchip 社の Flash プログラムメモリをそなえたミッドレンジの代表的な PIC16F84A,PIC16F876 及び

PIC16F877 の開発用で、PIC 相当品種の切換えはリモートモニターソフトのラジオボタンにて選択してい

ただくことでご使用いただけます。

② コンパイルで生成された HEX ファイルをプログラム用 RAM領域にロードして、実行に用います。

③ ステップ実行は以下のモードで行えます。

・ C ソースモードのステップ実行

・ アセンブラレベルでのステップ実行

・ 指定アドレス間の実行

・ 設定したステップ数を実行

④ 特殊レジスタのモニタ表示は PIC仕様書と同一配列になっていますので見やすくなっています。

⑤ ロジックアナライザ機能は指定アドレス間の実行を Cソースで確認できますので、デバッグが容易です。

2. 各部名称と機能

① ADOUTチェック用コネクタにて、AD変換時 8bitデジタル出力を 0~7pin と GNDpin間で確認できます。

N7pinは 7pinの反転出力です。

② GAIN トリマと OFFSET トリマは調整済みですので動かさないで下さい。

③ ウォッチドッグタイマ(WDT)を使用のときは、WDT選択 DIPSW 1CH側を OFFに設定して下さい。

AC アダプタジャック

RS232C コネクタ

プローブ用コネクタ

モニタリセットスイッチ

電源スイッチ 電源 ON確認 LED

タイマ用外部入力 信号 32.8kHz

4

3. 仕様

環境 : CCS社の PIC用 C コンパイラ PCW,PCWH

エミュレート : プログラム実行

トレース (Cステップ ・ MPASMステップ)

ブレークポイント

レジスタ (リード・ライト)

C ソースロジックアナライザ

パソコン OS : Windows2000 ・ WindowsXP ・ WindowsVista

インターフェース : RS232C(D-Sub 9PIN ストレート)

クロック発振 : 25MHz(PIC実働換算20MHz)

供給電源 : AC100[V] 0.3[A] (ACアダプタ DC 9[V] 1.2[A] )

ターゲット入出力 : 3.1~5.2[V]

動作温湿度 : 10~40[℃] 60[%]以下

外形寸法 : 117×117×35[㎜]

重量 : 300[g]

4. リモートモニタソフトのインストール

付属の CDにある Plga_setup フォルダを C:\にコピー&貼り付けのうえ、フォルダ内の setup.exeをダブルク

リックで実行して下さい。(図 2参照 (CDのフォルダ内の setup.exeの直接実行でも可です))

図 2

PICエミュレータ&ロジックアナライザ用リモートモニタソフトのインストールウィザードが立ち上がります。

図 3~図 7順でインストールを行って下さい。

5

図 3 図 4

図 5 図 6

図 7

6

5. 使用方法

5-1. ハード接続及び起動

① ACアダプタのプラグをジャックに、RS232Cのケーブルをコネクタにつないでください。

② ローブ基板(PIC16F84A,876,877相当用)を選択し、プローブケーブルコネクタに挿入して下さい。

(1PIN方向には十分ご注意してください)

そして、ケーブルの他端コネクタは本体プローブ用コネクタにつなぎます。(図 8参照)

③ ローブをユーザターゲット基板の PIC ソケットに挿入してください。

(1PIN方向には十分ご注意してください)

この他に、設計にご使用の PICの品種を選択するためのハード上の設定は必要ありません。

④ 源スイッチ(POWER)を左側に移動して、ON してください。

⑤ ーザターゲット基板に電源を供給してください。

⑥ IC学習用ボード TGT-1 との接続の場合はは 6-2節 図 27を参照して下さい。

5-2. リモートモニタスタート及びメイン画面操作

5-2-1. リモートモニタ ソフトの起動

図 9でプログラムスタートの「PLGA」→「piclogiana」をクリックして下さい。

図 9

コネクター

プローブ基板 PIC16F84A相当用

プローブ基板 PIC16F877相当用

プローブ基板 PIC16F876相当用

プローブ基板 PIC16F877相当用

ル 図 8

7

起動しますと次の図 10「エミュレータ&ロジックアナライザ メイン画面」 が立ち上がります。

図 10

5-2-2. 通信ポート・解析プログラム設定及びプログラムの実行

① 通信ポートと受信タイムアウトの設定及び PIC相当機種選択 (図 11参照)

a. パソコンでシリアル通信ポートになっているポート No.を入力して下さい。(デフォルト値: 1)

b. 受信タイムアウトは 1~20秒に設定できます。(デフォルト値: 5)

(受信タイムアウト: データ受信処理は「無応答」として処理を行います)

c. PIC16F84A相当,PIC16F876相当又は PIC16F877相当の選択をラジオボタンで行って下さい。

図 11

8

② 解析プログラムの設定 (図 12参照)

a. C:\Program Files\Plgaフォルダに、コンパイラで生成された解析プログラムの HEX ファイルの

コピー&貼り付けを行っておいて下さい。(例えば tm0_1s.hex)

b. 入力枠に「tm0_1s」と入力し、「決定」ボタンをクリックすることでロードできます。

(tm0_1s.hexの拡張子 hexを省略して入力してもロードできます)

③ プログラムの実行 (図 12参照)

「プログラムの実行」ボタンをクリックすれば実行開始します。このとき、まだブレークポイントが設定さ

れていませんので、「ブレークポイントWindow」の「Addres」s及び「Passcnt(Pass count)」は “0000”、

“0”を表示致します。

④ プログラムの実行中止 (図 12参照)

EL-1 本体(図 12 参照)のモニタリセットスイッチによりツール回路のリセットをして下さい。この操作で

実行は中止になります。

次に、「プログラム実行中止」ボタンをクリックすることで、メイン画面は図 11の状態に戻ります。

⑤ 解析プログラムの再設定、再実行及び実行中止

上記②、③及び④の操作を繰り返せば再実行は何度でも可能です。

このとき、②の解析プログラムとして別プログラムを設定することもできます。

図 12

9

⑥ ロジックアナライザの設定及び実行 (図 13参照)

この機能は、実動作時に実行順をメモリに保存し、後から表示するものです。

再実行で始める場合は 5-2-2②を、最初からの場合は 5-2-2②と③を設定後、次に進んで下さい。

a. C:\Program Files\Plgaフォルダに、コンパイラで生成された解析プログラムの LSTファイルのコピー

&貼り付けを行っておいて下さい。(例えば tm0_1s.lst)

b. 解析の開始番地及び終了番地の設定

それぞれ「START ADDRESS」と「STOP ADDRESS」枠に LSTファイルを参照しながら開始番地と終

了番地を HEX値で入力して下さい。開始番地から終了番地までが繰り返し実行をふくめておおよそ

400 ADRESS以上になりますと、メイン画面からの操作が不能となります。

不能になった場合、EL-1 本体の電源スイッチ OFF 後、ON に再投入して、リモートモニタ ソフト

「piclogiana」は強制終了し、5-2-1から再び始めて下さい。

c. ロジックアナライザの実行

「アドレス決定」、「プログラムスタート」及び「ロジックアナライザスタート」の順にコマンドボタンをクリ

ックしていただくことで、ロジックアナライザの結果を図 13のように下部 Windowに表示致します。

d. ロジックアナライザの実行ファイル生成

ロジックアナライザの実行時に、プログラムの実行経過を検討・調査するためのファイルを 2つ生成

します。(9頁 図 14、図 15参照)

図 13下部 Windowのロジックアナライザ結果と同一内容(例 図 14参照 TM0_1S_LGA.txt)

開始番地~終了番地-1番地までの実行 ADDRESS内容(例 図 15参照 TM0_1S_RAD.txt)

e. ロジックアナライザの実行中止

EL-1 本体のモニタリセットスイッチによりツール回路のリセットをして下さい。この操作で実行は中

止になります。

次に、「プログラム実行中止」ボタンをクリックすることで、メイン画面は図 11の状態に戻ります。

f. ロジックアナライザの再設定、再実行及び実行中止

上記 b~dの操作を繰り返せば再実行は何度でも可能です。

図 13

注) STOP ADDRESSの1つ前の ADDRESSまでが実行順としてメモリに保存されます。

10

図 14は、C ソースレベルプログラム実行結果をその実行順に記録されています。

ファイル名は、例えば使用 HEX ファイル名が tm0_1s.hexの場合、TM0_1S_LGA.txt となります。

図 15は、アセンブラ ADDRESSでプログラム実行結果をその実行順に記録されています。

ファイル名は、例えば使用 HEX ファイル名が tm0_1s.hexの場合、TM0_1S_RAD.txt となります。

図 14

図 15

11

5-3. 画面の切換

5-4. トレース画面操作

(メイン画面又はレジスタ画面等の「トレース画面へ」コマンドボタンをクリックし画面の切換えます)

5-4-1. Addressによる TRACE (図 17参照)

図 17の例では 「TRACEスタート」ボタンをクリックすると、15e番地~17f番地まで実行し、アセンブラと C

ソースの TRACE結果を表示致します。C ソースの TRACEは1Addressでも関連すれば表示致します。

* #印のプリプロッセサ、関数名、カッコ “{” 等は複数行表示になります。

* 条件文(if 等)、 “{”、 “}” などの表示はこともあります。

図 17

各画面へのコマンドボタンをクリックして、別な画面に切換えて下さい。

トレース画面 レジスタ画面 ブレークポイント画面 でも各コマンドボタンのクリックで画面切換えを行って下さい。

図 16

12

5-4-2. Step数による TRACE (図 18参照) 図 18の例は1STEP毎の実行ですが、STEP数は任意に変えられます。「TRACE」ボタンをクリックすると、この場合も、アセンブラと Cソースの TRACE結果を表示致します。(19回クリック)

図 18

5-4-3. Addressによる TRACE後に Step数による TRACE (図 19参照)

5-4-1 の Address による TRACE(15e番地~16f番地)を行った後に、その先のステップを確認したい時、

引続き 5-4-2の Step数による TRACEが行えます。(図 19の例は、170番地が1STEP実行)

図 19

13

5-4-4. C ソースモード1ステップ TRACE (図 20参照)

「TRACE」ボタンのクリックにより、C ソースコード 1行毎に実行し、基本的に 1行毎に表示致します。

* #印のプリプロッセサ、関数名、カッコ “{” 等は複数行表示になります。

* 条件文(if 等)、 “{”、 “}” などの表示はしないで、実行 C コードをまで進むこともあります。

* C ソースコードを表示しないでアセンブラ TRACE 結果が止まった場合、再度「TRACE」をクリックして

下さい。

図 20の例は 「number = 0;」 の実行後、「set_tris_b(0x00);」を 016B~016D Addressのアセンブラで実行

しているのが確認できます。

図 18

14

5-5. レジスタ画面操作

(メイン画面又はトレース画面等の「レジスタ画面へ」コマンドボタンをクリックし画面の切換えます) 5-5-1. レジスタ内容の読込み ① 特殊レジスタ (図 21,22,23参照)

「READ」ボタンをクリックすることで、前項のトレース画面操作における「TRACE 後の最終アドレス」 実行終了時点における特殊レジスタの状態が、PICマニュアルと同様な配置で確認できます。 5-5 項で設定したブレークポイントでのレジスタ表示は、ブレークポイント直前のアドレス実行での状態です。

② 注目レジスタ及び汎用レジスタ (図 21,22,23右下「REGISTER READ/WRITEパネル」参照) 3 つの「READ ADDRESS」に、任意の注目レジスタアドレス又は汎用レジスタアドレスを入力後、

「READ」ボタンをクリックすることで 3つ「READ DATA」にそれぞれの状態を表示致します。 なお、READ DATAは 5-4節「Step数による TRACE」等の実行により、変化があれば更新されます。 * 汎用レジスタに割振られた変数の変化をチェックするのに有効です。

図 21

図 22

15

図 23

5-5-2. レジスタへの書込み

① 特殊レジスタ又は汎用レジスタ (図 24,25,26右下「REGISTER READ/WRITEパネル」参照)

「WRITE ADDRESS」に、任意の注目レジスタアドレス又は汎用レジスタアドレスを、

「WRITE ADDRESS」に変更したいデータを入力後、「WRITE」ボタンをクリックして下さい。

図 24

* レジスタ読込み・書込み機能、TRACE機能及びブレークポイント機能を有効に活用し、ソフト及びハー

ドのデバッグを行って下さい。

* 図 25,図 26は LED及び 7SEG LED点灯確認によるハード結線のデバッグ例です。

16

図 25

図 26

0x06番地の PORT6に 0xafを書き込むことで、下位バイトの“f”が LED PD0~PD3を点灯させている。

0x08 番地の PORT6 に 0xff を書き込むことで、2 バイトの“ff”が 7SEG LED をフル点灯させている。

17

5-6. ブレークポイント SET/RESET画面操作 (図 27, 28参照)

(メイン画面又はトレース画面等の「レジスタ画面へ」コマンドボタンをクリックし画面の切換えます)

5-6-1. CHANGE BRAKE WAIT TIME

(イ) 「BRAKE WAIT TIME」の意味は、メイン画面に戻り「プログラム実行」してからブレークポイントを検索す

る最大時間を決めます。(デフォルト値は 10秒です)

(ウ) 時間を超えた場合、メイン画面の「ブレーク実行可否」の表示枠に「NG Getword(&startadd)...」と表示し、

ブレークポイントを検索は終了します。(図 29の下の「吹き出し」参照)

(エ) 時間を長くすれば検索可能な場合、5-2-2 項④プログラムの実行中止し、改めて②解析プログラムの設

定後、「BRAKE WAIT TIME」を大きく設定して下さい。

5-6-2. ブレークポイント SET (図 27参照)

① アドレスと回数の入力

(オ) 「SET ADDRESS」枠に LST ファイルを参照しながらブレークポイントに設定したいアドレスを

HEX値で入力して下さい。

(カ) 繰返しループにおけるブレーク回数を「SET NUMBERS」枠に 10進値(255max)で入力して下さ

い。

② SET順

①で SET した順で、下の「ブレークポイント Window」に、

「B/N No.」の No.0 ~ No.7 の順に、アドレスと回数を 「Address」と「Passcnt」として表示致

します。

③ ブレークポイントまでの実行

5-2-2 項③プログラムの実行と同様に、「プログラムの実行」ボタンをクリックすればブレークポイ

ントの1つ手前まで実行開始します。 (ブレーク結果は図 29の下の Windowに表示致します)

④ ブレークポイントの実行

再度「プログラムの実行」ボタンのクリックにより、ブレークポイントから実行を開始し次のブレーク

ポイントの1つ手前まで実行開始します。

⑤ ブレーク順

プログラムの実行順にブレークしますので、②の SET順とは無関係です。

図 27

18

ブレークポイント RESET (図 28参照)

① RESET方法 RESETしたい「B/N No.」の数字 ‘0’ ~ ‘7’ を「B/N No.」枠に入力して、「BP RESET」ボタンを

クリックして下さい。 (このとき、「RESET NUMBERS」枠には ‘0’ が表示致します)

図 28

図 29

19

6. PIC学習用ボード TGT-1

6-1. PIC学習用ボードの構成 (図 30参照)

6-2. PIC学習用ボードの仕様

供給電源 : AC100[V] 0.3[A] (ACアダプタ DC 9[V] 1.2[A] )

ターゲット入出力 : 3.1~5.2[V]

入出力デバイス(9種類):

・ 押しボタンスイッチ(8ビット分、MOTOR_ON & CW_CCW)

・ 8bit DIPスイッチ

・ 16進ロータリースイッチ(ND-KC16P NIKKAI)

・ AD コンバータ用可変抵抗器(3チャンネル分)

・ 液晶ディスプレイ(SC1602BS-B AKIZUKI)

・ 青・黄・赤・青 LED

・ 7セグメント LEDディスプレイ(NKG161P-G STANLEY)

・ 2相ユニポーラステッピングモータ(Vb = 5[V]コモン, ドライバトランジスタ 800[mA]max/相)

・ RS232Cインターフェース(D-Sub 9PIN ストレート)

動作温湿度 : 10~40[℃] 60[%]以下

外形寸法 : 117×117×30[㎜]

重量 : 125[g]

RS232C コネクタ

7セグメント LED

DIPスイッチ DIPSW

PIC用ソッケト

AD変換用トリマ VR_0

ロータリースイッチ

液晶ディスプレイ 用コネクタ

ステッピング モータ用コネクタ

AC アダプタジャック

LED

電源スイッチ

押しボタンスイッチ

液晶コントラスト調整

AD変換用トリマ VR_3

AD変換用トリマ VR_1

図 29 PIC学習用ボード

MOTOR_ON スイッチ

CW_CCW スイッチ

RESET スイッチ

電源 ON確認 LED

20

6-3. PIC学習用ボード入出力デバイスのポート接続仕様

入出力デバイス ポート 及び 信号内容

① 8bit押しボタンスイッチ(SW0~SW7) PORTB RB0~RB7 (OFF: H, ON: L)

② 8bit押しボタンスイッチ(MOTOR_ON & CW_CCW) PORTC RC4 & RC5 (OFF: H, ON: L)

③ 8bit DIPスイッチ(DIPSW) PORTB RB0~RB7 (OFF: H, ON: L)

④ 16進ロータリースイッチ(ROTARY_SW) PORTD RD0~RD3 (2進化 16進, 負論理)

⑤ AD コンバータ用可変抵抗器(VR_0,VR_1,VR_3) PORTA RA0, RA1 & RA3 (0~5[V]max)

液晶ディスプレイ(LCD1) PORTB RB4~RB7 (データ: H/L, 4ビットモード)

PORTA RA2 & RA4 (コマンド: H/L)

⑦ 青・黄・赤・青 LED(PD0~PD3) PORTB RB0~RB3 (点灯: H, 消灯: L)

7セグメント LEDディスプレイ(DPY1) PORTD RD0~RD7 (点灯: H, 消灯: L)

2相ユニポーラステッピングモータ(MOTOR) PORTC RC0~RC3 (通電: H , Vb = 5[V]コモン)

RS232Cインターフェース(DSCON1) PORTC RC6 & RC7 (XMIT: H/L, RCV: H/L)

a

e

f g

dp

a : RD0

b : RD1

c : RD2

d : RD3

e : RD4

f : RD5

g : RD6

dp : RD7

図 32

1相 : RC0 2相 : RC1 3相 : RC2 4相 : RC3

E イネーブル : RA2 RS コマンド/データ選択 : RA4 DB4 データ bit0 : RB4 DB5 データ bit1 : RB5

DB6 データ bit2 : RB6

DB7 データ bit3 : RB7

図 31

XMIT : RC6 RCV : RC7

1相 2相

3相 4相

コモン コモン

図 33

1pin

9pin

RC6 RC7

図 34

21

6-4. インサーキットエミュレータ EL-1 と PIC学習用ボード TGT-1の接続 (図 35参照)

* EL-1本体と TGT-1はプローブ用ケーブルを介して接続して下さい。

* AC アダプタ(図 36参照)のコードをジャックに接続して下さい。

* RS232Cケーブル(図 37参照)を介して EL-1本体とパソコンを接続します。

(RS232Cのジャックがない場合は RS232C-USB 変換ケーブル(図 37参照)を介して下さい)

* 2相ユニポーラステッピングモータ(図 39参照)を使用の場合は、PIN番号を合わせてステッピングモータ用

コネクタに接続して下さい。

液晶ディスプレイ

PIC学習用ボード

プローブ用ケーブル

ACアダプタ

コード

RS232C ケーブル

EL-1本体

図 35

図 36 ACアダプタ DC 9[V] 1.2[A]

図 37 RS232Cケーブル(D-Sub 9PIN ストレート)

図 38 RS232C-USB変換ケーブル

ステッピング

モータ用コネクタ

22

6-5. RS232C または RS232C-USB通信ポートの設定

図 41のデバイスマネージャ画面で確認しましたパソコンの例では

① RS232C通信ポートは COM1ですので、図 40 メイン画面の COM No.は「1」に設定して下さい。

② RS232C-USB通信ポートは COM2ですので、図 40の COM No.は「2」に設定して下さい。

図 39 2相ユニポーラステッピングモータ

図 40 エミュレータ&ロジックアナライザ メイン画面

図 41 デバイスマネージャ画面