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Page 1: 急激に開けると - 在宅用医療機器(CPAP、酸素濃 … time 2 断熱圧縮熱発生防止機構について バルブ一体型ボンベの場合、高圧の酸素ガス

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checkpoint - 3 断熱圧縮熱の原理をふまえて酸素ボンベの取り扱いができる

こんなことありませんか?

圧力調整器を接続して、いざボンベを開けようとしたら

ゆっくり開けるのよ!と注意された。

どうしてゆっくり開ける必要があるのだろうか?

バルブをゆっくり開ける

製造

NO.

内容量

【 断熱圧縮とは 】断熱圧縮とは外部に

熱が逃げないように

断熱してガスを圧縮

すると、ガス自体の

温度が上昇する現象

です。

開ける 閉める

断熱圧縮熱

ガスを圧縮して温度が上がる例では自転車の空気入れがあります。

急激に開けると発火

2酸素ボンベ圧力が 14.7MPa ( 150kg/cm ) のガスが調整器内に一気に

進入すると、調整器内でガスが圧縮され、断熱圧縮熱により20℃だっ

た調整器内部は約900℃以上に上昇します。

この時、調整器内部に塵、アルミ粉、油分などが存在すると

発火源、可燃物となり、調整器の爆発発火につながる恐れがあります。

従って酸素ボンベのバルブを開ける際はゆっくり開ける事が重要です。

Page 2: 急激に開けると - 在宅用医療機器(CPAP、酸素濃 … time 2 断熱圧縮熱発生防止機構について バルブ一体型ボンベの場合、高圧の酸素ガス

断熱圧縮熱発生防止機構についてBreak time 2

バルブ一体型ボンベの場合、高圧の酸素ガス

は減圧されて(圧力を下げて)ガスが待機し

ているため、高圧の酸素ガスの移動がなく断

熱圧縮の発生がありません。

また、一体型のため流量調整器の取り付け・

取り外しがなくカニューラやマスクをつけて

流量を設定するだけで酸素吸入ができます。

ガスが待機

バルブが<開>の場合バルブが<閉>の場合

減圧された酸素ガスの放出

小池メディカルのフロージェントルは、断熱圧縮熱発生防止機能を備えた圧力調整器です。

ヨーク式 ネジ式

安全・安心をプラスした一次室の素材<真鍮>

真鍮は68.6MPa以下の圧力では燃焼せず、米国FDAから調整器に使用する安全な材質とされている。

+Flow Gentle「フロージェントルプラス」

酸素出口 (カニューラ接続口)

流量ウィンドウはっきり見やすいワイドなウィンドウ

流量設定ダイヤル設定流量をカチッとしっかりセットします。

酸素充填口

酸素出口(カニューラ接続口)

流量ウィンドウはっきり見やすいワイドなウィンドウ

流量設定ダイヤル

呼吸同調器

流量調整器部

圧力インジケーター部 (残量計)

ピンインデックスバルブ部

flow gentle QUATROフロージェントルプラス クアトロ

++

フロージェントルプラス トリオ

flow gentle trio

【フロージェントルプラスモデル】

バルブ

減圧部

断熱圧縮熱発生防止装置【酸素を一気に進入させない構造】

典型的な圧力調整器はバルブから酸素が進入すると一気に減圧部に

到達します。

フロージェントルプラスは酸素ボンベのバルブから急激に酸素が進

入しても断熱圧縮熱発生防止機構によりいったん酸素を受け止める

ことで、断熱圧縮熱による爆発、発火の可能性を低く抑えます。

ただし安全上ゆっくりバルブを開けることは必要です。

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小池メディカルのバルブ一体型ボンベは、構造上断熱圧縮熱の発生はありません。