今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - mlit · 2008-12-03 ·...

23

Upload: others

Post on 23-Jul-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など
Page 2: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ①  ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など 山梨県

(県境を跨ぐ広域道路の整備推進)

1

2

(無電柱化の推進)

1

(道路財源の確保)

1

(地方の環状道路の整備促進 )

1

国道138号は、本県の富士吉田市から神奈川県小田原市に至る重要な道路であるが、観光や物流と地域の生活交通が混在し、現在著しい交通渋滞が発生している。 この道路の整備は、第一東海自動車道及び現在整備中の第二東海自動車道と中央自動車道を連結することにより、高速ネットワークの強化が図られることから、国家的見地からみても大変重要である。また本路線は、近年富士山噴火や東海地震など大規模災害の発生が懸念されている中、災害時の避難路や緊急輸送路の役割を担うとともに、富士山の世界遺産暫定リストへの登録がなされたことなどから富士山への観光客も増加傾向にある。このため、現在事業中の御殿場バイパス及び須走道路の早期実現に向け、国は本県や静岡県をはじめとする関係自治体と連携を図りながら、道路整備の財源確保における措置を講じること。

中央自動車道は我が国の三大都市圏を結ぶ大動脈として機能するとともに、本県の首都圏及び中京圏との交流を支える重要な道路である。本県の大月JCTから上野原IC間の6車線化による拡幅整備が平成15年に完了し、この区間の渋滞は大幅に解消されたが、上野原IC以東においては、小仏トンネルを先頭とした慢性的な渋滞が依然として発生している。この渋滞を解消するためには整備区間が1都2県に及ぶこと、また、その整備効果も広域的に波及することから、国土政策として国が主体となり責任をもって関係都県と連携し協議を進め、高速道路の機能を確保するため、早期に、上野原ICから八王子JCT間の渋滞解消拡幅整備計画の策定を図ること。

平成20年5月13日に閣議決定された道路特定財源等に関する基本方針では、「道路特定財源制度の規定は21年度から適用されない。その際、地方財政に影響を及ぼさないよう措置する。また、必要と判断される道路は着実に整備する。」としているが、一般財源化にあたっては地方が必要としている道路整備に影響を及ぼさないよう地方の意見を踏まえ、財源配分の在り方及び地方への影響を十分に検証し必要な道路整備財源を安定的に確保すること。

電線類の地中化は、美しい県土づくり、活力ある地域の地域の再生、質の高い生活空間の創造に大きく貢献することを目指すものである。しかし、諸外国と比べて全国的にこの事業は遅れており、その必要性について、国民の関心も高いとは言えない。本県においても、都市部や富士山の世界遺産登録を支援するための富士北麓地域の電線地中化に取り組んでおり、国においては、一層の整備促進を図るため、事業の有効性をPRするとともに電線管理者が受け入れやすい体制つくり、制度づくりを確立すること。

大都市圏において、環状道路の整備が進められており、放射状道路の整備と併せ大きな効果が期待されている。本県においても甲府都市圏の環状道路として「新山梨環状道路」の整備を進めており、現在まで概ね半分まで進行しているが、早期の全線実現に県民の期待が大きい。そこで地方都市においても、都市の再生や格差解消のため環状道路が大都市と同様に重要な道路として位置付けられ、重点的に整備が進むよう望む。

Page 3: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ①  ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など 山梨県

(交付金制度の拡充等)

1 補助金を全額交付金

2 交付金事業における地方の裁量を拡大

3  なお、経過措置として、現状の補助、交付金制度が維持される場合は、次のことを提案、要望する。

・ 平準化した予算配分から、メリハリのある予算配分すること。

・ 市街地内の道路整備促進

・ 交通結節点事業及び駅周辺整備事業の補助対象範囲拡大

・ .一次緊急輸送道路における橋梁の耐震工事及び法面・トンネル等の調査、点検および対策工事の補助の確立

・ トンネル機械設備、道路情報板の更新事業の補助の確立トンネルや道路情報板を適正に管理するために、トンネル照明、トンネル機械設備、道路情報板等の国による支援制度を制定すること。

・ 補助事業の事前審査制度の改善予算成立と同時に当該年度の事業の継続性が確保されるよう、前年度末に全ての次年度事業の事前審査を終了すること。

市街地内については、道路単独の計画では地元の合意形成を得ることが難しく、まちづくりを考慮した計画が必要になる場合が多い。 区画整理や市街地再開発、沿道整備街路事業など従来から面的整備の手法は確立しているが、その事業規模により事業期間が長期に及び費用的な負担も大きくなり、面的整備に着手しがたい実情がある。 そこで面的整備を含む計画のある路線については、道路を単独で整備するよりも補助率を拡大するというメリットを付加し、中心市街地活性化に寄与出来るようにすること。

事業が進捗していくにあたり、突出した予算が必要になる年度がある。その際、平準化されている予算配分では、対応できないこともあることから、通常年度の予算より多くの予算が必要な場合は、確実に予算を確保できる補助制度の確立をすること。

道路事業は、事業の進捗に不測の事態が多々発生する中で、他路線への流用が弾力的に出来る交付金を全面的に活用し、円滑に執行する必要がある。よって、補助金に代わり全て交付金化すること。

交付金制度は、これまでにも制度改革により地方の自主性が生かされるように改善されてはいるものの、未だに柔軟な事業展開からかけ離れたところもある。事業については、地方が責任責任を負うことから、地方の裁量を拡大すること。

本県は山岳道路が多く、大雨等で被災を受けやすい。このため、被災の未然防止の観点から災害対策等緊急事業推進費等の柔軟な運用を図ること。地域の特性や特徴を理解して、地方にとって必要な道路整備が地方の裁量で機動的に実施出来るよう、国庫補助採択基準を緩和すること。

緊急輸送道路の橋梁については、耐震工事等の長寿命化の事業が行われているが、今後さらに緊急輸送道路の機能を確保していくためには、法面、トンネル等の定期調査、点検、さらに対策工事が必要であることから、橋梁、法面、トンネル等の計画から対策工事までの一連業務について、国による支援制度を制定すること。(山梨県の要対策箇所は、約1,500箇所あり、対策済みは、約500箇所)

交通結節点(駅等)は複数の交通手段をつなぐ施設であり、道路と鉄道との結節性の向上を図ることにより、鉄道による市街地分断の解消やバリアフリー化の対応、また駐輪場の整備による放置自転車問題の解決のため、急務の施策である。 現行の採択基準である一日あたりの乗降客数5,000人/日以上であるが、それ以下でも計画のある意欲的な市町村もあることから、補助対象範囲の拡大を行い、総合的な交通施策を実行出来るようにすること。また、駅周辺整備事業についても、採択基準の緩和や無利子貸付金制度の創設等が行われてきたが、その事業規模から道路・鉄道両事業者の負担が大きいため、さらなる補助拡大を重点的に行うこと。

Page 4: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ①  ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など 山梨県

(事業評価方法の改善)

1 地域の実情にあった独自の事業評価制度の確立

・ 生命線的な道路の整備や交通安全対策などにおける経済性評価の省略一定以上の要件に合致する道路や道路の構造物のうち、 低規格を満足するために実施する事業については経済性評価は省略する。(例)1)行き止まり道路において、3種5級道路に整備するための事業2)代替路線のない道路における橋梁の架け替え事業

(その他)

1 国直轄事業の整備スケジュールの公表による透明性の確保と、地方の計画に基づいた事業の進め方について

2

3 地方の有料道路における通行料金の徴収制度の導入

通勤割引きや深夜割引きを行っている高速道路と同様な補助制度を、一般有料道路に対しても確立すること。

現行の事業評価の要件になっている費用便益分析手法について、経済性のみでは評価できない地域の実情がある。地域活性化や地域間格差の解消等のためにも、次のことについて提案する。

長大な橋梁やトンネル、特殊な地域における道路など通常に比べ多くの維持管理費を要する道路については、建設費は税金等で建設し、維持管理費については地方の裁量により通行料金を徴収できるようにする。

 中部横断自動車道の増穂以南において、有料道路区間の完成予定時期は公表されているが、新直轄区間は公表されていない。完成期日については、住民にとって切実な一番の関心事であることから、整備目標年度は事業着手時に公表すること。 また、地域の計画において、国直轄事業や補助事業は重要な道路である場合が多い。このため、これらの道路計画が予定通り進まないと、総合計画への影響が大きいことから、これらの道路整備は重点的に推進すること。

緊急輸送路の整備については、道路の安全性確保と緊急車両の通行確保が必要であるため、防災対策と2車線改良が必要となる。しかし、山間部などでは交通量も少なく、B/Cが1.0を満足しない箇所も多くある。このため、緊急輸送路の機能確保を目的とした新たな評価指標を確立すること。

一般有料道路に支援制度の設立

Page 5: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ②  ②-1 地域の現状と抱える課題 山梨県○現状 ○課題

(別添資料「山梨のみちづくりビジョン(素案)」のとおり) (別添資料「山梨のみちづくりビジョン(素案)」のとおり)

Page 6: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ③  ②-2 地域の目指すべき将来像 山梨県

(別添資料「山梨のみちづくりビジョン(素案)」のとおり)

Page 7: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・中部横断自動車道の整備 ・移動時間の短縮

・災害に強い道路

・医療サービスの向上

・沿線地域の女性みちの会が整備促進活動を展開(南アルプス、北杜、峡南、の各女性みちの会)

・基幹ネットワークの整備

・中央自動車道の渋滞対策(上野原IC~八王子JCTの拡幅整備)

・休日を中心に、神奈川県境付近で激しい渋滞が発生している。これは、首都圏近郊の高速道路の中でワースト1であり、首都圏と本県の間での人や物の行き来に大きな妨げとなっている。この渋滞を解消することにより、首都圏から山梨・長野方面への観光・産業の発展等に資する。

(広域幹線道路へのアクセスの確保)

・国道52号の通行止め回数は、全国平均の約5倍

・身延町、南部町の県立中央病院1時間カバー率整備前 0人整備後 約25,700人   (総人口の89%)

・基幹ネットワークの整備(広域幹線道路へのアクセスの確保)

中央道の交通量は、東名高速に次いで2位

 山梨県峡南地域を通過する国道52号には、大雨等による規制区間が多く、毎年約7千世帯が孤立化等の影響を被っている。中部横断自動車道の整備により、約3千世帯の住民が規制区間の対象から除外される。

 県内唯一の第三次救急医療施設(高度の診療を提供する救急センター等)である県立中央病院からの1時間カバー圏が大幅に拡大する。身延町内及び南部町内の約9割の人が1時間以内での搬送が可能になる。

 甲府市~静岡市間の自動車による移動時間が1時間短縮(現在の2時間45分が1時間40分に短縮)。

国道52号身延町 平成16年10月

東京方面

Page 8: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・新山梨環状道路  北部区間 東部区間 ①甲府都市圏の交通渋滞が解消・地域の自立と活力の強化(慢性的な渋滞への対策)

県民一人あたり年間47時間を渋滞により浪費(全国ワースト3位)

県内の渋滞対策優先箇所39箇所の内、甲府都市圏に23箇所集中しており、整備後は通過交通の分散・誘導により20箇所の解消が図られる。

②交通事故の減少 本県の交通事故死者数は東京都の約3倍県民一人あたりの死傷事故件数は全国ワースト8位

県内の事故対策優先箇所47箇所の内、甲府都市圏に36箇所集中しており、整備後は事故件数が約1割減少する。

③第3次救急医療施設への30分到達圏が拡大 多量出血後約30分で死亡率50%救急救命センターである県立中央病院への30分到達

圏が拡大し、周辺地域における救急医療サービスの向上が図られる。

④災害時等の緊急輸送路の確保大規模災害発生時において防災活動拠点と位置付けている県内8施設の内、沿線には5施設があり、防災活動の広域連携が図られる。

国道20号の渋滞状況

甲府市国母 甲府市中小河原

双葉JCT

双葉IC

140

411

20

358

140

20

北部区間L≒17km(国土交通省)

整備区間指定L≒5km

若草工区

 L=1.9km

H16.9.7供用(暫定)

H14.10.31供用(暫定)

H13.10.31供用

南部区間L≒9km

調査区間指定H16.3.30

東部区間L≒7km

南アルプスIC

白根IC

無川

H20年度供用予定

甲府駅

笛吹市石和町

甲府市西下条町

釜無川工区

 L=1.5km

田富・玉穂工区

 L=3.0km

平面4車一般区間

 L=2.6km

央市成

央市山

之神

南アルプス

市鏡

中条

アル

プス市

十日

市場

調査区間指定 H8.8.30

H16.3.30

甲斐市宇津谷

甲斐市牛句

西部

区間

L≒

10k

H16.

3.20供

用H14

.3.3

0供用

L=3.

0km

L=6.

8km

桜井ランプ

供用済み区間(南部区間)

中央市山之神 南アルプス市鏡中条

Page 9: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・西関東連絡道路(甲府山梨道路Ⅱ期) ①交通渋滞が緩和・地域の自立と活力の強化(慢性的な渋滞への対策)

※甲府山梨道路Ⅰ期の整備効果(開通1ヶ月後の調査結果)から

通過交通の転換により、現道の交通量が減り渋滞ポイントの解消が図られる。さらに、現道と併せ甲府都市圏との連絡が強化されるなど地域間の交流軸として大きな期待を担っている。

②交通事故の減少 西関東入り口交差点(Ⅰ期工区終点)~八幡橋西交差点においては、追突事故などが5年間で約120件と多発

③第3次救急医療施設への搬送時間短縮

現道における昼間交通量が1.5万台から0.7万台に約5割削減されるなど、死傷事故率の低減が図られる。特に、他事業(交通安全事業)と併せ現道沿線に点在する保育園や小・中学校、病院を利用する交通弱者の安全が確保される。

・甲州市役所から県立中央病院(甲府市)への搬送時間が52分→35分となり、17分短縮される・山梨市、甲州市から3次医療施設への30分到達圏が1.4万人増加

沿線自治体から救急救命センターである県立中央病院への30分到達圏が拡大し、周辺地域における救急医療サービスの向上が図られる。

国道140号(現道)の渋滞状況

山梨市万力山梨市万力

 

 西関東連絡道路 にし かん とう れ ん ら く  ど う ろ

埼玉県

N

皆野・長瀞IC

寄居折原IC

うち供用区間

一般国道

高規格幹線道路

供用及び整備計画区間

基本計画及び予定路線区間

凡   例

調査区間

その他の区間

計画路線

整備区間

山梨県

甲府山梨道路Ⅰ期供用済み区間

L=5.4km

甲府山梨道路Ⅱ期新規事業区間

L=3.9km

三富道路整備区間

L=3.0km

供用済区間(甲府山梨道路Ⅰ期)

山梨市上岩下

Page 10: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・国道138号(新屋拡幅) ①交通渋滞が解消・地域の自立と活力の強化(生活幹線道路ネットワークの形成)

新屋区間の渋滞損失時間は、県平均の約12倍富士北麓地域は、県内観光客の約4割を占める

県内の渋滞対策優先箇所39箇所の1つであり、整備により周辺観光資源の利用が促され富士北麓地域の活性化が期待できる。

渋滞を避け狭隘な生活道路へ入り込む車両が減るため、通学児童や周辺住民の生活環境が改善される。

④災害時等の緊急輸送路の確保富士山火山防災マップにおいて富士吉田市周辺は被災想定地域であり、避難路として重要な役割を担っていることからも円滑な避難経路としての幅員確保が図れる。

②交通事故の減少 死傷事故率は、県内平均値の約4倍県内の事故対策優先箇所47箇所の1つであり、死傷

事故率の高い交差点4箇所の解消が図られる。

③沿道環境の改善

主要渋滞ポイント

一般国道13 8号(新屋拡幅) L≒2 .6km[2 車線→4 車線]

国道138号の渋滞状況

富士吉田市新屋(河口湖方面) 富士吉田市新屋(山中湖方面)

至山中湖

至河口湖

Page 11: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

国道139号 松姫バイパス 大幅な時間短縮・バイパス整備 L=3,800m W=6.0(8.0)m

②広域観光ルートの形成

③代替交通路の確立

④沿線地域の生活環境の改善

・大月市と小菅村を結ぶ松姫峠の前後は、地形が急峻で幅員も狭く、勾配のきつい九十九折りの連続となっている。またこの区間は大雨や台風による雨量規制、災害、積雪や路面凍結などにより交通止めも頻発しており、沿線住民の安全で安心できる日々の暮らしを確保するためには、日常生活の生命線であるこの道路の整備が必要である。

村内の自宅から通える高校は、村からスクールバスが出ている上野原高校だけであるため、小菅中学校の卒業生の大半は村外へ出てしまう。松姫トンネルの開通により、大月市内の高校へも通学できる可能性が広がる。

①現道は約14kmの九十九折りの連続した交通の難所であったが、 トンネルの完成により10km短縮され、所要時間は30分も短くなる。

時間短縮により、東京都奥多摩地域を訪れた観光客が松姫トンネルを抜け、国道139号沿いにある観光スポットに訪れることが期待される。

中央自動車道、国道20号の通行止め等の緊急時には代替道路として、山梨県と首都圏を結ぶ重要な役割を果たす道路であるが、トンネル開通によりその役割が一層高まる。

異常気象や災害等による通行止めが減少し、安全で確実な交通が確保される。陸の孤島と言われた小菅村から大月市まで30分となり、通勤、通学、買い物などの生活圏の拡大により住民生活の向上が期待される。

安全安心の確保(防災・減災対策)

松姫トンネル・上野原丹波山線

至・ 奥多摩

(

終)

北都留郡小菅村小永田

きたつる

こすげ

こながた

(

起)

大月市七保町深城

おおつ

ななほ

かしろ

葛野

大月市

小菅村

至・大月市街

L=3.8km

139

139

L=3,0 66m

ま つひめ

こ ながた

小永 田トンネル

こ ながた

小永田3号橋

こな がた

小永田2号橋

こながた

小永田1号 橋

L=95m

L=96m

L=50m

L=57m

橋梁

T'05 1,156台/日

L=19m

Page 12: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

国道137号 吉田河口湖バイパス ①生活圏中心都市、拠点施設へのアクセス向上

②沿線地域の生活環境の改善

③災害時の緊急輸送道路の確保

・バイパス整備 L=3,000m W= 6.5(8.0)m

・国道137号の富士吉田市から富士河口湖町間は、観光シーズンを中心に激しい渋滞が発生し、沿線地域における日常生活や観光産業、経済活動に大きな支障となっている。また、富士山噴火時には溶岩流がこの区間を寸断すると予想されており、新たな避難ルート及び災害復旧支援道路の確保が喫緊の課題であるため、新たなバイパスを整備するものである。

本バイパス完成により、富士北麓生活圏中心都市の富士吉田市と、国中生活圏中心都市である甲府市を

短距離で連絡するとともに、高速道路などの交通拠点同士のアクセスが向上することから人や物の流れが活発となり、産業や観光の活性化が図れる。

バイパス完成により現道交通量が減り、主要渋滞ポイントの渋滞が解消され、沿線住民の安全で安心できる日常生活が確保され、生活環境が改善される。

近い将来に想定される東海地震や富士山噴火などの災害時には、避難路や緊急物資輸送路として機能する。

当バイパスについては、地元自治体から期待が大きく、富士山火山防災協議会からの整備要望があった。新倉トンネルの開通に併せて、富士吉田市側の接続道路は市の街路事業で整備を行っている。

・地域の自立と活力の強化(慢性的な渋滞への対策)

主要渋滞ポイント 船津三差路

(仮称)新倉トンネル  L≒ 2.4 km

河口Ⅱ期BP

吉田河口湖バイパス

河口 湖IC

L=3 .0k mふ

(起

)富

T'05=12,399台/日

T'05=15,973台/日

東富士五湖道路

中央道富士吉田線

(

)

至 大月市

至 甲府市

富士吉田市

富士河口湖町

至 富士市

至 御殿場市

主要渋滞ポイ ン ト

船津三差路

富士河口湖町

Page 13: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

①生活圏中心都市、拠点施設へのアクセス向上・バイパス整備 L=2,410m W=13.0(22.0)m

②沿線地域の生活環境の改善

③歩行者等の安全性の確保

・国道411号 城東バイパス

バイパス整備により現道の慢性的渋滞が解消され、沿線住民の安全で安心な日常生活が確保され、生活環境が改善される。

本バイパス完成により、甲府市東部から市中心部へのアクセスが向上し、市内の産業・観光等の社会経済活の活性化が図れる。

沿線の大学・高校への通学や、甲府市中心への通勤により、現道を4,136人台/12hrの自転車歩行者が利用しているが、歩道幅員が狭く常に事故の危険性にさらされている。バイパスには両側に3.5mの歩道が整備されるため、歩行者等の安全確保が図れる。

・甲府都市圏を東西に横断する都市計画道路・和戸竜王線の東部区間を構成し、甲府市東部から甲府市中心部へアクセスする唯一の4車線道路である。甲府市内の国道411号線は、慢性的に渋滞が発生している。また交通事故も多く、事故多発地点となっているため、これを解消し、甲府市内の活性化を促すために本バイパス整備が必要である。

当バイパスの西側に接続する区間については、甲府市の街路事業として市により整備されることとなっている。

・地域の自立と活力の強化(生活幹線道路ネットワークの形成)

411

52

358

411

甲府駅

(都)太田町蓬沢町線

(都)善

光寺

町敷

島線

善光寺駅

JR中央線

酒折駅

(主)甲府敷島韮崎線

金手駅

県庁

市役所

至・松本

至・韮崎市

至・中道

至・東京

至・石和町

至・新宿

至・山梨市

20

T05'=22,008 台/日

(終)甲府市朝気一丁目

うふ

(起)甲府市砂田町

うふ

L=1.6km

城東バイパス

山 梨 学 院 大 学

濁 川

十 郎 川

会館

(都)住

吉四

丁目

善光

寺線

JR身延線

(都)上阿原新町線

(都)和戸町竜王線

厚生年金

H12供用 済(4/ 4)

城東Ⅱ期バイパス

(都

)古

府中

環状

浅原

橋線

H17供用済(4/4)

L=0.7km L=0.9km

L=0.8km

高架橋梁

現道状況

バイパス区間

Page 14: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

国道411号 勝沼拡幅 ①歩行者の安全性の確保

②拠点施設へのアクセス向上

②沿線地域の生活環境の改善

・安心安全の確保(交通安全の向上) 沿線にある小学校への通学児童やぶどう園等を訪れ

る歩行者が危険な状態である。2.5mの両側歩道を整備することにより、観光客や、沿線小学校への通学児童の安全性が確保される。

・現道拡幅 L=2,000m W=6.5(13.0)m

沿線にはぶどう園等の観光施設が点在しており、年間約50万人の観光客が訪れている。この区間の改良により中央道勝沼ICへのアクセスが向上し、観光などの地域経済が活性化する。

道路整備により渋滞や事故多発事故が緩和され、沿線住民の生活環境が改善される。

沿線に小学校があることから、地元区から歩道整備の強い要望を頂いている。・甲州市勝沼町地内の国道411号は幅員狭小・線形不

良などにもかかわらず大型車の交通量が多く、車両事故が頻繁に発生していおり、年々増加している状況である。また歩道が一部を除き未整備であることから、自転車や歩行者が非常に危険な状態である。

子安橋

 至 大月JR中央線

休息勝沼線

塩山駅

至 甲府

白井甲州線

国道

41

1号

 国道411号

 至 大月

 至 甲府

 至 国道20号 至 奥多摩町

大塚橋

 

(起

甲州

市勝沼町山

    こ

ちょ

 

(終

甲州

市勝沼町等々力

  こ

ちょ

L=2.0km

西広門田橋

T'05=11,828K'05=1.02

Page 15: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

これまで、地域活性化策の一つとして企業の誘致を図る為の工業団地関連の道路整備等が進められてきたが、景気の衰退とともに新規の企業立地が困難となり、更には合理化を進める企業の意向や製品の大型化や輸送手段の効率化などにより、企業の移転・撤退等も大きな問題となっている。企業の利便性にも配慮した道路整備を進める必要がある。

地域の自立と活力の強化

新規進出企業の立地支援とともに、既存企業における生産活動の多様化や経営拡大・拡張等にも的確に対応して地域活性化に寄与する。

[地元企業支援のための道路整備]企業立地ばかりでなく、企業を引き留めることも地方には大きな課題となっている。

【茅野北杜韮崎線(韮崎市)ループ道路の解消】

大手半導体製造装置メーカー

Page 16: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

生命線的な県道や市町村道の整備により過疎地域の定住化に寄与する。(限界集落の救済)

【案】限界集落支援(再生)道路整備事業

中山間地域を中心に、過疎化、高齢化の進行によりやがて消滅に向かうとされている所謂「限界集落」または「準限界集落」について再生或いは支援すべきと自治体が判断した場合、積極的かつ優先的に臨交金による道路防災を主体とした道路整備を進める。

・安全安心の確保(防災・減災対策)

至甲府

国道52号

至静岡

富士川

JR身延線

内船駅

寄畑駅

(主)富士川身延線

佐野

南部地区

佐野地区

南部町役場

改良区間

消防分団

郵便局

医療センター

警察

高齢者割合50%以上の集落数

12.7%

7,878

114山梨県

全 国

19.6%

標準横断図

改良後

改良前 佐野地区の主力産業であるお茶の栽培

【生命線的な道路整備の事例】

Page 17: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・中央自動車道富士吉田線へのスマートIC設置

・大規模災害への対応

・県内の各地区から4箇所のスマートICの設置要望が出されている。

・地域の自立と活力の強化

・高速道路への交通転換による国道139号の渋滞緩和 都留市と富士吉田市の間においては、国道139号の朝夕の渋滞が慢性化しており、地域住民にとって危険な状態が続いている。スマートICを設置して国道139号から並行する中央自動車道富士吉田線への交通転換を促進し、国道139号の渋滞緩和を図る。

 中央自動車道を富士山火山災害や地震災害の発生時の避難路、輸送路として有効活用することが、可能となる。

東京方面

静岡方面

国道139号渋滞状況

Page 18: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

国道411号 一之瀬高橋バイパス ①災害に強い道路の確保・バイパス整備 L=460m W=5.5

・第一次緊急輸送道路と位置づけられている国道411号の甲州市一之瀬高橋地内で、平成17年7月に千葉県沖地震を起因とする大規模な岩盤性地滑りが発生し、45日間の通行止めとなった。付近一帯の山は風化による亀裂や浸食が進行していたため、抜本的対策としてトンネルと橋梁によるバイパス整備を特殊改良事業で実施することとした。

その後、現道部に落石があり、現道の上部を詳細調査したところ、不安定な岩塊や岩盤滑りの可能性がある箇所が発見されたため、災害対策等緊急事業推進費を充当してトンネル工事を前倒し施工することにより、工期の短縮を図ることが出来た。

長期間の通行止めにより、交通は大きな迂回を余儀なくされ、地域の生活や産業活動に大きな影響を及ぼした。地質状況などから同国道には今後同じような状況が生じる可能性が高く、補助事業の他に推進費や調整費を必要に応じて即座に充当出来る現行制度を更に柔軟に運用しやすい制度として拡大していく必要がある。

・安全安心の確保(防災・減災対策)

大常木第2洞門

多摩川→

土砂崩落箇所

↓甲州市街

国道411号

一之瀬高橋集落↑

1号橋梁L=25m

トンネルL=257m

2号橋梁L=66m

土砂崩落の危険性が確認された箇所

T’05=2,155台/日

(起

)北

郡丹

常木

(終

)甲

塩山

 

 

しゅ

し L=0.5km

丹波山村→

一之瀬川橋

Page 19: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

安全安心の確保 地方部の交通量の少ない道路においては、昭和30年~40年頃に架けられた幅員が5m~6m程度の橋梁が数多く存在している。老朽化が進み、耐震補強も必要であるにも拘わらず、そのまま存置され、ボトルネックとなってしまっている。代替路線のない地域においてはその必要性等も検証しつつ橋梁架け替えを進める。

橋梁長寿命化計画に基づき予防的な補修を進めつつも、2車線整備の必要な橋梁については、積極的に架け替えを実施して渡河部の交通容量のアップを図る。併せて、架け替えの必要性が低い橋梁についても重点的に耐震補強を進めることにより生活幹線道路ネットワークの強化を図る。

耐震基準の強化により、小規模な拡幅や補修を施す場合でも大規模な耐震補強が必要となってしまう場合が多い。【案】ボトルネック解消老朽橋対策事業(架替、拡幅、補強)【幅員の足りない老朽橋】

甲府昇仙峡線(長瀞橋)

横手日野春停車場線(駒城橋) 休息山梨線(清水橋)甲府昇仙峡線(桜橋)

塩山停車場大菩薩嶺線(赤尾橋)金山大月線(浅利橋)

【幅員の足りない老朽橋】

甲府昇仙峡線(長瀞橋)

休息山梨線(清水橋)甲府昇仙峡線(桜橋)

塩山停車場大菩薩嶺線(赤尾橋)金山大月線(浅利橋)

甲府笛吹線(蛍見橋)

Page 20: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

橋梁の長寿命化

県管理橋梁数約1690橋

・今後20年以内に建設後50年を経過する橋梁が半数を越え、これらの橋梁の維持管理費及び更新費が、今後急速に増加していくことが予想される。・平成12年度から橋梁点検を実施しており平成20年度で橋梁点検が一通り終了する。橋梁長寿命化計画については、平成19年度に基本計画の策定を行い、平成20、21年度で実施計画を策定する。

・道路管理者は橋梁の安全を提供し続け、利用者に安心して通行してもらう・長寿命化計画を策定し、コスト縮減を図りつつ効率的な維持管理を行う

・安全安心の確保(安全・安心で計画的な道路管理)

Page 21: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

小井川駅パークアンドレールライド○ 交通手段分担率

(効果) (自動車)

 中央市玉穂地区 78% 南アルプス市   76%

○ 県民意識調査③環境対策 公共施設整備要望 通勤車両の減少と、渋滞緩和の両面からCO2削減。   公共交通機関 36%

(第2位)

 中央市の人口増加に、伴い甲府都市圏への通勤車両も増加傾向。

②公共交通機関の利用促進

  新山梨環状道路南部区間の高架下を利用した公共交通機関利用者駐車場

①甲府市内の渋滞対策や環境対策。

・暮らしやすい生活環境の創造(地球温暖化対策)

新山梨環状道路の高架下 建設中の新山梨環状道路南部区間とJR身延線 小井川駅

建設中の新山梨環状道路南部区間とJR身延線 小井川駅

位置図

Page 22: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・歩道の起伏解消 ・歩きやすさの向上

整備

平成20年8月には、県と障害者団体の代表者により、公共施設のユニバーサルデザインの推進について会議を開催している。

 従来の歩道は道路よりも15cm高く設置されていたため、車両が沿道の住宅等に出入りする箇所ごとにスロープを設けなければならず、歩行者にとっては起伏が多く歩きにくい構造となっていた。歩道の高さを低くすることにより、歩道の起伏が解消され歩きやすさが向上する。

歩道のユニバーサルデザインの推進

Page 23: 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① - MLIT · 2008-12-03 · 今後の道路行政についての意見・提案 様式 ① ①道路行政全般について改善すべき点、要望や提案など

今後の道路行政についての意見・提案 様式 ④  ③道路施策の重点事項(代表事例、期待する効果や評価等) 山梨県○重点事項 ○代表事例 ○期待する効果や評価等 ○その他

・美しい県土づくりのための道路事業

地域の自然的特性や社会的特性に応じた景観に配慮した道路事業の実施により、地域の魅力あふれる景観づくりが期待される。

『美しい県土づくりガイドライン』

平成20年度策定中

景観に配慮した橋梁 電線類地中化

着色ガードパイプへの変更道路緑化の推進

景観に配慮しだ歩道整備 風景街道の取組(ワークショップ)