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さいしんレポート SAISHIN REPORT 2018 2017.4.1-2018.3.31 ディスクロージャー誌 2018 DISCLOSURE

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さいしんレポートSAISHIN REPORT 2018

2017.4.1-2018.3.31ディスクロージャー誌

2018D I S C L O S U R E

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事業概況《さいしん》について

ごあいさつ

平素は埼玉縣信用金庫に格別のご愛顧とお引き立てを賜り厚くお礼申しあげます。当金庫の経営内容や活動実績をご報告いたします。

平成29年度より新中期経営計画「《さいしん》Activeプラン2017~地域と金庫の好循環を実現する~」をスタートさせ、中長期的な将来を見据え、これまでの取組みを継続、充実させるために次の3つのアクションを掲げました。

埼玉県を本拠とする金融機関として、これまで培ってきた地域密着型金融の取組みを積極的に発信し、お客さまや地域が抱えるさまざまな課題にともに向き合い、解決していくことで、当金庫が提供する価値、「さいしんブランド」の向上を目指してまいります。

平成29年度は、前掲の3つのアクションに沿って、2回目となる「さいしんビジネスフェア2017」の開催や、行政・商工団体・大学等との積極的な連携強化による企業の育成・振興への支援を継続し、地域密着型金融の深化・発展に取り組むとともに、税公金、手形交換・集中業務の外部委託による経営の効率化を実践してまいりました。また、新たなロゴマークの活用や「《さいしん》の聞き上手宣言!」の展開によるコーポレートブランディングを開始し、お客さまの満足と感動を追求するための取組みを始めました。

地域で一番の聞き上手を目指して

おかげさまで当金庫は平成30年2月に創立70周年を迎えました。今後も、お客さまのさまざまなお声に耳を傾け、良質な金融サービスの提供に努め、豊かな社会の未来創造に貢献してまいります。引き続き、当金庫へのご支援をよろしくお願い申しあげます。

平成30年7月 

事業概況......................P01●ごあいさつ ●主要な事業の内容●地区(営業区域)●当金庫の概要

地域貢献......................P03●中小企業の経営の改善及び 地域の活性化のための取組の状況●金融円滑化への取組み

内部管理態勢...............P07●コンプライアンス ●金融ADR制度 ●リスク管理

業務のご案内...............P19●預金積金商品・融資商品●その他金融商品・業務 ●主な手数料

組織と沿革...................P14●総代会制度 ●役員・組織一覧●あゆみ

資料編..........................P25●財務諸表●営業報告 ●連結情報●自己資本の充実の状況等

ネットワーク.................P58●店舗一覧

INDEX

アクション Ⅰ 地域密着型金融の取組みのさらなる深化・発展

アクション Ⅱ 経営の効率化

アクション Ⅲ さいしんブランドの構築ならびにブランド構築に向けた人財育成

埼玉に生きる人誰もが、いきいきと活躍できる社会を実現する、「動きだす BANK」を目指す。

向きあう、つなぐ、ひろげる。● 人・企業・地域の今と未来に向きあう● アイデアとチャンスをつなぐ● 人々の視野や可能性をひろげる

フレンドリー・スマート・アクティブ● 気軽で親身な● 知的で洗練された● 活発的に取り組む

ビジョン実現したい社会

バリュー提供価値

パーソナリティ企業としての人柄

さいしん理念

さいしんブランドコンセプト

ビジョン・バリュー・パーソナリティ

中期経営計画

理事長 橋本義昭

01

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SAISHIN REPORT 2018

1.預金業務当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、定期積金、別段預金、納税準備預金、非居住者円預金、外貨預金、譲渡性預金等を取り扱っております。

2.貸出業務(1)貸付

手形貸付、証書貸付および当座貸越を取り扱っております。

(2)手形の割引銀行引受手形、商業手形および荷付為替手形等の割引を取り扱っております。

3.為替業務(1)内国為替業務

送金為替、代金取立等を取り扱っております。(2)外国為替業務

輸出、輸入および外国送金その他外国為替に関する各種業務を行っております。

4.商品有価証券売買業務国債等公共債の売買等の業務を行っております。

5.投資信託業務証券投資信託の募集等の業務を行っております。

6.社債受託業務信用保証協会保証付私募債および埼玉縣信用金庫保証付私募債にかかる財務代理人(事務代行)業務、引受等を行っております。

7.法律により信用金庫が営むことのできる業務(1)‌‌保険業法(平成7年法律第105号)第275条第1項に

より行う保険募集(2)‌‌地方債または社債その他の債券の募集または管理の

受託(3)‌‌担保付社債信託法(明治38年法律第52号)により行

う担保付社債信託業務(4)‌‌当せん金付証票法の定めるところにより、都道府県知

事等からの委託または都道府県知事等の承認を得て行われる受託機関からの再委託に基づき行う当せん金付証票の販売事務等

(5)‌‌スポーツ振興投票の実施等に関する法律の定めるところにより、独立行政法人日本スポーツ振興センターからの委託または独立行政法人日本スポーツ振興センターの承認を得て行われる受託機関からの再委託に基づき行うスポーツ振興投票券の販売業務等

本 部 熊谷市久下4丁目141番地設 立 昭和23年2月1日出 資 金 231億円会 員 数 177,382名預金積金 27,021億円貸 出 金 16,343億円住宅ローン等個人貸出先数 68,460先

事業先貸出先数 28,746先地方公共団体向け貸出先数 61先

常勤役職員数 1,758名店 舗 数 95店舗ローンセンター 9ヵ所法 人 事 務 所 1ヵ所

当金庫の概要 (平成30年3月31日現在)

埼玉縣信用金庫の主要な事業の内容 (6)‌‌高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)の定めるところにより、高齢者居住支援センターからの委託を受けて行う債務保証の申込の受付および保証債務履行時の事務等(債務の保証の決定および求償権の管理回収業務を除く)

(7)‌‌確定拠出年金法(平成13年法律第88号)により行う業務

(8)‌‌電子記録債権法(平成19年法律第102号)第58条第2項の定めるところにより、電子債権記録機関の委託を受けて行う電子債権記録業に係る業務

8.付随業務(1)債務の保証または手形の引受(2)有価証券投資業務(3)有価証券の貸付(4)公共債の引受(5)金銭債権の取得または譲渡(6)株式会社日本政策金融公庫等の業務の代理(7)国、地方公共団体、会社等の金銭の収納等(8)有価証券、貴金属等の保護預り(9)両替(10)デリバティブ取引(11)金融等デリバティブ取引(12)ファイナンス・リース取引の媒介(13)金の取扱い

地区(営業区域)埼玉県‌全域

東京都‌‌‌足立区、葛飾区、荒川区、北区、板橋区、練馬区、豊島区、新宿区、中野区、清瀬市、東村山市、東久留米市、西東京市、東大和市、武蔵村山市、武蔵野市、西多摩郡瑞穂町

千葉県‌野田市、柏市(旧沼南町は除く)、流山市、松戸市

茨城県‌‌‌古河市(旧総和町・三和町は除く)、猿島郡五霞町、猿島郡境町

群馬県‌伊勢崎市(旧赤堀町・東村・境町は除く)

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

事業概況

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地域貢献

中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況

当金庫は、金融庁『中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針』における地域密着型金融の推進について

方針を定め、積極的な取組みを行っております。平成29年度の取組みについてご紹介いたします。

 

TOPICS1

取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮● 日常的・継続的に取引先企業との関係を強化し、経営の目標や課題の把握・分析を

行っております。

6/7 さいしんビジネスフェア2017開催

 取引先企業のPRの場を提供し、ビジネスマッチングを促進しました。257の団体・企業に出展いただき、約2,300件の商談を実施いたしました。当日の来場者数は15,126名と、盛況のうちに終了いたしました。

 各種セミナーを実施し、顧客企業の課題解決の場を提供いたしました。商工会議所と連携した、クレジットカード決済導入セミナーでは、のべ233名にご参加いただきました。(全4ヵ所) また、知財経営塾では意⾒交換やワークショップ等を通じて、⾃社の経営に活かせる知財活動の具体的なプラン作成・発表を行いました。

各種セミナーの実施

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SAISHIN REPORT 2018

4/20 ささらの会 設立

 当金庫で平成21年から開催している「さいしん若手経営塾」の卒業生組織を設立いたしました。特別講演会の開催など、さらなる経営力の向上や継続的な異業種交流の場を提供しております。設立時の会員数は248名でした。

行政・商工団体・学校等との連携協力(平成29年度実績)

9月22日 蓮田市・蓮田市商工会2月 6日 小川町2月20日 嵐山町3月 5日 深谷市3月 7日 寄居町・寄居町商工会3月14日 学校法人都築学園日本薬科大学3月19日 伊奈町商工会3月20日 川島町3月22日 学校法人郷学舎アルスコンピュータ専門学校3月30日 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

地域の面的再生への積極的な参画 (地域経済の活性化への貢献)

● ミュージックセキュリティーズ株式会社と連携した、クラウドファンディング組成や、行政・商工団体・学校等との協定締結などを通して、地域の活性化を支援しております。

TOPICS2

川島町との協定締結式

その他の取組み

● お客さまの課題に対し、さまざまな分野の専門家と連携して、最適なソリューションを提案しています。不動産ビジネスマッチングサービス業務提携では、376先紹介、うち85件成約、青山財産ネットワークスとの連携では、事業承継・相続等の相談122件、うち商品成約19件となりました。

● 企業ごとに課題把握シート(711件)・事業性評価シート(86件)を作成し、個別の状況や課題を把握して、経営支援に活用しております。

 当金庫では、「経営者保証に関するガイドライン」の趣旨や内容を十分に踏まえ、お客さまからお借入れや保証債務整理の相談を受けた際に真摯に対応するための態勢を整備しております。また、経営者保証の必要性については、お客さまとの丁寧な対話により、法人と経営者の関係性や財務状況等の状況を把握し、同ガイドラインの記載内容を踏まえて十分に検討するなど、適切な対応に努めております。

「経営者保証に関するガイドライン」への取組み平成29年度

新規に無保証で融資した件数 2,903件

新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合 18.24%

保証契約を解除した件数 21件

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

地域貢献

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地域貢献金融円滑化への取組み

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第7条第1項に規定する説明書類

第1 府令第6条第1項第1号に規定する法第4条及び第5条の規定に基づく措置の実施に関する方針の概要(中小企業者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応、住宅資金借入者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応の規定に基づく措置の実施に関する方針の概要)

1.基本的考え方 当金庫が、地域の健全な事業を営む事業者および個人に対して必要な資金を円滑に供給していくこと、ならびに地域の事業者に対する経営相談・経営指導および経営改善に関するきめ細かな支援に取り組むことが当金庫の最も重要な役割の一つであると認識し、適切なリスク管理の下、地域金融機関としての機能を積極的に発揮し金融円滑化に取り組んでまいります。

2.取組みの方針(1)‌‌中小企業者等に対する金融の円滑化を図るた

めの臨時措置に関する法律(「法」といいます)に規定する必要な措置を確保します。

(2)‌‌顧客の経営実態等を踏まえて、適切に新規融資や貸付条件の変更等を行うよう努めます。

(3)‌‌顧客の経営状態等を踏まえて、経営相談・経営指導および経営改善に関する支援を行うよう努めます。

(4)‌‌与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)に関し、顧客に対する説明が適切かつ

十分に行われるよう努めます。(5)‌‌顧客からの与信取引に係る問合せ、相談、要望

および苦情への対応が適切に実施されるよう努めます。

(6)‌‌その他与信取引に関して、地域金融機関としての機能を積極的に発揮するために必要であると、当金庫において判断した事項が適切になされるよう努めます。

3.取組み体制の概要(1)‌‌金融円滑化管理に係る最終意思決定機関を理

事会にいたしました。(2)‌‌金融円滑化管理の実効性を確保するため、平成

21年12月1日に融資部担当役員を委員長、個人金融部(現・営業推進部)担当役員を副委員長とした金融円滑化対策部会を設置いたしました。

(3)‌‌金融円滑化管理のための金融円滑化管理方針、金融円滑化管理規程を制定いたしました。

第2 府令第6条第1項第2号に規定する法第4条及び第5条の規定に基づく措置の状況を適切に把握するための体制の概要(中小企業者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応、住宅資金借入者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応の規定に基づく措置の状況を適切に把握するための体制の概要)

 当金庫は、法第4条および第5条の規定に基づく

金融円滑化についてご報告いたします。

※‌‌平成25年3月31日に中小企業金融円滑化法は終了しましたが、中小企業金融円滑化法施行前より取り組んでいる中小企業者等へのきめ細かな相談対応は当金庫の社会的使命と考えており、これまでと同様に中小企業者等の金融の円滑化に傾注してまいります。

貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数[債務者が中小企業者である場合]‌ (単位:件)

平成29年3月末

平成30年3月末

貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 39,487 43,553

うち、実行に係る貸付債権の数 37,800 41,744うち、謝絶に係る貸付債権の数 1,003 1,052うち、審査中の貸付債権の数 97 111うち、取下げに係る貸付債権の数 587 646

貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数[債務者が住宅資金借入者である場合]‌ (単位:件)

平成29年3月末

平成30年3月末

貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 2,254 2,397

うち、実行に係る貸付債権の数 1,942 2,065うち、謝絶に係る貸付債権の数 117 127うち、審査中の貸付債権の数 9 8うち、取下げに係る貸付債権の数 186 197

中小企業金融円滑化法期限到来後の対応状況

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SAISHIN REPORT 2018

対応措置を適切に把握するために、以下の取組みを実施しております。

1.本部における推進・管理体制 金融円滑化に係る体制整備や業務の遂行および業務の適切性を確保するために金融円滑化対策部会を設置いたしました。これに伴い、(1)‌‌金融円滑化対策部会の主管部署を融資部およ

び営業推進部とし、融資部担当役員を金融円滑化管理責任者に任命し、金融円滑化管理全般を統括させています。

(2)‌‌金融円滑化への取組みに関係する本部部署6部署の各担当部長を金融円滑化管理者に任命し、連携して金融円滑化に係る体制整備や業務の適切性の確保に努めさせています。

2.営業店における推進・管理体制 全営業店に「金融円滑化ご相談窓口」を設置し、全営業店の支店長を金融円滑化相談窓口責任者に任命し、金融円滑化に関する管理全般を担当させています。

3.記録・保存 「金融円滑化マニュアル<事業性融資編>」、「金融円滑化管理マニュアル<住宅ローン編>」、「与信取引における説明の手引き」に基づき貸付条件の変更等の申込みや取下げ・謝絶等について所定の用紙に記録し、5年間保存することとしております。

4.報告  金融円滑化の状況については、金融円滑化対策部会において検証を行い、問題点および改善点等について定期的または必要に応じて理事会等に報告しております。

第3 府令第6条第1項第3号に規定する法第4条及び第5条の規定に基づく措置に係る苦情相談を適切に行うための体制の概要(中小企業者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応、住宅資金借入者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応の規定に基づく措置に係る苦情相談を適切に行うための体制の概要)

 ‌‌ 当金庫は、法第4条及び第5条の規定に基づく措置に係る苦情相談を適切に行うために、以下の取組みを実施しております。

1.金融円滑化苦情相談窓口の設置  本部においては顧客相談グループ内に金融円滑

化相談窓口を設置しております。

埼玉縣信用金庫 顧客相談グループ電話番号 048-526-1111(代表)受付時間 当金庫営業日の午前9時~午後5時

2.営業店およびローンセンターにおける体制  苦情相談対応の責任者を配置しております。また、発生した苦情は全て顧客相談グループへ報告し、金融円滑化対策部会等において情報の共有と原因分析・対応策を協議し、速やかな解決に努める体制としております。

第4 府令第6条第1項第4号に規定する法第4条の規定に基づく措置をとった後において、当該措置に係る中小企業者の事業についての改善又は再生のための支援を適切に行うための体制の概要(中小企業者から債務の弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合等における対応の規定に基づく措置をとった後において、当該措置に係る中小企業者の事業についての改善又は再生のための支援を適切に行うための体制の概要)

 ‌‌ 当金庫は、法第4条の規定に基づき、貸付条件の変更等を実施した中小企業者に対し、以下の取組みを実施しております。

1.経営改善計画等の進捗状況の管理・助言等 経営改善計画等の管理、経営改善への助言等を以下のとおり行っております。(1)‌‌貸付条件の変更等に際して、経営改善計画等を

策定した場合には、当該経営改善計画等の進捗状況を適切に管理します。

(2)‌‌中小企業者からの要請を受けるなど、必要に応じて経営改善への助言等の支援を行います。

2.事業再生支援等の取組み 融資部内に経営支援グループを設置し、中小企業者に対し以下の取組みを積極的に行っております。(1)‌‌中小企業者への経営相談・経営改善計画書の

策定支援(2)中小企業者への事業再生への支援(3)‌‌中小企業者へのライフサイクルに応じたきめ細

かい支援(4)‌‌営業企画部と連携し、ビジネスマッチング、一般

社団法人さいしんコラボ産学官等、当金庫の情報機能やネットワークを活用した支援

(5)中小企業再生支援協議会等を活用した支援

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

地域貢献

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内部管理態勢

コンプライアンスの徹底に向け、態勢強化に取り組んでおります。

信用金庫の社会的使命と公共性の自覚と責任

信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。

質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献

経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客さまのニーズに応えるとともに、セキュリティレベルの向上や災害時の業務継続確保などお客さまの利益の適切な保護にも十分配慮した質の高い金融および非金融サービスの提供等を通じて、地域経済・地域社会の発展に貢献します。

法令やルールの厳格な遵守 あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとることのない、誠実かつ公正な業務運営を遂行します。

地域社会とのコミュニケーション

経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。

人権の尊重等 人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保します。

環境問題への取組み 資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。

社会貢献活動への取組み信用金庫が社会の中においてこそ存在・発展し得る存在であることを自覚し、社会とともに歩む「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動に取り組みます。

反社会的勢力との関係遮断 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除し、関係遮断を徹底します。

当金庫では、地域金融機関として社会的責任を重く受け止め、法令等を遵守することが地元のお客さまの信頼を得ることに

つながるとの信念に基づいて法令等遵守(コンプライアンス)の徹底を経営の最重要課題として位置付けております。

法令等遵守への取組み

倫理綱領は、役職員一人ひとりが公共的使命を有する金融機関人として行動する際の遵守すべき基本原則を示したもので

あり、法令等遵守はもとより企業倫理の一層の徹底を図るため具体的な8つの倫理基準を定めております。

倫理綱領

コンプライアンス

07

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SAISHIN REPORT 2018

コンプライアンス体制を確立するためには、役職員一人ひとりがコンプライアンス意識を高め、企業倫理を実践することが必

要不可欠といえます。当金庫では倫理基準や守るべき法令を解説したコンプライアンス・マニュアルを全役職員に配布し、集合

研修や職場内研修を通じ、コンプライアンスの徹底を図るとともに、営業店ごとに倫理・法令等遵守の徹底を担う「コンプライア

ンス責任者・担当者」を任命し、日常業務におけるコンプライアンスの点検や報告を実践しております。

また、コンプライアンスの専担部署として「コンプライアンス統括部」を設置するとともに、コンプライアンスに関する重要事

項等について分析等を行い、再発防止策や未然防止策について審議する「コンプライアンス委員会」を毎月開催しております。

さらに、職員からのコンプライアンスに関する相談や情報提供および法令違反等に関する通報を受け付ける窓口(ホットライ

ン)の設置や顧問弁護士・監査法人などの外部専門家との連携を図るなど、法令等遵守体制の確立に努めております。

コンプライアンス体制の確立

コンプライアンス組織体制

(連携)

(連携) (連携)報告

ホットライン

(連携)報告 (連携)

報告(連携)

報告(連携)

指示

監査

指示

報告監査

報告

報告

お客さま

対応ご相談・苦情等

営業店

職員等 コンプライアンス担当者

コンプライアンス責任者

報告連絡相談

報告連絡相談

顧客相談グループコンプライアンス統括部部長

コンプライアンス統括グループ

本部各部室コンプライアンス責任者

職員等

報告連絡相談

指示回答検証

指示・回答

報告連絡相談

指示回答検証ホット

ライン

指示・回答

ホットライン

相談回答

報告連絡 報告

(連携)

報告連絡

事務管理委員会部長会議

人事委員会

監事会 理事会等

コンプライアンス委員会

弁護士(事務所)

監査部

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

内部管理態勢

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内部管理態勢

お客さま保護を適切に実践しております。

1.当金庫は、お客さまの知識、経験、財産の状況および当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情報の提供と商品説明をいたします。

2.金融商品の選択・購入は、お客さま自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、お客さまに適正な判断をしていただくために、当該金融商品の重要事項について説明をいたします。

3.当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客さまに事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修等を通じて役職員の知識の向上に努めます。

4.当金庫は、お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。

5.金融商品の販売等に係る勧誘についてご意見やお気づきの点等がございましたら、お近くの窓口までお問合せください。

当金庫は、お客さまの自由な意思を尊重し、その資産、情報およびその他お客さまの利益を保護するため、以下に定める事項

を誓約します。

当金庫は、「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品等の販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の

確保を図ることといたします。

顧客保護等基本方針

金融商品に係る勧誘方針

コンプライアンス

1.お客さまへの説明 お客さまとのお取引に際しましては、法令等に従って金融商品の説明および情報提供を適切かつ十分に行います。

2.お客さまからのご相談・苦情等への対応

お客さまからのお問合せ、ご要望、ご相談または苦情等につきましては、適切かつ誠実に対応します。

3.お客さまの情報の管理 お客さまに関する情報につきましては、法令等を遵守して適切に取得し、安全に管理いたします。

4.業務の外部委託についての管理

お客さまとのお取引に関連して、当金庫の業務を外部委託することにあたりましては、お客さまの情報その他お客さまの利益を守るため、必要かつ適切な外部委託先の監督を行います。

5.お客さまの利益の適正な保護

お客さまのお取引に際しましては、法令等に従い、利益相反管理基本方針に基づいて、お客さまの利益が不当に害されることのないよう、取引を適切に管理し、お客さまの利益を保護いたします。

6.その他の保護 その他、お客さまの保護およびお客さまの利便の向上のため必要と判断される業務の管理を適切かつ十分に行います。

※本方針において「お客さま」とは、「当金庫をご利用されている方およびご利用しようとされている方」を意味します。※‌‌お客さま保護の必要性のある業務は、与信取引、預金等の受入れ、金融商品の販売、仲介、募集等のお客さまと当金庫との間で行われるすべての取引に関する業務です。

お問合せお客さまのご相談・苦情等またはご不明の点は、以下の当金庫顧客相談グループまでお問合せください。埼玉縣信用金庫‌顧客相談グループ住所‌:‌〒360-8611‌埼玉県熊谷市久下4丁目141番地 電話番号‌:‌048-526-1111 受付時間‌:‌当金庫営業日の午前9時~午後5時

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SAISHIN REPORT 2018

1.当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求は断固として拒絶します。

2.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。

3.当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。

4.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。

5.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じるなど、断固たる態度で対応します。

当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断するため、次の

とおり「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、これを遵守します。

反社会的勢力に対する基本方針

また、‌金融犯罪被害に遭われたお客さまに的確に対応できるよう以下の態勢を整備しております。

振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺の情勢は、オレオレ詐欺や架空請求詐欺、利殖勧誘詐欺等その手口も多様化し、特に

近時では現金を直接犯人に手渡す「手交型」の被害が増加傾向にあるなど、お客さまをターゲットにした金融犯罪の発生は歯

止めがかかっておらず、極めて憂慮すべき状況にあります。

こうした情勢下、当金庫では振り込め詐欺等の被害発生を防止するため、以下の通り積極的に取り組んでおります。

●窓口における来店者への注意喚起の徹底および所管警察署の「振り込め詐欺被害防止ホットライン」を利用した警察

との連携による対応

●口座開設や預金支払い時にあたっての取引時確認や支払い目的等の確認の実施

●不正利用預金口座等の取引停止措置の実施

●ATM機器やATMコーナー、ホームページでの注意喚起の実施

●ATMコーナーでの携帯電話使用自粛の呼びかけ

●キャッシュカード振込機能の一部利用制限の実施

●不正利用口座を検知するシステムの導入

●「振り込め詐欺救済法」対応への態勢整備

●偽造・盗難キャッシュカード、インターネットバンキング等被害に対する補償

金融犯罪への取組み

振り込め詐欺救済法に関するお問合せ窓口

電話番号‌:‌0120-547-411(フリーダイヤル)受付時間‌:‌当金庫営業日の午前9時~午後5時

偽造・盗難キャッシュカードに関するお問合せ窓口平 日 午前9時~午後5時‌:‌各お取引店平 日 24時間‌:‌ATMサービスセンター(048-526-7532)土日祝 24時間‌:‌ATMサービスセンター(048-526-7532)

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

内部管理態勢

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内部管理態勢

[苦情処理措置]

 当金庫は、お客さまからの苦情のお申し出に公正かつ的確に対応するため業務運営体制・内部規則を整備し、その内容をホームページ、パンフレット等で公表しております。  苦 情 は、当 金 庫 営 業 日(9時 ~17時 )に 営 業 店( 電 話 番 号 はP58参 照 )ま た は 顧 客 相 談 グ ル ー プ( 電 話: 048-526-1111)にお申し出ください。 証券業務に関する苦情は、当金庫が加入する日本証券業協会から苦情の解決業務等の委託を受けた「特定非営利活動 法 人 証 券・金 融 商 品 あ っ せ ん 相 談 セン タ ー(ADR FINMAC)」(電話:0120-64-5005)でも受け付けております。

[紛争解決措置]

 当金庫は、紛争解決のため、当金庫営業日に前記顧客相談グループまたは全国しんきん相談所(9時~17時・電話:03-3517-5825)、関東地区しんきん相談所(9時~17時・電話:03-5524-5671)にお申し出があれば、埼玉弁護士会

(電話:048-710-5666)、東京弁護士会(電話:03-3581-0031)、第一東京弁護士会(電話:03-3595-8588)、第二東京弁護士会(電話:03-3581-2249)の仲裁センター等にお取り次ぎいたします。また、お客さまから各弁護士会に

直接お申し出いただくことも可能です。 東京三弁護士会の仲裁センター等は、東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、次の(1)、

(2)の方法により、お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会の仲裁センター等をご利用することもできます。 なお、ご利用いただける弁護士会については、あらかじめ、東京三弁護士会、全国しんきん相談所または当金庫顧客相談グループにお問合せください。

(1)現地調停 東京三弁護士会の調停人とそれ以外の弁護士会の調停人がテレビ会議システム等を用いて、共同して紛争の解決にあたります。

(2)移管調停当事者間の同意を得たうえで、当金庫で自主的に協定を締結している埼玉弁護士会の仲裁センターに案件を移管し、同弁護士会の仲裁センターで手続きを進めることができます。

 このほかに、証券業務に関する紛争は、当金庫が加入する日本証券業協会から紛争の解決のあっせん等の委託を受けた前記「特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談 センター(ADR FINMAC)」でも受け付けております。

金融ADR制度への対応

苦情等への業務運営体制

連携

内部監査

検証

全国しんきん相談所・関東地区しんきん相談所※証券・金融商品あっせん相談センター等

東京三弁護士会 仲裁センター 等

コンプライアンス統括グループ

営業店 関係部署 紛争解決(現地調停・移管調停)の申立て

苦情等のお申し出・紛争解決の申立て

紛争解決の

取次ぎ

連携

紛争解決の

取次ぎ依頼

適切な説明・

他機関の紹介

話し合い

苦情等のお申し出

紛争解決への対応

検討・見直し

報告・連絡

検討・見直し

報告・連絡

連携

連携

連携

検証

検証

検証

(業務改善・再発防止検討指示)

検討・見直し

報告・

連絡

適切な説明・

他機関の紹介

話し合い

苦情等の

お申し出

顧客相談グループ(主管部署)

本部各部(担当部)

埼玉弁護士会 示談あっせん・仲裁センター

お客さま

※証券・金融商品あっせん相談センター(ADR FINMAC)(注)金融ADR制度=裁判外紛争解決制度(訴訟に代わる、あっせん、調停、仲裁等の当事者の合意に基づく紛争解決方法)

金融ADR制度

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SAISHIN REPORT 2018

リスク管理態勢を充実・強化し、さまざまなリスクへの備えを行っています。

リスク管理の基本的な考え方

リスク管理体制

 当金庫では、お客さまからお預かりした預金等の保護、また、さらなる地域金融サービスの向上を経営の最重要課題とし、健全性の確保と収益性の向上を目指して、リスク管理態勢の充実・強化に努めております。

 当金庫では、「理事会」が決定した方針に基づき、「リスク管理委員会」において、リスク管理やALMに関する各種方針・施策について組織横断的に協議を行い、その協議結果やリスク管理状況を「理事会」に付議・報告しております。 また、各種リスクの管理部署を設置し、当金庫全体としてリスク管理に努めております。

総合企画部

部長会議

総務部

部長会議

人事部

事務部事務部

オペレーショナル・リスクの総合的管理

事務部、融資部、資金証券国際部、総合企画部、コンプライアンス統括部

風評リスク管理

有形資産リスク管理

人的リスク管理

法務リスク管理

システムリスク管理

事務リスク管理

コンプライアンス委員会

コンプライアンス統括部

事務管理委員会

各 部 室

営 業 店

流動性リスク管理

市場リスク管理

信用リスク管理

統合的リスク管理

総合企画部

リスク管理委員会

理 事 会

余資運用委員会審査委員会

総合企画部総合企画部融資部

営業推進部事務集中部資金証券国際部

資金証券国際部営業企画部営業推進部融資部

営業企画部営業推進部資金証券国際部総合企画部

関係委員会

主管部署

関連部署

リスク管理内部管理態勢

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

内部管理態勢

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内部管理態勢

●統合的リスク管理 統合的リスク管理とは、「リスクの種類ごと(信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク等)に評価したリスクを総体的に捉え、経営体力(自己資本)と比較・対照することによって、リスク管理を行うこと」をいいます。

 当金庫では、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクを統一的な手法(VaR※1、オペレーショナル・リスクは基礎的手法※2)により計量化し、リスク量を自己資本の一定の範囲内とする管理を行っております。

●信用リスク管理 信用リスクとは、「貸出先の財務状況の悪化等により、貸出金等の資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスク」をいいます。 リスク管理の方針および手続きの概要は、自己資本の充実の状況等(定性的な開示事項)をご覧ください。

●市場リスク管理 市場リスクとは、「金利、為替、株式等の変動により、資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスク」をいいます。主な市場リスクは「金利リスク」、「為替リスク」、「価格変動リスク」の3つのリスクがあります。 リスク管理の方針および手続きの概要は、自己資本の充実の状況等(定性的な開示事項)をご覧ください。

●流動性リスク管理 流動性リスクとは、「運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、または通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)および市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)」をいいます。 当金庫では、貸出金等(運用)と預金等(調達)の資金満期をもとに計測した期間ごとの資金の流出の可能額を把握し、翌営業日の支払可能資金額保有の基準を設定するなどにより、日々の資金繰りリスク管理に努めております。 また、有価証券運用においては、市場流動性の高い有価証券への投資を中心に行うなどにより、市場流動性リスク管理に努めております。

●オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクとは、「業務の過程、役職員の活動若しくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被るリスク」をいい、「事務リスク」、「システムリスク」、「法務リスク」、「人的リスク」、「有形資産リスク」、「風評リスク」等があります。 リスク管理の方針および手続きの概要は、自己資本の充実の状況等(定性的な開示事項)をご覧ください。

各種リスク管理

リスク管理

※1 ‌‌VaR(バリュー・アット・リスク:特定の残高を一定期間保有すると仮定した場合において、将来の金利・価格変動により一定の確率で予想される最大の損失額)

※2 基礎的手法(1年間の粗利益に0.15を乗じた額)

規制上の自己資本

リスク資本

リスク許容枠

リスク量実績

自己資本の額自己資本の額

リスク資本リスク資本

バッファーⅠバッファーⅠ

バッファーⅡバッファーⅡ

オペレーショナル・リスクオペレーショナル・リスク

オペレーショナル・リスクオペレーショナル・リスク

信用リスク信用リスク

市場リスク市場リスク

市場リスク市場リスク

信用リスク信用リスク

・バッファーⅠは、自己資本比率4%相当額。・バッファーⅡは、新規商品取組みやリスク拡大時等の予備。

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SAISHIN REPORT 2018

総代会制度を採用しております。

総代会制度

1 総代会制度

2 総代とその選任方法

 信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。会員は1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することになります。しかし、当金庫では会員数が約17万人とたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。 そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、定款の変更、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。

 総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、選任区域ごとに総代候補者を選考する総代候補者選考委員会を設け、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。 また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常業務やアンケートなどを通じて、会員一人ひとりとのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取り組んでおります。 なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、お近くの営業店までお寄せください。

(1)総代の定数・‌‌総代の定数は120人以上150人以内で、会員数に応じて選任区域ごとに定められております。

(2)総代の任期・総代の任期は3年となります。・‌‌総代の重任は原則として5期までとなります。(平成31年度改選期より制度導入)・‌‌総代の定年は原則として80歳となります。(平成28年度改選期より制度導入)ただし、任期の途中で年齢が満80歳に達した場合は、

その任期の満了をもって終わるものとなります。・‌‌平成25年度改選期以前に選任された総代に対しては、重任制限・定年年齢の双方に該当した場合、任期満了となります。(平成31年度改選期より実施)

(3)総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。 総代の選考は、総代候補者選考基準に基づき、次ページ図の手続きを経て選任されます。

①‌‌総代会の決議により、会員の中から総代候補者選考委員を選任

③‌‌総代候補者氏名を店頭掲示し、所定の手続きを経て、会員の代表として総代を委嘱

②‌‌総代候補者選考委員会を開催のうえ、選考基準に基づき、総代候補者選考委員が総代候補者を選考

総代候補者選考委員

会 員

総代会

定款の変更、理事・監事の選任等重要事項の決定

総代候補者

会員の総意を適正に反映するための制度 総 代

組織と沿革

事業概況

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内部管理態勢

組織と沿革

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組織と沿革

資 格 要 件

・‌当金庫の会員であること。

総代候補者選考基準

総代会制度

理事会で総代候補者選考委員の選出(選考基準に照らし適格かを判断)理事会で総代候補者選考委員の選任を総代会の目的事項とする決議

地区を9区の選任区域に分け、選任区域ごとに総代の定数を定める

総代候補者選考委員の選任

理事長は総代に委嘱

総代の氏名を店頭に1週間以上掲示

総代候補者の選考

欠員(選考を行わない)

選任区域の会員数の1/3以上の会員から異議の申出があった総代候補者

会員から異議がない場合等の総代候補者総代の選任

総代会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱

選考委員の氏名を店頭に1週間以上掲示

選考委員が総代候補者を選考

理事長に報告

総代候補者の氏名を店頭に1週間以上掲示

上記掲示について埼玉新聞に公告

当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2以上の場合

当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2未満の場合

異議申出期間(公告後2週間以内)

他の総代候補者を選考(上記 以下の手続きを経て)

2

2

3

1

総代が選任されるまでの手続き

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SAISHIN REPORT 2018

報 告 事 項

第71期(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)業務報告、貸借対照表及び損益計算書報告の件

決 議 事 項

第1号議案 剰余金処分案承認の件第2号議案 定款一部変更の件第3号議案 定款第15条に基づく会員除名の件第4号議案 理事選任の件第5号議案 監事任期満了による選任の件第6号議案 理事退任に伴う退任慰労金支給の件第7号議案 監事退任に伴う退任給与支給の件第8号議案 総代候補者選考委員選任の件

平成30年6月21日に第71期通常総代会を開催し、決議事項については、それぞれ原案の通り承認可決されました。

選任区域 総代数 氏名※選任区域ごとの店番順・五十音順にて記載(平成30年6月21日現在)

第1区本店営業部 秩父支店 本庄支店 行田支店羽生支店 深谷支店 寄居支店 籠原支店上之支店 籠原南支店 江南支店 熊谷東支店

23

大久保和政‌①‌ 岡部 洋一‌③‌ 影近 正雄‌④ 木島 一也‌④‌ 野中 弘之‌⑭松本 邦義‌②‌ 齋藤 宗次‌⑥‌ 長谷川 茂‌①‌ 小林 玉枝‌②‌ 高橋 博志‌⑦髙橋 福八‌⑩‌ 大谷 栄輔‌②‌ 藤井 尚子‌①‌ 保泉 欣嗣‌⑨‌ 石塚 公夫‌④中澤 達夫‌②‌ 佐々木優至‌③‌ 田部井俊克‌②‌ 荻野 幸一‌⑤‌ 吉岡 虎市‌④池田 三郎‌⑮‌ 中村 定弘‌①‌ 湯本  勇‌⑬

第2区浦和支店 北浦和支店 与野支店 南浦和支店大東支店 西堀支店 浦和東支店 大間木支店大久保支店

15池田由季子‌①‌ 小泉 勝暉‌⑨‌ 染谷 幸一‌②‌ 半田 昭雄‌⑪‌ 宮澤 忠昭‌⑤渡辺 伸治‌⑤‌ 河野 和夫‌⑤‌ 吉岡  均‌②‌ 桑原 一男‌③‌ 丸   弘‌④青栁  勲‌⑤‌ 田中 和好‌④‌ 星野 栄一‌①‌ 小久保英久‌①‌ 志村 英寿‌①

第3区大宮支店 岩槻支店 大宮西支店 大和田支店三橋支店 片柳支店 宮原東支店 宮原支店七里支店 東岩槻支店 東大宮支店

15川鍋 裕夫‌①‌ 清水 俊男‌②‌ 金子 晴房‌②‌ 齊藤 公司‌③‌ 豊田 重人‌④上原 弘之‌④‌ 新藤耕四郎‌④‌ 加藤 興一‌④‌ 戸山 雅友‌④‌ 福田 敏明‌①小山 喜福‌③‌ 嶋村  豊‌②‌ 栗原 邦彦‌①‌ 高橋 正次‌④‌ 山田 嘉松‌⑤

第4区川越支店 新河岸支店 坂戸支店霞ヶ関支店 鶴ヶ島北支店 鶴ヶ島支店川越南支店 川越西支店 南古谷支店

17加藤 藤雄‌④‌ 鈴木 忠夫‌⑤‌ 原  敏成‌②‌ 高見澤松久‌⑥‌ 西村 暢夫‌④松本 光司‌⑥‌ 山田 英雄‌③‌ 石田 一男‌③‌ 清水 澄弘‌⑥‌ 山村  寛‌④吉川菊次郎‌③‌ 川村 一夫‌⑥‌ 竹花 運二‌⑥‌ 栗原 義雄‌①‌ 岡村 守朗‌④町田 明美‌②‌ 関口 健二‌①

第5区加須支店 鴻巣支店 桶川支店 上尾支店北本支店 吹上支店 上尾西支店 原市支店鴻巣西口支店 騎西支店 北本西口支店花崎支店 伊奈支店 桶川西口支店

22

田口  猛‌④‌ 根岸 和夫‌②‌ 原田 孝治‌⑯‌ 新井 正敏‌⑦‌ 齊藤  覚‌②斎藤 義夫‌④‌ 佐藤千代子‌⑦‌ 竹内 行雄‌④‌ 津田 健三‌⑥‌ 青木 勝美‌⑤岩﨑  勉‌⑦‌ 中山 茂三‌③‌ 大塚 崇行‌②‌ 岡田 惠司‌③‌ 富永  建‌⑤大澤 利夫‌⑨‌ 野口  宗‌①‌ 今井  弘‌⑤‌ 今井 博幸‌②‌ 河原塚 透‌①東   守‌①

第6区春日部支店 杉戸支店 蓮田支店 白岡支店久喜支店 豊春支店 幸手支店春日部西口支店 宮代支店

15新井 雅子‌②‌ 遠藤  清‌④‌ 尾堤 英雄‌③‌ 根本 武雄‌⑤‌ 関口 博正‌⑦細井 勝保‌②‌ 渡辺 嘉一‌⑯‌ 清山 和男‌④‌ 小和板康二‌④‌ 興  淳明‌⑭矢島 幹美‌⑤‌ 押田 重美‌⑥‌ 赤澤  哲‌⑤‌ 辻  定雄‌③

第7区越谷支店 草加支店 大袋支店 八潮支店八潮南支店 東八潮支店 西草加支店北草加支店 越谷平方支店 川口朝日支店三郷支店

15井橋 武治‌④‌ 小暮 進勇‌②‌ 関根 弘良‌①‌ 池田 國雄‌⑧‌ 野口 卓爾‌⑯藤城 武志‌③‌ 渡辺美和子‌②‌ 髙橋 秀一‌①‌ 富岡 国洋‌①‌ 清水 昭禎‌②関  孝治‌⑪‌ 花田 隆司‌⑦‌ 菅谷 貞男‌①‌ 田中德兵衞‌①

第8区ふじみ野支店 所沢東支店 狭山支店上福岡支店 新座支店 朝霞支店 鶴瀬支店武蔵藤沢支店 三芳支店

14新井  勇‌⑤‌ 斉藤 浩宣‌⑤‌ 澁谷  稔‌②‌ 嶋村  繁‌②‌ 下司 泰史‌②中村 晴一‌②‌ 堀 幸二郎‌①‌ 小坂部和明‌⑤‌ 井口 輝雄‌①‌ 須﨑 勝茂‌②本  巖‌①‌ 中野 芳男‌③‌ 杉田 富徳‌⑥‌ 有村  誠‌①

第9区東松山支店 森林公園支店 小川支店越生支店 毛呂山支店 嵐山支店 高坂支店川島支店 吉見支店 都幾川支店 長瀬支店

12江野祐一郎‌⑤‌ 嵩  海雄‌③‌ 小林 富一‌③‌ 利根川 博‌⑥‌ 永野 英吉‌⑥鈴関 成昭‌⑥‌ 宮﨑 通泰‌⑥‌ 比留間滋房‌③‌ 関根 正治‌⑤‌ 松浦  博‌⑥新井 芳徳‌②‌ 元田 勝昭‌⑥

※総代の選任区域および総代数については平成28年総代選任時となっております。※氏名の後の数字は総代への就任回数となっております。

(敬称略)

合計人数145人

60歳以下8%61~65歳11%

66~70歳14%

71~75歳28%

76~80歳17%

81歳以上22%

年代別構成比 業種別構成比就任回数別構成比

合計人数145人

1~2期36%

3~4期28%

5~6期22%

7~8期5%

9~10期3%

11期以上6%

合計人数145人

製造業24%

建設業7%

卸売業、小売業21%

不動産業、物品賃貸業21%

医療、福祉5%

その他22%

※「その他」の中には11業種あります。

3 第71期通常総代会の目的事項

5 総代の構成比(構成比率は小数点以下の調整を行っております。)(平成30年3月末現在)

4 総代の氏名

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

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ネットワーク

組織と沿革

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組織と沿革

役員・組織一覧

※は職員外理事です。(平成30年6月21日現在)

会  長(代表理事) 安 田  格理 事 長(代表理事) 橋 本 義 昭専務理事(代表理事) 竹 田 順 正専務理事(代表理事) 中 山 秀 雄常務理事 神 田  茂常務理事 鈴 木  努常務理事 池 田 啓 一常務理事 西 村 芳 夫常務理事※ 豊 田 猛 夫

常勤理事 新  哲 哉常勤理事 井 上 義 夫常勤理事 増 田 達 也常勤理事 松 岡 伸 幸理  事※ 小 沢 敬 臣常勤監事 内 山 憲 司監  事 鬼久保勝臣監  事 宇 野 次 昭員外監事 間 庭 正 雄

執行役員 橋 立   実執行役員 野 本 幸 夫執行役員 堀 口 浩 行

◆役 員

◆組 織

◆執行役員

役員・組織一覧

総務部

資金証券国際部

人事部

営業企画部

営業推進部

融資部

事務部

事務集中部

総合企画部

コンプライアンス統括部

営業部ブロック

浦和ブロック

大宮ブロック

川越ブロック

鴻巣ブロック

春日部ブロック

草加ブロック

富士見ブロック

東松山ブロック

お客さま

会員

監査部

常勤理事

非常勤理事

理事会常務会 代表理事会

会長

理事長 専務理事常勤監事

監事会

非常勤監事

監事室

営業店

営業統括本部 業務サポート統括本部

総代会

常務理事

(平成30年6月21日現在)

17

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SAISHIN REPORT 2018

地域とともに他にはない価値を創造してまいります。

昭和22年11月県内9市街地信用組合(熊谷・浦和・大宮・川越市・秩父・本庄・忍町・羽生・加須の各信用組合)の代表者により新組合に関する覚書締結

昭和22年12月 市街地信用組合法による埼玉縣信用組合設立許可

昭和23年  2月 9市街地信用組合より新勘定の事業の全部を引継ぎ事業開始

昭和25年  4月 中小企業等協同組合法による信用組合に改組

昭和26年10月 信用金庫法制定に伴い、信用金庫に改組改称「埼玉縣信用金庫」として発足

昭和28年  9月 中小企業金融公庫(現:日本政策金融公庫)代理店業務取扱開始

昭和29年  5月 内国為替取引開始

昭和30年11月 本店新築落成

昭和32年  3月 住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)業務取扱(浦和支店)

昭和33年  2月 創立10周年記念式典挙行

昭和39年  5月 日本銀行との当座取引開始

昭和40年  5月 日本銀行歳入代理店指定(本店営業部)

昭和50年  7月 オンラインシステムに移行

昭和53年  2月 創立30周年記念式典挙行(金庫旗・金庫歌を制定)

昭和54年10月 両替商業務の取扱開始(本店営業部)

昭和56年  3月 外為取次業務開始

昭和57年  7月 金売買業務の取扱開始

昭和57年10月 第二事務センター設置・第二次オンラインスタート

昭和58年  6月 国債等の募集の取扱開始

昭和59年  8月「さいたま緑のトラスト協会」への出資(現:公益財団法人さいたま緑のトラスト協会)翌年度より、『埼玉県緑のトラスト基金』への寄付を開始

昭和60年10月 外為業務の取扱開始

昭和62年  6月 公共債の売買業務の取扱開始

昭和62年  9月 第1回『旅の生きがい大学~信玄の隠し湯と西伊豆の旅~』を実施

昭和63年  2月 創立40周年

昭和63年  6月 埼信ビジネスサービス株式会社を設立

平成  4年11月 さいしん熊谷ビル新築落成

平成  5年  2月 浦和レッズとのオフィシャルパートナー(スポンサー)契約締結

平成  5年  6月 私募債受託業務開始

平成  6年  6月 埼信リース株式会社を設立

平成  6年10月 土地信託等の信託代理業務開始

平成  7年  5月 担保付社債信託法の許可取得

平成  7年11月 社債等登録機関の指定

平成  8年  2月 東京手形交換所直接交換参加

平成  8年  8月 インターネットホームページ開設

平成  8年11月 ATM祝日稼働開始

平成  9年  4月 「財団法人さいしん福祉財団」(現:公益財団法人さいしん福祉財団)設立

平成10年  1月 創立50周年式典挙行

平成10年  5月 インターネット・バンキング取扱開始

平成10年12月 投資信託窓口販売業務開始

平成11年  3月 郵貯ATM(現:ゆうちょ銀行ATM)との相互接続取扱開始

平成11年10月 モバイル・バンキングサービスの取扱開始

平成11年11月 熊谷ローンセンター設置

平成12年  1月 小川信用金庫と「事業譲渡契約」の締結

平成12年  3月 デビットカードサービス取扱開始

平成13年  1月 小川信用金庫からの事業譲受

平成13年  4月 損害保険の窓口販売開始

平成13年11月 M&A仲介業務取扱開始

平成14年  1月 草加ローンセンター、川越駅前ローンプラザ設置

平成14年10月 生命保険の窓口販売開始

平成14年11月 確定拠出年金の取扱開始

平成15年  7月 アイワイバンク銀行(現:セブン銀行)とATM利用提携

平成15年10月 国民生活金融公庫(現:日本政策金融公庫)と業務提携

平成16年  6月 中小企業金融公庫(現:日本政策金融公庫)との業務提携

平成16年10月 北浦和ローンセンター設置

平成18年  3月 コラボ産学官埼玉支部設立

平成18年  7月 春日部西口ローンセンター設置

平成18年  8月 大宮ローンセンター設置

平成19年  2月 ふじみ野ローンセンター設置

平成19年  5月 新勘定系システム稼働開始

平成19年  9月 鴻巣ローンセンター設置

平成20年  2月 創立60周年

平成20年  3月 プロゴルファー石川遼氏とのスポンサー契約締結

平成21年  8月 第1回『さいしん夏休みキッズスクール』開校

平成21年10月 第1期『さいしん若手経営塾』開講

平成21年11月 投信インターネットサービス取扱開始

平成22年  1月 ATM 365日稼動開始

平成22年  4月 ビューアルッテ(JR東日本)とATM利用提携

平成22年  9月 埼玉県と防災協力に関する包括協定締結

平成23年  2月 「さいしん成長基盤強化応援ファンド」取扱開始

平成23年  6月 埼玉県と廃棄物不法投棄の情報提供に関する協定締結

平成24年  4月 上尾ローンセンター設置

平成25年12月 外国子会社向け貸付の認可取得

平成26年  3月 「創業サポートデスク」の設置

平成26年  4月 預金積金残高2兆5,000億円達成

平成26年  7月 埼玉県と「共助社会づくりのための協力に関する協定」締結

平成27年  3月 埼玉県との包括的連携協定締結

平成27年  6月 「さいしんビジネスフェア2015」開催

平成28年  4月 浦和東支店を新装開店し、土日も相談業務を開始

平成28年  5月 コラボ産学官埼玉支部を法人化し、「一般社団法人さいしんコラボ産学官」設立

平成29年  2月 スマートフォン専用口座開設アプリ提供開始

平成29年  4月 さいしん若手経営塾卒業生による会員組織若手経営者の集い「ささらの会」発足

平成29年  6月 「さいしんビジネスフェア2017」開催

平成29年  7月 「お客さま本位の業務運営基本方針」を制定

平成30年  2月 創立70周年

《さいしん》のあゆみ

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

組織と沿革

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業務のご案内

さまざまなニーズにお応えする商品を取り扱っております。

≪当金庫商品の預金保険制度対象について≫全額・・・預金保険制度により決済用預金として全額保護の対象となります。一部・・・預金保険制度の付保対象商品です。預金保険によって元本1,000万円までとその利息が保護の対象となります。

(当金庫に複数の口座がある場合は、それらの預金元本を合計して1,000万円までとその利息が保護されます。)対象外・・・預金保険制度の対象外商品です。� (平成30年6月現在)

お客さまの資産を増やすお手伝いをいたします。

預金積金商品

預金積金商品

商品名 内容と特色 お預け入れ期間 お預け入れ金額 預金保険制度の対象

普通預金 公共料金等の自動支払および給与・年金等の自動受取がご利用いただけます。

随時お預け入れ、お引き出しできます。

1円以上1円単位 一部

普通預金(無利息型) 利息がつきません。預金保険制度により決済用預金として全額保護の対象となります。

随時お預け入れ、お引き出しできます。

1円以上1円単位 全額

当座預金 手形・小切手がご利用いただけます。預金保険制度により決済用預金として全額保護の対象となります。

随時お預け入れ、お引き出しできます。

1円以上1円単位 全額

貯蓄預金 お預け入れ残高に合わせて段階別金利を適用いたします。随時お預け入れ、お引き出しできます。1円以上1円単位 一部

納税準備預金 租税納付目的で払い戻した場合は税金がかかりません。 随時お預け入れ、お引き出しできます。

1円以上1円単位 一部

通知預金 一時的な運用に適しております。 預入日から7日間の据置期間が必要です。

1万円以上1円単位 一部

定期預金

大口定期預金 1,000万円からの、まとまった資金を運用いただけます。 1カ月~5年 1,000万円以上1円単位 一部

スーパー定期預金余裕資金をプランに合わせて運用いただけます。 1カ月~5年

500円以上300万円未満1円単位

一部スーパー定期預金300 300万円以上

1円単位

期日指定定期預金 1年の据置期間経過後は、いつでもお引き出しできます。 最長3年 500円以上300万円未満1円単位 一部

変動金利定期預金 6カ月ごとに適用金利を見直しいたします。 1年~3年 500円以上1円単位 一部

年金福祉定期500 当金庫で年金を受け取られている方、受取予約をされた方に、金利を優遇いたします。 1年 1人500円以上

500万円以下 一部

定期積金

スーパー積金 毎月計画的に積み立てていただく積金です。 6カ月~5年 1,000円以上1,000円単位 一部

100万円積金 満期時契約額が100万円以上となる積金です。 1年~5年 1,000円以上1,000円単位ただし契約金額100万円以上 一部

特典いろいろ積金 当金庫と提携する店舗での買物、旅行、食事等の割引特典が受けられる積金です。 3年~5年 2万円以上

1,000円単位 一部

旅の生きがい大学積金

当金庫が毎年実施している『旅の生きがい大学』をご案内いたします。 1年~5年 1,000円以上1,000円単位

ただし契約金額100万円以上 一部

外貨預金

外貨普通預金米ドル、ユーロ、オーストラリアドルの通貨からお選びいただけます。毎月のお取引内容をステートメント(受払照合表)でお知らせいたします。

随時お預け入れ、お引き出しできます。

1通貨単位以上(例えば米ドルの場合1ドル)

1補助通貨単位(例えば米ドルの場合1セント)

対象外

外貨定期預金 米ドル、ユーロ、オーストラリアドルの通貨からお選びいただけます。自動継続もお取り扱いしております。 1カ月~1年

100通貨単位以上(例えば米ドルの場合100ドル)

1補助通貨単位(例えば米ドルの場合1セント)

対象外

譲渡性預金(NCD) 5,000万円以上の大口資金を短期間運用いただけるほか、満期日前の譲渡が可能です。 2週間~2年 5,000万円以上

1,000万円単位 対象外

財形預金

一般財形預金 給与からの天引きで支払使途制限のない預金です。 3年以上 1,000円以上1,000円単位 一部

財形年金預金 豊かな老後に備える、非課税特典のある預金です。 5年以上 1,000円以上1,000円単位 一部

財形住宅預金 住宅資金に備える、非課税特典のある預金です。 5年以上 1,000円以上1,000円単位 一部

通帳名 内容と特色

総合口座通帳 普通預金と定期預金を1冊の通帳でご利用いただけます。「受け取る」「貯める」「支払う」機能のほか、「借りる」機能として定期預金の90%かつ500万円以下の範囲で当座貸越がご利用いただけます。

自由金利定期預金通帳「大河」 大口定期預金、スーパー定期預金、変動金利定期預金が1冊の通帳でご利用いただけます。「さいしんゴールドカード」とセットで、定期預金の90%かつ1,000万円以下の範囲で当座貸越がご利用いただけます。

定期預金通帳 スーパー定期預金、変動金利定期預金、期日指定定期預金が1冊の通帳でご利用いただけます。当座貸越機能はございません。

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SAISHIN REPORT 2018

融資商品

融資商品

◆主な事業者向け融資地元企業・事業主のお客さまを応援する融資商品です。

商品名 お使いみちと特色 ご融資期間 ご融資額《さいしん》サポートローン「応援宣言」〈開拓者〉

ご融資取引がないお客さまを対象に、運転資金・設備資金にご利用いただけます。また、代表者保証免除のお取扱いも可能です。

運転5年以内設備10年以内 100万円以上3,000万円以内

《さいしん》VIPファンド 運転資金・設備資金にご利用いただけます。 運転5年以内設備10年以内 1億円以内

《さいしん》サポートローン「応援宣言」 2年以上同一事業を営む法人および個人事業主のお客さまに、無担保で運転資金・設備資金にご利用いただけます。

運転5年以内設備10年以内 100万円以上1億円以内

《さいしん》サポートローン「応援宣言」<ドクターα><ドクターβ><ドクターγ>

医療業を営む個人事業主、医療法人、また医療業を開業する個人の方が、運転資金・設備資金にご利用いただけます。

6カ月以上25年以内 100万円以上

※各商品ごとに異なりますのでご相談ください。

《さいしん》成長基盤強化応援ファンド

当金庫の定める11の成長基盤分野に該当し、成長基盤強化に資する運転資金・設備資金にご利用いただけます。

運転1年超5年以内100万円以上15億円以内

設備1年超25年以内

《さいしん》創業支援融資チャレンジサポートローン

県内において独立して新たに開業する方を対象に、無担保で運転資金・設備資金にご利用いただけます。 5年以内 500万円以内

《さいしん》アパートマンションローン 賃貸用住宅の新築・購入・増改築・修繕資金にご利用いただけます。

最長35年 原則3,000万円以上

※固定金利選択型10年を希望する場合は5,000万円以上

《さいしん》コミュニティサポートローン

「特定非営利活動法人」の法人認証を受け、地域の課題解決など公益活動に取り組むNPO法人のお客さまにご利用いただけます。

運転5年以内設備10年以内 3,000万円以内

制度融資 埼玉県および各市町村の制度融資をお取り扱いしております。

代理貸付 住宅金融支援機構、日本政策金融公庫、信金中央金庫、中小企業基盤整備機構、環境再生保全機構、勤労者退職金共済機構、福祉医療機構など

◆その他

商品名 お使いみちと特色 ご融資期間 ご融資限度額 担保・保証機関

しんきん住宅ローン住宅購入、新築増改築、住宅用土地購入、借換資金にご利用いただけます。もしもの時の大きな安心、「就業不能保障・3大疾病保障付住宅ローン(団体信用生命保険)」が選べます。

35年以内 8,000万円 不動産担保しんきん保証基金

全国保証住宅ローン「住まいる いちばん ネクストV」

住宅購入、新築増改築、住宅用土地購入、借換資金にご利用いただけます。もしもの時の大きな安心、「就業不能保障・3大疾病保障付住宅ローン(団体信用生命保険)」が選べます。

35年以内 1億円 不動産担保全国保証

《さいしん》女性向け住宅ローン「シャイナス」

住宅購入、新築増改築、住宅用土地購入、借換資金にご利用いただけます。出産・育児、お子さまの就学、介護など、さまざまなライフシーンにあわせてご返済方法を見直すことができます。

30年以内 8,000万円不動産担保しんきん保証基金または全国保証

しんきん無担保住宅ローン 住宅購入、新築増改築資金にご利用いただけます。もしもの時の大きな安心、「就業不能保障・3大疾病保障付住宅ローン(団体信用生命保険)」が選べます。 20年以内 2,000万円 しんきん保証基金

全国保証住宅ローン「住まいる いちばん セレクト」

住宅ローンの借換資金にご利用いただけます。もしもの時の大きな安心、「就業不能保障・3大疾病保障付住宅ローン(団体信用生命保険)」が選べます。 20年以内 1,500万円 全国保証

リフォームプラン 住宅増改築、エクステリア等の修繕費用にご利用いただけます。 15年以内 1,000万円 しんきん保証基金

マイカーローン マイカー・バイク購入資金、免許取得費用、車検・修理費用、借換資金等(営業車両を除く)にご利用いただけます。 10年以内 1,000万円 しんきん保証基金

教育ローン 入学金、授業料、学校納付金、教育関連資金にご利用いただけます。 16年以内 1,000万円 しんきん保証基金

リピートプラン

マイカーローンを繰り返しご利用いただくお客さまにお得なプランです(ご利用条件がございます)。 10年以内 1,000万円 しんきん保証基金

教育ローンを繰り返しご利用いただくお客さまにお得なプランです(ご利用条件がございます)。 16年以内 1,000万円 しんきん保証基金

リフォームプランを繰り返しご利用いただくお客さまにお得なプランです(ご利用条件がございます)。 15年以内 1,000万円 しんきん保証基金

教育カードローン 入学金、授業料、学校納付金、教育関連資金にご利用いただけます。ご融資金額コースの限度額まで何度でもATMでのお借入が可能です。

・貸越期間4年10カ月以内・返済期間10年以内

100万円~500万円 しんきん保証基金

クイックローン 旅行、結婚、医療資金等のフリー資金にご利用いただけます。 10年以内 500万円 しんきん保証基金

個人カードローン お使いみちは自由(事業資金等を除く)です。持っていて安心、急な出費をしっかりサポートします。 3年更新 10万円~

100万円 しんきん保証基金

カードローン「With住まいる」

お使いみちは自由(事業資金等を除く)です。全国保証住宅ローンをご利用中のお客さま限定となります。 3年更新 50万円~

200万円 全国保証

《さいしん》フリーローン「自由自彩」

お使いみちは自由です。暮らしに彩りを、思いのままに。携帯電話(モバイル・スマートフォン)からも、お申込みできます。 10年以内 500万円 クレディセゾン

《さいしん》カードローン「自由自彩」 お使いみちは自由です。必要な時に身近なATMでご利用いただけます。 3年更新 50万円~

900万円 信金ギャランティ

空き家活用ローン 居住用の空き家についての改築・改装費用をはじめ、解体や防災・防犯対策費用など幅広くご利用いただけます。 10年以内 500万円 ジャックス

◆主な個人向け融資住宅ローン、マイカーローンやお使いみち自由なカードローンなど、あらゆるニーズにお応えいたします。

(平成30年6月現在)

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

業務のご案内

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業務のご案内

さまざまな資産運用商品や国際金融サービスを取り扱っております。

◆主な証券関連業務・窓口販売業務

その他金融商品・業務

商品名 特色

《さいしん》運用プラン「三ツ星」 投資信託または外貨定期預金の新規ご契約額を上限に、同時にお預け入れの円定期預金の金利を優遇する商品です。

《さいしん》退職金運用プラン「輝き星」

退職金による円定期預金の金利を優遇する商品です。投資信託または外貨定期預金とセットでお申込みいただけます。

公共債 利付国債、個人向け国債、一部公募地方債をお取り扱いしております。

投資信託 投資信託の販売を行っております。当金庫では、お客さまの多様化するニーズにお応えするため、充実した商品をお取り扱いしております。

《さいしん》投信インターネットサービス

個人のお客さまが、ご自宅で投資信託の各種お取引をご利用いただけます。

保険募集業務 当金庫では、「個人年金保険」「終身保険」「火災保険」「債務返済支援保険」「医療保険」「がん保険」等、各種保険商品をお取り扱いしております。

純金積立 毎月3,000円以上の金地金を購入し、積み立てる商品です(元本保証や利息の付く商品ではありません)。

確定拠出年金(個人型) 老後生活資金形成のための制度です。運営管理機関・受付金融機関として加入者の皆さまをサポートいたします。

私募債の受託業務信用保証協会保証付私募債

お客さまが信用保証協会と当金庫の共同保証により発行される社債の財務代理人業務、引受等を行っております。

埼玉縣信用金庫保証付私募債お客さまが当金庫の保証により発行される社債の財務代理人業務、引受等を行っております。

◆主な国際業務・信託業務商品名 特色

外国為替(貿易取引) 輸出手形の買取・取立、輸入信用状の発行、輸入手形の決済、荷物引取保証などをお取り扱いしております。

外国送金 海外へのご送金、海外からのご送金の受取りなどをお取り扱いしております。

インパクトローン(外貨建融資)米ドル等の外貨によるご融資をお取り扱いしております。資金調達の多様化、為替リスクのヘッジなどにご利用いただけます。

外国子会社貸付 海外子会社への直接融資をお取り扱いしております。海外直接貸付を通じ、お取引先企業の海外展開をサポートいたします。

先物外国為替 輸出入取引や外貨預金・外貨建融資等にかかる先物為替相場の予約をお取り扱いしております。

《さいしん》外為インターネットサービス

法人または個人事業主のお客さまが、オフィス・ご自宅からインターネット経由で仕向外国送金、輸入信用状、外貨預金振替のお申込みをご利用いただけます。

外貨宅配サービス 36通貨の外国紙幣をご指定の場所までご指定の時間帯に代金引換にて、お届けいたします。

信託業務 信託契約代理店として、金銭信託・年金信託・土地信託・不動産管理信託・公益信託・特定贈与信託・特定金銭信託などをお取り次ぎいたします。

国民年金基金 自営業者の方が、ゆとりある老後を過ごすことができるように老齢基礎年金に上乗せする公的な年金です。信託代理店としてお取り次ぎいたします。

遺言信託・遺産整理業務 個人では解決の難しい「遺言信託・遺産整理業務」についてのご相談を全店でお取り次ぎいたします。

(平成30年6月現在)

その他金融商品・業務・各種サービス

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SAISHIN REPORT 2018

各種サービスサービス名 特色

《さいしん》キャッシュサービス 当金庫のキャッシュコーナーに設置のATMで、現金のお預け入れ・お引き出し、お振込み、残高照会などがご利用いただけます。

生体認証登録 ICチップに登録した、お客さまの一人ひとり異なる指静脈認証により極めてセキュリティの高いお取引が可能となります。

しんきんゼロネットサービス 当金庫のキャッシュカードで、全国の信用金庫のATMがご利用いただけます。ご利用手数料は無料です。※ただし時間帯によって手数料がかかることがあるほか、一部、本サービスの対象とならないしんきんATMがございます。

デビットカードサービス J–Debit加盟店にて、キャッシュカードで代金支払ができます。また、加盟店のお申込みも受け付けております。

クレジットカード しんきんカード(VISA・JCB)のお申込みをお取り次ぎいたします。

自動支払 公共料金・保険料・授業料・家賃・各種クレジット料金など、預金口座からの自動支払がご利用いただけます。

給与振込 毎月のお給料やボーナスが勤務先から直接指定の預金口座に振込まれます。

年金受取 各種年金が指定の預金口座に振込まれます。

送金・振込 全国の信用金庫・銀行・信託銀行・信用組合・農業協同組合・ゆうちょ銀行などの指定の預金口座にご送金・お振込ができます。

自動振込サービス 一定のサイクルで一定の金額を同じ相手先に自動的にお振込いただけます。

自動集金サービス 家賃・駐車場代・管理費等を自動的、継続的に振替いたします。

Pay-easy(ペイジー) 税金・公共料金等がパソコン・スマートフォン・携帯電話からお支払いいただけます。

《さいしん》アプリ スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、普通預金口座開設のお申込みができます。

ファームバンキングサービス 専用ソフトを利用し、パソコンで預金残高・入出金明細の照会や振込、給与(賞与)振込がご利用いただけます。

《さいしん》ダイレクトビジネス 法人のお客さまがパソコン・携帯電話で、預金残高・入出金明細の照会や振込、給与(賞与)振込をご利用いただけます。

《さいしん》ダイレクトパーソナル 個人のお客さまがパソコン・スマートフォン・携帯電話で、預金残高・入出金明細の照会や振込をご利用いただけます。

メールオーダーサービス 郵便により、住宅ローン・個人ローン(別途来店手続きが必要)、普通預金口座開設・公共料金口座振替のお申込み、ご住所の変更がお申込みいただけます。

夜間金庫 営業時間終了後でも、毎日の売上金をその日のうちにお預かりいたします。

貸金庫 預金証書・株券・貴金属などの大切な財産、貴重品を金庫室で厳重に保管いたします。

しんきん電子マネーチャージサービス パソコン、スマートフォン、携帯電話からの操作により、預金口座から電子マネー(楽天Edy)をチャージできます。

口座振替受付サービス 預金口座振替契約がお届印なしでキャッシュカードまたはインターネット上で行えるサービスです。

《さいしん》でんさいサービス 株式会社全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)が提供する、手形・振込に代わる決済サービス「でんさい」をご利用いただけます。

(平成30年6月現在)

産学官連携サービス

産学官連携 「一般社団法人さいしんコラボ産学官」と連携し、大学・研究機関と中小企業や行政とのマッチングを行い、地域や中小企業の活性化を支援しております。

(平成30年6月現在)

《さいしん》ビジネス・マッチングサービス

ビジネス・マッチング 当金庫の取引先の企業同士の“受注・発注・提携”などのビジネスニーズを《さいしん》のネットワークを介して結びつけるサービスです。

(平成30年6月現在)

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

業務のご案内

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業務のご案内

◆振込(1件につき)当金庫同一店宛(注1) 当金庫本支店宛 他金融機関宛

振込金額5万円未満 振込金額5万円以上 振込金額5万円未満 振込金額5万円以上 振込金額5万円未満 振込金額5万円以上窓口 324円 540円 324円 540円 648円 864円

ATM現金 108円 324円 108円 324円 432円 648円カード(注2) 無料 無料 108円 324円 432円 648円

《さいしん》ダイレクトパーソナル 無料 無料 無料 無料 108円 216円《さいしん》ダイレクトビジネス 無料 無料 108円 324円 432円 648円定額自動振込(注3) 108円 216円 216円 432円 540円 756円

注1 当金庫同一店宛とは次のものをいいます。窓口…受取口座と同一店窓口でのお振込 ATM…受取口座と同一店ATM(出張所含む)でのお振込 

《さいしん》ダイレクト・定額自動振込…引落口座と受取口座が同一店のお振込注2 ATMで当金庫カード以外のカードでお振込をされる場合は、時間帯によって別途ATM利用料が必要となります。注3 定額自動振込は別途取扱手数料が必要となります。

主な手数料

主な手数料

(注)金額には消費税・地方消費税が含まれております。

◆ATM利用料1. 他信用金庫カードの利用  

平日8:45以前および18:00以降、土曜日9:00以前および14:00以降、日曜日・祝日  ・ 入金、支払、振込(予約)取引 1件 108円

2. ゆうちょ銀行カードの利用  平日8:45から18:00、土曜日9:00から14:00  ・ 入金、支払取引 1件 108円平日8:45以前および18:00以降、土曜日9:00以前および14:00以降、日曜日・祝日  ・ 入金、支払取引 1件 216円

3. 他金融機関カードの利用  平日8:45から18:00、土曜日9:00から14:00  ・ 支払、振込(予約)取引 1件 108円平日8:45以前および18:00以降、土曜日9:00以前および14:00以降、日曜日・祝日  ・ 支払、振込(予約)取引 1件 216円

4. キャッシング利用  平日8:45以前および18:00以降、土曜日9:00以前および14:00以降、日曜日・祝日  ・ 支払取引 1件 108円

5. 現金による利用(平日18:00以降、土曜日、日曜日、祝日はお取り扱いしておりません。)  

平日8:45以前  ・ 振込(予約)取引 1件 108円

注1  法令の定めにより、貸越部分のお取引額が1万円以下の場合は108円が手数料の上限となり、表示されている手数料よりお客さまの負担が少ない場合がございます。

注2 お振込には、別途振込手数料が必要となります。

◆融資取扱1. 一般貸付に係る不動産担保事務取扱  

(1)新規設定 54,000円(2)極度増額 54,000円(3)追加担保  

①当初契約と一体となる条件履行のための追加担保 16,200円②上記以外 32,400円

(4)担保抹消(一部抹消含む) 5,400円(5)担保抹消立会い 5,400円(6)債務引受時担保変更 54,000円(7)担保譲渡 21,600円

2. 住宅ローンに係る不動産担保事務取扱  (1)新規設定および極度増額 32,400円(2)追加担保  

①当初契約と一体となる条件履行のための追加担保 16,200円②上記以外 32,400円

(3)担保抹消 5,400円(4)担保抹消立会い 5,400円

3. アパートマンションローン等事務取扱 75,600円注1  1、2については、1契約であっても物件が複数の法務局にまたがる場合

は、法務局物件ごとに手数料が必要となります。

◆代金取立1. 当金庫本支店宛 1枚 432円2. 他金融機関宛  

(1)東京手形交換所経由で決済されるもの 1枚 432円(2)東京手形交換所経由以外で決済されるもの  

①至急扱い(満期日まで4営業日以内のもの) 1枚 1,080円②上記以外 1枚 864円

◆代金取立の返却、組戻等1. 取立手形組戻 1枚 1,080円2. 不渡手形小切手返却 1枚 1,080円3. 送金、振込の組戻 1枚 1,080円4. 取立手形店頭呈示  

(但し、特に別途費用がかかる場合は実費を申し受けます。) 1枚 1,080円5. 依頼返却事務取扱 1枚 1,080円

◆手形・小切手発行1. 約束手形 1冊(50枚綴り) 2,160円2. 為替手形 1冊(20枚綴り) 864円3. 専用約束手形 1枚 540円4. 小切手 1冊(50枚綴り) 2,160円5. 自己宛小切手 1枚 1,080円6. 振出人記名判登録 1回 5,400円7. 振出人記名判印刷 1冊当たり 108円

◆再発行1. 通帳 1冊 1,080円2. 証書(保護預り証書、契約の証含む) 1枚 1,080円3. 各種キャッシュカード 1枚 1,080円4. 各種ローンカード 1枚 1,080円5. 両替機専用カード 1枚 1,080円6. 《さいしん》ダイレクト「お客様カード」 1枚 540円

◆証明書等1. 残高証明書  

継続発行の場合 1件 432円都度発行の場合 1件 864円お客さま指定様式、監査法人用にて発行の場合 1枚 2,160円

2. 取引明細書 1枚 216円相続における取引明細(履歴)の場合 1口座1ヵ月分(月数は暦月で計算) 216円

3. 預金明細表・融資明細表 1件 216円4. 融資証明書 1件 5,400円5. 担保権者の同意書 1件 1,080円6. 債務保証書 1件 1,080円

23

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SAISHIN REPORT 2018

◆インターネットバンキング/モバイルバンキング1. 《さいしん》ダイレクトパーソナル 月間手数料(注1) 無料2. 《さいしん》ダイレクトビジネス 基本利用料(注1、2) 2,160円注1 お振込には別途振込手数料が必要となります。注2 サービス内容により別途オプション月間利用料が必要となります。

◆ファームバンキング1. テレホンサービス 基本使用料 月間 無料2. ファクシミリサービス 基本使用料 月間 1,080円3. パソコンサービス 基本使用料 月間 2,160円注1 お振込には別途振込手数料が必要となります。注2 サービス内容により別途オプション月間利用料が必要となります。

◆《さいしん》でんさいサービス1. 発生記録請求 当金庫宛 1件 324円

他金融機関宛 1件 540円

2. 譲渡記録請求 当金庫宛 1件 216円他金融機関宛 1件 432円

3. 分割譲渡記録請求 当金庫宛 1件 324円他金融機関宛 1件 540円

4. 変更記録請求(発生記録のみが記録されている場合) 1件 540円5. 支払等記録請求(口座間送金決済以外) 1件 540円

6. 残高証明書発行請求 都度発行方式 1件 3,780円定例発行方式 発行1件につき 1,620円

7. 特例開示請求 1件 2,700円8. 貸倒引当金繰入事由に係る証明依頼 1件 1,080円9. 店頭代行手数料(注1) 1件 540円注1  お客さまに代わって当金庫がオンラインで記録請求をする場合に、別途

ご負担いただく手数料です。

◆夜間金庫1. 使用料 年間 129,600円2. 専用入金帳 1冊 21,600円3. 入金鞄の貸与 1個 4,320円4. 貸与品の破損または紛失による修理、再調製に要した費用 実費

◆貸金庫1. 年間使用料(1個)  

(1)簡易型貸金庫  ①利用時間15:00まで 体積1,000cm3ごとに 1,296円 (例 : 14,001cm3~15,000cm3の場合19,440円)  

(2)半自動型貸金庫  ①利用時間15:00まで 体積1,000cm3ごとに 1,944円 (例 : 7,001cm3~8,000cm3の場合15,552円)  ②利用時間17:00まで 体積1,000cm3ごとに 2,592円 (例 : 7,001cm3~8,000cm3の場合20,736円)  

(3)全自動型貸金庫  ①利用時間15:00まで 体積1,000cm3ごとに 2,592円 (例 : 7,001cm3~8,000cm3の場合20,736円)  ②利用時間21:00まで 体積1,000cm3ごとに 3,240円 (例 : 7,001cm3~8,000cm3の場合25,920円)  

2. 使用者が保管する正鍵の破損または紛失による再調製に要した費用 実費

◆両替1. 窓口・得意先係

お客さまのお受取枚数(両替票「おつり(指定なし)」欄記載分は含みません)か当金庫の受取枚数か、いずれか多いほうの枚数を基準に以下によります。(同一金種への交換、記念硬貨の交換(100枚を超える異なる金種への両替を除く)については無料)※金種指定による預金払戻しの場合を含みます。500枚ごとに(ただし、当金庫にお口座をお持ちの方で、50枚以下の場合は無料)

【例示】 1枚~ 500枚… 324円 501枚~1,000枚… 648円1,001枚~1,500枚… 972円1,501枚~2,000枚…1,296円

324円

2. 両替機  両替機専用カード利用 年間 19,440円

◆融資条件変更1. 一般貸付  

(1)一部繰上返済、期日前完済 1口座 5,400円(2)条件変更(注1) 1口座 5,400円

2. 住宅ローン  (1)一部繰上返済・期日前完済  

①変動金利期間中 5,400円②固定金利期間中 10,800円

(2)一部繰上返済を伴わない条件変更 5,400円3. アパートマンションローン等  

(1)固定金利選択都度手数料 5,400円4. 固定選択型事業性資金  

(1)固定金利選択都度手数料 5,400円5. 固定選択型消費性資金  

(1)固定金利選択都度手数料 5,400円注1  条件変更手数料は、変更後残存期間1ヵ月以上かつ対象口座残高1百万

円以上で金利9%以下の口座に限り適用いたします。

(平成30年6月現在)

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

業務のご案内

24

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財務諸表資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

貸借対照表(単位:百万円) (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在) 科 目 第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

( 資 産 の 部 )現 金預 け 金コ ー ル ロ ー ン買 入 金 銭 債 権商 品 有 価 証 券

商 品 国 債商 品 地 方 債

有 価 証 券国 債地 方 債社 債株 式そ の 他 の 証 券

貸 出 金割 引 手 形手 形 貸 付証 書 貸 付当 座 貸 越

外 国 為 替外 国 他 店 預 け買 入 外 国 為 替取 立 外 国 為 替

そ の 他 資 産未 決 済 為 替 貸信 金 中 金 出 資 金未 収 収 益金 融 派 生 商 品そ の 他 の 資 産

有 形 固 定 資 産建 物土 地リ ー ス 資 産建 設 仮 勘 定その他の有形固定資産

無 形 固 定 資 産ソ フ ト ウ ェ アその他の無形固定資産

前 払 年 金 費 用繰 延 税 金 資 産債 務 保 証 見 返貸 倒 引 当 金

(うち個別貸倒引当金)

23,495496,262

2,757-

16753

113720,982174,77970,768

190,9791,235

283,2191,578,075

11,69768,234

1,440,79357,350

6345255751

14,396372

10,8722,346

0805

28,4668,705

16,5111,588

891,5721,9421,814

12823

8421,395

△ 8,584(△ 6,639)

25,304493,594

1,9501651164175

777,019162,93473,212

214,5371,591

324,7431,634,393

12,78671,382

1,490,19160,032

54034513658

14,621509

10,8722,465

3770

28,4388,353

16,2271,1631,4721,2221,6651,328

3369

1,1201,220

△ 8,187(△ 6,398)

( 負 債 の 部 )預 金 積 金 2,641,680 2,702,180

当 座 預 金 35,247 38,232普 通 預 金 1,314,232 1,399,826貯 蓄 預 金 13,485 13,433通 知 預 金 79 140定 期 預 金 1,197,501 1,177,177定 期 積 金 62,454 56,275そ の 他 の 預 金 18,679 17,095

借 用 金 75,000 124,500借 入 金 75,000 124,500

外 国 為 替 0 15未 払 外 国 為 替 0 15

そ の 他 負 債 7,119 7,261未 決 済 為 替 借 609 874未 払 費 用 964 948給 付 補 塡 備 金 48 38未 払 法 人 税 等 300 675前 受 収 益 476 432払 戻 未 済 金 255 229払 戻 未 済 持 分 - 25職 員 預 り 金 1,466 1,481金 融 派 生 商 品 0 0リ ー ス 債 務 1,588 1,213資 産 除 去 債 務 450 429そ の 他 の 負 債 957 912

賞 与 引 当 金 759 758退 職 給 付 引 当 金 3,766 3,603役 員 退 職 慰 労 引 当 金 606 662預 金 払 戻 損 失 引 当 金 827 672偶 発 損 失 引 当 金 321 262再評価に係る繰延税金負債 812 812債 務 保 証 1,395 1,220負 債 の 部 合 計 2,732,289 2,841,951

( 純 資 産 の 部 )出 資 金 23,354 23,149

普 通 出 資 金 23,354 23,149利 益 剰 余 金 98,184 100,567

利 益 準 備 金 19,678 20,178そ の 他 利 益 剰 余 金 78,506 80,389

特 別 積 立 金 73,409 75,807(本店新築積立金) (1,500) (1,500)(固定資産圧縮積立金) (59) (668)当期未処分剰余金 5,097 4,582

処 分 未 済 持 分 △ 2 △ 1会 員 勘 定 合 計 121,536 123,715その他有価証券評価差額金 9,214 8,435土 地 再 評 価 差 額 金 △ 2,181 △ 2,129評価・換算差額等合計 7,032 6,305

純 資 産 の 部 合 計 128,569 130,021

資 産 の 部 合 計 2,860,859 2,971,972 負債及び純資産の部合計 2,860,859 2,971,972

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貸借対照表

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事業概況

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組織と沿革

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ネットワーク

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損益計算書(単位:千円)

科 目第70期

( 平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)

第71期( 平成29年4月1日から

平成30年3月31日まで)経 常 収 益 36,212,651 35,603,580

資 金 運 用 収 益 29,970,556 28,638,957貸 出 金 利 息 21,297,102 20,454,080預 け 金 利 息 1,156,138 1,062,524コ ー ル ロ ー ン 利 息 27,326 32,296有 価 証 券 利 息 配 当 金 7,095,274 6,626,943そ の 他 の 受 入 利 息 394,714 463,112

役 務 取 引 等 収 益 4,856,861 5,153,867受 入 為 替 手 数 料 1,701,001 1,833,775そ の 他 の 役 務 収 益 3,155,860 3,320,091

そ の 他 業 務 収 益 638,305 615,118外 国 為 替 売 買 益 75,826 125,762国 債 等 債 券 売 却 益 154,273 137,964そ の 他 の 業 務 収 益 408,204 351,392

そ の 他 経 常 収 益 746,928 1,195,636株 式 等 売 却 益 23,597 442,961そ の 他 の 経 常 収 益 723,330 752,675

経 常 費 用 32,265,659 30,854,852資 金 調 達 費 用 678,646 565,403

預 金 利 息 617,939 505,386給 付 補 塡 備 金 繰 入 額 19,261 13,992借 用 金 利 息 33,956 38,564そ の 他 の 支 払 利 息 7,489 7,459

役 務 取 引 等 費 用 2,788,904 2,927,099支 払 為 替 手 数 料 378,913 385,797そ の 他 の 役 務 費 用 2,409,990 2,541,302

そ の 他 業 務 費 用 712,506 28,890商 品 有 価 証 券 売 買 損 0 105国 債 等 債 券 売 却 損 81,545 17,591国 債 等 債 券 償 還 損 619,710 -そ の 他 の 業 務 費 用 11,249 11,192

経 費 26,480,196 25,824,297人 件 費 15,810,521 15,573,265物 件 費 10,170,544 9,767,923税 金 499,130 483,108

そ の 他 経 常 費 用 1,605,405 1,509,161貸 倒 引 当 金 繰 入 額 958,686 1,145,639株 式 等 売 却 損 53,827 -株 式 等 償 却 805 5そ の 他 資 産 償 却 7,277 979そ の 他 の 経 常 費 用 584,808 362,537

経 常 利 益 3,946,991 4,748,727特 別 利 益 1,012,088 48,491

固 定 資 産 処 分 益 1,012,088 48,491特 別 損 失 346,017 431,464

固 定 資 産 処 分 損 234,974 148,489減 損 損 失 110,378 282,948そ の 他 の 特 別 損 失 664 26

税 引 前 当 期 純 利 益 4,613,063 4,365,754法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 751,549 1,211,831法 人 税 等 調 整 額 339,867 19,382法 人 税 等 合 計 1,091,417 1,231,213当 期 純 利 益 3,521,645 3,134,540繰 越 金 ( 当 期 首 残 高 ) 1,541,565 1,499,321土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 34,331 △ 51,826当 期 未 処 分 剰 余 金 5,097,543 4,582,035

1.貸借対照表の注記注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2.商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。

3.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。

4.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。5.有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(た

だし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。

建 物  15年~39年その他   5年~10年

6.無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。

7.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。

8.外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。

9.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告第4号「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(平成24年7月4日)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に資産査定部署が資産査定を実施しております。

10.賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。

11-1.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準によっております。なお、数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。

数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理

11-2.当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該企業年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。①制度全体の積立状況に関する事項(平成29年3月31日現在)

年金資産の額 1,634,392百万円年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 1,793,308百万円差引額 △ 158,915百万円

②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成29年3月31日現在)  2.2235%

③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高214,616百万円及び別途積立金55,700百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間19年0ヵ月の元利均等定率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金365百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しません。

26

損益計算書、注記

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財務諸表資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

12.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。

13.預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求による支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。

14.偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込額を計上しております。

15.消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。16.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 18百万円17.子会社等の株式又は出資金の総額 37百万円18.子会社等に対する金銭債権総額 2,819百万円19.子会社等に対する金銭債務総額 1,730百万円20.有形固定資産の減価償却累計額 28,096百万円21.貸出金のうち、破綻先債権額は1,436百万円、延滞債権額は20,533百万円

であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

22.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は160百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。

23.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は4,791百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

24.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は26,921百万円であります。 なお、21.から24.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。

25.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は12,922百万円であります。

26.担保に供している資産は次のとおりであります。担保に供している資産

預け金 10,000百万円有価証券 165,601百万円その他の資産 18百万円

担保資産に対応する債務預 金 942百万円借用金 124,500百万円

 上記のほか、為替決済、外為円決済及び当座借越の担保として預け金35,300百万円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金3百万円及び水道・公金収納等担保15百万円が含まれております。

27.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

再評価を行った年月日 平成14年3月31日同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算方法に基づいて、奥行価格補正による補正等合理的な調整を行って算出しております。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価及び減損後の帳簿価額の合計額との差額 △ 2,742百万円

28.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は1,631百万円であります。

29.出資1口当たりの純資産額 2,808円45銭30.金融商品の状況に関する事項(1)金融商品に対する取組方針

 当金庫は、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。

(2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスク、為替の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、金利の変動リスク及び流動性リスクに晒されております。

(3)金融商品に係るリスク管理体制①信用リスクの管理

 当金庫では、安全性・収益性・成長性・公共性の原則に則った厳正な与信判断を行うべく、与信業務の基本的な理念や手続等を明示した「クレジットポリシー」を制定し、信用リスク管理を徹底しております。個別案件の審査・与信管理においては、審査管理部門と営業推進部門を分離・独立し、厳正な審査体制を整備しております。さらに、経営陣による各種委員会を定期的に開催し、信用リスク管理・運営における重要事項を審議しております。 有価証券の発行体の信用リスク及び金利スワップ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、資金証券国際部及び総合企画部において、信用格付情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。

②市場リスクの管理(ⅰ)金利リスクの管理

 当金庫は、リスク管理委員会によって金利の変動リスクを管理しております。

 リスク管理に関する規程等において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、理事会において決定されたリスク管理に関する方針に基づき、リスク管理委員会及び理事会において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。 日常的には総合企画部において金融資産及び金融負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベースでリスク管理委員会に報告し、四半期毎に理事会に報告しております。 また、統合的リスク管理により、各種リスク量をバリュー・アット・リスク(VaR)等により把握し、各種リスク量を経営体力(自己資本)の範囲内とする態勢としております。

(ⅱ)為替リスクの管理 金利リスクの管理と同様に、リスク管理委員会のもとで、統合的リスク管理により管理しております。

(ⅲ)価格変動リスクの管理 金利リスクの管理と同様に、リスク管理委員会のもとで、統合的リスク管理により管理しております。

(ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に関する部署をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに、デリバティブ取引運用管理規程等に基づき実施しております。

(ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫では、資産負債全体の市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。 当金庫のVaRは、分散共分散法(保有期間6ヵ月、信頼区間99%、観測期間5年)により算出しており、平成30年3月31日(当事業年度の決算日)現在で当金庫の市場リスク量(損失額の推定値)は、全体で25,397百万円です。 なお、当金庫では、モデルが算出するVaRと実際の損益を比較するバックテストを実施しております。平成30年3月31日に関して実施したバックテストの結果、使用する計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。

③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、リスク管理委員会を通して、流動性資金残高基準額を定めて適時に資金管理を行うほか、資産負債の資金ギャップの定期的なモニタリング等により、流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

31.金融商品の時価等に関する事項 平成30年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。

(単位:百万円)貸借対照表計上額 時 価 差 額

(1) 預け金 493,594 493,403 △ 190(2) 有価証券

売買目的有価証券 116 116 -満期保有目的の債券 79,413 82,010 2,596その他有価証券 697,152 697,152 -

(3) 貸出金 1,634,393貸倒引当金(*1) △ 8,039

1,626,353 1,653,288 26,935金融資産計 2,896,631 2,925,972 29,340

(1) 預金積金 2,702,180 2,702,313 132(2) 借用金 124,500 124,348 △ 151

金融負債計 2,826,680 2,826,661 △ 18デリバティブ取引(*2)

ヘッジ会計が適用されていないもの 3 3 -デリバティブ取引計 3 3 -

(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。

(*2)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。

(注1)金融商品の時価等の算定方法金融資産(1)預け金

 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。

(2)有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会が公表する価格やブローカーから入手する評価価格等、投資信託は取引所の価格や基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、内部格付、債務者区分、保証に基づく将来キャッシュ・フローを算出し、市場金利で割り引いて時価を算定しております。 なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については32.から33.に記載しております。

(3)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、信用リスクを反映した将来キャッシュ・フローを見積り、市場金利で割り引いて時価を算定しております。ただし、住宅ローンは商品種類及び期間

27

損益計算書、注記

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に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、残存期間が短期間(90日以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。

金融負債(1)預金積金

 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、残存期間が短期(90日以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(2)借用金 借用金はすべて固定金利によるものであり、残存期間が短期間(90日以内)のものについては、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。残存期間が長期間(90日超)のものについては、残存期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を市場金利で割り引いて時価を算定しております。

デリバティブ取引 デリバティブ取引は、通貨関連取引(為替予約)であり、取引所の価格や割引現在価値により算出した価額によっております。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。

(単位:百万円)区 分 貸借対照表計上額

子会社株式(*1) 31関連法人等株式(*1) 6非上場株式(*1) 383組合出資金(*2) 31

合 計 453(*1)子会社株式、関連法人等株式及び非上場株式については、市場価格がな

く、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。

(*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超預け金 265,094 128,500 80,000 20,000有価証券(*) 満期保有目的の債券 4,312 68,035 900 5,800 その他有価証券のうち 満期があるもの 53,540 281,062 110,300 52,710貸出金(*) 264,397 440,757 306,068 542,506

合 計 587,343 918,354 497,268 621,016(*)有価証券および貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対す

る債権等、償還予定額が見込めないもの、期間の定めがないものは含めておりません。

(注4)借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超預金積金(*) 2,511,399 190,780 0 -借用金 50,500 67,000 2,500 4,500

合 計 2,561,899 257,780 2,500 4,500(*)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めております。

32.有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」、「地方債」、「社債」、「株式」、「その他の証券」のほか、「商品有価証券」が含まれております。以下、33.まで同様であります。

売買目的有価証券(単位:百万円)

当事業年度の損益に含まれた評価差額売買目的有価証券 0

満期保有目的の債券(単位:百万円)

種 類 貸借対照表計上額 時 価 差 額

時価が貸借対照表計上額を超えるもの

国 債 21,321 22,090 769地方債 23,310 23,880 569社 債 34,632 35,889 1,257小 計 79,263 81,860 2,596

時価が貸借対照表計上額を超えないもの

国 債 - - -地方債 - - -社 債 150 149 △ 0小 計 150 149 △ 0

合 計 79,413 82,010 2,596

その他有価証券(単位:百万円)

種 類 貸借対照表計上額 取得原価 差 額

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株  式 1,083 213 870債  券 340,505 330,343 10,162 国 債 141,613 134,278 7,335 地方債 47,082 45,661 1,421 社 債 151,809 150,403 1,406そ の 他 188,519 182,713 5,805小  計 530,108 513,269 16,838

貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株  式 85 94 △ 8債  券 30,764 30,894 △ 129 国 債 - - - 地方債 2,819 2,827 △ 8 社 債 27,945 28,067 △ 121そ の 他 136,192 141,232 △ 5,039小  計 167,043 172,221 △ 5,177

合 計 697,152 685,491 11,661

33.当事業年度中に売却したその他有価証券(単位:百万円)

売 却 額 売却益の合計額 売却損の合計額株  式 31 2 -債  券 22,644 91 △ 2 国 債 16,607 79 - 地方債 999 0 △ 0 社 債 5,037 11 △ 1そ の 他 4,465 487 △ 14合  計 27,140 580 △ 17

34.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は490,777百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが420,677百万円、1年超のものが70,099百万円あります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。

35.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。

繰延税金資産貸倒引当金 787百万円退職給付引当金 996百万円退職給付信託 1,417百万円減価償却超過額 495百万円賞与引当金 240百万円役員退職慰労引当金 183百万円土地減損損失否認額 372百万円資産除去債務 118百万円土地再評価差額金 1,176百万円その他 847百万円

繰延税金資産小計 6,636百万円評価性引当額 △ 2,006百万円繰延税金資産合計 4,630百万円繰延税金負債

その他有価証券評価差額金 3,225百万円資産除去債務に対応する除去費用の資産計上額 26百万円固定資産圧縮積立金 258百万円土地再評価差額金 812百万円

繰延税金負債合計 4,321百万円繰延税金資産(負債)の純額 308百万円

貸借対照表における表示は以下のとおりであります。繰延税金資産 1,120百万円再評価に係る繰延税金負債 812百万円

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損益計算書、注記

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財務諸表資料編

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2.損益計算書の注記注1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。

2.子会社との取引による収益総額 9,627千円子会社との取引による費用総額 305,073千円

 なお、子会社等との重要な取引としては、以下のものがあります。属性 会社等の名称 議決権等の所有割合 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額(千円) 科目 期末残高(百万円)

子会社 埼信ビジネスサービス株式会社 所有100% 役員の兼任貸出金の被保証取引

業務委託 305,040(※)

- -

当金庫の住宅ローン債権等に対する 被保証金額 271,864 - - 代位弁済の受入 - - -

関連法人等 埼信リース株式会社 所有30% 役員の兼任資金の貸付 640,000 貸出金 2,819利息の受取 28,885 - -リース取引 555,637

(※)リース債務 1,213

(※)取引金額には消費税等を含めております。3.出資1口当たり当期純利益金額 67円40銭4.その他の経常収益には、睡眠預金利益計上額663,186千円を含んでおります。5.その他の経常費用には、偶発損失引当金繰入額161,087千円、預金払戻損失引当金繰入額146,063千円を含んでおります。6.当期において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

地域 主な用途 種類 減損損失 (千円)

埼玉県 営業用店舗 3ヵ店遊休資産  5物件 土地建物等 227,316

55,632 当金庫では、キャッシュ・フローを生み出す最小単位を営業用店舗としグルーピングしております。また、遊休資産については各資産をグルーピングの単位としております。 その結果、業績不振の状況などにより収益性が著しく低下した資産グループ及び継続的な地価の下落等に伴い帳簿価額に対し著しく時価が下落している資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失282,948千円として特別損失に計上いたしました。 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しております。また、正味売却価額については、時価(合理的に算定された価額)を適用しております。

剰余金処分計算書(単位:円)

科 目第70期

通常総代会承認日平成29年6月20日

第71期通常総代会承認日平成30年6月21日

当 期 未 処 分 剰 余 金 5,097,543,003 4,582,035,650固 定 資 産 圧 縮 積 立 金 取 崩 額 2,173,500 2,173,500

計 5,099,716,503 4,584,209,150剰 余 金 処 分 額 3,600,394,893 3,094,074,157

利益準備金 500,000,000 400,000,000普通出資に対する配当金 (年3%)700,121,893 (年3%)694,074,157特別積立金 2,400,273,000 2,000,000,000(固定資産圧縮積立金) 611,273,000 -

繰 越 金 ( 当 期 末 残 高 ) 1,499,321,610 1,490,134,993

事業年度の末日において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他当該金庫の経営に重要な影響を及ぼすような事象(重要事象等)

 該当ありません。

会計監査人による監査 第70期、第71期の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。 ※新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日より、法人名称を「EY新日本有限責任監査法人」に変更しております。

代表者による確認 平成29年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、「財務諸表」という。)の適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。

平成30年6月22日埼玉縣信用金庫

理事長

29

損益計算書、注記、剰余金処分計算書、事業年度の末日において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象~(単体)、会計監査人による監査、代表者による確認

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SAISHIN REPORT 2018

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

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報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるもの(単体)

<報酬体系について>1.対象役員

 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事・非常勤理事及び常勤監事・非常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う「基本報酬」、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う「退職慰労金」で構成されております。

(1) 報酬体系の概要【基本報酬】 非常勤を含む全役員の基本報酬につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。 そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を勘案し、当金庫の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額につきましては、監事の協議により決定しております。

【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。 なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規程で定めております。 a.決定方法 b.支払手段 c.決定時期と支払時期

(2) 平成29年度における対象役員に対する報

酬等の支払総額区 分 支払総額

対象役員に対する報酬等 405百万円注1.対象役員に該当する常勤理事は14名、非

常勤理事は1名、常勤監事は1名、非常勤監事は3名です(期中に退任した者を含む)。

注2.上記の内訳は、「基本報酬」317百万円、「退職慰労金」87百万円となっております。

 「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。

(3) その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」(平成24年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号及び第5号に該当する事項はございませんでした。

2.対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。 なお、平成29年度において、対象職員等に該当する者はおりませんでした。

注1.対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。

注2.「同等額」は、平成29年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。

注3.平成29年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はおりませんでした。

30

報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又は財産の状況に重要な

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営業報告資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

自己資本の充実の状況 自己資本の充実の状況等「定量的な開示事項(単体)」をご覧ください。

金融再生法に基づく開示債権 (単位:百万円)

項 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権 7,795 6,815危 険 債 権 14,904 15,298要 管 理 債 権 5,251 4,952正 常 債 権 1,553,829 1,611,236

合  計 1,581,780 1,638,301不 良 債 権 比 率 1.76% 1.65%

信用金庫法に基づくリスク管理債権 (単位:百万円)

項 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

破 綻 先 債 権 2,736 1,436延 滞 債 権 19,809 20,5333 カ 月 以 上 延 滞 債 権 137 160貸 出 条 件 緩 和 債 権 5,113 4,791

合  計 27,796 26,921

主要な経営指標の推移 (単位:百万円)

種 類 第67期(平成26年3月31日現在)

第68期(平成27年3月31日現在)

第69期(平成28年3月31日現在)

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

利 益

経 常 収 益 38,312 39,497 37,812 36,212 35,603業 務 純 益 6,935 6,464 5,267 4,994 5,313コ ア 業 務 純 益 6,653 5,872 5,900 5,393 5,029経 常 利 益 6,000 7,876 5,122 3,946 4,748当 期 純 利 益 3,755 5,873 3,651 3,521 3,134

残 高

預 金 積 金 残 高 2,475,032 2,547,947 2,589,062 2,641,680 2,702,180貸 出 金 残 高 1,393,049 1,453,509 1,518,955 1,578,075 1,634,393有 価 証 券 残 高 692,303 725,653 700,096 720,982 777,019純 資 産 額 116,689 124,514 132,277 128,569 130,021総 資 産 額 2,618,733 2,745,699 2,794,633 2,860,859 2,971,972

出 資

出 資 総 額 23,872 23,733 23,577 23,354 23,149出 資 総 口 数 ( 口 ) 47,744,575 47,467,572 47,155,526 46,708,647 46,299,179出 資 配 当 金 総 額 953 711 706 700 694出資に対する配当金(出資1口当り円) 20 15 15 15 15出 資 配 当 率 4% 3% 3% 3% 3%会 員 数 ( 名 ) 171,204 173,066 175,140 176,350 177,382

その他

役 員 数 ( 名 ) 17 19 17 17 18う ち 常 勤 役 員 数 (名 ) 13 15 13 13 14

職 員 数 ( 名 ) 1,871 1,853 1,781 1,743 1,744店 舗 数 ( 店 ) 97 97 96 95 95単 体 自 己 資 本 比 率 9.78% 9.48% 9.31% 8.99% 8.51%

注1 単体計数は期末現在のものであり、総資産額は債務保証見返を含んでおります。注2 単体自己資本比率は「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己

資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第21号)に定められた算式に基づき算出しております。注3 コア業務純益とは、業務純益から一般貸倒引当金繰入額や債券による損益を除いたものであり、信用金庫の本業の収益を表します。

業務粗利益 (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

業 務 粗 利 益 31,285 30,886業 務 粗 利 益 率 1.12% 1.08%資 金 運 用 収 支 29,291 28,073

う ち 資 金 運 用 収 益 29,970 28,638う ち 資 金 調 達 費 用 678 565

役 務 取 引 等 収 支 2,067 2,226う ち 役 務 取 引 等 収 益 4,856 5,153う ち 役 務 取 引 等 費 用 2,788 2,927

そ の 他 業 務 収 支 △ 74 586う ち そ の 他 業 務 収 益 638 615う ち そ の 他 業 務 費 用 712 28

注1 業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100注2 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。

その他業務利益の内訳 (単位:千円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

そ の 他 業 務 収 益 638,305 615,118う ち 外 国 為 替 売 買 益 75,826 125,762うち国債等債券売却益 154,273 137,964

そ の 他 業 務 費 用 712,506 28,890うち商品有価証券売買損 0 105うち国債等債券売却損 81,545 17,591うち国債等債券償還損 619,710 -

そ の 他 業 務 利 益 △ 74,201 586,228

総資産利益率

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

総 資 産 経 常 利 益 率 0.13% 0.15%総 資 産 当 期 純 利 益 率 0.12% 0.10%

注1 総資産経常(当期純)利益率=経常(当期純)利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100

総資金利鞘

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

資 金 運 用 利 回 1.08% 1.00%資 金 調 達 原 価 率 0.99% 0.91%総 資 金 利 鞘 0.08% 0.08%

31

金融再生法に基づく開示債権、信用金庫法に基づくリスク管理債権、主要な経営指標の推移、業務粗利益~総資金利鞘

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SAISHIN REPORT 2018

事業概況

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業務のご案内

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ネットワーク

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資金運用収支の内訳 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

平均残高 利 息 利回り 平均残高 利 息 利回り資 金 運 用 勘 定 2,774,107 29,970 1.08% 2,853,975 28,638 1.00%

う ち 貸 出 金 1,553,859 21,297 1.37% 1,602,309 20,454 1.27%う ち 預 け 金 494,898 1,156 0.23% 502,235 1,062 0.21%う ち コ ー ル ロ ー ン 2,762 27 0.98% 2,194 32 1.47%う ち 商 品 有 価 証 券 153 0 0.24% 140 0 0.21%う ち 有 価 証 券 711,059 7,094 0.99% 735,417 6,626 0.90%

資 金 調 達 勘 定 2,727,114 678 0.02% 2,861,246 565 0.01%う ち 預 金 積 金 2,631,402 637 0.02% 2,686,277 519 0.01%う ち 借 用 金 64,986 33 0.05% 83,135 38 0.04%

注1 資金運用勘定には無利息預け金の平均残高(29年3月期35,263百万円、30年3月期88,983百万円)を控除して表示しております。注2 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。

受取・支払利息の増減 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

残高による増減 利率による増減 純増減 残高による増減 利率による増減 純増減受 取 利 息 1,058 △ 2,089 △ 1,031 917 △ 2,317 △ 1,399

う ち 貸 出 金 986 △ 1,636 △ 649 664 △ 1,507 △ 843う ち 預 け 金 119 △ 927 △ 808 16 △ 109 △ 93う ち コ ー ル ロ ー ン △ 37 22 △ 14 △ 5 10 4う ち 商 品 有 価 証 券 △ 0 △ 0 △ 0 △ 0 △ 0 △ 0う ち 有 価 証 券 △ 10 452 442 243 △ 711 △ 468

支 払 利 息 39 △ 563 △ 524 22 △ 135 △ 113う ち 預 金 積 金 24 △ 531 △ 507 13 △ 131 △ 117う ち 借 用 金 15 △ 31 △ 16 9 △ 4 4

注1 残高および利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減要素に含めて表示しております。注2 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。

経費の内訳 (単位:千円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

人 件 費 15,810,521 15,573,265報 酬 給 料 手 当 11,713,581 11,604,897退 職 給 付 費 用 1,663,731 1,499,528そ の 他 2,433,208 2,468,839

物 件 費 10,170,544 9,767,923事 務 費 3,869,817 3,761,702

う ち 旅 費 ・ 交 通 費 30,777 29,837う ち 通 信 費 357,609 360,299うち事務機械賃借料 656,740 648,680う ち 事 務 委 託 費 2,063,813 2,010,916

固 定 資 産 費 2,176,900 1,958,582うち土地建物賃借料 392,048 379,673う ち 保 全 管 理 費 1,250,739 1,232,948

事 業 費 620,782 741,393う ち 広 告 宣 伝 費 321,699 432,484うち交際費・寄贈費・諸会費 288,465 288,419

人 事 厚 生 費 245,114 238,170減 価 償 却 費 2,188,417 2,107,185そ の 他 1,069,511 960,889

税 金 499,130 483,108合  計 26,480,196 25,824,297

預金者別預金残高(譲渡性預金を除く) (単位:百万円)

種 別第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

残高 構成比 残高 構成比法 人 453,079 17.1% 477,430 17.6%個 人 2,137,664 80.9% 2,172,962 80.4%金 融 機 関 1,210 0.0% 1,166 0.0%公 金 49,726 1.8% 50,620 1.8%

合  計 2,641,680 100.0% 2,702,180 100.0%

預貸率・預証率

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期末 期中平均 期末 期中平均預 貸 率 59.73% 59.05% 60.48% 59.64%預 証 率 27.29% 27.02% 28.75% 27.37%預 金 原 価 率 1.02% - 0.97% -

32

資金運用収支の内訳、受取・支払利息の増減、経費の内訳~預貸率・預証率

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営業報告資料編

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預金科目別残高 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期末残高 構成比 平均残高 構成比 期末残高 構成比 平均残高 構成比流 動 性 預 金 1,377,017 52.1% 1,337,626 50.8% 1,461,910 54.1% 1,419,631 52.8%

う ち 当 座 預 金 35,247 1.3% 38,444 1.5% 38,232 1.4% 35,120 1.3%う ち 普 通 預 金 1,314,232 49.7% 1,275,095 48.5% 1,399,826 51.8% 1,359,590 50.6%う ち 貯 蓄 預 金 13,485 0.5% 13,529 0.5% 13,433 0.4% 13,399 0.4%う ち 通 知 預 金 79 0.0% 174 0.0% 140 0.0% 190 0.0%う ち 別 段 預 金 13,201 0.5% 9,688 0.4% 9,516 0.3% 10,636 0.3%うち納税準備預金 771 0.0% 694 0.0% 761 0.0% 694 0.0%

定 期 性 預 金 1,259,955 47.7% 1,288,921 49.0% 1,233,452 45.6% 1,260,992 46.9%う ち 定 期 預 金 1,197,501 45.3% 1,225,888 46.6% 1,177,177 43.5% 1,201,864 44.7%う ち 定 期 積 金 62,454 2.4% 63,032 2.4% 56,275 2.0% 59,128 2.2%

そ の 他 4,706 0.2% 4,854 0.2% 6,817 0.2% 5,652 0.2%う ち 外 貨 預 金 4,706 0.2% 4,853 0.2% 6,817 0.2% 5,652 0.2%

合  計 2,641,680 100.0% 2,631,402 100.0% 2,702,180 100.0% 2,686,277 100.0%注1 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。

定期預金残高 (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

定 期 預 金 1,197,501 1,177,177うち固定金利定期預金 1,196,049 1,175,807うち変動金利定期預金 1,443 1,361う ち そ の 他 9 9

注1 固定金利定期預金は契約いただいた時の金利が満期まで適用される定期預金で、変動金利定期預金は所定の応当日の市場金利に応じて金利が変動する定期預金です。

職員1人当たり・1店舗当たり預金・貸出金残高 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

職員1人当たり預金残高 1,515 1,5491 店 舗 当 た り 預 金 残 高 27,807 28,444職員1人当たり貸出金残高 905 9371店舗当たり貸出金残高 16,611 17,204

貸出金残高 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期末残高 平均残高 期末残高 平均残高手 形 貸 付 68,234 67,898 71,382 69,095証 書 貸 付 1,440,793 1,420,759 1,490,191 1,465,648当 座 貸 越 57,350 54,117 60,032 56,245割 引 手 形 11,697 11,082 12,786 11,319

合  計 1,578,075 1,553,859 1,634,393 1,602,309注1 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。

貸出金担保別残高内訳 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

当 金 庫 預 金 積 金 10,880 10,051有 価 証 券 3 3不 動 産 395,207 401,879そ の 他 12,185 12,807信用保証協会・信用保険 750,527 782,057保 証 161,749 159,311信 用 247,520 268,281

合  計 1,578,075 1,634,393

貸出金金利区分別残高 (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

貸 出 金 1,578,075 1,634,393う ち 固 定 金 利 798,724 819,722う ち 変 動 金 利 779,351 814,670

債務保証見返額担保別残高内訳 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

当 金 庫 預 金 積 金 8 8不 動 産 383 322そ の 他 0 48保 証 79 90信 用 923 750

合  計 1,395 1,220

33

預金科目別残高、定期預金残高~債務保証見返額担保別残高内訳

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事業概況

地域貢献

内部管理態勢

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資料編

ネットワーク

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貸出金の使途別内訳 (単位:百万円)

種 別第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

残高 構成比 残高 構成比設 備 資 金 1,118,765 70.8% 1,162,088 71.1%運 転 資 金 459,310 29.1% 472,304 28.8%

合  計 1,578,075 100.0% 1,634,393 100.0%

消費者ローン・住宅ローン残高 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

住 宅 ロ ー ン 614,320 647,739消費者ローン (カードローン含む) 34,405 35,629

貸出金の業種別内訳 (単位:先、百万円)

業 種第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

先数 期末残高 構成比 先数 期末残高 構成比製 造 業 3,777 100,668 6.3% 3,727 101,034 6.1%農 業 、 林 業 131 1,246 0.0% 133 1,193 0.0%漁 業 - - - 1 4 0.0%鉱業、採石業、砂利採取業 1 17 0.0% 1 12 0.0%建 設 業 6,339 116,189 7.3% 6,647 124,063 7.5%電気・ガス・熱供給・水道業 54 1,660 0.1% 59 1,700 0.1%情 報 通 信 業 217 3,244 0.2% 233 3,586 0.2%運 輸 業 、 郵 便 業 1,026 29,947 1.8% 1,062 31,583 1.9%卸 売 業 、 小 売 業 3,895 93,897 5.9% 3,868 96,365 5.8%金 融 業 、 保 険 業 114 29,332 1.8% 127 29,101 1.7%不 動 産 業 5,709 398,424 25.2% 5,924 411,127 25.1%物 品 賃 貸 業 85 7,266 0.4% 83 6,239 0.3%学術研究、専門・技術サービス業 548 6,656 0.4% 586 7,086 0.4%宿 泊 業 27 2,379 0.1% 26 2,503 0.1%飲 食 業 1,430 11,691 0.7% 1,423 11,573 0.7%生活関連サービス業、娯楽業 844 21,663 1.3% 886 21,124 1.2%教 育 、 学 習 支 援 業 217 7,694 0.4% 225 7,825 0.4%医 療 、 福 祉 1,311 49,730 3.1% 1,361 52,282 3.1%そ の 他 の サ ー ビ ス 2,350 39,556 2.5% 2,374 41,656 2.5%小 計 28,075 921,268 58.3% 28,746 950,064 58.1%国 ・ 地 方 公 共 団 体 等 60 62,174 3.9% 61 65,230 3.9%個 人 69,043 594,633 37.6% 68,460 619,098 37.8%

合  計 97,178 1,578,075 100.0% 97,267 1,634,393 100.0%

代理貸付残高の内訳 (単位:百万円)

金融機関等 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

信 金 中 央 金 庫 162 203日 本 政 策 金 融 公 庫 38 37住 宅 金 融 支 援 機 構 20,555 17,301福 祉 医 療 機 構 1,492 1,248そ の 他 171 151

合  計 22,419 18,941

貸出金償却額 (単位:百万円)

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

- -

貸倒引当金の内訳P49を参照

内国為替取扱実績 (単位:件、百万円)

区 分第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

送金 代金取立 送金 代金取立

仕 向 為 替 件 数 4,348,091 18,738 4,292,241 13,638金 額 2,327,521 21,528 2,337,732 20,686

被 仕 向 為 替 件 数 6,290,373 15,339 6,249,935 11,297金 額 2,759,921 22,559 2,812,514 20,935

34

貸出金の使途別内訳、消費者ローン・住宅ローン残高、貸出金の業種別内訳、代理貸付残高の内訳~貸出金償却額、貸倒引当金の内訳、内国為替取扱実績

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営業報告資料編

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外国為替取扱高 (単位:千米ドル)

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

269,710 298,648

公社債引受額(額面ベース) (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

地 方 債 1,181 1,000社 債 848 1,730

合  計 2,029 2,730

外貨建資産残高 (単位:千米ドル)

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

41,339 63,922

公社債窓販実績(額面ベース) (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

国 債 4,698 12,785合  計 4,698 12,785

注1 お客さまへの販売実績を記載しております。

自動機器設備状況 (単位:台)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

A T M 377 372う ち 店 舗 外 設 置 106 106

公共債ディーリング実績(額面ベース) (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

国 債 53 -地 方 債 44 23

合  計 97 23注1 お客さまへの販売実績は除いております。

有価証券の種類別残高 (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期末残高 平均残高 期末残高 平均残高国 債 174,779 166,692 162,934 156,325地 方 債 70,768 69,275 73,212 71,280社 債 190,979 197,280 214,537 202,352株 式 1,235 661 1,591 689外 国 証 券 121,806 135,513 151,481 136,611そ の 他 の 証 券 161,413 141,635 173,261 168,158

合  計 720,982 711,059 777,019 735,417

有価証券の残存期間別残高第70期(平成29年3月31日現在) (単位:百万円)

科 目 1年以下 1年超3年以下

3年超5年以下

5年超7年以下

7年超10年以下 10年超 期間の定めの

ないもの 合計

国 債 16,074 11,847 64,760 40,597 10,568 30,931 - 174,779地 方 債 610 27,107 16,196 17,532 9,320 - - 70,768社 債 18,431 65,788 62,203 21,052 13,683 5,845 3,974 190,979株 式 - - - - - - 1,235 1,235外 国 証 券 18,516 25,961 26,565 25,327 1,412 24,022 - 121,806そ の 他 の 証 券 767 1,728 7,012 4,119 130,426 2,008 15,350 161,413

第71期(平成30年3月31日現在) (単位:百万円)

科 目 1年以下 1年超3年以下

3年超5年以下

5年超7年以下

7年超10年以下 10年超 期間の定めの

ないもの 合計

国 債 6,046 33,768 65,858 11,502 18,992 26,765 - 162,934地 方 債 2,894 37,206 3,745 22,889 2,972 3,503 - 73,212社 債 25,919 72,435 46,746 25,885 28,069 8,677 6,802 214,537株 式 - - - - - - 1,591 1,591外 国 証 券 23,118 47,302 46,975 4,426 1,482 24,246 3,929 151,481そ の 他 の 証 券 1,919 1,423 9,041 44,830 97,678 4,103 14,263 173,261

35

外国為替取扱高~公共債ディーリング実績(額面ベース)、有価証券の種類別残高、有価証券の残存期間別残高

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SAISHIN REPORT 2018

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商品有価証券の種類別残高 (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期末残高 平均残高 期末残高 平均残高商 品 国 債 53 45 41 47商 品 地 方 債 113 108 75 92

合  計 167 153 116 140

有価証券の時価情報1. 売買目的有価証券 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

取得原価 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 取得原価 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額国 債 53 53 0 41 41 0地 方 債 113 113 0 75 75 0

合  計 166 167 1 116 116 0注1 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。

2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

貸借対照表計上額 時価 差額 貸借対照表計上額 時価 差額

時価が貸借対照表計上額を超えるもの

国 債 23,363 24,335 971 21,321 22,090 769地 方 債 23,307 24,196 888 23,310 23,880 569社 債 34,251 35,821 1,570 34,632 35,889 1,257小     計 80,922 84,353 3,430 79,263 81,860 2,596

時価が貸借対照表計上額を超えないもの

国 債 - - - - - -地 方 債 - - - - - -社 債 260 258 △ 1 150 149 △ 0小     計 260 258 △ 1 150 149 △ 0

合  計 81,182 84,612 3,429 79,413 82,010 2,596注1 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。

3. 子会社・子法人等株式および関連法人等株式で時価のあるもの該当ありません。

4. その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

貸借対照表計上額 取得原価 差額 貸借対照表計上額 取得原価 差額

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株 式 753 158 594 1,083 213 870債 券 334,102 322,365 11,736 340,505 330,343 10,162

国 債 151,415 143,015 8,400 141,613 134,278 7,335地 方 債 47,460 45,641 1,819 47,082 45,661 1,421社 債 135,225 133,708 1,517 151,809 150,403 1,406

そ の 他 146,832 142,003 4,829 188,519 182,713 5,805小     計 481,688 464,527 17,160 530,108 513,269 16,838

貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株 式 60 63 △ 2 85 94 △ 8債 券 21,242 21,362 △ 120 30,764 30,894 △ 129

国 債 - - - - - -地 方 債 - - - 2,819 2,827 △ 8社 債 21,242 21,362 △ 120 27,945 28,067 △ 121

そ の 他 136,375 140,674 △ 4,299 136,192 141,232 △ 5,039小     計 157,677 162,101 △ 4,423 167,043 172,221 △ 5,177

合  計 639,366 626,628 12,737 697,152 685,491 11,661注1 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。注2 上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。

36

商品有価証券の種類別残高、有価証券の時価情報

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5.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

貸借対照表計上額 貸借対照表計上額その他有価証券 非 上 場 株 式 383 383

そ の 他 の 証 券 11 31子 会 社 及 び 関 連 会 社 株 式 37 37

金銭の信託の時価情報該当ありません。

デリバティブ取引1. 金利関連取引

該当ありません。

2. 通貨関連取引

3. 株式関連取引

4. 債券関連取引

5. 商品関連取引

6. クレジット・デリバティブ取引

7. 先物外国為替取引 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

契約額等 契約額等為 替 予 約 168 483

売 建 89 208買 建 79 275

オフ・バランス取引の状況1. 金融派生商品および先物外国為替取引 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

契約金額・想定元本額 信用リスク相当額 契約金額・想定元本額 信用リスク相当額先 物 外 国 為 替 取 引 131 1 338 8

合  計 131 1 338 8注1 上記計数は、自己資本比率規制(国際統一基準)に基づいて、カレント・エクスポージャー方式で信用リスク相当額を算出しています。注2 なお、前記以外に国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が5営業日以内の外国為替関連取引などがあり、その契約金額・想定元本額は次のとおり

です。(単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

契約金額 契約金額先 物 外 国 為 替 取 引 36 144

合  計 36 144注1 これらの取引は、取引相手が取引所に証拠金を差し入れていること、並びに  短期間の取引であることなどの理由により、リスクが極めて少ないことから  国際統一基準における信用リスク相当額の算出対象外となっているものです。

2. 与信関連取引 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

契約金額 契約金額コ ミ ッ ト メ ン ト 494,542 490,854

合  計 494,542 490,854

37

有価証券の時価情報、金銭の信託の時価情報、デリバティブ取引、オフ・バランス取引の状況

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概要・財務諸表

埼玉縣信用金庫グループの主要な事業の内容 埼玉縣信用金庫グループは、子会社1社、関連法人等1社で構成され、信用金庫業務を中心に、事務処理代行業務、保証業務、リース業務などの金融サービスを提供しております。

埼玉縣信用金庫 本店営業部ほか支店94店

子会社1社(連結対象) ・埼信ビジネスサービス株式会社(事務処理代行業務等)

関連法人等1社(持分法対象) ・埼信リース株式会社(リース業)

(平成30年3月31日現在)

当金庫のグループ企業の状況

会社名 所在地 資本金 主要業務内容 設立年月日

当金庫の株式等の所有割合

子会社等の株式の所有割合

埼信ビジネスサービス株式会社

埼玉県さいたま市浦和区仲町一丁目10番9号《さいしん》 浦和ビル内

2,000万円当金庫のための事務代行業住宅ローン関連融資保証業務信用調査業務、不動産担保評価業務

昭和63年6月20日 100% 0%

埼信リース株式会社埼玉県さいたま市大宮区仲町一丁目63番地《さいしん》 大宮支店内

2,000万円 総合リース業 平成6年6月3日 30% 0%

 グループ企業では、金庫業務を補完することで総合的金融サービスの提供をめざしております。グループ会社の平成29年度の総売上は2,495百万円で保証債権やリース債権への厳格な引当を実施した結果、167百万円の当期純利益となりました。

主要な連結指標の推移 (単位:百万円)

科 目 第67期(平成26年3月31日現在)

第68期(平成27年3月31日現在)

第69期(平成28年3月31日現在)

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

経 常 収 益 38,314 39,492 37,814 36,233 35,641経 常 利 益 6,039 7,896 5,153 3,997 4,808親会社株主に帰属する当期純利益 3,791 5,891 3,681 3,568 3,188純 資 産 額 117,277 125,121 132,898 129,157 130,646総 資 産 額 2,618,931 2,745,884 2,794,826 2,861,094 2,972,250自 己 資 本 比 率 9.83% 9.53% 9.35% 9.03% 8.55%

注1 計数は期末現在のものであり、総資産額は債務保証見返を含んでおります。注2 自己資本比率は「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本

の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第21号)に定められた算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。

38

概要・財務諸表、当金庫のグループ企業の状況、主要な連結指標の推移

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連結情報資料編

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連結貸借対照表 (単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

( 資 産 の 部 )現 金 及 び 預 け 金 519,757 518,898買入手形及びコールローン 2,757 1,950買 入 金 銭 債 権 - 165商 品 有 価 証 券 167 116有 価 証 券 721,220 777,303貸 出 金 1,578,075 1,634,393外 国 為 替 634 540そ の 他 資 産 14,404 14,622有 形 固 定 資 産 28,466 28,439

建 物 8,705 8,353土 地 16,511 16,227リ ー ス 資 産 1,588 1,163建 設 仮 勘 定 89 1,472その他の有形固定資産 1,572 1,222

無 形 固 定 資 産 1,942 1,665ソ フ ト ウ ェ ア 1,814 1,328その他の無形固定資産 128 336

退 職 給 付 に 係 る 資 産 23 9繰 延 税 金 資 産 842 1,120債 務 保 証 見 返 1,395 1,220貸 倒 引 当 金 △ 8,594 △ 8,195

(うち一般貸倒引当金) (△ 1,946) (△ 1,789)(うち個別貸倒引当金) (△ 6,648) (△ 6,405)

資 産 の 部 合 計 2,861,094 2,972,250

(単位:百万円)

科 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

( 負 債 の 部 )預 金 積 金 2,641,301 2,701,804借 用 金 75,000 124,500外 国 為 替 0 15そ の 他 負 債 7,134 7,277賞 与 引 当 金 766 766退 職 給 付 に 係 る 負 債 3,769 3,608役 員 退 職 慰 労 引 当 金 606 662預 金 払 戻 損 失 引 当 金 827 672偶 発 損 失 引 当 金 321 262再評価に係る繰延税金負債 812 812債 務 保 証 1,395 1,220負 債 の 部 合 計 2,731,936 2,841,603

( 純 資 産 の 部 )出 資 金 23,354 23,149利 益 剰 余 金 98,871 101,311処 分 未 済 持 分 △ 101 △ 119会 員 勘 定 合 計 122,124 124,341その他有価証券評価差額金 9,214 8,435土 地 再 評 価 差 額 金 △ 2,181 △ 2,129評価・換算差額等合計 7,032 6,305純 資 産 の 部 合 計 129,157 130,646負債及び純資産の部合計 2,861,094 2,972,250

連結損益計算書 (単位:千円)

科 目 第70期(平成28年4月 1 日から

平成29年3月31日まで)第71期

(平成29年4月 1 日から平成30年3月31日まで)

経 常 収 益 36,233,187 35,641,247

資 金 運 用 収 益 29,970,376 28,638,777

貸 出 金 利 息 21,297,102 20,454,080

預 け 金 利 息 1,156,138 1,062,524

買入手形利息及びコールローン利息 27,326 32,296

有価証券利息配当金 7,095,094 6,626,763

そ の 他 の 受 入 利 息 394,714 463,112

役 務 取 引 等 収 益 4,847,210 5,144,239

そ の 他 業 務 収 益 638,305 615,118

そ の 他 経 常 収 益 777,296 1,243,111

そ の 他 の 経 常 収 益 777,296 1,243,111

経 常 費 用 32,235,374 30,833,210

資 金 調 達 費 用 678,545 565,370

預 金 利 息 617,839 505,353

給付補塡備金繰入額 19,261 13,992

借 用 金 利 息 33,956 38,564

そ の 他 の 支 払 利 息 7,489 7,459

役 務 取 引 等 費 用 2,788,904 2,927,099

そ の 他 業 務 費 用 712,506 28,890

経 費 26,455,034 25,805,039

そ の 他 経 常 費 用 1,600,383 1,506,811

貸 倒 引 当 金 繰 入 額 953,664 1,143,288

そ の 他 の 経 常 費 用 646,719 363,522

経 常 利 益 3,997,813 4,808,037

特 別 利 益 1,012,088 48,491

固 定 資 産 処 分 益 1,012,088 48,491

特 別 損 失 346,017 431,464

固 定 資 産 処 分 損 234,974 148,489

減 損 損 失 110,378 282,948

そ の 他 の 特 別 損 失 664 26

税金等調整前当期純利益 4,663,884 4,425,063

法人税、住民税及び事業税 755,689 1,217,059

法 人 税 等 調 整 額 339,599 19,382

法 人 税 等 合 計 1,095,288 1,236,441

当 期 純 利 益 3,568,595 3,188,622

非支配株主に帰属する当期純利益 - -

親会社株主に帰属する当期純利益 3,568,595 3,188,622

39

連結貸借対照表、連結損益計算書

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2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

連結財務諸表の作成方針1. 連結の範囲に関する事項

(1) 連結される子会社 1社会社名・埼信ビジネスサービス株式会社

(2) 非連結の子会社及び子法人等該当ありません。

2. 持分法の適用に関する事項(1) 持分法適用の関連法人等 1社

会社名・埼信リース株式会社

(2) 持分法非適用の非連結の子会社及び子法人等、関連法人等該当ありません。

3. 連結される子会社の事業年度に関する事項(1) 連結される子会社の決算日は次のとおりであります。

3月末日 1社4. 剰余金処分項目等の取扱いに関する事項

連結剰余金計算書は、連結会計年度において確定した剰余金処分に基づいて作成しております。

1.連結貸借対照表の注記注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2.商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。

3.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券については原則として連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。

4.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。5.当金庫の有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、

平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建 物  15年~39年    その他  5年~10年

 連結される子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、定率法により償却しております。

6.無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、当金庫並びに連結される子会社で定める利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。

7.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。

8.当金庫の外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。

9.当金庫の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(平成24年7月4日)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に資産査定部署が資産査定を実施しております。 連結される子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。

10.賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。

11-1.退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準によっております。また、数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。

数理計算上の差異    各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理

 「退職給付に係る資産」及び「退職給付に係る負債」については、信用金庫法施行規則別紙様式に基づき、退職給付債務に未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額を加減した額と年金資産の額の差額を計上しております。 なお、連結される子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る当期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

11-2.当金庫並びに連結される子会社は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫並びに連結される子会社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該企業年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の掛金等に占める当金庫並びに連結される子会社の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。

①制度全体の積立状況に関する事項(平成29年3月31日現在)年金資産の額 1,634,392百万円年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 1,793,308百万円差引額 △ 158,915百万円

②制度全体に占める当金庫並びに連結される子会社の掛金拠出割合(平成29年3月31日現在)

2.2598%③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高214,616百万円及び別途積立金55,700百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間19年0ヵ月の元利均等定率償却であり、当金庫並びに連結される子会社は、当連結会計年度の財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金374百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫並びに連結される子会社の実際の負担割合とは一致しません。

12.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。

13.預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について預金者からの払戻請求による支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。

14.偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込額を計上しております。

15.当金庫並びに連結される子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。

16.当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額18百万円

17.有形固定資産の減価償却累計額28,097百万円

18.貸出金のうち、破綻先債権額は1,436百万円、延滞債権額は20,533百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

19.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は160百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。

20.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は4,791百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

21.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は26,921百万円であります。 なお、18. から21. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。

22.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は12,922百万円であります。

23.担保に供している資産は次のとおりであります。担保に供している資産

預け金 10,000百万円有価証券 165,601百万円その他の資産 18百万円

担保資産に対応する債務預 金 942百万円借用金 124,500百万円

 上記のほか、為替決済、外為円決済及び当座借越の担保として預け金35,300百万円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金3百万円及び水道・公金収納等担保15百万円が含まれております。

24.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当金庫の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成14年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算方法に基づいて、奥行価格補正による補正等合理的な調整を行って算出しております。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価及び減損後の帳簿価額の合計額との差額△ 2,742百万円

25.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は1,631百万円であります。

26.出資1口当たりの純資産額 2,821円96銭27.金融商品の状況に関する事項(1)金融商品に対する取組方針

 当グループは、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。

(2)金融商品の内容及びそのリスク 当グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスク、為替の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、金利の変動リスク及び流動性リスクに晒されております。

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連結財務諸表の作成方針

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連結情報資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

(3)金融商品に係るリスク管理体制①信用リスクの管理

 当グループでは、安全性・収益性・成長性・公共性の原則に則った厳正な与信判断を行うべく、与信業務の基本的な理念や手続等を明示した「クレジットポリシー」を制定し、信用リスク管理を徹底しております。個別案件の審査・与信管理においては、審査管理部門と営業推進部門を分離・独立し、厳正な審査体制を整備しております。さらに、経営陣による各種委員会を定期的に開催し、信用リスク管理・運営における重要事項を審議しております。 有価証券の発行体の信用リスク及び金利スワップ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、資金証券国際部及び総合企画部において、信用格付情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。

②市場リスクの管理(ⅰ)金利リスクの管理

 当グループは、リスク管理委員会によって金利の変動リスクを管理しております。 リスク管理に関する規程等において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、理事会において決定されたリスク管理に関する方針に基づき、リスク管理委員会及び理事会において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。 日常的には総合企画部において金融資産及び金融負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベースでリスク管理委員会に報告し、四半期毎に理事会に報告しております。 また、統合的リスク管理により、各種リスク量をバリュー・アット・リスク(VaR)等により把握し、各種リスク量を経営体力(自己資本)の範囲内とする態勢としております。

(ⅱ)為替リスクの管理 金利リスクの管理と同様に、リスク管理委員会のもとで、統合的リスク管理により管理しております。

(ⅲ)価格変動リスクの管理 金利リスクの管理と同様に、リスク管理委員会のもとで、統合的リスク管理により管理しております。

(ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に関する部署をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに、デリバティブ取引運用管理規程等に基づき実施しております。

(ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 当グループでは、資産負債全体の市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。 当グループのVaRは、分散共分散法(保有期間6ヵ月、信頼区間99%、観測期間5年)により算出しており、平成30年3月31日(当連結会計年度の決算日)現在で当グループの市場リスク量(損失額の推定値)は、全体で25,397百万円です。 なお、当グループでは、モデルが算出するVaRと実際の損益を比較するバックテストを実施しております。平成30年3月31日に関して実施したバックテストの結果、使用する計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。

③資金調達に係る流動性リスクの管理 当グループは、リスク管理委員会を通して、流動性資金残高基準額を定めて適時に資金管理を行うほか、資産負債の資金ギャップの定期的なモニタリング等により、流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

28.金融商品の時価等に関する事項 平成30年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。

(単位:百万円)連結貸借対照表計上額 時 価 差 額

(1) 現金及び預け金 518,898 518,708 △ 190(2) 有価証券  売買目的有価証券 116 116 -  満期保有目的の債券 79,413 82,010 2,596  その他有価証券 697,152 697,152 -(3) 貸出金 1,634,393  貸倒引当金 (*1) △ 8,039

1,626,353 1,653,288 26,935金融資産計 2,921,935 2,951,276 29,340

(1) 預金積金 2,701,804 2,701,936 132(2) 借用金 124,500 124,348 △ 151

金融負債計 2,826,304 2,826,285 △ 18デリバティブ取引 (*2)

ヘッジ会計が適用されていないもの 3 3 -デリバティブ取引計 3 3 -

(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。

(*2) その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。

(注1)金融商品の時価等の算定方法金融資産(1)現金及び預け金

 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。

(2)有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会が公表する価格やブローカーから入手する評価価格等、投資信託は取引所の価格や基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、内部格付、債務者区分、保証に基づく将来キャッシュ・フローを算出し、市場金利で割り引いて時価を算定しております。 なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については29.から30.に記載しております。

(3)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、信用リスクを反映した将来キャッシュ・フローを見積り、市場金利で割り引いて時価を算定しております。ただし、住宅ローンは商品種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、残存期間が短期間(90日以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。

金融負債(1)預金積金

 要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、残存期間が短期(90日以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(2)借用金 借用金はすべて固定金利によるものであり、残存期間が短期間(90日以内)のものについては、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。残存期間が長期間(90日超)のものについては、残存期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を市場金利で割り引いて時価を算定しております。

デリバティブ取引 デリバティブ取引は、通貨関連取引(為替予約)であり、取引所の価格や割引現在価値により算出した価額によっております。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。

(単位:百万円)区 分 連結貸借対照表計上額

非上場株式 (*1) 383組合出資金 (*2) 31

合 計 415(*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて

困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。(*2) 組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極

めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超預け金 265,094 128,500 80,000 20,000有価証券 (*) 満期保有目的の債券 4,312 68,035 900 5,800 その他有価証券のうち 満期があるもの 53,540 281,062 110,300 52,710貸出金 (*) 264,397 440,757 306,068 542,506

合 計 587,343 918,354 497,268 621,016(*) 有価証券および貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対す

る債権等、償還予定額が見込めないもの、期間の定めがないものは含めておりません。

(注4)借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超預金積金 (*) 2,511,023 190,780 0 -借用金 50,500 67,000 2,500 4,500

合 計 2,561,523 257,780 2,500 4,500(*) 預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めております。

29.有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」、「地方債」、「社債」、「株式」、「その他の証券」のほか、「商品有価証券」が含まれております。以下、30.まで同様であります。

売買目的有価証券(単位:百万円)

当連結会計年度の損益に含まれた評価差額売買目的有価証券 0

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連結財務諸表の作成方針

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SAISHIN REPORT 2018

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

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満期保有目的の債券(単位:百万円)

種 類 連結貸借対照表計上額 時 価 差 額

時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの

国 債 21,321 22,090 769地方債 23,310 23,880 569社 債 34,632 35,889 1,257小 計 79,263 81,860 2,596

時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの

国 債 - - -地方債 - - -社 債 150 149 △ 0小 計 150 149 △ 0

合 計 79,413 82,010 2,596

その他有価証券(単位:百万円)

種 類 連結貸借対照表計上額 取得原価 差 額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株  式 1,083 213 870債  券 340,505 330,343 10,162

国 債 141,613 134,278 7,335地方債 47,082 45,661 1,421社 債 151,809 150,403 1,406

そ の 他 188,519 182,713 5,805小  計 530,108 513,269 16,838

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株  式 85 94 △ 8債  券 30,764 30,894 △ 129

国 債 - - -地方債 2,819 2,827 △ 8社 債 27,945 28,067 △ 121

そ の 他 136,192 141,232 △ 5,039小  計 167,043 172,221 △ 5,177

合 計 697,152 685,491 11,661

30.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(単位:百万円)

売 却 額 売却益の合計額 売却損の合計額株  式 31 2 -債  券 22,644 91 △ 2 国 債 16,607 79 - 地方債 999 0 △ 0 社 債 5,037 11 △ 1そ の 他 4,465 487 △ 14合  計 27,140 580 △ 17

31.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は490,777百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが420,677百万円、1年超のものが70,099百万円あります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、

融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫並びに連結される子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫並びに連結される子会社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。

32.当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。退職給付債務 △ 9,044百万円年金資産(時価) 5,186百万円未積立退職給付債務 △ 3,857百万円未認識数理計算上の差異 258百万円連結貸借対照表計上額の純額 △ 3,599百万円

退職給付に係る資産 9百万円退職給付に係る負債 △ 3,608百万円

2.連結損益計算書の注記注1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。

2.出資1口当たり親会社株主に帰属する当期純利益金額 68円88銭

3.その他の経常収益には、睡眠預金利益計上額663,186千円を含んでおります。

4.その他の経常費用には、偶発損失引当金繰入額161,087千円、預金払戻損失引当金繰入額146,063千円を含んでおります。

5.当連結会計年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

地域 主な用途 種類 減損損失 (千円)埼玉県 営業用店舗 3ヵ店

遊休資産  5物件 土地建物等 227,31655,632

 当金庫では、キャッシュ・フローを生み出す最小単位を営業用店舗としグルーピングしております。また、遊休資産については各資産をグルーピングの単位としております。 その結果、業績不振の状況などにより収益性が著しく低下した資産グループ及び継続的な地価の下落等に伴い帳簿価額に対し著しく時価が下落している資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失282,948千円として特別損失に計上いたしました。 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しております。また、正味売却価額については、時価(合理的に算定された価額)を適用しております。

連結剰余金計算書(単位:千円)

科 目 第70期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)

第71期(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)

利 益 剰 余 金 期 首 残 高 95,974,763 98,871,517利 益 剰 余 金 増 加 高 3,602,927 3,188,622

親会社株主に帰属する当期純利益 3,568,595 3,188,622土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 34,331 -

利 益 剰 余 金 減 少 高 706,173 748,998配 当 金 706,173 697,171土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 - 51,826

利 益 剰 余 金 期 末 残 高 98,871,517 101,311,141

自己資本の充実の状況 自己資本の充実の状況等「定量的な開示事項(連結)」をご覧ください。

連結リスク管理債権(単位:百万円)

項 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

破 綻 先 債 権 2,736 1,436延 滞 債 権 19,809 20,5333 カ 月 以 上 延 滞 債 権 137 160貸 出 条 件 緩 和 債 権 5,113 4,791

合  計 27,796 26,921

42

連結財務諸表の作成方針、連結剰余金計算書、自己資本の充実の状況、連結リスク管理債権

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連結情報資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

事業の種類別セグメント情報 連結会社は信用金庫業務以外に一部で事務受託、リース業、保証業等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。

事業年度の末日において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他当該金庫の経営に重要な影響を及ぼすような事象(重要事象等)

 該当ありません。

事業報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるもの(連結)

<報酬体系について>1.対象役員

 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事・非常勤理事及び常勤監事・非常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う「基本報酬」、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う「退職慰労金」で構成されております。

(1) 報酬体系の概要【基本報酬】 非常勤を含む全役員の基本報酬につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。 そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を勘案し、当金庫の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額につきましては、監事の協議により決定しております。

【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。 なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規程で定めております。 a.決定方法 b.支払手段 c.決定時期と支払時期

(2) 平成29年度における対象役員に対する報

酬等の支払総額区 分 支払総額

対象役員に対する報酬等 405百万円注1.対象役員に該当する常勤理事は14名、非

常勤理事は1名、常勤監事は1名、非常勤監事は3名です(期中に退任した者を含む)。

注2.左記の内訳は、「基本報酬」317百万円、「退職慰労金」87百万円となっております。

 「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。

(3) その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」(平成24年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号及び第5号に該当する事項はございませんでした。

2.対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の職員、当金庫の主要な連結子法人等の役職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。 なお、平成29年度において、対象職員等に該当する者はおりませんでした。

注1.対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。

注2.「主要な連結子法人等」とは、当金庫の連結子法人等のうち、当金庫の連結総資産に対して2%以上の資産を有する会社等をいいます。

注3.「同等額」は、平成29年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。

注4.平成29年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はおりませんでした。

43

事業の種類別セグメント情報、事業年度の末日において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象~(連結)、事業報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるもの(連結)

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SAISHIN REPORT 2018定性的な開示事項自己資本の充実の状況等

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

定性的な開示事項1.自己資本調達手段の概要

 自己資本比率は金融機関の経営の健全性、安定性をはかる重要な指標のひとつです。自己資本は会員の皆さまからの「出資金」や利益の中から着実に貯えてきた「利益剰余金」などの内部留保からなり、自己資本の充実は安全性・健全性を維持するため最も重要な経営課題としております。 なお、当金庫の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。

発行主体 埼玉縣信用金庫資本調達手段の

種類 普通出資

コア資本に係る基礎項目の額に算入された額

23,149百万円

2.自己資本の充実度に関する評価方法の概要 当金庫は、内部留保による資本の積上げ等を行うことにより自己資本を充実させ、自己資本比率は国内基準である4%を上回っており、経営の健全性・安全性を十分保っております。 将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益による資本の蓄積を第一義的な施策と考えております。

3.信用リスクに関する事項(1) リスク管理の方針および手続きの概要 安全性・収益性・成長性・公共性の原則に則った厳正な与信判断を行うべく、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「クレジットポリシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスク管理を徹底しております。 信用リスクの評価につきましては、小口多数取引の推進によるリスク分散のほか、与信ポートフォリオ管理として、信用格付別や自己査定による債務者区分別、業種別、さらには与信集中によるリスク抑制のため大口与信先の管理など、さまざまな角度からの分析に注力しております。 個別案件の審査・与信管理においては、審査管理部門と営業推進部門を分離・独立し、厳正な審査体制を整備しております。さらに、経営陣による各種委員会を定期的に開催し、信用リスク管理・運営における重要事項を審議しております。 将来発生が見込まれる貸倒損失については、企業会計原則等に従い厳格な引当を実施し、万一に備えております。貸倒引当金は、自己査定における債務者区分に基づき算定しております。正常先債権および要注意先債権については、債務者区分ごとに算定された貸倒実績率に基づき、将来発生が見込まれる予想損失率を求め、債務者区分ごとの債権額に予想損失率を乗じて予想損失額を算定し、一般貸倒引当金を計上しております。破綻懸念先債権については、個別債務者ごとに担保・保証を除いた未保全額(Ⅲ分類)に対し、予想損失率を乗じた額を予想損失額として個別貸倒引当金を計上しております。実質破綻先債権および破綻先債権については、個別債務者ごとに担保・保証を除いた未保全額(Ⅲ・Ⅳ分類)の全額を予想損失額として個別貸倒引当金を計上しております。

(2) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関 リスク・ウェイトとは、自己資本比率を算出する際の分母に相当する額(信用リスク・アセット額)を求めるために使用する資産等の種類に応じた掛目のことです。このリスク・ウェイトの判定には、適格格付機関等の格付を使用しております。当金庫で使用する適格格付機関は、以下のとおりです。

①株式会社格付投資情報センター②株式会社日本格付研究所③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク④S&Pグローバル・レーティング

4.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続きの概要 信用リスク削減手法とは、当金庫が抱えている信用リスクを軽減する措置であり、預金担保、有価証券担保、保証などがあります。 ただし、ご融資の際には、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、さまざまな角度から審査を行っており、担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な措置であると認識しております。また、お客さまが期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等を行う場合がありますが、「信用金庫取引約定書」等の契約内容に基づき、適切な取扱いに努めております。 当金庫が保有する債券において、保証による信用リスク削減手法を用いているものは、日本国政府が保証する政府保証債券、適格格付機関が付与している格付により信用度を判定した事業会社等が保証する債券があります。 なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクおよび市場リスクの集中に関しては、同一業種等に偏ることなく分散されております。

5.派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針および手続きの概要 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。 市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺されるような形での管理を中心としております。資産・負債が受けるリスクと相殺されない派生商品取引においては、年間の損失額を設定する等、リスクを限定的なものとしております。 信用リスクへの対応は、お客さまとの取引については、総与信取引における保全枠との一体的な管理により与信判断を行うことでリスクを限定しており、適切な保全措置を講じております。そのため、当該取引に対する個別担保による保全や引当金の算定は、特段、行っておりません。 その他、有価証券関連取引については、有価証券にかかる投資方針の中で定めている投資枠内での取引に限定するとともに、万一、取引相手に対して担保を追加提供する必要が生じたとしても、提供可能な資産を十分保有しております。 なお、リスク資本および与信限度額の割当については、リ

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定性的な開示事項

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定性的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

スク管理委員会、余資運用委員会にて協議のうえ定め、適切に管理しております。(統合的リスク管理においては、派生商品取引による市場リスク量を反映させております。) また、長期決済期間取引は該当ありません。

6.証券化エクスポージャーに関する事項(1) リスク管理の方針およびリスク特性の概要 証券化取引には、投資家ならびにオリジネーターとしての役割があります。 投資家としての役割は、企業等が保有する債権を裏付けとした証券を購入することが該当します。当金庫では、有価証券投資の一環として捉え、リスクの認識については、市場動向、裏付資産の状況、時価評価および適格格付機関が付与する格付情報などにより把握するとともに、余資運用委員会に諮り、適切なリスク管理に努めております。 一方、オリジネーターとしての役割は、当金庫が保有する債権を裏付けに証券として組み替え、第三者に売却して流動化することが該当します。 なお、当金庫では、現在、証券化取引は該当ありません。

(2) 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称

 当金庫は、標準的手法を採用しております。

(3) 証券化取引に関する会計方針 当該取引にかかる会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。

(4) 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称

 証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下のとおりです。

①株式会社格付投資情報センター②株式会社日本格付研究所③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク④S&Pグローバル・レーティング

7.オペレーショナル・リスクに関する事項(1) リスク管理の方針および手続きの概要 オペレーショナル・リスクの定性的管理として、事務訂正件数・コンピュータ処理件数などを指標としてモニタリングし、リスク軽減に努めております。 さらに、オペレーショナル・リスクの総合的管理部署を定め、各種オペレーショナル・リスク管理についてリスク管理委員会にて協議を行う態勢としております。 事務リスク管理においては、営業店の検査・指導のほか、事務処理の機械化・効率化を推進するとともに、定期的な事務管理委員会等の開催により、事務の堅確化ならびに事務管理能力の向上に努めております。 システムリスク管理においては、セキュリティポリシーおよびセキュリティスタンダードを定め、コンピュータの開発・運用・利用を行っております。また、最重要システムについては、回線・機器の二重化等により、システムの安全

性・信頼性の維持に努めております。 法務リスク管理においては、コンプライアンス委員会を設置し、法令等遵守態勢および法務リスク管理態勢の整備に努めております。

(2) オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は、基礎的手法を採用しております。

8.出資等または株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針および手続きの概要 出資等または株式エクスポージャーにあたるものは、上場株式、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託、その他のベンチャーファンドまたは投資事業組合等への出資金が該当します。 リスクの認識については、時価評価および最大予想損失額 (VaR:バリュー・アット・リスク(特定のポジション(残高)を一定期間保有すると仮定した場合において、将来の金利・価格変動により一定の確率で予想される最大の損失額))によるリスク計測によって把握するとともに、設定されたリスク限度枠等の遵守状況を定期的に、余資運用委員会およびリスク管理委員会へ報告しております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。

9.金利リスクに関する事項(1) リスク管理の方針および手続きの概要 BPV(ベーシス・ポイント・バリュー(全ての期間帯の金利が一定幅上昇した場合の現在価値の変化額))やVaR等によるリスク計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュレーションによる収益への影響度などを、リスク管理委員会で協議検討するとともに、必要に応じて理事会に報告するなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。 さらに、市場運用部門とリスク管理部門で相互牽制を行い、リスク管理の厳格化に努め、資産の健全性の維持と収益性の確保に努めております。有価証券運用等の余裕資金運用においては、余資運用委員会を設置し、適切な運用に努めております。

(2) 内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 内部管理上の金利リスク算定の前提は、以下のとおりです。

・リスク計測手法分散共分散法によりVaRを計測

・VaR計測の定量基準信頼区間片側99%、保有期間6ヵ月、データ観測期間5年

・リスク計測の頻度月次(前月末基準)、有価証券は日次(前営業日基準)

・連結対象子会社については、金利変動によりリスクが発生する残高は資産および負債ともに僅少であり、影響が軽微であることから、計測しておりません。

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定性的な開示事項

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SAISHIN REPORT 2018定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

単体における事業年度の開示事項1. 自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円)

項 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)経過措置による

不算入額経過措置による

不算入額コア資本に係る基礎項目 (1)普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 120,836 123,021

出資金及び資本剰余金の額 23,354 23,149利益剰余金の額 98,184 100,567外部流出予定額 (△) 700 694上記以外に該当するものの額 △ 2 △ 1

コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 2,074 1,906一般貸倒引当金コア資本算入額 2,074 1,906適格引当金コア資本算入額 - -

適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -

土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -

コア資本に係る基礎項目の額 (イ) 122,910 124,927コア資本に係る調整項目 (2)無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 843 562 963 240

のれんに係るものの額 - - - -のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 843 562 963 240

繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 - - - -適格引当金不足額 - - - -証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 - - - -負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 - - - -前払年金費用の額 10 6 5 1自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 - - - -意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 - - - -少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 - - - -信用金庫連合会の対象普通出資等の額 - - - -特定項目に係る10%基準超過額 - - - -

その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 - - - -モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 - - - -繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 - - - -

特定項目に係る15%基準超過額 - - - -その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 - - - -モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 - - - -繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 - - - -

コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 853 968自己資本自己資本の額 ((イ)-(ロ)) (ハ) 122,056 123,958リスク・アセット等 (3)信用リスク・アセットの額の合計額 1,291,037 1,390,379

経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 21,182 △ 19,913無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) 562 240繰延税金資産 - -前払年金費用 6 1他の金融機関等向けエクスポージャー △ 21,751 △ 20,155上記以外に該当するものの額 - -

オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 65,779 64,731信用リスク・アセット調整額 - -オペレーショナル・リスク相当額調整額 - -リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 1,356,817 1,455,110自己資本比率自己資本比率 ((ハ)/(ニ)) 8.99% 8.51%

注1 自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。

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自己資本の構成に関する事項(単体)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

2. 定量的な開示事項(1) 自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円)

項 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額イ. 信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 1,291,038 51,641 1,390,379 55,615

①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 1,312,192 52,487 1,410,164 56,406 現金 - - - - 我が国の中央政府及び中央銀行向け - - - - 外国の中央政府及び中央銀行向け 278 11 1,122 44 国際決済銀行等向け - - - - 我が国の地方公共団体向け - - - - 外国の中央政府等以外の公共部門向け 665 26 2,024 80 国際開発銀行向け - - - - 地方公共団体金融機構向け 1,940 77 1,939 77 我が国の政府関係機関向け 2,088 83 2,083 83 地方三公社向け 103 4 100 4 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 121,463 4,858 123,802 4,952 法人等向け 434,302 17,372 479,172 19,166 中小企業等向け及び個人向け 492,816 19,712 522,831 20,913 抵当権付住宅ローン 59,786 2,391 56,315 2,252 不動産取得等事業向け 74,277 2,971 79,734 3,189 3ヵ月以上延滞等 1,111 44 1,476 59 取立未済手形 74 2 101 4 信用保証協会等による保証付 8,031 321 8,170 326 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 - - - - 出資等 14,788 591 21,088 843

出資等のエクスポージャー 14,788 591 21,088 843 重要な出資のエクスポージャー - - - -

上記以外 100,464 4,018 110,199 4,407他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー 48,709 1,948 58,745 2,349信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 10,957 438 10,957 438特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 10,190 407 9,985 399上記以外のエクスポージャー 30,607 1,224 30,511 1,220

②証券化エクスポージャー - - - -③複数の資産を裏付とする資産 (所謂ファンド) のうち、

個々の資産の把握が困難な資産 - - - -

④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 569 22 242 9⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る

経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 △ 21,751 △ 870 △ 20,155 △ 806⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 28 1 127 5⑦中央清算機関関連エクスポージャー - - - -

ロ. オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 65,779 2,631 64,731 2,589ハ. 単体総所要自己資本額 (イ+ロ) 1,356,817 54,272 1,455,110 58,204注1 所要自己資本の額=リスクアセット×4%注2 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。注3 「3ヵ月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行

向け」から「法人等向け」(「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。注4 当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しております。

<オペレーショナル・リスク相当額(基礎的手法)の算定方法>粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数

注5 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%

47

自己資本の充実度に関する事項(単体)

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SAISHIN REPORT 2018

事業概況

地域貢献

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業務のご案内

資料編

ネットワーク

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

(2) 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<地域別・業種別・残存期間別> (単位:百万円)

地域区分業種区分期間区分

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

信用リスクエクスポージャー期末残高3ヵ月以上

延滞エクス

ポージャー

信用リスクエクスポージャー期末残高3ヵ月以上

延滞エクス

ポージャー

貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ ン ス 取 引

債券 デリバティブ取引

貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ ン ス 取 引

債券 デリバティブ取引

国 内 2,731,535 1,693,067 424,327 87 4,144 2,858,691 1,804,966 439,817 236 3,794国 外 241,266 23 120,368 3 - 286,494 15 151,243 169 -地 域 別 合 計 2,972,801 1,693,091 544,695 90 4,144 3,145,185 1,804,982 591,060 405 3,794製 造 業 128,661 100,712 27,851 0 433 134,401 101,118 33,050 4 449農 業 1,246 1,246 - - - 1,148 1,148 - - 13林 業 7 7 - - - 52 52 - - -漁 業 - - - - - 4 4 - - -鉱 業 17 17 - - - 12 12 - - -建 設 業 116,682 116,290 - - 803 124,717 124,124 100 - 647電気・ガス・熱供 給 ・ 水 道 業 3,863 1,661 2,202 - - 16,716 1,700 15,015 - -情 報 通 信 業 9,919 3,245 6,573 - 33 13,668 3,587 9,980 - 58運 輸 業 38,198 29,991 7,955 - 54 40,443 31,642 8,548 - 5卸売業、小売業 100,339 94,155 5,835 0 356 106,646 96,787 9,534 2 146金融業、保険業 653,882 30,572 151,374 0 - 233,614 30,167 166,334 1 -不 動 産 業 403,058 398,641 3,721 - 329 417,892 411,324 5,636 - 637物 品 賃 貸 業 7,271 7,267 - - - 6,239 6,239 - - -学術研究、専門・技術サービス業 6,659 6,659 - - - 7,089 7,089 - - -宿 泊 業 2,379 2,379 - - - 2,503 2,503 - - -飲 食 業 11,697 11,695 - - 249 11,580 11,578 - - 137生活関連サービス 業 、 娯 楽 業 21,679 21,666 - - 950 21,149 21,149 - - 63教育、学習支援業 7,695 7,695 - - - 7,826 7,826 - - 7医 療 、 福 祉 50,967 50,967 - - 320 53,046 53,045 - - 348その他のサービス 40,413 39,565 800 - 237 45,885 42,010 3,813 - 305国 ・ 地 方公 共 団 体 等 551,384 173,469 338,382 - - 1,042,106 232,204 339,045 - -個 人 595,138 595,136 - 0 375 619,596 619,594 - 0 641そ の 他 221,636 44 - 88 - 238,842 67 - 397 331業 種 別 合 計 2,972,801 1,693,091 544,695 90 4,144 3,145,185 1,804,982 591,060 405 3,7941 年 以 下 338,806 164,144 53,521 90 444,296 181,410 57,885 2571年超3年以下 482,828 103,285 129,555 - 418,667 95,390 192,144 -3年超5年以下 318,042 144,432 165,532 - 315,767 144,652 161,118 -5年超7年以下 202,413 96,729 101,584 - 201,336 93,070 63,505 -7年超10年以下 365,241 126,088 33,498 - 363,529 134,341 49,749 148

10 年 超 1,119,134 1,051,132 61,001 - 1,073,037 982,214 66,656 -期間の定めのな い も の 146,334 7,276 - - 328,551 173,901 - -残存期間別合計 2,972,801 1,693,091 544,695 90 3,145,185 1,804,982 591,060 405注1 「オフ・バランス取引」は、デリバティブ取引を除いております。注2 「貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」には、「私募債」が含まれます。注3 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。注4 上記の「その他」は、現金、固定資産、繰延税金資産などのほか個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等が含まれます。注5 「期間の定めのないもの」には「総合口座貸越」「輸入担保荷物引取保証(LG)」が含まれます。注6 CVAリスクは含まれておりません。

48

信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高(単体)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高 期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高目的使用 その他 目的使用 その他一般貸倒引当金 2,094 1,945 - 2,094 1,945 1,945 1,789 - 1,945 1,789個別貸倒引当金 6,639 6,639 1,108 5,531 6,639 6,639 6,398 1,550 5,089 6,398

合  計 8,734 8,584 1,108 7,626 8,584 8,584 8,187 1,550 7,034 8,187注1 当金庫では、自己資本比率算定にあたり、投資損失引当金・偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取り扱っておりますが、当

該引当金の金額は上記残高等に含めておりません。

ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

個別貸倒引当金 貸出金償却 個別貸倒引当金 貸出金償却期首残高 期中の増減額 期末残高 期首残高 期中の増減額 期末残高製 造 業 2,092 △ 869 1,222 - 1,222 △ 110 1,111 -農 業 - - - - - 37 37 -林 業 - - - - - - - -漁 業 - - - - - - - -鉱 業 - - - - - - - -建 設 業 532 493 1,025 - 1,025 △ 81 943 -電 気 ・ ガ ス ・熱供給・水道業 - - - - - - - -情 報 通 信 業 48 △ 7 41 - 41 73 115 -運 輸 業 47 62 109 - 109 △ 62 47 -卸売業、小売業 664 △ 16 648 - 648 10 658 -金融業、保険業 - - - - - - - -不 動 産 業 1,209 △ 72 1,136 - 1,136 130 1,266 -物 品 賃 貸 業 11 △ 11 - - - - - -学術研究、専門・技術サ ー ビ ス 業 9 △ 8 0 - 0 23 23 -宿 泊 業 - - - - - 351 351 -飲 食 業 190 115 305 - 305 △ 113 192 -生活関連サービス 業 、 娯 楽 業 932 △ 25 907 - 907 △ 800 106 -教育、学習支援業 - - - - - 1 1 -医 療 、 福 祉 226 243 470 - 470 212 682 -その他のサービス 241 72 313 - 313 114 427 -国・地方公共団体等 - - - - - - - -個 人 434 24 458 - 458 △ 28 430 -

合  計 6,639 △ 0 6,639 - 6,639 △ 241 6,398 -注1 当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。注2 当金庫では、自己資本比率算定にあたり、投資損失引当金・偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取り扱っておりますが、当

該引当金の金額は上記残高等に含めておりません。

ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円)

告示で定めるリスク・ウェイト区分

エクスポージャーの額第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

格付有り 格付無し 格付有り 格付無し0% 103,749 591,763 106,209 643,43110% 2 122,110 - 123,45420% 618,129 978 624,914 1,34535% - 171,960 - 162,05950% 198,787 343 233,290 42075% - 587,714 - 619,269100% 18,205 549,612 36,328 579,707150% - 385 - 699250% - 9,058 - 14,055

合  計 938,874 2,033,927 1,000,742 2,144,443注1 格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。注2 エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。注3 コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、CVAリスクは含まれておりません。

49

一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額(単体)、業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等(単体)、リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(単体)

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SAISHIN REPORT 2018

事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

業務のご案内

資料編

ネットワーク

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

(3) 信用リスク削減手法に関する事項信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 14,872 151,026 - 14,066 164,059 -

①ソブリン向け - 8,773 - - 9,125 -②金融機関向け - - - - - -③法人等向け 5,167 4,460 - 5,043 5,125 -④中小企業等・個人向け 9,418 137,427 - 8,742 149,500 -⑤抵当権付住宅ローン 87 331 - 77 293 -⑥不動産取得等事業者向け 115 - - 139 - -⑦3ヵ月以上延滞等 0 33 - 0 14 -⑧信用保証協会保証付 83 - - 63 - -

注1 当金庫は、適格金融資産担保について包括的手法を用いております。

(4) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

与信相当額の算出に用いる方式 カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式グロス再構築コストの額 1 107グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額

- -

(単位:百万円)

取 引

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額

①派生商品取引合計 90 90 405 405(ⅰ) 外国為替関連取引 4 4 177 177(ⅱ) 金利関連取引 - - - -(ⅲ) 金関連取引 - - - -(ⅳ) 株式関連取引 85 85 79 79(ⅴ) 貴金属(金を除く)関連取引 - - - -(ⅵ) その他コモディティ関連取引 - - 148 148(ⅶ)クレジット・デリバティブ - - - -

②長期決済期間取引 - - - -合  計 90 90 405 405

注1 グロス再構築コストの額は、ゼロを下回らないものに限っております。

(5) 証券化エクスポージャーに関する事項該当ありません。

50

信用リスク削減手法に関する事項(単体)、派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(単体)、証券化エクスポージャーに関する事項(単体)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

(6) 出資等エクスポージャーに関する事項イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等第70期(平成29年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分売買目的有価証券 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券で時価の

把握が極めて困難なもの等貸借対照表

計上額当期の損益に

含まれた評価差額取得原価(償却原価)

貸借対照表計上額 評価差額 貸借対照表計上額うち益 うち損

上 場 株 式 等 - - 15,794 17,789 1,994 2,084 90 -非 上 場 株 式 等 - - - - - - - 11,295

合  計 - - 15,794 17,789 1,994 2,084 90 11,295

第71期(平成30年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分売買目的有価証券 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券で時価の

把握が極めて困難なもの等貸借対照表

計上額当期の損益に

含まれた評価差額取得原価(償却原価)

貸借対照表計上額 評価差額 貸借対照表計上額うち益 うち損

上 場 株 式 等 - - 21,590 24,021 2,431 2,617 185 -非 上 場 株 式 等 - - - - - - - 11,314

合  計 - - 21,590 24,021 2,431 2,617 185 11,314注1 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。注2 上場株式等には、株価指数連動型投資信託(ETF)、優先出資証券を含みます。注3 非上場株式等には、信金中金出資金等を含みます。

ロ.子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等第70期(平成29年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分 貸借対照表計上額 時価 差額 うち益 うち損子会社・子法人等株式 31 - - - -関 連 法 人 等 株 式 6 - - - -

合  計 37 - - - -

第71期(平成30年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分 貸借対照表計上額 時価 差額 うち益 うち損子会社・子法人等株式 31 - - - -関 連 法 人 等 株 式 6 - - - -

合  計 37 - - - -

ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円)

区 分 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

売却額 450 2,005売却益 23 441売却損 53 14

償却 4 0注1 上記金額は、株式・株式関連投資信託・その他の証券等の合計です。

(7) 金利リスクに関する事項 (単位:百万円)

区 分第70期(平成29年3月31日現在) 第71期(平成30年3月31日現在)

内部管理上の金利リスク量 アウトライヤー基準上の金利リスク量 内部管理上の金利リスク量 アウトライヤー基準上の金利リスク量貸 出 金 9,421 5,113 9,713 7,759有 価 証 券 8,930 4,445 8,874 7,705預 金 △ 2,070 △ 3,255 △2,808 △5,548そ の 他 2,919 2,071 3,717 3,551

合  計 19,200 8,374 19,497 13,467注1 金利リスクとは、金融機関が保有する資産・負債・オフバランス勘定のうち、

市場金利に影響を受けるものが、金利変動により発生するリスク量です。注2 内部管理上の金利リスク量とは、当金庫がリスク量を経営体力(自己資本)の

範囲内とする管理方針に基づき管理している金利リスク量をいい、金利リスク量算定の前提は以下のとおりです。(1)リスク計測手法

 分散共分散法によりVaR(バリュー・アット・リスク)を計測しております。 VaRとは、「特定のポジション(残高)を一定期間保有すると仮定した場合において、将来の金利・価格変動により一定の確率で予想される最大の損失額」をいいます。

(2)VaR算定の定量基準 信頼区間片側99%、保有期間6ヵ月、データ観測期間5年

(3)統合的なリスク管理 当金庫では、上記金利リスクのみならず、市場リスク・信用リスク・オペレーショナルリスクを対象にした統合的なリスク管理に努めております。

注3 アウトライヤー基準上の金利リスク量とは、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」に定められる方法により算定される金利リスク量をいい、リスク量算定の前提は以下のとおりです。(1)金利変動幅

 99パーセンタイル値(5年の観測期間で計測される1年間の金利変動幅で、小さい方から99%目の金利変動幅)としております。

(2)コア預金 コア預金とは、明確な金利改定間隔がなく、お客さまの要求によって随時払い出される預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金をいいます。 普通預金等の額の50%相当額を0~5年の期間に均等に振り分け(平均2.5年)ております(なお、内部管理上の金利リスク計測においては、コア預金を考慮しておりません)。

(3)資産・負債のリスク量相殺 運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺し、また、金融派生商品(金利受取サイド)の金利リスク量と金融派生商品(金利支払サイド)の金利リスク量を相殺しております。

51

出資等エクスポージャーに関する事項(単体)、金利リスクに関する事項(単体)

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事業概況

地域貢献

内部管理態勢

組織と沿革

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2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

連結会計年度の開示事項1. 自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円)

項 目 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)経過措置による

不算入額経過措置による

不算入額コア資本に係る基礎項目 (1)普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 121,424 123,646

出資金及び資本剰余金の額 23,354 23,149利益剰余金の額 98,871 101,311外部流出予定額 (△) 700 694上記以外に該当するものの額 △ 101 △ 119

コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等 - -為替換算調整勘定 - -退職給付に係るものの額 - -

コア資本に係る調整後非支配株主持分の額 - -コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 2,075 1,906

一般貸倒引当金コア資本算入額 2,075 1,906適格引当金コア資本算入額 - -

適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -非支配株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 - -コア資本に係る基礎項目の額 (イ) 123,499 125,553コア資本に係る調整項目 (2)無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 843 562 963 240

のれんに係るもの(のれん相当差額を含む。)の額 - - - -のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 843 562 963 240

繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 - - - -適格引当金不足額 - - - -証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 - - - -負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 - - - -退職給付に係る資産の額 10 6 5 1自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 - - - -意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 - - - -少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 - - - -信用金庫連合会の対象普通出資等の額 - - - -特定項目に係る10%基準超過額 - - - -

その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 - - - -モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 - - - -繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 - - - -

特定項目に係る15%基準超過額 - - - -その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 - - - -モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 - - - -繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 - - - -

コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 853 968自己資本自己資本の額 ((イ)-(ロ)) (ハ) 122,646 124,584リスク・アセット等 (3)信用リスク・アセットの額の合計額 1,291,686 1,391,138

経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 21,182 △ 19,913無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) 562 240繰延税金資産 - -退職給付に係る資産 6 1他の金融機関等向けエクスポージャー △ 21,751 △ 20,155上記以外に該当するものの額 - -

オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 65,761 64,713信用リスク・アセット調整額 - -オペレーショナル・リスク相当額調整額 - -リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 1,357,447 1,455,851連結自己資本比率連結自己資本比率 ((ハ)/(ニ)) 9.03% 8.55%

注1 自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。

52

自己資本の構成に関する事項(連結)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

2. 定量的な開示事項(1) その他金融機関等(注1)であって信用金庫の子法人等であるもののうち、自己資本比率規制上の所要自己資本

を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額    注1 自己資本比率告示第5条第7項第1号に規定するその他金融機関等をいいます。

該当ありません。

(2) 自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円)

項 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額イ. 信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 1,291,686 51,667 1,391,138 55,645

①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 1,312,840 52,513 1,410,923 56,436現金 - - - -我が国の中央政府及び中央銀行向け - - - -外国の中央政府及び中央銀行向け 278 11 1,122 44国際決済銀行等向け - - - -我が国の地方公共団体向け - - - -外国の中央政府等以外の公共部門向け 665 26 2,024 80国際開発銀行向け - - - -地方公共団体金融機構向け 1,940 77 1,939 77我が国の政府関係機関向け 2,088 83 2,083 83地方三公社向け 103 4 100 4金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 121,463 4,858 123,802 4,952法人等向け 434,302 17,372 479,172 19,166中小企業等向け及び個人向け 492,816 19,712 522,831 20,913抵当権付住宅ローン 59,786 2,391 56,315 2,252不動産取得等事業向け 74,277 2,971 79,734 3,1893ヵ月以上延滞等 1,111 44 1,476 59取立未済手形 74 2 101 4信用保証協会等による保証付 8,031 321 8,170 326株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 - - - -出資等 14,756 590 21,056 842

出資等のエクスポージャー 14,756 590 21,056 842重要な出資のエクスポージャー - - - -

上記以外 101,144 4,045 110,990 4,439他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー 48,709 1,948 58,745 2,349信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 10,957 438 10,957 438特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 10,862 434 10,775 431上記以外のエクスポージャー 30,614 1,224 30,511 1,220

②証券化エクスポージャー - - - -③複数の資産を裏付とする資産 (所謂ファンド) のうち、

個々の資産の把握が困難な資産 - - - -

④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 569 22 242 9⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る

経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 △ 21,751 △ 870 △ 20,155 △ 806⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 28 1 127 5⑦中央清算機関関連エクスポージャー - - - -

ロ. オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 65,761 2,630 64,713 2,588ハ. 連結総所要自己資本額 (イ+ロ) 1,357,447 54,297 1,455,851 58,234注1 所要自己資本の額=リスクアセット×4%注2 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。注3 「3ヵ月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行

向け」から「法人等向け」(「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。注4 当金庫グループは、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しております。注5 連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%

<オペレーショナル・リスク相当額(基礎的手法)の算定方法>粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数

53

その他金融機関等であって信用金庫の子法人等で~、自己資本の充実度に関する事項(連結)

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(3) 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<地域別・業種別・残存期間別> (単位:百万円)

地域区分業種区分期間区分

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

信用リスクエクスポージャー期末残高3ヵ月以上

延滞エクス

ポージャー

信用リスクエクスポージャー期末残高3ヵ月以上

延滞エクス

ポージャー

貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ ン ス 取 引

債券 デリバティブ取引

貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バラ ン ス 取 引

債券 デリバティブ取引

国 内 2,731,780 1,693,067 424,327 87 4,144 2,858,976 1,804,966 439,817 236 3,794国 外 241,266 23 120,368 3 - 286,494 15 151,243 169 -地 域 別 合 計 2,973,046 1,693,091 544,695 90 4,144 3,145,470 1,804,982 591,060 405 3,794製 造 業 128,661 100,712 27,851 0 433 134,401 101,118 33,050 4 449農 業 1,246 1,246 - - - 1,148 1,148 - - 13林 業 7 7 - - - 52 52 - - -漁 業 - - - - - 4 4 - - -鉱 業 17 17 - - - 12 12 - - -建 設 業 116,682 116,290 - - 803 124,717 124,124 100 - 647電気・ガス・熱供 給 ・ 水 道 業 3,863 1,661 2,202 - - 16,716 1,700 15,015 - -情 報 通 信 業 9,919 3,245 6,573 - 33 13,668 3,587 9,980 - 58運 輸 業 38,198 29,991 7,955 - 54 40,443 31,642 8,548 - 5卸売業、小売業 100,339 94,155 5,835 0 356 106,646 96,787 9,534 2 146金融業、保険業 654,151 30,572 151,374 0 - 233,930 30,167 166,334 1 -不 動 産 業 403,058 398,641 3,721 - 329 417,892 411,324 5,636 - 637物 品 賃 貸 業 7,271 7,267 - - - 6,239 6,239 - - -学術研究、専門・技術サービス業 6,659 6,659 - - - 7,089 7,089 - - -宿 泊 業 2,379 2,379 - - - 2,503 2,503 - - -飲 食 業 11,697 11,695 - - 249 11,580 11,578 - - 137生活関連サービス 業 、 娯 楽 業 21,679 21,666 - - 950 21,149 21,149 - - 63教育、学習支援業 7,695 7,695 - - - 7,826 7,826 - - 7医 療 、 福 祉 50,967 50,967 - - 320 53,046 53,045 - - 348その他のサービス 40,381 39,565 800 - 237 45,853 42,010 3,813 - 305国 ・ 地 方公 共 団 体 等 551,384 173,469 338,382 - - 1,042,106 232,204 339,045 - -個 人 595,138 595,136 - 0 375 619,596 619,594 - 0 641そ の 他 221,643 44 - 88 - 238,843 67 - 397 331業 種 別 合 計 2,973,046 1,693,091 544,695 90 4,144 3,145,470 1,804,982 591,060 405 3,7941 年 以 下 338,806 164,144 53,521 90 444,296 181,410 57,885 2571年超3年以下 482,828 103,285 129,555 - 418,667 95,390 192,144 -3年超5年以下 318,042 144,432 165,532 - 315,767 144,652 161,118 -5年超7年以下 202,413 96,729 101,584 - 201,336 93,070 63,505 -7年超10年以下 365,241 126,088 33,498 - 363,529 134,341 49,749 148

10 年 超 1,119,134 1,051,132 61,001 - 1,073,037 982,214 66,656 -期間の定めのな い も の 146,580 7,276 - - 328,836 173,901 - -残存期間別合計 2,973,046 1,693,091 544,695 90 3,145,470 1,804,982 591,060 405注1 「オフ・バランス取引」は、デリバティブ取引を除いております。注2 「貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」には、「私募債」が含まれます。注3 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。注4 上記の「その他」は、現金、固定資産、繰延税金資産などのほか個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等が含まれます。注5 「期間の定めのないもの」には「総合口座貸越」「輸入担保荷物引取保証(LG)」が含まれます。注6 CVAリスクは含まれておりません。

54

信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高(連結)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円)

科 目第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高 期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高目的使用 その他 目的使用 その他一般貸倒引当金 2,094 1,946 - 2,094 1,946 1,946 1,789 - 1,946 1,789個別貸倒引当金 6,659 6,648 1,113 5,546 6,648 6,648 6,405 1,550 5,098 6,405

合  計 8,754 8,594 1,113 7,641 8,594 8,594 8,195 1,550 7,044 8,195注1 当金庫グループでは、連結自己資本比率算定にあたり、投資損失引当金・偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取り扱ってお

りますが、当該引当金の金額は上記残高等に含めておりません。

ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 (単位:百万円)

業 種第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

個別貸倒引当金 貸出金償却 個別貸倒引当金 貸出金償却期首残高 期中の増減額 期末残高 期首残高 期中の増減額 期末残高製 造 業 2,092 △ 869 1,222 - 1,222 △ 110 1,111 -農 業 - - - - - 37 37 -林 業 - - - - - - - -漁 業 - - - - - - - -鉱 業 - - - - - - - -建 設 業 532 493 1,025 - 1,025 △ 81 943 -電 気 ・ ガ ス ・熱供給・水道業 - - - - - - - -情 報 通 信 業 48 △ 7 41 - 41 73 115 -運 輸 業 47 62 109 - 109 △ 62 47 -卸売業、小売業 664 △ 16 648 - 648 10 658 -金融業、保険業 - - - - - - - -不 動 産 業 1,209 △ 72 1,136 - 1,136 130 1,266 -物 品 賃 貸 業 11 △ 11 - - - - - -学術研究、専門・技術サ ー ビ ス 業 9 △ 8 0 - 0 23 23 -宿 泊 業 - - - - - 351 351 -飲 食 業 190 115 305 - 305 △ 113 192 -生活関連サービス 業 、 娯 楽 業 932 △ 25 907 - 907 △ 800 106 -教育、学習支援業 - - - - - 1 1 -医 療 、 福 祉 226 243 470 - 470 212 682 -その他のサービス 241 72 313 - 313 114 427 -国・地方公共団体等 - - - - - - - -個 人 453 14 467 - 467 △ 30 437 -

合  計 6,659 △ 11 6,648 - 6,648 △ 242 6,405 -注1 当金庫グループは、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。注2 当金庫グループでは、連結自己資本比率算定にあたり、投資損失引当金・偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取り扱ってお

りますが、当該引当金の金額は上記残高等に含めておりません。

ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円)

告示で定めるリスク・ウェイト区分

エクスポージャーの額第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

格付有り 格付無し 格付有り 格付無し0% 103,749 591,763 106,209 643,43110% 2 122,110 - 123,45420% 618,129 978 624,914 1,34535% - 171,960 - 162,05950% 198,787 343 233,290 42075% - 587,714 - 619,269100% 18,205 549,588 36,328 579,676150% - 385 - 699250% - 9,327 - 14,371

合  計 938,874 2,034,172 1,000,742 2,144,728注1 格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。注2 エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。注3 コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、CVAリスクは含まれておりません。

55

一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額(連結)、業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等(連結)、リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(連結)

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(4) 信用リスク削減手法に関する事項信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円)

種 類第70期

(平成29年3月31日現在)第71期

(平成30年3月31日現在)

適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 14,872 151,026 - 14,066 164,059 -

①ソブリン向け - 8,773 - - 9,125 -②金融機関向け - - - - - -③法人等向け 5,167 4,460 - 5,043 5,125 -④中小企業等・個人向け 9,418 137,427 - 8,742 149,500 -⑤抵当権付住宅ローン 87 331 - 77 293 -⑥不動産取得等事業者向け 115 - - 139 - -⑦3ヵ月以上延滞等 0 33 - 0 14 -⑧信用保証協会保証付 83 - - 63 - -

注1 当金庫グループは、適格金融資産担保について包括的手法を用いております。

(5) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (単位:百万円)

種 類 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

与信相当額の算出に用いる方式 カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式グロス再構築コストの額 1 107グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額

- -

(単位:百万円)

取 引

第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額

担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額

①派生商品取引合計 90 90 405 405(ⅰ) 外国為替関連取引 4 4 177 177(ⅱ) 金利関連取引 - - - -(ⅲ) 金関連取引 - - - -(ⅳ) 株式関連取引 85 85 79 79(ⅴ) 貴金属(金を除く)関連取引 - - - -(ⅵ) その他コモディティ関連取引 - - 148 148(ⅶ) クレジット・デリバティブ - - - -

②長期決済期間取引 - - - -合  計 90 90 405 405

注1 グロス再構築コストの額は、ゼロを下回らないものに限っております。

(6) 証券化エクスポージャーに関する事項該当ありません。

56

信用リスク削減手法に関する事項(連結)、派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(連結)、証券化エクスポージャーに関する事項(連結)

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定量的な開示事項自己資本の充実の状況等

資料編

2018/07/17 18:54:04 / 18436330_埼玉縣信用金庫_総会その他(C)

(7) 出資等エクスポージャーに関する事項イ.出資等エクスポージャーの連結貸借対照表計上額等第70期(平成29年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分売買目的有価証券 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券で時価の

把握が極めて困難なもの等連結貸借対照表

計上額当期の損益に

含まれた評価差額取得原価(償却原価)

連結貸借対照表計上額 評価差額 連結貸借対照表計上額うち益 うち損

上 場 株 式 等 - - 15,794 17,789 1,994 2,084 90 -非 上 場 株 式 等 - - - - - - - 11,295

合  計 - - 15,794 17,789 1,994 2,084 90 11,295

第71期(平成30年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分売買目的有価証券 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券で時価の

把握が極めて困難なもの等連結貸借対照表

計上額当期の損益に

含まれた評価差額取得原価(償却原価)

連結貸借対照表計上額 評価差額 連結貸借対照表計上額うち益 うち損

上 場 株 式 等 - - 21,590 24,021 2,431 2,617 185 -非 上 場 株 式 等 - - - - - - - 11,314

合  計 - - 21,590 24,021 2,431 2,617 185 11,314注1 連結貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。注2 上場株式等には、株価指数連動型投資信託(ETF)、優先出資証券を含みます。注3 非上場株式等には、信金中金出資金等を含みます。

ロ.子会社株式及び関連会社株式の連結貸借対照表計上額等第70期(平成29年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額 時価 差額 うち益 うち損子会社・子法人等株式 - - - - -関 連 法 人 等 株 式 275 - - - -

合  計 275 - - - -

第71期(平成30年3月31日現在) (単位:百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額 時価 差額 うち益 うち損子会社・子法人等株式 - - - - -関 連 法 人 等 株 式 322 - - - -

合  計 322 - - - -

ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円)

区 分 第70期(平成29年3月31日現在)

第71期(平成30年3月31日現在)

売却額 450 2,005売却益 23 441売却損 53 14

償却 4 0注1 上記金額は、株式・株式関連投資信託・その他の証券等の合計です。

(8) 金利リスクに関する事項 (単位:百万円)

区 分第70期(平成29年3月31日現在) 第71期(平成30年3月31日現在)

内部管理上の金利リスク量 アウトライヤー基準上の金利リスク量 内部管理上の金利リスク量 アウトライヤー基準上の金利リスク量貸 出 金 9,421 5,113 9,713 7,759有 価 証 券 8,930 4,445 8,874 7,705預 金 △ 2,070 △ 3,255 △ 2,808 △ 5,548そ の 他 2,919 2,071 3,717 3,551

合  計 19,200 8,374 19,497 13,467注1 金利リスクとは、連結グループが保有する資産・負債・オフバランス勘定のう

ち、市場金利に影響を受けるものが、金利変動により発生するリスク量です。注2 内部管理上の金利リスク量とは、当金庫がリスク量を経営体力(自己資本)の

範囲内とする管理方針に基づき管理している金利リスク量をいい、金利リスク量算定の前提は以下のとおりです。(1)リスク計測手法

 分散共分散法によりVaR(バリュー・アット・リスク)を計測しております。 VaRとは、「特定のポジション(残高)を一定期間保有すると仮定した場合において、将来の金利・価格変動により一定の確率で予想される最大の損失額」をいいます。

(2)VaR算定の定量基準 信頼区間片側99%、保有期間6ヵ月、データ観測期間5年

(3)統合的なリスク管理 当金庫では、上記金利リスクのみならず、市場リスク・信用リスク・オペレーショナルリスクを対象にした統合的なリスク管理に努めております。

注3 アウトライヤー基準上の金利リスク量とは、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」に定められる方法により算定される金利リスク量をいい、リスク量算定の前提は以下のとおりです。(1)金利変動幅

 99パーセンタイル値(5年の観測期間で計測される1年間の金利変動幅で、小さい方から99%目の金利変動幅)としております。

(2)コア預金 コア預金とは、明確な金利改定間隔がなく、お客さまの要求によって随時払い出される預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金をいいます。 普通預金等の額の50%相当額を0~5年の期間に均等に振り分け(平均2.5年)ております(なお、内部管理上の金利リスク計測においては、コア預金を考慮しておりません)。

(3)資産・負債のリスク量相殺 運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺し、また、金融派生商品(金利受取サイド)の金利リスク量と金融派生商品(金利支払サイド)の金利リスク量を相殺しております。

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出資等エクスポージャーに関する事項(連結)、金利リスクに関する事項(連結)

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SAISHIN REPORT 2018店舗一覧

本店営業部熊谷市本町1-130-1☎(048)523-2101

上之支店熊谷市中西3-14-5☎(048)525-1111

籠原支店熊谷市新堀723-1☎(048)532-7381

籠原南支店熊谷市美土里町1-147-1☎(048)532-6911

江南支店熊谷市江南中央3-8-9☎(048)536-4321

熊谷東支店熊谷市久下4-141☎(048)526-3361

本庄支店本庄市中央1-1-5☎(0495)21-6511

深谷支店深谷市西島町2-19-1☎(048)571-4171

羽生支店羽生市中央2-2-24☎(048)561-3121

行田支店行田市行田5-13☎(048)556-2148

加須支店加須市本町13-26☎(0480)61-1221

花崎支店加須市花崎北1-15-3☎(0480)66-1121

騎西支店加須市騎西1375-1☎(0480)73-4881

寄居支店寄居町大字寄居874-3☎(048)581-1621

秩父支店秩父市本町3-4☎(0494)22-2550

ローンセンター

.彩りプラザ熊谷・熊谷ローンセンター熊谷市本町1-130-1☎(048)522-3000

本 部

.熊谷本部熊谷市久下4-141☎(048)526-1111(代)

県北部地区

鴻巣支店・鴻巣西口支店鴻巣市本町4-9-16☎(048)541-1251

吹上支店鴻巣市吹上本町3-2-6☎(048)548-7311

北本支店北本市北本2-1☎(048)591-3221

北本西口支店北本市本町1-7☎(048)592-1120

桶川支店桶川市寿2-1-7☎(048)772-2111

桶川西口支店桶川市泉1-7-6☎(048)787-4050

上尾支店・原市支店上尾市宮本町10-31☎(048)771-6621

上尾西支店上尾市浅間台2-4-2☎(048)773-7611

久喜支店久喜市久喜東1-16-36☎(0480)23-1151

白岡支店白岡市小久喜1083-3☎(0480)92-6511

蓮田支店蓮田市東3-2-20☎(048)768-2161

伊奈支店伊奈町寿3-272-1☎(048)723-2222

ローンセンター

.彩りプラザ鴻巣・鴻巣ローンセンター鴻巣市本町4-9-16(鴻巣支店2F)☎(048)541-7831

彩りプラザ上尾・上尾ローンセンター上尾市宮本町10-31(上尾支店2F)☎(048)774-5001

県中部地区

県南部地区宮原支店さいたま市北区日進町3-542-1☎(048)667-5151

宮原東支店さいたま市北区宮原町1-723-1☎(048)651-2611

大宮支店さいたま市大宮区仲町1-63☎(048)641-4521

大宮西支店さいたま市大宮区桜木町2-369☎(048)663-5561

三橋支店さいたま市大宮区三橋2-546-2☎(048)623-5511

東大宮支店さいたま市見沼区東大宮4-59-3☎(048)666-9811

七里支店さいたま市見沼区大字風渡野672-11☎(048)685-1011

大和田支店さいたま市見沼区大和田町2-1278-1☎(048)684-4821

片柳支店さいたま市見沼区大字南中野464-6☎(048)685-6631

北浦和支店さいたま市浦和区北浦和1-3-1☎(048)831-4029

浦和支店さいたま市浦和区仲町1-10-9☎(048)829-2411

与野支店さいたま市中央区本町西2-2-22☎(048)852-2525

大久保支店さいたま市桜区大字上大久保284-7☎(048)852-8211

西堀支店さいたま市桜区西堀6-7-52☎(048)866-2711

南浦和支店さいたま市南区南浦和2-40-5☎(048)881-2336

大東支店さいたま市緑区道祖土2-12-28☎(048)886-1311

大間木支店さいたま市緑区東浦和9-2-1☎(048)874-4411

浦和東支店さいたま市浦和区東高砂町20-2☎(048)886-3911

岩槻支店さいたま市岩槻区本町2-1-35☎(048)757-0181

東岩槻支店さいたま市岩槻区東岩槻2-5-4☎(048)794-2931

川口朝日支店川口市朝日4-20-25☎(048)225-1250

ローンセンター

.北浦和ローンセンターさいたま市浦和区北浦和1-3-1(北浦和支店2F)☎(048)832-7511

大宮ローンセンターさいたま市大宮区仲町1-47大宮SGビル1F☎(048)643-2181

本 部

.浦和常盤ビル(業務センター)さいたま市浦和区常盤5-15-15☎(048)824-6031

法人事務所

.戸田法人事務所戸田市大字新曽2196-1(ミラージュガーデン2F)☎(048)433-2811

幸手支店幸手市東2-22-1☎(0480)44-0111

杉戸支店杉戸町杉戸2-15-21☎(0480)34-4141

宮代支店宮代町本田2-6-10☎(0480)32-5591

春日部支店春日部市粕壁2-8-1☎(048)754-5231

豊春支店春日部市上蛭田533-1☎(048)761-1351

春日部西口支店春日部市谷原2-9-9☎(048)754-0089

越谷支店越谷市越ヶ谷3-5-1☎(048)962-5151

大袋支店・越谷平方支店越谷市大字袋山1217-5☎(048)974-4161

草加支店草加市高砂1-7-1☎(048)924-1171

西草加支店草加市花栗4-1-14☎(048)944-1211

北草加支店草加市八幡町757-1☎(048)936-0771

八潮支店八潮市中央1-15-11☎(048)996-4811

八潮南支店八潮市大字大曽根863-2☎(048)996-1101

東八潮支店八潮市大字二丁目1065-1☎(048)995-7310

三郷支店三郷市中央2-3-3☎(048)954-1571

ローンセンター

.春日部西口ローンセンター春日部市谷原2-9-9(春日部西口支店2F)☎(048)754-0361

草加ローンセンター草加市高砂1-7-1(草加支店2F)☎(048)924-0404

県東部地区

森林公園支店滑川町みなみ野2-5-1☎(0493)56-6511

嵐山支店嵐山町大字菅谷427☎(0493)62-2200

東松山支店・高坂支店東松山市松葉町1-5-2☎(0493)24-6501

吉見支店吉見町大字下細谷686-6☎(0493)54-5011

小川支店小川町大字大塚34-10☎(0493)72-1311

都幾川支店ときがわ町大字桃木9-1☎(0493)65-3133

坂戸支店坂戸市本町1-1☎(049)284-2261

越生支店越生町大字越生387-9☎(049)292-2050

鶴ヶ島北支店鶴ヶ島市脚折町3-22-2☎(049)286-3311

鶴ヶ島支店鶴ヶ島市大字上広谷40-12☎(049)285-2811

川島支店川島町大字上伊草1688-12☎(049)297-5711

川越支店川越市脇田町103(仮)川越市脇田本町22-1※☎(049)244-3880

新河岸支店川越市大字砂新田114-31☎(049)245-5391

霞ヶ関支店川越市霞ヶ関東1-14-6☎(049)233-3221

川越南支店川越市旭町3-2-15☎(049)245-7211

川越西支店川越市喜多町4-9☎(049)225-4311

南古谷支店川越市並木新町1-4☎(049)235-5811

毛呂山支店毛呂山町大字毛呂本郷1576☎(049)294-2121

長瀬支店毛呂山町南台5-1-5☎(049)295-9011

狭山支店狭山市中央4-3-3☎(04)2959-2511

上福岡支店ふじみ野市上福岡2-3-3☎(049)261-3350

ふじみ野支店富士見市ふじみ野西1-18-2☎(049)266-2711

鶴瀬支店富士見市鶴瀬東2-15-17☎(049)251-3350

三芳支店三芳町大字藤久保275-18☎(049)259-2311

朝霞支店朝霞市仲町1-3-35☎(048)463-3131

武蔵藤沢支店入間市大字下藤沢51-11☎(04)2964-3151

所沢東支店所沢市東所沢和田1-3-6☎(04)2944-9361

新座支店新座市東北2-13-17☎(048)471-4337

ローンセンター

.川越駅前ローンプラザ川越市脇田町103☎(049)226-8841

彩りプラザふじみ野・ふじみ野ローンセンター富士見市ふじみ野西1-18-1.齊藤ビル1F☎(049)263-0731

高坂ローンセンター東松山市大字高坂1207-2☎(0493)35-1135

県西部地区 ※川越支店:平成31年度開店予定・仮店舗にて営業中

(平成30年7月25日現在)

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事業概況

地域貢献

内部管理態勢

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