「新興事業@東北」研修説明資料 20140610

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JEBDA 新興事業創出機構 ソーシャルイントレプレナー研修 「新興事業@東北!」 基礎コース説明資料 (2014/6/10版)

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JEBDA 新興事業創出機構

ソーシャルイントレプレナー研修

「新興事業@東北!」 基礎コース説明資料

(2014/6/10版)

JEBDA 新興事業創出機構

なぜJEBDAを立ち上げたのか?

“東北の復興なくして、日本の再生なし”

【 JEBDAの事業ビジョン】

『新興事業で日本の地方に活力を!』

1

【課題認識①】 東日本大震災は地域社会の

課題を10年先に進めた

【課題認識②】 復旧→復興への道のりは課題克服へのチャレンジ

【課題認識③】 課題克服へのカギは地域の誇りとなる産業の創出

JEBDA 新興事業創出機構

なぜ東北なのか? -復旧から復興、そして新興へ!

2 Copyright 2014 Japan Emarging Business Development Association. All Rights Reserved.

東日本大震災

地域社会の崩壊と再構築

新しい価値観を持った起業家の誕生

死生観の 見つめ直し

可能性の 追求

利他的 行動

新興事業・新産業の創出!

※日経ビジネス2014.3.11号特集「東北モデル」を基に作成

<災害イノベーション事例①>

ニューオーリンズの変革

フォーブス2011年調査 •人材引き付ける地域:1位 •就職に最適な大都市:2位

経済指標の改善 •世帯数 :44.0%▼ •中位所得 :33.6%▲ •平均所得 :38.7% ▲ •貧困率 :4.8% ▼ ※2005-09年平均

東北被災地では、悲劇が新しい社会を産みだす「災害イノベーション」が将に始まったばかり。そのエネルギーを価値創造に変換する人材の発掘・育成が今後重要となる!

死者・行方不明者

約2万人

全壊・半壊家屋

約40万戸

浸水領域

約450km2

経済的損失

約20兆円

<災害イノベーション事例②>

新設法人増加率 (2011→2012年度)

[1位]福島県:48.2%▲ [2位]青森県:29.1%▲ [3位]宮城県:22.7%▲ [4位]岩手県:20.0%▲ ※東京商工リサーチ調査

JEBDA 新興事業創出機構

JEBDAの3者協働プロジェクト

JEBDAが有望事業(支援先企業)の立場でプロジェクトの切り出しや推進に責任を持つ

支援先企業の事業の中から今後の成長性や販路拡大が期待できる有望な商材について、 3者による協働プロジェクトとして事業開発、売上拡大、雇用促進をめざします

サポーター企業(事業部門、CSR部門)は、自社の人材育成、地域産業を通じた事業機会の拡大、自社らしい社会貢献をねらいます

有望事業 (支援企業)

JEBDA サポーター企業

サポーター企業

サポーター企業

• 支援プロジェクトの識別 • サポーター企業コーディネート • プロジェクト編成 • プロジェクトマネジメント • ビジネスコンサルティング 戦略立案 調査・分析 各種企画 海外展開支援 • 支援先・サポータの人材育成

• プロジェクトリーダー • プ事業リソース提供 • 取引先・業界ネットワーク • プロジェクトメンバー • レベニューシェア

• 人的リソース • 事業リソース(専門性、取引

先・業界人脈など) • 資金サポート

3

“支援企業×サポータ企業×JEBDA”による協働プロジェクトの推進を通じて、3者がWin-Win-Winとなる新規事業創出を創出する!

JEBDA 新興事業創出機構

JEBDA企業ネットワーク(サポーター/協力企業一覧)

フューチャーアーキテクト

スカイライトコンサルティング

サキコーポレーション

SCSK

前田建設

積水ハウス

セイコーエプソン

日立ソリューションズ

コクヨ/コクヨファーニチャー

味の素

アサヒビールHD

2014.1現在11社

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JEBDA 新興事業創出機構

次の一手! -新興事業創出人材の発掘・育成

「復旧から復興、そして新興へ」を更に加速させるため、JABDAの強みである企業 ネットワークを活かし、新興事業を理解しその実践に取り組む企業人材の育成を行う!

5 Copyright 2014 Japan Emarging Business Development Association. All Rights Reserved.

ニーズありきの マッチング方式の限界

時間をかけた丁寧な コーディネート

短期的に投資効果 を評価できない

事業の社会的価値を 可視化する方法論の提供

“現場に飛び込む” ことの難しさ

マインドセットを鍛錬 する助走期間の提供

協働事業立ち上げの課題 JEBDAのアプローチ

協働プロジェクト立上げ・推進を学ぶ機会を企業へ提供!

これまでの活動実績を基に「JEBDAだからできる」企業人材の育成を行う!

JEBDA 新興事業創出機構

「新興事業@東北!」研修とは?

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事業アイデアを具体的事業にする社内起業家(イントレプレナー)に 求められるマインド、スキル、ネットワークを身につける。

東北被災地発のソーシャルビジネスを題材として優れたビジネスチャンス(新興事業)を見つけ力を鍛錬する。

「東北発、世界に挑戦する新興事業」の創出を目指すJEBDAのノウハウを「試す」「知る」「実践する」を通じて学ぶ。

東京メインの基礎コース(東京ラウンド)と東北被災地の企業・団体との共同プロジェクトとして行う実践編(東北ラウンド)から構成。

JEBDA 新興事業創出機構

研修コンセプト -“新興事業を創り出す人材の育成”

「新興事業@東北!」をキーワードとしたソーシャルビジネス研修およびソーシャル共同研究プログラムを企業社員向けに提供し、新興事業創出人材の発掘・育成を目指す。

7

東北復興への貢献 (現地事業・起業家支援)

世界で通用する ビジネスアイデア

(新興事業)の創出

新興事業創出人材 の発掘・育成

社内起業家 (イントレプレナー)

の育成

「新興事業@東北!」 プログラム

自社の強み・経営資源を活かした、新規事業の創出、社会貢献プロジェクトの立ち上げ

地域経済の活性化・雇用創出に繋がる事業・活動への支援と通じた東北復興への貢献

新興事業アイデアの創出によるBOP/グローバル市場進出への足掛かり確保

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研修の特徴

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【Point 1】企業社員が参加しやすい 「試す」「知る」「実践する」のステップで手を動かしながらテーマ別に学習。 セッションは隔週・平日夜間に東京で実施。業務を休むことなく受講が可能。

【 Point 2】体系的なカリキュラム 研修実施にスカイライトコンサルティング社のソーシャルイノベーション・ラボが実施に全面協力。体系的で連続性のあるカリキュラムが受講可能。

【 Point 3】疑似プロジェクト体験 PBL(Project-Based Learning 課題解決型学習)手法を採用。研修全体を一つのプロジェクトとみなした実践的なグループ学習が体験可能。

【 Point 4】研修サポートが充実 東北被災地で活躍する事業家との交流・人脈形成機会を提供し、研修後の実践活動を行う受け皿事業・プロジェクトの紹介を随時実施。

JEBDA 新興事業創出機構

研修カリキュラム

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5/14開講(オリエン)、Learning Journey(5/23-25、2泊3日)、ディスカッションセッション:5回(各3時間)、成果発表7/23の日程を予定。

月 日 曜日 開始 終了 項目 会場 事前課題/課題図書 受講者ショートプレゼン ケーススタディ ゲスト講師(予定)

5 14 水 19:00 21:00 研修オリエンテーションスカイライトコンサルティング

(セミナールーム)- 研修要項説明 Learning Journey実施要項説明 -

5 23 金 18:00 -

5 25 日 - 19:00

5 28 水 19:00 22:00セッション①

Social Issueを設定する

スカイライトコンサルティング

(セミナールーム)ネクストマーケット

ラーニングジャーニーを振り返り、解決すべき社会課題を抽出する

東北被災地でなぜソーシャルビジ

ネスが生まれているのか?

鷹野 秀征

(研修ファシリテーター)

6 11 水 19:00 22:00セッション②

ビジネスの種を見つけ出す

スカイライトコンサルティング

(セミナールーム)

プロフェショナル

アントレプレナー

日本および世界のソーシャルビジ

ネス事例から学ぶ

次世代農業人材の育成とMOOCs

の可能性

名川 知志

 (JEBDAフェロー)

-名川 知志

 (JEBDAフェロー)

6 25 水 19:00 22:00セッション③

ビジネスアイデアを練る

スカイライトコンサルティング

(セミナールーム)

イノベーション

マネジメント

東北の実際の課題から解決策の仮

説を立てる

「福島の子どもたちを日本一元気

にする!」ペップキッズこおりや

まの挑戦

菅家元志(郡山ペップ子育てネッ

トワーク、Plainnovation代表)

7 9 水 19:00 22:00セッション④

事業として組み立てる

スカイライトコンサルティング

(セミナールーム)

社会が変わる

マーケティング

事業アイデアの検討とソーシャル

インパクト評価

「10年で100社、一万人の雇用を

創出する!」GRAグループの取り

組み

岩佐大輝

(GRAグループ)

7 23 水 19:00 22:00セッション⑤

受講者成果発表

スカイライトコンサルティング

(セミナールーム)

(起業家はどこで選択

をあやまるのか)

これまで検討したビジネスアイデ

アを発表し、ネクストアクション

を宣言する

研修まとめ「企業人材に求められ

るイントレプレナーシップについ

て」

竹井 智宏

(MAKOTO)

調整中(オプション企画)

植物農場(グランパ横浜農場)見学日本の食と農の問題を解決を目指す次世代農業事業の現場を知る

Learning Journey宮城県各所

(仙台、石巻、塩釜)

本多 智訓

(MAKOTO)

一般社団法人MAKOTOコーディネートによる現地ソーシャルビジネ

ス起業家訪問+体験型ワークショップ-

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Learning Journey(1/5)

社会課題から事業開発、ソーシャルイノベーションを実現するのに必要なマインドセットを被災地での体験を通じて獲得する。

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実施目的

単に知識を得るためではなく、考え方の枠組みや発想を変える為に、気持ちに訴える現地の体験や交流と、参加者同士の対話を重視する。

体感して、共感する

復興へ奮闘 する現場での 交流と対話

被災地を視察 /体を動かして 体感する

対話し共有し見方を変える

復興への取組 の背景を学ぶ

参加者同士の 対話で 想いを深め それを共有する

今までと違う 目線や発想が 生まれ イノベーションの土壌ができる

Who are we?

【今回のラーニングテーマ】

高齢化・少子化・過疎という三重苦に悩む東北被災地域の事例から、持続可能な地域社会の実現に向けビジネスができることを考える。

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Learning Journey(2/5)

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実施概要

事前説明会:5/14(水)

現地訪問:5/23(金)-5/25(日)

【 5/23(金) 】

• 18:00仙台集合 、MAKOTO(Cocolin)にてオリエンテーション

• 終了後懇親会 解散、仙台泊

【 5/24(土) 】

• 18:00仙台集合 、MAKOTO(Cocolin)にてオリエンテーション

• 午前:沿岸部見学(被災エリアの現状視察)

• 午後:リプラス(石巻)訪問+ワークショップ①

• 夜:りあすの森(宿泊先)

【 5/25(日) 】

• 午前:沿岸部見学(被災エリアの現状視察)

• 午前:アスヘノキボウ(女川)訪問+ワークショップ②

• 午後:愛さんさん宅食(塩釜)+ワークショップ③

• 仙台に戻り、MAKOTO(Cocolin)にて振り返り会 (特別ゲスト:「東北食べる通信」代表 高橋博之氏) 19:00頃解散予定

※ 5/24-25の訪問先・宿泊先へはワゴン車(8人乗り)2台に分乗して移動します。

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Learning Journey(3/5)

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コワーキングスペース“Cocolin”(一般社団法人MAKOTO)

「Cocolin」はMAKTOTOが仙台で運営する、東北の「志」をもった方々を全力で応援するコワーキング・スペース cocolinという名前の由来は、「志」と「link」。高い志を持ち、世の中を変えていこうと頑張る人々がつながる場を作れないか・・・そんな思いで生まれたのがこの場所です。

「リプラス」は石巻で高齢者問題を解決するリハビリ特化型デイサービス事業を展開中。今後日本全体が直面する超高齢化社会の問題を先取りし、1.6人で1人の高齢者を支えられる社会に向けた事業モデルを目指す。

「愛さんさん宅食」では一人一人に配慮し寄り添う「宅食サービス×障碍者就労支援」事業の展開を通じて“食“と”職“を合わせた自立支援事業を石巻・塩釜から創ることを目指す。 3.11放送「ガイアの夜明け」でも紹介される。

「アスヘノキボウ」は女川町を中心に、地域の変革を目指す。新しい東北先導モデル事業採択案件「人材交流プラットフォーム」を展開中。

一般社団法人りぷらす 愛さんさん宅食 (株式会社ソーシャルプロジェクト)

NPO法人アスヘノキボウ

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Learning Journey(4/5)

13

白浜復興住宅共用棟(りあすの森)

北上川河口域が一望できる,絶景ロケーション!

最終日スペシャルゲスト:「東北食べる通信」代表 高橋博之氏

独自の哲学でおいしい食べものをつくり続ける生産者にクローズアップし、特集記事とともに彼らが収穫した食べものをセットでお届けする。そしてつくる人と食べる人、農山漁村と都市をつないで食の常識を変えていく。 2013年に東北から始まったこの新たな情報誌の形が「東北食べる通信」です。 現在では「日本食べる通信リーグ」として全国へと活動が広がり始めています。

東北起業家の熱い ソーシャルビジョンを聞く!

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【宿泊上の注意】 ホテルのような アメニティはありません! • 洗面具、タオル、寝間着

は各自御持してください。 • 男女別棟となります • お風呂はあります

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Learning Journey(5/5)

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訪問先

事業説明

社会課題

の整理

ビジネス

モデル分析

アイデア

ブレスト

全体発表

/FB

各訪問先で実施するワークショップでは、「いい話が聞けたね」で終わらことなく、訪問先が展開する事業を「自分ごと」としてとらえ、解決すべき本質的社会課題は何か?そのためにビジネスができることは何かを整理し、展開事業が現在抱えている主要課題に対して具体的な解決アイデアを考え・提示することを徹底的に行います。

訪問先の方から、現在展開する事業の概要、解決したい社会課題、ビジネスモデル、現在の主要課題について最初にお話頂きます。

訪問先の方の話を基に、深く議論すべき社会課題(Social Issue)を設定し、グループ毎に、その課題が発生する仕組み(サイクル)、それを断ち切るためのポイントを議論します。

社会課題を生み出すサイクルを断ち切る手段として、どのようなビジネスアプローチが有効か、訪問先事業のビジネスモデルを踏まえながら、グループで議論します。

整理したビジネスアプローチ の方向性を踏まえ、訪問先の事業の主要課題に対する解決策(アイデア)をグループ毎に検討します。

各グループで検討した解決策(アイデア)を発表し、訪問先の方々にフィードバックし、実現に向けた意見交換を行います。

ワークショップの進め方

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Learning Journeyの模様

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東京セッション

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事前学習 (Active Learning)

テーマ別セッション (180分×5回)

課題図書の内容把握

グループウェア/SNSでのオンライン討議

事業アイデア発表 /意見交換・FB

全体ガイダンス 事務連絡

次回事前課題の提示

事業概要説明 (ゲスト講師)

振り返り /気づき共有

テーマ別事前課題 発表/内容共有

受講生プレゼン(90分) ケーススタディ(90分)

ゲスト講師との ディスカッション

テーマ別事前課題 の実施(各自)

事業アイデアシート の追記・修正(各自)

セッションの進め方

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東京セッションの様子

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事前課題について

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研修でのワークをとり深いものとするため、ソーシャルビジネス/イントレプレナーに関連する以下の書籍を課題図書する予定です(研修教材に含む)。

ネクスト・マーケット[増補改訂版] C. K. プラハラード著 スカイライト コンサルティング訳 BOP(Bottom Of the Pyramid)、すなわち経済ピラミッドの底辺に位置する世界40億人の「貧困層」は、適切なアプローチをとれば有望な「顧客」に変わる―。 BOP市場の巨大な可能性と「ビジネスを通じた貧困削減」を示して世界に影響を与えたベストセラーの増補改訂版です。最新動向や事例のアップデート、各界のリーダーからの寄稿を追加し、動き始めた巨大市場の実状と、ビジネスと企業、そしてグローバル経済の未来を示しています。

社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす フィリップ・コトラー、ナンシー・リー著 スカイライト コンサルティング 社会環境サービスグループ翻訳 公共部門で働く人たちに最も見過ごされ、誤解されてきた分野の一つがマーケティングである―。 本書は、マーケティングの活用が「公共サービスを変える」ことにとどまらず、「社会そのものを変える」ことに大きく寄与することを示します。世界各国の豊富な成功事例を紹介しながら、具体的な実践手法も示しており、実際に現場で導入する際に役立つ、丁寧なガイドとなっています。企業の社会的責任(CSR)に関する内容も含まれています。

プロフェッショナル・アントレプレナー ー 成長するビジネスチャンスの探求と事業の創造 (ウォートン経営戦略シリーズ) [単行本] スコット・A・シェーン (著), スカイライト コンサルティング (翻訳) テクノロジーのS曲線、キャズム、イノベーションのジレンマ、収穫逓増などの概念を、あくまで挑戦者の視点に立って捉えなおし、成功する起業家やベンチャー投資家の行動様式を「10の鉄則」として整理。- 成長するビジネスチャンスの見極めや競争優位の構築法など、新規 参入者が勝つために必要となる視座を明快に提示しています。

イノベーション・マネジメント ― 成功を持続させる組織の構築 トニー・ダビラ、マーク・J・エプスタイン、ロバート・シェルトン 著 3M、英国航空、P&G、アップルなどの企業の事例を目にするたびに我々は考える。「どうすれば彼らのようなイノベーションを起こせるのだろうか」と―。 本書は、イノベーションが「管理」可能な業務プロセスであることを提唱します。そして、戦略、組織体制、プロセス、実績評価、報奨、学習、企業文化などの個々の経営管理ツールに着目し、創造性と収益性を両立する「業務としてのイノベーション」の具体的な指針を示します。

課題図書

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事前課題の例

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Social Issueを設定する/ネクストマーケット

国内または日本企業おけるソーシャル・イノベーション事例を取り上げ、「BOP市場におけるイノベーション12の原則」を用いてその先進性を分析してください。

課題1

課題図書で紹介されているBOPビジネス事例を読み、国内の社会問題解決にも適用可能なもの(一部でも良い)をあげてください。またそう考える理由も述べてください。

課題2

事前課題を通じて課題図書における学習ポイントを理解するとともに、受講生の情報活用、主張整理、プレゼンテーションスキル向上の一助とする

したがって課題実施に当たっては、課題主旨の事前説明と発表後のポイント整理をコーディネータからは行うが、課題の整理方法・発表方法などは受講生自身の工夫で行ってもらう。

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事業アイデアの検討

20 Copyright 2014 Japan Emarging Business Development Association. All Rights Reserved.

事業アイデア検討シート

1.Social Issueを設定する

2.ビジネスの種を見つける

3.ビジネスアイデアを練る

4.事業として組み立てる

5.事業性を評価する

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研修ファシリテータ

ソーシャルビジネス/イントレプレナーに精通した専門家を、研修の運営を円滑に行うためのファシリテータとして配置します。

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鷹野 秀征 (ソーシャルビジネス、戦略的CSR)

ソーシャルウインドウ株式会社代表取締役社長。復興庁上席政策調査官(非常勤)。アクセンチュア勤務後、2001年よりNPO支援・CSR支援・社会起業家支援を実施。震災後、企業CSR、NPO団体とネットワークを構築し一般社団法人新興事業創出機構(JEBDA)を設立。

東北から民間主導による社会的事業を促進している。財団法人パブリックリソース財団理事、SVP東京パートナー。東北ではNPO法人りあすの森、ガーネットみやぎの理事も務める。

斉藤 学 (事業計画、プロジェクトマネジメント、官公庁・非営利団体)

スカイライトコンサルティング株式会社シニアマネージャー。ソーシャルイノベーションラボ・リーダー。

通信会社にて海外関連ITプロジェクトを経験後、官公庁、大手民間企業を中心に社会変革に繋がるITプロジェクトに従事。

PMI日本支部教育委員会委員長、北海道大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師、PMP(Project Management Professional)、ITコーディネータ

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JEBDA 新興事業創出機構

ゲスト講師プロフィール

大手金融機関勤務後、経営共創基盤(IGPI)にてヘルスケア関連新規事業、自治体の特区制度、みちのくホールディングス傘下の岩手県北バス/福島交通等の旅行事業支援などに従事。 東日本大震災後は、現地のNPOや企業の事業支援や首都圏企業の現地活動のアレンジに従事。 また復興庁岩手復興局にて非常勤政務調査官を務める。現在、地域資源を活かしたものづくりによる産業振興支援に従事。中小企業診断士。

柴田 亮 (岩手大学三陸復興推進機構特任准教授、JEBDAフェロー)

日本IBMで某エレクトロニクス領域を担当後、エレクトロニクス・インダストリー・エグゼクティブ、未来価値創造事業部を経て、アクセンチュア株式会社にてソーシャル・ビジネス担当。東北復興や海外輸出を目的とする次世代農業Smart Agri、ドーム型の完全無農薬・野菜工場ベンチャー企業グランパ顧問。2014年3月、「野菜を通じて地球全体の食と農を考える」との理念のもとソーシャル・ビジネスを推進する一般社団法人野菜プラネット協会を設立。

名川 知志 (野菜プラネット協会副理事長、JEBDAフェロー)

学生時代から仙台・東北の活性化に寄与したいと考え、様々な活動に従事。卒業後は、東北大学産学官連携コーディネーター等を経て、東北イノベーションキャピタにてベンチャー企業への投資および支援に従事。震災後、被災地復興ファンドおよびICT復興支援国際会議のプロジェクトを立上げに尽力。2011年7月末に一般社団法人MAKOTOを設立。米カウフマン財団によるカウフマン・フェローにも選出され、シリコンバレーと被災地を繋いでいる。

竹井 智宏 (MAKOTOプロジェクト/一般社団法人MAKOTO 代表理事)

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ゲスト講師プロフィール

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1987年福島県郡山市生まれ。福島県立安積高校卒業。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了。震災後にボランティア団体「Link with ふくしま」を立ち上げ、代表を務める。2012年5月より福島大学災害復興研究所へ「右腕」として参画。 子どもたちの遊び環境や教育環境に問題意識を持ち、子どもたちに溢れる笑顔と豊かな教育を提供すべく、2013年5月に株式会社Plainnovation設立。2013年6月よりNPO法人郡山ペップ子育てネットワークへ参画。

菅家 元志 (株式会社Plainnovation代表取締役、NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク 企画部長)

宮城県山元町生まれ。日本、インドで6つの法人のトップを務める経営者。東日本大震災後、特定非営利活動法人GRAおよび農業生産法人GRAを設立。先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。故郷のイチゴビジネスに構造変革を起こし、地域をブランド化。大手百貨店で、ひと粒1000円で売れる「ミガキイチゴ」を生み出す。2014年に「ジャパンベンチャーアワード」(経済産業省主催)にて「東日本大震災復興賞」を受賞。

岩佐 大輝 (GRAグループ代表、農業法人GRA代表取締役CEO)