アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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アジャイルサムライ横浜道場 5章:具現化させる 2014/7/8() @makopi23

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2014/7/8 アジャイルサムライ横浜道場のスライドです

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Page 1: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

アジャイルサムライ横浜道場

5章:具現化させる

2014/7/8(火)

@makopi23

Page 2: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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自己紹介

● @makopi23● 拝承系エンジニア

● 横浜道場は1週目の第3回から参加(2012/3/8~)

本日の資料の画像は、アジャイルサムライのサポートページで公開されている、インセプションデッキのテンプレートから拝借しています。

https://github.com/agile-samurai-ja/support

Page 3: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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インセプションデッキ

1 我われはなぜここにいるのか? 4.1節

2 エレベーターピッチを作る 4.2節

3 パッケージデザインを作る 4.3節

4 やらないことリストを作る 4.4節

5 「ご近所さん」を探せ 4.5節

6 解決案を描く 5.1節

7 夜も眠れない問題は何だろう? 5.2節

8 期間を見極める 5.3節

9 何を諦めるのかをはっきりさせる 5.4節

10 何がどれだけ必要か 5.5節

4章:全体像を捉える

5章:具現化させる

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5.1 解決案を描く (1/2)

Page 5: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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5.1 解決案を描く (2/2)

■ 利点● その解決策が実現手段として適切かどうか確認できる

● ツールや技術に抱く期待をマネジメントできる

● 想定しているプロジェクトの境界とスコープを目で見て確認できる

● リスクを伝えられる

■ ポイント(ここでやること)● チームで集まり、アーキテクチャのおおよその見当をつける

● どんな風にシステムを構築しようとしているのか図で伝える

● どこにリスクがあるのかを明確にする

● みんながその解決策に同意しているかを確認する

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5.2 夜も眠れなくなるような問題 (1/2)

プロジェクトのリスク●現場監督に時間を割いてもらえない●チームの作業場所が分散している●初挑戦のセキュリティアーキテクチャ●物流追跡システムの切り替えタイミング

【例】

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5.2 夜も眠れなくなるような問題 (2/2)

■ 利点● プロジェクトの課題を早い段階であきらかにできる

● リスクについて話し合うべきタイミングは、プロジェクトの開始時点である今こそがふさわしい

● 「いや、その理屈はおかしい」と表明するチャンス

● 単純に気持ちがすっきりする

■ ポイント(ここでやること)● いずれ向き合う課題について健全に議論するキッカケにする

● チームにとって取り組む値打ちのあるリスクを見極める

– 取り組む値打ちのあるもの

– 取り組む値打ちのないもの

Page 8: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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5.3 期間を見極める (1/2)

Page 9: アジャイルサムライ 5章「具現化させる」

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5.3 期間を見極める (2/2)■ 小さく考える● 期間に応じてプロジェクト失敗のリスクが増加する

● 開発サイクルが6ヶ月を超えないようにする

● 大きな仕事を成し遂げようと思ったら、それをもっと小さな、制御できる単位へと分割しなければならない

■ プロジェクトの長さへの期待をマネジメントする● ステークホルダー向けに大まかな計画を立てる

● 「最善を尽くした当てずっぽう」を目指しているに過ぎない

● お客さんに、この計画がコミットメントだと思われちゃいけない

● 計画を立て、計測して、その事実を計画へフィードバックする

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5.4 何を諦めるのか (1/2)

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5.4 何を諦めるのか (2/2)■ 荒ぶる四天王● 1.時間  2.予算  3.品質  4.スコープ

● 「アジャイルサムライは眼前に居並ぶ四天王のうち、時間と予算、それから品質は固定されたものとみなし、スコープを柔軟に扱うのだ」 by マスターセンセイ

■ トレードオフスライダー● 四天王たちにラベルを付けて、一目見てわかるようにする

● 相対的な重要度の順にツマミを調整する

● 「どれも最優先」、「同じ目盛りの項目が2つ以上」はNG!

● 「捉えどころのないもの」のツマミも忘れず用意しておく

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5.5 何がどれだけ必要なのか (1/3)

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5.5 何がどれだけ必要なのか (2/3)

「顧客」の役割、強みや期待することも明らかにすべし!

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5.5 何がどれだけ必要なのか (3/3)

■ 最終判断を下すのは誰か?● 進軍指令が曖昧な状況は、現場を著しく混乱させる

● 「バスの運転手」は誰なのか?をあらかじめはっきりさせる

● 誰が本当の最終決定権を持っているのか?それをチームや他のステークホルダーにはっきりと示すことが大事

■ コストがどれくらいかを見積もる● PJで一番お金がかかるのは、そこで働く人間のコスト

● ざっくりした予算 = 人数 × PJ期間中の時間あたりのコスト

■ この10個目のデッキこそが、顧客が欲しがる答え!

● いつ完了するのか? いくらかかるのか?

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インセプションデッキのまとめ

■ インセプションデッキの作成を通じて以下を明らかにした● 作ろうとしているものは何なのか、それはなぜ必要なのか。

● このプロジェクトの魅力はどこにあるのか。

● プロジェクトで解決したい課題は何か。

● 「ご近所さん」は誰なのか。

● 解決策はどんな風になりそうか。

● 向き合うことになりそうな課題とリスクは何か。

● プロジェクトの期間はどれくらいの長さになりそうか。

● 柔軟に対応すべきところは何か。

● (期間や費用は)ざっくり何がどれだけ必要なのか。

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【オマケ】 7/12(土)は横浜道場BBQ!■日時:

● 2014/7/12(土) 10:30~

■場所:

● 海の公園バーベキューセンター

● 食べ物はみんなで持ち寄り!

● 去年、@makopi23は網でサンマ焼いたよ!

● とても美味しくて楽しかったので是非参加しましょう~♪

● 詳細は道場のFacebookで!