サーバー仮想化「oracle vm」とグリッド技術「oracle grid」の共存が

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サーバー仮想化「Oracle VM」とグリッド技術「Oracle GRID」の共存がもたらす付加価値

日本オラクル株式会社シム事業統括本部システム事業統括本部

担当ディレクター

北嶋伸安

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

Oracle、PeopleSoft、JD Edwards、及びSiebelは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称はそれぞれの会社の商標の可能性があります。

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オラクルの考える次世代情報システム基盤オラクルの考える次世代情報システム基盤


オラクルの考える次世代情報システム基盤

大規模・集中化に対応On Premise 型•サーバーやストレージ，アプリケーションなどの Cloud Outsourcing On PremiseCloud Outsourcing On PremiseCloud Outsourcing On Premise

Outsourcing 型リソースを自社の資産として保持し、運用・管理する

ggg

クラウド型

•サーバーやストレージ、アプリケーションなどの

リソース管理を外部に委託する

Application

•サーバーやストレージ、アプリケーションなどを

集中管理し、サービスとして提供する

ザ物的な所在を意識ず

クラウド型 DB

Storage

•ユーザは、リソースの物理的な所在を意識せずに

サービスとして利用することができる

プライベート・クラウド Next Generation Data CenterNext Generation Data Center

パブリック・クラウド

プライベート・クラウド Next Generation Data CenterNext Generation Data Center

情報システムを100%同じ形態（クラウド、外部委託、On Premise）にするのではなく、全体を「ポートフォリオ」で考える!にするのではなく、全体を「ポトフォリオ」で考える!


大規模・集中化を支えるクラウドを構築するための要件

aaS

膨大な数の利用者にも耐える拡張性、容易な拡張ScalabilityA

SP/S

a

Clo

ud

ter

利用者が満足できる可用性、障害対策・災害対策まで考慮

データおよびデータベース/トランザクションの一貫性

Availability

Consistency

n D

ata

Cen

t

マルチ･テナントによる効率的な運用、仮想化による統合

多様なサービスの素早い提供、ポータビリティ

Cost Management

Agility

Gen

erat

ion 多様なサビスの素早い提供、ポタビリティAgility

圧倒的な高性能、超高速キャッシュ/インメモリデータベースPerformance

S &C

Nex

t G セキュリティ/コンプライアンスの確保、ITガバナンス確立Security&Compliance

データセンター統合、仮想化による資源統合、運用管理の統合Consolidation

統合運用管理の可視化、予防的統制Monitoring

巨大なインフラの自動管理、自動障害復旧、自律的な負荷分散Automation


大規模・集中化を支えるクラウドを構築するための要件

Scalabilityaa

SOracle RAC, Oracle ASM, Oracle VM

Availability

Consistency

ASP

/Sa

Clo

ud

ter

Oracle RAC, Oracle Data Guard, MAA

Oracle RAC

Cost Management

Agilityn D

ata

Cen

t

Oracle VM, Oracle ASM, Advanced Compress, ILM…

Oracle VM Oracle ASM Oracle RACAgility

Performance

S &CGen

erat

ion Oracle VM, Oracle ASM, Oracle RAC

Oracle RAC, TimesTen/Coherence, Exadata

Security&Compliance

Consolidation

Nex

t G Oracle Database Vault, VPD, Advanced Security …

Oracle VM, Oracle RAC, Oracle Enterprise Manager

Monitoring

Automation

Oracle Enterprise Manager, My Oracle Support

Performance Workbench, Oracle Enterprise Managerg



サーバー仮想化「Oracle VM」の価値とはサバ仮想化「Oracle VM」の価値とは


標準化されたソフトウェアのイメージをプロビジョニングインフラ提供期間を短縮インラ提供期間を短縮

• システム構成をテンプレート化

Agility

システム構成をテンプレト化• テンプレートをプロビジョニング• 顧客毎のテンプレートも配布可能• Enterprise Managerで容易に操作

VM

Oracle VM Server Pool

VM VM VMVM VM

Enterprise Managerで容易に操作

Oracle VM Servers

Oracle VM Server Pool

NAS, SAN, iSCSI

Oracle Enterprise Manager

10日？ 30日？ 40日？設置計画

アーキテク

チャ検討全体設計物品調達環境構築テスト

5日標準プラットフォムの構築数標準プラットフォームの構築数日1日


「Oracle VM Templates」迅速な環境構築を推進

Oracle VM Templates

迅速な環境構築を推進

Oracle VM Templates

• Oracle Database 11gO l Si b l CRM 8• Oracle Siebel CRM 8

• Oracle Enterprise LinuxO l E i M 10• Oracle Enterprise Manager 10g

• Oracle Application Server 10g R3 Webcenteredelivery.oracle.com

• Oracle Fusion Middleware SOA on WebLogic Server 9.2

イや複雑なグシなインストールや複雑なコンフィグレーションなしでシステム環境を短時間に構築可能


仮想化を含めた統合的な監視環境

• 仮想化層からアプリケーションまで監視することが可能

アプリケーションアプリケーション

ミドルウェア

データベース

ミドルウェア

データベース

OracleEnterprise 監視・管理

デタベスデタベス

ゲストOS ゲストOS

Manager

Grid Control

ソフトウェアの配布

パッチ適用

構成管理

仮想マシン仮想マシン

Oracle VM

仮想化層が新しく監視対象に追加仮想化層が新しく監視対象に追加


クラウド時代におけるOracle VMのアドバンテージ

• Oracle VM ライセンス無償、お手軽なサポート費用

ハドウアパティションのライセンス適用可（CPU固定の設定）

Cost Efficiency（コスト効果） • ハードウェア・パーティションのライセンス適用可（CPU固定の設定）（コスト効果）

• テンプレートを活用したシステム構築時間に大幅な短縮Agility• EMを利用した容易なプロビジョニングやクローニング

g y（俊敏性）

グリッド技術（RAC）と組み合わせて高い可用性を実現High Availability • グリッド技術（RAC）と組み合わせて高い可用性を実現

• HA機能やライブ・マイグレーション機能

High Availability（可用性）

• グリッド技術（RAC）と組み合わせて柔軟にシステムを拡張

• 負荷やSLAに応じて、CPUやメモリのサイズを変更可能（QoS）

Elasticity（可変性）

• データセンター統合、仮想化による資源統合、運用管理の統合

• 仮想化層からOS層、DB層、ミル土ウェア層を統合管理

Management（運用の統合）



サーバー仮想化技術を活用した、

Private Cloud(プライベート・クラウド)環境を構築するPrivate Cloud(プライベトクラウド)環境を構築する


Private Cloud環境構築をサポート

• サーバー仮想化によるリソースのプール化サ仮想化によるリソのプル化• Oracle VMによる物理リソース（CPU/Memory）をプール化

• 定義された豊富なVirtual Machine Images（テンプレート）を提供

• 容易なシステム環境の構築と管理• Private Cloud上にすぐにOracleの環境構築（容易なプロビジョニング）

• システムのライフサイクル管理（作成・複製・削除）

各仮想マシン毎に柔軟なQ S（優先度）の設定• 各仮想マシン毎に柔軟なQoS（優先度）の設定

• CPU・Memoryリソースの柔軟な変更

• セキュアなLive Migrationによる計画停止への対応セキュアなLive Migrationによる計画停止の対応

• HA機能によるハードウェア障害への対応



サーバー仮想化とグリッド技術の共存による価値サバ仮想化とグリッド技術の共存による価値


Virtualization（仮想化）とは？

コンピュータシステムを構成する資源（および、それらの組み合わせ）を、物理的構成に拠らず、柔軟に分割したり統合したりすること。

１つのリソースを

複数のリソースのように分割

複数のリソースを

１つのリソースのように統合

ユーザ

複数の仮想化されたリソス

ユーザ

単一に仮想化されたリソース

されたリソース

VM VM VM VM VM VM

シングルの物理リソース複数の物理リソース（ハードウェア）

グリッド・コンピューティングサーバー仮想化ソフトウェア

シングルの物理リソス（ハードウェア）

複数の物理リソース（ハードウェア）

代表的なソフトウェア：「

代表的なソフトウェア：「「Oracle VM」「Oracle Real Application Clusters」


「サーバ仮想化」と「データベースグリッド」を組み合わせることによるメリット組み合わせるとによるリット

サーバ仮想化のみサーバ仮想化とデータベースグリッドを組み合わせた場合

サバ仮想化のみ

×組み合わせた場合

RAC

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

RAC 2

RAC 3

DB-1 DB-1 DB-1 DB-1RAC 1

RAC 2

各社VM Oracle VM Oracle VM Oracle VM

サーバサーバ 1 サーバ 2 サーバ 3

サーバを共用する効率化。

ただし、1台のサーバがダウンしたら、サービスは停止



サーバ仮想化のみサーバ仮想化とデータベースグリッドを組み合わせた場合

サバ仮想化のみ

×組み合わせた場合

×RAC

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

DB-2

DB-3

RAC 2

RAC 3

DB-1DB-1 DB-1 DB-1RAC 1

RAC 2

Oracle VM各社VM Oracle VM Oracle VM

サーバ 1サーバサーバ 2 サーバ 3

サーバを共用する効率化サーバを共用する効率化。

しかも、サーバ1 がダウンしても、瞬時に切り替わり、サービスは止まらないただし、1台のサーバがダウンしたら、サービスは停止



サーバ仮想化とデータベースグリッドを組み合わせた場合

DB-3 DB-3 DB-3

DB-1

DB-2

DB-1

DB-2

DB-1

DB-2

Oracle VM Oracle VM Oracle VM

サーバ 1 サーバ 2 サーバ 3

• Advanced Compression機能により、ディスク内のデータそのものを圧縮することが可能

Advanced Compression

ク内のデタそのものを圧縮することが可能

• 圧縮しても、そこにアクセスするアプリケーション・コードには影響を与えない

• アプリケーションのパフォーマンス向上


「サーバ仮想化」と「データベースグリッド」を組み合わせることによるメリット（まとめ）組み合わせるとによるリット（まとめ）

サーバ仮想化とデータベースグリッドを組み合わせた場合

EnterpriseManager

RACDB 2 DB 2 DB 2

A’

アプリケーションからディスクまで一括マネジメント

DB-2 DB-2 DB-2

RAC

DB-1

DB-1’

DB-2

DB-1

DB-1’

DB-2

DB-1

DB-1’

DB-2

Data Guard A DB-1

DB-1’

DB-1

DB-1’

DB-1

DB-1’サーバ 1

Oracle VM

サーバ 2

Oracle VM

サーバ 3

Oracle VM

Data Guard

Oracle VM

DB 1

Oracle VM

DB 1

Oracle VM

DB 1

同期/耐障害性向上

Ad d C i 1 ストレジコスト削減

サーバ 1 サーバ 2 サーバ 3

データ圧縮

Advanced Compression 1. ストレージコスト削減

2. ディスクI/O削減によるアプリケーションのパフォーマンス向上

3. 圧縮データをメモリ上に展開

4. データ全体を暗号化Transparent Data Encryptionデータ暗号化


柔軟なグリッド・コンピューティング

仮想化とグリッドを組み合わせた例仮想化 Oracle VMのメリットグリッド化 Oracle RACのメリット

サーバをサーバを供用する供用する効率化効率化

サーバをサーバを組み合わせ組み合わせ信頼性向上信頼性向上

仮想化 O ac e のリットグリッド化 O ac e Cのリット

効率化効率化信頼性向上信頼性向上

仮想

化

グリッド化

スタートアップ時収益が出る

仮想化グリッド化

スタトアップ時のサービスを

早く低コストで立ち上げる

収益が出るサービスを

安定して支える


Sure You’re Secure?Sure You re Secure?(セキュリティ対策は万全？）

21

情報保護のためのデータベース・セキュリティ

Enterprise ManagerConfiguration

監査ログ収集・管理を行う

Audit Vaultモニタリング

Configuration Management Total Recall

J-SOX／内部統制のために履歴の管理・構成管理履歴の管理構成管理

Label Security

アクセス・コントロール

特権ユーザを管理する

Database Vault SecurityDB管理も職務分掌

SYSを管理厳密なアクセスコントロール

Database Vault

Enterprise ManagerData Masking

暗号化／マスキング

暗号化で情報を守る

Ad d S itデータファイル・バックアップ

盗難などにテスト環境から

本番データを排除

Advanced Security

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堅牢なシステム基盤＋クラウドの融合

企業内クラウド

ガバナンスを確立した

企業内クラウドへ（Private/Hybrid Cloud）

アプリケーション

グリッド化によるマルチサービス

統合運用管理の実現



統合されたミドルウェア


アプリケション

仮想化による解決

マルチテナント

複数の仮想化されたリソース


デ

統合されウア

統合されたデータベース

統合されたストレージ

個々のサーバが散在している状態

シングルの物理リソース（ハードウェア）

仮想化ソフトウェア

複数の仮想化されたリソス統合されたデータベース



標準化3

（ウア）

物理集約1

論理集約2

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必要とされる要素技術・キーワード

企業内クラウド

ガバナンスを確立した

企業内クラウドへ（Private/Hybrid Cloud）


グリッド化によるマルチサービス

統合運用管理の実現マルチサービスマルチテナントマルチサービスマルチテナント

運用管理運用管理





アプリケション

仮想化による解決

マルチテナント

サバ仮想化グリッド化

セキュリティセキュリティ

複数の仮想化されたリソース


デ

統合されウア

統合されたデータベース


個々のサーバが散在している状態

ストレジ仮想化

サーバー仮想化

シングルの物理リソース（ハードウェア）

仮想化ソフトウェア

複数の仮想化されたリソス統合されたデータベース


統合されたストレージストレージ仮想化

ネットワーク仮想化標準化

（ウア）ネットワーク仮想化

物理集約

論理集約

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サーバー仮想化「oracle vm」と グリッド技術「oracle grid」の共存が

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