平成29年度 北九州e-port交流会 資料 · ・「北九州e-port構想2.0...
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平成29年度北九州e-PORT交流会 資料
平成30年3月20日
北九州e-PORT推進機構 事務局
アジェンダ
(1)平成29年度の活動紹介について
①北九州e-PORT構想2.0とは?
②パートナー加入実績
③事業相談の持ち込みについて
④北九州みらいのビジネス創り対話会・ビジネスプランコンテスト
⑤新ビジネス創出支援補助金事業について
(2) 北九州e-PORT構想2.0フェーズⅡについて
・「北九州e-PORT構想2.0 フェーズⅡ」本文より抜粋
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(1)平成29年度の活動紹介について
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①北九州e-PORT構想2.0(H27年策定)とは?
ICTを活用し、地域課題をビジネス創出の視点で解決していくための仕組み
ヒューマンメディア創造センター内
産業界
• ㈱安川情報九州• 北九州e-PORTイニシアティブ
– 新日鉄住金ソリューションズ㈱– 安川情報システム㈱– ミシマOAシステム㈱– ㈱インフォメックス– ソフトバンク㈱– 西日本電信電話㈱
• 有限会社BOND• ㈱高田工業所• ソフトバンク・テクノロジー㈱• ㈱安川電機• システムエース㈱• ㈱タイズ• ㈱ワイズ・コンピュータ・クリエイツ• ひまわり社会保険労務士事務所
• ㈱ドーワテクノス• ㈱芝川商店• リンクソフトウエア㈱• ㈱IDCフロンティア• エアドライブ㈱• ㈱ソルネット• ㈱アドックインターナショナル• (同)顧客の声 活用社• ㈱佳音
学術機関
・ 学校法人産業医科大学・ 公立大学法人北九州市立大学
官公庁
• 九州総合通信局• 北九州市
– 産業経済局産業政策課– 産業経済局新産業振興課– 産業経済局中小企業振興課– 保健福祉局健康推進課– 保健福祉局認知症支援・介護予防センター– 建築都市局区画整理課– 総務局情報政策課– 企画調整局地方創生推進室
• 福岡県ベンチャービジネス支援協議会• 九州経済産業局地域経済部情報政策課• 公益財団法人福岡県中小企業振興センター• 公益財団法人北九州市観光コンベンション協会• 独立行政法人中小企業基盤整備機構 九州本部• 公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所• 公益財団法人北九州産業学術推進機構
民間団体
• コワーキングスペース秘密基地• 黒崎Yakata• 特定非営利活動法人AIP• Code for Kitakyushu• 特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター• 一般社団法人無人機研究開発機構
金融機関
・ 山口キャピタル㈱・ ㈱福岡銀行・ 福岡ひびき信用金庫
• ㈱コア• 田中工業㈱• ㈱ビー・エス・エス• ㈱ランテックソフトウェア• ㈱日本統計センター• ビープラッツ㈱• システージ㈱• 富士ゼロックス福岡㈱• N.GROWTH㈱• JBSテクノロジー㈱• ビズ・コレジオ㈱• ㈱プロフェッショナルパートナーズ• ㈱グローバルマーケット• ㈱Next・Innovation• イーコムジャパン㈱• エスオーエス㈱• ㈱クラウドコンサルティング• 至誠法律事務所• YK STORES㈱• ㈱ウフル• 富士通九州ネットワークテクノロジーズ㈱• ㈱日立製作所• Houyou㈱• ㈱IIJ• ㈱アスキング
・ 北九州工業高等専門学校・ 公立大学法人九州歯科大学
・ ㈱北九州銀行・ ㈱西日本シティ銀行・ ひびしんキャピタル㈱
• ㈱Windy• エアーテック㈱• ㈱システムトランジスタ• ㈱タグワン• Tanosy Japan Inc.• ㈱ブラケアジェネティクス• ㈱コンピュータサイエンス研究所• ㈱コミクリ• (同)Next Technology• ㈱Skeed• 北九州高速鉄道㈱• ㈱テイクオーバル• ㈱クアンド• ㈱レッドマルスADベンチャー• (一社)IT&診断支援センター• ㈱CROSS FM• 東京エレクトロンデバイス㈱• ㈱フロイデール• ㈱ロココ• 京セラコミュニケーションシステム㈱• 双日九州㈱• ㈱テクノネットワーク
・ 社会起業大学・九州校・ 国立大学法人九州工業大学
パートナー数:112団体(産:74,学:6,官:20,民:6,金:6)
※H30.2.20時点。上記数は非公開希望を含む
②パートナー加入実績
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③事業相談の持ち込みについて
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事業提案持込の主な事例(平成29年度)
事例名 事業主体者 現況
1.データセンターにおけるバッテリ監視システムの構築
㈱ フロンティア 内でマッチングのうえ補助金採択事業として推進中(詳細は後述)
2.文科省『enPiT-Pro』事業提案支援 北九州市市立大学ほか 採択され 年度開講
3.軽度認知症(MCI)対応機器を活用した北九州市内における事業展開
㈱テイクオーバル 補助金申請 不採択
4.猫の性格を持つ会話型ロボット開発と見守りサービス事業の立ち上げ
一社 診断支援センター・北九州
ビジネスプランコンテスト応募中
持込件数
平成 年度 平成 年度 平成 年度
新事業立上げ 件 件 件
補助金申請支援 件 件 件
販路拡大支援 件 件 件
イベント関連 件 件 件
技術紹介 件 件 件
マッチング支援 件 件 件
計 件 件 件
④北九州みらいのビジネス創り対話会・ビジネスプランコンテスト
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フェーズ 開催日 参加者数
人脈形成
人脈形成 月 日 62名
人脈拡散 月 日 名
テーマ特定
テーマ特定 月 日 54名
ビジネスモデル・キャンバス講習会 月 日8名(テーマオー
ナー)
活動報告会 パートナーマッチング 月 日 46名
テーマ具体化
ビジネスモデル・キャンバス完成 月 日 48名
ビジネスプラン策定 月 日 48名
【 年度開催実績】
北九州みらいのビジネスプランコンテスト
への連動
総参加者数:322名
9件のテーマについてビジネスモデルを検討
• 対話会を通じて、地域課題を抽出、テーマを特定しビジネスプランを策定、ビジネスプランコンテストへ
昨年度のテーマオーナーのうち、起業した 名から事例紹介
昨年テーマから㈱ハピクロが起業し、
北九州市認可、保育園開園
⑤ 新ビジネス創出支援補助金について
新ビジネス創出のための補助金制度を創設補助の種類・対象
年 回の募集期間・審査
代表事業者 申請事業名
期
㈱ギラヴァンツ北九州 にぎわい実証事業
リンクソフトウエア㈱ えいのうのいえ実用化事業
㈱コンピュータサイエンス研究所 Pepper向けアプリ「ロボナビMAP」ビジネス化のための北九州地域におけるコンテンツ調査
期
㈱インターネットイニシアティブ 薬剤適正化プロジェクト「くすりのリスク」
㈱コア 北九州市立小学校向けプログラミング教育事業
ミシマ・オーエー・システム㈱ バッテリ監視システム『らくでんち』 開発ステップ1
期産業医科大学 北九州市へのJ-SPEEDサーバ誘致によるデータ活用
事業7
<H29年度採択一覧>
【参考】北九州市へのJ-SPEEDサーバ誘致によるデータ活用事業
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・J-SPEEDはツールであり、人材育成も必須・国内、海外(東南アジアから、輸出)に拡大したい
J-SPEEDアプリとは・・・災害医療チームの活動日報(被災者診療情報)を記載・管理するアプリ
特記:災害医療で必要な最低限の報告項目を規定、WHO国際標準に認定された。
e-PORT DC活用
第3回 新ビジネス創出補助金採択事業となった。 (H30年1月25日 審査会) 事業を推進するコンソーシアムを形成、キックオフ準備中
(産業医科大学、東京エレクトロニックシステムズ)+ アライアンスアンスによる事業拡大(NECソリューションイノベータ)
災害医療に関する新たな人の集積災害医療に関する新たな人の集積
北九州市の災害医療データセンター化(集積効果)
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(2)北九州e-PORT構想2.0フェーズⅡについて
フェーズⅠ(H27年度~29年度)から
フェーズⅡ(H30年度~32年度)へ
フェーズⅡ策定の検討フロー
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フェーズⅡの策定にあたり、産学官民金の有識者による「検討委員会」と「推進機構顧問会」による諮問を実施
<北九州e-PORT構想2.0フェーズⅡ検討委員> <北九州e-PORT推進機構顧問>
所属団体等 役職 氏名(敬称略)
北九州市 副市長 梅本 和秀
国立大学法人九州工業大学
学長 尾家 祐二
西日本電信電話株式会社 北九州支店長 村上 公幸
北九州情報サービス産業振興協会(KIP)
会長 松岡 信行
学校法人産業医科大学 学長 東 敏昭
山口キャピタル株式会社 代表取締役 森脇 不知奈
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「北九州e-PORT構想」のあゆみと
「北九州e-PORT構想2.0 フェーズⅠ」の取組・成果・課題について
A3資料:「e-PORT構想2.0フェーズⅡ(H30~32年度)について」をご覧下さい。
「北九州e-PORT構想」のあゆみ
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北九州e-PORT構想は、地域に情報産業を集積し、ITサービスを電気や水道のように、いつでも簡単便利に使える社会基盤として提供することを目指し、平成14年(2002年)に北九州市と地元企業が策定した構想
北九州e-PORT構想1.0成果と2.0への変遷北九州e-PORT構想の実行フェーズ
(本資料対象は北九州e-PORT構想2.0フェーズⅡ)
北九州e-PORT構想イメージ図
「北九州e-PORT構想2.0 フェーズⅠ」の取組・成果・課題
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北九州e-PORT構想2.0フェーズⅠ(平成27~29年)では、ICTを活用し地域課題をビジネス創出の視点で解決していくための仕組みを構築した
【取組の成果】•リソースの蓄積(パートナー等)•ユースケースの積み上げ•国からの注目度向上(北九州市IoT推進ラボ)
【取組における課題】
• 具体的ビジネスは未創出(実証レベル)
北九州e-PORT構想2.0の全体像
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「北九州e-PORT構想2.0 フェーズⅡ」の検討について
産業等を取り巻く環境の変化
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北九州e-PORT構想2.0フェーズⅠを実行する3年間の間に、北九州内外における産業を取り巻く環境は大きく変化している
ITの進歩・変革(IoT/AI/ロボット)
「守りのIT」の集積・活用
生産性向上の必要性
IT人材の不足
官民データ利用基本法・条例の制定
ITの進歩・変革(IoT/AI/ロボット)①
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ITは今も爆発的な進歩を続けており、他の産業の進歩もITの進歩によってもたらされる構図となっている
今日における技術等の状態を2015年時点と比較すると、明らかな変革や進歩が見られる
IT分野 2015年時点 2018年現在
IoTスマートフォン、自動車、ビル建物等限定的な利用
IoT向けの汎用OS や、通信規格、汎用小型通信デバイスの登場により急速に普及
AI(人工知能)画像認識や将棋などの限定領域での実験が中心
コンピューターの性能の向上、ビッグデータ の蓄積、機械学習API の実用化により、一般企業での開発が容易に
ロボット
産業用マニピュレーターが中心ドローンが登場
人型ロボットやペット型ロボットなどが身近な存在にまた、AIやIoTの組み合わせにより、より高度な動作や判断が可能に
オープンデータ行政府によるデータの整備と公開 行政府の法整備によって活用が本格化
民間の持つデータの活用も視野に
フィンテック
金融、サービス、決済がワンストップ化される(あるいは目指す)
仮想通貨(暗号通貨)の投機ブームブロックチェーン技術による新たな決済機構の構築海外先進都市では現金が不要化
ITの進歩・変革(IoT/AI/ロボット)②
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IoTデバイスの利用は5年間で倍になることが予測されており、特にコンシューマ分野での利用の伸び率も高いが、産業用途での伸び率も非常に大きいものと予想されている
世界のIoTデバイス数の推移及び予測(出典:総務省 & IHS Technology)
ITの進歩・変革(IoT/AI/ロボット)③
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現時点ではAIの実用化は、まだまだ限定的であるが、AIは裾野の広い技術であるため、今後産業に導入されていくことを視野に入れておくことは重要である
人工知能(AI)の利活用が望ましい分野(出典:総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」(平成28年))
ITの進歩・変革(IoT/AI/ロボット)④
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世界では2000年代後半から本格的にロボットの導入が進められ、2018年現在では、日本は既に導入数でアメリカや中国に抜かれている可能性が高い状況にある
出典:一般社団法人日本ロボット工業会「世界の産業用ロボット稼動台数」を基に作成
※マニュピュレーティングロボットのみ
「守りのIT」の集積・活用
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北九州e-PORT構想にて集積されたiDCやコールセンターは、2016年度時点で年間売上92億円にまで集積
北九州には、より安全かつ堅実に情報システムを運用するための情報セキュリティ、メンテナンスなど「守りのIT」のノウハウが蓄積された
⇒ 北九州には情報システムを安心して預けられ、任せることができる下地ができ上がっている
守りのITの守備範囲(イメージ)
生産性向上の必要性
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今後、生産年齢人口比率(=生産活動に従事する者の数)は減少
生産性の向上をもって産業を高度化していくことが不可欠
出典:国立社会保障・人口問題研究所(出生中位・死亡中位推計)を基に作成
IT人材の不足
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2020年には36.9万人のIT人材が不足する
IT企業の人材だけではなくユーザー企業の情報システム部門の人材についても、7.3万人が不足する
出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」
官民データ利用基本法・条例の制定
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国会にて2016年12月に「官民データ活用推進基本法」が可決・成立
北九州市では2017年12月に「官民データ活用推進基本条例」が制定
オープンデータの本格的な実用化に対し、民間のビジネスチャンスと捉え、取り組みの支援を行っていく
官民データ活用推進基本法
・オープンデータの促進、データの円滑な流通の促進・データ利活用のルール整備・マイナンバーカードの普及・活用・行政手続等のオンライン化原則・情報システム改革・業務の見直し など
官民データ活用推進基本条例(2017年12月議会にて可決)
・市の手続における情報通信の技術の利用・官民データの容易な利用・個人番号カードの普及及び活用・情報通信技術の利用の機会等の格差の是正・情報システムに係る規格の整備及び互換性の確保・市民の安全・安心に資する情報の利活用・その他官民データ活用の推進のために必要な施策
民間のビジネスチャンス
支援・協力
政府
北九州市
「検討委員会」・「顧問会」の構想に対する意見
視点・切り口・域外への拡充・参画者のメリット明確化・KPI設定 等
人材育成・啓発・中小企業向けIT人材育成・優しいITリテラシー向上啓発 等
技術・サービス・先端ITビジネスモデル議論・サービス業/製造業IT導入支援・事業マッチング 等
実証フィールド・実証取り組み強化・大学等フィールド連携 等
プロモーション・活動実績プロモーション強化・活動の形式知化 等
e-PORT体制・FAIS統合相乗効果・マーケット側企業参画 等
委員会および顧問会からの提言を踏まえ構想の見直しを検討
ビジョンのあり方・ゴールと戦略の明確化・マーケットインからのアプローチ
ターゲティング・地域に限定しない広域市場・差別化とターゲット絞込・サービス業や中小製造業 等
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産業構造の視点
ITは様々な産業に汎用的に活用される技術である
情報通信業(IT産業)
サービス業製造業 個人ユーザー
POSレジCRMEコマース etc.
3DプリンタCAD
ERPIoT etc.
スマートフォンWEBコンテンツ
ゲーム etc.
モノ サービス
これまでのe-PORTは情報通信業(IT産業)への支援が主
これからのe-PORTはITが活用される市場側からの視点を重視
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北九州e-PORT構想2.0フェーズⅡ概要
市場ニーズ
北九州e-PORT構想2.0とは本構想は、これからの社会において市場から求められることに対応する視点での『①新ビジネスの創出』、『②地域産業の高度化』、『③情報産業の発展』の3つの取り組みを通じて地域産業の振興を行っていくものとする。
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地域産業の振興
①新ビジネスの創出
②地域産業の高度化
③情報産業の発展
地域産業の振興
フェーズⅡ 取り組みの方向性
e-PORTリソース
e-PORTパートナー
実証フィールド
外部機関ネットワーク
ストックシーズ データセンター
目的
活用
プロモーション拡大・活性化 北九州市IoT推進ラボ
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②地域産業の高度化
③情報産業の発展
①新ビジネスの創出
取り組み・サービス
・ビジネス創出啓発・人脈形成支援・ビジネスマッチング・ビジネス化支援補助金/実証支援補助金 等
生産性向上支援メニュー等の構築
e-PORT1.0からの発展
・企業の生産性向上支援・企業のIT/IoT導入・高度化支援 等を検討
e-PORTチャレンジの継続
・IT関連企業誘致支援(市連携)・IT人材の供給・その他
①新ビジネスの創出
地域におけるビジネス創出の機運を高め、地域課題から市場ニーズを捉えた新たなビジネスを創出することを目的とする
新ビジネス検討会
マッチングイベント
ビジネス化補助金
新ビジネス土壌づくりビジネスプランコーディネート
ビジネス化支援
プロモーション支援
プロジェクト伴走支援
ビジネスプランコンテスト
コミュニティ活動支援
ビジネス相談パートナー訪問
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起業、新規事業、第二創業など、地域で新たなビジネスを創出していくための土壌づくりから、コーディネート、ビジネス化の支援まで、様々な取り組みを推進【e-PORTチャレンジの継続】
②地域産業の高度化 地域の既存産業の生産性向上等に資するITやIoTの導入
を促進し、地域産業の高度化を図ることを目的とする
新たな仕組み
ものづくり ✕ 生産性革命
市場理解 FAIS方向性 市オーダーパートナー
協力
重点テーマ設定 現場実態調査生産性向上支援等仕組み構築
INPUT(ニーズ)
AI/IoT/ロボットetc.
市場を捉えた重点テーマを設定し、対象とする業種業態(主に製造業、サービス業を想定)の現場ニーズについて実態調査を行い、地域企業の現場における生産性向上を支援する仕組みを構築【生産性向上支援メニュー等の構築】
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③情報産業の発展 集積された情報産業を維持しつつ、更なる集積を促進し、併せて担
い手となる人材育成を行うことで、地域情報産業の成長に寄与することを目的とする
データセンター等情報産業の誘致
IT人材育成事業
その他情報産業の集積に資する事業
これまでのe-PORTで育まれてきた資産(情報産業&人材等)を維持しつつ、更なる発展を目標として取り組みを推進【e-PORT構想1.0からの発展】
・あらゆる産業の下支えとなる「守りのIT(※)」の集積・北九州市と連携したDC及びDC周辺事業の集積の促進・ハードがある強みを生かした事業の検討
・特に中小企業にて実現困難とされるITの高度化を目指し、その担い手となる人材を育成
・生産性向上スクール(FAIS)・IT人材育成(HMC)・大学教育プログラムの融合による人材育成の促進
※守りのITとは、システムのセキュリティ、安定稼働、データ保全など、システムを健全に運用する技術・ノウハウの総称北九州では、初期e-PORT構想によって、他に類を見ないほど「守りのIT」が培われてきている
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中小企業人材
即戦力人材
情報部門人材
スケジュール (フェーズⅡ:H30年~32年)
e-PORTリソース
③情報産業の発展
②地域産業の高度化
①新ビジネスの創出
2018年度 2019年度 2020年度
年度評価/次期計画
構想フェーズⅢ検討
試行運用 地域産業の高度化実態調査/
支援計画策定
企業誘致の市連携/人材育成
年度評価/次期計画
e-PORTリソース管理
e-PORTリソース管理
何らかの新事業がサービスインしている状態
軌道に乗った新事業がある、あるいは複数の新事業が
サービスインしている状態
新ビジネスの創出
仕組み化された状態企業の生産性向上に向けた
予算確保等の動きがある状態IoT等を導入している(した)
企業がいくつかある状態
軌道に乗った新事業が複数ある状態
※今後FAIS中期計画との整合性を図る32
事業が円滑に実施される状態
アクションプラン(案) -①新ビジネスの創出
2018年度2019年度 2020年度
1Q 2Q 3Q 4Q
前年度評価に応じてアクションプランを設定
①新ビジネスの創出
新ビジネス検討会
年度評価次期計画
プロジェクト伴走支援(随時)
ビジコン
コミュニティ活動支援(随時)
WG結成パートナー訪問
補助金採択 補助金採択
展示会出展
補助金採択前年度継続PJ
展示会出展
マッチングイベント
ビジネス検討会 ビジネス検討会
マッチングイベント
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アクションプラン(案) -②地域産業の高度化
支援サービス実施に向け、ワーキンググループを組成し、重点テーマ(産業)設定に基づく企業ヒアリング及びe-PORTパートナー協力による調査を実施
支援メニュー構築ののち、試行運用を実施 2018年度末に内容の見直し、翌年度よりメニューの定着化を目指す
2018年度2019年度 2020年度
1Q 2Q 3Q 4Q
支援サービスの定着化
②地域産業の高度化
重点テーマ設定
年度評価次期計画
支援メニュー構築
支援サービス実施(試行運用)
WG組成企業ヒアリング
パートナー協働調査
①新ビジネスの創出にフィードバック
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アクションプラン(案) -③情報産業の発展2018年度
2019年度 2020年度1Q 2Q 3Q 4Q
市との連携による企業誘致支援を実施 地場で活躍する人材を輩出するため、企業向け、大学生・専門学生向け、若年層
向けの育成プランを実施(現行の継続と発展)
③情報産業の発展
市との連携枠組み形成
企業・社会人向けIT人材育成(生産性向上スクール、enPiT等連携、実践型IT人材育成プログラム)
大学生・専門学生向け人材育成・イベント(PBL、アイデアソン/ハッカソン、メンター育成等)
誘致支援
意見交換会 意見交換会 意見交換会
前年度評価に応じてアクションプランを設定
年度評価次期計画
若年層向け講座・イベント(プログラミング体験講座、ものづくりワークショップ等)
デジタルクリエイターコンテスト
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達成指標(方針)取り組み プロセスKPI 結果KPI KGI(最終目標)
①新ビジネスの創出
・イベント数/時間・参加者数・相談数・ビジネスマッチング数
・新ビジネス創出数・継続事業数
支援によりプラス作用のあった・事業(者)の延べ数・事業(者)の総売上
②地域産業の高度化・相談数・支援企業数
・生産性向上企業数
③情報産業の発展
・立地関連の相談/紹介/訪問/視察数
・講座実施数/時間・受講者数
・立地企業数・立地企業売上総額・支援企業への就業者
数
e-PORTリソース
・パートナー数・フィールド実証数・ストックシーズ(ノウハウ)数・プレス数/出展数
・アクティブパートナー数
設定されたプロセスが結果へと繋がり、最終的にはKGIへ繋がるという仮説の元に、取り組みごとの「プロセスKPI」と「結果KPI」、そして全体の「KGI」を設定年度ごとのアクションプランにて、各KPIの具体的目標値を設定(見直し含む)
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体制 これまでの体制を引き継ぎ、事務局をFAISに設置する形で推進
e-PORT推進機構 執行責任者
顧問会
事務局
e-PORTパートナー
・産学官民金との取り組み連携
・外部リソースの活用
③情報産業の発展
②地域産業の高度化
機構長
①新ビジネスの創出
FAISが事務局を務める
e-PORTリソース
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*HMCは、平成30年4月、Faisと統合
■最後に
北九州e-PORT交流会参加の皆さん
HMCは、今年4月、(公財)北九州学術推進機構(FAIS)と合併するともに、新制FAISの中で、「北九州e-PORT構想2.0」の新たなステージ(フェーズⅡ)をスタートさせます。
このフェーズⅡでは、三本柱(①新ビジネスの創出、②地域産業の高度化、③情報産業の発展)を通じて、「地域産業の振興」に取り組んでいきます。
その際、交流会参加の皆様方には、産学官民金の「e-PORTパートナー」として、これまで以上に、活躍いただける機会が増えると思いますので、参加等よろしくお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。
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■連絡先(公財)九州ヒューマンメディア創造センター〒805-0071北九州市八幡東区東田1丁目5番7号
TEL 093-663-2950問い合わせURLhttp://www.e-port.gr.jp/contact.php