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「食べる」 える 栄養評価 対応 お問い合わせ先 松本歯科大学広報室 〒399-0781 長野県塩尻市広丘郷原 1780 TEL:0263-54-3210 E-mail : [email protected] 後 援:松本平タウン情報 2015 松本歯科大学障害者歯科学講座 准教授 「嚥下調整食分類の標準化と実情」 蓜島 弘之 国内に統一された嚥下調整食の段階が存在しないために、地域連携の足かせになるとして、日本摂 食嚥下リハ学会は 2013 年に、嚥下調整食分類のガイドラインを発表している。今回はガイドラインの 概要と現状ならびに今後、臨まれる取り組みについてお話しします。 地域栄養ケア PEACH 厚木 代表 江頭 文江 「チームで実践!嚥下障害者の栄養ケア・マネジメント」 訪問栄養指導の依頼の多くは摂食・嚥下障害であり、口から食べることが困難になったときに、介護 者の不安は大きいと感じる。地域食支援を円滑に進めるためには、チームによる実践は不可欠であり、 多職種とスキルアップができる地域づくりは重要である。 藤谷 順子 国立研究開発法人国立国際医療研究センターリハビリテーション科 医長 「摂食・嚥下障害の栄養ケア」 摂食・嚥下障害の場合には、「嚥下機能」と「栄養面」の両者をケアすることが必要である。嚥下 機能が改善すれば自然に栄養状態が改善するのではなく、いかに現在の嚥下機能でも栄養状態を 改善できるか、が重要となる。本セミナーでは、そのための評価・指導・介入方法について解説する。 松本歯科大学歯科保存学講座 教授 吉成 伸夫 「高齢者のフレイルを予防するための歯周病治療」 高齢者のフレイルと口腔の関連性は、従来、歯数減少、咀嚼障害の結果である栄養状態との影響 が報告されていますが、本講義では歯周病との関連性を考え、歯周病治療による予防、治療の可 能性を探ってみたいと思います。 松本歯科大学歯科補綴学講座 教授 中本 哲自 「歯を失わないための歯科治療 フレイルを予防する 咬合支持、すなわち上あごと下あごの接触関係を失うと、転倒回数が増えるとの報告があります。本 講義では歯を失わないために、どのような注意が必要か、修復治療の予後を中心に可能性を模索し たいと思います。 大学・地域連携事業 専門職シリーズ講座 松本歯科大学 Matsumoto Dental University 2016 参加無料 会場松本歯科大学図書会館学生ホール 時間午後 6 時~ 7 時30分 ※本シリーズの受講で、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の単位 を各講座10単位取得できます(2/10は対象外)。参加証が必要な方は、当日 受付の際に申し込み下さい。 ※事前申込不要。一般の方も聴講できます。いずれの日でも参加可。 12 8 (火) 12 22 (火) 1 13 (水) 2 10 (水)

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Page 1: 「食べる」 える栄養評価 対応 - Matsumoto Dental University「食べる」を支える栄養評価と対応 お問い合わせ先 松本歯科大学広報室 〒399-0781長野県塩尻市広丘郷原1780

「食べる」を支える栄養評価と対応

お問い合わせ先 松本歯科大学広報室 〒399-0781 長野県塩尻市広丘郷原 1780

TEL:0263-54-3210 E-mail : [email protected]

後 援:松本平タウン情報

2015年

松本歯科大学障害者歯科学講座 准教授

「嚥下調整食分類の標準化と実情」蓜島 弘之

国内に統一された嚥下調整食の段階が存在しないために、地域連携の足かせになるとして、日本摂食嚥下リハ学会は 2013 年に、嚥下調整食分類のガイドラインを発表している。今回はガイドラインの概要と現状ならびに今後、臨まれる取り組みについてお話しします。

地域栄養ケアPEACH厚木 代表 江頭 文江「チームで実践!嚥下障害者の栄養ケア・マネジメント」

訪問栄養指導の依頼の多くは摂食・嚥下障害であり、口から食べることが困難になったときに、介護者の不安は大きいと感じる。地域食支援を円滑に進めるためには、チームによる実践は不可欠であり、多職種とスキルアップができる地域づくりは重要である。

藤谷 順子国立研究開発法人国立国際医療研究センターリハビリテーション科 医長

「摂食・嚥下障害の栄養ケア」

摂食・嚥下障害の場合には、「嚥下機能」と「栄養面」の両者をケアすることが必要である。嚥下機能が改善すれば自然に栄養状態が改善するのではなく、いかに現在の嚥下機能でも栄養状態を改善できるか、が重要となる。本セミナーでは、そのための評価・指導・介入方法について解説する。

松本歯科大学歯科保存学講座 教授 吉成 伸夫「高齢者のフレイルを予防するための歯周病治療」

高齢者のフレイルと口腔の関連性は、従来、歯数減少、咀嚼障害の結果である栄養状態との影響が報告されていますが、本講義では歯周病との関連性を考え、歯周病治療による予防、治療の可能性を探ってみたいと思います。

松本歯科大学歯科補綴学講座 教授 中本 哲自「歯を失わないための歯科治療-フレイルを予防する-」

咬合支持、すなわち上あごと下あごの接触関係を失うと、転倒回数が増えるとの報告があります。本講義では歯を失わないために、どのような注意が必要か、修復治療の予後を中心に可能性を模索したいと思います。

大 学 ・ 地 域 連 携 事 業

専門職シリーズ講座松本歯科大学Matsumoto Dental Univers ity

2016年

参加無料会場:松本歯科大学図書会館学生ホール時間:午後 6 時~ 7時30分

※本シリーズの受講で、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の単位を各講座10単位取得できます(2 /10は対象外)。参加証が必要な方は、当日受付の際に申し込み下さい。

※事前申込不要。一般の方も聴講できます。いずれの日でも参加可。

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