20160424 wikipedia town-tsukubasan-takaku
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目次
•ウィキペディア(Wikipedia)とは?
•ウィキペディアに寄稿、編集するには?
•実際に編集する方法は?
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自己紹介
•高久雅生(たかくまさお) 筑波大学図書館情報メディア系
専門:情報検索,電子図書館,情報探索行動
•ウィキペディア編集者(Wikipedian)としては主に学生時代から [[User:Masao]]
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ウィキペディアとは?What is Wikipedia?
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ウィキペディア(Wikipedia)とは?
•百科事典 万物の事象について一定の知識が編まれたもの
•オンライン事典 オンラインにあることで、いつでもどこからでも閲覧できる
•ユーザ参加 誰でも編集、投稿できる
•自由なコンテンツ(オープンデータ) 百科事典のコンテンツ内容は、だれでも自由に利用できる
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ウィキペディアの利用
•ウェブ全体でも上位10位以内で頻繁に利用されるサイトのひとつ マーケティング調査のニールセン社によれば、
2014年の日本におけるPC閲覧サイトで第8位
Web視聴率調査のcomScore社によれば、2014年12月の全世界での利用者は月に4億46百万ユーザにのぼり、2014年12月における日本語版ウィキペディアの累計アクセス数は13億3千万件
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Nielsen. “TOPS OF 2014: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2014年日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~”. http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/12/Newsrelease20141216.html
8Wikimedia Foundation. “Wikimedia Report Card February 2015”. https://reportcard.wmflabs.org/
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ウィキペディアに寄稿、編集するには?
How to edit the contents in Wikipedia?
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街歩きコンテンツをウィキペディアに掲載した例
福岡堰
12https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%A0%B0
ウィキペディアに書き込む
•編集したいページの「編集」リンクをクリックすると編集できるページに移れる
•文章は基本的に段落単位で書き、空行をあけると段落が分かれて表示されるようになる
•特殊な書き方で、見出し、文字強調、リンク、画像、箇条書きなどを表現できる
• 「プレビューを表示」することができるので、何度かプレビューして、見栄えを確認してから投稿しよう
•いまあるページの編集リンクをたどると、書き方の見本に使える
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書式の書き方例
•強調:’’’筑波山神社’’’(つくばさんじんじゃ)
筑波山神社(つくばさんじんじゃ)
• リンク:[[筑波山]] 筑波山
•見出し== 概要 ==
•箇条書き* 第1項目* 第2項目* 第3項目
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• 第1項目• 第2項目• 第3項目
概要
記事ページの履歴
•記事ページにはすべての編集履歴が記録されている
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→ 必要なら、元の状態に簡単に戻せるので、気軽に編集してみるとよい
Wikipedia編集の方針
•百科辞典としての要件 (調べものの出発点)
検証可能性
独自研究の禁止
•議論への対応 (編集合戦) 中立的方針
•自由なコンテンツ(オープンデータ) ライセンスによる管理:CC-BY & GFDL
•行動規範 ネチケット
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念のため、著作権について…
• 日本では(国際的にも)、創作的に表現された内容物は著作物(とされている) 特に登録する必要は無い 複製(コピー)を作ったり、ネット上で配信するには、著作権利者の許諾が必要
• 一方、ウィキペディアのコンテンツはオープンデータ(Open Data) 自由に再利用できる
場合によっては商業的な利用も可能• 電子辞書として、モバイルアプリとして、などなど
著作権の許諾の枠組みを使っているため、著作権の考え方がとても重要 著作者が編集時に自由な利用に同意している
ウィキペディア上での編集内容は再利用を前提としていることに注意が必要
• 必ず編集登録する内容は、自分自身が権利を持っているコンテンツ(オリジナルな書き下ろし)であるか、もしくは、権利者の許諾を得ていることを確認すること コピペはダメ、絶対 ネット上のコンテンツをそのまま書き写さない
適宜自分なりの表現で。
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執筆・編集にあたっての心構え (1)
•百科事典であることを意識する 100年後の未来に向けて書く
言葉を平易に、世界中の人がわかるように
あまりにローカルな内容はふさわしくないとして消されてしまう場合あり
•検証可能性を意識する 書かれる内容は、雑誌や単行書で具体的に確認できるか ただし、転載・コピペはダメ
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執筆・編集にあたっての心構え (2)
•他の人との共同作業を意識する 細かな文法や書式はあとからでもよい
まずは載せてみる
内容がよければ、他のひとがやってくれるかも
2・3行くらいの文を少し書いてみて、推敲してみるとよい
•難しそうなら、既存のページの編集から または写真のアップロードから
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最後に少し最初の例を
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https://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=12356507
もうひとつ、最初の例を…
22https://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=89856
<ref>書誌事項</ref>
例: <ref>高久雅生. 情報アクセスの最前線. 勉誠出版, 2007, 235p.</ref>
末尾に:
==参考文献==
<references/>
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