るうてる伯剌西爾（ぶらじる） No001. 12/12/2015＜試行版・創刊号＞ p.1

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るうてる伯剌西爾ぶ ら じ る

IECLB ルーテル日系パロキアだより NEWS LETTER PARÓQUIA NIPO-BRASILEIＲA

-Rua Pandiá Calógeras, 54 Liberdade , São Paulo CEP:01525-020-Tel 11-2305-7088

No 001, 25/12/2015 ＜試行版・創刊号＞

説教より 「三つ子の魂いくつまで？」

聖書箇所 ルカによる福音書 2 章 10 節から 12 節 Bíblia Lucas 2:1-12

天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの

町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、

布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしる

しである。」

メッセージ

エピソード

クリスマスおめでと

うございます。今日

は、久しぶりにリコ

ーダーを吹いてみ

ました。12 月にな

って買ってみて、練

習してみました。

実に 45 年ぶりにリ

コーダーを買い、

吹いてみました。日本の小学校の時にかわされ、練習してからことです。Melo 先生の

音楽教室で子供たちが一生懸命に練習しているのを聞いて、久しぶりにやってみたく

なりました。聖歌隊の練習にも加わり、歌ってみたりすると、この数十年やったことがな

かったことに、もう一度挑戦してみたくなったのです。やってみると面白いことに、意外と

指の動きを覚えているものです。歌を聞いたり、楽譜を見たりすると、間違えながらで

すけれど、吹くことができました。Melo 先生に他のパートを吹いてもらって、今日は年

末のかくし芸大会のように、ご披露してみようと思ったわけです。

振り返り

日本のことわざに、「三つ子の魂百まで」という言葉があります。子どものころに学んだこ

とや、慣れ親しんだことや習慣は、大人になっても抜けないものだ、という意味です。3

歳のころの魂は、百歳まで続くというわけです。西洋には、The child is father of

躾や勉強が人生を大きき左右することになります。

FELIZ NATAL E PRÓSPERO ANO

NOVO!

一年があっという間に過ぎました

ね。2015 年はどんな年でしたか？

2016 年は、どんな年にしたいです

か？ おかげさまでサンパウロルー

テル教会は 2015 年に 50 周年を

迎え、お祝いすることができました。

皆様のお支えと、そして、神様のお

かげです。感謝しています。新しい

年も、よろしくお願いいたします。

Pastor Hirotaka TOKUHIRO > tokuhiro@jelc.or.jp

Pastor Luis Carlos MELO > luisctmello@gmail.com

Facebook：

https://www.facebook.com/igrejaluterana.jpn

るうてる伯剌西爾（ぶらじる） No001. 12/12/2015＜試行版・創刊号＞ p.2

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こどたちに、大切なことを教えましょう。

子どものころに、音楽を教えて、その楽しさを知ると、一生の大切

なものになるでしょう。Melo 先生の音楽教室は、音楽教育という

だけではなくて、人間としてとても大切なことも教えています。きち

んと約束を守ること、毎日練習をすること、そして、努力したら必

ず結果が出て報われるということ。音楽は、自分の主張だけでは

うまくいきません。指揮者の指先を見て、手元の楽譜を見て、自

分の指先や声に気を使うことが必要です。それだけではありません。

隣で同じ音を出しているひとの声や楽器に耳を澄ませて、それに

合わせなけばなりません。私は歌っていませ

んでしたが、日本の教会の聖歌隊の指揮

者がこう言っていたのを思い出します。「隣

の人が歌う口から、自分の歌う声が聞こえ

るようにならないと、うまく合唱はできていな

い」と。そして、違うパートや違う楽器の音

も傍らで聞きながら、それと調和をすること

を気にしていなければなりません。それは、日頃の人間関係や人

生設計にとても役に立つものだと思います。人の話を聞くこと、人

の意見にも調和させること。自分の意見もしっかり持っていること、

しかし遠慮しないでそれもきちんと出すこと。自分の考えを持って

いながら、それとは違う考えを持った人々とも、多様性を尊重しな

がら、いっしょに大きな仕事をしたり、平和を一緒に作り上げていく

こと、そのための、大きな基礎になるのです。私たちも、子供たちに、

次の世代の人たちにも、大切なことを教えていかなければなりませ

ん。誰かが教えなければ、自動的に学んだり悟ったりはしないから

です。神様のことを、聖書の話を、信仰の大切さを、遠慮して何

もしないのではなくて、逆に無理やり押し付けて嫌いなことにしてし

まわずに、丁寧に知らせ教えることは大切なことです。

では、一生変わらないのか？

では、子供のころそんなことを学ばなかったなら、「三つ子の魂百ま

で」で、もう一生変わらないのでしょうか？そうではありません。人

間は途中から始めることもできます。また、途中から大きくやり直す

こともできます。神様は、私たちに、やり直す機会を与え、ゆるして

くださいました。キリストの誕生が、そのことです。クリスマスの日に、

神の子がこの世にお生まれになりました。この方によって、私たちは

ゆるされ、やり直すことを、ゆるされました。もちろん、音楽も芸術

も、外国語も、子供のころ始めたらもっと楽だったかもしれませんが、

大人になってからでも始めることができます。十分上手になることも

できるでしょう。クリスマスの日に、二つのことを学んでいきましょう。

神様の祝福をお祈りします。

①子どもの心、自分の中の「幼子」はいつまでも自分の中にいて、

一生を左右する大切なもの。子どもや若い人たちにキリストを、神

様の愛を伝えていきましょう。

②でも、私たちは、いつでも、キリストによ

り生まれ変わることができますそれは、自

分の中の「幼子」ではなくて、クリスマスに

お生まれになった「幼子」を心に受け入れ

ることです。

1, Episodio

Pastor TOKUHIRO comprou e fez

ensaio de flauta sozinho 45 anos atras ele aprendeu.

Lembra mais ou menos e dados movem

automaticamente. Tem provérbios no Japao como ;

Alma de 3 anos continua ate 100 anos. provérbios

em Ingles; The child is father of the man.

2, Olhando nossa vida

Coisa aprendi no infantil/menino continua nossa

vida inteira. Precisamos ensinar Deus para crianças.

É tesouro para filhos. Não vai mudar. Nosso menino

dentro de nos não vai mudar ate final da vida.

Tendancia, habito e pensamento não mudar. É

difficil.

3, Estudo Biblico

Nosso menino dentro de nos não vai mudar ate final

da vida? Não! Pode mudar nossa vida quando

recebemos menino Cristo. Deus enviou Cristo para

nos neste dia. Com Cristo, Podemos renacer.

4, Mensagem

Neste dia de Natal, vamos aceitar menino Cristo.

Que Deus abençoe.

るうてる伯剌西爾（ぶらじる） No001. 12/12/2015＜試行版・創刊号＞ p.3

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シリーズ・ルターの人生 1、ルター、父と子（１）

2017 年は宗教改革 500 年。徳善先生の本「マルティン・ルター」

（岩波新書）を一緒に読みながら、ルターの足跡を学びましょう！

ルターの父、ハンス・ルターはドイツ中部メーラという村の農民。

村を出て隣のザクセンに行き銅の工夫となる。辛苦の末、銅の精

錬３つを経営する実業家となり、街の名士となる。のちにルターが

父から学んだ生き方は努力して成功の階段を上っていく「上昇志

向の生き方」だった。アイスレーベンで 1483 年 11 月 10 日に生ま

れ、翌日聖マルティンの日に洗礼を受けマルティンと名付けられた。

辛苦の中で人生の階段を上っていった父ハンスは息子に大きな

期待をかけ、後継ぎ以上を望んだ。5 歳にならないうちに教会付

属学校に通わせ、ラテン語を学ばせた。8歳のころには読み書き、

算術、ラテン語文法、論理学、修辞学初歩も学ばせた。息子の

成績のよさに満足したハンスは、ルターが 13 歳になると 100 キロ

近く離れたマグデブル

グの大聖堂付属学

校に送り、1 年後には

母親の親族が多く住

むアイゼナハに送り、

聖ゲオルグ学校で学

ばせた。ちなみにそこ

には 200 年後にヨハ

ン・セバスチャン・バッハが入学するので二人は同窓生ということに

なる。ハンスは、息子を大学にやり、法律を学ばせ、宮廷の顧問

官か宰相か、それがだめなら同業者仲間の法律顧問にと考えて

いた。1501 年、そんな父の意思に従いルターはエルフルトの大学

へ入学した。（写真：少年ルターが下宿したアイゼナハの家）

さて、ルターの学生生活は、どうなっていくのでしょうか？

Calendário Paróquia Nipo-Brasileira- Janeiro 日系パロキアカレンダー 1 月

るうてる伯剌西爾（ぶらじる） No001. 12/12/2015＜試行版・創刊号＞ p.4

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最近の教会ニュース

１、12 月 13 日、Natal 礼拝をしました。50 名の参加でした。

２、12 月 20 日、山本美代子姉の記念会をしました。11 月 28 日に

召天されました。姉のたましいと、ご遺族の慰めをお祈りします。

３、聖歌隊やってみませんか？来年初めは、楽譜の読み方や音階やリ

ズムなど、音楽の基本講座をし、2016 年度のテーマ讃美歌、聖書

箇所の学びや讃美歌の由来なども学びます。お楽しみに。

４、来年度も維持献金（Dizimo）や献花、教会食堂準備（土曜

日）などの奉仕をよろしくお願いします。献金袋と奉仕表ができてい

ます。ご自由にご記入ください。どなたでも参加できます。

５、Melo 先生の AMILU（音楽教室）、ご紹介ください。

６、徳弘牧師の木曜日のパソコンクラブ、PC 教室は 2 月再開です。

７、家庭集会や訪問の希望、相談等、いつでも連絡ください。

教会図書館開設（試行）

手に入りにくい日本の書籍、特にキリスト教や宗教関係の本を、徳弘牧

師の電子ブックに入れて、希望者に貸出いたします。文字も大きくて読

みやすくしています。まずは順番に一週間借りてみて、読書してみません

か？ ご意見をお聞かせください。この電子ブックをご自分で購入されたい

場合にも、ご相談ください。お手伝いします。

2016 年は、月刊誌を創刊します！今回はテス

ト版。50 周年も無事に祝い、一つの節目を超えるこ

とができました。月刊誌は、日本語とポルトガル語で

短いメッセージを毎月交代で掲載します。説教が聞こ

えにきくい方に、説教をもう一度読むのに役に立つでし

ょう。また、おやすみの方にお送りしたり、友達を教会

に誘いたときに渡してみたり、ご活用ください。また、日

系パロキアの一体感のためにも役に立ちます。お誕生

日やパロキア内の行事を毎月カレンダーでお知らせし

ます。お誕生日の方のことをお祈りしたり、行ける行事

に顔を出してみてください。「この人、この歌、このことば

（仮題）」も連載が始まります。毎月、愛唱讃美歌

や聖句とエピソードを礼拝の中で紹介してもらう

コーナーが始まりますが、ここにも連載します。お

互いの事、もっと知り合いましょう。順番は次の

人を指名できる特権付きで、ドキドキですね。

「出かける教会」も始めます。礼拝堂が手狭

になりましたし、日曜日なかなか来れない方、

遠隔地の方のために、家庭集会を増やしま

す。ご要望をいただいている 2 件、RS の 3 件

に加えて、出かけていきます！ご相談だくださ

い。あなたの役に立つ教会、ご期待ください。ご

協力ください。