大大和和市市緑緑のの基基本本計計画画[[概概要要版版]] まもろう … ·...

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本編巻頭「住みたい大和・夢のまち物語」より 平成22年4月 大和市みどり公園課

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大大大和和和市市市緑緑緑ののの基基基本本本計計計画画画[[[概概概要要要版版版]]]

まままもももろろろううう緑緑緑 つつつくくくろろろううう緑緑緑花花花 つつつなななごごごううう緑緑緑花花花

住住住みみみ続続続けけけたたたいいいまままちちち やややまままととと

本編巻頭「住みたい大和・夢のまち物語」より

平成22年4月

大和市みどり公園課

2

緑緑緑ののの基基基本本本計計計画画画ののの改改改定定定にににつつついいいててて

緑の基本計画とは 主として都市計画区域内における

緑地の適正な保全および緑化の推進に関する施策を総合的、

計画的に実施するために定める基本計画で、都市緑地法に基

づき市町村が策定するものです。本市は全域が都市計画区域

となっていますので、市域全体を計画の対象としています。

改定の背景 本市では、平成9年に緑の基本計画を策定しましたが、次のような背景を受け

て、改定を行うものです。

○計画策定後10年が経過、総合計画や都市計画マスタープランとの整合が必要

○公園利用者のニーズの多様化(安全安心、生物生息環境、ユニバーサルデザイン等)

○都市の緑が果たす役割の重要性と市民の関心の高まり(災害、都市環境、地球環境等)

○国の新たな施策の展開(新生物多様性国家戦略、地球温暖化対策推進大綱、ヒートアイランド

対策大綱、景観緑三法、バリアフリー新法、社会資本重点整備計画等)

○都市緑地法の改正

大大大和和和市市市ののの緑緑緑ののの現現現状状状ととと課課課題題題

本市全体で、ここ10年間に泉の森3か所分の緑が消滅

本市の緑被率は、平成7年の

35.8%から平成18年に31.2%

に減尐しました。これは市域面

積の4.6%に相当します。

市街地の緑が大きく減少

市街化区域の緑が大きく減尐

しています(図1)。平成元年

の市街化区域の緑地面積は、市

内の緑地の約半分を占めてい

たことから、市街地の緑地保全、

緑化推進の取り組みの強化が必要です。

ha ha

図1 緑の推移

3

農地などの市域外周の緑も減少

緑被地の1/4を占める農地が減尐しています。その結果、これまで比較的緑の多かった市域外

周部ほど緑の減尐率が大きくなっています。農地の積極的な保全策が必要です。

公園施設の老朽化と大規模な公園の不足

昭和40~50年代に整備した都市公園が2/3を占め、

老朽化が進んでいます。長期的な維持管理費の軽減の

ためにも、計画的な再整備が必要です。

また、小規模な公園は数多く整備されていますが、

大規模な公園が尐ない状況です。

緑がもつ機能の発揮

近年の環境意識の高揚から、ヒートアイランド現象

の緩和、生物多様性の再生、良好な都市景観の形成

等のため、「緑」、そして緑と併せ大きな機能を持つ

「水」の効果を最大限発揮させる施策が必要です。

改改改定定定のののポポポイイインンントトト 改定のポイント

○民有地の緑化推進策の充実・強化

○農地の保全・農地としての活用策を推進

○公園の再整備、大規模な公園の整備を推進

○緑と密接な「水環境」に関する取り組みを追加

主な改定内容

○基本理念 「住み続けたいまちの実現」

○基本方針 「緑と花のまちづくり、ひとづくり、しくみづくり」

○緑の目標水準 目標指標を「緑被率」から「みず・みどり率」に変更

緑地率、都市公園等の整備目標の見直し

○特に定める地区の方針 特別緑地保全地区の拡大

緑化重点地区の拡大

保全配慮地区を新たに設定

図2 ※2007年8月16日12:50 資源観測衛星(ランドサット)

による。当日の気温35.4℃。

は大規模な緑地があるところで、周囲に比べ気温が低い。

図2 地表面温度分布図

大和市役所

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○優先的かつ重点的に取り組みを進める施策を提案 → グリーンプロジェクト

○ハードの整備と併せ、それらを担う人づくり(ソフト)、施策を推進するしくみづくりを重視

○進行管理(市民による緑の評価制度)を導入

計画期間 本計画は、将来の大和の姿を見据えつつ、大和市第8次総合計画や都市計画マス

タープランとの整合を図るため計画期間をおおむね10年とし、5年ごとに見直しを行います。

緑緑緑ののの将将将来来来像像像 基本理念

これまでの施策の強化・充実を図ることとし、これから進める緑の基本計画の基本理念を、次のとおり設定します。

緑の将来都市像

本市では、基本理念に基づき計画の

実現を図ることによって、次のよう

な緑の将来像の形成を目指していく

こととします。

●質の高い大きな緑・小さな緑がバラン

スよくまち全体に配置され、それぞれ

が繋がっている。

●緑を守り育む活動が市民一人ひとりの

日々の生活に浸透し、子どもたちにも

引き継がれている。

●さまざまな立場や地域を超えて支えあ

い、みんなで緑のまちづくりを活発に

展開している。

* 緑花:「緑と花」を意味する造語です。

まままもももろろろううう緑緑緑 つつつくくくろろろううう緑緑緑花花花* つつつなななごごごううう緑緑緑花花花

住住住みみみ続続続けけけたたたいいいまままちちち やややまままととと

5

基基基本本本方方方針針針

基本理念に基づき、推進する施策の基本方針を以下のとおりとします。

基本方針1 緑と花のまちづくり

『緑をつなげる』――守り、創り、緑に包まれたまちを実現する。

『緑の質を高める』――快適で魅力あるまちを実現する。

『緑を適切に配置する』――安全で潤いのある暮らしを実現する。

基本方針2 緑と花のひとづくり

『緑を活かす』――緑に対する市民の関心を高め、生活ライフ

様式スタイル

を変える。

『緑を育み支える人を増やす』――緑のまちづくりを次世代に引き継ぐ。

『緑の人的ネットワークを築く』――緑に関わる市民力を発揮する。

基本方針3 緑と花のしくみづくり

『緑の協働のしくみを全市に広げる』――支えあうのまちに。

『緑の連環のしくみに地域で取り組む』――つながりあう社会に。

『緑の評価のしくみを行動に換える』――実効性のある計画に。

基本方針 1-1

基本方針 1-2

基本方針 1-3

基本方針 2-1

基本方針 2-2

基本方針 2-3

基本方針 3-1

基本方針 3-2

基本方針 3-3

質の高い大きな緑・小さな緑がバランスよくまち全体に配置され、それぞれが繋がっている。

緑を守り育む活動が市民一人ひとりの日々の生活に浸透し、子どもたちに引き継がれている。

さまざまな立場や地域を超えて支えあい、みんなで緑のまちづくりを活発に展開している。

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目目目標標標指指指標標標

市内の緑や公園緑地は、平成 18年度時点で目標を下回る数値に減尐しています。

緑はヒートアイランド現象の緩和、多様な生物の生息環境の確保等の役割を果たしていま

すが、今後、樹林地や農地、草地だけでなく、水分の蒸散を期待できる水面や裸地も、重

要な要因となります。そのため、緑の目標水準として、これまでの指標と併せ、緑被率に

おける樹林地、草地、農地に裸地、水面を加えた「みず・みどり率」を指標として用いる

こととします。

■みず・みどり率

種別 平成18年5月 平成25年度末

(2014.3)

平成30年度末

(2019.3) 最終目標値

緑被地 31.2%

38.0%の維持・向上

樹林地

公園の樹木、公共施設の樹

木、街路樹、民有地(山林、

住宅の庭、工場や事業所、

社寺境内)の樹木など

16.1%

草地 公園や広場の草地、ゴルフ

場の草地など 7.5%

農地 耕作地 7.6%

裸地 空き地、グラウンドなど 6.2%

水面 河川、池など 0.6%

みず・みどり率(緑被地、裸地、水面) 38.0%

■緑地の確保目標水準(緑地率)

年 次 平成17年度末

(2006.3)

平成25年度末

(2014.3)

平成30年度末

(2019.3) 最終目標値

都市計画区域面積に対する割合*1 18.8%

(508.1ha)

19.4%

(525.5ha)

20.4%

(552.1ha)

20.5%

(553.5ha)

市街化区域面積に対する割合 12.4%

(248.7ha)

12.4%

(248.4ha)

12.0%

(251.6ha)

12.2%

(256.6ha)

■公園緑地、都市公園として整備すべき目標水準(都市計画区域人口一人当たりの目標水準)

年 次 平成17年度末

(2006.3)

平成25年度末

(2014.3)

平成30年度末

(2019.3) 最終目標値

公園緑地*2 6.0㎡/人

(130.9ha)

6.5㎡/人

(150.4ha)

6.7㎡/人

(157.1ha)

7.6㎡/人

(178.0ha)

都市公園*3 1.7㎡/人

(37.4ha)

2.9 ㎡/人*4

(67.4ha)

4.0㎡/人

(92.5ha)

6.9㎡/人

(161.2ha)

*1 平成 20年度末では、18.7%です。

*2 公園緑地とは、市が管理している公園、広場及び緑地(トラスト緑地、保全緑地を含む。)です。

*3 平成 20年度末では、1.9㎡/人です。

*4 2.9㎡/人には、既存公園の転換分0.6㎡/人を含みます。

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特特特ににに定定定めめめるるる地地地区区区ののの緑緑緑地地地保保保全全全・・・緑緑緑化化化推推推進進進方方方針針針

現在、泉の森に指定されている特別緑地保全地区のほか、とくに保全に配慮する地区および緑化を重点的に進

める地区を設定し、積極的な施策を推進することにより、着実に緑地の保全および緑化を図っていきます。

特別緑地保全地区の確保

・本市には、神奈川県により『泉の森緑地保全地区』17.0haが指定

されています。今後は、上和田野鳥の森など緑地の特性に合わ

せて導入を図っていく考えです。

・良好な緑地として、市民ボランティア活動との協働により、保全

を図っていきます。

・誰もが森の豊かな自然にふれあい、多くの人々に存在価値を認

識してもらうため、自然に配慮しながら整備を行います。

新たに保全配慮地区を設定

・まとまって残る貴重な緑を保全するために、外周の境川沿いや市

街地内の樹林地や農地が残る一帯、中央部の樹林地などに保全配

慮地区を設定し積極的な保全を図ります。

・市街地の樹林地、河川沿いの斜面緑地、樹林地と農地などの特性

に応じ、各種制度による保全施策の強化や市民の自主的な緑地保

全のルールづくりの誘導等の施策を推進します。

緑化重点地区の拡大

・緑の減尐の著しい市街化区域全域に緑化重点地区を設定します。

・都市公園等の確保をはじめとして、民有地の緑化を推進する各種

制度を積極的に活用し、市民の自主的な緑化のルールづくりや接

道部の緑化、屋上緑化・壁面緑化など、地域特性に応じて地域

ぐるみの緑化活動を推進します。

※特別緑地保全地区は、都市における良好な自然環境となる緑地において、建

築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する制度です。こ

れにより豊かな緑を将来に継承することができます。

大和市上草柳字篠山、字丸山及び字東

ケ里並びに西鶴間五丁目地内

昭和63年12月23日指定

※保全配慮地区の設定により、緑地保全の規制や新たな土地利用の規制を行

うものではありません。

※緑化重点地区の設定により、緑化の義務付けや新たな土地利用の規制を行

うものではありません。

保全配慮地区

緑化重点地区

8

グググリリリーーーンンン・・・プププロロロジジジェェェクククトトトののの提提提案案案

緑地の保全・育成、緑化を推進するに当たって、課題の解決を迫られており先行的に取り組むことによっ

てモデルとなり、市域への波及性の大きいと考えられる7つの事業を優先的に展開するよう提案します。

健康の森づくり/

大規模緑地の保全・継承

市内の10か所の大規

模緑地*1は、貴重な

自然環境として次世

代に継承する取り組

みを進めます。

樹林地・農地の一体的な保全・育成と

公園の確保

樹林地と農地と一体の空間を、人と自然に優

しい環境や暮らしとの関係等について学ぶ場

として保全・活用する

施策を推進します。ま

たその活動拠点として

の公園の確保を図りま

す。当面2か所程度での

展開を目指します。

水と緑をたどる道の整備

本市の多様な水と緑の

資源を結び、各地域に

安全・快適に歩ける木

陰のあるルートを設定

し、連続する緑の形成

とうるおいのある景観

の創出を図ります。

まちなかの緑の拠点/

公園の確保・再整備と保存樹林の活用

公園が不足している地域には、優先的に公園

の配置に努めます。老朽化し安全面で課題の

*1 泉の森、つるま自然の森、深見歴史の森、上和田野鳥の森、谷戸

頭・谷戸緑地、久田の森、中央の森、上和田境川緑地、下和田境川

緑地、ふれあいの森

ある公園等について、住民のニーズをふまえ

親しまれる公園として再整備を進め、長期的

な維持管理費の軽減を図ります。

また、まちなかのまとまった緑である保存樹

林は、土地所有者の協力を得て、保全・活用

や良好な維持管理のための施策を進めていき

ます。

大和市のゲート/

公共施設と駅周りの緑化推進

まちの緑の増加や景観

の向上を図るため、本市

の顔である公共施設に

ついて、規模や地域の特

性を生かした緑化に率

先して取り組みます。

また、本市のゲートとな

る8箇所の駅周辺は大

勢の市民の皆さんが行き交う場所でもあり、

賑わいを醸すような緑化を推進していきます。

市民植樹行動の推進

市民・事業者・行政協働の植樹行動による緑

化を推進します。緑化

の必要性をアピールし、

市民の緑化意識の高揚

を図り、緑化など暮ら

しの中に緑を取り入れ

た生活スタイルを定着させていきます。

緑の人材育成と

市民のグリーンネットワーク形成

緑に関わる人材の育成を推進するとともに、

市民同士のネットワークが形成されるように

誘導、支援していきます。

関 係 各 課

進進進行行行管管管理理理

緑の基本計画に定められた施策について、効果的、効率的な事業を展開していくために、事業を行っ

た成果を点検、評価し、必要な見直しを行っていく必要があります。PDCAのサイクルを繰り返し

ながら計画の着実な前進を図っていくため、事業の成果を市民により評価し、公表するしくみを整備

します。

フ ォ ロ ー ア ッ プ

計 画

( 5 ヵ 年 毎 )

今後の推進方針

市 民

事 業 者 市 民 に よ る

緑の施策の進行状況

評 価

(市民グリーンレポート)

緑のチェックシート

市民等アンケート結果

緑のデータ

大和市

緑の基本計画担当課

○緑のチェックシート

作成・配布

○緑に関する各種デー

タの蓄積

○市民等アンケート調査シート作成・実施

シート作成

データ蓄積

調査実施

施策結果のチ ェ ック

レポート 作 成

公 開

意見 点検

情報交換・調整

公 表

グリーン モニター

公 表

緑 の 基 本 計 画 に

基 づ く 施 策 の 実 施

用語の解説

みず・みどり率とは

・みず・みどり率とは、市面積に対する水の蒸発散面積の占める割合です。

・環境の面から都市のヒートアイランド防止を図るために新たに設定しました。

・蒸発散面積とは、航空写真を利用し、緑地はもとより地表面から水分が蒸発する裸地、グラウ

ンド、水面などを含んだ土地の合計面積です。

・蒸発散面積とは、(田畑)+(山林)+(裸地)+(グラウンド)+(水面)+(公園)などを含んだ土地

の合計面積です。

緑地率とは

・緑地率とは、市面積に対して行政が保全を図っている緑地面積の占める割合です。

・緑の保全に行政がどれだけ関わりを持っているのかを示す指標です。

・緑地面積とは、都市公園のように市や県が用地を取得するなどして整備・管理する緑地や、保

存樹林やトラスト緑地など市や県が土地所有者と契約して保全を図っている緑地などです。そ

れぞれの面積は、土地登記簿などを利用して集計します。

緑被率とは

・緑被率とは、市面積に対する緑被面積の占める割合です。

・平面的な緑の量を把握するための指標です。緑被面積は、航空写真により、1団で30㎡以上

の緑(樹木、芝、草花など植物)によって覆われた土地の合計面積です。

特別緑地保全地区とは

・都市緑地法第 12 条により「良好な緑地において、建築行為などの制限により現状凍結的に保

全する」区域です。

・市内で良好な自然環境を有している緑地で、市又は県が都市計画に「地域地区」を定めます。

・地区内で次の行為を行う場合に、都道府県知事などの許可が必要になります。

建築物その他工作物の新築、改築又は増築

宅地の造成、土地の開墾、土石の採取、鉱物の採掘その他の土地の形質の変更

木竹の伐採

屋外における土石、廃棄物又は再生資源の堆積 ほか

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保全配慮地区とは

・保全配慮地区とは、都市緑地法第2条の2 による「重点的に緑地の保全に配慮を加えるべき

地区」のことです。

・地区内で土地建物所有者に特別な規制を行うものではありませんが、市民や国等に対して、樹

林地、農地等が存在し自然環境に富んだ地区全体を、保全上重要な地区であると明らかにし、

多様な手法を組み合わせて実施することにより、市内に残存する貴重な一団の緑地の保全を図

るための地区です。

緑化重点地区とは

・緑化重点地区とは、都市緑地法第2条の2による「緑化の推進を重点的に図るべき地区」です。

・地区内で土地建物所有者に特別な規制を行うものではありませんが、緑化を優先的かつ重点的

に行う地区であり、地区内で公園緑地の整備や緑化を積極的に推進することにより、緑化の効

果を目に見える形にし、その動きを周辺に広げていくための地区です。

都市公園とは

・都市公園法に基づき設置し告示された公園です。大和市には、ゆとりの森や引地台公園、宇都

宮記念公園など124箇所の都市公園があります。(H21.3.31 現在)

都市公園等とは

・(都市公園)+(公共の土地で市が管理を行っている広場)+(市立の小中学校)+(スポー

ツ広場)+(道路の植樹帯)+(緑地になっている国県用地)の合計面積です。

・平成 7 年1月神奈川県都市部都市公園課作成の「緑の基本計画作成の手引き」P26 による施

設として整備すべき目標水準であり、20 ㎡/人以上となっています。

保存樹林とは

・大和市の「緑化の推進、緑の保全等に関する条例」第3条に基づく独自の制度です。

・市街化区域内の山林を所有者と保全協定を結び、緑化奨励金を支払うことにより、保存樹林と

して保全を行っています。

※緑化奨励金額=固定資産税+都市計画税相当額

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保全緑地とは

・大和市の「緑化の推進、緑の保全等に関する条例」第3条に基づく独自の制度です。

・いわゆる6つの森を中心とした市街化調整区域の山林が対象となります。

・良好な自然環境を形成している山林を保全緑地として指定し、所有者と賃貸借契約を結び次の

賃借料を支払うことにより保全を図っています。

120円/㎡・年(開放型) 、 72円/㎡・年(閉鎖型)

トラスト緑地とは

・(財)かながわトラストみどり財団による緑地保全の制度です。

・大和市内では、久田の森(第2号・久田緑地)、泉の森(第3号)が対象地となっています。

・久田の森(6.6ha)・・・トラスト財団が保全契約を行い、管理を行っています。

・泉の森 (2.9ha)・・・トラスト財団が保全契約を行い、大和市が管理を行っています。

(特別緑地保全地区を除く 25ha 内の山林が対象)

地域制緑地など

・地域制緑地は、「法によるもの」や「協定によるもの」、「条例などによるもの」の 3種に分け

られます。

・その内「法によるもの」には、風致地区、近郊緑地保全区域、歴史的風土保存区域、緑地保全

地区、生産緑地地区などの制度が含まれ、一定の土地の区域を指定し、その土地利用を規制す

ることで良好な自然的環境などの保全を図ることを目的としています。

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「大和市緑の基本計画」は次のページからご覧になれます。

http://www.city.yamato.lg.jp/web/midori/m-keikaku.html

県内の緑の状況は、神奈川県の「神奈川みどり計画」のページから、県内の「都

市公園の整備状況」は都市公園の推進担当のページからご覧になれます。

http://www.pref.kanagawa.jp/

平成22年4月 大和市環境農政部みどり公園課