月刊「かみのやま」2019年4月号 -...

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「上山城」からのたより 春 第119便 上  山  城 蟹仙洞写真館/昭和10年頃の矢来橋風景 長谷川 浩 一 資料室 お題は〝桜〟 編  集  部 連載 かみのやまの〝ココ〟が好き! かみのやま地域おこし協力隊 ふるさとへの便り 第43 回 武 田 幹 雄 随筆「レット・イット・ビー」 岩 瀬 義 一 幸ファーム:いこいの広場「遊々」 幸ファーム 連載◆わがロードバイク・ライフ 黒 森   鋼 モンテディオ山形を応援しよう 水 沼 常 喜 山里の暮らしスケッチ まきちゃんの憧れに憧れる佐 藤 藤三郎 読者プレゼント・コーナー 丸 松 物 産 表紙画:22頁に「表紙のことば」/竹内敏夫 216 2019 4

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Page 1: 月刊「かみのやま」2019年4月号 - 書肆犀syoshi-sai.com/PDF/pd_KAMINOYAMA216.pdf月刊かみのやま巻頭企画 「上山城 お し ろ 」からのたより春・第119号

「上山城」からのたより 春 第119便上  山  城

蟹仙洞写真館/昭和10年頃の矢来橋風景長谷川 浩 一

資料室 お題は〝桜〟編  集  部

連載 かみのやまの〝ココ〟が好き!�かみのやま地域おこし協力隊

ふるさとへの便り 第43回武 田 幹 雄

随筆「レット・イット・ビー」岩 瀬 義 一

幸ファーム:いこいの広場「遊々」幸 フ ァ ー ム

連載◆わがロードバイク・ライフ �黒 森   鋼

モンテディオ山形を応援しよう �水 沼 常 喜

山里の暮らしスケッチ「まきちゃんの憧れに憧れる」佐 藤 藤三郎

読者プレゼント・コーナー丸 松 物 産

表紙画:22頁に「表紙のことば」/竹内敏夫

第216号 2019年4月

Page 2: 月刊「かみのやま」2019年4月号 - 書肆犀syoshi-sai.com/PDF/pd_KAMINOYAMA216.pdf月刊かみのやま巻頭企画 「上山城 お し ろ 」からのたより春・第119号

4月

診療時間 AM 9:00 〜 PM 1:00PM 2:00 〜 PM 6:00

休 診 日 日曜・祭日・木曜

各宗・総合葬祭

㈱マルシン葬祭社寝台車(霊柩)・ワゴン・マイクロバス

〝大塩平八郎〟の名は、学生時代に日本史の授業を受

けた人であれば一度は耳にしたことがあるのではないで

しょうか?

大塩は天保八(一八三七)年二月十九日、飢えに苦し

む民の救うため、大坂で幕府を相手に反乱(大塩平八郎

の乱)を起こした人物です。大塩の乱はわずか一日で鎮

圧されてしまいますが、日本の中枢都市を舞台に、かつ、

元幕府役人(大塩は元大坂町奉行所与力)が首謀者とな

り起こされたものであったことから、幕府・諸藩は一様

に大きな衝撃を受けたと現在では評価されています。

さて、大坂から遠く離れた上山にも大塩の乱の情報

は発生後まもなくもたらされています。情報提供者は大

坂商人丹波屋平兵衛で、現在、上山城の収蔵庫には同人

が乱発生後数日以内に上山藩に送付したと思われる計二

通の書付(筆写物/配布するために筆写されたものと推

測)が残されています。

それら書付には、大塩が五百人以上の人々と共に反

乱の兵を挙げたこと、この乱で大坂の中心地は「残らず

土」(焼失)と化したこと、町中に「鎧具足」を身に着

けた「死人」(大塩に味方した人々の死体)が横たわっ

ていること等々、修羅場と化した大坂の町の様子が記さ

れています。大塩平八郎の乱のみならず、上山藩が築い

ていた情報ネットワークを知るうえでも大変面白い資料

といえるでしょう。

●月刊かみのやま巻頭企画

「上山城お し ろ

」からのたより春・第119号

メモリアルホーム鶴脛

原田眼科医院

上山市十日町9-2023-672-0008

木曜・土曜 12時まで / 休診日:日曜・祝日

(一社)上山市観光物産協会023(672)0839http://kaminoyama-spa.com

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◇前売券 好評発売中!◇6月8日(土)上山城周辺で開催

午前11時~午後6時30分まで◇前売券は3,000円(当日3,500円)

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上山に伝えられた〝大塩平八郎の乱〟(公財)上山城郷土資料館学芸員長南伸治

丹波屋平兵衛書付(筆写物/上山城収蔵)

【常設展示室から】

「クイズ上山城探検」今年度も毎月開催決定。全問正解者には抽選で素敵な賞品があたります。

図録『戊辰戦争と上山』(平成三十一年三月発刊)、上山城受付にて好評販売中。ぜひお買い求めください。

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上山がもっと元気に なりますように。

私たちは、そんな願いも込めて山形新聞を毎日お届けしております。

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書肆犀新刊案内本郷和枝エッセイ集『一本の口紅』

著者は「東北万国社」現会長。戦時中の労苦にみちた少女時代から現在に至るまでの、記憶の中でどうしても忘れられないエピソードの数々を記した自伝的エッセイ。

木村比紗子自選句集『和の系譜』桜梅桃李の人生訓は、これまで

も、またこれからも私の生きる指針です。一見似たような花でも、それぞれに個性があり、その花ならではの魅力があり、使命があります。(「あとがき」より)

◎お問合せ◎http ://syoshi-sai.com電話:090-6252-5677

長谷川浩一

蟹仙洞写真館

昭和十年頃の矢来橋風景

プ小屋の後方から橋の道路に入っ

ていくようになって居ました。ポ

ンプ小屋とは消防用の車が収納さ

れている消防署の支所施設でし

た。川の名前は前川と言いますが

夏場には大変な洪水が発生するこ

とがあり、昔は毎年大水害があり

ました。現在は上流のダムなどが

出来、今の時代には洪水災害は無

くなりました。しかし洪水の影響

で桜並木も保存されず今では全く

桜の木はありません。

今では車が自由に走れる道路に

なっているのです。ポンプ小屋が

あったり桜並木があった昔の景色

は情緒がありましたね。

昭和十年頃の市内中心部の前川

と言う河川をまたいでいる矢来橋

風景です。

写真の右側が二日町で左側が矢

来町です。時期は桜が満開頃の四

月の風景でしょうか、川縁にある

のは桜の苗木でこれから成長し桜

並木が見られるようになったので

しょう。橋の支柱が左右にあり矢

来橋も石で造られていたようです

が川の流れも雪解けのため現在よ

りも多めだった様に見えます。

右側に石垣の上に大きな家が見

えますが矢来橋側に入り口があっ

た料理屋さんだったようです。

左側の桜苗木の道通りは現在と

違って車は自由に通れなかったの

でしょう。橋の下をくぐってポン

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かみのやま博物館連絡会

上山城 春のお茶会日時:4 月 29 日(月・祝)

午前10時開始(用意した茶菓子が無くなり次第終了)

会場:上山城1階光庭前料金:要上山城入館料協力団体・担当者

:上山茶道松風会・木村宗香氏(裏千家)

開 館 9:00〜17:00火・水・木曜日休館

年末年始休館12月29日〜1月5日

龍澤吉野桜

竜沢は十二戸程の小さな集落であ

る。そこから五百米離れた処に、竜

が舟という所がある。今

は川口地内に属し、通

称竜沢山の中の竜を

舟山という。

この山は谷が深

く、且つ数十米の断

崖絶壁の岩肌が続き、霧

の深い処でもある。この竜

が舟には、昔から桜樹が多く大和の

吉野桜に類し、余りにも優れていた

故に吉野桜の名が付いた、と言われ

ている。

大日の糸桜

四ツ谷の大日堂の境内には

三本の糸桜があり、その

花盛りは見事であったと

いう。特に堂の南側の

糸桜は、もっとも大き

く有名であった。『上山

見聞随筆』によると、この

糸桜は、延宝八年(一六八〇)

に軽井沢清光院(湯上氏)の糸桜を

分木して植えたものであると記され

ている。大日堂別当本寿院(布川

氏)は清光院の支院なので、本院の

糸桜を分木して譲り受けたものと伝

えられる。

明治十年(一八九七)十二月、大

日堂の火災でその一部は損焼した

が、昭和の中頃迄花を咲かせていた

という。三本は枯死したが、幸いに

も堂前右側の一本の根本から若木が

成長し花を咲かせている。清光院の

糸桜も、寛政九年(一七九七)の湯

町の大火で消失したが、これまた若

木が成長しているので往時を偲ぶこ

とが出来よう。

愛宕の桜

単に愛宕の桜といっても、愛宕山

の桜か愛宕社の桜かはっきりしな

い。仮に愛宕社の桜とすれば、古老

の説によると、境内地の桜が見事で

あったことは話に聞いているが、染

井吉野か彼岸桜であったか等は不明

である。

上山名所・名産番付表の資料が天

保年度(一八三〇〜四三)の調べとあ

ることから、その場所は現在地とほ

ぼ同様である。すなわち、その以前

の頃は社殿は現在地よりも高台にあ

ったが、上山城と同じ高さでは城の

中を覗かれるということで、下の現

在地に移されたということである。

『上山見聞随筆』に、

一、桜樹は、清光院の桜、法圓寺の

桜、大日堂の桜、切通しの桜、湯の

上の桜、愛宕の桜等なり。

とあるが、さらに同書の別記にはっ

きり〝愛宕の桜〟として

経塚山の麓、愛宕堂の傍にあり

て、種蒔桜という。此木幾年

を経たるやはかり難し、古

木にしてその太さ廻り九尺

四寸余あり、

云々とあるので、ことら

の方を指していると思われ

る。しかし、此の木も現今では

枯れてしまい、古老の話にすら出て

来ない。

石崎の桜橋

現在の石崎町は昔〝片町〟と言っ

た。つまり町の西側は山が町に乗り

掛って岩石や崖が多かった。そこで

東側を開発して、所謂片側だけの町

であったために〝片町〟と言われた

のである。

東側には樹木、特に桜の樹が多

く、春はサクラを観賞す

ることができた。従

って片町は、笠原

酒店から現在の石

山製作所近くまで

あった。その近く

の上山南小学校に行

く道路の手前(石崎製

作所)付近に、河崎(河原期)

から東流する小さな川がある。此処

に小さな橋があり桜の並木があった

ので、〝桜橋〟と名付けた。なお、

傍に住まいしていた故人となった主

人は、元トキワ館に勤めた人で、通

称サクラバシという名で呼ばれた。

編 集 部

【資料室】

お題は〝桜〟

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「写経会」:毎月第4土曜日9時から「ご詠歌会」:毎月第1水曜日1時30分から

最上三十三観音第十番上山三十三観音第一番

水岸山慈眼院観音寺山形県上山市十日町9—29 電話023-672-1421

(かみのやま地域おこし協力隊)

ます。「景色」は移住者にとっては新鮮

でも、長く住み続けることでそれは「あ

たり前」になり目に留まるものではなく

なっていくのかもしれません。その代わ

りに、ひとつの土地で長い時間を過ごす

ことで見えてくるものや出会えるもの

も、たくさんあるんだろうと思います。

四年目のかみのやま暮らしでは、これま

での三年間には気が付かなかった、この

まちの生活に根差した魅力に気が付いて

いけるとうれしいです。

二年間お世話になった月刊かみのやま

の本シリーズに、協力隊として寄稿させ

ていただくのは最後となる今回の記事で

は、このまちの「景色」をテーマに、み

なさまと何かを共有できればと思いなが

ら言葉を綴らせていただきました。

これからもこのまちで、暮らす人、訪

れる人それぞれの「かみのやまのココが

好き!」がどこかでつながり、かみのや

まのファンが増えていくのだろうなと思

います。

最後に、本誌への寄稿という機会をく

ださり、協力隊がまちの方々とつながる

きっかけを作ってくださった編集長の岩

井さん、ありがとうございました。「月

刊かみのやまの記事を読んだよ」と、あ

たたかくお声かけくださったみなさま、

そして三年間協力隊としての活動を応援

してくださったみなさま、本当にありが

とうございました。

―つながるご縁に感謝を込めて―

◆ヨガリトリートハウス空のHPはこちら

【https://ww

w.yogaretreathouse.com

◆移住コンシェルジュのブログはこちら

【https://caminoyam

a.tumblr.com

/

みなさまこんにちは、移住コンシェル

ジュの草替

����

です。

地域おこし協力隊としてこのまちに来

て、四度目の春。

「一年だけ行ってみよう」そんな軽い

気持ちで移住してきた私が、こうして四

年目のかみのやま暮らしを始めようとし

ていることに、東京の友人や家族も、そ

して私自身も正直驚いています。

この春、三年間の任期を終え協力隊を

退任する私が、これからもこのまちに住

み続けることを選んだ理由のひとつは、

かみのやまの「景色」です。

三年前、東京から移り住んできて最初

にうれしかったのは、通勤路が川沿い

だったことでした。

川に魚が泳いでいる様子を見たのはい

つぶりなのか、思い出せないくらいに久

しぶりで。外国ではラッキーバードとし

て親しまれている、キングフィッシャ

ー=カワセミを日本で見たのは初めて

で。桜の花びらが小道と川面いっぱいに

広がっていて。仕事帰りに歩く散歩道に

は、季節ごとに色の変わる山の上、明る

い空にぽかんと月が浮かんでいて。満員

電車と空の見えない地下鉄、人で溢れか

えった駅と地下道が通勤路だった東京で

の暮らしとの違いに、とてもうれしくな

りました。

このまちで、はじめて目にした風景が

いくつもあります。日々の合間、仕事と

プライベートの合間、そんなふとした瞬

間に目にする景色は、季節や時間によっ

てその姿を変え、都会では味わえない豊

かな日常を楽しませてくれました。

「いつもそこにあるもの」は意識の外

側に追いやられがちだけれど、そこにも

魅力や価値があって、人を惹きつけてい

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◆連載◆

ふるさとへの便り第四十三回

武 田 幹 雄

登録商標

手づくり洋食を

定休:木曜日

レ ス ト ラ ン

ご家族連れでどうぞ

駅東口より徒歩5分

ご 商 談 ・ ご 宴 会 に二階宴会場をご利用下さい

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割り子そば

石臼挽きそば

「これ熊!いきなりなんだい!」

「牛丼の超特盛ってのを頼むでしょ。で、スマホのクーポンを

ちょいと見せると生卵とみそ汁が無料ですよ。もっとも大盛過

ぎて食べ切れませんでしたがね」

「知っているよ。この間も高速道路のSA(サービスエリア)

でハンバーガーを食べたんだけどね。フライドポテトとドリ

ンクを付けてと言ったら、クーポンを見せろって言われた、あ

れだね」

「そうそう、最近はほとんどがこのタイプ。何しろ生ビールが

半額、黒毛和牛の食べ放題の半額なんてのも携帯のクーポンに

ありますからね」

「定価で買っているのが馬鹿馬鹿しいねえ。最近はなんでもか

んでもゲーム感覚だよ」

「ご隠居は年金暮らしなんだから、せいぜい利用してくださ

いよ」

携帯があればなんでもできてしまう世の中に、多少の抵抗を

試みたい気もするのですが、そう言っていながら携帯なしでは

夜も日も明けない日常があって、たまたま家に忘れて出かけた

りすると、一日中落ち着かないのです。困ったものです。そん

な時、最近は紅茶を飲むことが増えました。ティーバッグが簡

単でいいのですが、たまにはゆっくりと。湯を沸かし、茶葉が

ふんわりとサーバーの中を泳ぎ始めたら飲むのが良い、と家内

に言われたままに飲んでい

ます。茶葉はオレンジペコ。

ティースタンドを置いてア

フタヌーンティーとしゃれ

てみたいところですが、僕

はやっぱり利久堂のかりん

とうの方がいいですね。

春ですねえ。先日、F・B(フェイスブック)を覗いていた

ら、この冊子の編集者の岩井さんが、蔵王山の写真を投稿して

いました。雲一つない晴天。いてもたってもいられないと四谷

方面の定点スポットに飛んで行ってパシャ!したという蔵王

山は、これ以上ないというほど見事な春の山姿。僕も思わず

「いいね」して、しばらく眺めていました。一年中その姿を楽

しませてくれる蔵王山ですが、それぞれにお気に入りがあっ

て。僕は月岡公園からと13号線の葉山近辺からの姿が好きで

すね。

我が家に車検の案内が届きました。もうそんな時期かと思い

ながら、都内の順天堂から地元の千葉大に転院して受けた前立

腺の検査で、数値が高い、すぐ検査だ!ということになって一

泊二日の検査入院がその場で決まってしまいました。一昨年受

けた心臓のカテーテルアブレーション術に続いて、人生二度目

の入院です。人間の体も車と同じで定期的に〝車検〟が必要な

のですね。それにしてもですよ、家の中に診察券のなんと多い

こと。探したら出てくる出てくる…二十枚ほどの病院の診察券

が出てきました。外科、内科、循環器科、眼科に歯科に整形外

科に泌尿器科から皮膚科まで。ジジイの体はホントにオンボ

ロ、中古

�����に

なってました。その上、世はIT時代。カルテも電

子化されて便利なことこの上ない。

「ご隠居!スマホでクーポン使ってますか?ありゃあ便利で

お得ですよ!」

(上山出身:

千葉市在住)

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爽やかに、春のわたし。

随筆「レット・イット・ビー」

岩 瀬 義 一

(上山市出身・苫小牧在住)

私はアメリカのニューヨーク市にある国連を二回

訪問したことがある。一回目はアメリカに留学した

一九六八年の十二月のクリスマス。閑散としていて

見学者が少なく、比較的自由に見学出来た。

二回目は、一九九七年の三月。この時は家族と一

緒に訪問し、議会が休憩中とのことでしたのでガイ

ドが一時間くらいに亘って各所を案内してくれた。

「議会は後進国の子女売買について討議中である」と

説明していた。

そのあと、国連ビルの左横にある郵便局を訪問

した。

高校の修学旅行生グループの十数名がテーブルで

保護者や友人に手紙を書いていた。全員が保護者に

手紙を書くことになっているという。

アイダホ州の首都ボイシから飛行機をチャーター

し、一校の二百人が修学旅行でニューヨークに来た

事を教えてくれた。国連、美術館やスポーツセンター

でプロのバスケットボールの試合を見ての五日間の

旅行だという。

同行の先生にお願いして、話を聞くことができた。

エリカという名の中学三年の女子生徒は、祖父母

に手紙を書いていた。封筒と便箋の左上にはアイダ

ホ州の紋章が印刷してあった。私はその紋章の中に

ある文について、「これはどういう意味ですか」と

彼女に尋ねると、「Esto Perpetua

エスト・パピツ

ア=これはラテン語です。レット・イット・ビー・

フォーエバー(永遠なれ、あるがままに、などの

意)という意味で、アイダホ州のモットーすなわち

『座右の銘』なのです」と教えてくれた。近くにい

た先生が「アイダホ州は、自然が豊かな州で別名

『宝石の州』とも言っています。以前アメリカのシ

ンボルである鳥のハヤブサは農薬等で絶滅の危機に

遭いましたが、保護のおかげで現在各地で多くみら

れるようになりました。この州は永久に今のままで

あってほしい、と私は指導しています」と説明して

くれた。

その後、エリカとその仲間は、「公害をテーマ」に、

苫小牧市内の中高生数人と国際文通で交流した。

私は郵便局長さんに、「修学旅行で小中学生が多

く訪れますか、そうして手紙を書いていますか?」

と聞いてみた。

「年間を通して沢山の子どもたちが訪問してくれま

す。ここの国連郵便局だけの平和の切手を利用し、

中高生だけでなく、一般の方々も世界中に手紙を発

送しています」と、愛想よく微笑んで教えてくれた

ことを今でも時々思い出している。

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株式会社おかめ商店上山市矢来3丁目1番31号☎023-672-2521㈹FAX: 023-672-1844

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月刊かみのやま編集室

上山城登り口☎六七二—〇一六九

上山市矢来一丁目3-18(かみのやま温泉駅前)

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午後二時〜三時/予約制/出張も致します

和菓子三個作って八〇〇円

連載・わがロードバイク・ライフ

 

(上山市在/書店員)

《第四十九回》東北、山形県に入る

二〇〇九年七月四日(一〇七日目)新潟県柏崎市→

新潟市

道の駅豊栄 一二四㎞

畳の上に座布団を二枚重ねに敷いて寝る。四時に寒くて寝袋

に入った。休憩所の本棚

に読み終えた宮本武蔵の

四巻五巻を置いてくる。今

日も晴れて暑くなりそう

だ。五㎞走って柏崎市に

入る。柏崎と言えば柏崎

刈羽原子力発電所だ。国

道三五二号は近くを通る

ので見えるだろうと思っ

ていた。しかし防風林で

まったく見えなかった。二

〇〇七年の新潟県中越沖

地震の影響で、柏崎市椎

谷地区の三五二号も土砂

崩れで通行止めになって

いた。迂回路で五㎞ほど内陸の県道五七四号に移る。色とりど

りの短冊が吊り下げられた七夕の笹飾りが約一〇〇m続いてい

た。国道を走っていると見られない景色だ。町の空気を感じら

れるようで迂回して良かったかなと思った。粟生津駅のコンビ

ニで休憩しているときに、チェックのシャツと白いズボンのお

じさんと話す。「人工声帯だけどカラオケが好きで、土日は四

〇㎞先の行きつけのお店で深夜〇時まで歌うんだ。」と笑う。

「これで美味しいもの食べて頑張ってよ。旅が終わったら手紙

頂戴ね。」となんと一万円をくれた。連絡先を聞いて写真を撮

るとスターレットカラットに乗って去っていった。たまたま会

って少し話をしただけなのに、なんてありがたい。本来予定し

た道が通れず迂回することになった。遠まわりしてもその道で

良い事があると嬉しくなる。風が吹くと水田が揺れ、濃淡が変

わる。風が近づいてくるのが分かり、体に心地よく当たった。

新潟駅に着いた時はちょうど一〇〇㎞だった。国道七号の新潟

バイパスは自転車禁止のため側道を走る。午後四時に道の駅豊

栄に着いた。道の駅発祥の石碑がある。道の駅の裏に数羽のダ

チョウが柵の中に飼われていた。売店ではダチョウの卵も一個

三〇〇〇円で売っていた。湯布院で見た以来だったが、相変わ

らずでかい卵だ。夜に「明日家に着くよ。」と家族や友達にメ

ールをした。

七月五日(一〇八日目)新潟市→

山形県上山市実家 一三

四㎞「

一日でそこから着くのか。」と友達からメールが来ていた。

晴れ時々曇り、走るには良い天気だ。朝食は店内に厨房がある

ローソンでかけうどん(大)を食べる。半月のかまぼこ二枚と

ネギが乗っている。店内でパンを作るところはあったが、うど

んが食べられるとは思わなかった。午前九時、国道一一三号で

ついに山形県に入った。「おっしゃー。山形、入ったぞ。」と叫

ぶ。残すは東北と北海道だけになる。トンネルと見通しの悪い

道路は事故が起きないように祈る。家までもう少しのトンネル

でひかれてしまった人がいたという話を思い出してしまう。日

曜日でトラックが少なかったのが幸いだ。南陽まで来ると見覚

えのある風景になってくる。鳥上坂を越え上山市に入った。こ

こまで来ると早く家に行きたい気持ちでいっぱいで疲れを忘れ

ていた。スカイタワーが見えたときに帰ってきたと実感した。

午後一時半に家に着いた。「ただいま。帰ってきたよ。」「おか

えり、安心した。真

っ黒に焼けたね。」

祖母、両親、次兄と

彼女、犬が迎えて

くれた。実家に帰

ってきた安心感と

家族の顔を見ると

ホッとした。居間

のテーブルにさく

らんぼがあり一つ

口に入れる。山形

の味だ。自転車か

ら荷物をすべて降ろして、大量の洗いものは洗濯機に突っ込ん

だ。犬の散歩から帰ると晩御飯が出てきた。「だし」をご飯に

かけて食べる。単純な料理なのにとても美味しい。走行地図や

写真を見てビールを飲みながら話をした。

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《髙橋成樹選手情報》

アルビレックス新潟シンガポールに

移籍した成樹選手、背番号4、右セン

ターバックで2月23日に行われた

カップ戦がスターティングメンバー

として移籍初出場です。PK戦までも

つれた試合となり敗れましたが大きな

第一歩です。シンガポールプレミアリ

ーグは3月2日に開幕しこちらもスタ

メン起用となり順調なスタート。確実

に成長しています。

《半田陸選手情報》

モンテユースそして年代別日本代表

DFの半田君は城北高校に通う高校生

ですがこの度、モンテディオ山形とプ

ロ契約を結びました。背番号は31。 

昨年は公式戦出場可能な2種登録で

天皇杯、FC岐阜戦のサブメンバーに

入りました。

今シーズンプロとしてスタートした

GK大友選手と共にアマチュア契約で

の第一歩でした。

高校生としてプロ契約はモンテユー

ス初の快挙でしょう。

城北高校で行われた記者会見で冒頭

にプロになれたのは、髙橋成樹先輩の

存在があったからと感謝の言葉があ

り、将来はA代表で活躍できるよう頑

張る決意を伝えてくれました。

モンテディオ山形のディフェンダ

ーとして近い将来、成樹選手と公式

戦で同じピッチに立てる日が来るで

しょう。

ホーム開幕戦

3月17日J2リーグ第4節、待ちに

待ったホーム開幕戦です。迎え撃つの

は強豪大宮アルディージャ。攻撃力の

あるチームです。監督は昨年まで長崎

を率いた高木監督。大宮とは相性が良

くありません。昨年はホームで引き分

け、アウェーで負け。それ以前の対戦

も負け越していますが過去は過去で

す。天候は曇り、さすがに3月中旬冷

たい風が身に沁みます。通常より高い

チケットでしたがフリースポンチョプ

レゼント企画が功を奏してスタジアム

には1万人を超えるファン、サポータ

ーが集まりました。これで選手のボル

テージも上がります。

スターティングメンバーはGK櫛引、

DF、熊本、栗山、坂井、MF、三鬼、

中村、本田、山田、FW、坂元、バイ

アーノ、井出。システムはいつも通り

の3―4―2―1。大宮は高さとフィジ

カル、テクニックのある選手が揃って

いるのでどう攻略するのかが楽しみで

す。開始、風上を取った大宮は前半で

勝負をかける作戦です。モンテ選手の

中で予想以上に活躍している東洋大学

から入ったルーキーの坂元選手はトッ

プ下シャドーのポジションながら下が

ってボールを奪い攻撃の起点をつくる

フットワークで縦横無尽に走り回りま

す。試合開始20分、バイアーノ選手

は相手選手をもろともせずに突破、ゴ

ール前で倒されPK。ゴール左に蹴り

得点、1対0です。

大宮は高さのあるファンマ選手に合

わせますがモンテディフェンスがしっ

かり対応し大宮のチャンスを潰しま

す。その後モンテは攻撃を緩めず追加

点を狙いますが、大宮の堅い守備に阻

まれそのままゲームセット。1対0で

3連勝しました。モンテ選手のほとん

どが半袖のユニホームなのに対し、大

宮の選手は長袖のユニホームで山形の

寒さが功を奏した部分もあるかもしれ

ません。とは言っても南選手やアルバ

ロ選手を温存しての勝利は頼もしい限

りです。昨年は試合終了10分前位か

らの失点が目立ち勝ちきれないゲーム

が多々ありました。この3試合無失点

で守備陣の安定と攻撃陣の守備意識、

フィジカル強化が今シーズンは効いて

います。

モンテディオ山形を応援しよう�

水沼常喜

(上山市大石在住)

��

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ぶ。何が口惜しいのか、と言われればすぐには言葉にでな

いが、私には「思いのままに生きた」という実感を持った

ことがない。留学どころか高校にすら満足に行けなかった

のだから。それでもその頃は定時制高校に入ったというだ

けでも周囲の人たちよりはましだった。でもやっぱりヨー

ロッパという社会で学ばれた槇子さんにはすごく羨望を抱

かせられる。しかし時代は現在とは異なる半世紀程も前の

事だ。その頃はヨーロッパは文明の面でも、学問の上でも

日本とは比較出来ない程の差がある先進地だった。なかで

もドイツは学問のレベルが高い国だと聞いていた。

医師はドイツ語でカルテに記す。現在もそうであるかど

うか分らないが、そう聞いていた。自然科学の面だけでな

くて文化ないし芸術においても世界の最高峰にある、と言

われていた時代に槇ちゃんはドイツで学ばれたのである。と

りわけ羨ましく思うのは日常に触れ合う人たちと肩苦しく

なく、楽しくおおらかな雰囲気のなかで多くの人たちとつ

き合われていることだ。

そしてそれがいかにも日本と異なるヨーロッパの「自由」

が読み取れ心が和かされる。

日本は昨今、貿易ないしは経済についてのみならず政治

や文化の面でも盛んに「自由」だとか「民主」ということ

ばが使われ云々されている。政党の名称までもがそうした

言葉を余計な程に掲げて呼んでいる。それを見るにつけ、

私は日本というこの国、ないしは国民の暮らしがいかに自

由でないことを裏付けているように思えてくる。

ヨーロッパだけではなくアメリカなどもそうであるらし

いが、近隣の人たちが個人の家に集って「ホームパーティ」

というのをよくやるらしい。私は外国に行ってもそれに臨

んだことがないのでよく分らないが、槇ちゃんの本を読ん

だり他の人の話を聞いてもそれの雰囲気がとても「自由」

で楽しい「なごみ」であることが頭に映ってくる。そして

それが槇ちゃんの「憧れ」であるものであったことだと読

み取れる。つまり私は槇ちゃんの憧れにすっかり憧れてし

まった。

高野まき子さんから自著『ふりむけば憧れ』という本を

頂いた。著者名を「槇子」としてある。彼女はわたしと

「はとこ」にあたる人で本名は「まき子」である。詳しくい

えば私の祖母の弟の孫だ。

祖母たちはわが里と同様、山形市大字門伝、礫石という

山間のムラでの生まれだ。私の祖母は次女。まきちゃんの

祖父はその弟で二男である。戸籍などくわしく調べていな

いので定かではないが私が子どもの頃に祖母から聞いてい

た記憶がそうなっている。

長男は日露戦争で戦死した、とも聞いていた。だから次

男である彼女の祖父が家を継ぐべき立場にあったのだ。

が、百姓が嫌で朝鮮に渡り、警官になったとも聞いている。

しかし、定年までは勤めず、東京に来てどんな仕事かは知

らないが企業を起こし、それなりの財を得るようになって

いたとも聞いていた。

家を継いだのは三男の吉五郎という人だった。それを罪

に思い、弟に宛てた手紙が礫石の生家で見つかった。仏壇

の引きだしかどこかに入っていたと当主が父親の法要の時

に見せてくれた。

次男の運蔵たちは昭和二十年三月十日の東京大空襲で家

はもちろん家族の命も亡くしている。だから子ども三人は

どこかに疎開でもしていたらしく生存していた。

三人のうち上の二人は女、下が男のようだ。長女は薬剤

師になって薬店を開店していた、その時代、高等女学校を

卒業し、薬剤師になったのだからわが親族としては大の出

世者である。

槇子さんはその人の娘さんで、ドイツに留学している。

著書には「アルバイトをしながら」とも書いてあるが、母

親からの仕送りもあったに違いない。それはともかくドイ

ツ語の通訳や翻訳を仕事としている知識人だ。

「ふりむけば憧れ」は留学中のことを書いたもので一〇〇頁

程のものである。私はそれを興味深く一気に読了した。そ

してすごく感嘆したのはよくも何十年か前の事をこと細か

く覚えているものだということ。出会った人の名前、そし

てその場所、話の内容がとても詳しく書かれてある。それ

をいちいち紹介したい程その出会いが楽しく伝わる。

この本を読みながら私は「留学」というものに大いなる

関心を抱いた。著者は「留学」ではなく「遊学」のような

のが楽しい。

槇子さんはヨーロッパという広い社会で「遊学」したこ

とを「憧れ」だったという。

対して私は「振り向けば口惜しい」ことばかりが頭に浮か

山里の暮らしスケッチ「まきちゃんの憧れに憧れる」佐 藤 藤三郎

(著述業・狸森在住)

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上山市観光課

〇二三(六七二)一一一一

上山市観光物産協会

〇二三(六七二)〇八三九

かみのやま温泉旅館組合

〇二三(六七二)一四五六

上山市立図書館

〇二三(六七七)〇八五〇

上山城郷土資料館

〇二三(六七三)三六六〇

JRかみのやま温泉駅

〇五〇(二〇一六)一六〇〇

蔵王坊平観光協議会 〇二三(六七九)二三一一

蔵王猿倉観光協議会 〇二三(六七九)二二一一

山交ハイヤー 〇二三(六七二)一六一六

観光タクシー 〇二三(六七二)二三二三

上山タクシー 〇二三(六七二)一一二二

上山レンタカー 〇二三(六七二)四一九〇

月刊『かみのやま』 第 216号 発行日 2019年4月1日編集・制作/有限会社スタジオ・ワン 発行/上山を元気にする会〒999-3145上山市河崎2-4-23 ☎023-672-8581 FAX.023-672-8582発行人/阿部檀 編集人/岩井哲 題字/故 木村蔵六 編集協力/鎌上宏

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に居座った。冷い風で筆を持つ手がかじかむ。通りは狭いが車や人の通行が思いのほか多い。近所の方が私の姿を見つけて「何してるの?」と。缶コーヒーやホッカイロの差入れ受けた。外国人さんも絵を覗いていった。“タイ国の親子”で右側に、手前左には女将さんとお孫さんを描いた。これらの出会いがまた楽しい。(竹内敏夫)

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山形県かみのやま温泉月岡城址の宿

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