2019年3月期決算説明会 - ir pocket · 2019. 5. 13. · ©taiyo yuden 2017 3 利益. 大 3....
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©TAIYO YUDEN 2017
経営方針
2019年5月13日
太陽誘電株式会社代表取締役社長登坂 正一
2019年3月期 決算説明会
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経営ビジョン
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利益大
3つの『モノ』と1つの『コト』
素材
部品
組立
ソリューションアフターサービスの提供
実装
コア技術の強化
高収益体質に向けたビジネスモデルの変革
エンドユーザーとの距離
新事業創出
小遠 近
コンデンサインダクタ通信デバイス
新事業・回路モジュール
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当社を取り巻く環境 ~電子部品需要拡大の背景~
IoT、5G、自動車電装化などの技術進化を支える電子部品の需要が拡大
データセンタサーバ
クラウド
基地局通信装置
ネットワーク
エッジ自動車(ADAS、xEV)
あらゆる機器がネットワークに
接続
データ通信量が爆発的に増加
スマートファクトリー
セキュリティカメラ
ウエアラブル端末
ヘルスケア
医療機器 スマートフォン
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電子部品需要拡大に向けた当社施策
1.自動車、情報インフラ市場向け拡大売上構成比 50%へ
2.将来の成長のための投資コンデンサを中心とした
設備投資と研究開発を加速
3.モノづくりの進化「smart.E」プロジェクト
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2019/3 2023/3予測
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2019/3 2023/3予測
「CASE」で自動車の電装化が加速
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1.自動車、情報インフラ向けMLCC市場と当社の強み
高信頼性 ダウンサイジング
生産拠点の分散
自動車向けMLCC需要予測(数量ベース)
市場成長率(CAGR) 19%
当社の強みを発揮し、市場成長を上回る売上拡大へ
約1.9倍
基地局通信装置の増設、1台当たりのMLCC搭載数増加
基地局通信装置向けMLCC需要予測(数量ベース)
市場成長率(CAGR) 21%
約2.1倍
大容量品のトップランナー
※当社予測※当社予測
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コンデンサ事業の方向性とエルナー社の位置付け
1 10 100 1000 10(μF)
電圧(V)
容量
10
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1000
100
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
MLCC
大型電力コンデンサ※量産準備中
EV、SiC、GaN
マイルドハイブリッド
(48V化)
自動車(CASE)情報インフラスマートフォン
1000
EDLC・リチウムイオンキャパシタ(LITHOSIONTM)
(F)
全固体電池※開発中
フィルムコンデンサ置換
自動車産業機器
ウエアラブル端末
エルナー株式会社2019年1月 完全子会社化自動車向けアルミ電解コンデンサの製造販売
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19% 24%4%
15%
42%
35%
16%
14%
19%12%
2015/3 2019/3
用途分野別売上構成
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自動車、情報インフラ市場の拡大
情報インフラ・産業機器
通信機器
自動車
情報機器
民生機器
需要変動の影響を受けにくい事業構造へ
シフトし、業績の安定性を向上
・基地局通信装置・サーバ・セキュリティカメラ
・スマートフォン・携帯電話
・ADAS・メータークラスタ・電子制御ユニット
・タブレット端末・パソコン
・薄型テレビ・デジタルカメラ・ゲーム機器
注力すべき市場23%↓
39%
成長する自動車、情報インフラ
市場に注力
注力すべき市場売上構成比
ターゲット 50%自動車 25%情報インフラ・産業機器 25%
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2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3予想
(億円)
研究開発費
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2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3予想
(億円)
設備投資額
減価償却費
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2.将来の成長のための投資設備投資
研究開発
新潟太陽誘電で新棟建設(MLCC生産拠点)2019年3月 第3号棟稼働2020年4月 第4号棟竣工予定
3年間累計で1,500億円の設備投資を実施(2019年3月期~2021年3月期)
新商品開発、新規事業開拓のための研究開発
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3.モノづくりの進化「smart.Eプロジェクト」
ケタを変える↓
ロケーションフリー
~GからEへ~IoTとビッグデータを駆使してムダ・ムラ・ムリをなくし、モノづくりを大きく進化させる FY2018~
FY2017~
FY2016~
生産性向上
設備投資抑制
展開中
完了
展開中FY2018の成果・AIを活用した異常の早期発見~未然防止⇒ばらつき抑制⇒歩留まり改善⇒人的生産性アップ・製品品質の向上
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3,500
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2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3予想
目標
(億円)
売上高(左軸) 営業利益率(右軸)
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中期経営計画
売上高
営業利益率
ROE
3,000億円
15%
10%以上
2021年3月期までの達成を目指す
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2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3予想
(億円)
自己株式取得額
配当金総額
総還元性向
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株主還元
安定的な総還元性向30%の実現を目指す
1株当たり配当金(円) 10 15 20 20 21 221株当たり当期純利益(円) 92.74 125.27 46.08 138.80 189.93 195.83
中期目標
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当資料に記載されている、当社(太陽誘電株式会社、および当社グループ)に関する計画、業績見通し、戦略、確信等のうち、将来の記述をはじめとする歴史的事実ではないものは、すべて現在、当社が入手している情報に基づいて行った予測、想定、認識等を基礎として記載しているものであり、その性質上、客観的に正確であるという保証、ならびに将来その通りに実現するという保証はありません。実際の業績は、数々の要素により、現状の見通し等とは大きく異なる結果となりえ、かつ、当社が事業活動の中心とするエレクトロニクス市場は変動性が激しいことからも、当資料に全面的に依拠することはお控えくださるようお願いいたします。
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