平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス) 科 …...平成31(2019)年度...

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス) 科目名 単位数 1.教科書・副教材 工業技術基礎(実教出版) 機械実習1・2(実教出版) 2.科目の目標 機械の各分野に関する基礎的な技術・技能を実際の作業を通して総合的に学習させ、技術 革新に主体的に対応できる能力と態度を育成する。1つの班を8~10名ほどで編成し、 5~6週間ごとに実習内容を入れ替える。 3.学習の計画 時数(予定) 旋盤加工の基礎知識と技能の習得 ・旋盤の基本操作と安全作業(外丸削り,面削り,溝切り) ・切削工具の種類と切削条件 ・製作図の読み取りと寸法精度 ・荒加工と仕上げ加工の違いと特徴 ・切削理論と表面性状 1学期 30 2学期 39 3学期 36 電気基礎 情報技術と電気計測・制御の基礎 ・Officeの基礎及び応用 ・回路計の取扱と数値のまとめ方 ・ブレッドボードの取扱と設計 ・オシロスコープの取扱 ・リレーシーケンスの基礎 鋳造・鍛造 鋳造作業の基礎 ・木型模型の製作。鋳型(砂型)の製作 ・アルミニウムの熔解、鋳込み 鍛造作業の基礎 ・ハンマを使った自由鍛造 ・センターポンチの製作 板金・溶接 板金加工の基礎 ・切断加工、曲げ加工、スポット溶接 ・筆箱の製作 溶接作業の基礎 ・アーク溶接機の基本操作 ・ビードの置き方、突合せ継手 フライス盤・手仕上げ フライス盤加工の基礎 ・フライス盤の基本操作と安全作業 ・フライス盤加工の基礎基本 手仕上げ作業の基礎 ・けがき、やすり仕上げ、穴あけ、ねじ立て、 ・文鎮の製作 4.評価の方法 作品、課題の完成度、実習に取り組む姿勢、レポートを基準に評価を行う。 5.学習にあたっての注意とアドバイス 安全教育に充分配慮し、服装・整理整頓に気をつけた実習を行う。 工業技術基礎

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

工業技術基礎(実教出版)

機械実習1・2(実教出版)

2.科目の目標

機械の各分野に関する基礎的な技術・技能を実際の作業を通して総合的に学習させ、技術

革新に主体的に対応できる能力と態度を育成する。1つの班を8~10名ほどで編成し、

5~6週間ごとに実習内容を入れ替える。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

旋 盤 旋盤加工の基礎知識と技能の習得・旋盤の基本操作と安全作業(外丸削り,面削り,溝切り)・切削工具の種類と切削条件・製作図の読み取りと寸法精度・荒加工と仕上げ加工の違いと特徴・切削理論と表面性状

1学期

30

2学期

39

3学期

36

電気基礎 情報技術と電気計測・制御の基礎・Officeの基礎及び応用・回路計の取扱と数値のまとめ方・ブレッドボードの取扱と設計・オシロスコープの取扱・リレーシーケンスの基礎

鋳造・鍛造 鋳造作業の基礎・木型模型の製作。鋳型(砂型)の製作・アルミニウムの熔解、鋳込み鍛造作業の基礎・ハンマを使った自由鍛造

・センターポンチの製作

板金・溶接 板金加工の基礎・切断加工、曲げ加工、スポット溶接・筆箱の製作溶接作業の基礎・アーク溶接機の基本操作

・ビードの置き方、突合せ継手

フライス盤・手仕上げ フライス盤加工の基礎・フライス盤の基本操作と安全作業・フライス盤加工の基礎基本手仕上げ作業の基礎・けがき、やすり仕上げ、穴あけ、ねじ立て、・文鎮の製作

4.評価の方法

作品、課題の完成度、実習に取り組む姿勢、レポートを基準に評価を行う。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

安全教育に充分配慮し、服装・整理整頓に気をつけた実習を行う。

工業技術基礎 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械製図(実教出版)

機械製図演習ノート(実教出版)

2.科目の目標

① 図に関する基礎的な知識と技術を習得し、機械製図を作成する能力を養う。

② 製図する際、「正しく・明瞭に・迅速に」を守りながら、提出期限を厳守する。

3.学習の計画

学期 期間 学 習 の 内 容時数(予

定)

4月

5月

6月

<製図の基礎>

・機械製図と規格

・製図用具とその使い方

・図面に用いる文字と線

・基礎的な図形のかき方

・投影図のかき方

・図面の役目や規格について理解する。

・製図用紙や製図器などの取り扱いおよび直線や曲線の引き方な

どについて理解する。

・文字の記入方法や線の記入について太さや大きさを考えながら

反復練習を行い、作図方法を身に付ける。

・線の等分や直線と円弧などのつなぎ方、平面曲線を作図する。

・製図用具の使い方になれる。

・投影法について学び、作図方法を理解する。

20

7月

8月

9月

10 月

11 月

・投影図のかき方

・立体的な図示方法

・展開図

<製作図>

・製作図のあらまし

・第三角法による投影図の配置や図面の書式を理解する。

・製図機械を使って第三角法による作図の練習を行う。

・等角図の作図手順ならびに描画方法を理解する。

・角柱、円柱など立体の実形を正しくとらえ、展開図を理解する。

・組立図や部品図を理解するとともに、尺度や図面の様式につい

て学習する。

26

12 月

1月

2月

・図形の表し方

・寸法記入法

・主投影図や補助投影図を理解するとともに断面図示方法や線・

図形の省略などについて学習する。

・基本的な寸法記入方法を理解し、正確で見やすい寸法記入がで

きるように学習する。

24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・製図作品の成果を総合的に評価する。

・製図演習ノートをページごとに提出し、評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・作品の提出期限を厳守する。

・線の太さや濃さに気を付けて製図する。

・正確かつ容易に理解できる製図を心がける。

製図(1 年) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械工作1(実教出版)、自主教材プリントなど

2.科目の目標

①機械技術の発達と概要を理解し、また各種の工業材料の性質について理解を深める。

②材料の加工性や各種の加工方法など機械工作の基礎的な知識や技術ついて理解させ、合

理的な生産方法を実際に活用できるような能力を育てる。

③機械材料・加工法・管理法を相互に融合した形で理解させる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

7月

機械工業の

あらまし

機械材料の

性質と種類

炭素鋼

・社会における機械工業の位置を理解して,今後

の機械工業のあるべき姿、機械製品の製造方式な

どの発達について考えさせる。

・測定器の読み方

・機械材料に望まれる性質、機械材料の種類、機

械的性質、金属・合金の結晶構造と状態変化、金

属材料の変形と結晶、金属材料の加工性などを理

解させ、機械材料の適切な選択と使用方法を把握

させる。

・鉄鋼の分類と製法、炭素鋼に共通な性質、分類、

種類、加工性、純鉄の変態と結晶構造を学習し、

炭素鋼の状態変化、組織、熱処理の関係を理解さ

せる。

中間考査 10

期末考査 10

9月

10月

11月

合金鋼

鋳鉄

・合金鋼と炭素鋼との違いや、鋳鋼と他の合金

鋼との違いを理解させたのち、合金鋼の種類、

性質、特徴、用途、加工性を把握させ、いろい

ろな合金鋼を適切に活用できる能力を身につけ

させる。

・鋼との違いを十分に理解させたのち、鋳鉄の性

質、組織、種類、特徴、用途および加工性などを

把握させる。

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

3月

非鉄金属材

非金属材料

・鉄鋼材料との相違を理解させたのち、いろい

ろな非鉄金属材料の種類、特徴、用途、加工性

を把握させ、非鉄金属材料を適切に活用できる

能力を身につけさせる。

・金属材料との相違を理解させたのち、いろい

ろな非金属材料の種類、特徴、加工法、用途、

再活用を把握させ、非金属材料を適切に活用で

きる能力を身につけさせる。

中間考査 12

学年末考査 12

4.評価の方法

① 小単元毎に小テストを行い、その結果を基に学習内容の理解度・定着度を評価する。② 年6回の定期テストを行い、その結果を基に学習内容の理解度・定着度を評価する。

③ 記録ノートを提出し、授業への取り組みを評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

①定期テスト終了後、成績不審者にはレポートの提出と追加テストの指導を行う。

機械工作 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 情報技術基礎 単 位 数 2

1.教科書・副教材

情報技術基礎(実教出版)

2 級情報技術検定問題集(全国工業高等学校長協会)

2.科目の目標

① 情報技術に関する基礎的な知識と技術を習得する。

② 原理やしくみに関する学習をとおして情報の科学的な理解を深める。

③ 情報活用の基礎を学び、情報手段を活用する能力と態度を育てる。

④ 社会における情報技術の広がりを理解し、情報社会に参画する態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲時数

(予定)

4月

5月

6月

<情報社会の権利とモラル>

・インターネット利用の注意点

・セキュリティ管理

<計算技術検定演習>

・四則、関数、実務計算演習

<ハードウェアの知識>

・コンピュータの数値表現

・2-8-10-16 進数の計算

・論理回路の基礎

・インターネット利用の危険性

・コンピュータの不正利用対策

・四則、関数、統計計算の演習

・2-8-10-16 進数の相互変換

・2-8-10-16 進数の四則計算

・論理回路の理解、回路の読書き

中間考査 10

期末考査 10

7月

11月

・コンピュータの基本構成

・コンピュータの基本動作

<ソフトウェアの知識>

・フローチャートの基礎

・分岐型流れ図

・繰り返し型流れ図

・情報関連用語

・C言語プログラミングの基礎

・データの入出力

・五大機能の働きと基本構成

・コンピュータ内の処理とデータの流れ

・流れ図記号と基本的な流れ図

・分岐型流れ図とデータトレース

・繰返しによるカウンタ,合計、平均

処理の理解

・情報用語の理解

・パソコンによるC言語プログラミング

・データの入出力プログラムの作成

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

・分岐型、繰り返し型

・配列要素の処理

・組み込み関数の利用

<コンピュータ制御>

・コンピュータ制御の基礎

・コンピュータ制御の概要

・組み込み技術

・分岐、繰返し型のプログラム作成

・配列を利用した効率的な処理

・組み込み関数の理解とその利用

・コンピュータ制御の種類

・基本構成、マイコン制御

・基本構成、組込みのシステムの概要

実力テスト 12

学年末考

査12

4.評価の方法

・年 6 回の定期テスト(実力テスト含)の結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。(70%)

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・学習の記録をノートにまとめ提出し、授業への取り組みについて評価を受ける。(10%)

・学習プリントを提出し、演習の成果について評価を受ける。(10%)

・副教材を活用した学習状況を問題集により提出し、評価を受ける。(10%)

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・情報技術検定3級、計算技術3級合格を目標とし、学習の成果をもとに資格取得に取り組む。

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試の指導を行う。

・検定試験の前には、検定受験対策のための集中補習を放課後行う。

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械実習1・2(実教出版)・自主教材(プリント・テキスト)

2.科目の目標

機械技術に関する科目で習得した知識や能力を、基礎的な技術・技能による実際の作業を

通して総合的に学習させ、今後の技術革新に主体的に対応できる能力を身に付けさせる。ま

た、協調・責任・勤労など技術者として望ましい態度や習慣を身に付けることを目標とする。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

旋盤Ⅱ

旋盤を用いた加工組立作業(豆ジャッキの製作)

・加工自動送りを用いた外丸削り、端面削り

・溝削り、テーパ削り

・穴あけ、中ぐり、おねじ切り

・タップ(手仕上げ)によるめねじ立て

・部品の組立

1学期

30

2学期

39

3学期

36

フライス盤Ⅱ

手仕上げⅡ

材料試験Ⅰ

・ フライス盤作業(平面削り、側面削り)

・ けがき作業

・計測(ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ)

*エア-シリンダ部品加工

・材料試験(衝撃試験)

*衝撃試験片の製作(エアシリンダ部品加工と同時進行)

NC加工

・ワイヤ放電加工機、マシニングセンタの基本操作

・G コード・座標によるプログラミング

・プログラミングの基礎基本(位置決め、直線切削、円弧切削など)

*キーホルダーの製作(6 週)

3D-CAD

3次元CADによるモデリングとアセンブリの基礎演習

・押し出し、押し出しカットによるモデリング

・回転フィーチャーの利用とアセンブリ

・設計テーブルを用いた企画部品の効率的なモデリング

・ロフトフィーチャーによるサーフェス設計

・スイープフィーチャーによるスパイラルモデル

・Wordによる図形データ処理と報告書の作成

・3次元CADアドミニストレータ認定試験の受験対策(希望者)

シーケンス制御Ⅱ

PLCの原理を理解し、機器の接続方法および操作方法

を習得する

・ラダー図作成ソフトでのプログラム作成、オンライン

でのデバック方法や転送手法などを学ぶ

・基本問題を解きながら、システム制御機器としての

PLCの応用方法学習する。

4.評価の方法

製作した作品の完成度、学習態度、レポート等により評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

機械の正しい使い方、安全な機械操作、創造性のある製作法、自発的な学習態度等が養われるように配慮する。

2年実習(機械科メカトロ工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械実習1・2(実教出版)・自主教材(プリント・テキスト)

2.科目の目標

機械技術に関する科目で習得した知識や能力を、基礎的な技術・技能による実際の作業を

通して総合的に学習させ、今後の技術革新に主体的に対応できる能力を身に付けさせる。ま

た、協調・責任・勤労など技術者として望ましい態度や習慣を身に付けることを目標とする。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

旋盤Ⅱ

旋盤を用いた加工組立作業(豆ジャッキの製作)

・加工自動送りを用いた外丸削り、端面削り

・溝削り、テーパ削り

・穴あけ、中ぐり、おねじ切り

・タップ(手仕上げ)によるめねじ立て

・部品の組立

1学期

30

2学期

39

3学期

36

フライス盤Ⅱ

手仕上げⅡ

材料試験Ⅰ

(1) フライス盤作業(ミニバイスの部品加工)

(平面削り、側面削り、けがき作業・計測)

(2) 手仕上げ作業(エアシリンダ部品加工)

(けがき作業、下穴加工、めねじ立て)

(3) 材料試験(衝撃試験片の製作と試験)

(衝撃試験片の端面とU溝加工)(1)と同時進行

(炭素鋼の焼き入れ、SS400 S45Cの衝撃試験)

NC加工

・ワイヤ放電加工機、マシニングセンタの基本操作

・G コード・座標によるプログラミング

・プログラミングの基礎基本(位置決め、直線切削、円弧切削など)

*キーホルダーの製作(6週)

CAD

3次元CADによるモデリングとアセンブリの基礎演習

・押し出し、押し出しカットによるモデリング

・回転フィーチャーの利用とアセンブリ

・設計テーブルを用いた企画部品の効率的なモデリング

・ロフトフィーチャーによるサーフェス設計

・スイープフィーチャーによるスパイラルモデル

・Wordによる図形データ処理と報告書の作成

・3次元CADアドミニストレータ認定試験の受験対策(希望者)

溶接Ⅱ

材料試験Ⅱ

・被覆アーク溶接の原理と構造について

・アーク溶接機器の基本操作

・ビードの置き方

・JIS1号試験片の素材準備(突合せ溶接 V型開先加工)

・JIS1号試験片の製作

・引張試験機の概要について

・JIS1号試験片の引張試験とデータのまとめ

4.評価の方法

製作した作品の完成度、学習態度、レポート等により評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

機械の正しい使い方、安全な機械操作、創造性のある製作法、自発的な学習態度等が養われるように配慮する。

2年実習(機械科精密工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書:実教出版「工業302機械製図」

副教材:実教出版「機械製図練習ノート」 全国工業高等学校長協会「基礎製図検定問題集」

2.科目の目標

・機械に関する製図について日本工業規格及び国際標準機構規格を踏まえて理解するとともに、

関連する技術を身に付けるようにする。

・製作図や設計図に関する課題を発見し、工業に携わるものとして科学的な根拠に基づき工業

技術の進展に対応し解決する力を養う。

・機械における部品や製品の図面の作成及び図面から製作情報を読み取る力の向上を目指して

自ら学び、工業の発展に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。

3.学習の計画

学期 期間 学 習 の 内 容時数

(予定)

4月

5月

6月

<製作図>

・スケッチ

<機械要素の

製図>

・ねじ

・軸と軸継手

・スケッチの目的、スケッチ用具と用法、スケッチのための機

械の分解・組立、およびスケッチ図から製作図の作成まで学

習する。

・ねじの種類、ねじ製図、ボルト・ナットの製図について学習

する。

・各種軸継手の製図を通してキー溝の表し方、寸法公差記号の

利用について学習する。

20

7月

8月

9月

10 月

・軸受

・歯車

・滑り軸受と転がり軸受の製図について学習する。

・歯車の種類、各部の名称や図示方法、寸法および要目の記入

法など歯車製図の基本的な事項について学習する。

26

11 月

12 月

1月

2月

・プーリ、ス

プロケット

・ばね

・溶接継手

・V プーリおよびスプロケットの製図法について学習する。

・ばねの種類・用途とばねの製図法について学習する。

・溶接継手の種類と記号の使い方について学習する

24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・製図作品の成果を総合的に評価する。

・製図演習ノートをページごとに提出し、評価する。

・全国工業校長協会主催の「基礎製図検定」を全員受検させ評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・作品の提出期限を厳守する。

・線の太さや濃さに気を付けて製図する。

・正確かつ容易に理解できる製図を心がける。

製図(2年) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械設計1(実教出版)

2.科目の目標

・機械に働く力、材料及び機械装置の要素を踏まえて理解する。

・機械設計に関する課題を発見し、技術者として科学的な根拠に基づき工業技術の進展に

対応し解決する力を養う。

・安全安心な機械を設計する力の向上を目指して自ら学び、情報御技術や環境技術を活用

した製造に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

<力>

・単位について

・力の合成と分解

・力のモーメント

・力のつり合い

・重心

<機械に働く力の理解と解析>

・単位と単位系について理解する。

・合力と分力図形処理と計算手法

・モーメントと偶力を求め方

・力のつり合いと方程式の理解

・基本形状による重心の計算手法

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

<仕事と動力>

・仕事

・てこ 綸軸 滑車 斜面

・エネルギと動力

<材料の強さ>

・材料に加わる荷重

・引張圧縮強さ

・せん断強さ

・熱応力

・材料の破壊と強さ

<仕事に必要な動力とエネルギ>

・仕事の理解と計算利用

・機械的原理を用いた仕事の計算

・仕事の原理とエネルギの計算手法

<材料の特性と強度設計>

・材料に加わる荷重の理解

・断面に垂直な荷重と設計

・せん断荷重の作用と設計

・材料と温度の関係理解と計算

・破壊の原因と安全設計

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

<曲げ>

・はりの種類と反力

・せん断力

・曲げモーメント

・SFDとBMD

<曲げによる応力と変形>

・はりの種類と荷重計算手法

・せん断力の計算と荷重分布

・曲げモーメントと分布

・せん断力図と曲げモーメント図

中間考査 12

学年末考査 12

4.評価の方法

・学習意欲・学習態度・学習成果・提出物の提出状況を総合的に評価する。

・定期テストによる学習内容の理解度と定着度を評価する。

・学期毎にノートの提出を求め、文書管理能力を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・欠席・遅刻をしないように注意し、積極的に学習履歴を積み重ねること。

・授業中はノートを取り、課題プリントは正解するまで粘り強く取り組むこと。

機械2年 機械設計 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

実務出版「工業315機械工作1」

実教出版「工業316機械工作2」

2.科目の目標

1.機械工作に関する基礎的な知識と技術を理解する。

2.機械加工技術を総合的に学び、実際に活用する能力を身に付ける。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

第3章 鋳造

1.鋳造のあらまし

2.各種の鋳造法

第4章 溶接

1.各種溶接法

第5章 塑性加工

1.鍛造

2.プレス

・各種鋳造法の特徴を理解し、適切に

活用できる能力を身につける

・各種溶接法の特徴を理解し、適切に

活用できる能力を身につける。

・鍛造における各種の加工法やプレス

加工におけるせん断加工や深絞り加

工などを理解し、適切に活用できる能

力を身につける

中間考査 10

期末考査 10

第7章 切削加工

1.切削加工と切削

工具

2.工作機械と切削

工具

3.切削工具

4.切削条件の選定

5.切削理論

・切削加工の特徴を理解させ、切削加

工を適切に活用できる能力を身につ

ける。

・切りくずの生成過程を知る。

・切削条件の選定を理解し、切削工具

を適切に活用できる能力を身につけ

る。

・切削における種々の現象と対応策を

理解する。

中間考査 13

期末考査 13

第8章 砥粒加工と特

殊加工

1.砥石加工の分類

2.研削加工

3.砥石車

・砥粒加工に共通な特徴と工程を理解

する。

・いろいろな研削盤、研削方式、研削

条件を理解する。

・砥石車を適切に取り扱う方法を知

る。

学年末考査 24

4.評価の方法

・考査・提出物・授業への取り組み方を総合的に評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・課題プリントの提出(考査ごと)

・ノートの提出(考査ごと)

機械工作法(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

実教出版「工業313生産システム技術」

2.科目の目標

1.生産システムに関する知識を習得する。

2.習得した知識を応用できるようにする。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

第1章 直流回路

1.電気回路

2.オームの法則

3.抵抗の性質

4.電流の熱作用と

電力

5.電流の化学作用と

電池

・直流と交流の違いについて理解させ

る。

・電圧降下、電池内部の抵抗、オーム

の法則を用いた回路計算やキルヒホ

ッフの法則を用いた回路計算を理解

させる。

・ジュール熱や電力量、許容電流につ

いて理解させる。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

第2章 磁気と静電気

1.電流と磁気

2.磁気作用の応用

3.静電気

第4章 電子回路

1.半導体

2.ダイオード

・直流電動機や直流発電機の原理を理

解させる。

・コンデンサの構造について理解し、

直列接続、並列接続において電荷・電

圧・静電容量の回路計算を理解させ

る。

・順電圧・逆電圧の原理を理解させる。

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

3.トランジスタ

4.電源回路

5.集積回路

第5章 計測技術と制

御技術

2.制御の基礎

3.コンピュータ制御

・トランジスタの原理を理解させ、電

流増幅率が計算できるようになる。

・整流回路や電圧安定化回路について

働きを理解する。

・論理回路の応用例を知る。

・センサの種類、原理について理解し、

コンピュータへの応用例を理解する。

学年末考査

24

4.評価の方法

・考査評価(70%)・提出物評価(20%)・授業への取り組み(10%)を総合的に評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・課題プリントの提出(考査ごと)

・ノートの提出(各学期ごと)

・課題の提出(各授業ごと)

生産システム技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

精選電気基礎 新訂版(工業390 実教出版)

2.科目の目標

電気の基礎的な事項について理解し、電気に関する基本法則について学び、それらを使って電気回路の解析を行う能力を養う。また、実際に電気を活用できる能力を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4 月

5 月

6 月

〈直流回路〉

・電気回路の電圧・電流

・オームの法則

・電気回路の計算

・抵抗の性質

〈直流回路の基礎を習得する〉

・原子と電子、電荷と電流について学習

する

・起電力、電位差、電圧の違いについて

理解する

・直流回路の電圧と電流の関係について

学習する

・電気に関する基本法則である、オームの法則やキルヒホッフの法則を理解

し、回路解析ができるようにする

・様々な物質の電気抵抗について学ぶ

中間考査 10

期末考査 10

7 月

8 月

9 月

10月

11月

〈直流回路〉

・消費電力と発生熱量

・電流の化学作用と電

〈電流と磁気〉

・磁石とクーロンの法

・電流による磁界

・磁界中の電流に働く力

・電磁誘導

〈電力や熱量の知識を取得する〉

・電力及び電力量の計算方法

・ジュール熱の計算方法

・電池の種類と特性について学ぶ

〈磁気と電流の知識を習得する〉

・磁気の基礎について理解する

・磁気に関するクーロンの法則について

理解する。

・電流と磁界の関係を理解する

・電磁力・電磁誘導について理解する

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1 月

2 月

〈静電気〉

・電荷と電界

・コンデンサ

〈交流回路〉

・正弦波交流

〈静電気に関する知識を習得する〉

・静電気に関する基礎知識を学ぶ

・静電気に関するクーロンの法則、電界

や電束について学習する。

・コンデンサについて理解する。

〈交流の基礎を習得する〉

・正弦波交流の発生原理や周波数、周期

について学習する。

学年末考査

24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、出欠席を評価する。(25%)

・定期テストおよび小テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。(50%)

・学習の記録ノートを定期テストごとにチェックする。(25%)

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・1時間1時間目的を持って、積極的に授業に取り組む姿勢を持つこと。

電気基礎(選択B) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

「 機械実習1・2」実教出版、自主教材プリント

2.科目の目標

機械に関する基礎的な技術・技能に基づき、各分野の実習課題を通して総合的な理解を

深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容時数

(予定)

・MC(CAD/CAM)

・3次元CAD図面の作成方法の基礎を学ぶ。

・CAD図面から作業用図面に変換しCAMに

よりマシニングセンタ・NC複合機の加工プログ

ラム作成をする。

1学期

30

2学期

39

3学期

36

・フライス盤、研削

・フライス盤による平面加工の基礎を学ぶ。

・平面加工後の研削仕上げ

・けがき、穴あけ

・溶接、材料試験

・けがき、ヤスリによる形状仕上げ

・突き合わせによるアーク溶接

・グラインダーによる仕上げ

・試験片による火花試験

・旋盤

・ 製作図面から組立てを想定し、他の部品との関

連性など大切な箇所を理解しながら部品の加工

を行う。

・ 読図力の向上、加工手順の工夫、寸法公差、等

について学習を深める。

4.評価の方法

・作品の精度、実習に取組む姿勢、レポート等を基準として評価を行う。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

安全教育に充分配慮し、服装・整理整頓に気を配る実習を行う。

3年 実習(精密工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械製図(実教出版 工業302)・機械製図練習ノート

2.科目の目標

製図に関する日本工業規格および各専門分野の製図について、基礎的な知識と技術を習得

させ、製作図・設計図などを正しく読み、図面を構想し作成する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

4~6月

・軸継ぎ手

・歯車

・各種軸と軸継手の製図を通してキー溝の表し方、

寸法公差記号の利用について学ぶ。製図例14

・歯車の種類、各部の名称やその他一般的な事項、

図示法など歯車製図の基本的な事項について学

ぶ。製図例17

20

7月~11月

・ねじ式ジャッキの設計

・基準となるねじ式ジャッキに対し、加わる最大使

用荷重、全揚程、最大高さの値を4~5種類用意

し各人に諸元を与えて設計製図を行う。

・設計書の必要性とそのまとめ方を学ぶ。

製図例30

26

12月~1月

・ねじ式ジャッキの各部品

を算出した値をもとに

図面化する

・ねじの基礎知識、応力計算方法等を習得し機械要

素を選択して部品図、組立図を書く。

・設計書を元に、ねじ式ジャッキの作図を行う。

製図例30 24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・製図作品の成果を総合的に評価する。(配置、正確さ、丁寧さ、期限)

・製図演習ノートをページごとに提出し、評価する。

・確認テストを実施し学習内容の理解度、定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・作品の提出期限を厳守する。

・線の太さや濃さに気を付けて製図する。

・正確かつ容易に理解できる製図を心がける。

3年 製図 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書:機械製図(実教出版)

副教材:「習うより慣れろ」「 開巻有巧となれ CAD・CAE」(3 次元解説書・自作教材)

2.科目の目標

(1) 3D-CADを活用した機械部品の設計手法と組立検証技法を習得する。

(2) ものづくりにおける3次元ツールの活用技術を幅広く理解し、実践力を醸成する。

3.学習の計画

学期 期間 学 習 の 内 容考査

範囲

時数

(予定)

4月

5月

6月

・ものづくりと3次元ツール

・3D-CADソフトの基本操作

・基本的なスケッチ描画

・押し出しフィーチャーモデリング

・投影図からのモデリング

・機械要素の3Dデータ管理

・部品の3次元データ

・部品の構成管理

・アセンブリと干渉認識

・企業における3次元ツールの活用技術

・SolidWorksの基本

・3角法投影図の描画演習

・立体図の作成と形状把握

・キャビネット図の描画演習

・フランジ形たわみ軸継手の構成

・部品データの描画演習

・規格管理と部品構成の理解

・組立検査演習

中間

考査10

期末

考査10

7月

8月

9月

10月

・製品のモデル化

・部品の計測とハンドスケッチ

・ラフスケッチからのモデリング

・アセンブリと干渉認識

・サーフェスモデルの基礎

・シェル形構造体のモデリング

・フィーチャーツールの選択と応用

・円形パターンと幾何拘束

・アセンブリと干渉認識

・製品のモデリング技法

・マジックの寸法測定と形状管理

・実践的なモデリング手法

・部品の検証とカスタマイズ

・ソリッドモデルとサーフェスモデル

・ペットボトルの計測とモデリング演習

・複雑な部品の応用モデリング

・パターン化手法とデータの効率化理論

・アセンブリト干渉評価、修正

中間

考査13

期末

考査13

11月

12月

1月

・実践的なモデリング技法

・製作図からのモデリング

・部品のアセンブリと検証

・部品のサイズ変更とアセンブリ

・製品スケッチからのモデリング

・CAEを用いたCADによる設計

・実践的なモデル設計の効率化

・製作図の読み取りとモデリング

・複数部品のアセンブリと検証

・効率的なサイズ変更と検証技術

・部品スケッチ法とモデリング技法

・解析を利用した形状や寸法の選択方法

学年末

考査

24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度および設計ツールの活用能力を評価する。

・課題作品の精度およびデザイン特性から、創造的技能を総合的に評価する。

・より質の高い設計モデルを製作しようとする意欲とその取り組み態度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・作品の提出期限を厳守する。(作品はデジタルデータにて提出)

・実技を主体とした学習を継続するため、必要に応じて学習進度に沿った補習を行う

・3 次元 CADアドミニストレータ認定試験の受験は希望者のみとする。(7月2月受験予定)

3Dデザイン(選択C)

(学校設定科目)

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

メカトロニクス概論1(実教出版)

2.科目の目標

動力用アクチュエータ、産業用ロボット、簡単なメカトロニクスシステムを理解させ、電

子機械に関する応用設計ができるような能力と態度を育む。

3.学習の計画

学 習 の 内 容考査

範囲時数(予定)

①� 力用アクチュエータ

について

電力を利用したアクチュ

エータ

流体を利用したアクチュ

エータ

・直流モータ、交流モータの原理と特性を理解する。

・パワーエレクトロニクス、ダイオード、トランジスタ、

MOSFET、サイリスタ、パワーIC について原理と特性を理解

する。

・直流モータや交流モータの駆動方法や制御について理解す

る。

・空気式アクチュエータや油圧式アクチュエータの原理と特

性を理解する。

中間

考査10

期末

考査10

②産業用ロボット

ロボットの基礎

ロボット制御のシステム

ロボット操作と安全管理

③簡単なメカトロニクスシ

ステムの設計

・ロボットの変遷について産業用ロボットや医療・福祉に関

するロボットを中心に利用状況について理解する。

・産業用ロボットの分類を理解し、ロボットの動作機構を理

解する。

・ロボットを支える技術であるセンサ技術やアクチュエータ

技術を理解する。

・ロボットを制御するシーケンス技術やサーボ機構について

理解する。

・ロボットの操作や安全管理について学習する。

・メカトロニクスの基本構想について理解する。

・システムを構成する装置の設計技術を理解する。

中間

考査13

期末

考査13

NC 工作機械

生産システムの基礎

・NC 化の変遷を知り NC 工作機械のしくみを理解する。

・加工の自動化とその制御技術の原理と特性を理解する。

・生産システムの自動化や工場の自動化について理解する。

学年末

考査24

4.評価の方法

①年間の定期テストの結果を基に学習内容の理解度・定着度を評価する。

②学習の記録ノートを定期的に提出させ評価する。

③学習プリントを提出させ評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

①授業中はノートを取り、定期的に提出する。

②学習プリントを期限内に提出する。

メカトロ工学(選択E)

(学校設定科目)

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書:原動機(実教出版)

2.科目の目標

原動機の構造と機能に関する知識と技術を習得させ、原動機を有効に活用する能力と態度を育てる

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

エネルギーの利用と変換

流体機械の基礎

原動機の発達の歴史とエネルギーの利用について

学習する。

作動流体についての基本的性質や圧力・パスカル

の原理などの学習。

流体の流れについて学習すると共にエネル

ギー保存則やベルヌーイの定理また、エネルギ

ー損失についての学習。

圧力や流量の測定の仕方および原理の学習

中間考査 10

期末考査 10

流体機械・装置

内燃機関

ポンプについての構造・揚水原理・特徴およ

び用途についての学習。

送風機・圧縮機についての構造・作動原理・

特徴を理解させる。

水車について種類・構造・特徴および用途に

ついての学習。

油圧装置・空気圧装置の機構と特徴を理解さ

せる。

内燃機関の基礎となる熱力学第1・第2法則

の学習。

内燃機関の種類・特徴の学習。

ガソリン機関・ディーゼル機関の動作原理・構

造の学習。

中間考査 13

期末考査 13

自動車と二輪自動車 自動車の運動における原動機の特性と変速装置についての学習。

自動車の制動とタイヤの特性また交通安全に対する意識の学習。

二輪車の自立走行におけるメカニズムの理解と安全について学習する。

学年末考

査24

4.評価の方法

・各学期の定期考査の結果 ・授業態度およびノートの内容

・授業の中で行う演習の理解度

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・成績不振者にはレポート、再試の指導を行い総合判定をする

原動機(選択F) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

精密測定 基礎のきそ(日刊工業新聞社)

自主教材プリントなど

2.科目の目標

測定機器の原理や構造、性能の理解と正しく測定するための測定技術に関する基礎的な知識

を習得し、計測機器の機能に応じて適切に活用することができる能力を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4 月

5 月

6 月

7 月

精密測定の基礎

測定誤差の原因

・測定と検査の違い、直接測定と間接測

定の違い、アッベの原理、長さのトレ

ーサビリティなどについて理解する。

・温度、器差、視差などによる測定誤差

の原因と、それらの測定誤差を防ぐ方法

を実技も交え理解する。

中間考査 10

期末考査 10

8 月

9 月

10月

11月

12月

測定結果の処理

長さの実用標準とその扱い方

長さ測定器とその扱い

3級技能検定(機械検

査)につい

・測定結果のばらつきを統計的に処理す

るための方法や、不確かさについて理

解する。

・ブロックゲージ、限界ゲージなどの実

用標準の特徴や、扱い方などについて

理解する。

・ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲ

ージ、ハイトゲージなど測定器の特徴や

原理、扱い方などについて理解する。

・学科試験の練習を通して、計測や機械

一般に関する基礎的知識を理解する。

中間考査 13

期末考査 13

12月

1 月 3級技能検定(機械検

査)について

・技能検定の概要および試験内容につい

て理解する。

・実技試験の練習を通して、計器の扱い

方、測定技術を高める。

学年末考査 24

4.評価の方法

① 学習意欲・学習態度・学習に取り組む姿勢を評価する。

② 定期テストおよび小テストの結果を基に学習内容の理解度・定着度を評価する。

③ 測定実技試験の結果をもとに学習内容の理解度・定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

① 学期毎にテストを行う。成績不振者については、必要に応じて補習、追試などを行う。

② 理論だけでなく、必要に応じて実習を行い、理解を深める。

工業計測(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

工業数理基礎(実教出版)

自主教材プリントなど

2.科目の目標

基礎学力の定着をはかり、各種検定試験の学習を通して、工業の各分野における事象の数理

処理に関する知識と技術を習得し、実際に活用できる能力を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4~6月

基礎的な数理 ・面積・体積の各種計算

・身近な工業事象

・高さと三角比

中間考査

20

期末考査

7~11月

単位と数値処理

乗り物の数理

・国際単位系

・単位の換算

・速さと速度

中間考査

26

期末考査

12月~2月

乗り物の数理

環境の数理

・速さと速度

・地球の資源

・大気と水の環境

・酸性雨

学年末考査 24

4.評価の方法

① 学習意欲・学習態度・学習に取り組む姿勢を評価する。

② 定期テストおよび小テストの結果を基に学習内容の理解度・定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

学期毎にテストを行う。成績不振者については、必要に応じて補習、追試などを行う。

機械 3 年 工業数理基礎 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械実習1・2(実教出版)、自主教材

2.科目の目標

習得した知識と技術を活かし、各自のテーマに沿って研究や開発を行う。また、自らの問題には自発的・創造的に立ち向かい、問題解決の能力を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容時数(予

定)

研究テーマ

① システム制御に

関する研究(1)

② システム制御に

関する研究(2)

③電力を利用したア

クチュエータ(単

軸ロボットなど)

の制御に関する研

④機構を用いた製品

の研究(1)

⑤機構を用いた製品

の研究(2)

① 空気圧やモーターの動力を利用し、機構を用いて制御する装

置の研究。

② PLCを用いたシステム制御に関する装置の製作

③ 加工可能な作品を調べ、図面化し作品製作を行う。

④ 部品の加工から組立てまでを体験する。

① PICマイコンやPLCを用いたシステム制御に関する装

置の製作

② ベルトコンベアやエレベータなどの搬送装置を用いた装置

の研究

③ 特許や実用新案など特許情報を活用し、アイデアを活かした

作品製作を行う。

① PICマイコンを用いたシステム制御の基本技術を学習す

る。

② モーターコントロール制御方法を学習する。

③ 制御回路の基本について学習する。

④ センサーやスイッチの機能と役割についての学習

⑤ センサーとモーター、機構等を組み合せた装置を製作する。

① 様々な機構(リンク・カムなど)のしくみと利用方法を習得

する。

② 3次元CADを用いて機構のモデリングを行い、機構が運動

する特徴を理解する。

③ CADでモデリングしたものを工作機械等で制作を行う。

① 機械式時計の構造を分解・組立てを行うことにより機構につ

いて学習し、歯車を用いた機構装置の製作、機械式時計の修

理・修復を行う。

② 3次元CADを用いて機構のモデリングを行い、機構が運動

する特徴を理解する。

1学期

30

2学期

39

3学期

36

4.評価の方法

製作した作品の完成度、学習態度、レポート等により評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

機械の正しい使い方、安全な機械操作、創造性のある製作法、自発的な学習態度等が養われるように配慮する。

機械科課題研究(メカトロ工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械実習1・2(実教出版)、自主教材

2.科目の目標

これまでに学んだ授業・実習をもとに、各自のテーマにそって研究や開発を行う。

自らの問題には自発的・創造的に立ち向かい、問題解決の能力を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容時数(予

定)

研究テーマ

① 旋盤を用いた工

作実習

② CAD・CAM・

TC・MC・ワイ

ヤ放電

③ フライスを用い

た工作実習

④ 溶接技術

⑤ 鋳造・鍛造技術

① 図面の制作から加工までのプロセスを系統だって学習する。

② 切削条件を変えた加工法による精度の違いを調べる。

③ 加工可能な作品を調べ、図面化し作品製作を行う。

④ 部品の加工から組立てまでを体験する。

① ターニングセンタ(TC)・ マシニングセンタ(MC)を

使用した精密加工をおこなう。

② CADを用いて製作図を作図し、CAMを使いNCプログラ

ムを作成する。単なる部品加工ではなく、動きがある作品を

製作する。

① 図面の制作から加工までのプロセスを系統だって学習する。

② 切削条件を変えた加工法による精度の違いを調べる。

③ フライスを用いた精密加工と精度試験について学習する。

④ 部品の加工から組立てまでを体験する。

① 長く使用ができる作品の形状や機能を考案する。

② 溶接する材料に応じた溶接法や形状などの特性を調べる。

③ 溶接を主とした、作品の設計製作を行う。

④ 企業見学や講習を通して最新の溶接技術や熟練技術のノウ

ハウを学ぶ。

① 木型の製作から鋳型製作、鋳物の製作などのプロセスを系統

だって学習する。

② 金属の溶融時特性を考慮しながら、精密な作品製作を行うた

めに作品の設計に当たっては、3次元CADを用いてモデリ

ングを行い、作品の形状を検討する。

③ 知的財産に関わる知識、アイデアの創出法、特許検索法など

を学び、アイデアを活かした新しい製品の考案・設計をする

1学期

30

2学期

39

3学期

36

4.評価の方法

製作した作品の完成度、学習態度、レポート等により評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

機械の正しい使い方、安全な機械操作、創造性のある製作法、自発的な学習態度等が養われるように配慮する。

機械科課題研究(精密工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

「機械設計1」「機械設計2」(実教出版)

2.科目の目標

機械要素の基礎的・基本的な設計技法と計算法を理解し、実際的な利用条件を視野に入れた創造的・合理的な機械の設計手法を学習する。

また、「機械製図」における機械要素の規格および「機械実習」における製作条件等、ものづくりを総合的に支える知識・技術に応用発展される内容に配慮しながら学習を深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容考査

範囲

時数

(予定)

4月

5月

6月

<材料の強さ>

・せん断荷重を受ける材料

の強さ

・熱応力

・材料の破壊と強さ

<曲げ>

・はりの種類と反力

・せん断力

・曲げモーメント

・SFDとBMD

・曲げ応力と断面係数

・はりの断面形状・寸法

・はりのたわみ

(1)材料によってどの程度まで安全に力を

加えられるかを判断する方法を学ぶ。

・せん断応力、せん断ひずみの算出

・熱応力の算出

・破壊の原因と許容応力・安全率の算出

(2)曲げによる応力と変形について学ぶ

・はりの種類と荷重計算手法

・せん断力の計算と荷重分布

・曲げモーメントと分布

・せん断力図と曲げモーメント図

・はりの断面形状の設計手法

・曲げこわさとたわみの計算方法

中間

考査15

期末

考査15

7月

8月

9月

10月

11月

<ねじり>

・軸のねじり

・ねじり応力と極断面係数

・軸の設計

<ねじ>

・ねじの種類と用途

・ねじに働く力

・ボルトとナット

(3)ねじり作用と回転伝達理論を学ぶ

・トルクとねじれ角

・応力と断面形状

・軸のねじり設計手法

(4)ねじの種類と用途を理解しメートル三

角ねじの形状と規格について学ぶ

・ねじに働く力と締付トルク

・ねじの効率

・使用条件に併せたボルトとナット選定

中間

考査19

期末

考査20

11月

12月

1月

<リンクとカム>

・機械の運動

・リンク機構

・カム機構と間欠運動機構

(5)機構の仕組みを学ぶ

・機械運動の種類

・瞬間中心

・リンクと連鎖

・機構の種類

・カム機構とカムの種類

・板カムの設計

学年末

考査36

4.評価の方法

学習意欲・学習態度・学習成果・提出物の提出状況を総合的に評価する。

定期テストによる学習内容の理解度および実力テストによる定着度を評価する。

学期毎にノートおよびファイルの提出を求め、文書管理能力を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

欠席・遅刻をしないように注意し、積極的に学習履歴を積み重ねること。

授業中はノートを取り、課題プリントへしっかり取り組むこと。

機械設計(3年メカトロ) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

「機械設計1」「機械設計2」(実教出版)

2.科目の目標

機械要素の基礎的・基本的な設計技法と計算法を理解し、実際的な利用条件を視野に入れた創造的・合理的な機械の設計手法を学習する。

また、「機械製図」における機械要素の規格および「機械実習」における製作条件等、ものづくりを総合的に支える知識・技術に応用発展される内容に配慮しながら学習を深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容考査

範囲

時数

(予定)

4月

5月

6月

<材料の強さ>

・せん断荷重を受ける材料

の強さ

・熱応力

・材料の破壊と強さ

<曲げ>

・はりの種類と反力

・せん断力

・曲げモーメント

・SFDとBMD

・曲げ応力と断面係数

・はりの断面形状・寸法

・はりのたわみ

(1)材料によってどの程度まで安全に力を

加えられるかを判断する方法を学ぶ。

・せん断応力、せん断ひずみの算出

・熱応力の算出

・破壊の原因と許容応力・安全率の算出

(2)曲げによる応力と変形について学ぶ

・はりの種類と荷重計算手法

・せん断力の計算と荷重分布

・曲げモーメントと分布

・せん断力図と曲げモーメント図

・はりの断面形状の設計手法

・曲げこわさとたわみの計算方法

中間

考査15

期末

考査15

7月

8月

9月

10月

11月

<ねじり>

・軸のねじり

・ねじり応力と極断面係数

・軸の設計

<ねじ>

・ねじの種類と用途

・ねじに働く力

・ボルトとナット

(3)ねじり作用と回転伝達理論を学ぶ

・トルクとねじれ角

・応力と断面形状

・軸のねじり設計手法

(4)ねじの種類と用途を理解しメートル三

角ねじの形状と規格について学ぶ

・ねじに働く力と締付トルク

・ねじの効率

・使用条件に併せたボルトとナット選定

中間

考査19

期末

考査20

11月

12月

1月

<歯車>

・回転運動の伝達

・平歯車の基礎

(5)歯車の基礎について学ぶ

・直接接触による運動の伝達

・摩擦車

・歯車の種類と歯の大きさ

・歯形曲線

・インボリュート歯形

・歯のかみ合い

・標準平歯車と転位歯車

学年末

考査36

4.評価の方法

学習意欲・学習態度・学習成果・提出物の提出状況を総合的に評価する。

定期テストによる学習内容の理解度および実力テストによる定着度を評価する。

学期毎にノートおよびファイルの提出を求め、文書管理能力を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

欠席・遅刻をしないように注意し、積極的に学習履歴を積み重ねること。

授業中はノートを取り、課題プリントへしっかり取り組むこと。

機械設計(3年精密工学) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

機械実習1・2(実教出版)

自主教材(プリント・テキスト)

2.科目の目標

機械に関する基礎的な技術・技能を基とし、各分野の実習課題を通して総合的な理解を

深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

旋 盤

旋盤による応用実習・測定器具を用いた計測法、けがきについて復習・寸法精度を考慮した加工段取りの考案・自動送りを用いた部品加工手仕上げによる応用学習・治具を用いた曲面部のけがき・やすりによる端面部、曲面部の仕上加工 1学期

30

2学期

39

3学期

36

溶接

材料試験

・被覆アーク溶接の原理と構造について

・アーク溶接機器の基本操作

・ビードの置き方

・JIS1号試験片の素材準備(突合せ溶接 V型開先加工)

・JIS1号試験片の製作

・引張試験機の概要について

・JIS1号試験片の引張試験とデータのまとめ

NC(CAD・CAM)

・CAD図面から作業用図面に変換しCAMにより

NC複合機の加工プログラム作成をする。

・製作した部品の精度を調べ、組み合わせ部品の調

整方法を学ぶ。

・エアーシリンダの製作

フライス

フライス盤による応用実習・各種測定器具の使用方法の学習。・製品の寸法精度の出し方を習得する。・各種測定機器を使用して寸法精度を考え、エアーシリンダの部品加工を行う。また、他の分野で製作した部品と組み合わせることにより、寸法精度の考え方を学ぶ。

4.評価の方法

作品、課題の完成度、実習に取り組む姿勢、レポートを基準に評価を行う。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

安全教育に充分配慮し、服装・整理整頓に気をつけた実習を行う。

3年 実習(メカトロ) 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 工業技術基礎 実教出版

自主教材・プリントなど

2.科目の目標

実験や実習を通して、工業の各分野の基礎的な技術や生産のしくみおよびシステムを、自

ら具体的に体験することにより習得し、工業技術に対する関心と広い視野を養う。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

事故防止と安全作業

基本作業編

製作編

安全指導

レポートの書き方

器具の取り扱い方

各種メーターの使用法

直流の実験

各種法則の実験

パソコンの利用法

論理回路

C言語

テスタの製作

PICマイコンボードの製作

電気工事士実技

1学期

30

2学期

45

3学期

30

4.評価の方法

・報告書(レポート)の内容や提出状況をもとに、理解度、定着度を評価する。

・意欲・態度等、取り組み姿勢を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・実習毎に、報告書(レポート)を実習担当へ提出する。

・内容が不備の場合、再提出を求める。

・授業教科との連携を図る。

・事故防止のための安全教育の徹底を図る。

電気 1 年 工業技術基礎 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「情報技術基礎」実教出版

副教材 「情報技術検定 標準問題集2 C言語」全国工業高等学校長協会

2.科目の目標

情報技術に関する基礎的な知識・技術を習得し、情報の科学的な理解を深める

情報活用の基礎を学び、その活用能力を高め情報社会に参画する態度を育てる

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

<ハードウェア>

・コンピュータにおけ

る数値表現

・論理回路

2-8-10-16進数の相互変換

2-8-10-16進数の四則計算

論理回路の基礎

実用的な論理回路

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

・ コンピュータの基

本構成

<ソフトウェア>

・フローチャート

分岐型流れ図

繰り返し型流れ図

5大機能の働きと基本構成

コンピュータ内部の情報処理

基本的な流れ図

流れ図の読みとり、データトレース

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

・Cプログラミングの

基礎

入出力処理

分岐・繰り返し

配列

・ネットワーク通信

C言語によるプログラミングを理解

する

メール・チャット・データ通信の仕組

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

学習意欲、学習態度、学習に対する姿勢を評価する

年間6回の定期テストの結果を基に学習内容の理解、定着を評価する

学習の記録をノートにまとめ、学期毎に提出させ評価する

5.学習にあたっての注意とアドバイス

全員、情報技術検定を受験し、学習の成果を基に資格取得に取り組む

電気 1 年 情報技術基礎 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電気基礎1」新訂版 実教出版

2.科目の目標

電気に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

直流回路 直流回路の電流と電圧

電力と熱エネルギー

電気抵抗

電流の化学作用と電池

中間考査 20

期末考査 20

11

電流と磁気 電流と磁界

磁界中の電流に働く力

磁性体と磁気回路 中間考査 30

期末考査 30

11

静電気 電荷と電界

コンデンサ

絶縁破壊と放電現象

中間考査 20

学年末考査 20

4.評価の方法

学習の意欲・態度、学習に対する姿勢(参加状況)を総合的に評価する。

年間6回の定期考査と、随時行う小テスト等の結果を基に理解度・定着度を評価する。

学習の記録(ノート・レポート等)を提出することにより総合的に評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

専門教科の基礎となる教科なので、他教科との連携を考える。

この教科での知識・技術を実習系教科で活かせること。

演習・例題等を多く行う事により、計算力・考察力を身につける。

電気 1 年 電気基礎 4

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 2 単 位 数

1.教科書・副教材

開発した副教材の活用

2.科目の目標

電気・電子・情報に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術革新に主体的

に対応できる能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

基本作業編

製作編

シーケンス制御 電気工事 プログラミング Power Point の使い方 電力測定、共振回路 電子回路の特性試験 直流機

回路パターン設計及び基板の製作 電気工事士

1学期

30

2学期

45

3学期

30

4.評価の方法

・報告書(レポート)の内容や提出状況をもとに、理解度、定着度を評価する。

・意欲・態度等、取り組み姿勢を評価する。

・第2種電気工事士試験の合否も加味する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・実習毎に、報告書(レポート)を実習担当へ提出する。なお、 内容が不備の場合、再提出を求める。

・授業教科との連携をはかる。

・各コースに適した内容とする。

・危険を伴う実習もあるので、作業着を着用するなど安全面についても指導していく。

電気 2 年 実 習 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電気基礎1、電気基礎2

第二種電気工事士筆記試験受検テキスト 筆記試験模範解答集

2.科目の目標

電気に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4 月

5 月

6月

交流の基礎

・ いろいろな波形の交流

・ 正弦波交流の表し方

正弦波交流計算の基礎

・ ベクトル表示

・ 記号法の基礎

商用電源として使用されている正

弦波交流の表し方の基本について学

ぶ。また、電気工事士筆記試験に合格

するような内容も加える。

正弦波交流回路の計算をベクトル

または複素数で取り扱うための基礎

を学ぶ。

中間考査 10

期末考査 10

7 月

8 月

9月

10 月

11 月

正弦波交流の基本回路

・ Rだけの回路

・ Lだけの回路

・ Cだけの回路

各種組合せ回路と交流電力

・ 直列回路

・ 並列回路

・ 交流電力

様々な素子に正弦波交流電圧を加

えたとき、そこに流れる電流の実効値

や位相を調べ、さらに記号法によって

表現する方法を学ぶ。

様々な素子を組合せた各種直列・並

列回路の性質や働きを学ぶとともに、

記号法による計算の基礎を学ぶ。

中間考査 15

期末考査 15

11 月

12 月

1月

2月

三相交流

・ 三相交流の性質

・ 三相交流回路の計算

・ 三相電力と力率

・ 回転磁界

三相交流の基本的な性質や波形及

び交流電源の結線方法やベクトル図

での表し方について学ぶ。さらに平衡

三相回路の計算の基礎も学び、三相電

力や回転磁界の発生方法についても

調べる。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期試験を平常点とし、ノート及び長期休み中の課題の提出点を加味する。

また、授業中に行う演習をプリントで配布し、その取り組み状況も評価に加える。

電気工事士筆記試験の取組状況も評価に加える。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

授業に遅れたり、休んだりしないこと。

ノートや課題のきちんと提出すること。

演習をしっかり取り組むこと。

電気 2 年 電気基礎 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電気機器」 実教出版

2.科目の目標

各種電気機器および電気材料の基礎を身につける。

電気機器に関する実験・実習との関連を考慮し、機器の取り扱いや特性試験など理解でき

るようにする。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

直流発電機

直流電動機

直流発電機の原理と構造

直流発電機の理論

直流発電機の種類と特性

演習問題

直流電動機の理論・特徴

始動と速度制御

演習問題

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

電気材料

変圧器

導電材料・磁性材料・絶縁材料

変圧器の構造・理論・等価回路

演習問題

変圧器の特性・結線

各種変圧器

演習問題

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

三相誘導電動機 三相誘導電動機の原理・構造・理論

三相誘導電動機の等価回路・特性

演習問題

各種誘導電動機

演習問題

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

各学期2回、年間5回の定期考査

授業での取り組みの様子(ノ-ト・課題のプリント)

5.学習にあたっての注意とアドバイス

各種電気機器および電気材料の基礎が確実に理解できるよう、毎日の授業や演習問題をし

っかり取り組むこと。

電気2年 電気機器 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電子技術」新訂番 実教出版社

2.科目の目標

電子技術関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

電子技術の発達と将来

半導体素子

・半導体と電子

・ダイオード

・トランジスタ

・その他素子

電子技術の歴史と将来についての

概要を学ぶ。

半導体の性質をはじめ、ダイオード

やトランジスタなどの働き、および集

積回路などについて学ぶ。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

アナログ回路の基礎

・増幅回路の基礎

・バイアス回路

・小信号増幅回路

・発信回路

・各種増幅回路

・電源回路

アナログ回路を修得するうえで基

礎となる増幅回路を理解し、それぞれ

の機能をもった各種アナログ回路に

ついて学ぶ。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

ディジタル回路の基礎

・論理回路と

ディジタル IC

・パルス回路

通信システムの基礎

・有線通信システム

・無線通信システム

・データ通信システム

ディジタル回路の基礎である論理

回路やディジタル IC の使い方、およ

びディジタル信号の発生方法につい

て学ぶ。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期試験および演習問題への取り組む姿勢等総合的に判断する。

また、資格試験の結果も考慮する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

ノートや課題・ファイルをきちんと提出すること。

授業で演習問題を行うので、しっかり取り組むこと。

電子技術(選択) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電験三種やさしく学ぶ理論 (オーム社)

2.科目の目標

電気・エネルギーを管理維持するためには第三種電気主任技術者という難しい資格を取得する必要がある。本科目では、試験科目の中の電気理論について学習し、同試験の科目合格を目指す。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

1.理論 ○1年および2年1~2学期で学習した電気基礎の復習を交えながら、電気理論の基礎的な分野から応用分野まで学ぶ。・直流回路、電力・定電圧、定電流源・第二種電気工事士合格程度の問題

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

○第三種電気主任技術者試験に向けて過去に出題された問題を適宜扱い、本番の試験に備える。・交流回路の基本、波形、平均・単相交流の直並列回路

○第一種電気工事士の問題に向けて過去に出題された問題に対応できるよう過去問に取り組み、本番の試験に備える。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

○多くの演習問題を解くことにより更に学習の成果を定着させる。・静電力、電界の強さ、電荷、電位・合成静電容量、コンデンサ回路・磁界の強さ、電磁力、電磁誘導

・ベクトルを使った回路計算

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期テストの結果と学習態度、課題の提出などを総合して評価する。

また、資格試験の結果も考慮する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

電気基礎の知識を確認し、復習しながら理解させるよう努める。

また、演習問題と電気実習を合わせて3分の1程度確保し、更に理解を深める。

電 気 理 論 Ⅰ(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

自主作成授業プリントおよび自作二足歩行ロボット ※学校設定科目

2.科目の目標

二足歩行ロボットに関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際のロボットを製作する能

力と態度を育て、「ものづくり」の技術力の向上を図る。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

・ 工具の使い方

・ 制御基板の製作

・ アルミ板の加工技術

・ 人間のように歩行する

二足歩行ロボットの製作

・ 作成したいロボットの

構想

・ 骨格の部品図作成

・ アルミ板による骨格作成

「ものづくり」に必須な工具の使い方

測定工具、加工工具

二足歩行ロボットの骨格をアルミ板で作

成するために必要な様々な工具の使用法を

学習する。

制御基板の加工、半田付け、動作チェック

(電気的チェック、プログラムチェック)

二足歩行ロボットの骨格をアルミ板で作

成するために必要な加工工程を習得。

ロボットが二足歩行ロボットの要素の作

成と組立て方法を体験的に習得する。製作

を通して、歩くために必要となる要素を体

験的に理解する。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10 月

11 月

・ 人間のように歩行する

二足歩行ロボットの製作

・ アルミ板の加工技術

・ 骨格の組立

・ 歩行するための必要条件

・ マイコンによる歩行

ロボット作成の体験をとおして、自分が

製作しているロボットの完成像を考えさ

る。実際に、そのロボットの完成を通して、

ものづくりに対する総合的な実力を向上さ

せる。

中間考査 15

期末考査 15

11 月

12 月

1月

2月

・ 二足歩行ロボットの制御

・ C 言語による

マイコンプログラム

・ プログラムによるサーボ

制御

・ ロボットの屈伸

プログラム作成

・ ロボットの

歩行プログラム作成

・ ロボットの階段のぼり

プログラム作成

ロボットの頭脳であるマイコンを C 言語

によってプログラミングする方法を学習す

る。また、ロボットに様々な動作をさせるた

めには常にロボットの重心の位置を考慮す

ることが大切であることを認識させる。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

製作したロボット及びレポートによって評価を行う。また、授業を受ける態度及びロボッ

ト製作の進捗状況・取組状況も評価に加える。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・授業に遅れたり、休んだりしないこと。

・レポートや課題・ファイル・ノートをきちんと提出すること。

・製作時は、実習着を着用のこと。・ノートをとること。

・二足歩行ロボットの製作完成および制御を目指す。

ロボット工学概論(学校設定科目) 2

Page 33: 平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス) 科 …...平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス) 科 目 名 単 位 数 1.教科書・副教材

平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書はなし。担当教員が準備したに副教材もしくは、インターネットで配信している資

料を活用する。

2.科目の目標

1・2年時の学習を基盤とし、取り組む課題を自ら設定し、研究・学習を進める中で、

電気・電子・情報分野に関わる専門的知識や技術を深めるとともに、問題解決の能力や自

発的、創造的な学習態度を習得する。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 時数(予定)

・ 課題研究開始にあたっての全体説明を行う。

・ インターネット及び昨年度までの課題研究論文を参考に各生徒のテー

マを決定する。

・ 似たようなテーマごとに班編成を行う。

・ 1年間の研究計画を立案する。

・ 必要な資料及び部品などの収集を行う。

30

・ 各自のテーマに沿った課題研究を進める。

・ 問題点や課題を見つけだし、担当教員と相談しながら問題解決にあたる。

・ 製作物もしくは調査研究を完成させる。

・ 課題研究発表会に備え、プレゼンテーション用の資料収集を行う。

・ プレゼンテーションソフトによる発表が行えるように、ソフトの活用方法

を習得する。

45

・ プレゼンテーションソフトを活用した発表会を行う。

・ 発表会後、参加者から指摘された問題点及び課題を明確にする。

・ 課題研究のまとめとして論文を作成する。 30

4.評価の方法

・ 研究への意欲、取り組む姿勢を評価する。

・ 発表の態度及び内容を評価する。

・ 研究論文及び作品を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・ テーマ設定は時間内で研究が充分深まるものとなるよう助言する。

・ 研究段階においても指導及び助言を与える。

・ 使用機器、工具等による事故防止をはかる。

・ 発表においての指導、助言を与える。

・ 研究論文及び作品の内容が不備の場合は再提出を求める。

電気 3 年 課題研究 3

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平成31(2019年)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

6.教科書・副教材

教員作成の資料などを利用する。

7.科目の目標

電気・電子・情報に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術

革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。

8.学習の計画

学 習 の 内 容時数

(予定)

共通

項目

シーケンス制御Ⅱ タイムチャートを基に、検定盤に対し、ラダー回路を作

成することにより、理解を深める。

1学期

30

2学期

45

3学期

30

直流電動機 直流電動機を動かすことにより、端子電流、電気子電流、

回転数などのデータを取り電動機の特性を理解する。

オペアンプの特性 増幅回路や制御回路などによく利用されるオペアンプ

の入出力特性および周波数特性を測定し、その特徴を理解

するとともに基本的な利用法を習得する。

PIC プログラミング 2 PICマイコンを使った制御回路設計開発法について学習

する。それぞれの素子に応じた制御回路について、設計か

らブレッドボードを使った組み立て、PIC マイコンによる

プログラミング作成を実習することで設計開発法の手順

を習得する。

高電圧試験 基本的な高電圧試験を行うことにより、高電圧を安全に

取扱う上での技能・技術を習得する。

トランジスタの静特性 トランジスタの静特性を測定しデータをまとめる。計算

して検証し静特性図を書き考察することで、基本的な性質

を理解する。

電力の測定 力率計を使用し白熱灯、扇風機、蛍光灯、モーターなど

の力率を測定することにより各機器の力率のありかたを

理解する。

9.評価の方法

・報告書(レポート)の内容や提出状況をもとに、理解度、定着度を評価する。

・意欲・態度等、取り組み姿勢を評価する。

10. 学習にあたっての注意とアドバイス

・実習毎に、報告書(レポート)を実習担当へ提出する。ただし、内容が不備の場合、

再提出を求める。

・授業教科との連携をはかる。

電気 3 年 実 習 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電気製図」実教出版株式会社

副教材 「電気・電子製図練習ノート」実教出版株式会社

2.科目の目標

電気製図に関する基礎的な知識・技術を習得し、製図に関した規格、線、文字、図記号、平面

図形や各種投影法などを学習し、製作図・設計図の読み、簡単な図面の作成を目指す。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

・製図の基礎・規格

・手描きとCADの2

グループに分かれ学習

(JIS・ISO)

製図用紙・製図用器具等の扱いと使用

方法

数字・文字・線について「電気・電子製

図練習ノート」を使用して基礎技術の

練習

投影法についての学習

図面の作成

以後、22 時間毎にローテーションする

20

7月

8月

9月

10月

11月

・手描きとCADの2

グループに分かれ学習

・手描き製図→ケント紙を使用し、T

定規やドラフターを用

いた図面の作成

① 線

②「一体軸受本体」

③「受電設備単線図」

・CAD製図→①基本操作方法

②「パッキン押さえ」

③「ボルト・ナット・小ネジ」

30

11月

12月

1月

・手描きとCADの2

グループに分かれ学習

班入れ替え

2 学期同様の内容

20

4.評価の方法

・定期テストの結果、学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・作品の提出の結果を基に学習内容の理解、定着を評価する

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・作品の進度に応じて、個別に指導できるよう配慮している

・卒業後の進路を考慮し、最低限図面が読める力を身につけたい

電気科3年 製図 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電力技術1」 実教出版株式会社

2.科目の目標

電気エネルギーを供給する発電、送電、配電などの電力供給技術と、これらに使用され

ている電力施設・設備の取り扱い、電力運用の基礎等を理解させる。同時に電力応用及び

エネルギー資源の有効活用についても理解を深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

○発電 電力の需要と供給

水力発電

演習問題

汽力発電(火力発電)

演習問題

中間考査 18

期末考査 12

7月

8月

9月

10月

11月

○発電

○送電

○配電

原子力発電

演習問題

送配電系統と送電方式

架空送電線路

架空送電線路の電気的特性

地中送電線路

演習問題

配電計画と配電線路

中間考査 23

期末考査 22

11月

12月

1月

○配電

○電力系統の保護

・保安

配電線路の電気的特性

演習問題

電力開閉装置

中性点の接地と誘導障害

送電線・配電線の保護

変電所

学年末考査 30

4.評価の方法

・ 学習の意欲・態度、学習に対する姿勢(参加状況)を総合的に評価する。

・ 定期考査と、随時行う小テスト等の結果を基に理解度・定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・ 1、2年次に学習した専門教科を基に、応用・発展分野として捉え、演習・例題等

を多く行う事により、計算力・考察力を身につける。

平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

電気 3 年 電力技術 3単位

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科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

高等学校 工業科用 電子計測制御(コロナ社)

2.科目の目標

電子計測及び制御に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度

を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

電子計測制御の概要

シーケンス制御

・計測と制御の変遷

・計測およびデータの取り扱い

・電子計測機器

・シーケンス制御の概要

・シーケンス制御用部品

・基本回路

・シーケンス制御の応用例

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

シーケンス制御

フィードバック制御

・プログラマブルコントローラ

・フィードバック制御の概要

・フィードバック制御の基礎

・フィードバック制御の特性

・フィードバック制御の分類

・フィードバック制御の実例

・新しい制御の例

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

コンピュータ制御 ・コンピュータ制御の概要

・コンピュータ制御の基礎

・インタフェース

・プログラミングの基礎

・コンピュータ制御の実際

学年末考査 20

4.評価の方法

定期考査の得点と、ノート・プリント等の提出物および授業への取り組み姿勢を加味し、

評価の対象とする。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

演習問題を解きながら取り組んでいく。また、実験・実習と組合せ、体験的に学習する

ことにより、結果を目で確かめながら理屈を考えていく学習方法によって、実践的技術者

を養成するという効果をねらいたい。

電気 3 年 電子計測制御 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電験三種やさしく学ぶ理論 (オーム社)

2.科目の目標

電気・エネルギーを管理維持するためには第3種電気主任技術者という難しい資格を取得する必要がある。本科目では、試験科目の中の電気理論について学習し、同試験の

科目合格を目指す。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

電気理論・電気計測・1年および2年で学習した電気関係

科目の復習を交えながら、電気理論の基礎的な分野から応用分野まで学ぶ。・多くの演習問題を解くことにより更に学習の成果を定着させる。

・ 単相電力・ 分流器、倍率器・ ひずみ波、過度現象・ 計算誤差

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

電気理論・電気計測・ ベクトル軌跡、抵抗、電界、コ

ンデンサ・ 電子の運動、各種効果、パルス

回路・ 単位、各種計器・ 各種演習

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

電気理論・総合演習 ・ 磁界、インダクタンス・ 半導体、トランジスタ、演算増

幅器

・ 復習、演習、まとめ

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期テストの結果と学習態度、課題の提出などを総合して評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

電気基礎の知識を確認し、復習しながら理解させるよう努める。

また、演習問題と電気実習を合わせて3分の1程度確保し、更に理解を深める。

電 気 理 論 Ⅱ(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

川嶋健嗣著 絵ときでわかるロボット工学 オーム社

2.科目の目標

本教科ではロボットに使われている機械要素とそれらを理解するための基礎数学・物理を学習

する。さらに、単純なモデル化したロボットアームを考え、これらの順運動力学と逆運動力学に

ついて学習する。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

三角関数

ベクトルと行列

微分・積分

順運動力学①

2軸のロボットアームを題材に行列を理解

させる。

三角関数で表された2軸のロボットアーム

の座標を行列で表すようにする

ロボットを題材とした微分積分について理

解を深めさせる。

各関節間の長さと各関節の角度から先端の

座標を求めさせる(基礎)

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

逆運動力学

ロボットアームの力学①

ロボットアームの力学②

ロボットアームの力学③

各関節間の長さと各関節の角度から先端の

座標を求めさせる(応用)。

先端の座標と各関節間の長さから各関節の

角度を求めさせる。

アームの種類とその使用方法を理解させる。

アームに使用される材料強度の計算を行う。

アームの慣性モーメントの計算を行う。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

機械要素①

機械要素②

機械要素③

固定要素の種類とその応用例を理解させる。

回転要素の種類とその応用例を理解させる。

回転の伝達要素の種類とその応用例を理解

させる。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期試験を平常点とし、ノート及び長期休み中の課題の提出点を加味する。また、授業中

に行う演習をプリントなどで配布し、その取り組み状況も評価に加える。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

授業に遅れたり、休んだりしないこと。

ノートや課題をきちんと提出すること。

ロボット工学Ⅰ(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

川嶋健嗣著 絵ときでわかるロボット工学 オーム社

2.科目の目標

2年次に学習したロボット概論を踏まえ、本教科ではマイコン制御及びフィードバック

制御について学習する。特に後者の制御の中の PID 制御については、作成した自律制御ロ

ボットの動作について制御に活用し、実践的に制御技術を習得する。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

マイコンの基礎

フィードバック制御の基礎

周波数伝達関数とステップ

応答

H8マイコン、RXマイコンの基礎を学習し、I/O

ポートを利用したデータの入出力を理解す

る。

ロボットに利用されているフィードバック

制御の中のPID制御について理解を深める。

制御の特性を判定する周波数伝達関数の基

礎を理解する。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

フィードバック制御の特性

コンピュータ制御

センサ

アクチュエータ

自律制御ロボットの製作①

複雑な組み合わせの制御でも簡単なブロッ

ク線図に変換できるようにする。

コンピュータで制御行う場合に必要となる

要素について学習する。

様々なセンサの特性や活用方法を理解する。

様々なアクチュエータの特性や活用方法を

理解する。

実践的にフィードバック制御を習得するた

めに自律制御ロボットの作成を行う。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

自律制御ロボットの製作②

マイコンプログラミング

製作したロボットが正常に動作するか確認

する。

自律制御ロボットを制御するマイコンのプ

ログラミング方法を習得する。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

二学期中間考査までは定期試験を実施し、ノート及び課題の提出点を加味する。これ以後は製作

実習となるため、製作物の取り組みや提出されたレポートの内容から評価を行う。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

授業に遅れたり、休んだりしないこと、またノートや課題をきちんと提出すること。

製作にあたっては、けがなどをしないように安全に作業を行うこと。

ロボット工学Ⅱ(学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電力技術2」 実教出版株式会社

2.科目の目標

エネルギー工学の分野には、照明・電気材料・電気鉄道やエネルギーを利用した様々な機器があり、これらについて学習を行う。なお、これらの内容は、エネルギーを管理・運営する資格を有する者に必要な知識である。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

照明と光源

電熱と電熱材料

・光に関する基本量を学習し、光の本

質をとらえる。

・各種の光源の原理や性質について

調べ、その取り扱い方を学ぶ。

・電熱の発生方法について基本的な

ことを学習する。

・工業用電熱の電気炉としての応用、

加熱装置としての応用、溶接機とし

ての応用に分けて学習する。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

電気化学

電気鉄道

・電流の作用を利用して電気メッキ、

電鋳、電解精錬、電解研磨などにつ

いて学習する。

・一次電池、二次電池、燃料電池につ

いて学習する。

・電線路の構成、速度制御などについ

て学習する。

・リニアモータによる浮上式鉄道の

構成を学習する。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

各種電気応用 ・電気現象の応用、静電力の応用、電

気加工、超音波の応用、医療への応

用などについて学習する。

・家庭用電気機器への活用について

学習する。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

・ 学習の意欲・態度、学習に対する姿勢(参加状況)を総合的に評価する。

・ 定期考査と、随時行う小テスト等の結果を基に理解度・定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・ 1、2年次に学習した専門教科を基に、応用・発展分野として捉え、演習・例題等

を多く行う事により、計算力・考察力を身につける。

平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

エネルギー工学(学校設定科目) 2単位

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科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書 「電気機器」 実教出版

2.科目の目標

電気機械の分野には誘導機・同期機及びパワーエレクトロニクスなどがあり、これらにつ

いて学習を行う。なお、これらの内容は、電力機器を設置した場合、法律上必ず置かねば

ならない電気保安の確保ための技術責任者に必要な知識でもある。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

1 誘導機

三相誘導電動機

各種誘導機

三相誘導電動機の原理と構造について学ぶ。

三相交流による回転磁界・同期速度およびす

べりについて学ぶ。

等価回路や円線図、さらにトルクの推移につ

いても学ぶ。

三相誘導電動機の始動・運転・停止および速

度制御について学ぶ。

各種誘導機について学ぶ。

各章のまとめと演習問題を解くことにより更

に学習の成果を定着させる。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

2 同期機

三相同期発電機

三相同期電動機

同期発電機の原理と構造を学ぶ。

同期発電機の特性を学ぶ。

同期電動機原理と構造を学ぶ。

同期電動機の特性を学ぶ。

各章のまとめと演習問題を解くことにより更

に学習の成果を定着させる。

中間考査 15

期末考査 15

11月

12月

1月

2月

3 小形電動機と

電動機の応用

4 パワーエレクトロニクス

小形電動機の種類・回転原理・用途などにつ

いて学ぶ。

電動機の選定方法・所要出力の求め方、保守

点検方法について学ぶ。

パワー半導体素子の種類や、これらを用いた

電力変換の原理と利用例について学ぶ。

各章のまとめと演習問題を解くことにより更

に学習の成果を定着させる。

中間考査 10

学年末考査 10

4.評価の方法

定期テストの結果と学習態度、課題の提出などを総合して評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

電気基礎の知識を確認し、復習しながら電気機器の原理を理解させるよう努める。また、演習問題と

電気実習を合わせて3分の1程度確保し、更に理解を深める。

電気機械 (学校設定科目) 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

情報技術基礎(オーム社)

2級 情報技術検定標準問題集(全工協)

2.科目の目標

・情報技術に関する基礎的な知識・技術を習得する。

・原理やしくみに関する学習をとおして情報の科学的な理解を深める。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

<情報モラルと著作権>

<ハードウェアの基礎知識>

・コンピュータの数値表現

・2-8-10-16 進数の計算

・論理回路の基礎

・コンピュータの基本回路Ⅰ

・コンピュータの基本構成

・コンピュータの基本動作

・正しい知識の習得と判断、行動。

・2-8-10-16 進数の相互変換。

・2-8-10-16 進数の四則演算。

・論理回路を理解する。

・実用的な論理回路および FF 回路を

理解する。

・五大機能の働きと基本構成が理解で

きる。

・コンピューター内での情報処理。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

<ソフトウェアの基礎知識>

・フローチャートの基礎

・分岐形流れ図

・繰り返し形流れ図

・情報関連用語

・C 言語プログラミングの

基礎

・データの入出力関数

・分岐、繰り返し処理

・配列を使った処理

・図記号を使って基本的な流れ図がか

ける。

・分岐処理を理解しデータトレースが

できる。

・繰り返し処理を用いた各種処理が理

解できる。

・コンピュータ周辺装置とネットワーク関連。

・記述や約束事等の基礎知識。

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

・標準ライブラリ関数

・自作関数と文字の

扱い

<検定指導>

・情報技術検定対策

<その他>

・情報活用の基礎

・ネットワーク通信

・平方根、三角関数等の関数が使える。

・簡単な自作関数を作成できる。

・情報技術検定2級。

・インターネット、電子メール活用法とモラル。

・インターネット通信技術。

実力考査 12

学年末考査 12

4.評価の方法

・定期考査、提出課題、学習態度を総合的に評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・授業に遅れたり、休んだりしないこと。

・課題プリントやノートを定められた期限までに提出すること。

電子 1 年 情報技術基礎 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電気基礎1・2 新訂版 (実教出版)

2.科目の目標

・電気に関する基礎的な知識と技術を習得し、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

<直流回路>・オームの法則

・直列回路、並列回路・ブリッジ回路

・キルヒホッフの法則・電力と電力量

・電気抵抗

・電池

・電流、電圧、抵抗、オームの法則

・各種回路の計算・ブリッジ回路の電圧、電流の計

算・複雑な回路網の計算・電力、電力量の計算、ジュール

の法則・材質や温度の違いによる導体の

電気抵抗の計算・電池の原理や電流の化学作用、

熱起電力

中間考査 20

期末考査20

7月

8月

9月

10月

11月

<電流と磁気>・磁気・電流の作る磁界・電磁力・磁気回路・磁気誘導

・インダクタンスの基礎<静電気>・静電気

・電界

・コンデンサ

・電流と磁界の関係、アンペアの右ねじの法則

・電磁力と電磁誘導、フレミングの左手の法則

・磁性体、磁気回路の計算・ファラデーの法則、レンツの法

則、フレミングの右手の法則・インダクタンス、差動、和動接

続・静電気現象、静電誘導、クーロ

ンの法則・電界、静電気、電位と電位差

・コンデンサの性質、種類、静電

容量、接続

中間考査 26

期末考査 26

11月

12月

1月

2月

<交流回路>・正弦波交流

・正弦波交流とベクトル

・交流波形の種類、周期、周波数、瞬時値の表し方、位相

・ベクトルとは、性質と合成、極座標表示、直交座標表示

中間考査 24

学年末考査 24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了毎に提出し、評価を受ける

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う

・実習教科との連携をはかる

電子1年 電気基礎 4

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

担当教員による資料

2.科目の目標

工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興

味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに、工業に関する広い視野を養い、

工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容

○オリエンテーション

①オームの法則

②レポートの作成

③ハンダ付けの作業演習

④テスターの製作

⑤Scratch プログラミング

⑥C言語プログラミングⅠⅡ

⑦静止画・動画編集

⑧テスターの校正

⑨デジタル回路

⑩ブリッジ回路とキルヒホッフの法則

⑪Arduino I/O ボード(組立)

⑫CAD 基礎

・ 実習計画・方法・意義を理解し学習に必要な準備を行う。

・ 実験方法・器具の取扱と電気の基礎法則について学ぶ。

・ 実験結果を報告する手法について学ぶ。

・ ハンダ付け作業の基本と電子回路について学ぶ。

・ デジタルテスターの製作。

・ Scratch プログラミングの基礎を学ぶ。

・ C言語の基礎を学ぶ。

・ 画像の作成と編集の基礎を学ぶ。

・ 測定機器の校正の方法を学ぶ。

・ デジタル回路の基礎について学ぶ。

・ 電気回路の基礎と基礎法則について学ぶ。

・ Arduino マイコンボードの I/O ボードの製作。

・ 製図の基礎、CAD基礎の基礎を学ぶ。

時数(予定)

1 学期 30、2 学期 39、3 学期 36

4.評価の方法

・実習報告書(レポート)にまとめた内容、提出状況をもとに実習内容の理解度、定着度

にて評価する。

・実習意欲、実習態度、実習に取り組む姿勢を評価する。

・実習器具・実習機器等の取り扱い、基礎知識を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各実習毎に、実習報告書(レポート)を実習担当の先生に提出する。

内容が不備の場合、再提出を求める。

内容が良い場合、「レポート提出確認表」に検印を受ける。

・授業教科との連携をはかる。

電子 1 年 工業技術基礎 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電気基礎1・2 (実教出版)

2.科目の目標

・交流回路に関する知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

<交流とは>

<交流の取り扱い>

・ベクトル

<交流回路の計算>

・交流回路の複素数表示

・交流に対する各素子(R・L・C)

のふるまい

・R-L-C直列回路

・R-L-C並列回路

・複素数のベクトル表示

・交流回路への記号法の応用

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

・簡単な交流回路の計算

・回路網の計算

・交流電力

・記号法による交流回路計

・インピーダンスの直列回路

・キルヒホッフの法則の応用

・テブナンの定理

・交流回路における電力(皮相・

有効・無効)

・力率について正しく理解し、計

算で求める。

・ベクトルを記号法により取り扱

い、交流計算に対応する。

中間考査13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

<三相交流回路>

・三相交流回路の計算

・三相交流回路の電力

・回転磁界

・三相起電力

・三相交流回路の電圧と電流

・三相交流回路の電力計算

・三相交流による回転磁界

実力テスト12

学年末考査 12

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了毎に提出し、評価を受ける

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う

・実習教科との連携をはかる

電子 2 年 電気基礎 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電子回路(実教出版)

2.科目の目標

・電子回路に関する知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

・半導体

・ダイオード

・半導体材料

・いろいろな半導体

・構造と働き

・特性表示

・簡単なダイオード回路

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

・トランジスタ

・電界効果トランジスタ

・その他の半導体素子

・半導体素子の製造法

・簡単な増幅回路

・構造と働き

・特性表示

・簡単なトランジスタ回路

・構造と働き

・特性表示

・絶縁ゲート型

・簡単なFET回路

・定電圧ダイオード

・可変容量ダイオード

・発光ダイオード

・ホトダイオードとホトトランジスタ

・基板の製造・トランジスタの製造

・増幅のしくみ

・増幅回路の構成

中間考査 13

期末考査13

11月

12月

1月

2月

・増幅回路の動作

・等価回路と増幅回路

への利用

・バイアスの求め方

・増幅どの求め方

・トランジスタの等価回路

・等価回路による特性の求め方

実力テスト 12

学年末考査12

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了ごとに提出し、評価を受ける

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・実習教科との連携をはかる

電子 2 年 電子回路 2

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電子 2 年選択 B 電子情報技術

平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電子情報技術 新訂版(実教出版)

2.科目の目標

コンピュータ内部の電子回路、情報の表現方法、機能、構成などを学び、コンピュータ

の動作原理を習得する。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

1 情報の表し方

(1) 数の表し方

(2) 2進数の演算

(3) 情報の表し方

2 コンピュータの電子回路

(1)論理回路

(2)フリップフロップ

(3)レジスタと演算回路

コンピュータ内部で扱われる情報の

表し方を学習し、コンピュータの動作

に関しての基礎的な知識を習得させ

る。

コンピュータの動作の基本となる論

理回路及びフリップフロップの動作

を確実に理解し習得させる。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

4 制御プログラミング

(1) 機械語とアセンブラ

・COMETⅡ,CASLⅡ

コンピュータのハードウェアを制御

しているプログラムの動作とそれを

動かすハードウェアのロジックを理

解し、コンピュータの基礎的な動作に

ついて学習させる。

シミュレータを使用し仮想アセンブ

ラを使用し演習を行う。

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

2月

(2)実際のアセンブラ

・PIC アセンブラ

演習にて、実際のマイコンを動作さ

せ、マイコンの動作を学習させる。中間考査 12

学年末考査 12

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了毎に提出し、評価を受ける。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う。

・演習を通じて実感のもてるように留意する。

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

プログラミング技術 新訂版(実教出版)

2.科目の目標

コンピュータのプログラミングに関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力

と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

1 プログラム開発

(1)プログラム開発の手順

①システム開発とプログラム

開発 ②文書化

(2)プログラム開発環境

①基本ソフトウェア

②プログラム言語

③コンパイルとリンク

④ユーティリティプログラムの利用

・問題処理とプログラム開発の手順、文書化、

プログラム言語、目的及び翻訳プログラムに

ついて取り扱い、コンピュータによる問題処

理手順に関する基礎的な知識と技術を学習

する。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

2 プログラミング技法Ⅰ

(1)基本的なプログラム

①C の基本的な知識

②入出力 ③演算子 ④デバッグ

(2)プログラムの制御構造

①条件分岐 ②繰返し

(3)配列とポインタ

①配列と文字列 ②ポインタ

3 プログラミング技法Ⅱ

(1)関数 (2)標準化とテスト技法

・順次型、選択型及び繰り返し型の各プログ

ラムについて取り扱い、プログラミング技法

に関する基礎的な知識と技術を学習する。

・記憶領域の確保とアドレスを使ったアクセ

ス、ユーザー定義の関数や標準ライブラリ関

数、プログラムの標準化について取り扱い、

基礎的な知識と技術を学習する。

中間考査 13

期末考査 13

12月

1月

2月

4 応用的プログラム

(1)データ構造

(2)ファイル処理

5 入出力設計

(1)ネットワークの利用

(2)制御用 IC の活用

(3)グラフィック

・プログラミング技術を応用したプログラム開発

について、表引きやファイルの利用を例として取

り扱い、基礎的な知識と技術を学習する。

・プログラミング技術を応用したプログラム開発

について、ネットワークの利用を例として取り扱

い、ネットワークの構成や通信手順などの基礎的

な知識と技術を学習する。

学年末考査24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する

・定期的な課題の提出により、評価をする

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う

・実習教科との連携をはかる

2 年選択 A プログラミング技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

担当教員による資料

2.科目の目標

工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・

関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに、工業に関する広い視野を養い、工

業の発展を図る意欲的な態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容

CAD・3D プリンタ

による造形

電気機器

シーケンス制御Ⅱ

ライントレースカー

プログラミング

IoT 制御技術

-選択 電子工学コース-

オペアンプ基礎/応用

-選択 ソフトウェア工学コース-

C 言語プログラミング

・三次元図面の制作。

3D プリンタで作品を出力。

・変圧器の変圧比試験と効率試験。

誘導機の回転制御と特性試験。

・PC によるシーケンス制御を習得する。

・2年次に製作したライントレースカーを Arudino マイコン

で制御し、プログラミングを行い、タイムトライアルで

性能を競う。

・Arduino マイコンをネットワークにより制御する技術を

習得する。

――――――――――

・オペアンプの基礎実験を通して計測実習を習得。(基礎)

・基礎で学んだことを応用し実際の回路を組む。(応用)

――――――――――

・C#による Windows アプリケーションの製作

――――――――――

時数(予定)

1 学期 30、2 学期 39、3 学期 36時数(予定)

4.評価の方法

・実習報告書(レポート)にまとめた内容、提出状況をもとに実習内容の理解度、定着度

にて評価する。

・実習意欲、実習態度、実習に取り組む姿勢を評価する。

・実習器具・実習機器等の取り扱い、基礎知識を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各実習毎に、実習報告書(レポート)を実習担当の先生に提出する。

内容が不備の場合、再提出を求める。

内容が良い場合、「レポート提出確認表」に検印を受ける。

・授業教科との連携をはかる。

電子工業科 3 年 実習 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

各自および担当教員による資料。

2.科目の目標

1、2年時の学習を基盤とし、取り組む課題を自ら設定し、研究・学習を進める中で、

電気・電子・情報分野に関わる専門的知識や技術を深めるとともに、問題解決の能力や自

発的、創造的な学習態度を習得する。

3.学習の計画

学 習 の 内 容

・課題研究開始のあたっての全体説明。

・計画立案書の作成と提出。

・各自の研究テーマに沿った、基礎研究を行う。

・ 発表会の準備と発表会。

時数(予定) 30

・各自の研究を深める。

・ 発表会の準備と発表会。

時数(予定) 39

・研究のまとめ、レポートの作成。

・ 発表会の準備と発表会。

時数(予定) 36

4.評価の方法

・研究への意欲、取り組む姿勢を評価する。

・研究報告書(レポート)および作品を評価する。

・発表の態度、内容を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・テーマ設定は時間内で研究が充分深まるものとなるよう助言する。

・研究段階においても指導、助言を与える。

・使用機器、工具等による事故防止をはかる。

・研究報告書(レポート)、作品は内容が不備の場合、再提出を求める。

・発表においての指導、助言を与える。

電子工業科 3 年 課題研究 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電子回路 (実教出版)

2.科目の目標

電子回路に関する知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

いろいろな増幅回路 負帰還増幅回路

差動増幅回路と演算増幅器

電力増幅回路

高周波増幅回路

中間考査 16

期末考査 14

7月

8月

9月

10月

11月

12月

発振回路

変調・復調回路

パルス回路

発振回路の基礎

LC 発振回路

CR 発振回路

水晶発振回路

変調・復調回路の基礎

振幅変調・復調

周波数変調・復調

その他変調方式

パルスの波形と応答

マルチバイブレータ

波形整形回路

中間考査 23

期末考査 22

1月

2月

電源回路 波形整形回路

半波整流回路の理論

安定化電源回路の原理

制御形電源回路

スイッチング電源回路

学年末考査 30

4.評価の方法

学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

定期考査および実力テストの結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

実習教科との連携をはかる。

学期ごとのノート提出や課題プリントの提出を確実に行う。

電子 3 年 電子回路 3

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

「ソフトウェア技術」 実教出版

2.科目の目標

・実践的技術者として必要な知識を習得する。

・コンピュータを活用できる力を身につける。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

ソフトウェアの基礎

オペレーティングシステム

ソフトウェアパッケージの運用

・ソフトウェアの重要性と分類

・コンピュータシステムの処理形態

・オペレーティングシステムの概要と機能

・プログラム言語

・ソフトウェアパッケージの分類と特徴

・各種アプリケーションパッケージ

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

データベースの設計と運用

ネットワークソフトウェアの運用

・データとファイルの構造

・データベースシステムの概念と構成

・関係データベースと SQL

・ネットワークシステムの概要

・ネットワークシステムと通信プロトコル

・インターネットとは

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

情報処理システムの管理 ・オペレーティングシステムの管理

・セキュリティ管理

・運用管理

・障害管理

・ソフトウェアの権利と保護

学年末考査 24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・定期考査の結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了毎に提出し、評価を受ける。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・課題プリントやノートをきちんと取り、提出すること。

電子 3 年 ソフトウェア技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

7 実教「工業 304 電子製図」(実教出版)、「電気・電子製図 練習ノート」(実教出版)

2.科目の目標

1.製図の基礎を学び,設計製図法に至るまでの技能・技術を習得する。

2.電子機器等に関する製図の基本および作図技術を総合的に学習する。

3.CADによる設計製図の概要を学習する。

3.学習の計画

学期 月 学 習 の 内 容

4 月

5 月

6 月

20h

(1)製図の基本・製図と規格・製図用器具・材料・線と文字・平面図形・投影図(2)製作図・線の用法・図形の表し方・尺度と寸法記入・寸法公差とはめあい・表面性状と幾何公差

・製図用具の種類と用途,正しい使用方法を理解させる。

・線の組み合わせや図記号の使用方法を理解させる。

・線・文字・記号などを正しくかけるようにする。

・製図器を使用して図形を幾何学的にかき表す用器画法について

理解させ、図形の正しいかき方を習得させる。

・第三角法について理解させ、作図できる能力を養う。

・図形の尺度や寸法について理解し、正しい記入方法を習得させ

る。

・加工表面の凹凸・筋目などの表面性状について理解させる。

・図面は、その用途や内容などによって、分類されるが、その名

称と内容について理解させる。

7 月

8 月

9 月

10月

11月

26h

・図面の分類、様式と材料記号

・図面のつくり方と管理・一体軸受本体の製図(3)電子機器用図記号(4)電子機器の設計・製図(5)CAD 製図・CADシステムによる製図・コンピュータ内部の回路、ネットワークの理解

・図面を書く手順について学び、課題を通して習得する。

・一体軸受本体を教材に、寸法補助線の種類や呼び方、意味につ

いて理解させるとともに、描く順序に従って作図する。

・電気・電子の接続図や配線図は、電気用図記号が用いられてお

り、これらの図記号の形状を正しい比率でかけるようにする。

・CADシステムを使い、電子回路図、配線図を作図する方法を習得

する。

・3次元のCADシステムの使い方を習得する。

・干渉チェック、応力シミュレーションを通して、CAEについて学ぶ。

12月

1 月

24h

(6)発展課題・製図およびCAD による発展課題について、仕様書や設計表に基づいた図面

・製図機械を使って、課題図面を書きあげる。

・CADシステムを使って、課題図面を書きあげる。

4.評価の方法

各学期の課題や作図の提出物評価、学習への取り組み評価などにより総合的な評定を行う。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・製図、CAD とも課題提出期日を厳守すること。内容に不備がある場合、再提出を求める。

・各課題終了後、担当職員に確認・評価を受けた後に、次の課題へ進むこと。

電子3年選択 F 製図 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

電子計測制御(実教出版)

2.科目の目標

・電子計測制御に関する基礎的な知識と技術を習得する。

・習得した知識と技術を実際に活用できるようにする。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲時数

(予定)

4月

5月

6月

電子計測制御の考え方

センサ・アクチュエータ 高周波計測 電子計測機器 応用計測

データ変換とデータ処理

計測と制御の関係は、どう

なっているか。また情報通

信ネットワークを用いた計

測制御システムおよび関連

した基本的事柄について学

ぶ。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10 月

11 月

シーケンス制御の基礎

シーケンス制御に使われる機器シーケンス制御の基本的回路プログラマブルコントローラフィードバック制御の基礎サーボ機構

シーケンスに使われるスイ

ッチ・リレー・タイマなど

の原理・構造・動作につい

て学ぶ。フィードバック制

御の基礎、サーボ機構につ

いて学ぶ

中間考査 13

期末考査 13

12 月

1月

コンピュータ制御の基礎

制御装置とインタフェース制御プログラムコンピュータによる計測制御システム

計測制御にコンピュータが

どのように使用されている

かを学ぶ。また、コンピュ

ータの内部で扱われている

デジタル信号との交換方法

などについて学ぶ。

学年末

考査24

4.評価の方法

課題プリント、ノートの提出。

考査評価、提出物評価、学習への取り組み状況などによる総合評価。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

講義のみの授業にならないよう、作業や実技を適宜行う。

電子3年選択C電子計測制御 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

教科書:「通信技術」実教出版

2.科目の目標

・通信技術に関する知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

・情報通信としての電気通信(有線・無線)、画像通信および通信装置の入出力 機器に関す

る基礎知識と技術を習得させる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4月

5月

6月

有線通信

データ通信

コンピュータネットワーク網

・電話網の基本的構成、交換機の機能

・多重化の必要性とその方法

・データ通信システムの構成と、通信制御手

順と伝送方法

・コンピュータネットワークと標準化プロトコル

・LANの構成や相互の接続について

・通信ケーブルの種類、接続技術

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10月

11月

無線通信

移動通信

衛星通信システム

画像通信

・無線通信の特徴、周波数・波長・電

界強度の基礎知識の習得。電離層の

働きや電波障害。

・AM送受信機、FM送受信機の基本

・携帯電話システムの概要の理解

・通信衛星の軌道・通信方法

・画像の分解と組立

・マルチメディア情報の概要

中間考査 13

期末考査 13

11月

12月

1月

通信装置の入出力機器

通信関連法規

・情報源となる音や光の性質

・情報記録と再生の方式と原理の概要

・通信法令の意義と体系

・セキュリティーに関する法令

学年末考査 24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する。

・定期考査の結果をもとに学習内容の理解度、定着度を評価する。

・学習の記録をノートにまとめ、学期末考査終了毎に提出し、評価を受ける。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・工事担任者試験の内容と多く重複しており、資格試験への興味を深めさせる。

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う

電子 3 年 通信技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

「ハードウェア技術」新訂版(実教出版)

2.科目の目標

コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲 時数(予定)

4 月

5 月

6月

データの表しかた

論理回路

コンピュータの基本構成

コンピュータ内部で、数値や文字がどのような形で取り扱われるかを理解する。

外部回路とのデータ交換に使われるインタフェースの回路動作を理解するために、論理回路の知識を学ぶ。

コンピュータを構成している五つの装置の役割を学び、コンピュータの概要を理解する。

中間

考査10

期末

考査10

7月

8月

9月

10 月

11 月

機械語の機能と働き

通信と通信ネットワーク

コンピュータによる制御技術

中央処理装置の各レジスタの役割および各々のつながりを理解する。

伝送方式、変調方式、伝送速度、伝送制御手順などコンピュータ通信にかかわる基本的な事項について理解する。制御技術の基礎として、シーケンス制御、フィードバック制御の基本を理解する。

中間

考査13

期末

考査13

12 月

1月

コンピュータの保守・管理

コンピュータの構成と組み立て

コンピュータシステムを運用するにあたって、その運用の障害となる原因を分類させ、対処方法を理解する。

パソコンのケース内部の部品の配置や構成要素の名称などを理解する。

学年末

考査24

4.評価の方法

課題、ノートの提出。考査評価、提出物評価、学習への取り組み状況などによる総合評価。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

講義のみの授業にならないよう、作業や実技を適宜行う。

選択Eハードウェア技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

7 実教「工業 375 コンピュータシステム技術」 (実教出版)

2.科目の目標

情報処理システムの分析,設計,構築,運用などのコンピュータシステムに関する知識と技術

を習得させ,ネットワークシステム,データベースシステム,マルチメディアシステムにおける

分析,設計,構築,運用,保守などに実際に活用する能力と態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容 考査範囲時数

(予定)

4月

5月

6月

(1)コンピュータシステムの概要

・コンピュータシステムと情報システム

・コンピュータシステムに必要な技術

・コンピュータシステムの構築

(2)マルチメディア技術

・マルチメディア技術の概要

・マルチメディアのディジタル化技術

・マルチメディアの活用

(3)ネットワーク技術

・データ通信の概要

・通信技術

・コンピュータシステムの構築・

運用とマルチメディア・ネットワ

ーク・データベースの技術の概

要,これらを利用したコンピュー

タシステムの例について理解す

る。

・マルチメディアの特性やそれに

応じたディジタル化技術や伝送

方法・マルチメディアの活用にて

ついて理解する。

・コンピュータネットワークシス

テムの概要とネットワーク上で

情報をやりとりするための様々

な仕組みやサービスを理解する。

中間考査 10

期末考査 10

7月

8月

9月

10 月

11 月

・ネットワークアーキテクチャ

・ネットワークシステム

・インターネットとの接続

・ネットワークシステムの施工、運用、保守

(4)データベースの概念と構成

・関係データベースの設計

・関係データベースとSQL

・データベースの利用

・通信ネットワークを構築する際

に必要なプロトコルやネットワ

ーク構造などの考え方を理解さ

せ,OSI基本参照モデルと TCP/IP

について理解させる。

・データとファイルの構造やファ

イルの種類など,ファイル処理の

概要を理解させる。

中間考査 13

期末考査 13

12 月

1月

(5)コンピュータシステムの開発と評価

・システム開発の基礎

・システム開発

・システム開発の運用と評価

・コンピュータシステムの開発手

順と作業内容の概要,およびコン

ピュータシステムの保守管理に

ついて理解させる。

学年末考査

(中間考査

なし)

24

4.評価の方法

・学習意欲、学習態度、学習に取り組む姿勢を評価する

・定期考査評価、ノート・課題等提出物評価、学習の取り組み状況評価などの総合評価

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各テスト終了後、成績不振者にはレポート・追試などの指導を行う

・実習教科との連携をはかり、学習の理解度・定着度を高める

電子 3 年選択E コンピュータシステム技術 2

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平成31(2019)年度 学習の手引き(シラバス)

科 目 名 単 位 数

1.教科書・副教材

担当教員による資料

2.科目の目標

工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・

関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに、工業に関する広い視野を養い、工

業の発展を図る意欲的な態度を育てる。

3.学習の計画

学 習 の 内 容

デジタル回路(Ⅱ)

プレゼンテーション

シーケンス制御(Ⅰ)

トランジスタ(Ⅰ)

交流回路と共振回路

Scratch プログラミングと Arduino 制御

ライントレーサ製作Ⅰ(Arduino 版)

~選択コース(電子工学)~

トランジスタ(Ⅱ)

Arduino 基礎

~選択コース(ソフトウェア工学)~

C 言語プログラミング(Ⅲ)

Arduino 基礎+プロセッシング

・ 論理ICと 7 セグメントLEDでカウンタを製作。

・ PowerPointを用いてプレゼンテーションのス

キルを習得。

・ PLCとPCによる基本的シーケンス制御の習得。

・ 静特性の実験・考察や増幅回路教材の増幅特性を調べる。

・ 交流回路の基礎実験と R-L-C 共振回路の実験・考察。

・ Scratch プログラミングと Arduino の連携について学ぶ。

・ Arduino マイコンボードを用いたライントレースカーの

製作

・ トランジスタを用いた増幅回路を製作。

・ Arduino の基本的な使い方を学ぶ。

・ C 言語プログラミング技術の発展

・ Arduino の基本的な使い方とプロセッシング技術を学ぶ。

時数(予定)

1 学期 30、2 学期 39、3 学期 36

4.評価の方法

・実習報告書(レポート)にまとめた内容、提出状況をもとに実習内容の理解度、定着度

にて評価する。

・実習意欲、実習態度、実習に取り組む姿勢を評価する。

・実習器具・実習機器等の取り扱い、基礎知識を評価する。

5.学習にあたっての注意とアドバイス

・各実習毎に、実習報告書(レポート)を実習担当の先生に提出する。

内容が不備の場合、再提出を求める。

内容が良い場合、「レポート提出確認表」に検印を受ける。

・授業教科との連携をはかる。

電子 2 年 実習 3