2018 年度オーストラリア多文化共生社会体験プログラム

“Awesome life in Brisbane”

人文学部 松崎杏

留学の理由

私は他国の文化や歴史に興味があり、英語が得意科目だったので、大学在学中に

絶対留学しようと決めていました。新潟大学の数ある留学プログラムの中からこ

の「オーストラリア多文化共生社会体験プログラム」を選んだのは、期間の長

さ、ハードルの低さと多文化を体験できることに惹かれたからです。ハードルの

低さに関しては、英語力が０でも大丈夫と念押しされたので、自信をもって出国

しました。英語力の心配は本当に要りません。実際私は、大学入学後週 4 で授業

を受けていた初修外国語のほうが先に頭に浮かぶほど英語力がありませんでした

…。

留学先での生活

平日は QUT（クイーンズランド工科大学）の語学学校で英語の学習をしまし

た。私たちは study tour students でしたが、他国からの留学生は QUT への進学

を目標にしている人がほとんどです。クラスメイトは中国、台湾、インドネシ

ア、サウジアラビアとアジア圏からの生徒が大多数でした。生徒も先生もフレン

ドリーで居心地がよかったです。毎週チョコレートをもらいに教室に来る先生が

いました！休日は同じプログラムの友達やクラスメイトと出かけました。ブリス

ベンでしかできない経験をたくさんできて最高に楽しい日々でした。そして、留

学中の滞在先はホームステイでした。ホストファミリーはとても優しいので心配

無用です。家事や犬の散歩を手伝わせてくれ、家庭内に自分の役目があったので

互いに気を使うことなく過ごせました。食事は、基本的にホストマザーが作って

くれますが、学食やレストランで食べることも多かったです。ブリスベンは日本

食が浸透していて、恋しくなっても食べられるので安心してください！持って行

ったインスタント味噌汁やふるまったお好み焼きもとても好評でした。

授業内容や授業での課題について

初日に行うテストによって成績ごとに分けられたクラスで授業を受けます。基本

的に、テーマ毎のリーディング、リスニング、ライティング、話し合いをする

course book と、論理的な文章構成の仕方を学ぶ writing book の 2 冊の教科書に

沿って学習しますが、映画や TED を見たりゲームやパーティーをしたりするこ

ともあります。また、授業中に話し合いや発言をする機会がたくさんあります。

他国からの生徒は我先にと発言するので発言を渋っている暇なんてありません。

最初は戸惑いましたが、積極的に発言しようともがいたことで英語力が格段に上

がったと思います。

1 日のスケジュール

大体下の表のように過ごしていました。20：00 以降は自分の時間として、課題や

勉強をしたりリラックスしたりしていました。

語学力について

冒頭にも書いた通り、最初の英語力は０でした。短期留学で語学力は伸びないと

よく言われますが、そんなことはありません！０から 0.5 くらいには伸びます！

具体的には、英語を用いたコミュニケーション能力が伸びます。大切なのは伝え

ようとする姿勢だと気づくことができ、英語力が足りないから話さない…のでは

なく、わかる範囲の英語を使って話してみよう！と考えられるようになりまし

た。また、オーストラリア訛りの英語、ノンネイティブの英語に日々触れること

でリスニング力が伸びました。特にノンネイティブの英語は何語か分からないく

らいに難しいですが慣れればなんとなくわかるようになります。（だから日本人

のカタカナ英語も恥ずかしがらなくていいと思います！）

留学を考えているあなたへ

短期留学は自信をつけ、モチベーションを上げる良い機会です。自分なんかがや

っていけるだろうか…と思っている人こそ行くべきだと思います！あまり堅苦し

く考えず、チャレンジしてみましょう！また、留学に行こうと決めている人も迷

っている人も少しでいいので毎日英語に触れることを大切にしてください。留学

に行ってから役に立つと思います。ぜひブリスベンで留学を最高に楽しんできて

ください！

月 火 水 木 金

7:30

10:00

11:00

12:00

14:00 休憩

14:30

15:00

16:30

18:00

19:30

20:00

23:30

夕食、団欒お出かけ

勉強

就寝

シャワー

朝食、準備、家事

授業

お出かけ

休憩

授業

授業

休憩

授業