「気候変動×防災」 防災に関する取り組み · 2020-06-26 · 合計 3,273 28,306...

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「気候変動 × 防災」 防災 に関する 取り組 令和2年6月30日 内閣府(防災担当)

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「気候変動×防災」防災に関する取り組み

令和2年6月30日

内閣府(防災担当)

Page 2: 「気候変動×防災」 防災に関する取り組み · 2020-06-26 · 合計 3,273 28,306 35,437 7,666 21,890 人的被害 住家被害 【東日本台風における課題】

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平成30年7月豪雨(概要)

○平成30年6月28日から7月8日にかけ、前線や台風第7号の影響により、日本付近に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった。

○総降水量が四国地方で1,800ミリ超、東海地方で1,200ミリ超となる地域や、7月の月降水量平年値の2~4倍となる大雨となる地域が発生した。

○電気、水道等のライフラインへの被害のほか、道路、鉄道等の交通インフラにも甚大な被害。住民生活や中小企業、農林漁業や観光業等の経済活動にも大きな支障。

【平成30年7月豪雨を踏まえた対応】

○災害時に、避難行動が容易にとれるよう、住民がとるべき行動を5段階に分け、

情報と行動の対応を明確化。

死者・行方不明者 負傷者

人数 271 449

全壊 半壊 一部破損 床上浸水 床下浸水

棟数 6,783 11,342 4,093 6,982 21,600

○住家被害

○人的被害

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令和元年台風第15号(房総半島台風) (概要)

○房総半島台風は、令和元年9月9日5時前に強い勢力で千葉市付近に上陸。

○台風の接近・通過に伴い、多くの地点で観測史上1位を観測する記録的な暴風となった。(千葉市で最大風速35.9メートル、最大瞬間風速57.5メートル等)

○暴風により、多数の住家で屋根が飛ばされる被害が発生。また、千葉県を中心に大規模停電が発生。

【房総半島台風を踏まえた対応】

○多くの住家の屋根被害への対応として、一部損壊住家の応急修理に対し、30万円を限度とする支援を新たに実施

○長期停電への対応として、大規模災害時に48時間以内に被害状況を把握する体制整備、「仮復旧」の実施

○携帯電話・固定電話の通信障害の復旧見込みの公表

○災害になれていない自治体への対応として、危機管理・防災責任者向け研修の充実、技術職員の増員支援など

死者・行方不明者 負傷者

人数 3 150

全壊 半壊 一部破損 床上浸水 床下浸水

棟数 391 4,204 72,279 121 109

○住家被害

○人的被害 ○ライフライン被害

最大戸数

電力首都圏を中心に約93万4,900戸が停電(停電解消までも長期間(約16日)要した)

通信広いエリアにおいて、固定電話の不通や、携帯電話の通信障害が長期間発生

気象レーダー(上陸時)

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令和元年台風第19号(東日本台風) (概要)

3

○東日本台風は、令和元年10月12日19時前に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸した後、関東地方を通過し、13日未明に東北地方の東海上に抜けた。10日からの総雨量は神奈川県箱根町で1,000ミリに達し、関東甲信地方と静岡県の17地点で500ミリを超えた。

○堤防決壊が、国管理河川で14箇所、都道府県管理河川で128箇所発生し、決壊数・浸水面積ともに過去10年で最大となった。

○電気や水道等のライフライン、道路や鉄道等のインフラ、農林漁業等の経済活動にも大きな影響。

死者・行方不明者 負傷者宮城 21 43福島 35 57長野 5 45その他 33 231合計 94 376

全壊 半壊 一部破損床上浸水 床下浸水

宮城 302 2,997 2,860 1,614 12,151

福島 1,489 12,560 6,977 1,161 443

長野 920 2,505 3,479 5 1,407

その他 562 10,244 22,121 4,886 7,889

合計 3,273 28,306 35,437 7,666 21,890

○住家被害○人的被害

【東日本台風における課題】

○災害リスクと取るべき行動の理解の促進

○高齢者避難の実効性の確保

○大規模広域避難の実効性確保(江東5区において、広域避難が現実問題化)

○河川・気象情報の改善、中小河川の氾濫対応

千曲川の氾濫(国土交通省資料

から引用)赤囲みは新幹線

車両基地

・ハザードマップの認知・活用

・「避難勧告」「避難指示(緊急)」の意味

・豪雨時の外出リスク 等

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災害対策の流れ

災害への備え

警報避難

地域の脆弱性

警報等の収集・伝達

災害警戒本部の開設

避難勧告等の発令等

避難誘導

<被害抑止対策>

防災施設の整備

建物・設備等の耐震化、耐浪化

非構造物、什器、工作物等耐震化

気象・地象の予測・観測の充実・強化 等

<減災対策>

地域防災計画・業務継続計画・受援計画の作成

災害対策本部マニュアルの作成

協定締結物資・資材等の備蓄

ハザードマップ・被害想定の作成

住民啓発 防災教育 訓練の実施等

人材育成

訓練

研修

災害対策本部

指揮調整

災害広報

安全管理

組織間連絡調整

災害情報の収集

計画立案

関係機関からの人的支援

物資調達・供給

組織環境の整備

・避難勧告等の発令は、「空振り」を恐れず、判断基準に基づき発令すべき

・最悪の事態を想定して、疑わしきときは行動せよ

災害対応の原則

・準備したものでなければ機能しない、事前の備えが不可欠

資源管理

指揮統制

対策立案

地震

火山噴火

台風

豪雨

豪雪

竜巻

等河川堤防・防潮堤・ダムなどの国土保全対策

建築制限

自主防災組織の促進強化

発災

ハザード

復旧・復興(「災害への備え」へ)

応急活動

物資の調達・供給

災害対策本部体制の確立

災害情報の収集・連絡

広域応援の要請

救助・救急 医療消火

緊急輸送ルートの確保

ライフラインの復旧

被害拡大・二次災害防止

孤立地域の解消

帰宅困難者対策

被災者支援指定避難所の設置・運営

ボランティアの受入

災害救助法の適用

避難生活支援

弔慰金・義援金・見舞金等の

支給 等

罹災証明書の交付

被災者台帳の作成

応急仮設住宅の提供、管理

生活再建支援金の支給

保健衛生・防疫

住家被害認定調査

被災施設の復旧

激甚災害制度

災害廃棄物の処理 等

経済復興支援

復旧・復興基本方針の決定

復興計画の作成

復興まちづくり 等

復興本部の設置

検証・改善

災害対策関連法各種防災計画

避難場所開放

検証

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災害対策基本法に基づく防災計画

-防災基本計画は、災害対策基本法に基づき作成される

防災基本計画 (1963~, 最終改訂 2019年)- 中央防災会議が作成 (会長:総理大臣)- 各種防災計画の基本

都道府県地域防災計画 (47 都道府県)- 都道府県防災会議が作成(会長:知事)

市町村地域防災計画 (1,718市町村)- 市町村防災会議が作成(会長:市町村長)

地区防災計画- 地区住民が素案を作成- 素案を自治体に提案し、自治体において地域防災計画に位置付ける。

計画に定める事項- 地域に係る防災施設の新設又は改良、防災のための調査研究、教育及び訓練その他の災害予防

- 情報の収集及び伝達、災害に関する予報又は警報の発令及び伝達、避難、消火、水防、救難、救助、衛生その他の災害応急対策

- 災害復旧に関する計画

想定する災害• 地震• 津波• 洪水• 火山• 豪雪• 海難事故• 交通事故• 原子力災害 等

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「避難の理解力向上キャンペーン」

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市町村災害対策本部

✓ 消防、警察、水道事業者への従事指示✓ 警戒区域の設定✓ 避難場所の指定✓ 物的応急公用負担✓ 災害時避難行動要支援者名簿の提供✓ 罹災証明書の発行✓ 他の市町村や県への支援要請

都道府県災害対策本部

✓ 従事命令✓ 交通規制✓ 指定地方公共機関等への指示✓ 自衛隊への支援要請✓ 国への支援要請

非常災害対策本部

本部長:防災担当大臣

大規模災害発生

緊急災害対策本部本部長:内閣総理大臣

又は

被害状況報告

大規模災害発生時における政府の初動対応

助言助言

助言

被害状況報告

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行政・災害ボランティアセンター(社会福祉協議会)・NPO等による連携

情報共有会議

NPO等

災害ボランティアセンター

社会福祉協議会

内閣府・県庁

JVOAD※による調整

市町村

被災者・地域住民

被災者地域住民

被災者地域住民

ボランティアの申し出 一般・団体ボランティアの受け入れ

マッチング マッチング※JVOAD:全国災害ボランティア支援団体ネットワーク

東京において、内閣府、厚生労働省、環境省、中央共同募金会、全国社会福祉協議会、JVOAD、NPO等支援団体が出席する会議を5回開催。

宮城県 災害VC支援連絡会議

福島県 情報共有会議

茨城県 災害支援いばらきネットワーク会議

栃木県 がんばろう栃木!情報共有会議

(2) 各都県(1都8県)にて情報共有会議を開催

(1) 全国レベルでの情報共有会議を開催

東日本台風発生時の情報共有会議について

埼玉県 彩の国会議

千葉県 情報共有会議

東京都 情報共有会議

長野県 情報共有会議

静岡県 台風19号静岡県情報共有会議

情報共有会議の実施風景(長野県の情報共有会議)

支援団体の役割分担の整理

連携

要望

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令和元年東日本台風における災害ボランティア活動

災害ボランティアセンターを通じた約19.7万人のボランティア及び約450の支援団体が活動を実施

床下の泥の撤去(宮城県丸森町)

りんご農園の泥の撤去(長野県長野市)

千曲川が破堤した長野市では、市民、ボランティア、NPO団体等、国、県、市の行政、自衛隊が協働し、泥や災害廃棄物を被災地区から撤去するOne Nagano (ワンナガノ)と呼ばれるオペレーションを実施。官民の被災者支援活動の連携において、顕著な好事例が登場。

重機にて瓦礫撤去(宮城県丸森町)

子供たちの交流機会の確保(福島県いわき市)

赤沼公園(集積地) 大町交差点(集積地) 自衛隊による撤去作業 行政による撤去作業

住民とボランティアが災害廃棄物を「集積地」へ持ち込み 自衛隊及び行政により災害廃棄物を「仮置き場」へ撤去

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内閣府における国際防災協力について

(3)アジア地域における多国間防災協力の推進

➣ 災害情報の共有(気象情報、災害ID化)

➣ 人材育成(客員研究員受入れ)

➣ アジア防災会議を通じた防災協力

(4)国際復興支援プラットフォーム(IRP)の活動支援

➣ より良い復興の意識啓発を主導するIRP事務局支援

(5)日中韓防災担当閣僚級会議(2)「仙台防災枠組」推進のための国連防災機関(UNDRR)との協働

➣ 仙台防災枠組の減災目標達成支援➣ 「より良い復興」の意識啓発

(1)防災分野における戦略的な海外展開の促進

➣ 二国間官民防災協力の推進(アメリカ・インド 等)

➣ 防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD)

を通じた日本の防災技術の海外展開(会員187社等)

二国間の官民防災セミナーの開催

アジア防災会議2019 国際復興支援フォーラム(IRP)

日本企業等の防災技術を体系的に紹介する「防災カタログ」の作成

ジャイパッド

〇2015年3月の第3回国連防災世界会議(仙台市開催)で採択された国際的な防災の取組指針

〇2030年までの減災目標 : 死者数、被災者数、経済損失、重要インフラ被害の軽減、国・地方の防災計画の策定、途上国支援 等

〇日本は2019~2022の仙台防災協力イニシアティブ・フェーズ2において、①各国でのインフラ強靱化、②国・地方レベルの防災計画の作成、③人材育成を支援

仙台防災枠組2015-2030

〇国際社会において、災害被害の軽減は重要課題。

〇我が国は「防災先進国」として、「仙台防災枠組2015-2030」

に基づく各国の取組や、国際社会における「防災の主流化」

を促す。

〇我が国の幾多の災害を経験して培った官民の知識・技術を

活用し、国際防災協力を積極的に推進。

※UNDRR:United Nations Office for Disaster Risk Reduction

※IRP:International Recovery Platform

第6回日中韓防災担当閣僚級会議

(ソウル(韓国)で開催)

※JIPAD:Japan International Public-Private Association for Disaster Risk Reduction

(第1回R1.8.23、第2回R1.12.11開催済み)

国際防災協力の重要性

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防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD・ジャイパッド)

○出席者:平副大臣、青柳統括官、村手審議官 他協力省庁・団体、トルコ大使、マラウィ大使、エクアドル大使、ニカラグア大使、ブルガリア大使、コロンビア公使等、 14ヵ国の大使館、会員企業53社 合計123名

○平副大臣:

○青柳統括官挨拶:

インフラシステム輸出戦略

(2019年度改訂版)(抜粋)

第2章 具体的施策

3.質の高いインフラの推進

③防災先進国としての経験・技術を活用した防災主流化の主導、防災技術の海外展開、気候変動対応

(前略)また、今後とも拡大する世界の防災市場において、国際援助機関等とも連携しつつ我が国防災技術の積極的な広報を展開し、ODA等を活用して我が国の防災技術・ノウハウを普及させることで、防災インフラの海外展開につなげる。

① 官民連絡会の開催

〇 会員企業・団体が一堂に会し、防災技術の海外展開に資する情報共有・意見交換を行う。【第1回】8月23日(金)場所:内閣府内 【第2回】12月11日(水)場所三田共用会議所内

② 官民防災セミナーの開催

○ 海外各国に対し、我が国の防災政策、技術やノウハウを一体的に紹介するとともに、官民ネットワークを構築し、防災協力関係を強化する。

主な活動

第2回総会(2019年12月11日(水))

⚫ 民間企業と連携しつつ、最先端の科学技術を活用し防災に効果的に役立てていくよう努める。

⚫ 世界的に、気候変動等により台風・洪水・土砂災害等の災害リスクが増大することが予想されている中、自然災害リスクを軽減することが大変重要な課題。仙台防災枠組やSDGs推進に向け、世界各国の防災

関係者やジャイパッド会員と議論し、運営協力省庁・団体等とも連携しつつ、官民一体となって今後も活動をすすめる。

JIPAD第2回総会の様子

(2)東京開催:JICA研修等の各国防災行政幹部や担当官訪日の機会をとらえ、東京において実施

<2019年度の開催対象国>・ブルガリア:2019年10月2日(水)・アフリカ諸国:2019年10月23日(水)・ASEAN諸国:2019年10月23日(水)・モザンビーク:2019年11月8日(金)・島嶼国:2019年11月11日(月)

(1) 海外開催:ターゲット国へ訪問し、実施

< 2019年度の開催対象国>・トルコ:2019年11月25日(月)・エクアドル:2020年1月20日(月)・コロンビア:2020年1月22日(水)

【名称】JIPAD:Japan International Public-Private Association for Disaster Risk Reduction 【設立】 令和元年8月23日(金)

【目的】「インフラシステム輸出戦略」等を踏まえ、官民一体となった我が国の防災技術の海外展開を促進し、世界各国の防災能力向上を主導する。

【会員企業・団体】防災技術の海外展開に関心のある製造、建設・エンジニアリング、調査・設計、商社、通信、保険等の分野の186企業・団体

【事務局】内閣府(防災担当)

【運営協力省庁・団体】内閣官房、内閣府(科学技術・イノベーション担当)、総務省、消防庁、外務省、経産省、国交省、気象庁、環境省、防衛省、JICA、JETRO、

(一社)日本防災プラットフォーム(JBP)、アジア防災センター

概 要

(2020年5月1日時点)

・ガーナ共和国:2020年1月29日(水)・ネパール他5カ国:2020年2月6日(木)・モルディブ:2020年2月12日(水)・西バルカン諸国:2020年2月17日(月)・モザンビーク:2020年2月19日(水)・ミャンマー:2020年2月27日(木)

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アジア防災会議

日程 開催場所参加者数等

※日本政府代表

第1回2003年1月15~16日

日本(神戸)

24か国/21国際機関等/42名※鴻池防災担当大臣

第2回2004年2月4~6日

カンボジア(シェムリアップ)

23か国/23国際機関/130名※佐藤内閣府副大臣

第3回2005年1月19日

日本(神戸)

210名※原田内閣府審議官

第4回2006年3月15~17日

韓国(ソウル)

25か国/12国際機関/146名※嘉数内閣府副大臣

第5回2007年6月25~27日

カザフスタン(アスタナ)

22か国/32国際機関/136名※平沢内閣府副大臣

第6回2008年11月12~14日

インドネシア(バリ島)

24か国/14国際機関/106名※並木内閣府大臣政務官

第7回2010年1月17~19日

日本(神戸)

28か国/53国際機関/238名※並木内閣府大臣政務官

第8回2011年6月13~15日

スリランカ(コロンボ)

27か国/26国際機関/120名※東内閣府副大臣

第9回2013年1月23日

日本(神戸)

25か国/12国際機関/83名※亀岡内閣府大臣政務官

第10回2014年3月4~6日

日本(東京)

26か国/27国際機関/119名※西村内閣府副大臣

第11回2015年3月15日

日本(仙台)

29か国/23国際機関/180名※赤澤内閣府副大臣

第12回2016年2月25~26日

タイ(プーケット)

24か国/15国際機関/98名※西川内閣府審議官

第13回2017年10月2~3日

アゼルバイジャン(バクー)

18か国/8国際機関/68名※前川内閣府審議官

第14回2018年10月30日~11月1日

日本(兵庫県淡路島)

25か国/31国際機関/110名※米澤内閣府大臣官房審議官

「アジア防災会議」は、アジア防災センター、日本国政府(内閣府)、開催国政府の共催により年1回開催される国際会議であり、アジア各国の防災能力の向上及びアジア地域での防災ネットワークの充実・強化を図り、仙台防災枠組の取組状況をフォローアップするとともに、アジア地域の防災の共通課題について議論する場となっている。

(参考)これまでの開催実績

・日 程: 2019年10月25日~10月27日・場 所: トルコ(アンカラ)・内 容: 防災技術の活用

学校防災教育巨大災害からの復興 等

会議の様子(第14回)

アジア防災会議2019(第15回)

◆ オープニングセッションでの主催者挨拶➣ 我が国の最近の災害対応や防災政策を発表し、諸外国における防災政策の推進を支援する。

◆ 日・トルコ官民防災セミナーでの開会挨拶➣ 我が国企業の有する防災技術を紹介するサイドイベントを開催し、民間企業の海外展開支援を推進する。

◆ 開催国政府(トルコ内務省)との二国間会談➣ トルコ内務大臣との二国間会談を行い、日・トルコ防災協力を引き続き推進する。

平副大臣の役割

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新型コロナウイルス感染症を踏まえた災害対応のポイント「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう

知っておくべき5つのポイント

⚫ 避難とは[難]を[避]けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。

⚫ 避難先は、小中学校・公民館だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。

⚫ マスク・消毒液・体温計が不足しています。できるだけ自ら携行して下さい。

⚫ 市町村が指定する避難場所、避難所が変更・増設されている可能性があります。災害時には市町村ホームページ等で確認して下さい。

⚫ 豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況等を十分確認して下さい。

新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、

内閣府(防災担当)・消防庁

災害時には、危険な場所にいる人は避難することが原則です。…………………………………

……………………………………

避 難 行 動 判 定 フ ロ ー

ハザードマップ※で自分の家がどこにあるか確認し、印をつけてみましょう。

ハザードマップは浸水や土砂災害が発生するおそれの高い区域を着色した地図です。着色されていないところでも災害が起こる可能性があります。

色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどにお住まいの方は、市区町村からの避難情報を参考に必要に応じて避難してください。

家がある場所に色が塗られていますか?

※浸水の危険があっても、①洪水により家屋が倒壊又は崩落してしまうおそれの高い区域の外側である

②浸水する深さよりも高いところにいる③浸水しても水がひくまで我慢できる、水・食糧などの備えが十分にある場合は自宅に留まり安全確保することも可能です。

※土砂災害の危険があっても、十分堅牢なマンション等の上層階に住んでいる場合は自宅に留まり安全確保することも可能です。

いいえ

例外災害の危険があるので、原則として※ 、自宅の外に避難が必要です。

ご自身または一緒に避難する方は避難に時間がかかりますか?

いいえ

はい

はい

はい はいいいえ いいえ

安全な場所に住んでいて身を寄せられる親戚や知人はいますか?

安全な場所に住んでいて身を寄せられる親戚や知人はいますか?

警戒レベル3が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう(日頃から相談しておきましょう)

警戒レベル3が出たら、市区町村が指定している指定緊急避難場所に避難しましょう

警戒レベル4が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう(日頃から相談しておきましょう)

警戒レベル4が出たら、市区町村が指定している指定緊急避難場所に避難しましょう

ハザードマップ 検索

今のうちに、自宅が安全かどうかを

確認しましょう!…………………………………

スタート! あなたがとるべき避難行動は?