1xev-do測定パーソナリティ -...

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1xEV-DO測定パーソナリティ PSAシリーズ・スペクトラム・アナライザ(オプション204E4406Aベクトル・シグナル・アナライザ(オプション2043GPP2 1xEV-DOリビジョン-0およびリビジョン-Aに関して 1xEV-DO測定パーソナリティは、 Agilent PSAシリーズ高性能スペ クトラム・アナライザまたは E4406Aベクトル・シグナル・ア ナライザ(VSA)で使用すること ができます。1台のアナライザで、 規格に準拠した測定と強力な信号 解析が可能になり、1xEV-DO 1x evolution data only)における問 題を解決することができます。 Technical Overview (セルフガイド・デモ付き)

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  • 1xEV-DO測定パーソナリティPSAシリーズ・スペクトラム・アナライザ(オプション204)E4406Aベクトル・シグナル・アナライザ(オプション204)

    3GPP2 1xEV-DOリビジョン-0およびリビジョン-Aに関して

    1xEV-DO測定パーソナリティは、Agilent PSAシリーズ高性能スペクトラム・アナライザまたはE4406Aベクトル・シグナル・アナライザ(VSA)で使用することができます。1台のアナライザで、規格に準拠した測定と強力な信号解析が可能になり、1xEV-DO(1xevolution data only)における問題を解決することができます。

    Technical Overview(セルフガイド・デモ付き)

  • cdma2000から1xEV-DOへの移行により、基地局および移動送信機のデザイン/テストに新たな問題が発生します。包括的な機能を備えたAgilentのアナライザ・ソリューションにより、この移行を容易に実現できます。

    ● 1xEV-DOリビジョン0とリビジョンAの両方に対応

    ● トラブルシューティングやデザイン検証のための、さまざまな機能

    ● 使いやすく、高速、高信頼性● オペレータに依存しない高確度の測定● デジタル復調、RFパワー測定、スプリアス・サーチ、汎用スペクトラム解析機能を1台のアナライザで提供

    Agilent PSAシリーズは、強力なワンボタン測定機能、さまざまな機能セット、最先端の柔軟性/速度/ダイナミック・レンジを備え、最高50 GHzの高性能スペクトラム解析が可能です。1xEV-DO測定パーソナリティ(オプション204)を付けると機能が拡張され、1xEV-DOデジタル解析が可能になります。

    製造分野では、お求めやすいE4406Aベクトル・シグナル・アナライザと1xEV-DO測定パーソナリティをお勧めします。

    1xEV-DO測定パーソナリティは送信機測定機能を備え、3GPP2 TechnicalSpecifications Group cdma2000(TSG-C)仕様(2005-12のC.S0032-AおよびC.S0033-A)をベースにしたシステムを解析できます。フォワード/リバース・リンク信号の変調解析をサポートするために、3GPP2 C.S0024-A(2005-07)も参照しています。

    この技術概要には、以下の内容が含まれています。

    ● デモ● 1xEV-DO測定用のPSAシリーズの主な仕様

    ● オーダ情報● 関連カタログ

    すべてのデモで、P S AシリーズとE4438C ESGベクトル信号発生器を使用していますが、E4406Aを使用できます。[ ]で囲まれたキー入力は、フロントパネルにあるハードキーを、{ }で囲まれたキー入力は、ディスプレイの右端にあるソフトキーを表しています。

    2

    チャネル・パワー4ページ

    パワー対時間5ページ

    QPSK EVM11ページ

    占有帯域幅7ページ

    コード・ドメイン解析

    8ページ

    変調精度9ページ

    1xEV-DOリバース・リンク

    12ページ

    スプリアスおよびエミッション&ACP

    6ページ

    第3世代(3G)無線テクノロジーへの容易な移行

    PSAシリーズ・スペクトラム・アナライザ

    E4406Aベクトル・シグナル・アナライザ

  • 3

    製品タイプ モデル番号 必要なオプション

    ESGベクトル・ E4438C 502、503、504または506:2 GHz以上のシグナル・アナライザ 周波数レンジ

    601または602:ベースバンド・ジェネレータ404:1xEV-DO用Signal Studioソフトウェア(リビジョン2.0以降)

    PSAシリーズ E4440A/E4443A/E4445A/ B7J:デジタル復調ハードウェアスペクトラム・ E4446A/E4447A/E4448A 204:1xEV-DO測定パーソナリティアナライザ (ファームウェア・リビジョンがA.09以降のPSAを使用してください。

    E4406A VSAの場合は、ファームウェア・リビジョンA.10以降が必要です。)

    ESG

    手順 キー入力

    ESGをプリセットします。 [Preset]

    IPアドレスを確認します。 [Utility]{GPIB/RS-232/LAN} {LAN Setup}、例えば、{IP Addresss 192.168.100.1}

    ESG Signal Studio-1xEV-DO

    手順 キー入力

    1xEV-DO用Signal Studioを起動します。 PCのデスクトップで該当するショートカットをダブルクリックするか、Windowsのスタート・メニューから該当するプログラムを指定して実行します。

    ESGとSignal StudioのLAN経由での通信を 測定器のメニューに接続のリストが表示されている確認します。 ので、ESGのホスト名またはIPアドレスを入力します。

    その後、[Test Connection]ボタンを押します。

    "OK"がResultに、"EV-DO option is valid"が "OK"がResultに表示されていない場合は、測定器のNoteに表示されると、信号データを作成/ ホスト名およびIPアドレスを確認してください。ダウンロードする準備が整っています。

    1xEV-DOフォワード・リンク信号のセットアップを [Quick Setup]>[1xEV-DO Forward Link]選択します。

    この信号に"FWD1"と名前を付けます。 プロジェクト名を"Untitled"から"FWD1"に変更します。

    搬送波の周波数と振幅を設定します。 Frequency=1 GHz、amplitude=-20 dBm

    信号の設定を変更します。 Carrier 0で、トラフィック・チャネルをオンにします。

    波形をESGにダウンロードします。 [Generate]、[Download]の順にクリックします。

    測定器の構成は、50ΩRFケーブルで、ESGの50ΩRF出力とPSAの50ΩRF入力を接続するだけです。両方の測定器の電源をオンします。

    その後、ESGとSignal Studioをセットアップして、1xEV-DOフォワード・リンク信号を、外部PCからLAN経由で提供します。

    このデモを行うには、ESGとPSAシリーズに右のオプションが必要です。

    注記:1xEV-DO用Signal Studio(E4438C-404)を使用すると、1xEV-DOリビジョン-0の信号を作成できます。1xEV-DOリビジョン-A、サブタイプ2の信号作成には、別のソフトウェアN7601A-SW1を使用してください。詳細は、Webサイト(http://www.agilent.co.jp/find/signalstudio)を参照してください:

    デモの準備

  • 図2.チャネル・パワー

    4

    このデモでは、PSAでワンボタン・チャネル・パワー測定を行います。

    Signal Studio-1xEVソフトウェアとAgilentI/OライブラリをインストールしたPCを、GPIBまたはLANインタフェースでESGに接続します。このデモでは、LANインタフェースでのセットアップ手順を記載しています。Signal StudioからLANインタフェースを使用する場合は、Agilent I/OライブラリでLANクライアントを設定する必要があります。各機器の接続は、50ΩRFケーブルを使用して、以下の手順で接続してください。

    ● ESGのRF出力ポートをPSAのRF入力ポートに接続します。

    ● ESGの10 MHz出力をPSAの外部基準入力ポートに接続します。

    ● ESGのイベント1ポートをPSAの外部トリガ入力(リア・パネル)に接続します。

    このセットアップのダイアグラムは、図1を参照してください。

    チャネル・パワー測定は、ユーザが指定した帯域幅での全rmsパワーを求めます。パワー・スペクトラム密度(PSD)もdBm/Hz単位で表示されます。

    以下のパワー測定パラメータを制御できます:

    ● 積分帯域幅(デフォルト:1.23 MHz)● チャネル・パワー・スパン(デフォルト:2 MHz)

    ● トレースのアベレージング回数(デフォルト:20)

    ● 表示データ・ポイント数(64~65536、デフォルト:512)

    PSA

    手順 キー入力

    工場プリセット値に設定します [System]{Power On/Preset}(E4406A VSAではこの手順はスキップします)。 {Preset Type} {Factory}[Preset]

    アナライザの1xEV-DOモードに入ります。 [Mode](必要な場合には{More}){1xEV-DO}

    送信デバイスを選択します。 [Mode Setup]{Radio} {Device BTS}PSAではフォワードとリバースの両方のリンクを測定できますが、このデモではフォワード・リンクのみを測定します。

    チャネル・パワー測定をオンにします。 [MEASURE]{Channel Power}スペクトラム・チャネル幅を示す白いバーと下部に表示される数値をモニタします(図2)。

    チャネル・パワー

    図1. Signal Studio-1xEV-DOソフトウェアが動作しているPC(左)は、ESGベクトル・シグナル・アナライザ(右上)に接続します。ESGのRF出力は、1xEV-DO測定パーソナリティを搭載したPSAシリーズ(右下)のRF入力に接続します。

    ESGのリア・パネルのGPIBまたはLANインタフェースへ

    PC、ESG、PSAの接続

    ESGのイベント1をPSAのリアの外部トリガ入力へ、ESG 10 MHz出力

    ESG RF出力

    PSA RF入力

  • 5

    図3.バースト検出しきい値ライン(白)付きのPvT測定の表示

    ESG用1xEV-DO Signal Studio

    手順: キー入力

    トラフィック・チャネルを除去して信号をアクティブ・ トラフィック・チャネル・タブをクリックしてスロットからアイドル・スロットに変更します オフにします。(パイロット+MAC、バースト信号)。

    波形をESGにダウンロードします。 [Generate]および[Download]をクリックします。

    PSA

    手順 キー入力

    PvT測定をオンにします。 [MEASURE]{Power vs Time}

    外部リア・ポートのトリガを設定します。 [Meas Setup]{Trig Source} {Ext Rear}

    シングル測定(連続測定ではなく)を選択します。 [Meas Control]{Measure Single}

    測定をリスタートします(図3)。 [Restart]

    パワー対時間

    パワー対時間(PvT)は1xEV-DO信号の重要な測定項目です。3GPP2 C.S0032は、"3.1.2.3.1全パワー"と"3.1.2.3.2パイロット/MACチャネル・パワー"を定義しています。"パイロット/MACチャネル・パワー"の要件に基づいた1xEV-DOアイドル・スロットの送信機テストでは、バースト信号の測定が必須です。バースト・マスク・テストは、1xEV-DOアイドル・スロット信号に対して非常に重要です。下のウィンドウにあるように、リミット・マスクを5つの領域に対して設定できます。

    アクティブ・スロットもPvTで測定することができ、"全パワー"のテスト項目をサポートしています。この測定では、信号がバースト状ではなく連続しているので、上限および下限のリミット・ラインのみを表示することができます。

    ここでは、アイドル・スロットのバースト信号のPvT測定を表示します。信号内のアイドル・スロットの利得が異なる場合は、バースト検出のしきい値をターゲット信号の設定に合わせて調整できます。

  • 1xEV-DOのACP測定は、3GPP2の"コンダクティッド・スプリアス・エミッション"に基づいたもので、この測定もパーソナリティに統合されています。ACPおよびSEM(スペクトラム・エミッション・マスク)のいずれの測定モードも選択できます。ACPとSEM間でモードを切り換えると、オフセット周波数、RBW、リミット・ラインは3GPP2規格の測定定義に従って自動的に調整されます。これはバースト信号であっても、RMSディテクタを選択でき、測定オフセットおよび測定インターバルをチップ単位およびms単位に設定できます。スプリアス・エミッションおよびACP測定には、[Meas Setup]の下の{Pre-Defined Ofs/Intvl}ソフト・キー・メニューからアクセスできるデフォルトのオフセット設定とインターバル設定があります。

    注記:PSAシリーズはこの測定のために高速フーリエ変換(FFT)を使用するため、局部発振器(LO)は離散周波数でステップ変化します(このステップ・サイズは[Meas Setup]{Offset/Limits}{Step Freq} で設定した値です)。各周波数ポイントで測定され、オフセット・セグメントにより、これらのポイントがグループ化されます。各セグメントに対して、分解能帯域幅が個別に指定されます。{Step Freq} および {Res BW} のデフォルトは連動モードです。これらのパラメータを手動で設定する場合は、分解能帯域幅をステップ・サイズより大きくする必要があります。小さくした場合は、分解能帯域幅フィルタの連続するピーク間の信号成分の一部が欠落することがあります。実際には、Gaussianフィルタとなるように、ステップ・サイズの2倍に {Res BW} を設定してください。これにより、フィルタの帯域幅の連続するステップが重なります。

    6

    ここでは、アイドル・スロット用のSEMおよびACP測定を説明しています。PSAの実際の画面ではマスク・リミットは緑のトレースで表示されます。

    スプリアス・エミッションおよびACP

    PSA

    手順 キー入力

    測定モードをSEMからACPに変更します。 [Meas Setup]{Meas Mode ACP}

    測定をリスタートします(図5)。 [Restart]

    PSA

    手順 キー入力

    スプリアス・エミッションおよびACP測定をオンに [MEASURE]{Spurious emissions & ACP}します。

    外部リア・ポートのトリガを設定します。 [Meas Setup]{Trig Source} {Ext Rear}

    測定をリスタートします(図4)。 [Restart]

    図4.アイドル・スロットのSEM(スペクトラム・エミッション・マスク)測定

    図5.アイドル・スロットのACP測定

  • 7

    3GPP2が1xEV-DO に対して推奨する規格には、いくつかのバンド・クラスに対する占有帯域幅(OBW)の要件があります。実際には、OBWにより、放射パワーの合計の99 %を含む周波数帯域幅が決まります。

    ● 分解能帯域幅(デフォルト:30 kHz)とスパン(デフォルト:3.75 MHz)を指定します。

    ● PASS/FAILリミット・テスト(デフォルト:1.48 MHz)をカスタマイズします。

    ● アベレージング回数(デフォルト:10)を指定します。

    占有帯域幅

    この測定では、表示されたスパンの全パワーが測定されます。その後、スパンの上限と下限で、それぞれパワーの0.5%を占める部分まで、右端と左端から内側へパワーが測定されます。その差が、占有帯域幅となります。セットアップを容易にするために、PSAはデフォルトのPASS/FAILリミット値を1.48 MHzに設定しています。

    図6.占有帯域幅

    ESG用1xEV-DO Signal Studio

    手順: キー入力

    QPSK変調のアクティブ・スロット用の 該当するトラフィック・チャネル・タブをクリックトラフィック・チャネルを追加します。 してオンにします。

    波形をESGにダウンロードします。 [Generate]と[Download]をクリックします。

    PSA

    手順 キー入力

    占有帯域幅を変更します(図6)。 [MEASURE]{Occupied BW}

  • 8

    図8.DATAチャネル+サブタイプ1(1xEV-DO rev. O)の1xEV-DOコード・ドメイン

    PSA

    手順 キー入力

    物理層タイプを切り換えます。 [Mode Setup]{Demod} {Physical Layer Subtype 0/1 2}

    チャネル・タイプをデータに変更します。 [Meas Setup]{More} {Channel Type} {Data}

    トラフィック・チャネルのコンスタレーションを [Trace/View]{Code Domain (Quad View)}表示します。

    マーカをチャネル15に配置し、チャネルを [Marker][15]{Enter} {More} {Mkr - > Despread}逆拡散してデータを表示します(図8)。

    ここでは、それぞれのアルゴリズムで1xEV-DOを測定します。

    コード・ドメイン解析

    PSA

    手順 キー入力

    コード・ドメイン測定をオンにします。 [MEASURE]{More} {Code Domain}

    物理層タイプを切り換えます。 [Mode Setup]{Demod} {Physical Layer Subtype 0/1 2}

    チャネル・タイプをパイロットからMACに [Meas Setup]{More} {Channel Type} {MAC}変更します(図7)。

    測定をリスタートします。 [Restart]

    図7.MACチャネル+サブタイプ2(1xEV-DO rev. A)の1xEV-DOコード・ドメイン

    注記:2個のアクティブMACチャネルがあることに注意してください。MACチャネルはそれぞれ、64個のWalshコードを定義する0~63のMAC Index(I)値を持っています。リバース・アクティビティ(RA)チャネルにはMACインデックス4が、リバース・パワー・コントロール(RPC)チャネルにはMACインデックス5~63が割り当てられます。MACインデックス値に割り当てられるWalshコードは、以下の式を使用して決定されます:

    W64i/2 MACインデックスi=0、2、4、...、62の場合

    W64(i-1)/2+32 MACインデックスi=1、3、5、...、63の場合

    コード・ドメイン解析測定では、さまざまな測定結果が得られます。コード・ドメイン・パワー解析では、コード・チャネルの信号パワーを全信号パワーでノーマライズして測定します。この測定により、各コード・チャネルが適切なレベルにあるかどうかを検証できます。また、コード化からRFセクションまでの、送信機の問題を特定できます。例えば、増幅器の非線形性などの問題は、コード・ドメイン・パワーの不適切な分布として現れます。

    1xEV-DO信号の時分割多重化(TDM)方式では、アクセス・ネットワーク(基地局)が各チャネルで適切なパワーを送信していることを検証する必要があります。コード・ドメインでのエラーは通常、個々のチャネルを構成するチャネル・エレメントまたは不適切なネットワーク・ソフトウェアの設定が原因で発生します。パイロット・チャネルはアクティブ・チャネルなので、その搬送波に対するパワー・レベルはコード・ドメイン・プロットの下に表示され、マーカを使用して検証できます。パイロット・チャネルだけでなく、MACおよびトラフィック・チャネルもコード・ドメインで表示することができます。コード・ドメイン測定で信号を捕捉すると、パイロットからMACおよびトラフィックに、チャネル・タイプを変更できます。

    1xEV-DOのトラフィック・チャネルにはQPSK、8PSK、16QAMの3種類の変調方式があります。トラフィック・チャネルのコード・ドメイン解析では、PSAは、チップ・パワー対時間トレース、シンボルI/Q極座標ベクトル、スロット・パワー対時間、復調ビットの任意の単一コード・チャネルを逆拡散します。また、[Trace/View]メニューを切り替えると、多重化復調ビット情報が得られます。

  • 9

    図9.エラー・ベクトル振幅

    図10.パイロット・チャネルの変調精度

    1xEV-DO信号の変調精度の重要な指標にロー(r)があります。rは、全パワーに対する相関パワーの比です。相関パワーは、周波数、位相、時間オフセットを除去して補正された測定信号と理想基準信号との間で相互相関を行うことにより計算されます。未相関のパワーは受信機への干渉として現れます。しかし、r測定は、複数のコード・チャネルが存在する複数の信号に対しても実行できます。この測定はコンポジットrと呼ばれます。コンポジットrを使用すると、パイロット・チャネルが存在する限りチャネル構成に関係なく、送信機の変調精度全体を検証できます。コンポジットr測定により、アクティブ・チャネル内のすべての拡散/スクランブルの問題や送信機チェーン内のすべてのベースバンドIFおよびRFの劣化を説明できます。

    変調精度を効果的に測定する別の方法として、測定信号と理想信号を比較する方法があります。図9は、理想変調信号と実際の変調信号との間の振幅と位相の差の指標である、エラー・ベクトルを説明したものです。エラー・ベクトルの2乗平均平方根(rms)を計算し、理想信号の平均パワーの2乗平方根のパーセントとして表したものが、エラー・ベクトル振幅(EVM)です。EVMは一般的な変調品質の指標として、デジタル通信で広く使用されています。

    コンポジットEVMは、マルチコード・チャネル信号のEVMの指標です。この指標は、マルチチャネル信号の送信機の品質評価、拡散/スクランブリング・エラーの検出、ベースバンド・セクションとRFセクション間の問題の検出、信号に大きな干渉を引き起こすエラーの解析などに役立ちます。

    変調精度(波形品質)

    Q

    I

    振幅誤差(I/Q振幅エラー)

    測定信号

    理想信号 (基準)

    位相誤差(I/Q位相エラー)

    エラー・ベクトル

    ø

    PSA

    手順 キー入力

    変調精度測定をオンにします(図10)。 [MEASURE]{More} {Mod Accuracy}

    10スロット長のアベレージングをオンにします。 [Meas Setup]{Avg Number 10 slots On|Off}

    シングル測定(連続測定ではない)を選択します。 [Meas Control]{Measure Single}

    変調精度測定をリスタートします。 [Restart]

    リビジョン8以前のPSA、リビジョン9以前のE4406Aでは、測定名は"Modulation(composite rho)"でした。3GPP2コンフォーマンス・テストで定義されているものと同じ測定名を使用するために、最新ファームウェア(PSA A.09およびE4406A A.10)で名前を変更しました。

  • 10

    図11.データ・チャネルの変調精度

    図12.1スロットで測定したチャネルの数値結果のサマリ

    PSA

    手順 キー入力

    チャネル・タイプをパイロットからデータに [Meas Setup]{More} {Display channel Type} {Data}変更します。

    測定をリスタートします(図11)。 [Restart]

    画面を数値結果のみに変更します(図12)。 [Trace/View]{Result Metrics} (One Slot)

    PSAではr、EVM、振幅、位相、コード・ドメイン・エラーを測定できます。ここでは、これらの測定について説明します。

    測定結果は左側のウィンドウに、I/Qコンスタレーションは右側のウィンドウに表示されます。数値結果のみを表示する場合は、[Trace/View]キーで表示を切り換えます。以下に、変調精度測定のさまざまな使用方法を紹介します。

    ● EVM、r、周波数誤差、I/Q原点オフセット、パイロット・オフセットを測定し、選択したチャネル・タイプに対するアクティブ・チャネル番号とともにオフセットをプロット

    ● rms EVM、ピークEVM、r、周波数誤差、I/Q原点オフセットに対するリミット値のカスタマイズ

    ● チャネル・タイプは以下から選択:フォワード・リンクではパイロット、MAC、データ、プリアンブル、オーバオール。リバース・リンクではパイロット、DRC、ACK、データ。

    ● C.S0032(フォワード・リンク)および C.S0033(リバース・リンク)で定義されている3GPP2の波形品質測定に適合

    ● I/Q極座標ベクトル・コンスタレーション、振幅誤差、位相誤差、EVMプロットの表示

    ● PNオフセット(フォワード・リンク)の指定

    ● 各アクティブ・チャネルのパワー、タイミング、位相、EVMデータをパワー・タイミング/位相表示で測定(フォワード・リンク)

    ● IおよびQに対して個別にロング・コード・マスクを00000000000~3FFFFFFFFFFに設定(リバース・リンク)。

    ● I/Q原点オフセットをEVM計算に含めるか含めないかの選択

    ● 低レベル信号用のプリアンプ・オプションの使用

    ● アベレージング時に、[View/Trace]により、統計解析を提供

  • 11

    QPSK EVM測定を使用すると、シングル・チャネル信号のチップ・レベルでの変調品質の指標が得られます。この測定では、ベースバンド・フィルタ、変調、RFの劣化は検出できますが、拡散/スクランブリング・エラーは検出できません。

    デフォルト設定では、Meas OffsetとIntervalは、それぞれ464チップ、96チップに設定されています。QPSK変調は、パイロット・チャネルだけでなく、選択した場合はMACチャネルやトラフィック(データ)チャネルでも見つけることができます。変調精度(コンポジットr)測定を使用して、QPSK変調された各チャネルのEVMの結果を調べることができます。ターゲット・セグメントを1xEV-DO信号内に設定するために、測定オフセットおよびインターバルを選択できます。可変の測定オフセットおよびインターバルは、QPSK EVM測定で解析対象のスロットを選択する場合に便利です。例えば、パイロット#1、MAC #3、アイドル・スロット#2は、[Meas Setup]ソフト・キー・メニューの下の{Preset Meas Ofs/Intvl}で選択できます。

    ● rmsおよびピークEVM(最大および平均)の測定

    ● I/Q極座標ベクトル・ダイアグラム、または振幅誤差、位相誤差、EVMプロットで表示

    ● 隣接搬送波フィルタリングのオン

    QPSK EVM

    ここでは、1xEV-DO信号をシングル・チャネル信号に変更します。

    図13.パイロット信号のQPSK EVM

    PSA

    手順 キー入力

    QPSK EVM測定を実行します。 [MEASURE]{More} {QPSK EVM}

    アベレーレジングをオフにします。 [Meas Setup]{Avg Number Off}

    トリガ・ソースを外部リアに設定します。 {Trig Source} {Ext Rear}

    シングル測定(連続測定ではない)を選択します。 [Meas Control]{Measure Single}

    QPSK EVM測定をリスタートします(図14)。 [Restart]

  • 12

    図15.I/Q極座標グラフ表示での変調精度

    図14.復調ビット表示ではパワーオフ・ハーフ・スロットをXで表わします。

    1xEV-DOのリバース・リンク変調解析

    ESG用1xEV-DO Signal Studi

    手順: キー入力

    1xEV-DOリビジョン0用に1xEV-DOリバース・ [Quick Setup]>[1xEV-DO Reverse Link]リンク信号のセットアップを選択します

    信号に"REV1"と名前を付けます。 プロジェクト名を "Untitled"から "REV1"に変更

    搬送波周波数と振幅を設定します。 Frequency=1 GHz、Amplitude=-20 dBm

    信号の設定を変更します。 Carrier0で、Pilot=ON、DRC=ON(DRFの相対利得を3.00 dB)、ACK=ON(ACKの相対利得を3.00 dB)、DATA=ON(DATAの相対利得を3.75 dB)。IおよびQマスクは0(ゼロ)とします。

    波形をESGにダウンロードします。 [Generate]および[Download]をクリックします。

    PSA

    手順 キー入力

    無線セットアップをBTS(Fwd)からMS(Rev) [Mode Setup]{Radio} {Device MS}に変更します。

    コード・ドメイン測定に移動します。 [MEASURE]{Code Domain}

    信号の捕捉後、コード順序をHadamardから [Display]{Code Order} {Bit Reverse}Bit Reverseに変更します。

    コード・ドメイン4分割表示に変更します。 [Trace/View]{Code Domain(quad view)}

    マーカをACKチャネルに配置してシンボル・パワー・ [Marker][3][Enter]{More} {Mkr -> Despread}トレースのパワー制御を表示します。

    測定セットアップを修正してより長いデータを [Meas Setup]{Meas Offset}=0 slot,表示します。 {Meas Interval}=3 slot

    復調済みビットに表示を変更します(図14)。 [Trace/View]{Demod Bits}

    変調精度測定に移動します。 [MEASURE]{Mod Accuracy}

    IQ極座標ベクトル・グラフを選択して表示を [Trace/View]{I/Q Measured Polar Graph}切り換えます(図15)。

    1xEV-DOのリバース・リンク用に、オプション204はコード・ドメインおよび変調精度(波形品質)の測定を提供します。

  • 13

    図17.ピークおよびアベレージング結果の指標ビューの変調精度

    図16.コード・ドメイン4分割表示(IQコンバインでの8PSKコンスタレーション)

    1xEV-DOのリバース・リンク変調解析(続き)

    PSA

    手順 キー入力

    サブタイプを0/1から2に変更します。 [Mode Setup]{Demod} {Physical Layer Subtype 2}

    コード・ドメイン測定に移動して測定を実行します。 [MEASURE]{Code Domain}[Start]

    画面をコード・ドメイン4分割表示に変更します。 [Trace/View]{Code Domain(quad view)}

    マーカをQ位相のデータ・チャネルに配置して、 [Marker][20.5][Enter]逆拡散してシンボルの詳細を表示します。 {Mkr -> Despread}

    IQコンバイン解析に変更します(図16)。 [Meas Setup]{I/Q Branch IQC}

    変調精度測定に移動します。 [MEASURE]{Mod Accuracy}

    画面を詳細統計結果に変更します(図17)。 [Trace/View]{Peal/Avg Metrics}

    1xEV-DO用Signal Studio(E4438C-404)を使用すると、1xEV-DOリビジョン-0の信号を作成できます。1xEV-DOリビジョン-A、サブタイプ2の信号作成には、別のソフトウェアN7601A-SW1を使用してください。詳細は、Webサイト(http://www.agilent.co.jp/find/signalstudio)を参照してください:

    このページのスクリーン・ショットは、Agilentの1xEV-DOリビジョン-A用Signal StudioのN7601A-SW1で作成したサンプル信号を捕捉したものです。

    1xEV-DOリビジョンA(サブタイプ2)全チャネルON、E2E4相対利得:(RRI/AuxPilot:0 dB)DRC:1 dBACK/DSC:3 dB データ:5 dB

    ロング・コード・マスクI:0 x 0、Q:0 x 0

    RRIビット:NAデータ:

    データ・レート:1843.2 kbps、ビット・パターン:PN9

  • 14

    チャネル・パワーRF入力での最小パワー -70 dBm(公称値)

    絶対パワー確度 ±0.67 dB(±0.18 dB、代表値)

    減衰量>2 dB

    相対パワー確度: ±0.08 dB(±0.03 dB、代表値)

    パワー対時間(PvT)RF入力での最小パワー -73 dBm(公称値)

    絶対パワー確度: (20~30℃)

    減衰量>2 dB ±0.24 dB(公称値)

    減衰量<2 dB ±0.30 dB(公称値)

    測定フロア -84 dBm(公称値)

    相対パワー確度:

    固定チャネル、固定入力アッテネータ

    ミキサ・レベル-52~-12 dB ±0.03 dB(公称値)

    CCDFRF入力での最小搬送波パワー -40 dBm(公称値)

    ヒストグラム分解能 0.01 dB

    相互変調歪みRF入力での最小搬送波パワー -30 dBm(公称値)

    占有帯域幅RF入力での最小搬送波パワー -40 dBm

    周波数確度 0.3%(公称値)

    スプリアス・エミッションおよびACPRF入力での最小搬送波パワー -20 dBm

    ダイナミック・レンジ、相対値:

    750 kHzオフセット(30 kHz RBW) -84.7 dB(-86.4 dB、代表値)

    感度(絶対値):

    750 kHzオフセット(30 kHz RBW) -97.9 dBm(-99.9 dBm、代表値)

    確度(相対値):

    750 kHzオフセット 0.14 dB

    コード・ドメインこの仕様は、0 dBm入力パワーに対してのみ適用されます。

    パイロット信号は、2個のMACチャネルと16個のQPSKデータ・チャネル

    相対コード・ドメイン・パワー確度 ±0.15 dB

    QPSK EVMRF入力での最小パワー -20 dBm(公称値)

    EVM確度 ±1.0%(公称値)

    周波数誤差確度 ±10 Hz(公称値)+(トランスミッタ周波数×周波数基準誤差)

    変調精度(コンポジットρ)RF入力での最小搬送波パワー -50 dBm(公称値)

    確度

    コンポジットEVM ±1.0 dB(公称値)

    ρ ±0.0010(ρ=0.99751で、EVM 5 %)

    ±0.0044(ρ=0.94118で、EVM 25 %)

    周波数誤差 ±10 Hz+(トランスミッタ周波数×周波数基準誤差)(公称値)

    PSAシリーズの主な仕様1

    1xEV-DO測定パーソナリティ(10 MHz~3 GHz)下記の仕様は、E4443A/45A/40Aのみに適用されます。E4446AおよびE4448Aは同様ですが、性能は保証されていません。

    1. E4406A VSAの仕様については、E4406A VSAのData Sheet(カタログ番号:5968-3030E)を参照してください。

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    詳細は、PSAの構成ガイド(5988-2773EN)を参照してください。

    PSAシリーズスペクトラム・アナライザE4443A 3 Hz~6.7 GHz

    E4445A 3 Hz~13.2 GHz

    E4440A 3 Hz~26.5 GHz

    E4447A 3 Hz~42.98 GHz

    E4446A 3 Hz~44 GHz

    E4448A 3 Hz~50 GHz

    オプション製品にオプションを追加する場合は、以下のようにオーダしてください:

    モデルE444xA(x=0、3、5、6、7または8)

    オプションの例 E4440A-B7J、E4448A-1 DS

    測定パーソナリティE444xA-226 位相雑音

    E444xA-219 雑音指数 1DSが必須

    E444xA-241 フレキシブル・デジタル変調解析

    E444xA-BAF W-CDMA B7Jが必須

    E444xA-210 HSDPA B7JとBAFが必須

    E444xA-202 GSM/EDGE B7Jが必須

    E444xA-B78 cdma2000 B7Jが必須

    E444xA-214 1xEV-DV B7JとB78が必須

    E444xA-204 1xEV-DO B7Jが必須

    E444xA-BAC cdmaOne B7Jが必須

    E444xA-BAE NADC、PCD B7Jが必須

    E444xA-217 WLAN 122または140が必須

    E444xA-211 TD-SCDMA

    E444xA-215 外部信号源制御

    E444xA-266 プログラミング・コード互換性スイート

    E444xA-233 内蔵測定レシーバ・パーソナリティ

    ハードウェアE444xA-1DS 内蔵RFプリアンプ(100 kHz~3 GHz) オプション110と併用不可

    E444xA-110 内蔵RF/マイクロ波プリアンプ オプション1DSと併用不可(10 MHz~PSAの周波数の上限値)

    E444xA-B7J デジタル変調ハードウェア

    E444xA-122 80 MHz 帯域幅デジタイザ E4440A/43A/45Aのみ、オプション140/107/H70と併用不可

    E444xA-140 40 MHz 帯域幅デジタイザ E4440A/43A/45Aのみ、オプション122/107/H70と併用不可

    E444xA-123 切換可能MWプリセレクタ・ E4440A/43A/45Aのみ、バイパス オプションAYZと併用不可

    E444xA-124 Y軸ビデオ出力

    E444xA-AYZ 外部ミキシング E4440A/47A/46A/48Aのみ、オプション123と併用不可

    E444xA-107 100Ωオーディオ入力 動作させるにはオプション223が必要。オプション122/140と併用不可

    E444xA-111 USBデバイスI/Oインタフェース

    E444xA-115 512 MBユーザ・メモリ オプション117と併用不可。シリアル番号のプリフィックスがMY4615以上でオプション117がインストールされていないPSA測定器には装備。

    E444xA-117 セキュア・メモリ消去 オプション115と併用不可

    E4440A-BAB N型コネクタをAPC 3.5 コネクタに交換 E4440Aのみ。E4440A-233が必要

    E444xA-H70 70 MHz IF出力 オプション122/140と併用不可、E4447Aでは対応不可

    PCソフトウェアE444xA-230 BenchLink Webリモート・

    コントロール・ソフトウェア

    E4440A-235 広帯域デジタイザ外部校正ウィザード 122が必須、E4443A/45A/40Aのみ

    アクセサリE444xA-1CM ラック・マウント・キット

    E444xA-1CN フロント・ハンドル・キット

    E444xA-1CP ハンドル付きラック・マウント

    E444xA-1CR ラック・スライド・キット

    E444xA-015 6 GHzリターン・ロス測定アクセサリ・キット

    E444xA-045 ミリ波アクセサリ・キット

    E444xA-0B1 CD ROMを含むマニュアル・セットの追加

    PSAシリーズ・オーダ情報

    1.オプションを利用できない国があります。

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    関連カタログ

    タイトル 種類 カタログ番号

    PSA全般

    シグナル・アナライザ・セレクション・ガイド Selection Guide 5968-3413J

    PSA Series ブローシャ 5980-1284E

    PSA Series 構成ガイド 5989-2773EN

    Self-Guided Demonstration for Spectrum Analysis Product Note 5988-0735EN

    広帯域幅およびベクトル信号解析

    40/80 MHz 帯域幅デジタイザ Technical Overview 5989-1115JAJP

    89600ベクトル・シグナル・アナライザを使ったAgilent拡張校正 Application Note 1443 5988-7814JA

    89601Aベクトル信号解析ソフトウェアを使用した PSAシリーズ・スペクトラム・ Product Note 5988-5015JAアナライザのパフォーマンス・ガイド

    89650S広帯域ベクトル信号解析システム Technical Overview 5989-0871JA

    測定パーソナリティおよびアプリケーション

    位相雑音測定パーソナリティ Technical Overview 5988-3698JA

    Noise Figure Measurement Personality Technical Overview 5988-7884EN

    External Source Measurement Personality Technical Overview 5989-2240EN

    フレキシブル・ディジタル変調解析測定パーソナリティ Technical Overview 5989-1119JAJP

    W-CDMA/HSDPA測定パーソナリティ Technical Overview 5988-2388JA

    GSM/EDGE測定パーソナリティ Technical Overview 5988-2389JA

    cdma2000 and 1xEV-DV Measurement Personalities Technical Overview 5988-3694EN

    cdmaOne測定パーソナリティ Technical Overview 5988-3695JA

    無線LAN測定パーソナリティ Technical Overview 5989-2781JAJP

    NADC/PDC測定パーソナリティ Technical Overview 5988-3697JA

    TD-SCDMA Measurement Personality Technical Overview 5989-0056EN

    N5331Sメジャリング・レシーバ Technical Overview 5989-4795JAJP

    スペクトラム・アナライザ用BenchLink Webリモート制御ソフトウェア Product Overview 5988-2610JA

    IntuiLinkソフトウェア データ・シート 5980-3115JA

    Programming Code Compatibility Suite Technical Overview 5989-1111EN

    ハードウェア・オプション

    PSA Series Spectrum Analyzers Video Output (Option 124) Technical Overview 5989-1118EN

    PSA Series Spectrum Analyzers, Option H70,70 MHz IF Output Product Overview 5988-5261EN

    スペクトラム・アナライザの基本

    Optimizing Dynamic Range for Distortion Measurements Product Note 5980-3079EN

    PSA高性能スペクトラム・アナライザ振幅確度 Product Note 5980-3080JA

    PSAシリーズ:掃引解析とFFT解析 Product Note 5980-3081JA

    測定の最新機能と利点 Product Note 5980-3082JA

    スペクトラム解析の基礎 Application Note 150 5952-0292JAJP

    Vector Signal Analysis Basics Application Note 150-15 5989-1121EN

    8 Hints for Millimeter Wave Spectrum Measurements Application Note 5988-5680EN

    外部導波管ミキサによるミリ波測定 Application Note 1453 5988-9414JA

    E7400A EMCアナライザEMC予備試験の手引 Application Note 150-10 5968-3661J

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    メモとしてお使いください

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    メモとしてお使いください

  • 19

    メモとしてお使いください

  • November 21, 2006

    5988-4828JAJP0000-00DEP

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