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会 長 大藪 真弓 2017年度、国際ソロプチミスト奈良は、認証45 周年の節目の年を迎えてスタート致しました。 伝統を守り受け継いで行く責任と誇りを胸に、 緊張の中踏み出した一歩は、先輩諸姉の温かいお 導きと会員の皆様の大きなご協力の下、お蔭様で 次年度にバトンを繋ぐことができました。会員の 皆様のご協力、姉妹クラブの皆様の友情、関係各 位のご理解と皆様への厚い感謝を胸に、この一年 様々な経験をさせて頂いた事に思いを馳せており ます。 11月には認証45周年記念例会を開催し、かつて 奉仕活動に共に汗を流して下さった元会員の方々 もお招きして、これまでの道のりを振り返り、楽 しく和やかな会員のための記念例会で友情を温め る機会となりました。 また、第25回地区大会で「奈良県下6クラブの 合同奉仕事業について」発表する機会を頂き、姉 妹クラブとの奉仕活動の歴史を辿りながら、先輩 諸姉の熱意と素晴らしい行動力に改めて感動致し ました。2月4日には奈良ホテルに於いて、当ク ラブ初めての試みとなる「チャリティーランチコ ンサート さとう宗幸さんを囲んで」を開催し、 満場のお客様をお迎えして東日本大震災の被災地 へのご支援をさせて頂きました。クラブがひとつ になり、奉仕事業を通して長年に培われたknow- howを直に学ぶ機会は、リーダーシップ、メン バーシップの両面から、今後に繋がる貴重な経験 となり、マニュアルだけに頼らない臨機応変の対 応は、お迎えする側も遣り甲斐と経験を積むこと の大切さを学ぶ実践の場となりました。13年目を 迎えた「希望の架け橋奨学金」では、2名の女子 高校生の夢の実現に向けてその未来を応援致し、 12回目を迎えた隔年開催の「留学生による日本語 ミニスピーチコンテスト」は、日本人としての在 り方を考え、国際親善の一助を果たす機会となり ました。28年振りに日本開催となったSIA隔年大 会には姉妹クラブも来日され、奈良をご訪問され る2つの姉妹クラブの方々に歓迎会を開催し、直 接交流の機会を持てることも大きな楽しみです。 その他多くの継続奉仕事業も、堅実な委員会活動 の下、其々にリフレッシュを図りながら地域への ご奉仕を続ける事ができました事は、会員の皆様 のご尽力のお蔭と感謝申し上げます。 近年、情報化の流れは加速度的に早くなり、世 の中の変化も年々大きくなって参りますが、この 一年で学んだ事を糧に今後も奉仕の輪を広げ、お 一人でも多くの方の笑顔と未来の夢を応援する丁 寧な奉仕活動を心掛けて参りたいと存じます。こ れからも互いを尊敬し、会員の絆を大切にしなが ら会員の皆様と共に、50周年に向けて歩みを進め て参ります。 ソロプチミストの活動を通して、多くの方々と 交わり、刺激を受けて大変有意義な一年間を過ご させて頂きました事に、心から感謝と御礼を申し 上げます。 1 1 2018年7月20日発行 2017年度 会報 創 立  1972年11月21日 例会日  第3金曜日 例会場  奈良市高畑町 奈良ホテル 会 長  大  藪  真  弓 事務局   〒630-8215 奈良市東向中町6番地 ㈳奈良県経済倶楽部会館3F307 TEL・FAX 0742-20-5821 E-mailアドレス [email protected] ホームページアドレス http://sinara.sakura.ne.jp/ 水墨画「暁のゴビ」 福井 公子会員 作

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  • 会 長 大藪 真弓

     2017年度、国際ソロプチミスト奈良は、認証45周年の節目の年を迎えてスタート致しました。 伝統を守り受け継いで行く責任と誇りを胸に、緊張の中踏み出した一歩は、先輩諸姉の温かいお導きと会員の皆様の大きなご協力の下、お蔭様で次年度にバトンを繋ぐことができました。会員の皆様のご協力、姉妹クラブの皆様の友情、関係各位のご理解と皆様への厚い感謝を胸に、この一年様々な経験をさせて頂いた事に思いを馳せております。 11月には認証45周年記念例会を開催し、かつて奉仕活動に共に汗を流して下さった元会員の方々もお招きして、これまでの道のりを振り返り、楽しく和やかな会員のための記念例会で友情を温める機会となりました。 また、第25回地区大会で「奈良県下6クラブの合同奉仕事業について」発表する機会を頂き、姉妹クラブとの奉仕活動の歴史を辿りながら、先輩諸姉の熱意と素晴らしい行動力に改めて感動致しました。2月4日には奈良ホテルに於いて、当クラブ初めての試みとなる「チャリティーランチコンサート さとう宗幸さんを囲んで」を開催し、満場のお客様をお迎えして東日本大震災の被災地へのご支援をさせて頂きました。クラブがひとつになり、奉仕事業を通して長年に培われたknow-howを直に学ぶ機会は、リーダーシップ、メンバーシップの両面から、今後に繋がる貴重な経験となり、マニュアルだけに頼らない臨機応変の対

    応は、お迎えする側も遣り甲斐と経験を積むことの大切さを学ぶ実践の場となりました。13年目を迎えた「希望の架け橋奨学金」では、2名の女子高校生の夢の実現に向けてその未来を応援致し、12回目を迎えた隔年開催の「留学生による日本語ミニスピーチコンテスト」は、日本人としての在り方を考え、国際親善の一助を果たす機会となりました。28年振りに日本開催となったSIA隔年大会には姉妹クラブも来日され、奈良をご訪問される2つの姉妹クラブの方々に歓迎会を開催し、直接交流の機会を持てることも大きな楽しみです。その他多くの継続奉仕事業も、堅実な委員会活動の下、其々にリフレッシュを図りながら地域へのご奉仕を続ける事ができました事は、会員の皆様のご尽力のお蔭と感謝申し上げます。 近年、情報化の流れは加速度的に早くなり、世の中の変化も年々大きくなって参りますが、この一年で学んだ事を糧に今後も奉仕の輪を広げ、お一人でも多くの方の笑顔と未来の夢を応援する丁寧な奉仕活動を心掛けて参りたいと存じます。これからも互いを尊敬し、会員の絆を大切にしながら会員の皆様と共に、50周年に向けて歩みを進めて参ります。 ソロプチミストの活動を通して、多くの方々と交わり、刺激を受けて大変有意義な一年間を過ごさせて頂きました事に、心から感謝と御礼を申し上げます。

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    2018年7月20日発行

    2017年度 会報創 立  1972年11月21日例会日  第3金曜日例会場  奈良市高畑町 奈良ホテル会 長  大  藪  真  弓事務局   〒630-8215     奈良市東向中町6番地     ㈳奈良県経済倶楽部会館3F307TEL・FAX  0742-20-5821E-mailアドレス  [email protected]ホームページアドレス  http://sinara.sakura.ne.jp/

    水墨画「暁のゴビ」 福井 公子会員 作

    会 長 挨 拶

  •  第38回日本財団贈呈式は平成29年11月17日(金)パシフィコ横浜「国立大ホール」にて、286クラブ2069名の出席のもと開催されました。奈良クラブからは14名が参加致しました。坂下政子理事長による開会の辞で始まり、齋藤素子地元クラブの歓迎の辞、黒岩祐治神奈川県知事、林文子横浜市長の祝辞の後、贈呈式に移りました。 鶴田満彦氏による支援・奨励事業の講評があり、「女性研究者賞」が江川美保氏に贈呈されました。PMSの診断と治療・ケアの標準化を目指し研究されていますが、家庭の事情で5年間も臨床の現場から離れたにも関わらず、本人の努力と周りの協力によりブランクを乗り越え復帰したことは、多くの女性研究者に勇気と希望を与えた実例としても大きく評価されたようです。2年後の研究成果発表が期待されます。続いて川瀬啓子氏による顕彰・援助事業の講評があり、社会ボランティア賞・学生ボランティア賞・千嘉代子賞・活動資金援助・災害資金援助として49名18団体が次々に表彰されました。千嘉

    代子賞受賞者の土田英順氏はチェロ奏者として様々なボランティア活動をされていて、受賞挨拶としてスペインの「鳥の歌」を演奏なさいました。ひとときその静かな温かい音色に心が潤う感じがしました。次いで田村裕子常務理事の平成28年度収支報告、財団の寄付金について、2年後に財団40周年を迎えるに当たり準備委員会が発足したことなどの報告がありました。その後感謝状贈呈があり和やかに閉会しました。イルミネーションに煌く観覧車を眺めながら会場を後にしました。次回開催は平成30年11月13日(火)仙台国際センターです。

    日本財団委員会 委員長 石﨑 雅子

     地区大会としては最後になる第25回地区大会が、11月14日ホテルグランヴィア京都にて第Ⅱ地区41クラブ、他地区1クラブ、出席者総数579名の参加を得て開催されました。奈良クラブからは25名が出席。11時に開会宣言、開会式、全体会議の後ガバナー報告とユースフォーラム報告、地区理事報告がありました。 ユースフォーラムは7月25日名古屋にて各クラブから選ばれた代表生徒136名とソロプチミスト会員503名その他合計700名で開催され、中でも林 修先生の講演は高校生達に寄り添い、深く感銘を与える内容だったとの報告でした。午後からの審議事項ではリジョン指名委員にSI奈良−まほろばの安田順恵

    会員が選出されました。 研修事項 「これからのソロプチミスト〜時代の変化に合わせて〜」について、9クラブの代表がそれぞれのクラブ内での会員維持と増強、会員減による委員会のスリム化、時代の変化に合わせた合同プロジェクト等、工夫を凝らして楽しく活動される様子を発表されました。SI奈良大藪会長は6番目に「奈良県下6クラブの共同奉仕事業」についてスライドも交え発表されました。 晩秋の雨でしたが、これからのクラブ運営のヒントになる有意義な地区大会となりました。尚、詳細は後日に配布される地区大会議事録を参照下さい。

    デレゲート 福井 亜貴子

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    於:ホテルグランヴィア京都大藪会長のクラブ発表

    於:横浜みなとみらい21於:パシフィコ横浜

    第25回地区大会 デレゲート報告2 0 1 7 年 1 1月1 4日

    2 0 1 7 年 1 1月1 7日公益財団法人 ソロプチミスト日本財団 平成29年度 年次贈呈式

  •  2017年11月2日、国際ソロプチミスト奈良は認証45周年を迎えました。前年度に認証45周年特別委員会を立ち上げ、会員にどのような認証式を希望するかアンケートを取り、その結果「5」の付く記念日でもあり派手にしないで、退会された元会員の方々をご招待して、内々のアットホームな例会にすることに決まりました。 当日は少し肌寒かったものの、認証式にふさわしい好天に恵まれ4名の元会員の方々をお迎えして和やかな雰囲気の中始まりました。 物故会員に黙祷の後、大藪会長から開会の挨拶があり、本日のお客様のご紹介をしていただき、また、お客様からはお祝いの一言をいただきました。今日のSI奈良の活躍をお褒めいただき、さらなる発展を願うとの励ましの言葉に身が引き締まる思いがいたしました。 次に、チャーターメンバーの皆様に、クラブをご指導くださった感謝の気持ちを込めて、大藪会長から花束の贈呈がありました。池内元ガバナーの乾杯

    のご発声の後、祝宴に移りました。お料理は特別委員会で試食会をして、奈良ホテル様にもご協力いただいたお蔭で、皆様に美味しかったと大変喜んでいただきました。 お料理の後、会員相互の親睦を図るために結成されたサロン・ド・グレースのコーラスで会場を盛り上げていただき、心に残る思い出深い認証式になりました。 最後に、認証45周年特別委員会城田委員長より閉会の挨拶をしていただき、お開きとなりました。

    認証45周年特別委員会 副委員長 前川 純代

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    歴代会長(第40〜44代)

    サロン・ド・グレースの皆様

    チャーターメンバーの皆様

    和やかな食事風景

    於:奈良ホテル

    piano佐藤会員

    2 0 1 7 年 1 1月2 4日

    認証45周年記念例会

  •  前日から時折雪が舞いお天気が心配されましたが、朝になりますと澄んだ青空が広がっておりました。新年例会の会場は、山焼きを翌日に控え準備が着々と進んでいる若草山に静かに佇む、「旅館むさし野」。一歩中に入りますと、厳かな新春の空気に包まれておりました。 例会の後、記念撮影をして新年会が始まります。まず、大藪会長が新年のご挨拶をされ、今年歳女になられた会員の方々の御祝いを致しました。喜多、田中、前田、寺田会員には、御祝いの御品として、東大寺筒井会員からの破魔矢と竹林会員作の戌の一刀彫が贈られました。 続いて加藤、寺田、筒井会員によります祝謡「鶴亀」。新春に相応しく格調高く謡っていただき、とても贅沢なひと時でございました。 それから、チャーターメンバーの大石会員の乾杯のご発声のもと会食が始まりました。 お食事が一段落する頃、いよいよ余興です。先陣

    を切ってキャビネットと理事会メンバーの扮する「サザエさん一家と仲間たち」は、まるでテレビ画面から飛び出してきたようで、各々役になりきってのお芝居や歌に歓声が上がりました。また、田中会員の発案によります、「オプティカルイリュージョンダンス」も、白黒ストライプのつなぎの衣装を身にまといカツラや仮面をかぶっての愉快なラインダンスで、大いに盛り上がりました。さらに、最後のお楽しみ抽選会では思わぬプレゼントににっこり、時のたつのも忘れるほどでございました。楽しく盛り上がった新年例会も終わりが近づき、森川副会長の心温まる閉会のお言葉でお開きとなりました。 皆様のご協力により楽しい新年例会となりましたこと、心より感謝申し上げます。 今年も、皆様益々お元気で奉仕活動していけますよう願っております。

    例会担当委員会 今中 須美子

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    於:むさし野

    大石会員の乾杯寺田会員、加藤会員、筒井会員による祝謡

    2 0 1 8 年1月1 9日

    新 年 例 会

  • 寺田 眞佐子 S.I.奈良に入会して3度目のお祝いをして頂きました。ありがとうございます。 この原稿を書くにあたり、皆様ど

    のようなお玉ぎょく

    章しょう

    を寄せていらっしゃるのかと、過去の会報誌を繙

    ひもと

    いてみました。数々の奉仕事業や会合の記憶がよみがえり、また鬼

    籍せき

    に入られたり、退会なさった会員様方との交流なども思い出され胸に染みました。私も会員の一人として奉仕への一翼を担うことができましたことに深く感謝する思いでございます。 又、多くの会員の皆様からお受けしたご恩も忘れることができません。歳女になるということは来し方行く末を考える良い機会だとも思いました。これからも倦

    あぐ

    まず弛たゆ

    まず、出来る範囲でご奉仕をさせて頂きたいと存じます。改めて御礼を申しあげます。 

    前田 芙美子 今年は戌年です。ソロプチミスト奈良に入会させていただいて、私は2度目の歳女を迎えました。天理に嫁いで47年、いろんなことがありま

    したが、今は私の一番の理解者の主人や子供達と楽しい日々を過ごしております。これからも明るく元

    気に歩んでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    喜多 幸子 2014年5月入会させていただき4年がたちました。その間、様々な行事に参加し貴重な経験をさせていただき、先輩方の長年積み上げられて

    きた素晴らしいお働きに、感動いたしてまいりました。時代は急速に移りかわっていくことを痛感する今日この頃ですが、奉仕の心を大切に、会員の皆さまのご指導を賜りながら、少しでも社会に貢献できることを願って活動させていただきたいと思います。

    田中 千須子 還暦の年に初孫をいただき、その成長ぶりを日々楽しみにしております。そして、次の歳女の時は孫は12才、その次の歳女の時は孫は24才

    と、まだ目もよく見えない孫の歳を数えています。クラブにおいてはまだまだ新米の私は失敗ばかりしてご迷惑をお掛けしておりますが、一人前のソロプチミストになれますよう精進してまいりたいと思います。

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    会長扮するサザエさんも熱演です 理事会メンバーによるサザエさん一家

    歳女の皆様 和やかなお食事風景担当委員会による、オプティカルイリュージョンダンス!?

    歳女よりひとこと

  •  柔らかな春の気配もする2月4日立春の日、クラブ初めての試みであるランチコンサートが開催されました。午前10時からのミニバザーは短い時間でしたが、お買い物を楽しんで頂きました。 関西の迎賓館として歴史と伝統を誇る「奈良ホテル 大和の間」に、セッティングされた315席は、まさに華やぎの時を迎えようと綺麗な佇まいでした。舞台に飾られたジョーゼットもこの日の為に新調されたものです。 司会進行は井上・大井特別委員会委員、大藪会長の挨拶に続き、さとう宗幸様の登場、淡いピンクのジャケットにお洒落なチーフがとてもお似合いでした。優しい語り、歌声は甘く切なく、特に歌詞が素晴らしく、暖かい一言一句を美しい旋律に乗せて語りかけるような歌唱、まさに至福の刻でした。今は亡き永六輔様とのテレビ共演でのエピソード、奥様の事も和やかにトークされ、アンコール曲「虹を架けよう〜宮城」は、東北の震災地名をふんだんに取り入れ、まさに郷土復興への熱唱でした。震災から7年、災害への取り組みの大切さも考えさせられました。楽しい刻は過ぎ、収益金の一部をさとう様が支援されている「びっきこども基金」を通して、被災地の子供たちの

    夢に心を寄せることもできました。森川副会長のお礼の言葉で終わりの時をむかえ、東北地方が雪との情報に少し早めに奈良ホテルを後にされました。クラブからのお礼の花束も仙台への荷物におさめられていました。 翌日、直筆のお礼のハガキが届き「ありがとうございました。」と一言。さとう様とのご縁を繋いで下さった、あらい敦子様にも心からお礼を申し上げます。

    「あなたにありがとう みんなにありがとう 産んでくれて 育ててくれて 叱ってくれて 妻になってくれて 友達になってくれて みんなにありがとう」さとう宗幸様のCD「あ・り・が・と・う」の歌詞の一部です。わたくしからも会員の皆様に      「知り合いになってくれてありがとう」      「協力してくれてありがとう」

     奈良ホテルの皆様、会員の皆様、本当にありがとうございました。        

        歳入特別委員会委員長 城田 妙子

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    お客様を笑顔でお出迎え

    ロビーでさとう様をお出迎え

    賑わうミニバザー会場

    於:奈良ホテル

    さとう宗幸氏を囲んで

    城田委員長とさとう氏

    甘い歌声のさとう宗幸氏

    大藪会長よりさとう氏に支援金贈呈

    2 0 1 8 年2月4日さとう宗幸チャリティランチコンサート

  •  3月16日、前日の小春日和から一転、早朝からの雨でしたが、私達は胸を膨らませながら山城に向かいました。山城は大阪・神戸に通じる木津川水道を利用した交通の要所で、宇治茶業の町として黒板壁の茶問屋が並び発展してきました。 今回の戸外例会は、担当理事の福井会員のご厚意により、茶の香り漂う歴史の道、茶問屋ストリート散策と福寿園山城工場見学、歳入委員会とメンバーシップ委員会合同で企画いたしました。 山城工場に到着後、最新技術で仕上げられていくティーバック工場、資料館本館の荒茶行程から茶摘みの機械発酵仕上げ工程、ほいろ小屋の見学、次に、民家の茶の間にしつらえた資料館で、美味しい玉露の入れ方を教わりました。一煎目は甘い旨味が口いっぱいに広がり、二煎目は渋み、三煎目は少し苦味を味わい、その後茶葉にだし醤油を掛けて茶葉を余すこと

    なく全部頂きました。とても美味しく身体にも良いので、すっかり玉露の虜になりました。 最後に茶問屋資料館に行き道具や資料を見せていただき、福井会員のご主人様より、明治に入り山城宇治茶は生糸と並ぶ輸出産業とお聞きし大変興味深く、色々な質問にもお答え下さり、楽しい一時を過ごしました。 福寿園の会社の方々にも大変お世話になりました。お茶に関する様々な体験ができ、全員合流して例会会場の日本料理店、酔月に向かいました。心温まる素晴らしいお料理に舌鼓を打ち、今日の充実した一日を有難く思いました。 参拝する予定の浄瑠璃寺にはお参り出来ませんでしたが、またの折を楽しみにしたいと思います。

    メンバーシップ委員会委員長 前川 由美子

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    昔の荒茶工場

    玉露用の茶器

    於:酔月

    福寿園山城工場見学

    茶問屋ストリートのお話

    おいしい玉露の入れ方を学びました

    美味しかったお料理

    茶問屋資料館

    色鮮やかな新茶の茶葉

    2 0 1 8 年3月1 6日3月戸外例会

  •  第32回リジョン大会はSI尼崎をホステスクラブとして、133クラブ1341名の出席のもと開催されました。小雨に煙った神戸ポートピアホテルはリジョン大会にふさわしい会場でした。 大島ガバナー開会宣言のあと、国家斉唱に続き、黙祷、生前の面影を偲び心からの哀悼をささげました。ガバナー挨拶、金沢兵庫県副知事挨拶に続き、西浦美智子SI尼崎会長の、歓迎挨拶、28名という少人数でのリジョン大会開催クラブに心からの敬意を表しました。 基調講演はドーン・マリー・レモンズ連盟会長、日本のことを良く勉強されての来日で、日本女性の言葉も引用され興味深く聞くことができました。先ず、小池都知事の「守るべきは守り変えるべきは変える」を引用され、古きを守り新しいものを構築すると、そして、ヘレンケラーの「一人ではできないことも協力すれば多くのことを成し遂げられる、あきらめずにいればどんなことだってできるのです」と、語られ、最後に私たちのテーマである「女性と女児の為に、夢に灯をつけ行動に移しましょう」と、呼びかけられました。

     エリザベス・ルーカス連盟局長が連盟本部報告をされ、リジョナルプロジェクト奉仕先の発表があり全体会議で信任報告、資料確認がされました。 午後からは庄司路子連盟理事が「赤毛のアン」の話を引用され、「経済的、社会的なエンパワメントを通してより多くの女性と女児の生活を向上させる、その使命を推進していきたい」と語られ、最後に千容子連盟大会委員長がユーモアを交え連盟大会への参加の要請をされ、全体会議Ⅱにうつりました。 昨年同様、議題に対して動議などが出され白熱の会議でしたが全て承認されました。2018年度第33回連盟大会はSI福知山がホステスクラブとなり開催されます。リジョン大会への奈良クラブ会員の参加は23名でした。 前日の表彰夕食会の講師は荻原博子(おぎわらひろこ)先生のお金の話、各賞の発表、そして夕食会後、金子三勇士氏ピアノによるミニコンサート、最後にソロプチ音頭と盛り沢山でした。

     デレゲート 城田 妙子

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    於:表彰夕食会大島ガバナーのご挨拶

    於:神戸ポートピアホテル

    2 0 1 8 年4月2 5日第32回リジョン大会デレゲート報告

  •  今回で12回目となる「留学生によるミニスピーチコンテスト」は、天理大、奈良女子大、白鳳短期大、帝塚山大の4大学から7名の留学生をお迎えして行われました。「夢−あなたの目指すもの」をテーマとした彼らのスピーチは、個性的な内容、豊かな表現、高い日本語能力で、私達会員は大変感銘を受けました。審査を待つ間のコーヒータイムでは、各テーブルで出

    演の留学生や引率の先生方と様々な話題で盛り上がり、大変楽しい時間を共有することができました。この機会に出会えた素晴らしい留学生達が、奈良で今後も充実した留学生生活を送り、将来日本と母国の架け橋として活躍されますことを確信し、頼もしく感じた一日となりました。

    IGU委員会 喜多 幸子

    中 国 タ イ モンゴル 日 本

    * 最優秀賞 ユウ テンウ 様 (中国)  天理大学 『私の将来は夢ではありません』

    * オーロラが待ってるで賞 オウ コウイ 様 (中国) 帝塚山大学 『オーロラ』* 虹色にかがやくで賞 ハシバト トゥンガラグ 様

    (モンゴル) 帝塚山大学 『 夢 』

    * 大志に向かってがんばりま賞 マ レイ 様 (中国) 白鳳短期大学 『夢を追う』* 夢がかなってうれしいで賞 パーラシット チャッ

    タリカー 様 (タイ)天理大学 『夢は遠くない』* その道をきわめま賞 コウ レイ 様 (中国) 奈良女子大 『書道の伝承』* 世の中の為に役立ちま賞 チン セイ 様(中国) 奈良女子大学 『 I have A Dream 』

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    参加者7名の留学生と大藪会長

    審査員の皆様 最優秀賞のユウ テンウさん(中国)

    2 0 1 8 年6月1 5日第12回留学生による日本語スピーチコンテスト

  •  IGU委員会では本年度はSIチコと”Dress a Girl Around the World”(世界中の女の子にドレスを)というプロジェクトの共同奉仕としてドレスを製作しました。これは貧しい国の女の子たちが、少なくとも一着の新しいドレスを持つことを目指す運動です。世界中の女の子たちが、“自分たちは生きていることに価値があり、尊敬されるべきであり、神に愛されているんだ”ということを自覚してほしいとの願いが込められています。SI奈良は通常の寄付金だけでなく、会員有志で事務局にミシンとアイ

    ロンを持ち寄ってドレスを縫いました。自分たちで奉仕品を作るというのは珍しいことだったと思います。みんなで和気あいあいと楽しく縫い上げ、最終的に4才から12才向けの10着のかわいいドレスが出来上がり、このプロジェクトで合計104着になりました。今後もこのような活動を続けられたらと思います。生地やリボン等をご寄付いただい会員の方々、またご一緒に作業してくださった皆様に、心から感謝申し上げます。

    IGU委員会委員長 髙松 洋子

     今年度も、10月3日、14日、21日、24日において、スポンサー先の4クラブで、新入会員入会式が行われました。帝塚山中学・高等学校弦楽部Sクラブ、西の京高等学校地域創生コースSクラブ、帝塚

    山大学茶道部∑ソサエティ、奈良教育大学ウィンドアンサンブル∑ソサエティに、この春入られた新入生の皆様です。

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    かわいい姿を想像すると笑顔がこぼれます。事務局にてただ今製作中!

    奈良県立西の京高等学校 地域創生コース 40名 帝塚山中学・高等学校弦楽部 26名

    奈良教育大学ウインドアンサンブル 18名

    完成したドレスに思わずニッコリ

    帝塚山大学茶道部 3名

    2 0 1 8 年4月6日

    2 0 1 7 年 1 0月3・1 4・2 1・2 4日

    SIチコとの共同奉仕(ドレス製作)

    2017年度新入会員入会式

  •  12月例会に於いて、クラブ賞と共に助成金の贈呈式が、たくさんのお客様を迎えて、華やかな雰囲気の中始まりました。 大藪会長から、クラブ賞・助成金の贈呈が緊張の中始まり、各受賞者はお礼の言葉と、地域への奉仕・関わり方・今後の活動予定など話されました。又、日頃学生の方達とふれ合う機会があまりない私達は、沢山のエネルギーを頂けた様に思います。 贈呈式の最後はやはり、帝塚山中・高弦楽部による演奏です。部員人数119名の中から21名の部員が来て下さいました。弦楽器だけなのにこんなに迫力のある音が出るものだなと、感心させられました。曲目は「スターウォーズ」。指揮は寺島洋之先生。軽やかで迫力があって楽しい演奏を聴くことができ、贈呈式の締めくくりとなりました。

    スポンサーシップ委員会委員長 樽井 映子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ☆ソロプチミスト日本財団クラブ賞贈呈 *女性研究者賞 甲南大学法学部教授 笹倉 香奈様

     *社会ボランティア賞  一般社団法人 SPSラボ  若年認知症サポートセンター きずなや             代表 若野 達也様 *学生ボランティア賞  帝塚山大学「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」

             代表 藤井 健瑠様 *活動資金援助  香芝えほんの会 いちご 

    代表 宮田 和子様 *災害復興援助  特定非営利活動法人 奈良県防災士会 

    理事長 植村 信吉様☆助成金授与 *奈良ベンチャークラブ * 奈良教育大学ウィンドアンサンブル∑ソサエティ

    (9月15日贈呈) *帝塚山大学茶道部∑ソサエティ *帝塚山中学・高等学校弦楽部Sクラブ *奈良県立西の京高等学校地域創生コースSクラブ

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    奈良教育大学ウィンドアンサンブル∑ソサエティに助成金贈呈(2017.9.15) 各賞受賞の皆様と大藪会長

    演奏中の皆さん 帝塚山中学校・高等学校弦学部Sクラブの迫力ある演奏

    2 0 1 7 年 1 2月1 5日クラブ賞・助成金 贈呈式

  • ☆��「夢を生きる:女性のための教育・訓練賞」 クラブ賞授与 2018年2月5日   於: ハートランドしぎさん

    看護学校 大西浩子様 ハートランドしぎさん看護学校 

    困難な家庭環境の中、精神科医療に携われる看護師を目指す。

    ☆希望の架け橋奨学金授与 2018年3月27日   於:SI奈良事務局  吉川天音様

    平城高校より同志社大学文化情報学部に進学中学校の社会科の教員を目指す

     2018年3月29日   於:SI奈良事務局  曽路里愛鈴様

    西和青陵高校より奈良県病院協会看護専門学校に進学。災害現場でも冷静かつ臨機応変に対応でき、誰からも信頼される看護師を目指す。

     ・ 今期は、一条高校、添上高校、西和青陵高校、平城高校、西の京高校、高田高校、生駒高校、奈良女子大付属高校、畝傍高校、奈良高校の10校より応募があった。応募者は皆、夫々将来の目標をはっきりと定め、それを達成する強い意志を持っておられ、選考に苦慮した。

    ☆女子大学院生・女子大学生奨学金授与 2018年5月18日   於:奈良ホテル

     松浦理紗子様大阪市立大学工学部化学バイオ工学科応用科学専攻 3回生大学院に進学し、環境問題の解決に応用できる化学技術の開発を目指す。

    ☆専門学校生資格取得支援金 クラブ賞授与2018年5月18日   於:奈良ホテル 川井毬衣様 大阪医療福祉専門学校 2回生

    アワード委員会委員長 田中 千須子担当理事 有馬 佐千栄

    ■ ■  編 集 後 記  ■ ■ 今年度は、認証45周年の記念例会、2月にはチャリティランチコンサート、6月には留学生ミニスピーチコンテストがあり、7月末には横浜で連盟大会の予定です。 今さらではありますが・・・、『一人の力では出来ないことも、多くの人々が協力すれば、成し遂げられる沢山の事がある。みんなで何か役に立てることに行動致しましょう』とお誘いを受けて、ささやかながら心身に感動を覚えつつ、SI奈良も45周年を迎えました。 リジョンから発信される地域や時代に応じた「テーマ」に基づき、皆様の並々ならぬご協力のもと成果があらわれ、奉仕の重大さを感じています。私達は、そこでまた、明日への希望と勇気が湧いて参ります。 ご寄稿ご協力下さった多くの方々に感謝申し上げます。

    広報委員会一同

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    大西さん

    左から川井さん(代理)と松浦さん

    曽路里さん吉川さん

    今年咲いたソロプチミストローズ

    2 0 1 8 年2月5日~5月1 8日

    2017年度 表彰