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「倫理的購入・ＣＳＲ調達ガイドライン」第6回研究会

2013年6月3日

日本財団

経営支援グループファンドレイジングチーム

山崎美加

日本財団について日本財団について

日本財団の主な支援事業分野日本財団の主な支援事業分野

1. 海や船に関する支援

日本財団（にっぽんざいだん）は、地方自治体が行う競艇事業の交付金を受け、全世界のハンセン病の制圧プロジェクトやマラッカ海峡の航行の安全といった大型プロジェクト、草の根のボランティア活動まで、様々な「社会課題解決」に向けた事業を支援している助成団体

【2011年度実績： 3,5313,531事業事業 203203億円億円】

2. 文化、教育、社会福祉等に関する支援

3. 海外の協力援助活動への支援

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ミッション：みんなで、みんなを支える社会の実現

→ ソーシャルイノベーションのハブになる

【山﨑美加プロフィール】2005年ネパールへボランテイア

2006年学生ボランテイア団体ＪＡＮ立ち上げ,東南アジアでボランテイアツアー企画運営

2007年渡英

2008年 University of East Anglia卒業(Diploma of Development)(Diploma of Development)

2009年 University of Leeds 卒業Msc. Sustainability (Business, Environment and Corporate Responsibility)

2010年日本財団入社

ファンドレイジングチーム所属

【資格など】英国ＩＥＭＡ認定サステイナビリティ(CSR)プラクティショナー准認定ファンドレイザーオーガニックコンシェルジュ


• エシカル: 道徳的、倫理的

Ethical ：地球環境の配慮、社会貢献やフェアト


Ethical ：地球環境の配慮、社会貢献やフェアト

レード（公正な取引）人道的視点を含み、広範囲な社会問題を考えながら倫理的に正しく行動すること。

参考：デルフィス「まだエシカルを知らないあなたへ」

エコ

フェアト

レード（Fair Trade)

攻めの

ＣＳＲ

エシカルTrade)

オーガニックロハス

（ＬＯＨＡＳ）


①社会不安の広がり

②英国王室による関わり



③政府の関わり

８０年代英国病への対処 → 行政改革と国営事業の民営化 → 企業の役割の拡大→ 企業が社会的責任を担うことへの期待と要求

１９８２年：ビジネス・イン・ザ・コミュ二テイ設立１９８９年：エシカルコンシューマー創刊

９０年代社会的排除や失業問題の深刻化→ 企業の社会的責任に対する関心の高まり

１９９７年：ブレア政権発足 → CSR政策への積極的な関与１９９８年：エシカルトレーデイングイニシアチブ発足

「これからはエシカル（倫理的）アプローチが重要」

エシカルの動きが加速Copyright(c) The Nippon Foundation All Right Reserved.

参考：金子匡良ヨーロッパにおける CSR政策

使命：ビジネスが社会に与える影響を改善

１９８２年

Copyright(c) The Nippon Foundation All Right Reserved.参考：田邉雄「持続性を可能にするマルチ・ステークホルダー間のバランス感覚」

http://www.bitc.org.uk/http://www.bitc.org.uk/

１９８６年～：「持続可能な暮らし」という概念を広める活動を推進。

自身の農場を全面的にオーガニックに変換

ナショナルトラスト総裁


Copyright(c) The Nippon Foundation All Right Reserved.http://www.princes-trust.org.uk/

エシカル企業家支援


http://www.duchyoriginals.com/

チャールズ皇太子によるオーガニックブランド


http://www.highgroveshop.com/


http://www.campaignforwool.jp/

１９８９年当時マンチェスター大学の学生３人のより創刊。消費者啓蒙のためのもので、有力企業が「倫理的かどうか」毎号チェックしランキングつけている。


http://www.ethicalconsumer.org/


これからはエシカルアプローチが重要

http://www.ethicaltrade.org/

①社会不安の広がり




③政府の関わり

・大学時代を過ごしたフェアトレードタウン・リーズの

ご紹介

・イギリス全体で行われているエシカルビジネスの例


リーズ (Leeds) :

イングランドで3番目に大きい都市。

人口:約71万5千人（中心部の人口は約43万人）

ロンドンから：鉄道利用で2時間半金融・IT産業都市の中心

２００４年：フェアトレードシティとして認証を受ける。フェアトレード学校、大学があり街全体でフェアトレードを推進している。


参照： http://www.fairtradetowns.org/


http://www.fairtradetowns.org/

（１）：議会でフェアトレードを支援する決議案を可決、会議や事務所食堂で出すコーヒーや紅茶をフェアトレード商品にする

（２）：様々なフェアトレード商品がそのエリアのショップで購入できる

（３）：フェアトレード商品が地元のカフェ、ケータリングで提供される

（４）：フェアトレード商品が地元の職場コミュニティで利用される

（５）：地元レベルでフェアトレードを推進する団体がフェアトレードのステータスを維持するために継続的な努力を約束すること

【参考】

（FTRC,２００６）

http://www.ftrc-jp.org/news/fortnight.pdf


イギリス：９６％アイルラン：９１＆

スイス：９０％スイス：９０％オランダ：８６％

日本：２５．７％


2. フェアトレード教育

1. 財政支援

国際教育、南北問題、食育、消費者教育になる

2. フェアトレード教育

/http://www.divinechocolate.com/uk/


http://www.pantstopoverty.com/


http://po-zu.com/

http://www.thinkboutique.co.uk/


http://www.ethicalfashionforum.com/

市民全体の社会不安に端を発し、

英国のシンボリックな存在であるチャールズ皇太子が後押しし、

時の首相であったブレア氏が政策として広めた

エシカルは今、

英国社会に普遍的な概念として広がり続けている。


【Website】

Ethical Company organization http://www.ethical-company-organisation.org/

(2013/05/25アクセス）

デルフィス買う気研究所

https://sites.google.com/site/ethicaldelphys/(2013/05/26アクセス）

National Trust

http://www.nationaltrust.org.uk/

Alex Nicholls, Charlotte Opal

http://www.nationaltrust.org.uk/(2013/05/26アクセス）

Fair Tradehttp://www.fairtrade.net/(2013/05/26アクセス）

Ethical Trading Initiative - ETIhttp://www.moc.gov.kh/pdf/pdfitc/standards-map/contexts/EthicalTradingInitiative_ETI_EN.pdf(2013/05/26アクセス）

北沢肯（２００６）

http://www.jtuc-rengo.or.jp/kokusai/kaihatsukyouryoku/data/fairtrade_report.pdf FTRC(フェアトレード・リソースセンター)http://www.ftrc-jp.org/

【書籍】

Alex Nicholls, Charlotte Opal（２００５）, Fair Trade: Market-Driven Ethical Consumption

Rob Harrison, Terry Newholm, Deirdre Shaw(2005)The Ethical Consumer Andrew Crane, Dirk Matten（２００７）、Business ethics: managing corporate citizenship and sustainability

in the age of globalization 欧州のフェアトレード 2005 年報告書」長坂寿久 (財)貿易投資研究所

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