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STARTUP SCHOOL Vol12で利用したプレゼン資料。 スタートアップに向けたアドバイス集。TRANSCRIPT
STARTUP SCHOOL Vol.12 プレゼン資料
2014.09
株式会社 VOYAGE GROUP 代表取締役 社長兼 CEO 宇佐美進典
Confidential1
VOYAGE GROUPとは
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1992 年 早稲田大学商学部入学(19才)1996 年 トーマツコンサルティング入社(23
才)1998 年 ベンチャー企業へ転職(25才)1999 年 1社目のベンチャー創業(26才)1999 年 VOYAGE GROUP 共同創業(26
才)2005 年 サイバーエージェント取締役就任2012 年 サイバーエージェントから MBO2014 年 VOYAGE GROUP がマザーズ上場
( 2010 年退任)
宇佐美進典 (うさみ しんすけ)
自己紹介
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スタートアップが行うべきたった1つのこと
「創業期の魔法」がかかっている間に
事業を「急成長」させる。
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採用・カルチャー
すごく仲が良い友人よりは、1度か2度会ったことがある軽い知り合いの方が口説きやすい。
ベンチャーに入社している新卒2-3年目が狙い目。
苦しくても新卒採用は、継続していくと後が楽。
創業期のエンジニア採用については社員紹介が一番確率が高い。社員紹介インセンティブも採用には効いた。
組織の熱量は、組織が大きくなるにつれて冷めていくのがふつう。だからこそ最初にいかに熱量の高い組織を創れるかが大事。
社員について興味を持つ。面談等を通じてお互いの理解を深める。
「Aクラスの人はSクラスを採用する。Bクラスの人はCクラスの人を採用する」というのはマジ。
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増資・資金調達
増資による資金調達を早め早めに、必要資金よりも多めに行うこと。創業者の持ち分比率を維持することより、事業成長を優先する。
最初の増資は、無条件に応援してくれる経営者出身のエンジェルがベスト。私設応援団をつくる気持ちで。
増資時に時価総額を上げすぎないこと。時価総額を上げすぎると次の増資や M&A による売却がやりにくくなることが多い。
株主に振り回されないこと。株主を取締役に入れる場合には、人数比など注意。また重要事項の決議に株主の承認が必要となるような出資契約には注意すること。
7
経営理念・ビジョン・事業
経営理念は経営者だけが語るものではなく、社員全員が語れるものに。有名な経営者や有名な企業の経営理念のような借り物の言葉より、社内の誰かが話したこと、誰かの行動などの伝説を経営理念に。
事業のビジョンにこだわり過ぎない。事業を進めていく中で形が変わっていくのが当然。ビジョンをアツく語るのは、事業の形がある程度かたまって きてからでも OK 。
pivot を前提として成長市場で事業を考えること。成熟市場では pivot はとてもやりにくい。
競合サービスを幅広くとらえること。うまくいっている競合サービスを徹底的に調べてなぜうまくいってるかを言語化すること。
良いサービスを作ってもそれを告知する手段がないと宝の持ち腐れ。広報活動とは社外における仲間づくりの意識で。