神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

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E須 磨の景観をこれ以上変えないで] 戦後まもなく京都から焼け跡にバラックの神戸に来て、初めての のことです。 離宮前のお友達の家を訪ねたときの事です。あの 離宮前の三又路に立って驚きまし た。 (今 あんな所 に立っていた ら車 にひかれるのがオチですが。 )逢 か正面に真っ青 な海が空と 1つ になって広が り、足元か らは、なだ らかなアスファル トの道が真っ 直 ぐに海 の方 伸びて、不思議なことにその途中か ら海が浮かんだように見えるの です。そ して、道 の両側 の松 と広大な屋敷 との見事な調和 と静けさ.ど れ ほ どの時 間見ていた事か。これが須磨なんだ !と 感動 した事で した。そ して私 は須磨が大好 きにな り、神戸 が好 き にな りま した。 のあの離宮道に戻すのは夢 の又夢。せめて今 の状態の須磨を つことが出来た らと願っています。 これ以上、変わ らないように。 Yさ E景 観破壊は許せないコ 初空や帯のごとくに離宮道」 これは離宮道 に長年住む俳人、五十嵐播水の 句で須磨離官公園内に句碑 となって建て られてお ります。もとの武庫離宮か ら帯 のように海 向かって山崩れている離宮道は両側 に松が植 え られ、神戸 市公 園緑 地課 が管理 してお ります。公 園が宮 内庁 か ら神戸 市 に払 い下 げ られた 当時 は、こ 道に面 した家は、玄関先をちょっと改築するにも市の許可が要ったほど景観が 大切にされていました.付 近には、松風村雨堂、須磨寺等 の史蹟 もあ り、行幸町、 行平町、衣掛町、松風町、村雨町等の名が示す故事 もあります。 今回、神戸市が計画 しています須磨多聞線は、この美 しい帯状の離宮道 を高架 で跨ぎ、 東側 の桜本町 を離宮道 に平行 して、高架 のまま離宮公園前まで続 く.(し か も六車線が ここに集 中す る)と いうのまさに、景観破壊 もはなはだ しい無謀極 まる計画であります.神 戸市の大切な財産を神戸市自身が破壊 していいもので しょうか。絶対許せない事だと思います。大気汚染などの問題 も、多 々あ ります が、私は敢えて景観破壊の点に絞って、訴え、お力をお借 りした く、お願 申し 上げます。 離宮前町 五十嵐桜

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Page 1: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

E須磨の景観をこれ以上変えないで]

戦後まもなく京都から焼け跡にバラックの神戸に来て、初めての夏のことです。

離宮前のお友達の家を訪ねたときの事です。あの離宮前の三又路に立って驚きまし

た。(今あんな所に立っていたら車にひかれるのがオチですが。)逢か正面に真っ青

な海が空と 1つ になって広がり、足元からは、なだらかなアスファル トの道が真っ

直ぐに海の方へ伸びて、不思議なことにその途中から海が浮かんだように見えるの

です。そして、道の両側の松と広大な屋敷との見事な調和と静けさ.どれほどの時

間見ていた事か。これが須磨なんだ !と 感動した事でした。そして私は須磨が大好

きになり、神戸が好きになりました。

夢のあの離宮道に戻すのは夢の又夢。せめて今の状態の須磨を保つことが出来た

らと願っています。これ以上、変わらないように。

Yさ ん

E景観破壊は許せないコ

「初空や帯のごとくに離宮道」これは離宮道の側に長年住む俳人、五十嵐播水の

句で須磨離官公園内に句碑となって建てられております。もとの武庫離宮から帯

のように海へ向かって山崩れている離宮道は両側に松が植えられ、神戸市公園緑

地課が管理しております。公園が宮内庁から神戸市に払い下げられた当時は、こ

の道に面した家は、玄関先をちょっと改築するにも市の許可が要ったほど景観が

大切にされていました.付近には、松風村雨堂、須磨寺等の史蹟もあり、行幸町、

行平町、衣掛町、松風町、村雨町等の名が示す故事もあります。

今回、神戸市が計画しています須磨多聞線は、この美しい帯状の離宮道を高架

で跨ぎ、東側の桜本町を離宮道に平行して、高架のまま離宮公園前まで続く.(し

かも六車線がここに集中する)と いうのまさに、景観破壊もはなはだしい無謀極

まる計画であります.神戸市の大切な財産を神戸市自身が破壊 していいもので

しょうか。絶対許せない事だと思います。大気汚染などの問題も、多々あります

が、私は敢えて景観破壊の点に絞って、訴え、お力をお借 りしたく、お願い申し

上げます。

離宮前町 五十嵐桜

Page 2: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

[自動車よし′七住みよいまちをコ

・神戸市は税金を払っている住民の為の施策は二の次で自動車の為の対策を優

先している。特に歴史的な街、風光明媚な住宅を道路で分断し、住宅を道路に

する事は絶対に反対です.

0も うこれ以上、広い道路は要りません。現状でも広い道路は自動車の騒音、排

気ガス、震動、違法駐車、空き缶のポイ捨てが多い。先ずこれらを是正するこ

とが先決でどうしても拡張が必要ならば国道 2号線等既成の道路からはじめる

べきと思う。0住民の住み良い町づくりを最重点に考えて下さい。

天神町 岩岸浩子

E住民あつての行政コ

景観が損なわれる。離宮道の景観が台無しになる。今でもシーパルが嫌なのに !!昔

からの別荘地を何と思っているんだろう。開発の犠牲になる !ニュータウンを開発する

時に道路の事を考えてこなかつたつけを私達が何故払わなければいけないのか。わから

ない。

住民の声を聞き入れないで行政をつかさどるのはおかしい !!住民の命を大切にする

政治、住民がいなければ貴方達の仕事は無い。地球汚染を阻止する行政をしないと世界

から見放される。川崎市は大気汚染、交通事故の事を考え、殆ど出来ていた駅前のスー

パーの中止をした。このように住民中心の川崎市を見習ってください。

住民あつての行政ではないか ?住民の事を考えないで政治を我が物顔にするのは恥ず

かしくないのか ?自 分たちの決定している事がどの様な事態をひき起こしているか、考

えたことがあるのだろうか。

天神町 奥田光子

[ゼネコンや関連会社の為の計画では]

この度の工事については、全く住民の生活を無視したものであり、到底納得できる

ものではない。たとえ道路が完成したとしても、やはり各所で渋滞ができると思うむ

例えば、離宮公園正面までは月見山よリスムーズに走れたとしても、神明道路の幅は

同じだからここで必ず渋滞ができるはずである。千守の交差点も同じ。合流する道路

が同じだから、いくら新しい道路をいくら造っても、以前より混雑が予想される。

それよりも今度の工事は、長年の懸念の工事の完成 0・ 在職中の満足感、ゼネコン

や関連会社の突き上げ緩和、ひいては選挙献金にと尾を引いているような気がしてな

らない。

絶対反対 !!

須磨本町 谷嘉子

Page 3: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

E株式会社神戸市は七つたくさん]

昭和 43年に計画決定していた須磨多聞線を、震災の混乱に乗じて事業化決定すると

は、住民無視も甚だしく、笹山市政には失望した。昨年、住民集会の場 (天理教)で市

は須磨多聞線をはじめ、道路計画は住民の為と説明していたが、多聞線の計画は我々住

民には町を分断された上に、騒音と排気ガスに悩まされ、生活環境が著しく破壊される

だけの、単なる通過道路にしかすぎず、道路ネットワークのためのアクセス道路に30

年も前の計画が利用されたのでは我慢できる訳がない。市長はじめ関係者は国道 43号

線訴訟の最高裁判決を知らぬとは言えないだろうから、須磨多聞線をはじめ、中央幹

線、千森線拡大の 30年前の計画は直ちに撤回すべきで、同時に環境アセスメントを実

施して交通量、生活公害健康障害等の住民への影響を調査すべきである。その調査結果

を住民によく説明し、住民と話し合って理解を求めるのが、市が掲げている住みよい町

づくりの市政ではないのか。

市長、議員を選出した我々にも責任はあるとはいえ、独断専行の市政、株式会社神戸

市の市政はもうたくさんである。

桜本町 西多正子

E世界の流れに逆行す3行政のあι′方]

今や地球汚染をいかに防く゛かということが、世界的な大問題として真剣に取り組まれている。

そのためには増え続ける車を規制し、車による地球汚染、温暖化防止を進めなければと策を

練っているのは世界的な趨勢である。

ドイツのフライブルグをはじめ、多くの都市では街にはいる車を規制し、路面電車を整備し

つつある。今年度末に京都で開かれる地球温暖化防止のための世界会議を控えて、京都市でも

路面電車の復活案が浮上している。

しかるに神戸市は、震災で家が壊れたのをよいことに、音の線引きを固定し、計画道路をご

り押ししようとしている。旧態依然も甚だしい !

新しい町づくりは 10年、20年先のことを考えて、世界の人々と手を携えて守ろうとして

いる地球環境に貢献できるような、空気を汚さない、住民の為の住みよい町づくりを考えてい

くべきだ。

神戸市の過去の開発一本槍の行政がどんな結果を生んでいるか、ここらでしっかりと考え、

将来を見極めねばなるまい。

住民は開発だけを望んでいるのではない !全世界の人々とともに、地球にやさしく、自分達

の環境を守り、いかに生くべきか、住み続けるべきかを考えている。神戸市政はそうした世界

の流れに背を向け、住民に背を向けていることに気付くべきである。

歴史ある風光明媚な静かな西須磨の町を壊さないでほしい !

天神町 三好美奈子

Page 4: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

[子ど七達から健康で教育を受け3人権を奪わないで欲しいコ

「つゆ空や帯の町ぞい排気ガス」

今にもむせかえりそうな嫌な俳句ですね.こ んな下手な、こんなに気分の悪い句は

俳句でも川柳でもありません。道を歩いているとき、排気ガスに虐、がつまって「ウッ」

となった時、思わずつぶやいた独り言なのです。計画されている多聞線ができ上がれ

ば、この状態が解消されるどころか今とは比べものにならないような車種や通過車数

は、まさに住民にとっては地獄ですね。そしてこの道路を使わないと通学できない学

童生徒達の健康面が大変心配です。登り坂は深呼吸しながら歩きますね。昔は最高の

健康法であつたのが、吸い込む空気が最悪になれば通学の子供達はどうなるか、考え

るのも恐ろしい様な事ですが、避けることの出来ない現実でしょう。

このような環境無視、住んでいる、生きている、ましてや健康で教育を受けるとい

う人権までも無視した幹線道路は作つてもらっては困ります。

「初空や帯のごとくに離宮道」

播水先生の句から感じられるような、天から与えられた澄んだ空気を子供達から取

り上げてはいけないのです。

離宮西町 天野宏子

[子どもの生活環境を公害にごらごないでほしい]

私は、この西須磨の地域が大好きです。小学生、幼稚園と子供がおりますが、歩いて

海に行く事が出来、すぐそばに山の緑が見え、最高の環境です 都゙会の中で、このよう

な自然があるという、この地域は今の時代、非常に貴重で誇りをもって、親から受け継

いだ土地で子供も育てています。そんな所に必要もない道路を街を分断して通すことは

絶対に許されません。しかも、今まで静かだつた街を空気の汚染と騒音まみれにするの

です !!

この街には、日本でも大切な離官公園があります。その小高い公園からは、海に続く

松の生えた離宮道があるのに、その道の真上に産業道路を作るとは、神戸市は日本の文

化遺産をどのように考えるのか.須磨多聞線は、絶対に作つてはいけません.

市政に、また国政にたずさわっている方々がもしここに住んでいらしたら、この道路

の不必要さ、またしてはいけないことをしようとしてことに対する慣りを覚えるに違い

ありません.

全壊 した家を必死に建て直して住み続けている住民を無視しないで下さい。お願いし

ます。

天神町 妹尾 美加

Page 5: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

E子どもの環境教育と矛盾す3計画コ

朝夕の離宮道の排ガスのくさい臭いを知っていますかの子ども達は小、中学校へ毎朝の通学

路として使っています。その上、離宮道と隣り合せになるように、須磨多聞線ができると聞い

ています。今、子ども達へも環境問題を大きく取り上げられて、環境汚染しないように教育さ

れています。その市の機関が、どうして公害につながる道を北須磨小学校校区のどまん中に造

るのでしょうか。友達の家にも安心して遊びに行かされません。離宮公園にも多くの小、中学

生が遠足に月見山駅から歩いていきます。観光の町、須磨の名が泣きますよ。是非、別のルー

トで新しい道を考えて下さい。

子どもたちが毎日排気ガスを吸つて登下校することは認められません。

わたしたちにはよい教育環境を与え3義務があるのです。

[子どもの環境を考えて]

私はこども文庫、おや こ劇場の活動を約 15年続けています。その中で、子供たちの環境が

神戸市において決 して充分ではないことを危惧 しています .

以前、東京中野区に居 りました折 り、近くに 2つ の児童館があり、(小学校区に 1児童館)敷

地内の広場で外遊びをした り、室内では指導員の方々にいろんなことを教えてもらって幼児期

を過 ごしました。

神戸市では、1中 学校区に 1児童館 ということで、この須磨の一の谷か ら月見山町の間に児

童館がないのです.又、地域福祉センターは、老 人いこいの家か ら移行 した為か、子供たちが

自由に利用 しにくくなっています。

その上、この地域に大きな道路が出来れば、子供たちがのびのび過 ごせる場所がますます少

なくなって しまいます.こ の様なことも一因とな り、子供たちの心がすさんで、異常なことが

起きるように思われます.老人福祉センターが進み、嬉 しいのですが、それにもまして、これ

か らの社会を作つていく子供たちに児童福祉の充実を切に望みますご

天神町 吉田節子

桜本町 小学生の子どもを持つ主婦 Rさ ん

Page 6: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

母 親 の訴 え ~ 61人 の母 親 の 1通 の 手 紙 ~

わたしたちの住んでいる、この静かな住宅の上を須磨多聞線という大型 トラック主体の道

路が造られようとしております。

計画が実現されると夜は振動と騒音で安眠が妨げられ、毎日排気ガスの攻撃で地獄のよう

な生活が始まることは間違いありません。

わたしたちの大切な子ども達はどの道を通つてどのようにして通学するのでしょうかЭ現

在でも通学路は排気ガスに悩まされている状況です。もうこれ以上の車の危険性と環境の悪

化は許すことができません。

子どもを守る母として、須磨多聞線の計画に反対いたします。

柳美代子

森山薫

長谷川敬子

尾崎祐子

阿部美也子

是川美幸

荒井君恵

関紀香

大嶋明子

味元久視子

横山節子

柴田早苗

田中薫

美濃岡淳子

中澤由起子

中谷範子

谷垣悦子

小西亜由美

沖野晶子

渡邊紀子

萩原邦子

篠原宏子

生駒澄江

田中裕子

野口明子

勝田隆子

溝上操

砂川真智子

善光恵子

橋本文代

横山茂子

須磨区離宮前町

須磨区離宮前町

須磨区関守町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区離宮前町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区須磨寺町

須磨区離宮前町

須磨区月見山町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区離宮西町

須磨区離宮西町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区月見山町

須磨区高倉町

須磨区離宮前町

須磨区月見山町

須磨区水野町

須磨区高尾台

須磨区桜本町

須磨区桜本町

松恵美

新井聖美

荘田明美

小松智恵

平野美代子

宇都宮和子

山下静子

笠井ゆかり

下田純子

井上恵子

鶴田富美子

泊知江美

春江いつ子

中山恵美子

馬場了子

赤坂美智子

岩下かほる

佐々本真須美

小西洋子

近野 しな子

赤松洋子

吉元美幸

治千明

井上恵美

藤田徳子

山下多恵子

粟屋寿美子

逢坂敬子

大谷俊子

小林美和子

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区離宮前町

須磨区行幸町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区離宮前町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区桜本町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨本町

須磨区須磨寺町

Page 7: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

西 須 磨 を大 切 に想 う住 民 の訴 え ~ 64人 の 1通 の手 紙 ~

中央幹線、須磨多聞線についてのわたしたちの考え

この度の中央幹線、須磨多聞線の 2道路計画については、公害により自分や家族の健康

や日常生活が脅かされること、須磨の景観やたたずまいが高架によって破壊されること、

また地域住民の交流が跡絶え、商店街などへの影響など、まちが寂れてしまう危険性があ

ります。

わたしたちはこれまでの西須磨での生活を大切に守り、住み続けていきたいと願ってお

り、住民参加の上で、道路計画の西須磨地域の環境への影響を明らかにし、全面的な見直

しをしてほしいと強く要望します。

奥田修身

奥田敏満

矢野常雄

矢野秀子

矢野浩志

矢野吉彦

矢野テルヨ

小野正江

内田米子

佐伯幸枝

松山栄弼

松山順子

松山茂敏

松山美佐子

松山弘司

松山文次

松山八枝子

灘濱國廣

灘濱登美子

灘濱将雄

灘濱恵子

望月聡

望月君予

望月優佳

望月梨恵

石井賢一

石井玲子

伊藤時義

伊藤喜代子

山本蕃

山本牧恵

高鶴茂

須磨区天神町

須磨区天神町

垂水区美山台

垂水区美山台

垂水区美山台

垂水区美山台

垂水区美山台

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区離宮前町

高鶴和子

橋本君子

橋本和徳

橋本優美子

米村正範

米村範子

積光俊子

積光政雄

積光郁雄

谷口明彦

谷口営子

前田康弘

前田夏美

堂本勝司

堂本澄子

堂本達也

堂本尚子

山根健二

山根則子

小島輝夫

小島喜代子

小島真紀

尾城栄子

尾城義久

谷口哲也

谷口佐和子

谷口麻衣子

谷国大和

谷口陽祐

本谷笑子

井上実治

池坂勝

須磨区離宮前町

須磨区行幸町

須磨区行幸町

須磨区行幸町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区須磨本町

須磨区須磨本町

須磨区須磨本町

須磨区横尾

須磨区横尾

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨寺町

須磨区須磨本町

須磨区須磨本町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区天神町

須磨区桜本町

須磨区天神町

須磨区須磨寺町

Page 8: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

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Page 9: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

第 2部・都市計画道路の概要 とわたしたちの疑間、不安

わたしたちは、計画道路がどのようなルー トで、どんな幅や高架の高さなのか勉強

し、わたしたちの生活への影響の大きさを予想し、不安を抱いてきました。また、そ

のような計画が戦後から震災後にかけてどのような手続きで決定されてきたかを知る

ほど、そのや り方に疑間を抱かざるをえませんでした.

第 2部の内容は、こうしたわたしたちの活動や第 1部のわたしたちの訴えの源と

なっているものです。まず都市計画道路の概要として計画の経緯、内容、道路構造に

ついてまとめてありますの次に、これを把握した上で予想されるわたしたちの生活ヘ

の影響と道路計画に対する不安、疑間についてまとめて載せてあります。

このように山陽電車を越え3高架が通3ことになしノます。

Page 10: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

2-1 神戸市西須磨地 区が抱 える都市計画道路 の概要

1・ 道路計画の経緯と事業内容

①道路計画の経緯

中央幹線、千森線は、1946(昭和21)年に戦災復興事業の一部として、須磨多聞線は、

1968(昭 和 43)年 に南北交通網の整備のため、計画決定されたものです。

神戸市は、1989(平 成元)年、都市計画道路の整備を含めた西須磨地区整備計画に着手し

ました。神戸市では 1981(昭 和 56)年に「まちづくり条例」が制定され、住民らで構成す

る「まちづくり協議会」と協調 して、各種の事業を推進することになっていました。そのため、

この事業でも、1991(平 成 3)年に西須磨地区まちづくり懇談会が発足し、住民参加のもと

で地区整備に取り組む姿勢が見 られました。この時点での事業手法は土地区画整理事業によるも

のでした。

ところが、 1994(平 成 6)年に市が 「まちづくり条例」にもとづく「まちづくり協議会」

への移行を「西須磨まちづくり懇談会」に働きかけると、同懇談会が住民の意志を代表していな

い、との異議申し立てが地域の住民から出されました。その結果、「まちづくり協議会」の結成は

失敗 し、神戸市は「計画については住民と協議して決定する」という内容のビラを住民に配布 し

ました。土地区画性事業による中央幹線、千森線、須磨多聞線建設の展望は事実上失われましたc

しかしその時、大震災が起 りました。神戸市は事業手法を土地区画整理事業から用地買収方式

に切 り替え、中央幹線、千森線、須磨多聞線の 3線は、西須磨地区の唯一の復興事業として、 1

995(平 成 7)年 3月 に事業認可されました。

事業決定後も地域住民から、計画の見直しや環境アセスメン トの実施が要求されてきました。

また 1996(平 成 8)年 12月 には神戸弁護士会からも、住民参加の上での環境アセスメン ト

の実施が要望されています。しかし神戸市は、道路計画の内容変更は行わず、道路計画に反映さ

せるための環境調査についても行う意志が無いことを明らかにしています。また 1997(平成

9)年 5月 には、買収された道路用地の一部を暫定整備する意向を示しています。

②道路計画の内容これまでに地域で行われてきた説明会などにおいて、神戸市はこれらの都市計画道路の目的と

して、「広域的な交通ネットワークの確立と、それによる現在の渋滞の解消」をあげています。つ

まり西須磨地域に集中している、神戸市都心部と垂水区方面を結ぶ東西道路、および須磨区北部

のニュータウンと南部の旧市街を結ぶ南北道路の混雑を都市高速道路 2号線や大阪湾岸道路など

の高速道路網と中央幹線、千森線、須磨多聞線などの一般道のネットワークを整備することによ

り解消しようとするものです。特に須磨多聞線は旧市街地とニュータウンだけでなく、西神自動

車道と大阪湾岸線、第二神明道路を接続する垂水ジャンクションや前田ジャンクションを結ぶ道

路です。

神戸市はこれらの道路が建設された場合に予想される交通量について明らかにしていません。

しかし1995(平 成 7)年 7月 に行われた地元説明会で、須磨多聞線については平日昼間で約

2万 6000台 としています。

Page 11: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

一 一Nu・〇〇〇

I I

道路計画図 (広域)地震後事業認可された中央幹線、須磨多聞線、千森豫。濃い部分は高架。

Page 12: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

2・ 道路の構造

①道路の設計上の構造

■須磨多聞線

高架を含む全幅員 00036m(6車 線)

車道

高架部・・・ 16m(4車 線)

倶1道 00005m(高 架の両外側にそれぞれ片側 1車線)

歩道・ 005m(両 車線の外側)

高架高さ 0000~ 8.3m程 度

道路の厚み、壁面などを含めると、さらに 1~ 2m高 くなると考えられます。

■中央幹線

月見山のさくら銀行~天神町の西須磨ランドまでの幅員 (高架を含む)

。・ 036m

天神町の西須磨ランド~国道 2号線合流地点までの幅員・ 0027m

車道 00約 17m歩道 005m(車 道の両外側)

②車の流れ

多聞線の側道が山陽電車によって分断されるため、車の流れは以下のようになります。

■多聞線 と中央幹線

多聞線と中央幹線は高架によってのみ連結 します。

■桜木町側の多聞線の側道

山陽電車に踏切は設置されません。

山陽電車の手前で高架下を潜ってループを描きます。

(地域外に出るには既存の離宮道などを通過することになります )

■天神町側の多聞線の側道

天神町側には多聞線の側道はありません。高架の周囲は空地になります。

③構造上不明な点■地域の既存の道路 との交差点の処理

信号、横断歩道、陸橋の設置

高架の高さについての詳細設計

Page 13: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

10D― 高6″

‐200 ~~5`=

デ千……………三

再二_………再

三二―――――――――――――――二ETニユニ

」 ll■ 卜 “

道路計画図 (西須磨内) ①と②は次ページのシミュレーションの位置を示す

須磨多間線・・ 036m

① 次ベージの位置①(山陽電車との交差点に向かって)

② 次ページの位置②(山陽電車との交差点に向かって)

③ 撮影位置 (10~ 11ページ)

Page 14: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

3・ 道 路 の シ ミュ レー シ ョ ン図

計画道路の須磨多聞線の一部は高架道路となり、詳細設計は未だ不明ですが、景観が変化するこ

とがわかっています。ここでは前ページの①②の場所から見た景観がどのように変化するのか、シ

ミュレーションした図を掲載しました。上から現況図、ほぼ同じ角度、距離、規模のイメージ写真、

道路建設後のシミュレーション図です。

①天神町 5丁 目の旧国道から高架道路と山陽電車との交差点に向かって

Page 15: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

西須磨ラン ドから高架道路と山陽電車の交差点に向かつて

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Page 16: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

2-2 道路によって予想される影響 とわた したちの不安

中央幹線、須磨多聞線の両幹線道路はまちの将来像にどのように影響するのでしようか。道路

計画が実現 した場合に、現時点で予想される影響とわたしたちの不安な点をまとめました。

1・ わたしたちの生活やまちの様子の変化と不安な点

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<ま ちに住む人、建物の変化>道路用地にかかる家や、そこで暮らしていた住民が立ち退くことになります。また用途

地域の変更によって、道路周辺に建てられる建物の高さや種類が変わるため、高いビルや

マンションが多くなりまち並の変化や新たな転入者が増えることが予想されます。

<住民の生活の変化>幹線道路を中心に車の交通量が増える他、地域の中でも車を利用する人が増えるなど、

生活スタイルの変化も挙げられます。歩行者にとっては、買い物先や駅への道、通学路な

どの変化が考えられます。その他、高架の建設によって離宮道等の景観が分断されると

いった変化があります。

わた したちの不安な点

[安全性の喪失・・特 に子 ども、高齢者な ど]

□車の交通量増加のため、交通事故多発が考えられます。

□子供の通学路がどうなるか不安 。・・子供の交通事故が′心配です。

□老人の歩行は特に危険がいっぱいです。

[商店街の経営状態の悪化 ]

□既に道路が建設されたところでは商売が難 しくなっており、商店街がさびれます。

□主婦の買い物が不便になります。

[治安、衛生面の悪化 ]

□高架道路などで死角が発生し、プライバシーの侵害、治安の悪化が′い配です。

□沿道のごみが増えます。

[景観、文化の破壊 ]

□高架や道路周辺のビルやマンションの乱立によって離宮道やまちの景観が破壊されます。

□旧街道沿い等のまちの歴史や文化を伝えるものがなくなります。

□街路での立ち話や子どもの遊びなど、まちの中での住民のコミュニケーションの場が奪

われるc

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2・ わたしたちの体への影響と不安な点

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予想される変化、影響

<大気汚染>車からの排気ガス中には、窒素酸化物 (NOx)、 硫黄酸化物 (SOx)、 浮遊粒子状物質 (SPM)

などが含まれており、呼吸器への刺激物として、人間の健康に悪影響を与えることが分かっ

ています。交通量が多ければこれらの有害物質が多く浮遊することになります。また影響の

範囲が広範囲で、未然に防く゛ことは困難です。

<騒音 、振動>道路ができると騒音が大きくなることが予想されます。騒音についての環境基準では、西

須磨地域は住居地域でそのなかでも基準の厳 しい数値が指定されていますが、道路の建設に

よって適用される数値が変わるため、環境基準値も緩やかなものになります。例えば以前よ

り騒音がひどくなっても、「環境基準を満たしている」ということになる場合もあるのです。

振動についての環境基準は設定されていませんが、震災後、国道 43号線沿いの振動がひど

くなったということが問題となっています。

わた したちの不安な点 ~わた したちの家族の健康が奪われる~

[呼吸器系の病気 を誘発 ]

大気汚染によりぜん息、アレルギー (花粉症等)、 肺ガン等の呼吸器系の病気をもつ人が多

くなります。特に西須磨は高齢化が進んでいる地域で、他の病気を誘発するなど、多くの高

齢者の方々の健康が奪われる危険性があります。北須磨小学校は、須磨多聞線の延長上の交

通量の多い道路に面 していますが、現在でもぜん息の子どもが多く、この状況が悪化する心

配があります。

*西須磨西部自治会、東部自治会、月見山連合自治会が共同で行っている、二酸化窒素濃度

測定の結果では、現在でも既に、多聞線の予想交通量と同じ交通量がある離宮南側などで環

境基準値を上回る結果が出ています。

[ス トレスの増加 ]

振動、騒音により安眠を妨げられてス トレスの原因となる他、話がしづらいなどの生活面

への影響も懸念されます。

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2-3 神戸市が進 め る道路 計画 に対す るわた したちの疑 問

1・ 計画の目的、位置づけについての疑間

[道路計画だけを復興策 として事業化する理 由がわか りません ]

□住民が必要とする復興支援は行わず、道路計画のみが着手されます。

□計画線上の住民の私権制限 (土地家屋の売買禁止)や増改築禁止のため、被災 した家の

修理ができない現状で、被災 した住民を離散させる原因となっています。

□地震で高架道路の危険性が明らかになったにも拘わらず、地震前の公共工事がそのまま

適用されます。

□高架道路などは当地住民は容易に出入できない設計であり、神戸市のうたっている防災

道路としての機能は果たせません。

[産業道路 を住宅地のなかに通す理 由がわか りません ]

□特に須磨多聞線は、大阪湾岸線、本州四国連絡道路、第二神明道路などの高速道路 (広

域幹線道路)神戸の中心部をつなぐ都市圏内幹線道路として、大型車 (ト ラック等)の

通行が多い産業用道路となることが予想されます。

[具体的な車社会の見直 しを しない理 由がわか りません ]

□現在、世界各国で始まっている環境問題に対する取 り組みや、公共事業の削減が必要と

されてきているといった流れに反しています。

□神戸市も車社会を見直す必要性を認識 しています (資料を参照)。

97年 3月 、神戸市の計画局の課長が交通手段の転換という論文を発表しました。その |内容は、神戸市内のニユータウンでは環境問題への配慮からパークアンドライドシステ

ムを導入して、ニユータウンから者「心部へのマイカー交通量を削減す3試みをしておしノ、

今後も都市部におけ3渋滞の解消にはこのようなVフ ト面での施策が重要である、とい

うものです。

このように神戸市の職員t環境問題を認識しているのです。わたしたちは、こうした

柔軟な対策も含めて住民と一緒に計画の見直しをしてほしいと思います。

17二 交 通 手 段 の 転 換 に つ い て ☆

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‐し、

*パークアンドライドシステムつて?パークアンドライドシステムとは、環境問題への対応や車社会の見直しの具体

的な施策の一例で、マイカーの替わしノに電車、バスなどの公共交通機関を利用し

やすくする方法です。行政が駅やバスターこナルなどに公的補助 (低料金によ3利用など)によ3駐車場を設置し、付近の住民が朝夕の通勤などでその駐車場を

利用し、者「心へは電車やバスで移動します。この方法はドイ ン`をはじめとする各||

||

コで採用されておしノ、日本はまだまだ立ち遅れてい3状況です。 ノ

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国で採用されておしノ、日本はまだまだ立ち遅れてい3状況です。国 で採 用 ごれ て両 しノ、 日不 ぼび Eび厄工 57E了こ(い 5状況 CD。

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Page 19: 神戸市の道路計画に対する西須磨主婦の会の意見書1997年 2/3

2・ 道路 の構造 についての疑問

[なぜ住宅地の真ん中に高架道路 を通すのかわか りません ]

□第一種住宅地の上 (3階以上)を急勾配、急カーブで通 り、構造上危険な道路ですc

□地域の住民にとって、高架道路は利用が容易でなく、利便性が低い道路です。

□離宮道などの須磨の景観を著 しく損ねます。

[なぜ既存の道路 を無視 した線形なのかわか りません ]

□計画道路は現在の道路の線形を無視 しており、住区が斜めに分断され、三角洲のように

取り残される部分がでます c

[車 が西須磨に滞留するだけで、渋滞が解消 されるのか さえわか りません ]

□中央幹線と接続する国道 2号線は、須磨浦一の谷付近 (塩屋付近)では海と山が迫り、

片側 2車線が限度でこれ以上の拡張はできません。また中央幹線を建設 しても国道 2

号線との交差点での渋滞がひどくなる可能性があります。

□須磨多聞線も同様、西須磨と山を挟んだ北須磨とを結ぶ道路が変わらない限り、いくら

西須磨に新 しく道路を建設 しても、離宮前の交差点で渋滞することが予想されます。

3・ 行政 の計画手続 き上の疑間

[なぜ住民の声を無視するのかわか りません ]

□神戸市は地震前の区画整理事業の際には、住民に「道路整備についてはなにも決まって

いない」「住民と協議 して決めていく」と明言 しました。 (資料を参照)

□地震後、交通機関が機能 しせず、混乱の中で住民の計画の縦覧は事実上不可能でした。

□住民の求める「代替案の検討」については行う意志のないことを明らかにし、神戸市の

謳う「住民参加のまちづくり」や 「住民参加の震災復興」を保障しません。

[なぜ計画 についての情報公開を しないのかわか りません ]

□神戸市は、住民が計画について評価するために必要な、計画道路の予想交通量などの基

本的なデータや、計画決定から震災後の事業化決定までの経緯についての情報を公開して

いません。

[なぜ道路 を計画するのに必要な調査を行わないのかわか りません ]

□神戸市は、環境影響評価に則 した調査は行うものの、道路計画に反映させる意志のない

ことを明らかにしています。また国道 43号線の最高裁判決の基準を守る保障はないとい

う態度をとっています。