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「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域とのかかわり に関する調査結果 平成23年4月 大分大学福祉科学研究センター

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Page 1: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

「福祉のまちおこし」研究:

社会福祉施設と地域とのかかわり

に関する調査結果

平成23年4月

大分大学福祉科学研究センター

Page 2: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

目 次

Ⅰ 調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Ⅱ 調査結果

1.回答施設の属性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1)種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)規模・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)設立時期・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4)広報等媒体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(5)地域交流スペース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(6)ISO認証・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.地域とのかかわりについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1)「地域とかかわる活動」の実施状況(Q1)・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)「地域とかかわる活動」の内容(Q2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)「地域とかかわる活動」の意義(Q3)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4)「世代間交流」(高齢者と子どもの交流の効果)(Q4)・・・・・・・・・・・・・・・・

(5)「地域とかかわる活動」による地域からの理解の変化(Q5)・・・・・・・・・

(6)「地域とかかわる活動」の妨げとなること(Q6)・・・・・・・・・・・・・・

(7)「地域とかかわる活動」のため連携が必要な機関・施設(Q7)・・・・・・・・

(8) 施設をめぐる環境についての懸念(Q8)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(9) 施設の弱み・強みについての評価(Q9)・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(10)自由記述欄における意見等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.外国からの視察研修の受入れについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 外国からの視察受入経験(Q10)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2) 外国からの視察受入れについての考え(Q11)・・・・・・・・・・・・・・・・

(3) 外国からの視察受入れのメリット(Q12)・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4) 外国からの視察受入れの際の問題(Q13)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(5) 外国からの視察受入れの条件(Q14)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(6) その他の国際貢献(Q15)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(参考資料)調査票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1

2

2

2

3

4

5

5 6

6

8

10

14

15

16

22

28

32

37 40

40

42

44

46

48

54 55 巻末

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1

Ⅰ 調査の概要

・目的

地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

各方面からの期待を踏まえ、施設がどのような観点からどのように地域と関わりをもっ

ているのかなど、社会福祉施設による地域貢献の現状と課題を明らかにする。

また、昨今、韓国等の福祉関係者から日本の福祉について勉強するために施設の視察

に訪れたいとの声が強まっている。その受入れは、福祉人材の育成という国際貢献であ

り、訪問客増加により地域の活性化にもつながるが、一方、文化の異なる外国からの視

察者受入れは大きな負担という声も聞かれる。効率的・効果的な視察研修のあり方を研

究するため、受入れの実態と課題を明らかにする。

・調査主体

大分大学福祉科学研究センター(調査協力:大分県社会福祉施設経営者協議会)

・調査の方法

①対象者

大分県社会福祉施設経営者協議会会員の社会福祉法人 計123法人

②調査方法

原則として返信用封筒を同封し郵送による配布・回収(郵送調査法)

③調査期間

平成22年9月28日~10月16日

④回収数

・配布法人数 123法人

・回収法人数 70法人(回収率 56.9%)

・回答施設数 114施設(うち児童16、障がい者41、高齢者54、その他3)

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2

Ⅱ 調査結果

1.回答施設の属性

【回答総数:114施設】

(1)種類

回答のあった施設の種類をみると、高齢者施設が半数近く、障がい者施設が 3 分の 1 強。

(2)規模

①職員数

回答のあった施設の職員数をみると、常勤専従職員数が 10 人以下の施設が全体の 3 分の 1

(児童施設では半数以上)となった一方で、50 人を超える施設も全体の 1 割強となってお

り、規模は様々。非常勤職員数は 5 人以下がおよそ半数。

児童

14%

障がい

36%

高齢者

47%

その他

3%

5人

以下

12%

~10人

19%

~20人

15%~30人

12%

~40人

12%

~50人

6%

50人超

13%

NA

11%

職員数:常勤(専従)

5人

以下

48%~10人

26%

10人超

16%

NA

10%

職員数:非常勤

13%

7%

13%

67%

38%

20%

15%

13%

15%

15%

33%

15%

15%

6%

12%

13%

6%

5%

7%

13%

12%

15%

13%

15%

7%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

職員数:常勤(専従)(施設種別)5人以下

5~10人以下

10~20人以下

20~30人以下

30~40人以下

40~50人以下

50人超

NA

種類 施設数

児童 16

障がい者 41

高齢者 54

その他 3

計 114 ※「その他」:生活保護法に基づく

授産施設・救護施設等

・「NA」は、不明・無回答(回答が示されていない、または判別が困難なもの)を表す。

・「%」は小数点以下第1位で四捨五入しているため、単回答(複数の選択肢から1つの選択肢を選ぶ方式)であっても合計値が100%にならない場合がある。また、複数回答(複数の選択肢から2つ以上の選択肢を選ぶ方式)の設問の場合、合計値は通常 100%にはならない。

5人以下

~10人

~20人

~30人

~40人

~50人

50人超

NA

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3

②入居者数・利用者数

回答のあった施設の規模を入居者数・利用者数でみると、規模の大小は様々であるが入居

者は 40 人超 60 人以下、利用者は 20 人超 40 人以下ほどの施設が比較的多い。

注1)平成 21年 1年間の平均でみた人数について質問

注2)入居者数・利用者数について記入のない施設についてはそれぞれの定員数を用いて計算

(3)設立時期

回答のあった施設を設立時期別にみると、2000 年代が最も多い(35 施設)。ほかは、

90 年代:28 施設、80 年代:17 施設、70 年代:19 施設、1970 年より前:15 施設。

19% 10% 30% 27% 10% 5%

入居者数(n=81)

20人以下 ~40人 ~60人 ~80人 ~100人 100人超

33%

24%

13%

22%

16%

4%

22%

16%

37%

100%

22%

20%

33%

12%

11%

12%

2%

児童(n=9)

障がい者(n=25)

高齢者(n=46)

その他(n=1)

入居者数(施設種類別)20人以下 ~40人 ~60人 ~80人 ~100人 100人超

22% 34% 16% 12% 5% 12%

利用者数(n=77)20人以下 ~40人 ~60人 ~80人 ~100人 100人超

9%

29%

20%

18%

35%

37%

50%

18%

15%

17%

18%

12%

10%

3%

10%

36%

6%

7%

50%

児童(n=11)

障がい者(n=34)

高齢者(n=30)

その他(n=2)

利用者数(施設種類別)20人以下 ~40人 ~60人 ~80人 ~100人 100人超

1970年

より前

13%1970

年代

17%

1980

年代

15%

1990

年代

24%

2000年

以後

31%13%

17%

11%

13%

29%

7%

33%

6%

5%

26%

19%

24%

28%

50%

24%

28%

67%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

1970年より前 1970年代1980年代 1990年代2000年以後

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4

(4)広報等媒体

回答のあった施設における広報等媒体(会報・ホームページ・ブログ)についてみると、

会報を発行しているのは全体の 8 割以上。発行回数は「毎月」が最も多く全体の 3 割。

施設種類別にみると、児童施設では毎月発行が 7 割となっている一方で、障がい者施設、

高齢者施設では年 1 回~4 回の発行が 6 割以上。

ホームページは全体の 4 分の 3 の施設が有している。ブログは全体の 1 割にとどまった。

あり

(n=94)

82%

なし

(n=17)

15%

NA

(n=3)

3%

①会報の発行状況

81%

78%

89%

33%

19%

20%

7%

67%

2%

4%

児童(n=16)

障がい者

(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

あり なし NA

年1回

8%

年2回

17%

年3回

13%四半

期毎

21%隔月

5%

毎月

31%

その他

4%

NA

1%

②会報の発行回数

8%

3%

10%

25%

15%

100%

22%

10%

23%

16%

25%

6%

6%

69%

19%

29%

9%

2%2%

児童(n=13)

障がい者(n=32)

高齢者(n=48)

その他(n=1)

年1回 年2回 年3回 四半期毎 隔月 毎月 その他 NA

発行部数 平均 最大 最小 回答数

児童 92.4 300 1 9

障がい者 555.3 3000 1 19

高齢者 1244.7 6500 1 29

その他 230 1

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5

(5)地域交流スペース

「地域交流スペース」など地域住民が集いの場として利用できる設備は全体の 6 割弱が有している。

「ある」としたのは障がい者施設では 5割弱。高齢者施設、児童施設では 6割を超えている。

(6)ISO認証

ISO9001 については障がい者施設と高齢者施設の一部で、ISO14001 については障がい者施

設の一部で取得されている。 ISO9001※1 ISO14001※2

※1 ISO9001:品質管理システムについての国際規格。サービスの質等について継続的改善を推進するための経営管理上の仕組み

※2 ISO14001:環境マネジメント(環境への配慮)についての国際規格

児童(n=16) 0 0

障がい者(n=41) 1 2

高齢者(n=54) 7 0

その他(n=3) 0 0

合計 8 2

(注)自由回答欄で「第三者評価」と答えた回答あり(児童1、障がい者2、高齢者2の計5施設)

あり

(n=87)

76%

なし

(n=19)

17%

NA

(n=8)

7%

①ホームページの有無

75%

85%

70%

67%

13%

12%

20%

33%

13%

2%

9%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

あり なし NA

あり

(n=13)

11%

なし

(n=75)

66%

NA

(n=26)

23%

②ブログの有無

6%

20%

7%

81%

56%

69%

67%

13%

24%

24%

33%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

あり なし NA

あり

(n=65)

57%

なし

(n=35)

31%

NA

(n=14)

12%

地域交流スペース等の有無

63%

49%

61%

67%

31%

39%

24%

33%

6%

12%

15%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

あり なし NA

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2.地域とのかかわりについて

【質問の趣旨】

社会福祉施設による地域貢献の現状と課題を明らかにするもの。

(1)「地域とかかわる活動」の実施状況について(Q1)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

55%

75%

23%

82%

16%

43%

25%

17%

2%

13%

4%

(1)地域主催の行事に、施設の利用者・入居者

が参加するようにしている(n=63)

(2)利用者・入居者が地域住民と接するイベン

ト、交流会などを主催している(n=85)

(3)利用者・入居者が地域住民の生活に関する

作業やサービスを提供している(n=26)

(4)施設の利用者・入居者に対するお手伝いや

ふれあいのための、外部ボランティアなどによ

る施設訪問を受け入れている(n=94)

(5)福祉に関する地域住民の理解や知識を深め

るため、地域住民が誰でも参加できる講習会や

勉強会を開催している(n=18)

(6)地域住民と利用者・入居者とのふれあいの

場としての利用を目的として、施設を開放し、あ

るいは場所を設けている(n=49)

(7)地域防災に関して、地域と連携した活動を実

施している(n=28)

(8)地域の防犯や交通安全に関する活動を実施

している(n=19)

(9)地域住民に対するアンケート調査などの調

査研究活動を行っている(n=2)

(10)その他(n=15)

(11)全くしていない(n=4)

全体(n=114)

特に回答が多いのは「外部ボランティアなどによる施設訪問の受入れ」(82%)、「利用者・入居者が地域住民と接するイベント、交流会などの主催」(75%)、「地域主催の行事への施設の利用者・入居者の参加」(55%)。「全くしていない」は 4%(4 施設)のみ。

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7

②施設種類別

75%

75%

31%

75%

13%

31%

6%

25%

6%

49%

71%

39%

73%

12%

39%

20%

12%

17%

2%

54%

78%

6%

93%

20%

50%

31%

19%

4%

11%

4%

67%

67%

67%

67%

33%

67%

33%

33%

(1)地域主催の行事に、施設の利用者・入居者

が参加するようにしている(n=63)

(2)利用者・入居者が地域住民と接するイベン

ト、交流会などを主催している(n=85)

(3)利用者・入居者が地域住民の生活に関する

作業やサービスを提供している(n=26)

(4)施設の利用者・入居者に対するお手伝いや

ふれあいのための、外部ボランティアなどによ

る施設訪問を受け入れている(n=94)

(5)福祉に関する地域住民の理解や知識を深め

るため、地域住民が誰でも参加できる講習会や

勉強会を開催している(n=18)

(6)地域住民と利用者・入居者とのふれあいの

場としての利用を目的として、施設を開放し、あ

るいは場所を設けている(n=49)

(7)地域防災に関して、地域と連携した活動を実

施している(n=28)

(8)地域の防犯や交通安全に関する活動を実施

している(n=19)

(9)地域住民に対するアンケート調査などの調

査研究活動を行っている(n=2)

(10)その他(n=15)

(11)全くしていない(n=4)

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

%の母数:

施設種類別にみると、児童施設では「地域主催の行事への施設の利用者・入居者の参加(1)」

の割合が高い(75%、全体平均 55%)一方で「地域防災活動(7)」はあまりみられない。

障がい者施設では「利用者・入居者が地域住民の生活に関する作業やサービスを提供(3)」

の割合が比較的高い(39%、全体平均 23%)。高齢者施設では「利用者・入居者が地域住民

の生活に関する作業やサービスを提供(3)」の割合が低い(6%、全体平均 23%)一方で、

「外部ボランティアなどの受入れ(4)」の割合が高い(93%、全体平均 82%)。

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(2)「地域とかかわる活動」の内容について(Q2)【対象:地域活動をしている施設】

(110施設・複数回答)

社会福祉施設により、実に多様な地域活動が行われていることが明らかになった。

なお、「地域住民の生活に関する作業やサービスを提供(3)」の活動回数の平均値が高い

のは、配食サービスの影響が大きい。

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9

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10

(3)「地域とかかわる活動」の意義について(Q3)【対象:地域活動をしている施設】

(110施設・複数回答)

①回答施設全体

87%

42%

25%

95%

31%

34%

1%

1%

5%

1.入居者・利用者の地域参加の促進や地域

生活の継続性につながる(n=96)

2.職員の接遇技術の改善やホスピタリティの

向上が図られる(n=46)

3.入居者・利用者の確保等を通じて施設経営

の採算性の向上に役立つ(n=28)

4.施設への地域の理解・認識が高まり、施設

運営に協力が得やすくなる(n=105)

5.地域住民の多様なニーズに、制度に関わり

なく柔軟に応えられる(n=34)

6.地域の活性化に役立っている(n=37)

7.特に意義はない(n=1)

8.わからない(n=1)

9.その他(n=5)

全体(n=110)

地域とかかわる活動の意義として「施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力

が得やすくなる(4)」が最も多く、次いで「入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活

の継続性につながる(1)」が 9 割弱。

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11

②施設種類別

94%

69%

13%

94%

25%

31%

6%

90%

38%

15%

95%

18%

28%

3%

8%

83%

37%

38%

96%

42%

38%

2%

100%

50%

100%

50%

50%

50%

1.入居者・利用者の地域参加の促進や地域

生活の継続性につながる(n=96)

2.職員の接遇技術の改善やホスピタリティの

向上が図られる(n=46)

3.入居者・利用者の確保等を通じて施設経営

の採算性の向上に役立つ(n=28)

4.施設への地域の理解・認識が高まり、施設

運営に協力が得やすくなる(n=105)

5.地域住民の多様なニーズに、制度に関わり

なく柔軟に応えられる(n=34)

6.地域の活性化に役立っている(n=37)

7.特に意義はない(n=1)

8.わからない(n=1)

9.その他(n=5)

児童(n=16)

障がい者(n=40)

高齢者(n=52)

その他(n=2)

%の母数:

施設種類別にみると、地域とかかわる活動の意義について、児童施設では他の施設と比べ

て特に「職員の接遇技術の改善やホスピタリティの向上が図られる(2)」とした割合が高

い(69%、全体平均 42%)。高齢者施設では「入居者・利用者の確保等を通じて施設経営の

採算性の向上に役立つ(3)」(38%、全体平均 25%)、「地域住民の多様なニーズに、制度に

関わりなく柔軟に応えられる(5)」(42%、全体平均 31%)とした回答の割合も他の施設に

比べて高い。

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12

③重要度順位

(注)上記グラフの 1~9は本問の選択肢に対応

1.入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活の継続性につながる

2.職員の接遇技術の改善やホスピタリティの向上が図られる

3.入居者・利用者の確保等を通じて施設経営の採算性の向上に役立つ

4.施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力が得やすくなる

5.地域住民の多様なニーズに、制度に関わりなく柔軟に応えられる

6.地域の活性化に役立っている 7.特に意義はない 8.わからない 9.その他

1 2 3 4 5 6 7 8 9

40%

1% 2%

48%

2%1% 1%

1%

28%

13%

6%

36%

6%4%

12%17%

13%

6%

17%17%

1% 2%

全体

第1位 第2位 第3位

重要と思う選択肢について上位3つを選んでもらったところ、地域とかかわる活動の意義

について、児童施設では「入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活の継続性につなが

る(1)」「施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力が得やすくなる(4)」の回

答は同数であった(前頁参照)ものの、順位づけの結果をみると、後者の方が重視されて

いる。対照的に、高齢者施設では「入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活の継続性

につながる(1)」とした回答数は「施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力

が得やすくなる(4)」を下回っていた(前頁参照)ものの、順位づけの結果をみると、前

者の方が重視されている。

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13

(注)上記グラフの 1~9は本問の選択肢に対応

1.入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活の継続性につながる

2.職員の接遇技術の改善やホスピタリティの向上が図られる

3.入居者・利用者の確保等を通じて施設経営の採算性の向上に役立つ

4.施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力が得やすくなる

5.地域住民の多様なニーズに、制度に関わりなく柔軟に応えられる

6.地域の活性化に役立っている 7.特に意義はない 8.わからない 9.その他

1 2 3 4 5 6 7 8 9

25%

56%

6%

44%

19% 19%

6%

6%

31%

13%6%

19%

6%

児童第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9

38%

51%

3%3%

36%

13%

33%

3% 5%

10%18%

13%

3%

13% 15%

5%

障がい者第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9

46%

2% 4%

42%

2% 2%

17%

12%13%

42%

10%

2%

15%12%13%

10%

23%

15%

高齢者第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9

50%50%

50%50%

50% 50%

その他第1位 第2位 第3位

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14

(4)「世代間交流」(高齢者と子どもの交流の効果について)(Q4)【対象:地域活

動をしている施設】

(110施設・単回答)

①回答施設全体

②施設種類別クロス集計

非常に効果

を実感する

(n=42)

37%

多少の効果

を実感する

(n=38)

34%

どちらとも

いえない

(n=6)

5%

あまり効果

を感じない

(n=0)

0%

全く効果を

感じない

(n=0)

0%

効果については

分からない

(n=7)

6%

世代間交流の

機会がない

(n=14)

12%

NA

(n=7)

6%

19%

20%

54%

67%

69%

22%

33%

10%

4%

6%

10%

4%

6%

29%

2%

10%

4%

33%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

1. 非常に効果を実感する 2. 多少の効果を実感する

3. どちらともいえない 6. 効果については分からない

7. 世代間交流の機会がない NA

「効果を実感する」とする回答が全体の 7 割。

児童施設、高齢者施設ともに効果は実感されているが、特に「非常に実感する」と答えた

のは児童施設の 2 割に対し、高齢者施設では半数を超えた。

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15

(5)「地域とかかわる活動」による地域からの理解の変化について(Q5)【対象:全施設】

(114施設・単回答)

①回答施設全体

②施設種類別クロス集計

1%

18%24%

69%

32%

6%

32%

4%6% 4%2% 4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

(1)地域活動を始める前 (2)現在

na

6. 分からない

5. 全く理解されず

4. あまり理解されず

3. どちらとも

いえない

2. まあまあ理解

1. よく理解

13%19%

88%

31%

44%

6%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

(1)以前 (2)現在

児童(n=16)

2%

24

%

22

%

63

%

27%

10%

37

%

7%

5% 2%

(1)以前 (2)現在

障がい者(n=41)

13%

28

%

72

%35

%

4%26

%

2%7% 7%2% 4%

(1)以前 (2)現在

高齢者(n=54)

33%33%

33%33%

33% 33%

(1)以前 (2)現在

その他(n=3)

na

6. 分からない

5. 全く理解されず

4. あまり理解されず

3. どちらともいえない

2. まあまあ理解

1. よく理解

地域活動を始める前から地域の理解があった(選択肢 1 又は 2)と答えた施設は 4 分の 1 に

も満たず、理解されていなかった(選択肢 4 又は 5)とした施設が 3 分の 1。

一方、現在は理解されているとした回答(選択肢 1 又は 2)が全体の 9 割近くにのぼり、現

在理解されていない(選択肢 4 又は 5)と考えている施設はない。

施設種類別にみると、「地域とかかわる活動」によって地域からの理解が深まったと認識している度合いは、特に児童施設で顕著。

NA NA

NA

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16

(6)「地域とかかわる活動」の妨げとなることについて(Q6)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

11%

10%

75%

21%

68%

29%

17%

15%

2%

21%

13%

5%

2%

1.地域の協力が得られない(n=13)

2.行政の協力が得られない(n=11)

3.職員が忙しい(n=85)

4.人材が施設にいない(n=24)

5.入居者・利用者の参加が難しい(n=77)

6.入居者・利用者のプライバシー(n=33)

7.施設に資金がない(n=19)

8.活動の場所が確保できない(n=17)

9.自分たちが行う必要を感じない(n=2)

10.施設以外に地域に担い手がいない(n=24)

11.地域にニーズがない(n=15)

12.その他(n=6)

na

全体(n=114)

「職員が忙しい」(全体の 4 分の 3)、「入居者・利用者の参加が難しい」(全体の 3 分の 2)

に答えが集中する結果となった。

NA(n=3)

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17

②施設種類別

19%

13%

69%

25%

38%

50%

25%

31%

6%

13%

10%

5%

78%

20%

68%

17%

22%

12%

5%

27%

12%

7%

11%

13%

72%

22%

74%

31%

9%

11%

22%

15%

6%

6%

100%

100%

33%

33%

33%

1.地域の協力が得られない(n=13)

2.行政の協力が得られない(n=11)

3.職員が忙しい(n=85)

4.人材が施設にいない(n=24)

5.入居者・利用者の参加が難しい(n=77)

6.入居者・利用者のプライバシー(n=33)

7.施設に資金がない(n=19)

8.活動の場所が確保できない(n=17)

9.自分たちが行う必要を感じない(n=2)

10.施設以外に地域に担い手がいない(n=24)

11.地域にニーズがない(n=15)

12.その他(n=6)

na

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

%の母数:

施設種類別にみると、「職員が忙しい(3)」はすべての施設で共通の問題となっている。

児童施設では「入居者・利用者の参加が難しい(5)」に関しては 4 割弱にとどまる一方「入

居者・利用者のプライバシー(6)」「活動場所が確保できない(8)」の指摘が他に比べ多い。

「資金がない(7)」を挙げたのは高齢者施設では 1 割にも満たず、「活動場所が確保できな

い(8)」についても障がい者施設、高齢者施設では 1 割強にとどまった。「施設以外に地域

に担い手がいない(10)」は障がい者施設、高齢者施設で 2 割を超えた。「地域の協力が

得られない(1)」「行政の協力が得られない(2)」「地域にニーズがない(11)」は 1

割前後。

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18

③「行政の協力が得られない」(n=11)の内訳

④「職員が忙しい」(n=85)・「人材が施設にいない」(n=24)と規模(常勤専従職員数)とのクロス

18%

55%

45%

27%

9%

(1)規制が厳しい(n=2)

(2)運営協力が得られ

ない(n=6)

(3)資金協力が得られ

ない(n=5)

(4)その他(n=3)

NA(n=1)

100%100%

57%

50%

50%

43%42.9%

50%

児童

(n=2)

障がい者

(n=2)

高齢者

(n=7)

その他

(n=0)

(1)規制が厳

しい

(2)運営協力

が得られない

(3)資金協力

が得られない

(4)その他

NA

64%

95%

82%

71%

69%

71%

67%

58%

75%

29%

18%

24%

29%

15%

43%

7%

17%

21%

5人以下(n=14)

5~10人以下(n=22)

10~20人以下(n=17)

20~30人以下(n=14)

30~40人以下(n=13)

40~50人以下(n=7)

50人超(n=15)

NA(n=12)

全体(n=114)

職員が忙しい 人材が施設にいない

「行政の協力が得られない」の内訳をみると、「運営協力が得られない」、次いで「資金

協力が得られない」。「規制が厳しい」は児童施設でのみ指摘あり。

「職員が忙しい」、「人材が施設にいない」と答えた施設について規模(職員数)別にみる

と、「人材不足」は施設規模に関わらずほぼ共通の問題となっている。一方、「職員の忙し

さ」は全体に共通するも、やや小規模な施設で顕著である傾向がみてとれる。

5人以下(n=14)

~10人(n=22)

~20人(n=17)

~30人(n=14)

~40人(n=13)

~50人(n=7)

50人超(n=15)

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19

⑤「活動の場所が確保できない」(n=17)と地域交流スペース等の有無とのクロス

⑥その他(記述回答)

9%

23%

21%

15%

地域交流スペースあり(n=65)

地域交流スペースなし(n=35)

地域交流スペース無回答(n=14)

全体(n=114)

「活動の場所が確保できない」と答えた施設について地域交流スペース等の有無をみると、

若干ではあるが地域交流スペース等の設備を持たない施設の方が割合が高い。ただし地域

交流スペースを有する施設でも、活動の場所が確保できないとする回答がみられる。

以下のような意見があった。

・時間が確保できていない

・住民の高齢化により「足」の確保が困難である。すべて送迎付きでないと不可能である

・情報公開と個人情報保護の関係。個人情報保護を徹底するあまり横のつながりが希簿に

なっている感がする

・地域との関わり方が難しい場面が時にある

・入所者、利用者の高齢化・重度化

・他に優先すべき支援が多いため、時間・人材が足りない

Page 22: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

20

⑦重要度順位

(注)上記グラフの 1~11は本問の以下の選択肢に対応 1.地域の協力が得られない 2.行政の協力が得られない 3.職員が忙しい 4.活動に適した人材が施設にいない 5.入居者・利用者の参加が難しい 6.入居者・利用者のプライバシーの問題がある 7.施設に資金がない 8.活動の場所が確保できない 9.自分たちが行う必要を感じない 10.施設以外に地域に活動の担い手がいない 11.地域にニーズがない

12

34

56

78

910

11

5%

3%

38%

7%

24%

6%

2% 3%

1%4%

2%

19%

9%

28%

11%

5%5% 7%

1%

3%3%

15%

4% 5%8% 10%

3%2%

11%

5%

全体

第1位 第2位 第3位

地域活動の妨げとなることについて選択肢から上位3つを選んでもらったところ、児童施

設、障がい者施設及び高齢者施設のいずれも「職員が忙しい(3)」、次いで「入居者・利用者

の参加が難しい(5)」を第一の要因として挙げた点では共通している。児童施設では「プラ

イバシーの問題(6)」を指摘する声も目立つ。

Page 23: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

21

(注)上記グラフの 1~11は本問の以下の選択肢に対応 1.地域の協力が得られない 2.行政の協力が得られない 3.職員が忙しい 4.活動に適した人材が施設にいない 5.入居者・利用者の参加が難しい 6.入居者・利用者のプライバシーの問題がある 7.施設に資金がない 8.活動の場所が確保できない 9.自分たちが行う必要を感じない 10.施設以外に地域に活動の担い手がいない 11.地域にニーズがない

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

38%

25%

19%

6%

13%

6%

19%

6%

19%19%

19%

6%6%

25%

6% 6%

児童

第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

5% 5%

32%

10%

22%

2% 5% 5%5%

27%

7%

27%

7% 7%7%

2%

2%

15%

7% 5%10%

2% 5%

17%

5%

障がい者

第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

6%2%

43%

8%

27%

4%

2% 2%

16%8%

33%

12%

4% 4% 10%

4%6%

14%

6% 4%

12%

4% 4% 8%6%

高齢者第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

33% 33%33%

33%

67%

33%33%

33%

その他第1位 第2位 第3位

Page 24: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

22

(7)「地域とかかわる活動」のため連携が必要な機関・施設について(Q7)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

②施設種類別

91%

82%

90%

79%

43%

1%

1%

公共機関(n=104)

福祉・医療系団体(n=93)

地縁組織(n=103)

教育・研究機関(n=90)

各種団体(n=46)

特にない(n=1)

その他(n=1)

100%

94%

69%

94%

31%

90%

76%

93%

71%

46%

2%

89%

83%

96%

83%

43%

2%

100%

67%

67%

33%

67%

公共機関

福祉・医療系団体

地縁組織

教育・研究機関

各種団体

特にない

その他

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

%の母数:

公共機関、地縁組織が全体の 9 割、福祉・医療系団体と教育研究機関が 8 割。

「公共機関」については児童施設、その他施設ではすべての施設が指摘。「福祉・医療系

団体」「教育・研究機関」については特に児童施設からの指摘が顕著。「地縁組織」につ

いては障がい者施設、高齢者施設では 9 割を超えたのに対し、児童施設等では 7 割弱。

※「その他」:地域住民

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23

③「公共機関」(n=104)・施設種類別

※「その他」:更正相談所、裁判所、消防団、知的障害者厚生相談所、ボランティアセンター

④「福祉・医療系団体」(n=93) ・施設種類別

※「その他」:介護保険センター、居宅介護支援事業所

75%

25%

33%

40%

6%

25%

4%

(1)市町村(n=86)

(2)県(n=28)

(3)警察(n=38)

(4)消防(n=46)

(5)児童相談所(n=7)

(6)保健所・

保健センター(n=29)

(7)その他 (n=5)

「公共機関」81%

31%

38%

25%

44%

38%

6%

73%

20%

24%

32%

22%

10%

76%

26%

39%

52%

24%

67%

33%

33%

33%

33%

(1)市町村

(2)県

(3)警察

(4)消防

(5)児童相談所

(6)保健所・

保健センター

(7)その他

児童

障がい者

高齢者

その他

39%

42%

51%

9%

42%

2%

(1)地域包括支援セン

ター(n=44)

(2)社会福祉協議会

(n=48)

(3)医療機関(n=58)

(4)医師会・歯科医師

会・薬剤師会(n=10)

(5)他の福祉施設

(n=48)

(6)その他(n=2)

「福祉・医療系団体」13%

44%

44%

6%

38%

20%

37%

56%

2%

46%

63%

48%

52%

15%

41%

4%

33%

(1)地域包括支援センター

(2)社会福祉協議会

(3)医療機関

(4)医師会・歯科医師会・薬

剤師会

(5)他の福祉施設

(6)その他

児童

障が

い者

高齢

その

「公共機関」は「市町村」が全体の 4 分の 3。施設種類別にみると「市町村」がすべての施

設で多数を占めた。「消防」は高齢者施設の半数以上が指摘、それ以外の施設種別では 3

割前後。

「福祉・医療系団体」は「医療機関」が全体のトップで 5 割を超え、次いで「社会福祉協

議会」と「他の福祉施設」。「地域包括支援センター」は高齢者施設の 3 分の 2 が挙げた。

Page 26: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

24

⑤「地縁組織」(n=103) ・施設種類別

※「その他」:自治会長(2件)、相談支援事業所、ボランティアグループ

⑥「教育・研究機関」(n=90) ・施設種類別

※「その他」:特別支援学校(5件)、専門学校(3件)、保育園(2件)、専修学校、専門療法士、弁護士、福祉工学、精神心理

54%

65%

4%

(1)自治委員

(n=62)

(2)民生委員

(n=74)

(3)その他(n=4)

「地縁組織」38%

56%

63%

59%

5%

56%

76%

4%

(1)自治委員

(2)民生委員

(3)その他

児童 障がい者

高齢者 その他

35%

56%

42%

35%

28%

10%

(1)幼稚園(n=40)

(2)小学校(n=64)

(3)中学校(n=48)

(4)高校(n=40)

(5)大学(n=32)

(6)その他(n=11)

「教育・研究機関」 38%

69%

56%

44%

19%

6%

5%

46%

37%

27%

27%

15%

59%

63%

44%

41%

33%

7%

(1)幼稚

(2)小学

(3)中学

(4)高校

(5)大学

(6)その

児童

障がい者

高齢者

その他

「地縁組織」は「民生委員」が 6 割強、「自治委員」が 5 割強。施設種類別にみると、障

がい者施設、高齢者施設に比べて児童施設では「自治委員」を挙げる割合が低く 4 割弱。

「教育・研究機関を施設種類別にみると、回答施設全体では「幼稚園」を除き「小学校」「中学校」

「高校」「大学」の順に指摘が多い。「幼稚園」は児童施設の 4 割、高齢者施設の 6 割が挙げた一

方、障がい者施設ではほとんど挙げられなかった。

Page 27: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

25

⑦「各種団体」(n=49) ・施設種類別

※「その他」:観光協会、近隣の民間企業

25%

11%

19%

2%

(1)市民団体

(NPO等)(n=29)

(2)商工会議所

(n=13)

(3)民間企業

(n=22)

(4)その他(n=2)

「各種団体」 25%

13%

19%

24%

15%

32%

2%

28%

7%

11%

2%

33%

(1)市民団体

(NPO等)

(2)商工会議所

(3)民間企業

(4)その他

児童

障がい者

高齢者

その他

「各種団体」は全体としては「市民団体(NPO 等)」を挙げた施設が 4 分の 1。障がい者

施設では「民間企業」も 3 割が挙げた。

Page 28: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

26

⑧重要度順位

(注)上記グラフの 1~7は本問の以下の選択肢に対応

1. 公共機関 2. 福祉・医療系団体 3. 地縁組織

4. 教育・研究機関 5. 各種団体 6. 特にない

7.その他

12

34

56

7

18%

11%

11%

4%

2%

1%

12%

17%

4%

10%

2%

1%

6% 7%

18%

10%

2%

1%

全体第1位 第2位 第3位

地域との今後のかかわりの中で特に連携が必要と思われる機関や施設について選択肢から

上位3つを選んでもらったところ、児童施設、障がい者施設、その他施設では「公共機関」

がトップ、高齢者施設では「福祉・医療系団体」と「地縁組織」がトップ。

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27

(注)上記グラフの 1~7は本問の以下の選択肢に対応

1. 公共機関 2. 福祉・医療系団体 3. 地縁組織

4. 教育・研究機関 5. 各種団体 6. 特にない

7.その他

1 2 3 4 5 6 7

38%

6% 6% 6%

13%

31%

25%

6%

13% 13%

31%

児童 第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 56

7

15%

7%

2% 5%

2%

10%

15%

2%5%

5%

2%

5% 5%

24%

2%2%

障がい者 第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7

11%

15% 15%

4%

15%

13%

4%

9%7% 7%

13%

9%

2%

高齢者 第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7

67%

33% 33%33%

33%

その他第1位 第2位 第3位

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28

(8)施設をめぐる環境について懸念されること(Q8)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

37%

74%

64%

65%

19%

57%

38%

25%

28%

3%

3%

2%

入居者・利用者の減少(n=42)

良質な人材の確保の難しさ(n=84)

行政からの報酬・委託費等の削減(n=73)

制度の変更などに伴う事務量の増加(n=74)

コンプライアンス(法令遵守)(n=22)

特別なニーズを持つ入居者・利用者の増加

(n=65)

入居者・利用者(その家族を含む)からの要望・

要求の高まり(n=43)

入居者・利用者の家族による支援や関心の減少

(n=28)

多様な事業主体の参入・イコールフッティング論

(n=32)

特にない(n=3)

その他(n=2)

NA(n=2)

全体(n=114)

「良質な人材の確保の難しさ」を挙げた回答が最も多く全体の 4 分の 3、次いで「事務量の

増加」(65%)、「行政報酬等の削減」(64%)。

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29

②施設種類別

③その他(記述回答)

50%

69%

56%

56%

25%

56%

44%

6%

25%

41%

71%

78%

71%

12%

63%

32%

24%

24%

2%

5%

30%

80%

56%

63%

22%

52%

43%

31%

33%

4%

4%

33%

33%

67%

67%

33%

67%

入居者・利用者の減少(n=42)

良質な人材の確保の難しさ(n=84)

行政からの報酬・委託費等の削減(n=73)

制度の変更などに伴う事務量の増加(n=74)

コンプライアンス(法令遵守)(n=22)

特別なニーズを持つ入居者・利用者の増加

(n=65)

入居者・利用者(その家族を含む)からの要望・

要求の高まり(n=43)

入居者・利用者の家族による支援や関心の減少

(n=28)

多様な事業主体の参入・イコールフッティング論

(n=32)

特にない(n=3)

その他(n=2)

NA(n=2)

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=54)

その他(n=3)

%の母数:

「行政報酬等の削減」は特に障がい者施設からの指摘が多い。児童施設の半数は「入居者・

利用者の減少」を指摘。

以下のような意見があった。

・周辺治安の悪化

・グループホームにおける「看取り介護」の問題

・入居者、利用者、そのご家族の高齢化。入院時対応等

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30

④重要度順位

(注)上記グラフの 1~11は本問の以下の選択肢に対応

1. 入居者・利用者の減少 2. 良質な人材の確保の難しさ

3. 行政からの報酬・委託費等の削減 4. 制度の変更などに伴う事務量の増加

5. コンプライアンス(法令遵守) 6. 特別なニーズを持つ入居者・利用者の増加

7. 入居者・利用者(その家族を含む)からの要望・要求の高まり

8. 入居者・利用者の家族による支援や関心の減少

9. 企業など多様な事業主体の参入や、社会福祉法人と企業の「イコールフッティング」論(社会福

祉法人に対する優遇措置の見直しの声など)の高まり 10. 特にない 11.その他

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

14%

32%

24%

8%

1%

12%

3%2%

2%

11%

17%

19%

18%

1%

15%

7%

2%4%

5%

18%

16%

10%

3%

9%

12%

6%

10%

1%

全体

第1位 第2位 第3位

施設をめぐる環境について、今後の円滑な施設運営を進める上で懸念されることについて

選択肢から上位3つを選んでもらったところ、第 1 位は障がい者施設、その他施設では「行

政報酬等の削減(3)」、児童施設では「入居者・利用者の減少(1)」と「良質な人材確保の難

しさ(2)」、高齢者施設では「良質な人材確保の難しさ(2)」。回答は多岐にわたっており、

施設毎に様々な懸念を抱えている実態がうかがえる。

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31

(注)上記グラフの 1~11は本問の以下の選択肢に対応

1. 入居者・利用者の減少 2. 良質な人材の確保の難しさ

3. 行政からの報酬・委託費等の削減 4. 制度の変更などに伴う事務量の増加

5. コンプライアンス(法令遵守) 6. 特別なニーズを持つ入居者・利用者の増加

7. 入居者・利用者(その家族を含む)からの要望・要求の高まり

8. 入居者・利用者の家族による支援や関心の減少

9. 企業など多様な事業主体の参入や、社会福祉法人と企業の「イコールフッティング」論(社会福

祉法人に対する優遇措置の見直しの声など)の高まり 10. 特にない 11.その他

12

34

56

78

910

11

31%31%

13%

13%

6%

13%

6%

19%19%

19% 19%

19%19%

6%6% 6%

13%

6%

19%

児童第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

15%17%

34%

12%

2%

15%

2%

10%

22%20%

12%

20%

7%

2%5%

7%

22% 22%

10%12%

10%

2%5%

2%

障がい第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

9%

44%

17%

7% 9%

4% 2% 4%

9%17%

20%20%

2%

11%

4%2% 4%

6%

15%11%

9%

4%7%

15%

9% 11%

高齢者第1位 第2位 第3位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

67%

33%

33%33%

33%33%

その他第1位 第2位 第3位

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32

(9)施設の弱み・強みについての評価(Q9)【対象:全施設】

※1が「弱い」、5が「強い」として、1~5のどれに相当するかを選択

(114施設・単回答)

①回答施設全体

3.61 3.51

3.35

3.74

3.21

3.89

3.65

3.25

3.62 3.69

3.35

3.66

2.85

3.20

3.14

3.00

3.41

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

職員における福

祉の有資格者の

数職員の援助技術

のレベル

職員のホスピタリ

ティ

職員の定着率

人材育成の仕組

職員間のチーム

ワーク・団結力

意思決定の速さ

リスクマネジメン

ト(危機管理)苦情解決の仕組

財務・経営に

関する情報公開

サービス・活動等

に関する情報発

地域住民からの

信用・信頼

地域課題や住民

の声についての

情報収集力

外部団体との

ネットワーク

IT技術の活用

福祉用具・遊具

等の活用

施設建物・設備

全体

(全項目平均:3.42)

系列1

技術

環境

マネジメント

人材

外部

との

コミュ

ニケー

ション

全体

全体平均だけでみると、特に「職員間のチームワーク・団結力」(3.89)、「職員の定着率」

(3.74)などが強み、「地域課題や住民の声についての情報収集力」(2.85)が弱みとして認

識された。

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33

②施設種類別(児童) (n=16)

4.19

3.63

3.50

3.50

3.25

4.00 3.31

3.38

3.94 4.00

3.50

3.50

2.50

3.06

3.19

3.27

3.44

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

職員における福

祉の有資格者

の数職員の援助技

術のレベル

職員のホスピタ

リティ

職員の定着率

人材育成の仕

組み

職員間のチー

ムワーク・団結

意思決定の速さ

リスクマネジメン

ト(危機管理)苦情解決の仕

組み

財務・経営に

関する情報公開

サービス・活動

等に関する情報

発信

地域住民からの

信用・信頼

地域課題や住

民の声について

の情報収集力

外部団体との

ネットワーク

IT技術の活用

福祉用具・遊具

等の活用

施設建物・設備

全平均

児童

(n=16)

施設種類別(児童-全体)

(児童施設の全項目平均:3.48)

児童施設の平均だけでみると強み・弱みは以下のようになった。

(強み)

・職員における福祉の有資格者の数(4.19)

・職員間のチームワーク・団結力(4.00)

・財務・経営に関する情報公開(4.00)

・苦情解決の仕組み(3.94)

また「福祉用具・遊具等の活用」(3.27)も全体平均を上回った。

(弱み)

・「地域課題や住民の声についての情報収集力」(2.50)

また「意思決定の速さ」(3.31)「職員の定着率」(3.50)についても「3」を上回ってはいる

ものの全体平均を下回った。

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34

③施設種類別(障がい者) (n=41)

3.02 3.37

3.10

3.80

3.05

3.90

3.44

3.07

3.59 3.68

3.32

3.46

2.61

3.10

2.98

2.66

3.15

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

職員における福

祉の有資格者

の数職員の援助技

術のレベル

職員のホスピタ

リティ

職員の定着率

人材育成の仕

組み

職員間のチー

ムワーク・団結

意思決定の速

リスクマネジメン

ト(危機管理)苦情解決の仕

組み

財務・経営に

関する情報公

サービス・活動

等に関する情

報発信

地域住民から

の信用・信頼

地域課題や住

民の声について

の情報収集力

外部団体との

ネットワーク

IT技術の活用

福祉用具・遊具

等の活用

施設建物・設備

全平均

障がい者

(n=41)

施設種類別(障がい者-全体)(障がい者施設の全項目平均:3.25)

障がい者施設の平均だけでみると、ほぼすべての項目で全体平均に比してネガティブな値

となっており、強み・弱みは以下のようになった。

(強み)

・「職員間のチームワーク・団結力」(3.90)

・「職員の定着率」(3.80)

(弱み)

・「地域課題や住民の声についての情報収集力」(2.61)

・「福祉用具・遊具等の活用」(2.66)

・「IT 技術の活用」(2.98)

また、「職員における福祉の有資格者の数」(3.02)、「職員のホスピタリティ」(3.10)、「人

材育成の仕組み」(3.05)、「リスクマネジメント(危機管理)」(3.07)、「外部団体とのネット

ワーク」(3.10)、「施設建物・設備」(3.15)についても「3」程度となっている。

Page 37: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

35

④施設種類別(高齢者) (n=54)

3.89

3.59

3.49

3.74

3.31

3.83

3.87

3.33

3.57 3.63

3.33

3.87

3.19

3.34

3.27

3.23

3.65

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

職員における

福祉の有資

格者の数職員の援助

技術のレベル

職員のホスピ

タリティ

職員の定着

人材育成の

仕組み

職員間のチー

ムワーク・団

結力

意思決定の

速さ

リスクマネジメ

ント(危機管

理)苦情解決の

仕組み

財務・経営に

関する情報公

サービス・活

動等に関する

情報発信

地域住民から

の信用・信頼

地域課題や

住民の声につ

いての情報収

集力

外部団体との

ネットワーク

IT技術の活用

福祉用具・遊

具等の活用

施設建物・設

全平均

高齢者

(n=54)

施設種類別(高齢者-全体)(高齢者施設の全項目平均:3.54)

高齢者施設の平均だけでみると、相当数の項目で全体平均を上回る値となっており強み・

弱みは以下のようになった。

(強み)

・「職員における福祉の有資格者の数」(3.89)

・「意思決定の速さ」(3.87)

・「地域住民からの信用・信頼」(3.87)

(弱み)

・平均が最も低いのは「地域課題や住民の声についての情報収集力」(3.19)であるが平均「3」

を下回った項目はない。

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36

⑤施設種類別(その他) (n=3)

3.33 3.33

3.33

4.00

3.33

4.33

4.33 3.67

3.33 3.33

3.33

3.67

2.00

3.00

3.00

2.33

2.67

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

職員における福

祉の有資格者の

数職員の援助技術

のレベル

職員のホスピタ

リティ

職員の定着率

人材育成の仕組

職員間のチーム

ワーク・団結力

意思決定の速さ

リスクマネジメン

ト(危機管理)苦情解決の仕組

財務・経営に

関する情報公開

サービス・活動

等に関する情報

発信

地域住民からの

信用・信頼

地域課題や住民

の声についての

情報収集力

外部団体との

ネットワーク

IT技術の活用

福祉用具・遊具

等の活用

施設建物・設備

全平均

その他

(n=3)

施設種類別(その他-全体)

(その他施設の全項目平均:3.31)

「その他の施設」の平均だけでみると強み・弱みは以下のようになった。

(強み)

・「職員間のチームワーク・団結力」(4.33)

・「意思決定の速さ」(4.33)

・「職員の定着率」(4.00)

(弱み)

・「地域課題や住民の声についての情報収集力」(2.00)

・「福祉用具・遊具等の活用」(2.33)

・「施設建物・設備」(2.67)

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37

(10)自由記述欄における意見等

(活動の内容に関すること)

・当施設では地域の中ですたれつつある民俗行事(お接待、亥の子、名月、餅つき等)を

施設の中で、保育園児や職員の子供達を巻き込んで行っています。子供達に伝えていくと

共に、何よりも職員にしっかりと残していきたい。(高齢者施設)

・グループホームでは会議を通じて地域の方の理解を得る事が出来るようになりました。

今では合同防災訓練を消防署や市の職員を交え行うようになりました。今後も災害に向け

ても合同訓練を行っていきたいと思っています。市の高齢者福祉課に毎月グループホーム

のたよりを置いて頂いています。少しでもグループホームの事が解って頂ければ良いと思

っています。近隣の方による活動も年に 2 回定着して来ました。今年度は近隣の方が気軽

に参加できる様に、2か月に 1回カフェテラスを実施し、皆様の協力を得ています。地域の

方と関わりを持つ事により、利用者様の活動も広がり道で会っても会話する事が出来、外

出する楽しみも増えています。今後は日々地域の方が来園出来るように活動をしていきた

いと考えています。(高齢者施設)

・共生社会の実現をめざして、障がい福祉施設(事業)そのものが地域化することが求め

られています。当法人も当初は入所施設としてスタートしましたが、現在は児童デイサー

ビスや通所事業、ホームヘルプサービス、ケアホーム、発達障がい者支援センター等、事

業そのものが地域と深く結びついたものになりつつあります。(障がい者施設)

(活動の困難性に関すること)

・地域とのかかわりは、いずれの法人も理念等で掲げていることだと思いますが、いざ実

践となると、行事、イベントが中心となっている。日常的な関わりはなかなかむずかしい

と感じている法人も多いと思います。そのようなとき、具体的な問題(たとえば防災)を

真ん中に、行政も加わり、地域の再構築をはかる手伝いとか(→現在大分市の福祉避難所

になっているが具体的なものは何もない)、認知症の方への見守りなどの問題を地域のみな

さんと話し合う機会をもったらと常に考えています。その際の行政の役割は大きいと思う

のです。また、地域の社協(大分市の場合、校区社協かな?)との連携は0といってもい

いでしょう。それぞれの地域にはそれぞれの種別の社福もあり、それに加えて別ルートで

社協が入っている(サロン活動など)この連携が図れないのは本当にもったいないことだ

と思います。抽象的に連携といったところで何かを生み出すのはむずかしいと思うのです

が、具体的な、Aさんは誰が災害時に助けるのか、どの施設へお連れするのかといった問題

を、地域の中のすべての機関、委員、住民で考える機会を是非作って欲しいし、全面的に

協力したいと思っています。(高齢者施設)

・特別養護老人ホームの場合、基本的に介護度の重い方が入所されていますので、地域の

中に出ていくという事はまず無理である事、そして仮に施設の中で何か地域の方と交流を

持つ事も、短時間であれば良いですが、ご利用者にとってはきつく難しいと思います。(高

Page 40: 「福祉のまちおこし」研究: 社会福祉施設と地域と …1 Ⅰ 調査の概要 ・目的 地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさとそれに対する

38

齢者施設)

・制度等で「地域」という言葉を聞かないことがないほど日常化されています。重要であ

ることは理解しているがあまりにも「地域」ということを過度に考えすぎて、本来の福祉

施設における生活のあり方が不明になることも考えられます。規模や地域性を考慮しなが

ら、その施設に見合った地域との関わりや連携体制を構築していくことが大切といつも思

っています。(高齢者施設)

・「地域と関わる活動」は、施設にとっての利益と地域のニーズが合致するものでなければ

ならないと考えます。これまで、施設は事業目的が明確でそれを達成しておればよかった

のですが社会情勢の変化により資源を有効に利用する見地から社会貢献として活動を要求

されるようになりました。従いまして、当初は施設を開放した育児支援が時間の経過とと

もに間口が広がり、今、際限ない社会貢献が始まろうとしております。施設は公器とはい

え、いつしかそれをおこなうことが当然のことと考えられるようになることにある種の不

安感を覚えます。今、社会貢献のあり方が過渡期と思われる時期にこそ施設には節度のあ

る社会貢献が求められるのではないでしょうか。具体的には専門性を活かした地域とのか

かわり(育児支援など)が重要であり、次にはいわゆる迷惑施設と思われぬよう地域の人々

への折々の挨拶や空き缶ひろい、また、自治会、子ども会の場所提供、また、コンサート

の開催など目に見える地域社会参加が大切と考え活動しております。(児童施設)

・一般的に社会福祉施設といっても、老人・障害・児童等その施設の特性によって、地域

との関わりは、大いに異なる面がある。特に当施設の様に DV被害者の逃避先となっている

場合は、社会復帰促進と個人情報の守秘という観点から、慎重にならざるを得ない事もあ

る。(児童施設)

・地域の皆さんは障がい者(特に知的、精神)に対して一定の理解を示し、ボランティア

や地域活動には協力して頂けるが、実際に障がい者がグループホーム入居や建設など身近

に来るとなると拒否されることが多いと聞く。真に障がい者理解の難しさや住民の意識改

革の難しさを感じる。(児童施設)

(その他:障がい者福祉に関すること)

・地域住民の障害児・者に対する理解について、施設だけが努力して理解を求めても限界

がある。国や地方自治体が積極的に関わる必要があり、現状は制度があっても体をなして

いない。例えば、障害者が地域で当たり前に生活することは賛成しても、自分の隣に住む

ことは反対するといったように総論は賛成して、各論に入ると反対するという現状がある。

障害者虐待防止法(案)では虐待を行う対象者として、介護者、障がい者福祉施設従事者、

使用者の3分類となっており、地域住民は対象となっていない。あきらかに欠陥のある法

律である。虐待を行う対象者を決めるのではなく、「全て国民」とすべきであり、またある

程度の罰則は必要かもしれない。(障がい者施設)

・財政状況の厳しい中、「福祉」分野、特に障がい福祉は大きな転換期を迎えようとしてい

る。ご案内のようにここ 10年間に制度は大きく、しかも 3階の変革をみる。

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39

即ち①「措置制度」→「支援費制度」、②「支援費制度」→「自立支援法」へ

③「自立支援制度」→「総合福祉制度」と実に 3度の変更である。

どう考えても急速すぎると考えます。ここで論じても仕方ないのですが、国、特に政治家

の諸先生方はもう一度お願いをしたい。「障がい」をもった方々及び家族が不安を感じなく

てすむ社会制度を!そしてできるだけ、わかりやすく、そして「総合福祉法」(仮称)のす

すむ方向づけをきちんとして頂きたいと切に希望します。そのために、ネットワーク(連

携)が不可欠であります。ぜひ、大分大学福祉科学研究センターのみなさまのご理解とご

協力をお願いしたいと考えます。(障がい者施設)

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40

3.外国からの視察研修の受け入れについて

【質問の趣旨】

昨今、海外特に韓国をはじめとするアジアの福祉関係者から日本の福祉について勉強す

るために施設の視察に訪れたいとの声が多く寄せられている。これらの要望への対応は、

福祉人材の育成という国際貢献であり、視察のための訪問客増加による地域の活性化にも

つながる意味を持つが、一方、文化の異なる外国からの視察者の受け入れは大きな負担と

いう声も聞かれる。そこで、研修の実を上げつつ、受け入れ施設に過度な負担をかけない

視察のあり方を研究するために、視察研修受け入れについての実態と課題を明らかにする

もの。

(1)外国からの視察受入経験について(Q10)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

受け入れたことが

ある(n=38)

33%

断ったことがある

(n=1)

1%

頼まれた

ことがない(n=70)

62%

NA

(n=5)

4%

「外国からの視察を受け入れたことがある」と答えた施設が全体の 3 分の 1。

6 割以上は「頼まれたことがない」と回答。

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41

②施設種類別

③受け入れたことのある国名

受け入れたことがある国 左記の国を受け入れたことがあると答えた施設の数・割合

1 韓国 31 82%

2 中国 8 21%

3 タイ 5 13%

4 ラオス 2 5%

5 台湾 2 5%

6 アメリカ 2 5%

7 モンゴル 1 3%

8 ウズベキスタン 1 3%

9 カンボジア 1 3%

10 フィリピン 1 3%

11 インドネシア 1 3%

12 スリランカ 1 3%

13 エジプト 1 3%

14 カナダ 1 3%

15 オーストラリア 1 3%

16 デンマーク 1 3%

38 (受入れ経験がある施設計)

50%

20%

44%

6% 44%

80%

56%

100%

児童(n=16)

障がい者(n=40)

高齢者(n=50)

その他(n=3)

受け入れたことがある 断ったことがある 頼まれたことがない

有効回答を施設種類別にみると、児童関連施設では半数、高齢者施設では 4 割が受入れ経

験があるのに対し、障がい者施設では 5 分の 1、その他施設ではゼロ。

受け入れたことがある国は 16 カ国にのぼった。

トップは韓国で、受入れ経験がある施設全体の 8 割以上が受け入れ、次いで中国、タイの順。

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42

(2)外国からの視察受入れについての考え(Q11)【対象:全施設】

(114施設・単回答)

①回答施設全体

②施設種類別

可能な限り受け

入れたい(n=48)

42%

条件によっては

受け入れたい

(n=48)

42%

できる限り断わり

たい(n=7)

6%

断わりたい(n=0)

0%

わから

ない(n=10)

9%

NA

(n=1)

1%

31%

37%

51%

33%

50%

39%

42%

67%

13%

5%

6%

6%

20%

2%

児童(n=16)

障がい者(n=41)

高齢者(n=53)

その他(n=3)

可能な限り受け入れたい 条件によっては受け入れたい

できる限り断わりたい わからない

「可能な限り受け入れたい」「条件によっては受け入れたい」がそれぞれ 4 割強となり、

両者をあわせて肯定的回答が大勢。「断りたい」と答えた施設はなかったものの「できる

限り断りたい」とした施設もみられた。

有効回答を施設種類別にみると、いずれも受入れ志向は高いものの、児童関連施設、障が

い者施設では「条件付きでの受入れ」を望む意見がトップ。

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43

③受入れ経験別

④自由意見

63%

29%

37%

47%10% 13%

1%

受入れ経験あり(n=38)

頼まれたことがない

(n=71)

可能な限り受け入

れたい

条件によっては受

け入れたい

できる限り断わり

たい

わからない

na

受入れ経験別にみると「受入れ経験がある」施設はすべて受入れに対し肯定的で、3 分の 2

は「可能な限り受け入れたい」と回答。一方、「頼まれたことがない」施設でも、4 分の 3

は肯定的なものの、「可能な限り受け入れたい」としたのは全体の 3 割にとどまり、「で

きる限り断りたい」又は「わからない」と答えた施設も 4 分の 1。

「1度に多人数来られると困る。入居者が不安になる可能性がある」との意見があった。

NA

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44

(3)外国からの視察受入れのメリット(Q12)【対象:受入経験のある施設】

(38施設・複数回答)

①回答施設全体

29%

61%

24%

32%

8%

3%

3%

入居者・利用者のよい刺激・交流の

機会になった(n=11)

職員の意識向上につながった(n=23)

施設のイメージアップにつながった

(n=9)

視察を紹介した行政や教育・福祉関係

機関との協力関係が深まった(n=12)

特にメリットはなかった(n=3)

その他(n=1)

NA(n=1)全体(n=38)

「職員の意識向上につながった」が最も多く 6 割。入居者・利用者視点でみたメリット(「入

居者・利用者のよい刺激・交流の機会になった」)を答えたのは 3 割弱。

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45

②施設種類別

③その他の回答

25%

88%

13%

13%

13%

38%

63%

13%

50%

13%

29%

52%

33%

33%

10%

5%

入居者・利用者のよい刺激・交流の

機会になった(n=11)

職員の意識向上につながった(n=23)

施設のイメージアップにつながった

(n=9)

視察を紹介した行政や教育・福祉関係

機関との協力関係が深まった(n=12)

特にメリットはなかった(n=3)

その他(n=1)

NA(n=1)

児童(n=8)

障がい者(n=8)

高齢者(n=22)

その他(n=0)

%の母数:

有効回答を施設種類別にみると、特に児童関連施設で「職員の意識向上につながった」と

した回答の割合が高い。障がい者施設では「視察を紹介した行政や教育・福祉関係機関と

の協力関係が深まった」、高齢者施設では「施設のイメージアップにつながった」とした回

答も他の施設種類に比べて目立つ。

その他の記述意見として「施設の方針や内容を伝えることができた」との回答があった。

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46

(4)海外からの視察受入れの際の問題(Q13)【対象:受入経験のある施設】

(38施設・複数回答)

①回答施設全体

24%

5%

0%

5%

18%

21%

34%

8%

11%

13%

16%

0%

18%

21%

11%

3%

26%

8%

5%

13%

目的が不明確(n=9)

意欲が感じられない(n=2)

喫煙場所以外での喫煙(n=0)

許可なく施設・設備に触る(n=2)

許可なく写真を撮る(n=7)

騒がしい(n=8)

人数が多すぎる(n=13)

時間が長すぎる(n=3)

時間が短すぎる(n=4)

突然の変更やキャンセル(n=5)

日本の福祉制度の基本知識が乏しい(n=6)

施設内に適切な説明の場所がない(n=0)

通訳に手間取る(n=7)

適切な説明資料がない(n=8)

準備のため時間・労力がかかりすぎる(n=4)

依頼者や紹介者が準備に協力しない(n=1)

視察の成果が還元されない(n=10)

特に問題なし(n=3)

その他(n=2)

NA(n=5) 全体(n=38)

最も指摘が多かったのは「人数が多すぎる」、次いで「視察の成果が施設側に還元されない」

「目的が不明確」「騒がしい」「適切な説明資料がない」「許可なく写真を撮る」「通訳に手

間取る」。

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47

②施設種類別

③その他の回答

50%

17%

17%

33%

33%

17%

17%

33%

17%

17%

33%

29%

14%

29%

29%

29%

29%

29%

14%

29%

14%

20%

5%

10%

20%

25%

45%

15%

20%

15%

25%

20%

20%

10%

30%

10%

10%

目的が不明確(n=9)

意欲が感じられない(n=2)

喫煙場所以外での喫煙(n=0)

許可なく施設・設備に触る(n=2)

許可なく写真を撮る(n=7)

騒がしい(n=8)

人数が多すぎる(n=13)

時間が長すぎる(n=3)

時間が短すぎる(n=4)

突然の変更やキャンセル(n=5)

日本の福祉制度の基本知識が乏しい(n=6)

施設内に適切な説明の場所がない(n=0)

通訳に手間取る(n=7)

適切な説明資料がない(n=8)

準備のため時間・労力がかかりすぎる(n=4)

依頼者や紹介者が準備に協力しない(n=1)

視察の成果が還元されない(n=10)

特に問題なし(n=3)

その他(n=2)

児童(n=8)

障がい者

(n=8)

高齢者

(n=22)

その他(n=0)

問題を指摘した回答について施設種類別にみると、児童関連施設で「目的が不明確」(50%)、高齢者施設で「人数が多すぎる」(45%)を指摘した回答が目立った。

「その他」の記述意見として以下のような回答があった。

・一度に多人数来られると困る。入居者が不安になる可能性がある

・観光気分で来ている

・通訳の方が複数いると十分に質問等に答えられそうである

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48

(5)外国からの視察受入れの条件(Q14)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

①回答施設全体

77%

65%

62%

71%

42%

50%

62%

17%

0%

3%

2%

目的・意欲が明確であること(n=88)

マナーを守ること(n=74)

人数が適正であること(n=71)

福祉の知識のある通訳をつけること(n=81)

日本の福祉の基本的知識を事前に勉強して

くること(n=48)

時間が適正であること(n=57)

信頼できる紹介者がいること(n=71)

準備や対応に見合う費用負担(n=19)

わからない (n=0)

その他(n=3)

NA(n=2)

全体(n=114)

最も回答が多かったのは「目的・意欲が明確であること」。次いで「福祉の知識のある通訳をつける

こと」「マナーを守ること」「人数が適正であること」「信頼できる紹介者がいること」。

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49

②施設種類別

88%

50%

69%

63%

44%

69%

69%

13%

目的・意欲が明確

マナーを守る

人数が適正

福祉の知識のある通訳

日本の福祉の事前勉強

時間が適正

信頼できる紹介者

準備や対応の費用負担

児童(n=16)

73%

60%

58%

85%

33%

48%

48%

20%

目的・意欲が明確

マナーを守る

人数が適正

福祉の知識のある通訳

日本の福祉の事前勉強

時間が適正

信頼できる紹介者

準備や対応の費用負担

障がい者(n=40)

79%

75%

70%

64%

51%

49%

74%

17%

目的・意欲が明確

マナーを守る

人数が適正

福祉の知識のある通訳

日本の福祉の事前勉強

時間が適正

信頼できる紹介者

準備や対応の費用負担

高齢者(n=53)

100%

67%

0%

100%

33%

33%

67%

0%

目的・意欲が明確

マナーを守る

人数が適正

福祉の知識のある通訳

日本の福祉の事前勉強

時間が適正

信頼できる紹介者

準備や対応の費用負担

その他(n=3)

施設種類別にみると、受入れの条件として最も回答が多かったのは、児童関連施設及び高

齢者施設では「目的・意欲が明確であること」、障がい者施設では「福祉の知識のある通

訳をつけること」、その他施設では「目的・意欲が明確であること」及び「福祉の知識の

ある通訳をつけること」であった。なお、児童関連施設では「時間が適正であること」、

高齢者施設、その他施設では「マナーを守ること」の割合が他と比べて相対的に高い。

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50

③受入れ経験別

81%

57%

70%

62%

35%

49%

62%

8%

75%

70%

64%

83%

48%

55%

65%

22%

目的・意欲が明確

マナーを守る

人数が適正

福祉の知識のある通訳

日本の福祉の事前勉強

時間が適正

信頼できる紹介者

準備や対応の費用負担 受入れ経験あり(n=38)

頼まれたことがない(n=70)

受入れ経験別にみると、受入れの条件として最も回答が多かったのは、受入れ経験があ

る施設では「目的・意欲が明確」、ない施設では「福祉の知識のある通訳」。

頼まれたことがない施設は、受入れ経験がある施設に比べ特に「日本の福祉についての基

本的知識を事前に勉強してくること」「準備や対応に見合う費用負担」の指摘が目立つ。

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51

④「人数が適正であること」(n=71)における具体的人数(単回答)

48%

27%

3% 8% 14%

10人未満

(n=34)

20人未満

(n=19)

30人未満

(n=2)

その他

(n=6)

NA

(n=10)

27%

52%

51%

55%

17%

24%

9%

3%

17%

5%

9%

13%

16%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

児童(n=11)

障がい者(n=23)

高齢者(n=37)

その他(n=0)

10人未満

20人未満

30人未満

その他

NA

38%

52%

50%

14%

4%

2%

8%

9%23%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

受入れ経験あり(n=26)

頼まれたことがない(n=44)

10人未満

20人未満

30人未満

その他

NA

【全体】「人数が適正であること」の内訳をみると、「10 人未満」が半数近く。

また、その他の意見として以下のような回答があった。 ・1~2 人 ・2~3 人 ・5 名以下(通訳者含) ・当施設が対応できる希望人員

【施設種類別】施設種類別にみると、児童関連施設では「20 人未満」、障がい者施設と高齢

者施設では「10 人未満」が半数を超えた。

【受入れ経験別】受入れ経験別にみると、受入れ経験がある施設では「20 人未満」、経験が

ない施設では「10 人未満」が半数を超えた。

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52

⑤「時間が適正であること」(n=57)における具体的時間(単回答)

35%

11%4%

39%

2%11%

約2時間まで

(n=20)

半日まで

(n=6)

1日まで

(n=2)

内容に見合った

時間

(n=22)

その他

(n=1)

NA

(n=6)

64%

26%

31%

9%

11%

12%

5%

4%

9%

47%

46%

9%9%

11%

8%

100%

児童(n=11)

障がい者(n=19)

高齢者(n=26)

その他(n=1)

約2時間まで

半日まで

1日まで

内容に見合った時間

その他

NA

50%

29%

11%

11%

6%

3%

33%

39% 3% 16%

受入れ経験あり(n=18)

頼まれたことがない

(n=38)

約2時間まで

半日まで

1日まで

内容に見合った時間

その他

NA

【全体】「時間が適正であること」の内訳をみると、「内容に見合った時間」「約 2 時間まで」

が 4 割近く。また、その他の意見として「30 分程度」とする回答があった。

【施設種類別】施設種類別にみると、児童関連施設では 6 割以上が「2 時間まで」、障がい

者施設及び高齢者施設では半数近くが「内容に見合った時間」と回答した。

【受入れ経験別】受入れ経験別にみると、受入れ経験がある施設では「約 2 時間まで」が

半数であったのに対し、経験がない施設では「内容に見合った時間」と「回答なし」の合

計が半数を超えた。

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53

⑥「信頼できる紹介者がいること」(n=71)における具体的主体

⑦その他の回答

69%39%

56%

1%21%

行政

(n=49)

大学教員

(n=28)

福祉関係機関

(n=40)

その他

(n=1)

NA

(n=15)

64%

63%

72%

100%

36%

37%

41%

50%

55%

63%

51%

100%

9%9%

23%

児童(n=11)

障がい者

(n=19)

高齢者

(n=39)

その他(n=2)

行政

大学教員

福祉関係機関

その他

NA

74%

64%

30%

40%

48%

58%

4%17%

24%

受入れ経験

あり(n=23)

頼まれたこと

がない(n=45)

行政

大学教員

福祉関係機関

その他

NA

【全体】「信頼できる紹介者がいること」の内訳をみると、最も多いのは「行政」で約 7 割。

【施設種類別】施設種類別にみると、施設の種類を問わず、「行政」と「福祉関係機関」を

選択した回答が半数を超えた。

【受入れ経験別】受入れ経験の有無による大きな違いは見受けられない。

「その他」の記述として以下のような意見があった。

・外国語用の資料が提供できない

・ケースバイケースで対応したいと思います

・学びや成果の報告書などを返して欲しい

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54

(6)その他の国際貢献(Q15)【対象:全施設】

(114施設・複数回答)

回答数 回答主体の施設種別

1 地域の外国人に対する相談・支援や福祉サービスの提供 1 高齢者施設

2 外国からの実習生の受入れ 5 障がい者施設(4)

高齢者施設(1)

3 職員等の途上国の福祉支援のための派遣 2 障がい者施設(1)

その他施設(1)

4 その他 8 児童施設(1)

障がい者施設(4)

高齢者施設(3)

☆「その他」の回答

施設が国際貢献として行っている例として、以下のような多岐にわたる回答が得られた。

・留学生を非常勤職員として受け入れ、高齢者支援に関する技術を提供

・外国人利用者の受入れ

・イベント等への留学生の参加

・韓国人を介護職員として採用

・職員が個人的に韓国の障がい者施設の職員と交流を続けている

・見学施設の紹介

・外国人ボランティアの受入れ

・エコキャップ運動

・他国出身の職員として雇用

回答数は少ないものの、特に障がい者施設を中心に「外国からの実習生の受入れ」などの

回答がみられた。

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55

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56

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調査票(参考資料)

社会福祉施設と地域とのかかわりに関する調査

実施:大分大学福祉科学研究センター

協力:大分県社会福祉施設経営者協議会

平成22年9月

 本調査は、大分県社会福祉施設経営者協議会のご協力を得て、同協議会会員の社会福祉法人の皆様方を対象に行わせていただくものです。地域に所在する社会福祉施設が地域課題の解決に果たす役割の大きさと、それに対する各方面からの期待を踏まえ、施設がどのような観点からどのように外部と関わりあいをもっているのか、「地域とのかかわり」と「外国からの視察研修の受入れ」の2点に焦点を当ててお尋ねさせていただきます。 この調査の結果をもとに、社会福祉施設による地域貢献の現状を明らかにしつつ、様々な主体による地域における新たな支え合いのあり方について検討していきたいと考えております。調査結果は来年3月頃に郵送させていただきますので、貴施設の地域との共生に向けた取組みや国際化への対応に役立てていただければ大変幸いです。 どうか趣旨をご理解の上、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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ご協力ありがとうございます。

お答えにあたって

方針やお考えをお聞きする質問も含まれていますので、施設全体の業務を見渡せる立場の方がご回答ください。

設問の中で特に指定がない限り、今年9月1日現在での状況についてお答えください。

ご記入いただいた調査票は、同封の返信用封筒に入れて10月16日(土曜日)までを目途にご投函ください。(切手をお貼りいただく必要はありません)

調査票についてご不明な点がございましたら、大分大学福祉科学研究センター(電話:097(554)7456・7450、メール:[email protected]、担当:岡)までおたずねください。

回収した調査票は、大学で厳重に管理します。また、回答内容は統計的処理を行い、研究や施策提言の目的以外には使用しません。個人や施設に関する情報が他に漏れることは一切ありませんので、ありのままをお答えください。

後日、お答えに関して詳しくお聞きするためにご連絡を差し上げることがあります。差し支えない範囲でご協力いただければ幸いです。

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実員 人

実員 人

人 人

人 人

発行回数:年に    回回 部

役職名

       ※発行回数は「半年に1回」「3カ月に1回」「毎月」などと記入してください。

社会福祉施設と地域とのかかわりに関する調査

1.施設について

 それぞれの欄にご記入いただき、選択肢についてはあてはまるものに○をつけてください。

(1) 法人について

施設の種類1.児童   2.障がい者   3.高齢者   4.その他  

1.入所   2.通所   3.その他   4.当てはまらない

施設住所

〒    -

電話番号 (市外局番       )     -

法人名・設立年 設立年

(2) 施設について

施設名

定員

入居者定員 利用者定員

メールアドレス @

設立年 年

施設の職員数

常勤(専従)

常勤(兼務)

非常勤

会報(施設だより・園だより

など)

   1.発行している   2.発行していない

発行回数: 発行部数:1回につき

入居者数・利用者数

入居者数 利用者数

※昨年(平成21年)1年間の平均でみた人数を記入してください。

ISO認証取得の有無 1. ISO9001  2. ISO14001  3.その他(        )

ご回答者のお名前・役職

ホームページ・ブログの有無  ホームページ 1.有   2.無

  ブログ 1.有   2.無

「地域交流スペース」など地域住民が集いの場として利用できる設備の有無 1.有  2.無

1

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Q1

項目

(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

(6)

(7)

(8)

(9)

(10)

(11)

2.地域とのかかわりについて

以下のような「地域とかかわる活動」を実施していますか。平成20年~今年中の3年間に実施したことが(する予定が)あり、今後も実施する可能性が少しでもある活動について、あてはまるものすべてに○をつけてください。((4)以外は有償の活動も含みます)

地域住民と利用者・入居者とのふれあいの場としての利用を目的として、施設を開放し、あるいは場所を設けている

※上記の目的に基づき利用されている地域交流スペース、サロン、喫茶などのほか、朝市を施設内あるいは施設外で実施している場合についてもこれに該当します。

地域防災に関して、地域と連携した活動を実施している

※地域住民も含めた避難訓練などが該当します。単に「避難施設として指定されている」など名前だけのものや、「入居者のみを対象とした避難訓練」など地域住民と関わりのない活動は除きます。

地域の防犯や交通安全に関する活動を実施している

※地域住民も対象としたパトロールや交通安全活動などが該当します。単に「入居者や利用者のみを対象とした防犯教育」など地域住民と関わりのない活動は除きます。

地域住民に対するアンケート調査などの調査研究活動を行っている

その他、上記選択肢に該当しない活動を実施している

全くしていない

活 動 の 内 容

地域主催の行事(敬老会・運動会など)に、施設の利用者・入居者が参加するようにしている

利用者・入居者が地域住民と接するイベント、交流会などを主催している

※施設の利用者等が、交流を目的に地域住民の自宅を訪問するような活動はこれに該当します。

利用者・入居者が地域住民の生活に関する作業やサービスを提供している(配食、家事援助、移動支援、草刈りなど)

施設の利用者・入居者に対するお手伝いやふれあいのための、外部ボランティアなどによる施設訪問を受け入れている

※地域の子どもたちが入居者との交流のため施設を訪問するような活動もこれに該当します。

福祉に関する地域住民の理解や知識を深めるため、地域住民が誰でも参加できる講習会や勉強会を開催している

※対象者が入居者・利用者やその親族、職員などの関係者に限られる場合は該当しません。

○をつけた項目に関して、次のQ2で詳しくお聞きします。「全くしていない」とお答えになった場合は、Q5にお進みください。

あてはまる番号すべてに○をつけてください。

2

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Q2

(1)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

 

(2)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

利用者・入居者が地域住民と接するイベント、交流会などを主催している

施設側

住民

「地域とかかわる活動」の中身について、詳しくお聞きします。

Q1で○をつけた項目について、活動の内容等を下記の欄にご記入ください。該当する活動が複数ある場合は、主なものを3つまで選び、それぞれの活動ごとにご記入ください。なお、「参加人数」が分からない場合は、欄に×をつけてください。

地域主催の行事(敬老会・運動会など)に、施設の利用者・入居者が参加するようにしている

施設側

住民

施設側

住民

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

施設側

住民

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

1回あたりの活動時間

活動の時期・回数

施設側

住民

活動名・活動の内容

施設側

住民

3

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(3)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

(4)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の人数

利用者・入居者が地域住民の生活に関する作業やサービスを提供している(配食、家事援助、移動支援、草刈りなど)

施設側

相手方(ボランティア等)

施設側

相手方(ボランティア等)

施設側

住民(相手方)

施設側

住民(相手方)

施設側

住民(相手方)

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と相手方の人数

施設の入居者・利用者に対するお手伝いやふれあいのための、外部ボランティアなどによる施設訪問を受け入れている

施設側

相手方(ボランティア等)

4

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(5)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

(6)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

場所はどこですか?   (記入例:「地域交流ス

ペース」「会議室」など)

場所はどこですか?   (記入例:「地域交流ス

ペース」「会議室」など)

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

施設側

住民

施設側

地域住民と利用者・入居者とのふれあいの場としての利用を目的として、施設を開放し、あるいは場所を設けている※「地域交流スペース」など地域住民が集いの場として利用できる設備で行われている活動のうち、当てはまるものがありましたら、必ずご記入ください。

施設側

住民

施設側

住民

施設側

住民

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

住民

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の利用人数

福祉に関する地域住民の理解や知識を深めるため、地域住民が誰でも参加できる講習会や勉強会を開催している

施設側

住民

場所はどこですか?   (記入例:「地域交流ス

ペース」「会議室」など)

5

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(7)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

(8)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

施設側

住民

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

地域防災に関して、地域と連携した活動を実施している

施設側

施設側

住民

施設側

住民

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

地域の防犯や交通安全に関する活動を実施している

施設側

住民

住民

施設側

住民

6

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(9)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

4.

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

4.

(10)

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

1.週

2.月 人

3.年 回 時間 人

その他、選択肢に該当しない活動を実施している※(1)~(9)に該当する活動であっても、欄が不足した場合はこちらにご記入ください。

施設側

住民

活動の時期・回数

年に1回

施設側

住民(対象者)

施設側

住民

年に1回

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数活動名・活動の内容

地域住民に対するアンケート調査などの調査研究活動を行っている

1回あたりの活動時間

施設側

住民

施設側

住民

施設側

住民(対象者)

活動名・活動の内容活動の時期・回数

1回あたりの活動時間

1回あたりの施設側(利用者又は入居

者)と住民の参加人数

7

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Q3

1.

入居者・利用者の地域参加の促進や地域生活の継続性につながる

2.

職員の接遇技術の改善やホスピタリティの向上が図られる

3.

入居者・利用者の確保等を通じて施設経営の採算性の向上に役立つ

4.

施設への地域の理解・認識が高まり、施設運営に協力が得やすくなる

5.

地域住民の多様なニーズに、制度に関わりなく柔軟に応えられる

6.

地域の活性化に役立っている

7.

特に意義はない

8.

わからない )

9.

その他(具体的に )

1番目 2番目 3番目

「地域とかかわる活動」にはどのような意義があるとお考えになりますか。あてはまるものすべてに○をつけてください。

☆貴施設が重要と思うものから上位3つを選び番号を記入してください

8

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Q4

6. 効果については分からない

7. 世代間交流の機会がない

8. その他( )

Q5

6. 分からない

7. その他( )

6. 分からない

7. その他( )

入居者・利用者と地域住民との間での「世代間交流」(ここでは高齢者と子どもの交流を指します)を通じたコミュニケーションや学びの効果について、あてはまるもの一つに○をつけてください。

4. あまり理解  されていな  い

5. 全く理解 されてい ない

5. 全く理解 されてい なかった

1. 非常に効果  を実感する

2. 多少の効果  を実感する

3. どちらとも いえない

4. あまり効果  を感じない

5. 全く効果を  感じない

すべての施設にお聞きします。「地域とかかわる活動」によって、地域における貴施設に対する理解に変化があったと思いますか。あてはまるもの一つに○をつけてください。(地域とかかわる活動を全くしていない施設は、(2)にのみお答えください)

1. よく理解さ  れていた

2. まあまあ  理解されて  いた

3. どちらともいえない

4. あまり理解  されていな  かった

(2) 現在

1. よく理解さ  れている

2. まあまあ 理解されて いる

3. どちらとも いえない

(1) 地域活動を始める前

9

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Q6

1.

地域の協力が得られない

2.

行政の協力が得られない

   (4)その他(具体的に                        )

3.

職員が忙しい

4.

活動に適した人材が施設にいない

5.

入居者・利用者の参加が難しい

6.

入居者・利用者のプライバシーの問題がある

7.

施設に資金がない

8.

活動の場所が確保できない

9.

自分たちが行う必要を感じない

10.

施設以外に地域に活動の担い手がいない

11.

地域にニーズがない

12.

その他(具体的に )

1番目 2番目 3番目

   (1)規制が厳しい  (2)運営協力が得られない  (3)資金協力が得られない

☆貴施設が重要と思うものから上位3つを選び番号を記入してください

※枝番(カッコ付き番号)のある選択肢の場合は、枝番も含めてご記入ください。

→(以下のあてはまるものすべてに○をつけてください)

すべての施設にお聞きします。「地域とかかわる活動」がさらに発展する上で、どのようなことが妨げとなっていると思いますか。以下のうちあてはまるものすべてに○をつけてください。

10

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Q7

1.

)

2.

)

3.

)

4.

)

5.

)

6.

7.

)

1番目 2番目 3番目

福祉・医療系団体 (1)地域包括支援センター  (2)社会福祉協議会

(4)その他(

(5)他の福祉施設 (6)その他(

すべての施設にお聞きします。貴施設が、地域との今後のかかわりの中で特に連携が必要と思われる機関や施設について、あてはまるものすべてに○をつけてください。

(4)高校  (5)大学  (6)その他(

(1)市民団体(NPO等) (2)商工会議所  (3)民間企業

(3)医療機関   (4)医師会・歯科医師会・薬剤師会

地縁組織

教育・研究機関 (1)幼稚園  (2)小学校  (3)中学校

公共機関 (1)市町村   (2)県   (3)警察   (4)消防

(5)児童相談所   (6)保健所・保健センター

☆貴施設が重要と思うものから上位3つを選び番号を記入してください

※枝番(カッコ付き番号)のある選択肢の場合は、枝番も含めてご記入ください。

各種団体

特にない

その他(

(7)その他(

(1)自治委員  (2)民生委員  (3)その他(

11

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Q8

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9 .

10.

11.

12.

)

1番目 2番目 3番目

特別なニーズを持つ入居者・利用者の増加

入居者・利用者(その家族を含む)からの要望・要求の高まり

入居者・利用者の家族による支援や関心の減少

企業など多様な事業主体の参入や、社会福祉法人と企業の「イコールフッティング」論(社会福祉法人に対する優遇措置の見直しの声など)の高まり

周辺治安の悪化   

すべての施設にお聞きします。貴施設をめぐる環境について、今後の円滑な施設運営を進める上で懸念されることはどれですか。あてはまるものすべてに○をつけてください。

入居者・利用者の減少

☆貴施設が深刻と思うものから上位3つを選び番号を記入してください

コンプライアンス(法令遵守)

良質な人材の確保の難しさ

行政からの報酬・委託費等の削減

制度の変更などに伴う事務量の増加

特にない

その他(具体的に

12

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Q9

弱い 強い

(1) 1 2 3 4 5

(2) 1 2 3 4 5

(3) 1 2 3 4 5

(4) 1 2 3 4 5

(5) 1 2 3 4 5

(6) 1 2 3 4 5

(7) 1 2 3 4 5

(8) 1 2 3 4 5

(9) 1 2 3 4 5

(10) 1 2 3 4 5

(11) 1 2 3 4 5

(12) 1 2 3 4 5

(13) 1 2 3 4 5

(14) 1 2 3 4 5

(15) 1 2 3 4 5

(16) 1 2 3 4 5

(17) 1 2 3 4 5

(18) 1 2 3 4 5

施設建物・設備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

職員のホスピタリティ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

職員の定着率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

財務・経営に関する情報公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

外部団体とのネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

意思決定の速さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

職員間のチームワーク・団結力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

職員における福祉の有資格者の数・・・・・・・・・・・・・・・・

職員の援助技術のレベル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すべての施設にお聞きします。以下の項目について、貴施設の「強み」・「弱み」を5段階で評価すると1~5のいずれに該当しますか。あてはまるものに○をつけてください。

地域住民からの信用・信頼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地域課題や住民の声についての情報収集力・・・・・・・・

人材育成の仕組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リスクマネジメント(危機管理)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

苦情解決の仕組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サービス内容・活動状況等に関する情報発信・・・・・・・・

IT技術の活用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福祉用具・遊具等の活用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その他(                       )

13

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Q10

(「視察」には、将来の入居・利用を目的とした本人や家族の見学は含まれません)

1 . 受け入れたことがある

国名

2 . 断ったことがある

国名

3 . 頼まれたことがない

Q11

1 . 可能な限り受け入れたい

2 . 条件によっては受け入れたい

3 . できる限り断わりたい

4 . 断わりたい

5 . わからない

6 . その他( )

3.外国からの視察研修の受け入れについて

 昨今、海外特に韓国をはじめとするアジアの福祉関係者から日本の福祉について勉強するために施設の視察に訪れたいとの声が多く寄せられています。これらの要望への対応は、福祉人材の育成という国際貢献であり、視察のための訪問客増加による地域の活性化にもつながる意味を持ちますが、一方、文化の異なる外国からの視察者の受け入れは大きな負担という声も聞かれます。研修の実を上げつつ、受け入れ施設に過度な負担をかけない視察のあり方を研究するために、受け入れについて貴施設の率直なご意見をおたずねいたします。

すべての施設にお聞きします。貴施設における海外からの視察の受け入れについて、あてはまるものすべてに○をつけてください。

すべての施設にお聞きします。海外からの視察の受入れについて、どのようにお考えですか。あてはまるもの一つに○をつけてください。

14

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Q12

1 . 入居者・利用者のよい刺激・交流の機会になった

2 . 職員の意識向上につながった

3 . 施設のイメージアップにつながった

4 . 視察を紹介した行政や教育・福祉関係機関との協力関係が深まった

5 . その他(具体的に )

Q13

1 . 目的が不明確

2 . 意欲が感じられない

3 . 喫煙場所以外での喫煙

4 . 許可なく施設・設備に触る

5 . 許可なく写真を撮る

6 . 騒がしい

7 . 人数が多すぎる

8 . 時間が長すぎる

9 . 時間が短すぎる

10 . 突然の変更やキャンセル

11 . 日本の福祉制度に関する視察側の基本的知識が乏しい

12 . 施設内に適切な説明の場所がない

13 . 通訳に手間取る

14 . 適切な説明資料がない

15 . 準備のため時間・労力がかかりすぎる

16 . 依頼者や紹介者が準備に協力してくれない

17 . 視察の成果が施設側に還元されない

18 . その他(具体的に )(その他)

海外からの視察を「受け入れたことがある」施設にお聞きします。受け入れのメリットについて、どのようにお感じになりましたか。あてはまるものすべてに○をつけてください。

海外からの視察を「受け入れたことがある」施設にお聞きします。受け入れた際、以下のような問題はありましたか。あてはまるものすべてに○をつけてください。

(目的・意欲の問題)

(マナー)

(プログラム)

15

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Q14

1 . 目的・意欲が明確であること

2 . マナーを守ること

3 . 人数が適正であること

)

4 . 福祉の知識のある通訳をつけること

5 . 日本の福祉についての基本的知識を事前に勉強してくること

6 . 時間が適正であること

)

7 . 信頼できる紹介者がいること

)

8 . 準備や対応に見合う費用負担 

9 . わからない

10 . その他(具体的に )

Q15

1 . 地域の外国人に対する相談・支援や福祉サービスの提供

2 . 外国からの実習生の受け入れ

3 . 職員等の途上国の福祉支援のための派遣

4 . その他(具体的に )

すべての施設にお聞きします。その他、貴施設で国際貢献として行っていることがありますか。

→(以下のあてはまるもの一つに○をつけてください)

 (1)10人未満   (2)20人未満   (3)30人未満

→(以下のあてはまるもの一つに○をつけてください)

 (1)約2時間まで  (2)半日まで  (3)1日まで  (4)内容に見合った時間

(4)その他(具体的に

(5)その他(具体的に

(4)その他(具体的に

すべての施設にお聞きします。海外からの視察を受け入れる場合はどのような条件が必要とお考えですか。あてはまるものすべてに○をつけてください。

→(以下のあてはまるものに○をつけてください)

 (1)行政  (2)大学教員  (3)福祉関係機関

16

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 以上でアンケートは終わりです。

 お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

 お手数ですが記入漏れのないことをいま一度お確かめの上、同封の封筒により返送くださいますようお願い申し上げます。

 たくさんの質問にお答えいただき、誠にありがとうございました。 その他、ご意見ご要望がございましたらご自由にお書きください。調査結果をまとめる際の貴重な参考とさせていただきます。

17

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社会福祉施設と地域とのかかわりに関する調査結果

2011年4月発行

実施 大分大学福祉科学研究センター

〒870-1192 大分市大字旦野原700番地 TEL/FAX 097(554)7450 E-mail: [email protected]