sc及び協議体の任務 -...
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平成30年度「小さな拠点」づくり連携推進フォーラム地方創生・小さな拠点学校 ~文化祭~
助け合いを広める効果
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保険料上昇の抑制
助け合い
当事者のいきがいの創出
介護費用の節減
介護予防
SC及び協議体の任務
※SC=生活支援コーディネーター
SC・協議体の任務は助け合いを広めること
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助け合いは住⺠が志で⾏うもの
助け合いは一気には広がらない
助け合いを広めるためにつくられたのが、 協議体
生活支援コーディネーター
(地域支え合い推進員)
「SC及び協議体の任務」
ステップ ①︓第1・2層協議体の基盤づくり
生活支援コーディネーター及び協議体の役割
第1層
第2層
地域第3層SC、活動者、助け合いの実⾏者・団体 等
第2層SC
第2層協議体
第1層協議体
第1層SC SC = 生活支援コーディネーター
■第1層・第2層の体制づくりがその後の助け合い創出の決め手になる■目指す地域像を考えていく
【目指す地域像の基本的要素】
• 誰もがいつでも気軽に集まる場所があり、日常的な助け合いが⾏われている
• 地縁組織が、幅広く随時対応の助け合いを⾏っている
• NPO等が、地縁組織ではやれていないテーマ型(家事援助、移動、配食など)の助け合いを⾏っている
• 地縁組織とNPO等が、ネットワークを組み必要なサービスを提供している
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1. 目指す地域像
生活支援コーディネーターと協議体を中心とした取り組み(ステップ①ステップ②)
●フォーラムの開催
住⺠主体の地域づくりを目指し、⼼に⽕をつけ、
地域全体の取り組みということを共有
●勉強会の開催
フォーラム参加者の中からやる気の高い人を対象に
*SC・協議体の体制づくり
*助け合い創出に向けた取り組み住民参加で決める
我がこと化住⺠主体!
7月2日
市民フォーラム
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支え合いのまちづくりフォーラム in 波佐見町
平成30年7月1日(日)参加者
町内 365名町外 78名
アンケートで勉強会への参加希望・検討する 92名
地縁関係者、NPO、社協等の実行委員会が主体で実施
行政:地域包括支援センター職員が寸劇で説明。フォーラムでバックアップ
⻑崎県
助け合い ⾒える化チャートによる⼤まかなニーズ把握と参加意識の醸成○自分が住む地域での助け合い・サービスの代表的なものの充足状況を、手挙げやカードなどにより数をカウントする○「地縁活動」「居場所」「無償ボランティア」「有償ボランティア」の活動に対して、「地域にある」「地域に欲しい」「活動に参加したい」の3点を確認○その場でチャート化して全員で共有することで、地域の状況を視覚からも理解する
見える化チャート
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地縁活動、居場所、無償・有償ボラについて会場にいる住⺠の声を聞く
「ある」「もっとほしい」「参加したい」
「住民の活動を全面的に後方支援します!!」
地縁、居場所、無償ボラに参加したい人がほぼ10割!
有償ボラも5割近くの人が手を挙げる
フォーラム終了後、実行委員会メンバーが「第1層になってもいい」アンケート記名者を対象に2層づくり勉強会へ
目指す地域像を考えよう~誰もが住みやすい波佐⾒町に必要なことは~
「どんな助け合いが必要ですか?どんな波佐見町に住みたいですか?」
第1回支え合い勉強会のひとコマ
平成30年8月4日(土)13:30~ 参加者約70名
・助け合いは時間がかかるが、実現させたい。
・できることをできるときにしたい。
第1回勉強会感想・意見
・地域のいろいろなことがわかった。・違う年代の方との意見交換もできて、勉強になった。・悩みが同じで安心した。・このような場に来て何が言えるか心配だったが、楽しかった。
勉強になった
実現させたい
・町の活性化につながる。・近所に心配な人がいる。
その他
住民自らこれからの町について考える本当の地域づくり。町が変わるかもしれない!(町長)
誰にでも何かしらできることがある、助けられたり助けたりお互い様の気
持ちを感じることができました。
第2回支え合い勉強会のひとコマ
助け合い体験ゲーム
平成30年9月1日(土) 13:30~ 参加者約70名
グループで意見や質問・感想を出してみよう
要望
☆地域でも勉強会を
・年齢を超えていろんな話をしたい。体験ゲームをPTAや老人会と一緒に。
・自治会単位でもワークショップを。
・地域でミニフォーラムができたらいい。
☆居場所がほしい。
・いつでもいける、おしゃべりができる場所がほしい。
・空き家を利用した集まれる場所を。
・小学生下校後の遊ぶ場所づくりも必要。
意見
☆地区にわかってもらうことが大事。 どれくらい賛同してもらえるかな。
☆支援する人はだんだん少なくなっていく、10年後を見据えて準備をしないといけない。
提案です!今後の取り組み目標
誰でも、いつでも行ける「共生型の居場所」を東 中央 南の3地区に1か所ずつの開設を!
第1層SC 植垣章子さん
チームはさみ
平成30年10月13日(土) 第3回勉強会
11月に第1層協議体が集まり、●第2層メンバーの選出●今後の取り組みについて協議しチームはさみは動き出し
ます。
山形県高齢者等生活支援サービス基盤整備事業
福祉型小さな拠点づくり事業の概要
補助対象事業
概ね中学校区に1箇所ただし、市町村の実情に応じて複数箇所の整備も可能とする
箇所数
NPO、ボランティア組織、地縁組織など住民主体の団体であること実施主体
次のいずれにも該当するもの①週1回以上、高齢者の居場所(交流、趣味的活動、介護予防等)を開設②活動内容が介護保険法に規定する介護給付又は予防給付(従前相当型及び基準緩和型を含む)に該当しない③地域支援事業における住民主体の支援(いわゆるサービスB)として実施(予定・候補を含む)
運営内容
①高齢者の見守りや生活支援(ゴミ出し、除雪等)の取組み②高齢者だけでなく、子どもや障がい者等の多世代も対象とした取組み
努力義務
概
要
今後、単身や夫婦のみの世帯の増加に伴う心身機能の低下や生活支援ニーズの増大が予想されること
から、高齢者の健康と暮らしを支える地域の絆と仕組みを作り、地域住民が主体となって運営する地域での生活支援拠点整備を支援することで、地域に暮らす高齢者の健康と暮らしを支えるためのセーフティネットを県内全域に張り巡らせる
目 的
■補助対象事業費:100万円/箇所 ■補助率:県1/2※ハード整備分は補助対象経費の1/2以内とする
補助額等
■下記補助対象事業を実施する市町村交付先
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「新しい地域支援を考える勉強会地域のために自分が出来ること」講師:公益財団法人さわやか福祉財団理事 鶴山 芳子氏
町⺠の⽅に、介護保険の現状の理解、今後は高齢者もさらに増加し介護保険サービスだけでは行き届かない、支え合いの仕組みが必要になってくることをH28年度から地区周りで勉強会を行っています
自分たちの通う居場所が欲しい
これからの社会は、地域が主体になってやっていこう!皆さんが主役!助け合い(生活支援・居
場所づくり)は一気には進まないので、地域で共通理解をしながら早く取り組むことが大事
ワークショップ形式で「この町に足りないもの」「自分が他の人にできることって何?」
を学びました
山形県河北町の取り組み(平成31年2月河北町健康福祉課)
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〜ご・ざぁーれ広場〜(谷地地区 どんがホール向かい)週5回 10時〜16時まで 利用料1日300円
お茶を飲みながら参加者同士思い思いの時間を過ごしています平均利用者約15名
お昼はてづくりおにぎりと漬物で
ぞうりつくりいい笑顔
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〜実家の茶の間〜(⻄⾥地区 旧⻄⾥幼稚園)週1回 10時〜16時まで 利用料1日200円
平均利用者約15名
畑で収穫したもので昼食
芋煮会 皆さんいい笑顔
今後の予定今後の予定
• H30.4⽉〜 ご・ざぁーれ広場「⼥性⻘少年センターから谷地中心街空き家」へ移転し、週5日の常設活動へ
地域支援事業・通所型サービスB型支援事業(仮)
にて対応予定
• H30.4⽉〜 2箇所目の居場所オープン予定
⻄⾥地区 町ふれあい交流センター(旧幼稚園)を利用。(県の担い手養成講座へ参加し、新潟実家の茶の間河田珪子さんの講演を聞いた男性
が手上げ。現在も試験的に活動中)
(平成31年2月 河北町健康福祉課)
小さな拠点との連携
●協議体メンバーに福祉関係以外の多様な組織が参加する
●小さな拠点づくりに向けたプロセスで連携する
●⾏政内部の連携を図る
自治会・町内会、⺠生委員、子ども会、婦人会、老人クラブ、壮年会、NPO、ボランティア、郵便局、建設会社(除雪)、PTA、まちづくり協議会、JA、生協、社協、公⺠館、中間支援組織・・・等々
例えば、ニーズを掘り起こすWS、組織づくり、ネットワークづくり等
子どもから高齢者まで、まちづくりも含めた担当課の連携
持続可能な活動のベースは地域愛と共助
1. 目指す地域像
【地域の住⺠が安⼼して⼼豊かに暮らせる社会】
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地域住⺠がどんな状態になってもふれあいの絆の中で自らの能⼒を最⼤限に生かしながらいきがいをもって主体的に暮らし尊厳が保持されている
つながり・ふれあいのある地域
助け合い(共助)が加わることで幸せを実感し、住み慣れた地域で暮らし続けることができる