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チャレンジ1 新車CO2ゼロチャレンジ

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チャレンジ1

新車CO2ゼロチャレンジ

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年間温室効果ガス排出量 (10億CO2eqトン/年)

140

120

100

80

60

40

20

0

20 2000 2020 2040 2060 2080 2100年

気温上昇の将来予測

出典:IPCC第3作業部会第5次評価報告書(2014)より

CO2削減に向けた本格的な取り組み ゼロ以下

温室効果ガス排出抑制は、一刻の猶予も許されない

ベースライン (3.7~4.8℃) (RCP8.5)

2℃未満に 抑えるためのシナリオ

(RCP2.6)

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チャレンジ1 新車CO2ゼロチャレンジ

90%削減

2010年 2050年

新車平均CO2

排出量

(TtW)

2050年 新車CO2 90%削減(2010年比)

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2020 2050年

エンジン車

HV

PHV

FCV EV

2010

販売台数

今後の次世代車開発

HVの普及拡大に続き、次世代車の技術開発をさらに加速

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新車CO2ゼロ チャレンジ

全ステークホルダーとの相互連携

政 府

お客様

自動車

業界

エネルギー

サプライヤー

ステークホルダーの皆様と連携・協力して新車CO2ゼロにチャレンジ

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燃料多様化への対応

再生可能エネルギー、 CO2フリー水素の利用

省エネルギー

化石燃料を大事に使い、 消費量を削減

CO2削減

省エネルギー

化石燃料を大事に使い、 消費量を削減

CO2削減に向けた取り組み

エンジン車

HV

PHV

EV

FCV

短中期では省エネルギーを強力に推進

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エンジン最大熱効率

(%)

ディーゼル

2050年 2015 2010 2005 2000 1995

ハイブリッド

ガソリン

さらなる 熱効率向上

パワートレーンの効率向上

エンジンのさらなる高熱効率・低燃費化を目指す

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HVのラインアップ

コンパクト

ミディアム

ラージ・

プレミアム

SUV

ミニバン

商用車

全カテゴリーにHVをラインアップ

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900

800

700

600

500

400

300

200

100

0

累計(万台)

1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 (1~7月)

180

160

140

120

100

80

60

40

20

0

年間(万台)

100万台

300万台

500万台

800万台

HV販売台数

販売台数(年間)

販売台数(累計)

2015年 世界販売累計800万台以上達成

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900

800

700

600

500

400

300

200

100

0

累計(万台)

180

160

140

120

100

80

60

40

20

0

年間(万台)

1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015年 (1~7月)

0 0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000 累計(万t) 年間(万t)

400

600

800

1,000

1,200

200

100万台

300万台

500万台

800万台

5,800万t

HVによるCO2排出抑制効果

販売台数(年間)

販売台数(累計)

CO2削減量(年間)

CO2削減量(累計)

同クラスガソリン車比較で CO2排出抑制効果は、累計で5800万トン

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HVシステムコスト

燃費(km/L)

HV技術の進化

28.0

35.5

29.6 32.6 38.0

日本 JC08モード

日本 10-15モード

(目標:40)

初代プリウス 2代目プリウス 現行プリウス 次期プリウス

HV技術は、大幅な燃費向上・コスト削減を達成

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次期プリウスの最新低燃費技術

③空力性能の向上 ●空気抵抗係数(Cd値):0.24

①高熱効率・低燃費エンジン ●最大熱効率40%を達成

2ZR-FXE

次期プリウスは世界トップクラスの低燃費技術を結集

②HVシステム ●小型軽量化&損失低減

リチウムイオンバッテリー

ステーター ローター

高回転モーター

バッテリー

トランスアクスル &PCU

ニッケル水素バッテリー

トランスアクスル PCU

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1997 2000 2005 2010 2015 2020 2050年 0

100

800

HVの累積販売台数

1500 (万台)

HVの累計販売台数

2020年目標

HV 累計1500万台達成

次世代車の普及に先駆け、2020年にHV累計販売1500万台を目指す

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燃料多様化への対応

再生可能エネルギー、 CO2フリー水素の利用

省エネルギー

化石燃料を大事に使い、 消費量を削減

CO2削減

燃料多様化への対応

再生可能エネルギー、 CO2フリー水素の利用

CO2削減に向けた取り組み

エンジン車

HV

PHV

EV

FCV

さらなるCO2削減に向け再生可能エネルギー、CO2フリー水素を利用

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PHV

EV

FCV

HV

HV技術の展開

HV技術は、次世代車の要素技術を含む コア技術

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EV:近距離用途、HV・PHV:乗用車全般、FCV:中長距離用途

モビリティの棲み分け

近距離用途

移動距離

燃料 電気 ガソリン、軽油、バイオ燃料、CNG、合成燃料etc. 水素

小型宅配車両

EV

HV

PHV

FCV(BUS)

FCV

車両サイズ

乗用車 路線バス

パーソナルモビリティ

EV領域

HV・ PHV 領域 FCV領域

宅配トラック

大型トラック

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次世代電池の開発

出力密度(W/L)

10000

4000

2000

0 0

エネルギー密度(Wh/L)

8000

200 400 600 800 1000 10000

6000

リチウムイオンバッテリー (高容量型)

目標

革新電池

(金属空気電池 等)

全固体電池

目標 現状(研究)

佐吉電池

電動車普及のキーとなる次世代電池を開発

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次世代パワー半導体の開発

パワーモジュール

パワーコントロールユニット

(PCU)

パワー半導体

ダイオード

トランジスタ

シリコン(現状)

SiC(将来)

●燃費 10%向上(目標)

●PCUの小型化 (体積 1/5(目標))

燃費10%向上、体積1/5の小型化を目指す

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水素の利用:FCV

量産FCV「MIRAI」 を2014年日本で発売開始 2015年 欧州9月、米国10月から販売開始

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FCVの利点

エネルギーの多様化 ゼロエミッション

使い勝手の良さ

走行中のCO2排出ゼロ 水素は多様な

一次エネルギーから製造可能

モーター駆動ならではの

滑らかな走りと静粛性

発進~低・中速域の

加速の良さ

走りの楽しさ

航続距離(ガソリン車並み)

水素充填時間(3分程度)

供給能力大

非常時電源供給

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MIRAIの開発

FCスタックのセル数削減

HVと共通ユニット

FC昇圧コンバーター

★FCスタック

セルの流路構造や電極の革新

による出力向上

体積出力密度 3.1kW/L

加湿器の廃止

内部循環方式を採用

★高圧水素タンク

炭素繊維強化プラスチックの層構成の

革新により大幅な軽量化実現

貯蔵性能 5.7wt%*

世界トップレベル 世界トップレベル

自社で、FC主要コンポーネントを開発、世界トップレベルの性能

*水素質量/タンク質量

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パワーコントロールユニット モーター バッテリー

HV技術

FC技術 FC スタック 高圧水素タンク

FCVのコスト削減

限定導入期 普及開始 本格普及期

FCHV-adv (2008年)

1/20以下 (2014年)

さらなる

コスト削減

FCシステムコスト

HV技術を応用することにより、コスト削減を加速

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FCV普及に向けた取り組み

FCV関連のトヨタ特許(約5680件)

項 目 無償提供特許数 無償期間

FCスタック

高圧水素タンク

FCシステム制御

水素ステーション

約1970件

約290件

約3350件

約70件

2020年末まで

無期限 1月6日CESにて発表 TMS SVP Bob Carter

FCV普及に向け特許実施権を無償化

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FCV普及に向けた取り組み

自動車メーカー3社(トヨタ、日産、ホンダ)は、 水素ステーションの運営支援を共同で推進(2020年頃までを予定)

1)運営費用の補助

2)水素充填環境作り

お客様サービス、利便性の向上

FCV・水素に関する理解活動

水素ステーションの整備促進に向けて支援

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トヨタグループでの幅広い取り組み

トヨタ自動車 FCV

豊田自動織機 FCフォークリフト

アイシン精機 家庭用燃料電池

日野自動車 FCバス

水素利用は、FCVだけでなく、トヨタグループをあげて、開発を推進

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FCV普及に向けた取り組み

FCV販売台数

グローバル:2020年頃以降 年間3万台以上を目指す

日 本 :2020年頃以降 月販1000台レベル、

年間1万数千台程度を目指す

FCバスの開発・導入

2016年度中に東京都を中心に導入開始、

2020年の東京オリンピック・パラリンピック

に向け100台以上

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2020 2050年

エンジン車

HV

PHV

FCV EV

2010

販売台数 PHV

FCV EV

FCV EV

今後の次世代車開発

2050年90%削減(2010年比)に向けて次世代車開発を一層加速

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