菅付雅信の編集スパルタ塾 課題⑭『ar三兄弟 川田十夢氏』

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Presentations & Public Speaking


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昨今の出版不況は、本について語る場、語る習慣がなくなってきている

のが原因ではないだろうか (「ぼくらの仮説が未来をつくる」佐渡島庸平)

そう、「語る場」って文化の培養地…

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例えば、「日本のスポーツには圧倒的に語る場が足りて

いない」と誰かが言った。

パブとかカフェとかサロンとか、個々の文化に根ざした溜

まり場、そういうスペースが。

一方で、読書ってきわめて個人的な楽しみ

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本って、体験の共有が難しい

時間と労力(あるいは教養)が要る知的作業

あまりに個人的で、内面的な活動

読書体験や感想を共有するには

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「読書会」は今もリアルイベントとして人気があるけれど、

手法としてはあまりに古典的。

テレビでスポーツや番組を観て、ツイッターで意見を共

有する「TwitterTV視聴」にヒントを得て考えると...

ソーシャル・ブック・リーディング!

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日時を決め、本を決めて、Twitter上で感想戦をする。

異なる価値観に触れ、自らの解釈を確認し、理解を深める。

自ら意見を述べ、世界中から賛同と対論を得る。

一人じゃない読書。

それは、「感想を共有する場の拡張」といえるのではないか。

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人は有限である。生命も頭脳も有限だ。しかし、人は言葉を用いて思考し

ては記録し、幾代にも渡って知恵を伝承する。つまり、類としてのヒトは永

遠であると言える。

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読書の感想だけじゃなくて、読書も一緒にしたいの!

という点で、電子書籍(Kindle)に感じた可能性。

リアルタイムな読書体験の共有する

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いま、このページを読んでいる人とこそ共有できる感覚、気持ち、

感動。地球の裏側で、誰かが僕のめくったページでふとつぶやく。

リアルタイム・リード・シェアリング!

ここの二人の会話ほんと好きだ~

ここの一文は、村上春樹の影響受けて

犯人はたぶんこのパン屋。。

そして、コメントをストックしていくと

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あたかもみんなで一緒に読んでいるかのようなコメント機能付き

プラットフォーム。ニコニコ動画のようにする読書。

感想、批評の場の拡張。

読書そのものの拡張。

大団円だー!!

なんと切ない終わりだ。胸が張り裂けそうだ。

ふう、ε-(´・`) やっと寝れる。

この世界観、宮沢賢治に近いわ〜

にあっても、伏線が回収出来てないこんな終わり

よかったよか

だ であることは明らかだ。

疲れ様でした

他の価値観に触れ、またとない出会い

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その人が大事にしている部分や価値観に共感して、触れ合うこと。

そういう相手とは、心の底から打ち解けた魂の会話が出来るかもし

れない。一生モノの出会いがあるかもしれないから。

[email protected]

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ありがとうございました。