oracle crytal ball 予測の定義とシミュレーション設定

–http://www.kke.co.jp/cb/

– 株式会社構造計画研究所

–Copyright © 2005 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.

–1

http://www.kke.co.jp/cb/

株式会社構造計画研究所〒164-0011東京都中野区中央 4-5-3

TEL:03-5342-1090

Copyright © 2005 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.

予測（評価変数）の定義とシミュレーション設定

–http://www.kke.co.jp/cb/–Copyright © 2005 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved. –2 http://www.kke.co.jp/cb/Copyright © 2012 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved. 2

はじめに

本資料では、Crystal Ballを利用したシミュレーションの実行に必要な設定についてご紹介します

–予測の定義

–シミュレーションの仕組み

–実行プリファレンス Crystal Ballメニューで言えばここ


予測の定義

セルの選択– 評価を行う変数（数式が入っているセル）

予測名称– 自動的に名前を取得

– 「仮定」同様にセル参照も可能

詳細機能予測ウィンドウ

数が多い時など表示を制限

（チェックが入ったままだと予測の数だけウィンドウが表示される）

精度シミュレーション回数を特定の

精度にて算出（精度コントロールで必要）

フィルタ特定の結果を分析から排除（外れ値を予め除去する）

自動抽出指定したセルへ予測名、試行回数、平均値、標準偏差などを出力できる（指定するセル座標は直接入力）

詳細機能

–http://www.kke.co.jp/cb/

– 株式会社構造計画研究所

–Copyright © 2005 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.

–4

http://www.kke.co.jp/cb/

株式会社構造計画研究所〒164-0011東京都中野区中央 4-5-3

TEL:03-5342-1090

Copyright © 2005 KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.

シミュレーション設定


シミュレーション開始

仮定値の生成

計算

予測値の出力

シミュレーション停止

シミュレーションの仕組み

確率分布に従った乱数の発生

生成された値を元に

Excelシートを計算

計算結果を保存して次の乱数発生に移る

試行回数分実行したら停止する


実行プリファレンス

実行プリファレンス– シミュレーションに関する設定はここで行う

– シミュレーション開始前に設定しておく必要があります

設定可能項目

試行最大試行回数や停止条件の設定

サンプリング乱数に関する設定

速度シミュレーション速度の設定

オプションシミュレーション実行中に関する設定

統計量パーセンタイル値・工程能力分析に関する設定


試行

①試行回数– 発生させる乱数（シナリオ）の数

– 1,000,000まで設定可能

②計算エラー時に停止– 数式の値が#DIV/0!などエラーになったときにシミュレーションを停止する

– この設定はチェックを外しておくことをおすすめしております

③精度コントロール限度に達したら停止– p.2にある「精度」が有効なときに機能

– 一般にシミュレーション回数が増えると、統計量の変動は安定する

⇒その変動幅が「信頼度レベル」に達成したらシミュレーションを停止する

– 信頼区間の計算式は右のとおり• z：信頼度に基づく値, s：標準偏差, k：尖度, n：試行回数

– ）

①

②

③

平均値の信頼区間

𝑧 ×𝑠

𝑛

標準偏差の信頼区間

𝑧 × 𝑠 ×𝑘 − 1

4(𝑛 − 1)


サンプリング

①乱数の生成– 「□同じ乱数シーケンス・・・」にチェックを入れると毎回同じ並びの乱数を生成

– Crystal Ballの乱数周期は約21億（231－2）

②サンプリング手法– 乱数生成の手法を選択できる

乱数について– モンテ・カルロ

• ランダム性を重視する

• 理論値（確率分布の形状）に近い値を得るには多くの試行回数が必要になる

– 【推奨】ラテン・ハイパーキューブ• 指定した分割数で、確率分布を等確率に割る

• 各部分からそれぞれ乱数により値を生成

• 理論値（確率分布の形状）に近い値が出る

②

①


速度

①実行モード– 乱数発生のスピード

– 最高速モードはProパックのみ

②実行モードのオプション– Excel上の数値の更新間隔を設定

– 「最小化」でExcelを一度最小化し、シミュレーション終了後に再表示

③グラフウィンドウ– シミュレーション中に表示される結果ウィンドウに関する設定

• 再描画間隔：グラフが変化する間隔

• 非表示：シミュレーション中は表示しない

※シミュレーション速度はコンピュータの性能にも大きく依存

①

③

②


オプション・統計量

オプション①実行オプション

• コンピュータのメモリを左右する設定項目

• 基本的には右図のような設定でよい

• 特に「□感度分析用・・・」にはチェックを入れておく

②アラートオプション• 基本的には右図のような設定でよい

統計量①パーセンタイルの計算

• 値を下回る確率： ○パーセンタイル値は左からの値

• 値を上回る確率： ○パーセンタイル値は右からの値

②パーセンタイルのフォーマット• 業界によって表示が異なる場合に対応

③工程能力指標• どれくらい品質が管理されているかを統計的に分析

②

①

②

①


お問い合わせ

E-mail: [email protected]

TEL: 03-5342-1090

URL: http://www.kke.co.jp/cb/– 最新情報、セミナー・イベント、事例ファイルなど

oracle crytal ball 予測の定義とシミュレーション設定

Software