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WEB斎場予約システム環境構築業務委託仕様書 令和2年3月 匝瑳市ほか二町環境衛生組合 山桑メモリアルホール

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WEB斎場予約システム環境構築業務委託仕様書

令和2年3月

匝瑳市ほか二町環境衛生組合 山桑メモリアルホール

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- 1 -

1 システム構築について

「山桑メモリアルホールWEB斎場予約システム」(以下「本システム」という。)は、

山桑メモリアルホールの業務のうち、施設の空き照会、予約及び事務処理を行ってい

る現行の斎場予約システムの問題点(老朽化、部品供給完了に伴う故障対応不可、O

S等のセキュリティ対応がサービス終了)を改善するために、電話での自動予約を廃

止しインターネットを利用した空き照会や予約機能を新たに提供し、斎場利用者に対

するサービスの向上や斎場職員の業務効率アップを実現させるため、斎場予約に特化

したクラウドサービスを構築することを目的とする。

2 仕様書の位置付け

本仕様書(以下「仕様書」という。)は、匝瑳市ほか二町環境衛生組合(以下「本組

合という」)が発注する本業務において、入札に参加する者(以下「参加者」という。)

に求める要求性能の水準を取りまとめたものであるとともに、本件業務を実施する者

(以下「受託者」という。)が遵守しなければならない要求性能の水準等を取りまとめ

たものである。

なお、本書に示されていない部分、また、本組合が具体的仕様等を定めている部分

について、受託者と詳細協議の上、操作性や技術的に向上する部分は積極的に採用す

るものとする。

3 基本方針について

業務を実施するに当たっての基本方針は、次のとおりとする。

ア 参加者条件について

参加者においては、斎場運営管理業務に精通し、同様なクラウドシステムの構築

及び稼働実績があること。また、そのシステムの運営において、セキュリティ上の

問題や重大な機能停止がないこと。

イ システム構築業務について

(1)システム構築にあたり、開発体制図を作成し提出すること。その際、本システ

ムと類似のシステム開発に従事した実績を有するプロジェクト責任者を設置し、

開発全体の工程を管理すること。

(2)クラウド環境でのWEB予約サービスを活用し、24時間の火葬等予約の受付、

予約状況の照会等を行い、住民サービスの向上を図ること。なお、WEB予約機

能のうち空き状況照会は公開する。

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(3)クラウド環境でのWEB予約機能と、斎場管理者が使用する「斎場運用管理シ

ステム」をリアルタイムで連携したシステムとすることで、斎場運営における業

務効率アップを図ること。

(4)個人情報の取り扱いに関して、関係法令・条例及び本市セキュリティポリシー

に基づき、適切な管理を講じること。また、インターネットでの不正アクセス対

策を十分行うこと。

(5)故人や遺族のプライバシーに配慮し、予約情報の漏洩、改ざん等を防ぐ手段を

十分講じること。

(6)クラウドセンター機器類の故障や災害等の不測の事態に備えて、技術者対応等

の連絡体制及び復旧支援体制を確立し事前に斎場に提示すること。

4 本業務の範囲と見積方法

本件業務の対象となる業務の内容と見積方法は、次のとおりとする。

(1)システムの設計・打合せ業務

ア システム管理者(匝瑳市ほか二町環境衛生組合、斎場施設管理者)と綿密な

打ち合わせを行い、使用者(市民、葬祭業者)に配慮したシステムとすること。

イ プロジェクト責任者を窓口とし、開発全体のスケジュールに基づき工程管理

と進捗管理を行うこと。

ウ 会議体は、月1回以上の定例会を行い作業の進捗及び課題の共有、整理を行

うこと。

エ すべての会議体では議事録を作成し、定例会終了後7日以内に提出し本組合

の了承をえること。

オ 予想外の事態により作業の遅延が生じた場合は、速やかに改善案を提示し、

発注者の承認を得ること。

(2)構築・設置業務

以下のシステムでサービス提供及び、システム構築・設置をすること。

ア WEB予約システム(クラウド環境でサービスを提供すること)

イ 斎場運用管理システム(クラウド環境でサービスを提供すること)

上記のシステム構成図は、「別紙1 山桑メモリアルホール全体システム構成

図」を参照のこと。また、各システムの詳細要求機能は、「別紙2 山桑メモリ

アルホールWEB斎場予約サービス機能要件書」の要求水準に沿ったサービス

及びシステムを構築し、試験、データ投入を行うこと。

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(3)使用方法説明・指導業務

ア 使用方法説明マニュアルの作成及び納品(システム管理者向け、葬祭業者向

け)

イ 施設管理者向け使用説明・研修会の開催(稼働前2回程度)

ウ 葬祭業者向け使用説明・研修会の開催(稼働前2回程度)

エ 供用開始前仮運用テストの開放(2回程度)

オ 必要に応じた使用方法指導

(4)保守及びサポート業務

ア 仕様書に示す要求水準に沿った機能サービスの操作指導、各種問い合わせ窓

口を設置しサポートを行うこと。

イ 保守受付時間は、平日の9時~17時を基本時間とし保守時間内の受付分は

迅速な対応を実施すること。また、時間外及び土日・祝祭日は、携帯電話など

で直接連絡を取れる保守体制を確立すること。

ウ クラウドサービス利用契約の履行期間は、令和2年 7 月から令和8年6月ま

でとし、保守に関わる全ての費用は、月額利用料に含めること。

エ 迅速な保守サポートを実施するために、リモート保守サービスを実施するこ

と。具体的な手法については、組合及び施設管理者と協議の上決定すること。

オ その他、システム導入に関わる附帯作業(プロジェクト管理、打ち合わせ、

稼働立会い等)を行うこと。

(5)見積方法

以下の費用を見積整理し、事前に提出すること。

① 初期導入費用(一時費用として契約する)

・クラウドセンター環境構築費

・山桑メモリアルホールオリジナル・カスタマイズ機能開発費

・斎場職員向け操作指導、葬祭業者向け操作研修及び資料作成等

② クラウド対応斎場予約システム 月額使用料(6年間の基本契約で月額支払い)

5 スケジュール・納期・契約期間

(1)整備スケジュール

(ア)令和2年3月中旬:入札実施、落札業者決定

(イ)令和2年4月1日:契約

(ウ)令和2年4月中旬:サービス仮稼働

(エ)令和2年5月中旬:組合職員、斎場職員、葬祭業者への使用方法研修会

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(オ)令和2年6月中旬:供用開始前仮運用テスト実施

(カ)令和2年7月1日:予約システム稼働開始

(2)納期

(ア)納期は、令和2年6月30日とし、令和2年7月1日より本稼働に移行するこ

と。

(3)システムの使用契約期間

(ア)契約期間は、令和2年7月1日より6年間とする。7年目以降継続する場合は、

再契約とする。

6 システム構築に関わる要求水準

(1)クラウド環境の構築及びソフトウェアサービス

(ア)ドメイン名は、取得及び使用料を含めること。

(イ)SSL認証を取得し、更新料も使用料に含むこと。

(ウ)DNSサービスを提供すること。

(エ)データセンターに引き込むインターネットは、信頼できる環境でFWを構成す

ること。

(オ)WWWサーバは冗長化し、ロードバランサで制御すること。

(カ)DB環境はレプリケーション構成で冗長化すること。

(キ)ウィルス対策ソフトウェアを導入し、パターンファイルの更新を定期的に実施

すること。

(ク)WSUSを構築し、Windowsアップデートやパッチを定期的に更新する

こと。

(ケ)万が一の故障を常時監視するサービスを提供し、異常時はメール通知すること。

(2)斎場の環境について

(ア)パソコン端末は、既設のパソコンで利用できること。(Windows10 pro)

(イ)インターネット環境は、既設のインターネット環境からアクセスできること。

7 クラウドサービスの要求水準

本システムにおいては、それぞれの要求水準を満たすこと。

(1)クラウドWEB予約の方法

(ア)山桑メモリアルホールの施設予約を可能とし、24時間予約状況照会、予約受

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付及び予約状況の確認ができること。

(イ)葬祭業者等でシステムに事前登録を行った者、組合職員及び斎場職員、関係市

町、支所のうちID・パスワードの発行を受けた者が使用可能なシステムである

こと。

(ウ)予約件数が1日30件、年間10,000件以上の受付に対応できる性能を有す

ること。

(エ)火葬者が決まる前の事前予約(空予約)や 1 人の死亡者で複数の予約を行う複

数予約等の不正利用に対して、葬祭業者情報の統計を取り一定期間の予約不可と

するなど対策を講じること。

(オ)インターネットに接続できる環境があり、システムに登録している葬祭業者で

あれば、既存のパソコン及びスマートフォン及びタブレット端末でサービス利用

が可能であること。

(カ)利用者側のパソコン端末は、現時点の「IE11」、「Firefox」、「Safari」、「Chrome」、

「MS Edge」で正常動作すること。

(キ)スマートフォン及びタブレット端末の対応については、各端末の画面サイズに

て最適化された表示及び操作が可能であること。

(ク)携帯電話の簡易WEB閲覧機能については、SSL(SHA2)の対応が不可で

あるため利用不可とする。

(ケ)そのほか、落札業者においては、組合担当、者斎場管理者及び斎場職員と綿密な

協議の上、「別紙2 山桑メモリアルホールWEB斎場予約サービス機能要件書」

を基に利用者が利用しやすいシステムを構築すること。

8 使用方法説明・指導業務

(1)マニュアルの作成について

操作方法が明記された操作マニュアルを下記の対象ごとに用意すること。

① 施設管理者・斎場職員(山桑メモリアルホール)

② 登録予定葬祭業者(管内業者及び管外業者)

③ 上記マニュアルはPDF化したデータをDVD-Rで提出すること。

(2)使用説明・研修開催

下記の対象ごとに2回程度実施し、システムを容易に不安なく扱えるよう、説

明、指導を行うこと。

① 施設管理者、斎場職員(山桑メモリアルホール)

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② 登録葬祭業者(登録予定業者を含む)

(3)使用開始前テストについて

下記のような環境を用意すること。

① 操作説明会後に、本番環境を用いた供用開始前テストを実施し、利用者が自由

に利用できる期間を設けること。(2回程度)

9 受託者が提出すべき成果物

受託者は、納期までに以下の成果物(紙製・DVD-R)を納めること。

(ア)WEB斎場予約システム・機能仕様書

(イ)構築スケジュール

(ウ)テスト計画書

(エ)テスト結果報告書

(オ)操作説明会(斎場職員向け、葬祭業者向け)

(カ)クラウドサービス・サービス仕様書

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斎場予約システム(クラウド環境)

DBサーバ

スイ

ッチ

WWWサーバ(メール)

ルー

タ+

スイ

ッチ

事務所内 既設パソコン環境

山桑メモリアルホール

RT/HUBインターネット回線

【WEB空き照会】

市民

WEB予約(PC/タブレット/スマホ)

葬祭業者

タブレット/スマホ

モバイルネットワーク

WEB(公開)・空き照会

WEB(非公開)・空き照会・新規予約・予約詳細入力・予約取消・メール通知

Internet(SSL)

別紙1_山桑メモリアルホール・全体システム構成図クラウドサービス

契約範囲

既設インターネット環境

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別紙2 山桑メモリアルホールWEB斎場予約サービス機能要件書(斎場職員向け機能)

番号 項 目 要 求 機 能 機能要求

レベル

対 応 可 否 備 考

(特記事項、システムの制約内容)

標準機能 カスタ

マイズ 運用対処

1 共通機能 ブラウザは、現時点のIE Ver11、Firefox、Safari、Chrome、MS Edgeが使用できること。 A

2 ログイン ログインID+パスワードを入力することにより、システムのメインメニューにログインできること。 A

3 メインメニュー ログイン名が表示されること。 A

4 職員向けのお知らせが表示されること。 A

5

メインメニューには、予約管理機能、設定・マスタメンテナンス機能、印刷・CSV出力機能のボタ

ンが配置されること。また印刷・CSVボタンを押すことで、サブメニューに展開され、各種印刷の

機能ボタンが表示されること。

A

6 予約一覧表示 初期表示として、本日の予約状況一覧が表示されること。カレンダーでの日付変更で、指定日の予約

状況が一覧表示されること。 A

7 日付変更スピンボタンでも表示が切り替わること。指定日の運用状態(開場日、友引日、休館日)も

切り替えて表示すること。

A

8

条件入力(日付、予約状態(解約)、死亡者氏名(かなでの曖昧検索)、業者名(かなでの曖昧検索)、

予約種別(13歳以上、未満、死産児等)指定で、該当の情報を一覧表示すること。予約番号が分か

る場合は、予約番号指定で検索できること。

A

9 検索結果より選択して、詳細情報画面に遷移すること。 A

11 予約一覧画面の空いている火葬時間のボタンをクリックすることで、新規予約画面に移行すること。 A

12 予約済みの予約番号を押せば、詳細集力画面に移行し、参照・修正・取消ができること。 A

13 日次で使用する帳票印刷のボタン配置ができること。

予約状況表、納入通知書兼領収書、使用許可申請書・許可書、分骨証明等 A

14

予約詳細情報表示

詳細入力画面では、以下の項目を管理できること。

予約番号、予約状況、(新規予約、仮予約、予約確定)、葬祭業者(番号、業者名、電話番号、FAX

番号、メールアドレス、担当者名)、火葬日時、式場利用種別(通夜、告別)・利用日時、霊安室利用

A

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日時、火葬種別(13歳以上、13歳未満、死産児)、待合室利用、死亡者情報(本籍、住所、氏名、

フリガナ、生年月日、性別、死亡日時、死因、死亡場所、ペースメーカーの有無、宗派、出棺場所、

告別室での仏具の要否、位牌火葬の要否、減免の有無)申請者情報(住所、氏名、フリガナ、死亡者

との続柄、電話番号)、死産児情報(父母の本籍、父母の住所、父母の氏名、分娩日時、性別、分娩週

数、分娩場所)出納情報

15

予約詳細受付 予約入力の画面において利用者の必須入力の項目を管理できること。

予約番号、予約状況(新規予約、仮予約、予約確定)葬祭業者(番号・業者名、電話番号、FAX番

号、メールアドレス、担当者名)、火葬日時、式場利用種別(通夜、告別)・利用日時、霊安室利用日

時、火葬種別(13歳以上、13歳未満、死産児)、待合室利用、死亡者情報(本籍、住所、氏名、フ

リガナ、生年月日、性別、死亡日時、死因、死亡場所、ペースメーカーの有無、宗派、出棺場所、告

別室での仏具の要否、位牌火葬の要否、減免の有無)申請者情報(住所、氏名、フリガナ、死亡者と

の続柄、電話番号)、死産児情報(父母の本籍、父母の住所、父母の氏名、分娩日時、性別、分娩週数、

分娩場所)出納情報

A

16

帳票

以下の帳票類を出力できること。

・使用許可申請書

・使用許可書

・火葬及び分骨証明申請書・証明書(死亡者)

・火葬及び分骨証明申請書・証明書(死産児)

・火葬証明申請書・証明書(死亡者)

・火葬証明申請書・証明書(死産児)

・火葬状況報告書(死体)

・火葬状況報告書(死胎)

・市町別火葬使用実績(月報)

・市町別斎場施設使用実績(月報)

・火葬時間帯別件数(月報)(EXCEL形式)

・使用料納入通知書兼領収書

・日別予約状況一覧表(EXCEL形式)

・予約空き状況表(EXCEL形式)

・登録業者別受付表(EXCEL形式)

・葬祭業者一覧表(EXCEL形式))

・職員一覧表(EXCEL形式))

A

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17 帳票 火葬台帳、火葬証明書の発行に必要な項目に関しては、永久保存できること。 A

18 電子公印が使用できること。 A

19 外人ソフトを使用して、申請書、許可書等に外字を印刷できること。 A

20 環境設定 元号、料金、休日等の設定変更を事前設定できること。また、変更日を指定して変更することが可能

で、適用日が来たら自動で変更すること。 A

21 設定変更が過去の火葬台帳に登録した内容に影響しないこと。過去の台帳は過去のまま保持すること。 A

22 WEB予約に必要な基本情報の設定変更が可能なこと。 A

23 基本設定として、以下の項目を設定変更可能なこと。

・利用可能時間 A

24 和暦元号の設定が可能なこと。また、その際、和暦名・省略記号、適応期間を設定変更可能なこと。 A

25 葬祭業者及び各斎場への送信メール設定として、送信元メールアドレス、送信者名称、予約登録時定

型文章、予約取消時定形文章、送信エラー時通知メールアドレスの設定変更が可能なこと。

A

26 運用スケジュール設定 初期表示は、現在年月であること。 A

27 斎場の運営日についてわかりやすく表示すること。(開場、休場、友引、友引以外日) A

28 日付を指定して予約状況を表示できること。 A

29 指定日付の休場日設定(開場日・休場日)が表示できること。また、開場日、休場日の設定を変更可

能なこと。 A

30 指定日付の火葬・告別式・通夜・待合室の一日最大予約受付件数の設定値を設定可能なこと。 A

31 斎場マスタメンテナンス 斎場からのメッセージを、分かりやすくログイン前から表示できるようにすること。 A

32 登録ボタンにて情報が登録されること。 A

33 葬祭業者マスタメンテナ

ンス

葬祭業者の情報を、新規登録、修正管理できること。 A

34

葬祭業者の管理項目は、葬祭業者IDをキーとして以下の項目を管理できること。

葬祭業者名、略称名、利用管理区分(利用可能/利用停止)、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、

メールアドレス、代表者名、備考。

A

35 葬祭業者ごとの利用回数(該当葬祭業者の全担当者使用回数を含む)を累計管理できる機能を有すること。 A

36 各葬祭業者ごとに担当者情報を登録可能なこと。 A

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37 職員マスタメンテナンス 斎場職員の情報を、新規登録、修正管理できること。 A

38

職員の管理項目は、職員IDをキーとして以下の項目を管理できること。

職員氏名、ふりがな、権限(委託職員・一般職員・システム管理者)、パスワード、電話番号、FAX

番号、メールアドレス、担当斎場、備考

A

39 料金設定 斎場別・期間別に各施設の利用料金の設定・修正が可能なこと。 A

40 火葬炉の利用は登録されている火葬種別別・市内外別に料金設定が可能なこと。 A

41 式場の利用は式場別・市内外別に料金設定が可能なこと。 A

42 待合室の利用は待合室種別別・市内外別に料金設定が可能なこと。 A

43 バックアップ処理 万が一のDB障害時には、バックアップされた予約データをリストアすることでデータ復旧が行える

こと。 A

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別紙2 山桑メモリアルホールWEB斎場予約サービス機能要件書(葬祭業者向け機能)

番号 項 目 要 求 機 能 機能要求

レベル

対 応 可 否 備 考

(特記事項、システムの制約内容)

標準機能 カスタ

マイズ 運用対処

1 共通機能 葬祭業社が利用するWEBページは、利用端末環境によって最適化されるレスポンシブWEBデザイ

ンであること。 A

2 ブラウザは、現時点のIE Ver11、Firefox、Safari、Chrome、MS Edgeが使用できること。 A

3 ログイン システム利用申請を許可された葬祭業者に対し、予約・修正・取り消しをする場合にログインID+

パスワードによる認証をする設定とすること。 A

4 葬祭業者専用ページにログイン後は、葬祭業者の名前が常時表示されること。 A

5 ログイン継続時間を設定し、未操作の状態が当該時間まで続いた場合には、自動でログアウトできる

こと。(時間設定の変更ができること) A

6 パスワードを忘れた場合、会員IDと登録メールアドレスを入力すると、自動でメールによるパスワ

ード通知を行うことができること。 A

7 空き確認 「火葬」「式場」の空き状況が選択でき、斎場からのお知らせ等が見やすく表示されること。 A

8 1週間単位の空き状況を一覧で確認できること。 A

9 空き状況は、○×等の記号や数字を用いて、直感的に分かる形態で表示すること。 A

10 空き状況を表示する画面では、友引の日を表示させること。 A

11 空き状況照会で選択した施設、日時を予約入力画面に反映できること。 A

12 火葬の空き状況(日時)を選択した場合、式場、霊安室、待合室も合わせて予約ができること。 A

13 火葬と合わせて式場を利用する場合は、予約入力画面で式場利用形態を選択できること。 A 仏式・神式・正宗・キリスト

14 予約の重複登録を防止するため、排他制御を行うこと。 A

15 空き照会で選択した日時での、利用形態及び利用日時で予約申込ができること。 A

16 火葬の予約受付は、9時、10時、13時、14時の1時間ごとに各2件ずつとする。 A

17 火葬種別は13歳以上、13未満、死胎児、身体の一部、改葬等、予め環境設定にて設定された火葬

種別から選択できること。 A

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18

管内・管外の取り扱い区分の選択が可能なこと。

死亡者・申請者どちらの居住区分をもって管内外の判定とするが、選択された火葬種別により決まる

こと。

A

19 新規予約 通夜利用時のオプションとして、①添付での宿泊、②別室利用も選択でき、その使用料も管理できる

こと。 A

20 式場利用がある場合は、①午後火葬→通夜→翌日告別、②通夜→午前火葬→午後告別、③通夜→午前

告別→午後火葬、④告別+火葬の4パターンの利用ができること。 A

21 式場を利用する場合、通夜の開始時刻は、16時~21時までとする。 A

22 式場の夜間利用(宿泊)する場合、21時~翌朝9時までとする。 A

23 式場を利用する場合、告別式開始時刻(9時、10時、11時、12時、13時、14時)を選択で

きること。 A

24 待合室の利用有無の選択ができること。 A

25 初七日で待合室を利用する場合、17時までとすること。 A

26 待合室は1件の火葬予約に対し1室を予約可能とすること。(ただし、管理者は2室以上も予約できる

こと。 A

27

新規予約は簡潔に予約枠を抑える事だけを目的とし、最低限必要な死亡者情報として、死亡者及び申

請者の住所区分(管内・管外)、死亡者のふりがな、死亡日付のみを入力させること。

また、火葬種別の選択によって、死産児情報の入力画面に切り替わること。

A

28 死亡年月日の入力は、和暦、西暦に対応すること。また、不詳の場合は、「不詳」を選択できること。 A

29 正常に登録完了となれば、受付番号を発行し画面に表示すること。 A

30 受付番号を選択し、詳細表示画面に移行すること。 A

31 予約完了メールを自動送信する機能を有すること。同時に予約先斎場の指定メールアドレスにも同報

メールが送られること。 A

32

予約一覧機能 ログイン後、「予約一覧」のボタンを選択することで、本日以降の予約済み情報の一覧表示が可能であ

ること。表示される予約情報はログイン者が予約したもののみであること。ただし、ログイン者が葬

祭業者のIDの場合、自社担当者が登録した予約情報も全て表示されること。

A

33 予約一覧には、受付番号・火葬日時・斎場名・通夜日時・告別式日時・火葬種別・住所区分(管内・

管外)・死亡者氏名・死亡日時が表示されること。 A

34 予約一覧には、予約の状況「新規予約」、「詳細入力済み」「詳細入力期限切れ」の状態表示がわかりや

すく色分けされて表示されること。 A

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3

35 受付番号を選択し、詳細表示画面に移行すること。 A

36

予約詳細表示機能 予約情報表示は、以下の項目から表示内容を決められること。

・予約番号

・受付日時、更新日時

・予約業者情報(利用者ID、使用者名、電話番号)

・予約先斎場名(山桑メモリアルホール)

・式場利用有無(利用する場合・・・式場名、通夜式開始日時、告別式開始日時)

・通夜、告別式、当日のご葬家到着時刻

・通夜利用時の夜間利用

・火葬日時

・火葬種別

・待合室利用有無(利用する場合・・・希望部屋種別)

・霊安室利用希望(希望する場合・・・持ち込日付)

・住所区分(管内・管外、死亡者管内外、申請者管内外)

・死亡者情報(氏名、氏名よみ、性別、死亡日時、生年月日、享年、住所、本籍)

※死産児の場合は、父母の氏名、住所、分べん日時、妊娠週数等)

・申請者情報(氏名、住所、続柄)

・死因(一類感染症・その他)

・減免(申請する・申請しない)

・宗派(仏式、神式、正宗、キリスト、その他)

・祭壇種別

・火葬許可証番号

・出棺情報(出棺場所、出棺時刻)

・その他備考

・他、設定により上記以外に追加された項目(最大20項目)

A

詳細入力ボタンにて詳細情報の入力画面へ移行すること。 A

予約取消ボタンにて表示されている予約情報の取消が可能なこと。 A

37 詳細情報入力機能 予約機能で登録した、利用日時、利用形態、管内・管外の項目は、変更できないこと。(不正利用対策

として) A

38 前行の予約基本内容を変更する場合は、いったん解約し再度新規予約から行う仕組みであること。(不

正利用対策として) A

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39

予約を解約した場合、その火葬枠や式場利用枠は、即座に他の利用者に開放できること。

詳細入力締切日時を経過した予約については、詳細入力及び解約の操作を不可とすること。

予約時に入力した項目に追加して、以下を詳細入力項目に対応し、指定の項目を入力可能なこと。

・待合室部屋種別

・霊安室利用希望(希望する場合は持ち込み日も入力)

・通夜、告別式、当日のご葬家到着時刻

・通夜利用時の夜間利用

・死亡者氏名(漢字)

・死亡者性別(男性・女性・不詳)

・死亡時刻(予約にて「不詳」を選択している場合は補足文章を入力可能)

・死亡者生年月日(西暦・和暦どちらでも入力可能。享年を自動計算・表示すること。)

・死亡者住所

・死亡者本籍(死亡者住所と同じであれば複写可能)

・申請者氏名

・申請者住所(死亡者住所と同じであれば複写可能)

・申請者続柄

・死因(一類感染症・その他)

・減免(申請する・申請しない)

・宗派(仏式、神式、正宗、キリスト、その他)

・祭壇種別

・火葬許可証番号

・出棺場所(死亡者住所又は申請者住所と同じであれば複写可能)

・出棺時刻

・その他備考

また、上記以外にも事前設定された入力項目(最大20項目まで任意に追加可能)に入力可能なこと。

A

39 一時保存ボタンを押せば、未入力項目があっても保存できること。また、一時保存状態であることを

一覧画面で表示すること。 A

40 詳細入力確定ボタンを押すことで、必須項目の入力チェックができること。 A

41 必須項目の入力チェックでエラーとなった場合は、どの項目でエラーなのかアラートするメッセージ

画面を表示すること。 A

42 正常に登録完了すれば、一時保存もしくは詳細情報登録完了のメッセージを画面に表示すること。 A

Page 17: WEB斎場予約システム環境構築業務委託仕様書 · ・クラウドセンター環境構築費 ・山桑メモリアルホールオリジナル・カスタマイズ機能開発費

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メール通知機能 詳細入力の確定登録・取消が確認した時点で、事前に登録されている葬祭業者のメールアドレスへそ

の通知を自動送信できること。通知の内容には、予約番号、予約種類(確定登録/取消)、予約内容、

注意事項等を記載すること。

A