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普段知ることができない情報がここにある 100業界別に概要・展望を解説! 今後を予想した天気図も同時掲載 データ レビュー・プレビュー TDB 経済統計 主な企業の合併・商号変更・上場一覧 業界動向 特 集 見本

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  • 普段知ることができない情報がここにある100業界別に概要・展望を解説!今後を予想した天気図も同時掲載

    データレビュー・プレビューTDB経済統計主な企業の合併・商号変更・上場一覧

    業界動向特 集

    見 本

  • TDB REPORT1 TDB REPORT 2

    TDB業界動向

    TDB業界動向 業界解説・目次

    金融銀行 6

    生命保険 12

    損害保険 16

    証券 20

    貸金 24

    クレジットカード 26

    リース 30

    建設・不動産建設 34

    土木工事 40

    プラントエンジニアリング 44

    住宅 46

    不動産 52

    不動産管理・ビルメンテナンス 58

    内装工事・リフォーム 60

    管工事 64

    電気・通信工事 66

    建材・窯業木材・製材品 70

    セメント 74

    ガラス 78

    住宅設備機器 80

    食品食肉加工 82

    水産 84

    菓子・パン 88

    加工食品 92

    酒類 100

    飲料 104

    牛乳・乳製品 106

    食品卸 108

    金属鉄鋼 188

    非鉄金属 194

    電線・ケーブル 200

    機械産業機械 202

    工作機械 208

    精密機械 214

    建設機械 218

    輸送機械自動車 222

    自動車部品 228

    中古自動車 232

    航空機・鉄道車両 234

    造船 236

    家電・情報機器家電 238

    情報通信機器 244

    半導体・電子部品 248

    家具・事務機器家具 256

    事務機器・事務用品 260

    流通総合商社 264

    百貨店 266

    スーパーマーケット 270

    コンビニエンスストア 276

    ディスカウントストア 280

    ホームセンター 282

    通信販売 284

    ドラッグストア・調剤薬局 286

    繊維繊維 110

    アパレル 114

    紙・パルプ紙・パルプ 118

    印刷・出版印刷 124

    出版・新聞 130

    化学・素材石油化学製品 136

    プラスチック製品 140

    ゴム製品・タイヤ 142

    包装資材 144

    エネルギー石油 146

    電力 152

    ガス 154

    医療医薬品 156

    介護・福祉関連サービス 160

    医療関連サービス 166

    医療機器 168

    日用品・服飾品化粧品・トイレタリー 174

    靴・バッグ 180

    宝飾品 184

    眼鏡 186

    運輸貨物輸送 290

    倉庫 296

    旅客輸送 298

    情報・通信通信 304

    ソフトウェア 310

    情報提供サービス 316

    サービス外食 318

    中食 324

    ホテル・旅館 326

    旅行 330

    レジャー施設 334

    映画・ビデオ 338

    パチンコ 344

    カラオケ 350

    広告 352

    警備 356

    人材派遣・職業紹介 358

    教育サービス 362

    エステティック、理・美容 366

    冠婚葬祭 368

    放送 370

    自動車関連サービス 374

    その他玩具・ゲームソフト 378

    スポーツ用品 382

    音楽 386

    花卉・園芸 388

    ペット 390

  • TDB REPORT3 TDB REPORT 4 318 TDB 業界動向 2015-Ⅱ 外食 319外食 TDB 業界動向 2015-Ⅱ

    主な出来事 主な出来事

    外食業界

    サービス

    2015年の展望全店売上高は前年並みを見込む 2015年の外食産業の全店売上高は前年並みを見込む。市場規模の拡大が期待できないなか、中食市場の拡大に加え、コンビニエンスストアでも持ち帰りコーヒーをはじめサイドメニューの積極展開で業態を超えた顧客獲得競争が激化する見通し。増税後の顧客の節約志向から来店客数も減少が見込まれるが、「ファストフード」「ファミリーレストラン」における高付加価値商品への動きから客単価は増加が期待される。食材価格の上昇を受けた値上げが続くか注目 2014年は天候不順、円安、海外での供給不足から食材価格が上昇し、吉野家HDや王将フードサービスなどで主要商品の値上げが実施された。人件費も高水準で推移するなか、今後は企業努力ではコスト増加分を吸収できず、値上げを決断する企業が増加する可能性もあり、業績への影響が注目される。

    業界のポイント中国産の鶏肉問題を受け「食の安心・安全」対策が高まる 2014年7月、日本マクドナルドが中国製チキン商品に使用期限切れの鶏肉が混入していたと発表。その影響から7月以降、同社の既存店売上高は苦戦が続く。業界大手の発表を機に食の安心・安全への動きが広がり、中国産へのリスク回避から仕入先変更もみられたが、国産導入や円安により食材価格のコスト増もあり、今後は品質・生産体制の強化が一層求められる。「ちょい呑み」利用が増加、居酒屋業態は客数戻らず 居酒屋・パブチェーンで既存店売上高の前年同期比割れが2014年12月で28カ月連続となり、客離れが深刻化している。その反面、ファミレスや牛丼チェーンなどは食事とともに手軽に1杯飲んで帰宅する「ちょい呑み」利用を促進、サイドメニューの注文増で客単価上昇につなげている。居酒屋業態は集客策に取り組むが客数は戻っておらず、業績悪化が懸念される。

    業界の概要 2014年の動向外食産業の市場規模は約24兆円 外食産業は、主にファストフード、ファミリーレストラン、居酒屋チェーン・ビアレストランの業態に分類される。市場規模はピーク時(1997年)に30兆円近くまで達したが、近年は23兆円前後まで縮小した。食の安全・安心財団によると、2013年の外食産業市場規模は23兆9,046億円(集団給食の約3.3兆円を含む)。2年連続で増加(前年比2.9%増)したが、中食・コンビニエンスストアの攻勢などから厳しい事業環境にあり、店舗展開や商品戦略などで各社が試行錯誤を続けている。大手主導による資本・業務提携の動きが再び出始めている 業界では2006〜07年にかけて大手企業が積極的にM&Aを仕掛け、他業態への進出が起こった。その後、深刻な外食不況の時期を経て、近時は再び大手主導による資本・業務提携の動きが出始めている。

    全店売上高は前年比0.2%減 日本フードサービス協会の「外食産業市場動向調査」によると、2014年の全店売上高は前年比0.2%減だった。2月の大雪、夏場の大雨など天候不順の影響で6月から5カ月連続で前年割れが続いた。消費税増税を背景に外食への家計支出額が前年比で月平均1,000円ほど減少(総務省「家計調査」)、来店客数も2月から減少が続いたが、メニュー開発・充実で客単価は前月比増が続き、全体では前年比微減の水準となった。 業態別では、和食を中心にセットメニューや新商品投入で客数、客単価とも増加した「ファミリーレストラン」の堅調さが目立った。一方、「ファストフード」は中国産鶏肉の問題と風評被害で夏場以降、売上高が減少し前年割れ。「パブ・居酒屋」は、ライフスタイルの変化や競争激化で居酒屋離れが続き、すべての月で前年を下回り、2014年全体でも前年比減となった。

    2014年7月 ●日本マクドナルド、上海福喜食品が

    使用期限切れの食肉を使っていた問題を受け、中国製チキン商品の販売を中止し、すべてタイ製に切り替え

    8月 ●日本マクドナルド、国内のマクドナルド全店舗で禁煙化

    ●ゼンショーホールディングス、子会社の日本リテールホールディングスが尾張屋の全株式を取得し子会社化

    ●木曽路、運営店舗においてメニュー表示と異なった食材を使用していたことが社内調査により判明したと発表

    10月 ●王将フードサービス、日本国内の「餃子の王将」全店においてグランドメニュー価格を概ね5〜10%値上げ

    ●サトレストランシステムズ、タイの合併企業 Nippon Tei Sato を通じて、タイ1号店となる Washoku Sato(和食さと)J-Park 店を開店

    ●元気寿司、カッパ・クリエイトホールディングスと経営統合を前提とした業務提携契約を解除すると発表

    ●ゼンショー、「すき家」以外の事業についてゼンショーホールディングス100%子会社のエイ・ダイニングへ会社分割による承継を実施

    11月 ●銚子丸、オール・エフより江戸前寿司店2店舗の事業を譲受

    ●カッパ・クリエイトホールディングス、コロワイドの連結子会社に異動

    12月 ●日本マクドナルド、アメリカ西海岸における港湾労使交渉の長期化の影響により「マックフライポテト」およびポテトを含むセット商品の販売内容を変更すると発表(2015年1月5日より販売再開)

    ●𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷屋、アメリカでの𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷やアジア市場での需要拡大による牛肉の価格上昇により、牛丼並盛をはじめ牛肉関連商品の値上げを実施

    ●クリエイト・レストランツ・ホールディングスの連結子会社であるSFPダイニング、東証2部へ新規上場

    2014年1月 ●サガミチェーン、味の民芸フード

    サービスを連結子会社化●くらコーポレーション、台湾に子会

    社を設立

    3月 ●チムニー、東証1部に上場●日本マクドナルドホールディング

    ス、代表取締役会長の原田泳幸氏が代表権のない取締役会長に就任

    ●ワタミ、「外部有識者による業務改革検討委員会」による調査報告書を踏まえ、2014年度中に60店舗を閉店・撤退し、同店舗従業員の残存店舗への振り分けなどの対応を取ると発表

    4月 ●ゼンショーホールディングス、100%子会社であるゼンショーが展開する牛丼チェーンの「すき家」において、労働環境改善に関する第三者委員会を設置したと発表

    ●ワタミ、花畑牧場と6次産業を推進する業務提携を締結

    ●日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)、会社分割により子会社であるケイ・ダイニングとレッドルーフ・ピザ、レッドルーフ・ナチュラルの3社を設立。同時に KFC を日本 KFC ホールディングスに、子会社をそれぞれ日本ケンタッキー・フライド・チキン、フェニックス、ナチュラル・ダイニングに商号変更

    ●ドトール・日レスホールディングス、子会社であるドトールコーヒーにおいて全国のドトールコーヒーショップおよびエクセルシオールカフェで販売する主要商品の価格改定を実施

    ●モスフードサービス、モスバーガー店舗商品の価格改定を実施

    5月 ●𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家ホールディングス、子会社である𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷屋代表取締役社長の𠮷𠮷部修仁氏が2014年8月31日付で同社取締役を退任すると発表

    6月 ●三光マーケティングフーズ、東京チカラめし88店舗のうち68店舗(フランチャイズ除く)を会社分割により新設のチカラめしに承継し、全株式をマックグループに譲渡

    ●ゼンショーホールディングス、100%子会社であるゼンショーが展開する牛丼チェーン「すき家」の地域運営会社7社が発足

    ファミリーレストラン

    全体

    ファストフード

    パブレストラン・居酒屋

    出典:日本フードサービス協会資料

    092008 10 11 12 13 14 (年)-7

    -5

    -6

    -4

    -3

    -2

    -1

    1

    0

    3

    2

    5

    4

    (%)主な業態別売上高伸び率の推移経営指標

    出典:帝国データバンク「全国企業財務諸表分析統計(第57版)」注:2013年度(2013年4月期~2014年3月期)決算データに基づく数値

    総合指標(%) 収益性(%) 効率性(回)、(月) 安全性・安定性(%)

    総資本経常利益率

    売上高総利益率(粗利率)

    売上高営業利益率

    売上高経常利益率

    総資本回転率

    固定資産回転期間

    棚卸資産回転期間

    自己資本比率

    流動比率

    固定比率

    料理店、そば屋、すし屋 3.29 61.69 1.33 1.50 2.18 5.57 0.24 18.38 166.86 457.38

    料亭、居酒屋 4.05 67.15 1.47 1.99 2.22 5.00 0.17 13.55 164.44 475.14

    喫茶店 4.55 65.98 3.63 3.38 2.23 5.87 0.26 4.45 148.89 472.89

    P318-323_【U01】外食.indd 318-319 15/12/18 16:45

    見 本 見 本※ 2015年2月発刊「業界動向2015-Ⅱ」の掲載内容です。

  • TDB REPORT5 TDB REPORT 6 320 TDB 業界動向 2015-Ⅱ 外食 321外食 TDB 業界動向 2015-Ⅱ

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    今度の展望

    2014年度上半期の動向

    今後の展望

    2014年度上半期の動向

     ファミリーレストラン業界の2014年度通期の業績は、増収傾向が続く見通し。業界内外で競争が激化するなか、各社は引き続きメニュー開発や人材育成に取り組むとともに販促キャンペーンを強化し、リピート客増加に取り組む。 損益面では、今後も食材価格や運営費の増加を受けて、適正な人員配置や店舗の採算見直しなど一層の効率化が進むもよう。

    増収傾向の見通し。メニュー開発や人材育成で固定客増に取り組む

     ファミリーレストラン業界の2014年度上半期の業績は、増収傾向となった。各社が商品の値上げとともに高価格帯商品の提供、サイドメニューの強化、人材育成によるサービス向上などに努めたことで客単価が上昇。和食店の好調が目立った。損益面では、円安や天候不順で高騰した原材料価格に加えてエネルギーコスト、人件費負担も重く、減益もみられた。

    客単価の上昇により増収傾向だが、コスト負担増で減益も

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    ファミリーレストラン業の動向と展望ファストフード、カフェ業の動向と展望

     ファストフード、カフェ業界の2014年度通期の業績は引き続き明暗が分かれる見通し。各社は品質向上、新商品投入、店舗改装などでブランドを強化し集客増を図る。だが、中食の拡大やコンビニの相次ぐ競合商品の投入など競争激化で売上高確保は厳しさが続く。店舗のスクラップ&ビルド、直営店のFC化で店舗運営費の削減を図り、利益確保を目指す。

    業種・業態を超えた競争激化で売上高の確保には厳しい状況続く

     ファストフード、カフェ業界の2014年度上半期の業績は明暗が分かれた。消費税増税による消費意欲の減退で客数減少もみられたが、新商品や季節限定メニューの強化、食材国産化などの活性化策で客単価が上昇、既存店売上高が前年比増加となる企業がみられた。 他方、減収企業では集客に加えて人件費、原材料などのコスト増も負担となり減益が目立った。

    各社、既存店活性化に取り組むも業績は明暗分かれる

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    【ファミリーレストラン】 (単位:百万円、%)企業名 売上高 経常利益 当期純利益

    TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率ロイヤルホールディングス(連結)13/12 120,730 5.0 3,761 33.5 1,663 46.3

    (ロイヤルホスト、シズラー、てんや)14/12 予 122,000 1.1 4,200 11.7 1,800 8.2800001771 (8179) 14/6 中 59,417 3.5 1,526 13.4 533 -10.3

    サイゼリヤ 13/8 102,263 3.9 7,756 -21.6 3,450 -31.9(サイゼリヤ) 14/8 実 105,049 2.7 4,092 -47.2 134 -96.1

    260287664 (7581) 中セブン&アイ・フードシステムズ 14/2 78,484 0.3 990 -5.1 275 -

    (デニーズ、ファミール) 予989515506 中

    ココスジャパン 14/3 58,313 2.0 2,633 -19.8 1,366 -22.9(ココス) 15/3 予 60,355 3.5 2,700 2.5 1,475 8.0

    250098402 (9943) 14/9 中 29,776 0.8 1,417 -12.6 800 -6.8ジョイフル 13/12 58,010 -1.1 2,658 -28.9 1,372 -28.4

    (ジョイフル) 予830146071 (9942) 中

    クリエイト・レストランツ・ホールディングス(連結) 14/2 52,523 41.3 3,796 34.3 1,811 37.5(雛鮨、はーべすと) 15/2 予 67,000 27.6 4,800 26.4 2,400 32.5

    987832872 (3387) 14/8 中 33,537 40.7 2,760 18.8 988 -14.2日本レストランシステム 14/2 31,194 8.0 3,883 19.2 2,187 -15.5

    (洋麺屋五右衛門、星乃珈琲店) 予982340248 中

    サトレストランシステムズ 14/3 26,712 5.8 736 32.6 476 50.6(和食さと、さとすし半) 15/3 予 29,000 8.6 850 15.5 600 26.1

    580034155 (8163) 14/9 中 13,168 -0.5 320 -28.4 164 -43.6グルメ杵屋 14/3 26,003 2.4 304 -5.6 -140 -

    (杵屋、めん坊) 15/3 予 26,494 1.9 417 37.2 275 -580320183 (9850) 中

    (参考)すかいらーく(連結) ※7 13/12 332,484 0.8 11,800 38.9 7,097 0.5(ガスト、バーミヤン、夢庵)14/12 実 340,002 2.3 16,767 42.1 9,479 33.6

    285002989 (3197)

    【回転寿司】 あきんどスシロー 13/9 ◎◆ 61,802 - 2,532 - 729 -

    (スシロー) 14/9 実◎ 125,943 - 3,412 - 648 -653007046 中

    カッパ・クリエイトホールディングス(連結) 14/2 93,366 -0.8 -1,886 - -7,104 -(かっぱ寿司) 15/3 予◆ 86,600 - 1,030 - -1,230 -

    270758144 (7421) 14/8 中 43,360 - 905 - -1,181 -くらコーポレーション 13/10 87,171 10.4 4,463 9.7 2,571 24.4

    (くら寿司) 14/10 実 95,635 9.7 5,135 15.1 2,994 16.5570201699 (2695) 中

    アトム 14/3 42,301 4.2 3,009 20.6 1,119 24.5(アトムボーイ) 予

    390049970 (7412) 中元気寿司 14/3 24,151 8.6 959 41.0 691 61.4

    (元気寿司) 15/3 予 27,120 12.3 1,150 19.9 830 20.1240184131 (9828) 中

    【焼き肉・ステーキ・しゃぶしゃぶ】 木曽路 14/3 45,721 0.7 1,424 -13.0 612 -17.2

    (木曽路、素材屋) 15/3 予 43,200 -5.5 340 -76.1 -260 -400347640 (8160) 14/9 中 20,219 -0.6 -972 - -871 -

    アレフ 14/3 36,400 1.9 92 -83.7 24 -81.2(びっくりドンキー、ペペサーレ) 予

    010307594 中フジオフードシステム 13/12 25,882 14.5 2,033 19.7 1,037 47.5

    (まいどおおきに食堂、串家物語) 予581972786 (2752) 中

    どん 14/2 22,118 6.1 333 12.1 248 158.3(ステーキのどん) 15/2 予 23,981 8.4 175 -47.4 5 -98.0

    580366351 14/8 中 11,751 6.0 - - - -ペッパーフードサービス 13/12 5,686 8.5 209 122.3 151 978.6

    (ペッパーランチ) 14/12 予 9,234 62.4 564 169.9 448 196.7983650782 (3053) 14/6 中 3,583 32.7 156 25.8 117 44.4

    ■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績 ■注7:すかいらーくは2014年7月に旧すかいらーくを吸収合併。業績は国際会計基準による連結数値。売上高欄は売上収益、経常利益欄は税引前利益、当期純利益欄には当期利益を記載

    【ハンバーガー】 (単位:百万円、%)企業名 売上高 経常利益 当期純利益

    TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率日本マクドナルドホールディングス(連結) 13/12 260,441 -11.6 10,236 -56.9 5,138 -60.1

    (マクドナルド) 14/12 実 222,319 -14.6 -7,974 - -21,843 -983823365 (2702) 14/6 中 121,000 -6.7 3,233 -56.7 1,852 -59.4

    モスフードサービス 14/3 49,265 2.7 2,597 23.2 1,993 24.7(モスバーガー) 15/3 予 49,000 -0.5 1,500 -42.2 550 -72.4

    982379028 (8153) 中

    【丼・カレー】 すき家本部 ※7 14/3 162,770 1.4 672 1.2 69 -62.1

    (すき家) 予837003366 中

    𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家 ※8 14/2 ◎ 79,523 5.6 1,304 -27.8 421 -48.0(𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家) 予

    502010860 中松屋フーズ 14/3 78,343 0.1 2,404 20.0 769 -10.1

    (松屋、チキン亭) 15/3 予 80,650 2.9 2,210 -8.1 800 4.0982910232 (9887) 中

    壱番屋 13/5 39,285 -0.3 4,184 -3.9 2,204 -2.8(カレーハウス CoCo 壱番屋) 14/5 実 41,549 5.8 4,468 6.8 2,233 1.3

    400394041 (7630) 中

    【中華・麺類・和食】 トリドール 14/3 76,749 8.9 5,621 -22.6 1,647 -52.5

    (丸亀製麺) 15/3 予 80,583 5.0 7,597 35.2 2,627 59.5540272822 (3397) 14/9 中 41,683 6.5 4,387 52.4 1,240 28.0

    王将フードサービス 14/3 76,222 2.6 7,249 -20.3 4,312 -12.7(餃子の王将) 15/3 予 76,285 0.1 6,613 -8.8 3,765 12.7

    500153999 (9936) 中幸楽苑 14/3 37,012 2.9 979 43.5 259 275.4

    (幸楽苑) 15/3 予 37,240 0.6 1,050 7.3 323 24.7190109698 (7554) 中

    ハイデイ日高 14/2 31,997 8.4 3,705 2.1 2,137 5.4(日高屋) 15/2 予 34,560 8.0 3,850 3.9 2,200 2.9

    982892411 (7611) 14/8 中 17,108 8.0 2,170 6.2 1,280 4.8リンガーハットジャパン 14/2 22,400 0.1 - - - -

    (リンガーハット) 予850272950 中

    【カフェ】 スターバックスコーヒージャパン 14/3 125,666 7.8 10,996 12.9 5,998 12.8

    (スターバックスコーヒー) 15/3 予 137,700 9.6 13,150 19.6 7,700 28.4986753353 (2712) 14/9 中 70,006 9.9 8,920 20.1 5,392 24.4

    ドトールコーヒー(連結) 14/2 73,898 3.9 4,118 9.8 1,923 63.0(ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ) 予

    982120665 中タリーズコーヒージャパン 13/4 ◎ 21,071 - - - 1,445 -

    (タリーズコーヒー) 14/4 実◎ 23,865 13.3 - - 1,761 21.9981671012 中

    プロントコーポレーション 13/12 11,071 -1.4 886 14.3 474 27.1(プロント) 予

    983718904 中

    【ファストフードその他】 ダスキン 14/3 142,589 -1.8 6,795 -28.1 3,914 -21.6

    (ミスタードーナツ) 15/3 予 144,300 1.2 5,600 -17.6 3,400 -13.1580464236 (4665) 14/9 中 70,485 -0.4 2,467 -48.6 1,597 -49.0

    日本KFCホールディングス 14/3 77,968 -2.8 1,703 -29.0 308 -72.8(ケンタッキーフライドチキン、ピザハット) 予

    985645871 (9873) 中■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績 ■注7:すき家本部は、2014年10月にゼンショーのすき家事業を承継し、ゼンショーから商号変更 ■注8:𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家は2013年12月𠮷𠮷𠮷𠮷。2014年3月に旧𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家(𠮷𠮷、𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷サービス)から店𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷および𠮷𠮷C事業を引き継𠮷𠮷、𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家準𠮷𠮷会社から商号変更。2014年2月期の業績は旧𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家のもの

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    TDB REPORT5 TDB REPORT 6

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    今度の展望

    2014年度上半期の動向

    今後の展望

    2014年度上半期の動向

     ファミリーレストラン業界の2014年度通期の業績は、増収傾向が続く見通し。業界内外で競争が激化するなか、各社は引き続きメニュー開発や人材育成に取り組むとともに販促キャンペーンを強化し、リピート客増加に取り組む。 損益面では、今後も食材価格や運営費の増加を受けて、適正な人員配置や店舗の採算見直しなど一層の効率化が進むもよう。

    増収傾向の見通し。メニュー開発や人材育成で固定客増に取り組む

     ファミリーレストラン業界の2014年度上半期の業績は、増収傾向となった。各社が商品の値上げとともに高価格帯商品の提供、サイドメニューの強化、人材育成によるサービス向上などに努めたことで客単価が上昇。和食店の好調が目立った。損益面では、円安や天候不順で高騰した原材料価格に加えてエネルギーコスト、人件費負担も重く、減益もみられた。

    客単価の上昇により増収傾向だが、コスト負担増で減益も

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    ファミリーレストラン業の動向と展望ファストフード、カフェ業の動向と展望

     ファストフード、カフェ業界の2014年度通期の業績は引き続き明暗が分かれる見通し。各社は品質向上、新商品投入、店舗改装などでブランドを強化し集客増を図る。だが、中食の拡大やコンビニの相次ぐ競合商品の投入など競争激化で売上高確保は厳しさが続く。店舗のスクラップ&ビルド、直営店のFC化で店舗運営費の削減を図り、利益確保を目指す。

    業種・業態を超えた競争激化で売上高の確保には厳しい状況続く

     ファストフード、カフェ業界の2014年度上半期の業績は明暗が分かれた。消費税増税による消費意欲の減退で客数減少もみられたが、新商品や季節限定メニューの強化、食材国産化などの活性化策で客単価が上昇、既存店売上高が前年比増加となる企業がみられた。 他方、減収企業では集客に加えて人件費、原材料などのコスト増も負担となり減益が目立った。

    各社、既存店活性化に取り組むも業績は明暗分かれる

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    【ファミリーレストラン】 (単位:百万円、%)企業名 売上高 経常利益 当期純利益

    TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率ロイヤルホールディングス(連結)13/12 120,730 5.0 3,761 33.5 1,663 46.3

    (ロイヤルホスト、シズラー、てんや)14/12 予 122,000 1.1 4,200 11.7 1,800 8.2800001771 (8179) 14/6 中 59,417 3.5 1,526 13.4 533 -10.3

    サイゼリヤ 13/8 102,263 3.9 7,756 -21.6 3,450 -31.9(サイゼリヤ) 14/8 実 105,049 2.7 4,092 -47.2 134 -96.1

    260287664 (7581) 中セブン&アイ・フードシステムズ 14/2 78,484 0.3 990 -5.1 275 -

    (デニーズ、ファミール) 予989515506 中

    ココスジャパン 14/3 58,313 2.0 2,633 -19.8 1,366 -22.9(ココス) 15/3 予 60,355 3.5 2,700 2.5 1,475 8.0

    250098402 (9943) 14/9 中 29,776 0.8 1,417 -12.6 800 -6.8ジョイフル 13/12 58,010 -1.1 2,658 -28.9 1,372 -28.4

    (ジョイフル) 予830146071 (9942) 中

    クリエイト・レストランツ・ホールディングス(連結) 14/2 52,523 41.3 3,796 34.3 1,811 37.5(雛鮨、はーべすと) 15/2 予 67,000 27.6 4,800 26.4 2,400 32.5

    987832872 (3387) 14/8 中 33,537 40.7 2,760 18.8 988 -14.2日本レストランシステム 14/2 31,194 8.0 3,883 19.2 2,187 -15.5

    (洋麺屋五右衛門、星乃珈琲店) 予982340248 中

    サトレストランシステムズ 14/3 26,712 5.8 736 32.6 476 50.6(和食さと、さとすし半) 15/3 予 29,000 8.6 850 15.5 600 26.1

    580034155 (8163) 14/9 中 13,168 -0.5 320 -28.4 164 -43.6グルメ杵屋 14/3 26,003 2.4 304 -5.6 -140 -

    (杵屋、めん坊) 15/3 予 26,494 1.9 417 37.2 275 -580320183 (9850) 中

    (参考)すかいらーく(連結) ※7 13/12 332,484 0.8 11,800 38.9 7,097 0.5(ガスト、バーミヤン、夢庵)14/12 実 340,002 2.3 16,767 42.1 9,479 33.6

    285002989 (3197)

    【回転寿司】あきんどスシロー 13/9 ◎◆ 61,802 - 2,532 - 729 -

    (スシロー) 14/9 実◎ 125,943 - 3,412 - 648 -653007046 中

    カッパ・クリエイトホールディングス(連結) 14/2 93,366 -0.8 -1,886 - -7,104 -(かっぱ寿司) 15/3 予◆ 86,600 - 1,030 - -1,230 -

    270758144 (7421) 14/8 中 43,360 - 905 - -1,181 -くらコーポレーション 13/10 87,171 10.4 4,463 9.7 2,571 24.4

    (くら寿司) 14/10 実 95,635 9.7 5,135 15.1 2,994 16.5570201699 (2695) 中

    アトム 14/3 42,301 4.2 3,009 20.6 1,119 24.5(アトムボーイ) 予

    390049970 (7412) 中元気寿司 14/3 24,151 8.6 959 41.0 691 61.4

    (元気寿司) 15/3 予 27,120 12.3 1,150 19.9 830 20.1240184131 (9828) 中

    【焼き肉・ステーキ・しゃぶしゃぶ】木曽路 14/3 45,721 0.7 1,424 -13.0 612 -17.2

    (木曽路、素材屋) 15/3 予 43,200 -5.5 340 -76.1 -260 -400347640 (8160) 14/9 中 20,219 -0.6 -972 - -871 -

    アレフ 14/3 36,400 1.9 92 -83.7 24 -81.2(びっくりドンキー、ペペサーレ) 予

    010307594 中フジオフードシステム 13/12 25,882 14.5 2,033 19.7 1,037 47.5

    (まいどおおきに食堂、串家物語) 予581972786 (2752) 中

    どん 14/2 22,118 6.1 333 12.1 248 158.3(ステーキのどん) 15/2 予 23,981 8.4 175 -47.4 5 -98.0

    580366351 14/8 中 11,751 6.0 - - - -ペッパーフードサービス 13/12 5,686 8.5 209 122.3 151 978.6

    (ペッパーランチ) 14/12 予 9,234 62.4 564 169.9 448 196.7983650782 (3053) 14/6 中 3,583 32.7 156 25.8 117 44.4

    ■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績 ■注7:すかいらーくは2014年7月に旧すかいらーくを吸収合併。業績は国際会計基準による連結数値。売上高欄は売上収益、経常利益欄は税引前利益、当期純利益欄には当期利益を記載

    【ハンバーガー】 (単位:百万円、%)企業名 売上高 経常利益 当期純利益

    TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率日本マクドナルドホールディングス(連結) 13/12 260,441 -11.6 10,236 -56.9 5,138 -60.1

    (マクドナルド) 14/12 実 222,319 -14.6 -7,974 - -21,843 -983823365 (2702) 14/6 中 121,000 -6.7 3,233 -56.7 1,852 -59.4

    モスフードサービス 14/3 49,265 2.7 2,597 23.2 1,993 24.7(モスバーガー) 15/3 予 49,000 -0.5 1,500 -42.2 550 -72.4

    982379028 (8153) 中

    【丼・カレー】すき家本部 ※7 14/3 162,770 1.4 672 1.2 69 -62.1

    (すき家) 予837003366 中

    𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家 ※8 14/2 ◎ 79,523 5.6 1,304 -27.8 421 -48.0(𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家) 予

    502010860 中松屋フーズ 14/3 78,343 0.1 2,404 20.0 769 -10.1

    (松屋、チキン亭) 15/3 予 80,650 2.9 2,210 -8.1 800 4.0982910232 (9887) 中

    壱番屋 13/5 39,285 -0.3 4,184 -3.9 2,204 -2.8(カレーハウス CoCo 壱番屋) 14/5 実 41,549 5.8 4,468 6.8 2,233 1.3

    400394041 (7630) 中

    【中華・麺類・和食】トリドール 14/3 76,749 8.9 5,621 -22.6 1,647 -52.5

    (丸亀製麺) 15/3 予 80,583 5.0 7,597 35.2 2,627 59.5540272822 (3397) 14/9 中 41,683 6.5 4,387 52.4 1,240 28.0

    王将フードサービス 14/3 76,222 2.6 7,249 -20.3 4,312 -12.7(餃子の王将) 15/3 予 76,285 0.1 6,613 -8.8 3,765 12.7

    500153999 (9936) 中幸楽苑 14/3 37,012 2.9 979 43.5 259 275.4

    (幸楽苑) 15/3 予 37,240 0.6 1,050 7.3 323 24.7190109698 (7554) 中

    ハイデイ日高 14/2 31,997 8.4 3,705 2.1 2,137 5.4(日高屋) 15/2 予 34,560 8.0 3,850 3.9 2,200 2.9

    982892411 (7611) 14/8 中 17,108 8.0 2,170 6.2 1,280 4.8リンガーハットジャパン 14/2 22,400 0.1 - - - -

    (リンガーハット) 予850272950 中

    【カフェ】スターバックスコーヒージャパン 14/3 125,666 7.8 10,996 12.9 5,998 12.8

    (スターバックスコーヒー) 15/3 予 137,700 9.6 13,150 19.6 7,700 28.4986753353 (2712) 14/9 中 70,006 9.9 8,920 20.1 5,392 24.4

    ドトールコーヒー(連結) 14/2 73,898 3.9 4,118 9.8 1,923 63.0(ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ) 予

    982120665 中タリーズコーヒージャパン 13/4 ◎ 21,071 - - - 1,445 -

    (タリーズコーヒー) 14/4 実◎ 23,865 13.3 - - 1,761 21.9981671012 中

    プロントコーポレーション 13/12 11,071 -1.4 886 14.3 474 27.1(プロント) 予

    983718904 中

    【ファストフードその他】ダスキン 14/3 142,589 -1.8 6,795 -28.1 3,914 -21.6

    (ミスタードーナツ) 15/3 予 144,300 1.2 5,600 -17.6 3,400 -13.1580464236 (4665) 14/9 中 70,485 -0.4 2,467 -48.6 1,597 -49.0

    日本KFCホールディングス 14/3 77,968 -2.8 1,703 -29.0 308 -72.8(ケンタッキーフライドチキン、ピザハット) 予

    985645871 (9873) 中■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績 ■注7:すき家本部は、2014年10月にゼンショーのすき家事業を承継し、ゼンショーから商号変更 ■注8:𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家は2013年12月𠮷𠮷𠮷𠮷。2014年3月に旧𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家(𠮷𠮷、𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷サービス)から店𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷および𠮷𠮷C事業を引き継𠮷𠮷、𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家準𠮷𠮷会社から商号変更。2014年2月期の業績は旧𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家のもの

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  • TDB REPORT7 TDB REPORT 8 322 TDB 業界動向 2015-Ⅱ 外食 323外食 TDB 業界動向 2015-Ⅱ

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    2014年度上半期の動向

    今後の展望

    主な外食業態別の売上高・来客数・客単価の伸び率(全店ベース) (単位:%)2013年計 2014年計

    2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

    全体売上高 0.7 -0.2 3.4 -2.8 1.7 2.3 2.8 -1.8 -2.5 -2.1 -2.0 -1.2 1.9 -2.8客 数 -0.1 -2.9 0.7 -4.8 -0.7 -0.7 -1.1 -4.7 -3.9 -4.4 -4.5 -4.2 -1.7 -4.8客単価 0.8 2.7 2.7 2.1 2.4 3.1 3.9 3.0 1.4 2.4 2.7 3.1 3.6 2.1

    ファストフード売上高 -0.5 -2.1 3.2 -3.4 1.8 0.9 1.3 -3.2 -5.6 -6.2 -4.3 -4.1 0.5 -5.6客 数 -0.6 -4.2 -0.4 -6.0 -1.0 -2.0 -2.5 -6.4 -5.0 -6.3 -6.3 -6.0 -2.6 -5.8客単価 0.2 2.2 3.6 2.8 2.9 3.0 4.0 3.4 -0.6 0.1 2.1 2.0 3.2 0.1

    ファミリーレストラン売上高 3.3 3.2 4.4 0.4 3.9 5.0 6.2 1.5 1.1 2.9 1.5 2.9 5.9 1.2客 数 1.6 0.3 2.9 -1.1 1.2 2.6 3.3 -0.8 -2.0 -0.7 -0.8 -0.4 1.6 -3.5客単価 1.6 2.9 1.5 1.5 2.7 2.4 2.8 2.3 3.2 3.6 2.3 3.3 4.1 4.9

    パブ/居酒屋売上高 -3.5 -5.0 -0.8 -10.2 -6.8 -1.3 -1.8 -7.6 -6.1 -5.2 -3.7 -2.2 -7.3 -7.0客 数 -2.3 -3.7 1.7 -7.5 -5.4 -0.1 -0.1 -6.5 -5.1 -4.8 -2.5 -1.8 -6.8 -5.7客単価 -1.3 -1.3 -2.5 -3.0 -1.5 -1.2 -1.7 -1.2 -1.1 -0.4 -1.2 -0.4 -0.6 -1.4

    出典:日本フードサービス協会資料注:数値は前年同月比

    主要企業の既存店売上高の伸び率 (単位:%)主な業態 企業名(ブランド名)

    2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

    ハンバーガー 日本マクドナルド(マクドナルド) 3.4 -8.7 -2.6 -3.4 -2.4 -8.0 -17.4 -25.1 -16.6 -17.3 -12.3 -21.2 ハンバーガー モスフードサービス(モスバーガー) -3.8 -3.2 1.8 2.5 1.2 -2.1 -4.3 0.0 -11.0 -1.8 1.5 1.5牛丼 すき家本部(すき家) -1.0 3.9 9.2 -1.4 8.1 4.3 7.0 5.8 6.6 3.3 1.4 3.5 牛丼 𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家(𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家) 14.2 11.9 15.5 -3.3 -5.7 -2.8 -5.1 0.3 1.6 2.9 19.5 0.2 牛丼 松屋フーズ(松屋) -1.3 -5.7 -0.7 -0.4 4.2 1.7 2.3 3.3 3.5 2.0 -1.0 0.5 カレー 壱番屋(カレーハウス CoCo 壱番屋) 4.0 2.4 3.7 20.0 14.0 6.2 6.0 7.2 7.4 7.2 6.0 4.7 中華 王将フードサービス(餃子の王将) 0.9 0.4 0.4 -0.9 0.2 -3.8 -2.6 -2.6 -2.7 -0.5 -2.0 -9.2 中華 幸楽苑(幸楽苑) 10.7 2.9 8.4 9.2 8.2 5.2 4.7 0.6 2.8 0.2 0.7 -6.4 中華 ハイデイ日高(日高屋) 2.2 0.5 0.9 1.7 1.6 -0.3 1.6 2.5 5.3 4.0 -0.3 0.9 カフェ スターバックスコーヒージャパン(スターバックスコーヒー) -1.4 0.1 2.1 3.5 7.4 -1.0 8.9 3.3 5.1 4.3 1.9 0.9 カフェ ドトールコーヒー(ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ) 0.5 -2.3 -2.1 3.7 1.0 1.0 0.4 -0.4 1.9 1.3 0.6 2.0 チキン 日本ケンタッキー・フライド・チキン(ケンタッキーフライドチキン) 0.4 1.1 8.6 0.8 3.1 6.2 4.1 -1.4 5.1 0.2 11.0 2.6 ファミレス すかいらーく(ガスト) 0.7 -4.7 -0.2 6.9 6.2 0.2 -1.0 0.7 -1.9 2.4 7.7 3.4 ファミレス サイゼリヤ(サイゼリヤ) -1.5 -7.5 -3.3 -2.8 -0.6 -4.8 -2.8 -1.3 -2.4 -1.2 1.8 -2.3 ファミレス 日本レストランシステム(洋麺屋五右衛門) 4.4 -3.1 1.3 2.9 1.5 -1.5 -0.8 -0.9 1.5 -3.8 -2.7 -1.0 ファミレス ロイヤルホスト(ロイヤルホスト) -2.3 -4.2 6.0 8.1 6.6 -0.9 -5.1 0.2 -2.6 -1.1 5.6 -1.8 回転寿司 カッパ・クリエイト(かっぱ寿司) -5.3 -11.6 2.4 2.3 1.9 -7.8 -3.1 -3.0 -7.4 -7.6 -3.7 -9.6 回転寿司 くらコーポレーション(くら寿司) 0.9 -3.9 6.8 4.1 10.0 3.7 7.1 7.7 -1.1 5.1 11.3 -0.4 居酒屋 大庄(庄や) -9.5 -16.9 -12.2 -5.5 -5.5 -9.4 -7.6 -6.5 -5.9 -3.3 -5.3 -3.0 居酒屋 テンアライド(天狗) 1.8 -5.1 -1.8 5.1 3.2 -0.6 1.2 1.9 1.2 2.7 -1.6 -1.0

    出典:各社ホームページを基に、帝国データバンク作成注:網掛け箇所は、前年同月比マイナスとなった月

    [関連法規等]●改正景品表示法(2014年12月1日施行)

    不当景品類及び不当表示防止法のことで、商品や役務提供に関連する不当な景品類や表示による顧客の誘引防止、一般消費者の利益保護が目的。近年、ホテルや百貨店、レストラン等においてメニュー表示と異なった食材を使用し、料理を提供していた食品表示等の不正事案が多発。これを受けて14年12月施行の改正法には、行政による監視指導体制、事業者の表示管理体制の整備が盛り込まれた。また、14年11月には不当な表示を行った事業者に対する課徴金制度および被害回復を促進する観点から返金による課徴金額の減額等の措置に関する条項を含んだ改正法が公布された。

    [関連団体]●食の安全・安心財団 外食産業総合調査研究センター

    〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル10F

    TEL 03-5403-1064●日本フードサービス協会(JF)

    〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル9・10F

    TEL 03-5403-1060

     居酒屋チェーン、ビアレストラン業界の2014年度通期の業績は、減収減益傾向が続く見通し。 大手チェーンでは客離れが続くなか、人材確保も困難な状況にあり、閉店や店舗人員数の見直しなどで収益改善を進める。競争激化もあり逆風が続くなか、各社は新たなメニューやサービス提供、業態転換などを推し進め、集客増を目指すとみられる。

    引き続き減収減益傾向の見通し大手は収益改善に苦戦が続く

    客離れが止まらず減収減益企業が多数

     居酒屋チェーン、ビアレストラン業界の2014年度上半期の業績は、減収減益傾向での推移となった。特徴ある専門店では売り上げ増もみられたが、全国チェーンの大手を中心に客数減少に歯止めがかからず、既存店売上高の前年同期割れが目立った。損益面も、人材確保や原材料価格上昇によるコスト増で店舗閉鎖や営業時間の短縮を進めたが、多くが悪化した。

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    居酒屋チェーン、ビアレストラン業の動向と展望 統計データ、関連法規・団体 (単位:百万円、%)

    企業名 売上高 経常利益 当期純利益TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率

    コロワイド(連結) 14/3 148,443 15.6 4,813 39.7 1,420 -11.7(甘太郎、北海道、ラパウザ) 15/3 予 178,187 20.0 4,765 -1.0 601 -57.7

    200697910 (7616) 14/9 中 72,646 0.2 901 8.2 -1,366 -モンテローザ 14/3 146,174 -0.1 3,630 -43.0 53 -97.7

    (白木屋、魚民、笑笑) 予987727723 中

    大庄 13/8 68,328 -1.6 1,148 -40.6 138 -86.5(庄や、やるき茶屋、日本海庄や) 14/8 実 63,622 -6.9 -1,238 - -1,652 -

    982932848 (9979) 中ワタミフードサービス 14/3 ◎ 68,270 -6.2 -2,495 - -6,783 -

    (和民、和み亭) 予988995649 中

    チムニー 13/12 44,055 4.9 3,205 -2.8 1,431 13.3(チムニー、はなの舞、こだわりやま)14/12 予 44,500 1.0 3,280 2.3 1,568 9.6

    960385987 (3178) 中ダイナック 13/12 33,702 1.3 711 14.9 238 26.6

    (膳丸、響、鳥どり、パパミラノ)14/12 実 34,791 3.2 799 12.4 277 16.4984016586 (2675) 14/6 中 16,773 5.5 145 291.9 37 -

    サッポロライオン 13/12 ◎ 25,777 0.6 400 -20.2 174 -44.6(銀座ライオン、安具楽、安曇𠮷𠮷庵)14/12 予 27,000 4.7 - - - -

    985210891 中三光マーケティングフーズ 13/6 25,712 -0.7 13 -99.3 -787 -

    (東方見聞録、月の雫) 14/6 予 19,500 -24.2 -2,200 - -4,400 -982902455 (2762) 13/12 中 10,353 -20.8 -1,483 - -3,095 -

    オーイズミフーズ 14/3 ◎ 23,315 6.7 1,659 -24.1 965 -25.6(わん、千の庭) 15/3 予 25,000 7.2 - - - -

    200706877 14/9 中 12,247 10.3 - - - -ラムラ 14/3 22,175 -2.9 - - -817 -

    (土風炉、鳥元、過門香) 予983291934 中

    テンアライド 14/3 15,061 -1.6 -165 - -403 -(天狗) 15/3 予 15,883 5.5 - - - -

    982486672 (8207) 中ダイヤモンドダイニング 14/2 14,254 62.3 411 55.1 787 -

    予981988535 (3073) 中

    養老乃瀧 14/3 ◎ 13,400 -0.5 261 -48.9 64 -78.9予

    980770802 中ニユートーキヨー 13/12 ◎ 11,500 4.5 - - -185 -

    (ニユー・トーキヨー、さがみ) 予985601203 中

    マルシェ 14/3 11,453 -6.2 249 -41.7 -1,402 -(酔虎伝、八剣伝、居心伝) 15/3 予 10,500 -8.3 230 -7.6 350 -

    580608748 (7524) 14/9 中 5,197 -9.9 86 -25.2 101 -つぼ八 14/3 8,769 -0.7 388 -31.4 99 -76.9

    (つぼ八) 予988126782 中

    テラケン 14/2 8,737 -5.9 86 -61.9 3 -97.5(さくら水産) 予

    987638561 中エスワイフード 13/8 ◎ 7,530 -6.8 - - 16 -83.5

    (世界の山ちゃん) 予401032322 中

    ジェイアンドジェイ 14/2 6,336 0.1 1 -98.1 -124 -(寿里庵、十徳や、さかな市場) 予

    870284152 中かんなん丸 13/6 6,271 -1.6 234 -39.2 119 -40.8

    14/6 実 6,020 -4.0 168 -28.2 10 -91.6982735858 (7585) 中

    ■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績

    P318-323_【U01】外食.indd 322-323 15/12/18 16:45

    見 本 見 本※ 2015年2月発刊「業界動向2015-Ⅱ」の掲載内容です。

    TDB REPORT7 TDB REPORT 8

    業界天気図

    :快晴 :晴れ :薄日 :曇り

    :小雨 :雨 :雷雨

    2014年度上半期の動向

    今後の展望

    主な外食業態別の売上高・来客数・客単価の伸び率(全店ベース) (単位:%)2013年計 2014年計

    2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

    全体売上高 0.7 -0.2 3.4 -2.8 1.7 2.3 2.8 -1.8 -2.5 -2.1 -2.0 -1.2 1.9 -2.8客 数 -0.1 -2.9 0.7 -4.8 -0.7 -0.7 -1.1 -4.7 -3.9 -4.4 -4.5 -4.2 -1.7 -4.8客単価 0.8 2.7 2.7 2.1 2.4 3.1 3.9 3.0 1.4 2.4 2.7 3.1 3.6 2.1

    ファストフード売上高 -0.5 -2.1 3.2 -3.4 1.8 0.9 1.3 -3.2 -5.6 -6.2 -4.3 -4.1 0.5 -5.6客 数 -0.6 -4.2 -0.4 -6.0 -1.0 -2.0 -2.5 -6.4 -5.0 -6.3 -6.3 -6.0 -2.6 -5.8客単価 0.2 2.2 3.6 2.8 2.9 3.0 4.0 3.4 -0.6 0.1 2.1 2.0 3.2 0.1

    ファミリーレストラン売上高 3.3 3.2 4.4 0.4 3.9 5.0 6.2 1.5 1.1 2.9 1.5 2.9 5.9 1.2客 数 1.6 0.3 2.9 -1.1 1.2 2.6 3.3 -0.8 -2.0 -0.7 -0.8 -0.4 1.6 -3.5客単価 1.6 2.9 1.5 1.5 2.7 2.4 2.8 2.3 3.2 3.6 2.3 3.3 4.1 4.9

    パブ/居酒屋売上高 -3.5 -5.0 -0.8 -10.2 -6.8 -1.3 -1.8 -7.6 -6.1 -5.2 -3.7 -2.2 -7.3 -7.0客 数 -2.3 -3.7 1.7 -7.5 -5.4 -0.1 -0.1 -6.5 -5.1 -4.8 -2.5 -1.8 -6.8 -5.7客単価 -1.3 -1.3 -2.5 -3.0 -1.5 -1.2 -1.7 -1.2 -1.1 -0.4 -1.2 -0.4 -0.6 -1.4

    出典:日本フードサービス協会資料注:数値は前年同月比

    主要企業の既存店売上高の伸び率 (単位:%)主な業態 企業名(ブランド名)

    2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

    ハンバーガー 日本マクドナルド(マクドナルド) 3.4 -8.7 -2.6 -3.4 -2.4 -8.0 -17.4 -25.1 -16.6 -17.3 -12.3 -21.2ハンバーガー モスフードサービス(モスバーガー) -3.8 -3.2 1.8 2.5 1.2 -2.1 -4.3 0.0 -11.0 -1.8 1.5 1.5牛丼 すき家本部(すき家) -1.0 3.9 9.2 -1.4 8.1 4.3 7.0 5.8 6.6 3.3 1.4 3.5牛丼 𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家(𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷家) 14.2 11.9 15.5 -3.3 -5.7 -2.8 -5.1 0.3 1.6 2.9 19.5 0.2牛丼 松屋フーズ(松屋) -1.3 -5.7 -0.7 -0.4 4.2 1.7 2.3 3.3 3.5 2.0 -1.0 0.5カレー 壱番屋(カレーハウス CoCo 壱番屋) 4.0 2.4 3.7 20.0 14.0 6.2 6.0 7.2 7.4 7.2 6.0 4.7中華 王将フードサービス(餃子の王将) 0.9 0.4 0.4 -0.9 0.2 -3.8 -2.6 -2.6 -2.7 -0.5 -2.0 -9.2中華 幸楽苑(幸楽苑) 10.7 2.9 8.4 9.2 8.2 5.2 4.7 0.6 2.8 0.2 0.7 -6.4中華 ハイデイ日高(日高屋) 2.2 0.5 0.9 1.7 1.6 -0.3 1.6 2.5 5.3 4.0 -0.3 0.9カフェ スターバックスコーヒージャパン(スターバックスコーヒー) -1.4 0.1 2.1 3.5 7.4 -1.0 8.9 3.3 5.1 4.3 1.9 0.9カフェ ドトールコーヒー(ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ) 0.5 -2.3 -2.1 3.7 1.0 1.0 0.4 -0.4 1.9 1.3 0.6 2.0チキン 日本ケンタッキー・フライド・チキン(ケンタッキーフライドチキン) 0.4 1.1 8.6 0.8 3.1 6.2 4.1 -1.4 5.1 0.2 11.0 2.6ファミレス すかいらーく(ガスト) 0.7 -4.7 -0.2 6.9 6.2 0.2 -1.0 0.7 -1.9 2.4 7.7 3.4ファミレス サイゼリヤ(サイゼリヤ) -1.5 -7.5 -3.3 -2.8 -0.6 -4.8 -2.8 -1.3 -2.4 -1.2 1.8 -2.3ファミレス 日本レストランシステム(洋麺屋五右衛門) 4.4 -3.1 1.3 2.9 1.5 -1.5 -0.8 -0.9 1.5 -3.8 -2.7 -1.0ファミレス ロイヤルホスト(ロイヤルホスト) -2.3 -4.2 6.0 8.1 6.6 -0.9 -5.1 0.2 -2.6 -1.1 5.6 -1.8回転寿司 カッパ・クリエイト(かっぱ寿司) -5.3 -11.6 2.4 2.3 1.9 -7.8 -3.1 -3.0 -7.4 -7.6 -3.7 -9.6回転寿司 くらコーポレーション(くら寿司) 0.9 -3.9 6.8 4.1 10.0 3.7 7.1 7.7 -1.1 5.1 11.3 -0.4居酒屋 大庄(庄や) -9.5 -16.9 -12.2 -5.5 -5.5 -9.4 -7.6 -6.5 -5.9 -3.3 -5.3 -3.0居酒屋 テンアライド(天狗) 1.8 -5.1 -1.8 5.1 3.2 -0.6 1.2 1.9 1.2 2.7 -1.6 -1.0

    出典:各社ホームページを基に、帝国データバンク作成注:網掛け箇所は、前年同月比マイナスとなった月

    [関連法規等]●改正景品表示法(2014年12月1日施行)

    不当景品類及び不当表示防止法のことで、商品や役務提供に関連する不当な景品類や表示による顧客の誘引防止、一般消費者の利益保護が目的。近年、ホテルや百貨店、レストラン等においてメニュー表示と異なった食材を使用し、料理を提供していた食品表示等の不正事案が多発。これを受けて14年12月施行の改正法には、行政による監視指導体制、事業者の表示管理体制の整備が盛り込まれた。また、14年11月には不当な表示を行った事業者に対する課徴金制度および被害回復を促進する観点から返金による課徴金額の減額等の措置に関する条項を含んだ改正法が公布された。

    [関連団体]●食の安全・安心財団 外食産業総合調査研究センター

    〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6浜松町セントラルビル10F

    TEL 03-5403-1064●日本フードサービス協会(JF)

    〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6浜松町セントラルビル9・10F

    TEL 03-5403-1060

     居酒屋チェーン、ビアレストラン業界の2014年度通期の業績は、減収減益傾向が続く見通し。 大手チェーンでは客離れが続くなか、人材確保も困難な状況にあり、閉店や店舗人員数の見直しなどで収益改善を進める。競争激化もあり逆風が続くなか、各社は新たなメニューやサービス提供、業態転換などを推し進め、集客増を目指すとみられる。

    引き続き減収減益傾向の見通し大手は収益改善に苦戦が続く

    客離れが止まらず減収減益企業が多数

     居酒屋チェーン、ビアレストラン業界の2014年度上半期の業績は、減収減益傾向での推移となった。特徴ある専門店では売り上げ増もみられたが、全国チェーンの大手を中心に客数減少に歯止めがかからず、既存店売上高の前年同期割れが目立った。損益面も、人材確保や原材料価格上昇によるコスト増で店舗閉鎖や営業時間の短縮を進めたが、多くが悪化した。

    2013年度

    2014年度

    2015年度見通し

    居酒屋チェーン、ビアレストラン業の動向と展望 統計データ、関連法規・団体(単位:百万円、%)

    企業名 売上高 経常利益 当期純利益TDB企業コード(証券コード) 決算 伸び率 伸び率 伸び率

    コロワイド(連結) 14/3 148,443 15.6 4,813 39.7 1,420 -11.7(甘太郎、北海道、ラパウザ) 15/3 予 178,187 20.0 4,765 -1.0 601 -57.7

    200697910 (7616) 14/9 中 72,646 0.2 901 8.2 -1,366 -モンテローザ 14/3 146,174 -0.1 3,630 -43.0 53 -97.7

    (白木屋、魚民、笑笑) 予987727723 中

    大庄 13/8 68,328 -1.6 1,148 -40.6 138 -86.5(庄や、やるき茶屋、日本海庄や) 14/8 実 63,622 -6.9 -1,238 - -1,652 -

    982932848 (9979) 中ワタミフードサービス 14/3 ◎ 68,270 -6.2 -2,495 - -6,783 -

    (和民、和み亭) 予988995649 中

    チムニー 13/12 44,055 4.9 3,205 -2.8 1,431 13.3(チムニー、はなの舞、こだわりやま)14/12 予 44,500 1.0 3,280 2.3 1,568 9.6

    960385987 (3178) 中ダイナック 13/12 33,702 1.3 711 14.9 238 26.6

    (膳丸、響、鳥どり、パパミラノ)14/12 実 34,791 3.2 799 12.4 277 16.4984016586 (2675) 14/6 中 16,773 5.5 145 291.9 37 -

    サッポロライオン 13/12 ◎ 25,777 0.6 400 -20.2 174 -44.6(銀座ライオン、安具楽、安曇𠮷𠮷庵)14/12 予 27,000 4.7 - - - -

    985210891 中三光マーケティングフーズ 13/6 25,712 -0.7 13 -99.3 -787 -

    (東方見聞録、月の雫) 14/6 予 19,500 -24.2 -2,200 - -4,400 -982902455 (2762) 13/12 中 10,353 -20.8 -1,483 - -3,095 -

    オーイズミフーズ 14/3 ◎ 23,315 6.7 1,659 -24.1 965 -25.6(わん、千の庭) 15/3 予 25,000 7.2 - - - -

    200706877 14/9 中 12,247 10.3 - - - -ラムラ 14/3 22,175 -2.9 - - -817 -

    (土風炉、鳥元、過門香) 予983291934 中

    テンアライド 14/3 15,061 -1.6 -165 - -403 -(天狗) 15/3 予 15,883 5.5 - - - -

    982486672 (8207) 中ダイヤモンドダイニング 14/2 14,254 62.3 411 55.1 787 -

    予981988535 (3073) 中

    養老乃瀧 14/3 ◎ 13,400 -0.5 261 -48.9 64 -78.9予

    980770802 中ニユートーキヨー 13/12 ◎ 11,500 4.5 - - -185 -

    (ニユー・トーキヨー、さがみ) 予985601203 中

    マルシェ 14/3 11,453 -6.2 249 -41.7 -1,402 -(酔虎伝、八剣伝、居心伝) 15/3 予 10,500 -8.3 230 -7.6 350 -

    580608748 (7524) 14/9 中 5,197 -9.9 86 -25.2 101 -つぼ八 14/3 8,769 -0.7 388 -31.4 99 -76.9

    (つぼ八) 予988126782 中

    テラケン 14/2 8,737 -5.9 86 -61.9 3 -97.5(さくら水産) 予

    987638561 中エスワイフード 13/8 ◎ 7,530 -6.8 - - 16 -83.5

    (世界の山ちゃん) 予401032322 中

    ジェイアンドジェイ 14/2 6,336 0.1 1 -98.1 -124 -(寿里庵、十徳や、さかな市場) 予

    870284152 中かんなん丸 13/6 6,271 -1.6 234 -39.2 119 -40.8

    14/6 実 6,020 -4.0 168 -28.2 10 -91.6982735858 (7585) 中

    ■注1:企業の並びは2013年度売上高実績の多い順 ■注2:2013年度は2013年4月期から2014年3月期 ■注3:業績のリマークは、◎:推定値、◆:変則決算を表す ■注4:※番号は注釈番号を表す ■注5:数値欄の-記号は未詳を表す。伸び率欄の-記号は、変則決算や数値の未詳・マイナスなどのため算出できないことを表す ■注6:中:中間期実績、予:予想、実:実績

    見 本 見 本※ 2015年2月発刊「業界動向2015-Ⅱ」の掲載内容です。

  • TDB REPORT9 TDB REPORT 10 392 TDB 業界動向 2015-Ⅱ TDB 業界天気図 393TDB 業界天気図  TDB 業界動向 2015-Ⅱ

    TDB 業界天気図 (業界ごとの生産や販売、売り上げ、収益などから、総合的に判断したものです)  :晴れ   :薄日   :曇り   :小雨  :雨  :雷雨  :快晴

    業界 分野2014年度の動向 2015年度の展望

    天気 ポイント 天気 ポイント

    建設・不動産

    不動産

    不動産賃貸(住宅系賃貸除く)

    オフィスビル賃貸では、都心を中心とした空室率低下や賃料改善の動きがあり、増収増益傾向となった。

    新規物件の供給量増加と、オフィス賃料の上昇や空室率の改善が続き、増収増益傾向となる見込み。

    不動産仲介(住宅系賃貸含む)

    消費税増税後の反動減が続き、取扱物件の減少と売買案件規模の縮小、店舗コスト増などで減収減益。

    法人・個人向けの対応強化、サービス品質の向上などに取り組み、増収増益に転じる見込み。

    サブリース相続税改正を目前に、相続税対応としての賃貸住宅建設需要の高まりを受け、増収増益傾向で推移。

    賃貸住宅市場の堅調さに加え、景気回復に伴う需要増と賃貸住宅の着工戸数増により増収となる見込み。

    不動産投資投資対象物件の空室率の改善が続き、賃料改善の動きと高い不動産投資意欲を受け、増収増益傾向で推移。

    オフィス賃料水準の上昇、景気回復基調と金融緩和の効果から、投資環境は引き続き良好な見通し。

    不動産管理 ・ビルメンテナンスオフィスビル受託などが依然好調で、着実に新規管理物件を増やし、増収増益傾向。

    景気回復による管理物件数・工事数の増加が期待されることから、各社の業績は増収増益となる見通し。

    内装工事・リフォーム

    内装工事顧客企業の設備投資改善により増収増益基調。モバイル関連やアパレル関連の店舗出店がけん引。

    受注残高が総じて高水準で推移していることから増収基調で推移することが見込まれる。

    住宅リフォーム新築メーカー系企業は、顧客接点を保ちリフォーム提案を行うなど強みを発揮したが、独立系は苦戦。

    太陽光発電システムや水廻り改装を中心とした旺盛なリフォーム需要を背景に、増収増益基調の見込み。

    管工事工期遅れの発生により売り上げ確保が困難となる企業がある一方、ビル空調分野が好調で収益拡大も。

    公共工事の縮小と資機材価格高騰や労務費上昇が収益を圧迫。入札談合関与企業は営業停止処分が影響。

    電気・通信工事

    電気工事電力会社からの受注減少で収益悪化企業がある一方、省エネ関連工事や施工力の強化から収益拡大企業も。

    競争入札の本格化にともなう受注競争の激化により、厳しい経営環境が予想される。

    通信工事モバイル関連工事の需要増加への対応の差により業績の二極化が進展した。

    モバイル関連工事が引き続き高水準で推移すると想定され、上位企業を中心に増収増益を見込む。

    建材・窯業

    木材・製材品

    一般製材・合板製造

    消費税増税前の駆け込み需要の反動減にともなう住宅着工件数の減少で、木材需要が減少し、減収減益。

    一般製材業、合板製造業とも住宅需要が軟調なため減収減益で推移する見込み。

    木材卸消費増税前の駆け込み需要の反動減による売上高減少に加え、円安により輸入材が高騰し、減収減益に。

    住宅需要の本格的な回復の遅れから減収減益傾向で推移する見込み。海外販売に活路を見出す企業も。

    セメント

    セメント製造消費税増税で住宅投資が減少し、建設現場での人手不足もマイナス要因。原材料高で利幅も縮小。

    国内需要はインフラ関連を中心に安定的。コスト上昇分を転嫁し、適正価格を確保できるかどうかがカギ。

    セメント二次製品製造

    コンクリートパイル部門は、官需が引き続き堅調に推移したものの、民需は建材高などの影響で低迷。

    国内景気の回復とともに都市部での再開発やマンション、ビル建設など進み、官需・民需とも底堅く推移。

    ガラス 板ガラス製造建築用ガラスは落ち込むも、自動車用ガラスは北米向けが堅調となるなど地域差がみられた。

    建築用ガラスの国内需要は低迷。海外の需要増に対応した生産能力増強の動きが続く見込み。

    業界 分野2014年度の動向 2015年度の展望

    天気 ポイント 天気 ポイント

    金融

    銀行

    主要行高い資金需要が継続しているものの、国内金利収入が伸びず、海外で稼ぐ傾向がより強まった。

    日銀追加緩和の効果で貸出や手数料収入の増加が期待される。国内維持・海外強化の傾向が続く見通し。

    地方銀行・第二地方銀行

    消費税増税後の個人向け事業の停滞や利ざや低下が続き、本業の収益減少傾向から抜け出せていない。

    人口減少などにより厳しい競争環境が続く。地銀再編や、預金増および収益性向上策の実施がカギとなる。

    ネット銀行ATM の設置台数増などで手数料収入が堅調に増加し、個人向けローンが伸びるなど本業は好調だった。

    資金運用方法の多様化や利便性の向上が進む。口座数の増加基調が継続し、増収増益となる見通し。

    生命保険貯蓄性商品の好調により収入保険料が増加したほか、円安株高などで運用環境が改善し大幅に増益。

    低金利や改正業法対応の負担が懸念材料だが、海外進出、販売チャネル整備、サービス拡充で成長狙う。

    損害保険自動車保険の値上げによる利益率改善に加え、海外保険事業の好調を反映して増収増益基調となった。

    3大グループ間の競争が激化するとともに、新商品開発や海外進出による業務拡大の動きが活発化。

    証券活況だった前年同期に比べると株式売買代金は苦戦。債券部門のトレーディング収益はプラス基調で推移。

    投資信託やラップ口座など主力商品の拡充とともに、ジュニア NISA などの商品開発力がカギとなる。

    貸金

    消費者金融大手は宣伝効果で増収もみられたが利息返還請求などの高止まりで減収減益傾向が目立った。

    貸付残高の減少に底打ち感がみられるが、全体としては縮小幅の改善にとどまり減収減益基調が続く。

    事業者金融貸付残高が減少し、金利低下や銀行などによるローン販売強化の動きもあり顧客獲得競争の激化で減収。

    引き続き不動産担保ローン分野では競争激化の見込み。貸出金利が低下傾向のなか、顧客獲得がカギに。

    クレジットカード消費税率引上げの影響は限定的。カード稼働率向上や利用促進強化で取扱高が増加し、増収増益傾向に。

    スマホ決済の増加や地方での加盟店開拓、カード会員への利用促進により、増収増益傾向が続く見通し。

    リース消費税増税後の反動減を受け、取扱高は減少。海外展開や新規事業など、成長分野への積極投資でカバー。

    リース取扱高の減少続くも、大手は欧州・アジアなどの海外企業と業務提携や M&A を進め、増収見込む。

    建設・不動産

    建設公共投資は高水準で推移し、民間工事も設備投資意欲の回復から堅調を維持。労務需給のひっ迫が課題。

    公共投資の落込みを民間工事の回復でどこまでカバーできるかがポイント。引き続き人手不足が懸念材料。

    土木工事年度前半に公共投資が堅調に推移し増収基調で推移。損益面では労務費や原材料価格上昇がマイナス要因。

    競争激化に加え、公共投資の大幅な増加も期待できないことから、減収傾向で推移することが見込まれる。

    プラントエンジニアリングLNG、石油化学などプラント建設を中心に受注は好調だが、競争環境が厳しく利益は横ばい。

    中長期的なエネルギー需要の拡大を背景に順調に推移する見込み。為替

    (円安)などの影響が懸念される。

    住宅

    戸建て駆け込み需要後の反動減のなか着工戸数が減少。賃貸住宅やリフォーム事業の販売は順調に推移。

    駆け込み需要後の反動減から脱却の見込み。省エネ・エコ住宅や免震住宅などの高付加価値化も進む。

    マンション建設費上昇により着工戸数が減少。駆け込み需要後の反動減と供給数減少が業績に影響。

    駆け込み需要の反動減から緩やかな改善を見込むが、労務費や建築資材の高止まりが懸念材料。

    TDB業界動向2015-Ⅱ

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    見 本※ 2015年2月発刊「業界動向2015-Ⅱ」の掲載内容です。