2014/6/3 特別講義御案内

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「航空機力学とペーパープレーン」特別講義のご案内 ボーイング社で研究開発を行い,現在,宇宙航空研究開発機構に客員研究員として 招聘されている楠瀬一洋氏による特別講義を下記の通り開催致します.「航空機力学 とペーパープレーン」の時間帯ですが受講生以外でも,御関心頂ける皆様の聴講を歓 迎いたしますので,御参加下さい. 6/3(火)10:30部屋:南大沢C1号館210講義室 講演タイトル:超音速複葉旅客機への挑戦 楠瀬一洋氏研究御略歴:ボーイング社空気力学研究所の研究員として、航空機 空気力学の基礎研究に従事。主な研究としては、航空機高揚力装置に関するCF D計算コードの開発(この開発したコードでNASAの主催高揚力計算オリンピック で優勝)。航空機後流を用いての航空機抵抗計算法の開発と確立。この手法で 航空機の揚力、各種抵抗の翼面上分布等が目視出来るようになり航空機の開発 が容易になった。 東北大にて次世代大型超音速旅客機の開発に向けた超音速複葉翼機の研究 に着手。二枚の翼間で衝撃波を相殺する事で、翼から発生する衝撃波を大幅に 削減できた。現在は航空機胴体から発生する衝撃波の低減法について研究中。 航空宇宙システム工学コース 金崎 雅博 e-mail: [email protected] website: www.sd.tmu.ac.jp/aerodesign

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2014年6月3日,金崎都市教養「航空機力学とペーパープレーン」にて,元Boeing社で研究開発に携わり,ご退職後,東北大学を経て現在JAXAにて客員研究員を努められる楠瀬先生による御講義を頂きます.

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Page 1: 2014/6/3 特別講義御案内

「航空機力学とペーパープレーン」特別講義のご案内

ボーイング社で研究開発を行い,現在,宇宙航空研究開発機構に客員研究員として招聘されている楠瀬一洋氏による特別講義を下記の通り開催致します.「航空機力学とペーパープレーン」の時間帯ですが受講生以外でも,御関心頂ける皆様の聴講を歓迎いたしますので,御参加下さい.

6/3(火)10:30~部屋:南大沢C1号館210講義室講演タイトル:超音速複葉旅客機への挑戦 楠瀬一洋氏研究御略歴:ボーイング社空気力学研究所の研究員として、航空機

空気力学の基礎研究に従事。主な研究としては、航空機高揚力装置に関するCFD計算コードの開発(この開発したコードでNASAの主催高揚力計算オリンピックで優勝)。航空機後流を用いての航空機抵抗計算法の開発と確立。この手法で航空機の揚力、各種抵抗の翼面上分布等が目視出来るようになり航空機の開発が容易になった。

東北大にて次世代大型超音速旅客機の開発に向けた超音速複葉翼機の研究に着手。二枚の翼間で衝撃波を相殺する事で、翼から発生する衝撃波を大幅に削減できた。現在は航空機胴体から発生する衝撃波の低減法について研究中。

航空宇宙システム工学コース 金崎 雅博e-mail: [email protected]: www.sd.tmu.ac.jp/aerodesign