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担当:白水菜々重
Search User Interfaces§4.2~4.3
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4.2: QUERY SPECIFICATION VIA ENTRY FORM INTERFACE
エントリーフォームIFを介した検索式定義
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標準的IF(1)
✤ 検索インタフェースの標準タイプ✤ エントリーフォーム+実行ボタン
✤ Microsoftの検索エンジンではボタンにテキストをつけない✤ そのかわりに虫眼鏡のアイコンを使っている✤ ※Bingになってから大幅にIFもかわったけどね^^;
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(a)
(b)
Microsoftのテキストを含まない実行ボタン
ますます共通化するインタラクションメカニズム(searchから始まる過去にマッチした検索クエリをドロップダウンで表示)
図4.1 標準的なエントリーフォームFrom live.search.com. (Microsoft product screen shot reprinted with permission from Microsoft Corporation.)
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標準的IF(2)
✤ 検索の実行✤ エントリーフォームを選択、リターンキーを打つことで始まる
✤ 最近の検索エンジン✤ ドロップダウンメニュー
✤ ウェブサイト上のコンテンツはカテゴリ分類される✤ ある検索エンジンではコンテンツのカテゴリを選択するためにエントリーフォームの横にドロップダウンメニューを配置
✤ これらはscoped searchと呼ばれる✤ デフォルト:全体検索
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図4.2 eBay.comのサーチフォームサブジェクト志向化されたscoped searchのためのドロップダウン
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検索フォーム(1)
✤ 文字数制限するものもあるが、いくつかのIFはテキストのカットアンドペーストを許可するために長いフォームがある
✤ 2つの異なるエントリーフォームに関する研究[Franzen and Karlgren, 2000]
✤ 「短いクエリフォームは短いクエリを導くのではないのか?」✤ ①1行18文字を表示するフォーム(上限200文字)✤ ②6行×80文字/1行 任意の長いクエリを入れることを許可✤ 19人の言語学の学生に2つのインタフェースの1つを使用して
3つのクエリに関連するドキュメント(?)を探すように依頼。
✤ 結果:①平均2.81語 ②3.43語(有意差あり)
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検索フォーム(2)
✤ フォームの上の言葉遣いは検索者がタイプする情報の種類に影響を及ぼすことがある
✤ 検索フォームのメッセージの研究[Belkin et al., 2003]
✤ 大きいクエリボックス(1行40文字×5行)を32人に提示✤ クエリボックスのメッセージを変更する
✤ ボックス上部に“Query Terms" “Information Problem”✤ ボックス内部に“Please describe your information problem in detail:
(The more you say, the better the results are likely to be.)” 訳:詳細に情報の問題について説明してください(書けば書くほどいい結果が出ますよ)
✤ 結果:より言葉数の多いインタフェース
✤ 長いクエリを入力(6.02vs4.19)✤ そして意義のあるより少数の繰り返しを行った(2.09 versus 2.64)✤ 結果の訂正とクエリ長の関係性は見つけられなかった
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図4.3 実験で用いられた検索フォーム
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検索フォームのトレンド
✤ 大きくてカラフルで、検索における注意が書かれている
✤ サーチボックスにユーザがするべき検索の種類のヒントを置くのが共通化しつつある
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図4.4 モダンなスタイルのエントリーフォームの例クエリのテキストには大きなフォントのサイズ
どんな種類の情報を入力すればいいのかグレイのヒントが指し示しているpowerset.com. (Microsoft product screen shot reprinted with permission from Microsoft Corporation.)
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アドレスバーと検索フォーム
✤ クエリログと研究は人々が ウェブブラウザのアドレスバーと検索フォームをしばしば混同することを示す
✤ 最近のウェブブラウザはアドレスバーから直接Web検索をサポートする
✤ Google Chrome
✤ クエリフォームとアドレスバーの区別を排除✤ URLの構文が使われていない場合、検索エンジンへのクエリと仮定
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検索インタフェース
✤ クエリインタフェースを提示するときに・・・
✤ 検索ボックスを提供する前にユーザに選択を強要しないことが重要である
✤ Windows XPの検索インタフェース
✤ 検索ボックスを見る前に、ファイルタイプの形式に関してどのタイプの情報を探すかやむを得ず決めなければならない
✤ すべてのファイルの種類を探せるのをデフォルトとするフォームを提供するべき
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4.3: DYNAMIC TERM SUGGESTIONS DURING QUERY SPECIFICATION
クエリ指定中の動的な語句の提案
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動的な語句提案IF(1)
✤ §6でユーザが結果を受け取ったあとに(?)ユーザのクエリを増大させるために語句を提案するインタフェースについて議論する
✤ 最近になって、ユーザが入力する際に、動的に語句の提案をするIFが現れた
✤ 動的な語句の提案
✤ ユーザは関心のある語句(そしてその綴方)を考える必要がある✤ 語句提案の長いリストにナビゲートする
✤ これらの間の有望な中間解である
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図4.6 動的な語句の提案(Microsoft Live Search)(入力した)クエリの最初の単語が過去のクエリにマッチされる
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動的な語句提案IF(2)
✤ 図4.6 Microsoftのクエリ提案インタフェース
✤ 最初の語の接頭語を含む頻出語を提示している
✤ cancまでタイプ → cancer cancun weather cancel
✤ 動的なクエリ提案は、クエリ単独の接頭語にマッチすることに限定していない✤ eBay.comの例
✤ フォームにdを入力 → doorbusters digital cameras ds lite
✤ doと続けると → doorbusters dooney bourke doll
✤ ウェブ検索エンジンは今日、同じような機能をツールバーに導入している
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動的な語句提案IF(3)
✤ 動的なクエリ提案のアプローチは、動的なクエリのためのガイドライン[Shneiderman, 1994]に位置する
✤ この種類のインタフェースの研究はこれまでなかった
✤ 大規模なログの解析[Anick and Kantamneni, 2008]
✤ Yahooの検索アシストツール✤ 17週間にわたってバラバラに4日分 10万人のユーザを対象
✤ 30-37%が動的なクエリ提案をクリックした
✤ この機能が迅速に広まっているのは動的でリアルタイムな語句提案が標準となりつつあることを示している
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動的な語句提案IF(4)
✤ いわゆる”リアルタイムでの語句拡張”の同様のインタラクションメソッドの研究[White and Marchionini, 2007]
✤ ユーザが単語を入力して、キーボードのスペースを押す
✤ システムがウェブサーチに問い合わせ、上位10個のドキュメントサロゲートから語句を抽出する
✤ ユーザはダブルクリックで提案を1つかそれ以上選ぶか、無視する
✤ リターンキーを押して終了するまで、このプロセスを繰り返す✤ 着想は動的語句提案に似ているが、より対話的であって、単語レベルだけでそれほどすぐに反応はしない(接頭辞のレベルとは全く異なる)
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図4.7 動的な語句の提案の研究スペースキーを押したあとに、新しい語句が提案される
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動的な語句提案IF(5)
✤ この基礎システムのアプローチとフィードバックが無いものを比較した研究[White and Marchionini, 2007]
✤ フィードバックがないもの:識別情報が取り除かれたGoogleの検索エンジン
✤ クエリが入られた(標準の語句提案)後に、用語提案は検索結果と並んで示される彼らのシステムとは別のバージョン
✤ 被験者:36人の学生(インタフェースを比較)
✤ 両方とも同じ被験者が行った(in a within-participants design)
✤ 前定義されたクエリを用いて、知られたアイテム(known-item)の検索と、自由で探検的な検索とを区別
✤ 後者には語句拡張が効果的であると仮定
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動的な語句提案IF(6)
✤ (続き)結果
✤ 検索結果と所要時間を比較 → システムの間で大きな違いは存在しなかった
✤ 数字は、より効果的なリアルタイムの質問拡張に傾いた
✤ 検索結果のクオリティは二人の審査員によって評価された
✤ 精度は動的な語句提案の探索タスクが、後の検索提案より高い
✤ 両方とも、ベースラインよりも高かった
✤ クオリティの違いは、知られたアイテムのタスクでは見つからなかった
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動的な語句提案IF(7)
✤ (続き)結果
✤ 満足度スコアはベースラインがより効果的で役立つことがわかった
✤ しかし、動的提案はより魅力的で楽しいことがわかった
✤ 後の研究アンケートは、語句提案のための反応時間がより速かったなら、協力者がより役立つ示唆している
✤ 多くが、スペースバーを打ってからサジェスチョンが見える間の遅れ(平均1.8秒)を否定的に批評した。
✤ 現代の語句拡張インタフェースはより(速く)反応するので、これは、それが役立つことが多分わかることを示唆している
✤ 協力者は初めの語句が失敗したときに役立ったことをほのめかし、後からの語句の提案については好意的なコメントをした
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動的な語句提案IF(8)
✤ 動的な語句提案の危険性[White and Marchionini, 2007]
✤ 検索結果を見る前に、クエリ語句の提案を示すサジェスチョンが、検索者を間違えた道へ落ちることを導きうる潜在的な危険性があることを指摘
✤ 「初めての女性宇宙飛行士は誰?」という質問に高確率で提案されるrideの例
✤ 正解はソビエトの宇宙飛行士のヴァレンティナ・テレシコワ
✤ アメリカで初めて宇宙に行ったSally Rideが頻繁にドキュメントの要約から取り出される
✤ 動詞のrideは宇宙旅行への意味深長に関係づけられた用語であるという事実によって、この語句でクエリを誤って増大させてしまった
✤ ユーザが最初に検索結果を見るならこの種の誤りをしそうにないことを指摘
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