20120324 business model generation

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1 Business Model Generation ビジョナリー、イノベーターと挑戦者のためのハンドブック

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Page 1: 20120324 business model generation

1

Business ModelGenerationビジョナリー、イノベーターと挑戦者のためのハンドブック

Page 2: 20120324 business model generation

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ビジネスモデルジェネレーション解説編

Page 3: 20120324 business model generation

3

1 Canvas 2 Paterns 3 Desgin 4 Stragey 5 Process

・ビジネスモデルの定義

・アンバンドルビジネスモデル

・顧客インサイト ・ビジネスモデル環境

・ビジネスモデルのプロセス

・9つの構築ブロック ・ロングテール ・アイデア創造 ・ビジネスモデル評価

・ビジネスモデルキャンバス

・マルチサイドプラットフォーム

・ビジュアルシンキング

・ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル

・ビジネスモデルとしてのフリー戦略

・プロトタイピング ・複数のビジネスモデル運営

・オープンビジネスモデル

・ストーリーテリング

・シナリオ

Contents

Page 4: 20120324 business model generation

4

1 Canvas 2 Paterns 3 Desgin 4 Stragey 5 Process

・ビジネスモデルの定義

・アンバンドルビジネスモデル

・顧客インサイト ・ビジネスモデル環境

・ビジネスモデルのプロセス

・9つの構築ブロック ・ロングテール ・アイデア創造 ・ビジネスモデル評価

・ビジネスモデルキャンバス

・マルチサイドプラットフォーム

・ビジュアルシンキング

・ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル

・ビジネスモデルとしてのフリー戦略

・プロトタイピング ・複数のビジネスモデル運営

・オープンビジネスモデル

・ストーリーテリング

・シナリオ

Contents

Page 5: 20120324 business model generation

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ビジネスモデルとは、

どのように価値を創造し、

顧客に届けるかを

論理的に記述したもの。

Page 6: 20120324 business model generation

6

9つの構築

1 顧客セグメント 必ずひとつ以上の顧客セグメントに関わることとなります。

2 価値提案 ある価値提案によって、顧客の抱える問題を解決したり、ニーズを満たします。

3 チャネル 価値提案を顧客に届けるには、コミュニケーション、流通、販売などのチャネルが必要です。

4 顧客との関係 顧客セグメントごとに、顧客との関係が構築、維持されます。

5 収益の流れ 顧客に価値提案が届けられた結果、収益の流れが生まれます。

6 リソース これまでにあげた要素を提供するのに必要となる資源のことです。

7 主要活動 実際の活動

8 パートナー アウトソースされる活動や、社外から調達されるリソースです。

9 コスト構造 そのコスト構造によって、ビジネスモデルの要素が決まります。

Page 7: 20120324 business model generation

7

ビジネスモデルキャンバス

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR 価 値

効率

Page 8: 20120324 business model generation

8

Apple iPod/iTunesのビジネスモデル

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR 価 値

効率

マス市場

巨大なハードウェア収益

楽曲の販売収益

人々

製造

マーケティングと販売

OEM企業

レコード会社 マーケティング

ハードウェアデザイン

シームレスな 音楽体験

ハートマーク

スイッチング コスト

小売店 Apple Store

iTunes Store

人々

Appleブランド

コンテンツ利用許諾

Page 9: 20120324 business model generation

9

1 Canvas 2 Paterns 3 Desgin 4 Stragey 5 Process

・ビジネスモデルの定義

・アンバンドルビジネスモデル

・顧客インサイト ・ビジネスモデル環境

・ビジネスモデルのプロセス

・9つの構築ブロック ・ロングテール ・アイデア創造 ・ビジネスモデル評価

・ビジネスモデルキャンバス

・マルチサイドプラットフォーム

・ビジュアルシンキング

・ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル

・ビジネスモデルとしてのフリー戦略

・プロトタイピング ・複数のビジネスモデル運営

・オープンビジネスモデル

・ストーリーテリング

・シナリオ

Contents

Page 10: 20120324 business model generation

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建築におけるパターンとは、

原型として再利用可能な

ものとして、建築デザインの

アイディアを捉える考え方の

ことである。

Page 11: 20120324 business model generation

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アンバンドル・

ビジネスモデル ロングテール

マルチサイド

プラットフォーム フリー戦略

オープン

ビジネスモデル

状況

インフラ管理、製品イノベーション、カスタマーリレーションシップを一企業内に結合

価値提案は、高収益の顧客だけを対象としている。

ひとつの価値提案は、ひとつの顧客提案セグメントを対象としている。

高い価値があり、コストもかかる価値提案は、お金を支払う顧客だけに提供される。

研究開発リソースはと主要な活動は、企業内で行われるべきである。

・アイデアは企業内のみで生まれる。

・成果は企業内のみで活用される。

課題

コストが割高になる。企業内での企業文化の衝突が起こり、望ましくないトレードオフが発生する。

収益の小さいセグメントに、特定の価値提案を行うことは、コスト高になる。

企業の持つ既存の顧客ベースへのアクセスを興味のある、新しい潜在顧客の獲得に失敗している。

高価格によって顧客があきらめてしまう。

研究開発の費用がかかり、生産性も低下する。

解決策 3つの異なる、互いに補完的なモデルに、ビジネスを運バンドルする。

収益の小さいニッチな顧客セグメントに対して価値提案を行う。その収益をすべて足すと大きな利益になる。

既存の顧客セグメントへの「アクセスを提供する」という価値提案を加える。

異なる収益の流れを持つ顧客セグメントに、価値提案を行う。そのうちのひとつは、無償もしくは低価格での提供となる。

内部の研究開発リソースと活動は、外部パートナーを利用することでさらに活用される。内部の研究開発の成果は、価値提案へと変換され、顧客セグメントに提供される。

根拠

ITとマネージメントツールの向上により、異なるビジネスモデルを低コストで分離、連動させることが出来るようになり、トレード雄オフも取り除くことが出来る。

ITとオペレーション管理の向上により、多くの新しい顧客に対して、低コストでカスタマイズされた価値提案を行えるようになった。

複数の顧客セグメント間のプラットフォームを運営することで、企業は既存のモデルに、新しい収益の流れを追加できる。

ユーザー数を 大化するために、支払いをしない顧客セグメントは、有料顧客によって支えられる。

外部ソースによる研究開発を獲得することは、コストも安く、結果として商品化プロセスの短縮になる。活用されないイノベーションを外部に売却することで、収益をもたらす。

例 ・プライベートバンク

・携帯電話会社

出版

レゴ

Google

任天堂、ソニー、

マイクロソフト

Apple

iPod,iTunes,iPhone

広告と新聞

Metro

Flickr,オープンソース

レッドハット,Skype

ジレット

P&G

グラクソ・スミスクライン

InnoCentive

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12

Skype-フリーミアム

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR

90%は無料 10%は有料

ソフトウェア会社のコスト構造

大限 アウトソースする

似たような 音声通話 サービス

ネットワークの限界 のない国際的なリーチ

自動化された マス カスタマイゼーション

ソフトウェアの流通は すべて低コストのチャネルを経由

インフラ を持たない

ソフトウェア会社 だけ、ネットワーク 管理はしない

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1 Canvas 2 Paterns 3 Desgin 4 Stragey 5 Process

・ビジネスモデルの定義

・アンバンドルビジネスモデル

・顧客インサイト ・ビジネスモデル環境

・ビジネスモデルのプロセス

・9つの構築ブロック ・ロングテール ・アイデア創造 ・ビジネスモデル評価

・ビジネスモデルキャンバス

・マルチサイドプラットフォーム

・ビジュアルシンキング

・ブルーオーシャン戦略におけるビジネスモデル

・ビジネスモデルとしてのフリー戦略

・プロトタイピング ・複数のビジネスモデル運営

・オープンビジネスモデル

・ストーリーテリング

・シナリオ

Contents

Page 14: 20120324 business model generation

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ただひとつのビジネスモデルが

あるわけではない。

多くの機会と多くの選択肢が

あり、我々はそのすべてを

みつけなければならない。

Page 15: 20120324 business model generation

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未来予測

マクロ 経済の 圧力

産業に おける 圧力

市 場

圧 力

重要な トレンド

資本市場

スイッチングコスト

原料、他のリソース 経済インフラ

サプライヤーと 他のバリューチェーンの 企業

市場の論点

グローバル市場の状況

需要と供給

市場セグメント

収益の魅力

ステークホルダー

競合(既存企業)

新規参入

代替品・サービス

規制のトレンド 社会的・文化的なトレンド

技術のトレンド 社会経済のトレンド

BMG

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SWOT分析

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR

強み

機会

弱み

脅威

-プラス-

-マイナス-

内 部 要 因

外 部 要 因

Page 17: 20120324 business model generation

17

ブルーオーシャン戦略

取り除く 増やす

業界内で長い間競争していた要素で取り除けるのはどれ

か?

業界標準よりも増やすべき要素はどれか

減らす 付け加える

業界内で長い間競争していた要素で取り除けるのはどれ

か?

業界で未だ提供されていない要素で加えるべきものはどれ

Page 18: 20120324 business model generation

18

ブルーオーシャン戦略

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR

コストサイド 価値サイド

Page 19: 20120324 business model generation

19

Wiiのブルーオーシャン戦略

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR 価 値

効率

ゲーム補助金 ゲーム補助金

「ハードコア」 ゲーマーの狭い市場

カジュアルな ゲームファンと 家族の幅広い市場

モーション コントロールゲーム

既製のハードウェア 部品メーカー

楽しみの要素と 家族などの グループでの体験

モーション コントロール技術

先端の チップ開発

ハイエンドのゲーム機 パフォーマンスと グラフィック

ゲーム理販売利益

取り除く

増やす

ゲーム開発費

技術開発費

減らす

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ビジネスモデルジェネレーション実践編

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プライベートエクイティ

C$ R$

CS VP

CH

CR KP KA

KR

企業価値 の向上

集中と選択

IPOによるキャピタルゲイン

Income Gain

買収プレミアム

人件費 外注費

他の投資機会

弁護士 会計士 コンサル 共同投資家 投資銀行 商業銀行 業界 のキーパーソン

金融人材 資金力 目利き

ネットワーク

時間の提供

上場廃止

リストラ

TOB 債権投資からのDES 有識者との

ネットワーク

役員派遣 友好的買収

あらゆる産業 -小売業 -飲食業 -レジャー施設 -ホテル・旅館 -製造業 -通信関連等

新規投資

投資家 -年金、保険等

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強み 弱み

・外部から実行力(KA)

・豊富な資金力(KR)

・既存のビジネスとの親和性(KP)

・高い投資利回り(RS)

・長期的な視点(VP)

・人材の流動性が高い(KR)

・投資期間の制約(KR)

・引き返せない(KA)

機会 脅威

・業界再編(KP)

・市場における非効率性(KR)

・株価の回復(RS)

・他のプレイヤーの参入(CS)

・投資機会の減少(SC)

・バブルの発生崩壊(RS,$S)

・ローン提供者の限定性(KP)

SWOT分析