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Operations Manager による Cisco UCS ドメイ ンのモニタリング この章の内容は、次のとおりです。 Operations Manager [Monitoring] ペインについて, 1 ページ Cisco UCS ドメインの [Monitoring] ペインの表示, 1 ページ Cisco UCS のモニタリングについて, 2 ページ Cisco UCS モニタリング サービス, 2 ページ Cisco UCS Manager のモニタリング ダッシュボード, 4 ページ Operations Manager [Monitoring] ペインについて Cisco UCS 管理パックをインストールして設定した後、Operations Manager [Monitoring] ペイン を使用して、モニタリング対象の Cisco UCS ドメインのサマリーとコンポーネントを表示できま す。[Monitoring] ペインの [Cisco UCS Monitoring] タブ、[State Dashboard][Alert Dashboard] には、 UCS ドメインのインスタンスとそのコンポーネントのヘルス ステータスがすべて表示されます。 Cisco UCS ドメインの [Monitoring] ペインの表示 ステップ 1 Operations Manager コンソールを起動します。 ステップ 2 [Monitoring] タブをクリックします。 ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] フォルダを展開します。 Microsoft System Center 20122012 SP1、および 2012 R2 Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 理パック ユーザ ガイド、リリース 4.x 1

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング

この章の内容は、次のとおりです。

• Operations Managerの [Monitoring]ペインについて, 1 ページ

• Cisco UCSドメインの [Monitoring]ペインの表示, 1 ページ

• Cisco UCSのモニタリングについて, 2 ページ

• Cisco UCSモニタリングサービス, 2 ページ

• Cisco UCS Managerのモニタリングダッシュボード, 4 ページ

Operations Manager の [Monitoring] ペインについてCisco UCS管理パックをインストールして設定した後、Operations Managerの [Monitoring]ペインを使用して、モニタリング対象の Cisco UCSドメインのサマリーとコンポーネントを表示できます。[Monitoring]ペインの [Cisco UCSMonitoring]タブ、[State Dashboard]、[Alert Dashboard]には、UCSドメインのインスタンスとそのコンポーネントのヘルスステータスがすべて表示されます。

Cisco UCS ドメインの [Monitoring] ペインの表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 [Monitoring]タブをクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring]フォルダを展開します。

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

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Cisco UCS のモニタリングについて[Cisco UCSMonitoring]タブには、検出されたすべての Cisco UCSドメインとそのコンポーネントに関するステータスダッシュボードとアラートダッシュボードが表示されます。

このフォルダには、Cisco UCSドメインに関連する以下のサブフォルダが含まれています。

• Management Pack Events

• Cisco UCS Monitoring Service

• UCS Domain(s) Monitoring

Management Pack Events

このビューには、OperationsManagerでのモニタリングスクリプトの実行に関するアラートが表示されます。下記の表は、一般的なエラーの一部を示しています。

確認項目Error DescriptionエラーコードSerial No.

[AddMonitoringWizard]でサービスマシンのエ

ントリを確認する

サービス接続エラー199001

サービスマシンでモニ

タリングサービスが稼

働しているかどうかを

確認する

サービスが見つからな

いか稼動していない

199002

アカウントがプロファ

イルに関連付けられて

いるかどうか、および

そのアカウントによる

UCSインスタンスへの接続が許可されている

かどうかを確認する

アプリケーションのエ

ラー

199003

Cisco UCS モニタリングサービスCisco UCSMonitoringフォルダは、[Monitoring Service Dashboard]と [Monitoring Service Statistics]から構成されています。[Monitoring Service Dashboard]には、[Management Group]に関連付けられており、サービスがインストールされているマシンすべてのヘルスステータスが含まれています。

[Monitoring Service Statistics]には、スレッドカウント、IOWrite Bytes/Sec、Elapsed Time、IO ReadBytes/Sec、% User Time、% Processor Time、および Page Faults/Secの統計グラフが含まれています。

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングCisco UCS のモニタリングについて

グラフを選択すると、画面の下部に凡例が表示されます。統計値をグラフ形式で表示するかどう

かに応じて、インスタンスをオンまたはオフにします。

サービスの開始

Cisco UCSドメインのモニタリングに使用しているモニタリングサービスを停止すると、[AlertView]にアラートが生成されます。[Start Service]タスクをクリックし、Operations Managerコンソールからリモートでモニタリングサービスを開始します。

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 メニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 3 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [Cisco UCS Monitoring Service] > [Monitoring Service Dashboard]に移動します。

ステップ 5 モニタリングサービスを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]をクリックします。

ステップ 7 [Start Service]をクリックします。

サービスの停止

CiscoUCSドメインのモニタリングにモニタリングサービスを使用しなくなった場合は、OperationsManagerコンソールからモニタリングサービスを停止できます。

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 メニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 3 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [Cisco UCS Monitoring Service] > [Monitoring Service Dashboard]に移動します。

ステップ 5 モニタリングサービスを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]をクリックします。

ステップ 7 [Stop Service]をクリックします。

Operations Managerに追加されているすべての Cisco UCSモニタリングサービスが正常な状態であることを確認します。アラートダッシュボードでヘルスステータスを確認できます。

(注)

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングサービスの開始

Cisco UCS Manager のモニタリングダッシュボードCisco UCS Instanceフォルダには、Operations Managerのモニタリング対象である各 Cisco UCSドメイン用のサブフォルダが含まれています。Cisco UCS Domain(s) Monitoringフォルダには、以下のサブフォルダが含まれています。

• Ucs Domain Alert Dashboard:UCSドメインで生成されたすべてのアラートが表示されます。アラートはさらに以下のビューに分類されます。

◦ [Active Alerts]

◦ [Acknowledge Alerts]

◦ [Cleared Alerts]

• UCSDomain Diagram:すべてのインスタンスについて、さまざまなCisco UCSドメインコンポーネント間の関係をグラフィカルに表示します。

• UCS Domain State Dashboard:Cisco UCSドメインについて、ヘルスステータスおよびその他のインベントリ情報を表示します。

UCS Manager GUI の起動UCSManagerGUIを起動するには、OperationsManagerアプリケーションが稼働しているコンピュータと Cisco UCSドメインとの間でネットワーク接続を利用できる必要があります。

ステップ 1 Operations Managerコンソールのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dasboard]に移動します。

ステップ 4 Cisco UCSドメインを起動する必要があるターゲットの Cisco UCSドメインを選択します。

ステップ 5 [Tasks]ペインで、[Launch UCS GUI]をクリックしてWeb UIを起動します。

UCS Manager インベントリデータのロード

ステップ 1 [Monitoring]ペインで、[Cisco UCSMonitoring] > [UCSDomain(s)Monitoring] > [UCSDomains State Dashboard]の順に展開します。

ステップ 2 Cisco UCSサーバのデータをロードする必要があるグループを選択します。[Cisco UCS Instance Tasks]ペインで、[Load UCS Inventory Data]を選択します。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングCisco UCS Manager のモニタリングダッシュボード

ステップ 3 [Load Cisco Inventory Data]をクリックします。[Run Task- Load UCS Inventory Data]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 [Run]をクリックして、インベントリデータ出力をロードします。

ステップ 5 [Close]をクリックして、ダイアログボックスを終了します。

UCS Manager への ping[Ping]を使用して、Operations Managerコンソールと Cisco UCSドメインとの接続をチェックします。

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dashboard]に移動します。

ステップ 4 UCSドメインを選択します。

ステップ 5 [Tasks]ペインで、[State View]を選択します。

ステップ 6 [Cisco UCS Tasks]ペインで、[Ping UCS]を選択します。

ステップ 7 出力の詳細を確認し、[Close]をクリックして終了します。

UCS への継続的 ping[Ping Continuously (ping-t)]を使用して、Operations Managerコンソールと Cisco UCSドメインとの接続をチェックします。

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dashboard]に移動します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Central Monitoring] > [UCS Central State Dshboard]に移動します。

ステップ 5 リストから UCSドメインを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]を選択します。

ステップ 7 [Cisco UCS Tasks]ペインで、[Ping UCS Continuously (ping-t)]を選択します。

ステップ 8 出力の詳細を確認し、[Close]をクリックして終了します。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングUCS Manager GUI の起動

物理インベントリと論理インベントリ

Cisco UCSドメインのヘルスステータス、インベントリ、障害情報、および各種ハードウェアコンポーネントについて、さまざまなビューを提供して見通しがきくようにします。

それぞれの UCSコンポーネントについて、以下のダッシュボードを表示できます。

• Alert Dashboard

• Diagram View

• State Dashboard

シャーシの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Chassis]に移動します。シャーシの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•シャーシのアラートダッシュボード

•シャーシのステータスダッシュボード

•シャーシのパフォーマンス

◦シャーシのファン統計情報

◦シャーシの電力統計情報

◦シャーシの PSU統計情報

• IOモジュール

◦ IOモジュールのアラートダッシュボード

◦ IOモジュールのステータスダッシュボード

◦ IOモジュールのパフォーマンス

◦ IOモジュールの Rxポート統計情報

◦ IOモジュールの温度統計情報

◦ IOモジュールの Txポート統計情報

• Blade

◦ブレードサーバのアラートダッシュボード

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

◦ブレードのステータスダッシュボード

◦ブレードのパフォーマンス

◦ブレードの CPU統計情報

◦ブレードのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ブレードのマザーボード統計情報

•カートリッジ

◦カートリッジのアラートダッシュボード

◦カートリッジのステータスダッシュボード

◦サーバユニット

◦サーバユニットのアラートダッシュボード

◦サーバユニットのステータスダッシュボード

◦サーバユニットのパフォーマンス

◦サーバユニットの CPU統計情報

◦サーバユニットのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ユニットのマザーボード統計情報

ファブリックエクステンダの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Fabric Extender]に移動します。ファブリックエクステンダの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

• Fexのアラートダッシュボード

• Fexのステータスダッシュボード

• Fexのパフォーマンス

◦ FexStatistics

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

• IOモジュール

◦ IOモジュールのアラートダッシュボード

◦ IOモジュールのステータスダッシュボード

◦ IOモジュールのパフォーマンス

◦ IOモジュールの統計情報

ファブリックインターコネクトの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Fabric Interconnect]に移動します。ファブリックインターコネクトの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•ファブリックインターコネクトのアラートダッシュボード

•ファブリックインターコネクトのステータスダッシュボード

•ファブリックインターコネクトのパフォーマンス

◦ファブリックインターコネクトのファン統計情報

◦ファブリックインターコネクトの PSU統計情報

◦スイッチシステム統計情報

•ポートチャネルのパフォーマンス

◦イーサネットポートチャネルのパフォーマンス

◦イーサネット Rxポートチャネルの統計情報

◦イーサネット Txポートチャネルの統計情報

◦ FCポートチャネルのパフォーマンス

◦ FC Rxポートチャネルの統計情報

◦ FC Txポートチャネルの統計情報

◦ FCOEポートチャネルのパフォーマンス

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

◦ FCoE Rxポートチャネルの統計情報

◦ FCOe Txポートチャネルの統計情報

•ポートのパフォーマンス

◦アプライアンスポートのパフォーマンス

◦アプライアンス Rxポートの統計情報

◦アプライアンス Txポートの統計情報

◦ FCポートのパフォーマンス

◦ FC Rxポートの統計情報

◦ FC Txポートの統計情報

◦ FCoEストレージポートのパフォーマンス

◦ FCOeストレージ Rxポートの統計情報

◦ FCoEストレージ Txポートの統計情報

◦ FCoEアップリンクポートのパフォーマンス

◦ FCOeアップリンク Rxポートの統計情報

◦ FCoEアップリンク Txポートの統計情報

◦サーバポートのパフォーマンス

◦サーバ Rxポートの統計情報

◦サーバ Txポートの統計情報

◦アップリンクポートのパフォーマンス

◦アップリンク Rxポートの統計情報

◦アップリンク Txポートの統計情報

組織の詳細情報の表示

Organizationフォルダ内のさまざまなビューとフォルダを使用して、UCSドメインの各種論理コンポーネントのヘルスステータス、インベントリ情報、障害情報を見通すことができます。以下

のビューとサブフォルダを表示できます。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

• [Organization Alert Dashboard]:すべての組織とそのコンポーネントについて、アクティブ、確認済み、クリア済みのアラートが個別のビューに表示されます。このアラートビューに

は、管理パックによって直接モニタリングされないオブジェクトからのアラートも表示され

ます。アラートはさらに以下のビューに分類されます。

◦ [Acknowledge Alerts]

◦ [Cleared Alerts]

• [Organization State Dashboard]:組織のヘルスステータスおよび Cisco UCSドメインの関連情報が表示されます。

デフォルトでは、管理パックによって 3つのレベルの組織とそのコンポーネント(サービスプロファイル)が検出されます。4つ以上のレベルを検出するには、Cisco UCSインスタンスの [Object Discovery]で [Discovery Level]をオーバーライドします。

(注)

デフォルトでは、関連付けられているサービスプロファイルのヘルスステータスとアラート

が表示されます。以下の手順を実行して、[ShowUnassociatedProfiles]を [True]にオーバーライドできます。

(注)

1 [Authoring] > [Cisco UCS Manager] > [UCS Manager Instance]に移動します。

2 [Authoring] > [Cisco UCS Central] > [UCS Central Instance]に移動します。

3 右クリックし、[View Management Pack Objects] > [Object Discoveries] > [Cisco UCS InstanceDiscovery]を選択します。

4 [Overrides] > [Override the Object Discovery] > [for all objects of class]を右クリックし、関連付けられていないサービスプロファイルのヘルスステータスとアラートを表示します。

サービスプロファイル

サービスプロファイルに関連する以下の詳細を表示できます。

• [Service Profile Alert Dashboard]:すべてのサービスプロファイルのアクティブ、確認済み、クリア済みのアラートが個別のビューに表示されます。

• [Service Profile State Dashboard]:すべてのサービスプロファイルのヘルスステータスとすべての Cisco UCS Managerの関連情報が表示されます。

• [Service Profile Performance]:以下のコンポーネントに関連するパフォーマンス統計情報が表示されます。

◦サービスプロファイル Rxポート統計情報

◦サービスプロファイル Txポート統計情報

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

ラックユニットの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Rack Unit]に移動します。ラックユニットの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•ラックユニットのアラートダッシュボード

•ラックユニットのステータスダッシュボード

•ラックユニットのパフォーマンス

◦ラックユニットの CPU統計情報

◦ラックユニットのファン統計情報

◦ラックユニットのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ラックユニットのマザーボード統計情報

◦ラックユニットの PSU統計情報

アラート操作

UCS 障害の確認この操作は、Cisco UCSドメインの障害により管理パックで Operation Managerアラートが作成された場合に実行できます。この操作により、CiscoUCSドメインの障害をOperationsManagerコンソールから確認できます。

ステップ 1 Cisco UCSドメインに属する Operations Managerでアラートを選択します。

ステップ 2 アラートを右クリックし、[Set Resolution State]を選択します。

ステップ 3 解決状態に設定されている [UCS Acknowledged]をクリックします。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングアラート操作

アラートの専門知識項目の表示

専門知識項目には、OperationsManagerで生成されたアラートに関する詳細な情報が含まれています。この管理パックは、Operations Managerでアラートとして生成されるすべての UCS障害について専門知識項目をサポートしています。専門知識項目は、ユーザが障害の原因、説明、解決手

順といったアラートに関する追加情報を得るのに役立ちます。アラートを解消するには、解決手

順に従う必要があります。

ステップ 1 Operations Managerで UCSドメインアラートを選択します。

ステップ 2 アラートを右クリックし、[Properties]を選択します。

ステップ 3 [Properties]ウィンドウで [Product Knowledge]タブをクリックします。

アラートのクリア

Cisco UCSドメインで障害や条件がクリアされると、Operations Manager内の対応するアラートのステータスが「cleared」に設定されます。OperationsManagerコンソールのアラートを終了させるために手動で操作する必要はありません。

デフォルトでは、90秒ごとにすべてのアラートがクリアされます。ただし、この間隔は変更できます。

アラートのクリアと更新

ルール名:Cisco UCS Update and Close Alert Rule

ターゲット:すべての管理サーバリソースプール

オーバーライド可能なパラメータ:

• Enabled:このパラメータを使用して、ルールを有効化または無効化することができます(デフォルト値:true)。

• EventQueryIntervalInSeconds:このパラメータを使用して、イベントをクエリする間隔を設定します(デフォルト値:120秒)。

• Interval Seconds:このパラメータを使用して、ルールの実行周期を設定します(デフォルト値:90秒)。

• Logging:ロギングを設定します(デフォルト値:false)。

• Timeout Seconds:ルールのタイムアウト間隔を設定します(デフォルト値:60秒)。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングアラート操作