4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111...

20
63 第4章 次世代自動車 次世代自動車 次世代自動車 次世代自動車(EV EV EV EV)を巡るユーザ ユーザ ユーザ ユーザの認識 認識 認識 認識 前章までは、今後の次世代自動車の及予や充電インフラ整備の国内の状につ いて情報整を行った。章では、新たなビジネスモデルを構築する際にユーザのに 対する意識やどのようなサービスを求めているかを明らかにすることが重要と考え、アンケ ート調査を実施した。 4-1 調査 調査 調査 調査の概要 概要 概要 概要 (1)調査目的 次世代自動車の保者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利者を抽 出し、次世代自動車が SS を利する場合の利シーン、可能性を整することを目 的とした。 (2)調査方 インターネットアンケートによる。 (2)調査対象 「自宅で充電ができ、境にやさしい」電気自動車にご関心がある、または電気自動車を 既に保していると回答した、1102 名を対象とした。 電気自動車を既に保している対象者は 4 名(0.4%)であった。 なお、回答者のプロフィール等については、章(参考)に示した。 (4)調査項目 以下の項目について調査を実施した。 (プレ調査) 次世代自動車への関心 回答者属性(性別、/既、年齢、職業、地域) ①現状の自動車の利実態 所、利状 利途 走行距離 給状(頻度、金額、支払方) ②EV の利・購入への意向 EV を魅力に感じる点、懸念点 利方 購入可能性 安全性についての考え方、金額についてのとらえ方 及見通しについて ③想定される EV 充電についての意向 想定される充電場所(日常/臨) ましい充電設備

Upload: others

Post on 07-Jul-2020

15 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

63

第第第第4444章章章章 次世代自動車次世代自動車次世代自動車次世代自動車((((EVEVEVEV))))をををを巡巡巡巡るるるるユーザユーザユーザユーザのののの認識認識認識認識 前章までは、今後の次世代自動車の普及予測や充電インフラ整備の国内外の状況につ

いて情報整理を行った。本章では、新たなビジネスモデルを構築する際にユーザのEVに

対する意識やどのようなサービスを求めているかを明らかにすることが重要と考え、アンケ

ート調査を実施した。

4444----1111 調査調査調査調査のののの概要概要概要概要 (1)調査目的

次世代自動車の保有者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利用者を抽

出し、次世代自動車が SS を利用する場合の利用シーン、活用可能性を整理することを目

的とした。

(2)調査方法

インターネットアンケートによる。

(2)調査対象

「自宅で充電ができ、環境にやさしい」電気自動車にご関心がある、または電気自動車を

既に保有していると回答した、1102 名を対象とした。

電気自動車を既に保有している対象者は 4 名(0.4%)であった。

なお、回答者のプロフィール等については、章末(参考)に示した。

(4)調査項目

以下の項目について調査を実施した。

(プレ調査)

・ 次世代自動車への関心

・ 回答者属性(性別、未婚/既婚、年齢、職業、地域)

①現状の自動車の利用実態

・ 所有、利用状況

・ 利用用途

・ 走行距離

・ 給油状況(頻度、金額、支払方法)

②EV の利用・購入への意向

・ EV を魅力に感じる点、懸念点

・ 利用方法

・ 購入可能性

・ 安全性についての考え方、金額についてのとらえ方

・ 普及見通しについて

③想定される EV 充電についての意向

・ 想定される充電場所(日常/臨時)

・ 望ましい充電設備

Page 2: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

64

自身で所有または保有(会社名義等である場合も含

む)64%

家族のものを利用20%

自身では運転しないが、家族等のものに同乗している

4%

レンタカー利用3%

知人や友人のものを利用1%

現在自動車を利用しないが将来的に利用したい

8%その他

0%

・ 充電設備等の利用状況がわかるネットワークシステムの必要度

・ 上記利用に係る想定金額

・ 履歴情報の取り扱い

・ 普及見通しについて

④EV 利用を想定した関連サービス

・ 急速充電の空き時間に利用するサービス

・ SS に期待するサービス

・ 充電情報システムに必要な情報

(5)調査実施期間

2011/01/28~2011/01/29

4444----2222 現状現状現状現状におけるにおけるにおけるにおける自動車利用自動車利用自動車利用自動車利用のののの姿姿姿姿 (1)所有形態

所有形態については、自身で所有(2/3 強)と家族のものを利用(約 2 割)が大部分を占

める。

・ 「自身で所有または保有(会社名義等である場合も含む)」(64.0%)が最も多く、以下

「家族のものを利用」(20.4%)、「現在自動車を利用しないが将来的に利用したい」

(8.0%)の順となっている。

図表 4-2-1 自動車の所有形態(n=1102)

(2)利用目的

主な利用目的は、買物(83.8%)、通勤・通学(42.5%)、送迎(34.8%)といった日常的な利

用とともに中・近距離のレジャー・娯楽(1 日の走行が約 200km未満) (62.1%)が高い回答

比率であり、電気自動車の航続距離でも対応可能と考えられる。

但し、長距離旅行(1 日の走行が約 200km以上)を上げる比率も 1/3 強(36.1%)あり、電

気自動車のこれらの回答者層への普及のためには長距離走行への対応も検討が必要と

考えられる。

Page 3: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

65

図表 4-2-2 自動車の利用目的)(n=1102)

(3)1 日の走行距離

1 日の走行距離の頻度は、概ね、 50km 以下が日常的であり、50~100km が月数回から

年数回、100km~200km も年数回程度が多いという傾向が見られる。また、電気自動車の

航続距離を越える 200km 以上が全く無いという層は約1/3 強(35.5%)見られる。

但し、但し200km以上を年数回以上という層も約3割弱(28.3)あり、この層への普及には

長距離走行への対応が必要と考えられる。

図表 4-2-3 1 日の走行距離(頻度)(n=1102)

67.1

5.1

6.0

5.9

23.1

12.0

3.4

3.9

22.4

32.9

22.9

11.3

1.9

9.4

17.9

22.9

16.0

2.7

7.9

13.3

18.4

4.5

13.0

22.1

35.5

52.30.3

0.5

1.2

24.2

16.0

1.5

0.7 1.0

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

~50km/日

50~100km/日

100~200km/日

200~400km/日

400km/日~

日常的 月に数回 月に1~2回程度 年間数回 年1~2回程度 2年に一度程度以下 全く無し

(4)給油の頻度

給油の頻度は、週 2 回から月 1 回が主で、これらで約 3/4(76.2%)を占める。

・ 「1 月に 2 回程度」(37.6%)が最も多く、以下「1 月に 1 回程度」(20.3%)、「1 週間に 1

回程度」(18.3%)の順となっている。

34.8

83.8

42.5

6.5

62.1

36.1

23.0

0.3

1.0

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

通勤・通学

買物

送迎

業務(配達や運搬等)

中・近距離のレジャー・娯楽(1日の走行が約200km未満)

長距離旅行(1日の走行が約200km以上)

帰省

モータースポーツ

その他

Page 4: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

66

1週間に1回程度18.3%

1月に2回程度37.6%

1月に1回程度20.3%

1日1回以上0.5%

1月に1回よりも少ない9.5%

自分で給油しないので不明10.0%

2~3日に1回1.8%

1週間に2回程度2.0%

3000円程度20%

4000円程度20%

5000円程度19%

7000円程度4%

7000円程度より大

4%

自分で給油しないので不明

10%

6000円程度11%

3000円程度より小12%

図表 4-2-4 給油の頻度(n=1102)

(5)給油金額

給油金額は、 1回当たりの平均で 3,000 円~5,000 円程度が中心となっている。(これら

で約 6 割、58.7%)。

・ 「3,000 円程度」(20.5%)が最も多く、以下「4,000 円程度」(19.6%)、「5,000 円程度」

(18.6%)の順となっている。

上記の給油頻度を合わせて考えると、1 ヶ月当たりの給油コストは概ね 5,000 円~10,000

円程度と見られ、これが EV 充電に関わるランニングコストの、ユーザの許容範囲の目安と

なると考えられる。

図表 4-2-5 給油の金額(n=1102)

(6)給油料金の支払い方法%) 現金が 4 割強(41.0%)で、これらで約 9 割を占めた。

・ クレジットカードでは「一般のクレジットカード」(24.5%)、「石油会社系クレジットカード」

(24.1%)が主であった。

Page 5: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

67

サービスステーション(ガソリンスタンド)のク

レジットカード6%

その他3%

買い掛け(請求書による支払い)

2%

一般のクレジットカード25%

石油会社系クレジットカード24%

現金40%

27.7

35.5

21.2

57.1

28.5

5.7

11.5

19.0

30.5

8.2

18.6

4.7

10.0

4.1

13.5

2.1

0.4

1.0

0.5

0.1

0.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1位

2位

3位

自宅で充電できること 電気代がガソリン・軽油に比べて相当安価であること

排気ガスを出さないのでクリーンでCO2負荷が小さいこと 走行が静かであること

加速性が優れる 操作性の良さ

その他

図表 4-2-6 給油の支払い方法(n=1102)

4444----3333 電気自動車電気自動車電気自動車電気自動車のののの利用利用利用利用やややや購入購入購入購入にににに対対対対するするするする意向意向意向意向 (1)EV 利用のメリット

電気自動車(EV)を利用するメリットとして、各回答者から 3 位まで選んでもらった。第 1 位

の項目で見ると、燃料代の安さが圧倒的(6 割弱、57.1%)であり、次いで自宅で充電できる

手軽さ(3 割弱、27.7%)が上げられた。

第 1 位として、環境へのやさしさ(クリーンで CO2 負荷が小さい)を上げる比率は約 1 割

強(11.5%)であった。

但し、EV 保有者(4 名)の回答では、環境へのやさしさ、走行の静かさ、加速性、操作性

を上げる比率が高かった。このことから、当面は、燃費を気にしない富裕層へ、これらの要

因を訴求して EV 普及を図ることも有効な選択肢と考えられる。

図表 4-3-1 EV を利用するメリット(魅力)(n=1102)(%)

Page 6: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

68

40.3

19.6

16.3

16.8

36.8

18.2

30.4

23.9

30.9

7.4

11.9

20.3

3.5

6.5

10.9

2.5

1.1

0.5

0.8

0.2

1.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

1位

2位

3位

走行可能距離が短い 急速充電に時間がかかる

充電場所がまだ十分整備されていない 電池の劣化による交換とその費用

従来の自動車と異なるメンテナンスが不安 充電操作の際の感電等の危険性

その他

72.3

23.0

14.7

0.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

現状の自家用車の代わりに従来通りの用途で利用したい

セカンドカーとして主に近距離の移動に利用したい

レンタカーやカーシェアで必要なときだけ利用したい

その他

(2)EV 利用のデメリット

電気自動車(EV)を利用するデメリットとして、各回答者から 3 位まで選んでもらった。第 1

位の項目で見ると、走行可能距離が短いことが最大で約 4 割(40.1%)、次いで充電場所が

十分整備されていないことが約 3 割(30.4%)であった。

急速充電に時間がかかることも、第 2 位の項目では最大で 1/3 強(36.5%)であった。

従って、EV 普及の課題解決として、充電インフラの整備が望まれる。後述するように、急

速充電では必ずしもフル充電しなくてもよいとの意向もかなり見られ、充電インフラが多くの

場所に整備されることで短時間の注ぎ足し充電することにより、充電時間の問題はある程

度解決できると考えられる。

図表 4-3-2 EV を利用するデメリット(懸念)(n=1102)(%)

(3)EV の使い方

電気自動車(EV)の使い方としては、従来通りの用途での利用意向が圧倒的(72.3%)であ

り、本格的な EV の普及のためには、現状の自動車で求められる日常の短距離走行ととも

にレジャー等での長距離走行等も含めた多目的利用への対応が望まれる。

但し、セカンドカーとしての利用(23.0%)、レンタカーやカーシェアでの利用(14.7%)で、EV

を利用したいという意向も見られ、当面はこれらの利用による普及促進が考えられる。

図表 4-3-3 EV の使い方(n=1102)

Page 7: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

69

ガソリン車に比べて価格が同程度なら購入候補

65%

その他1%

ガソリン車に比べて価格が30%程度以上高くても

購入候補2%

値段に関わらずEVは購入候補としては検討しない

4%

ガソリン車に比べて価格が10~20%程度高くても購入候補

28%

安くて質が良いとわかれば購入の選択肢として検討する

46%

安くて、質は多少劣っても実用的に問題がなければ、購入の

選択肢として検討する7%

安かろう悪かろうの印象が強く、購入の選択肢には入らな

い35%

その他2%

新興国のものにも優れた面があれば、購入の選択肢として

検討する10%

(4)EV の購入可能性

電気自動車(EV)の購入可能性については、大きさや性能・装備等が同程度のガソリン

車に比べた価格差が同等であれば 65%、また 20%程度以下であれば購入したいという回

答が約 3 割弱いる。従って、EV は価格低下(補助も含めて)と訴求方法(環境性の優越性

等)で急速に普及が進む可能性があると見られる。

・ 「車の大きさや性能・装備で同程度のガソリン車に比べて EV 価格が同程度なら購入

候補として検討する」(65.0%)が最も多く、以下「車の大きさや性能・装備で同程度の

ガソリン車に比べて EV 価格が 10~20%程度高くても購入候補として検討する」

(28.3%)、「値段に関わらず EVは購入候補としては検討しない」(3.8%)の順となってい

る。

図表 4-3-4 EV の購入可能性(n=1102)

(設問では、「利用に必要な充電インフラが十分に整備され、EV が不都合なく利用できる状況」を想定)

(5)新興国の電気自動車の印象

インドや中国などの新興国から電気自動車が輸入される場合についての印象として、安

くて質が良いと分かれば購入の選択肢として検討が約半数弱(46.5%)、これに実用的に問

題なければ検討(6.8%)をあわせると半数を超える。

図表 4-3-5 新興国の電気自動車の印象(n=1102)

Page 8: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

70

近距離利用中心ではあるが、安全性はガソリン車と同等程度を求める

72%

その他1%

電気自動車は、加速性に優れるなどより高度な乗り物であるとの印象があり、ガソリン車よりも安

全性を求める9%

安かろう悪かろうの印象が強く、購入の選択肢に

は入らない4%

近距離利用中心なので、自転車のような手軽な利用を想定し、安全性も最低限のものがあればよい

14%

徐々に普及するが、5年程度時間がかかると見

られる34%

その他0%

ほとんど普及しないだろう

1%

徐々に普及するが、10年程度時間がかかると

見られる44%

急激に(3年程度で)普及すると見られる

7%

普及には10年を超える時間を要するとみられる

14%

(6)EV の安全性へのニーズ

電気自動車の安全性は、現状の自動車と同程度を求める意見が 7 割強(72.4%)を占め

た。

一方、近距離利用中心なので、自転車のような手軽な利用を想定し、安全性も最低限の

ものがあればよいとする意見も 1 割強ある。これらの層を対象として、新たなパーソナル・モ

ビリティとして普及の可能性も考えられる。

図表 4-3-6 EV の安全性へのニーズ(n=1102)

(7)EV の普及見通し

今後の電気自動車の普及について、大部分(85%)のユーザが 10 年以内の普及を予想し

ていると見られる。

・ 「徐々に普及するが、10 年程度時間がかかると見られる」(43.4%)が最も多く、以下

「徐々に普及するが、5 年程度時間がかかると見られる」(34.5%)、「普及には 10 年を

超える時間を要するとみられる」(13.9%)の順となっている。

図表 4-3-7 EV の普及見通し(n=1102)

Page 9: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

71

4444----4444 EVEVEVEV 充電充電充電充電についてのについてのについてのについての意向等意向等意向等意向等 (1)日常的な充電場所への期待

日常的な充電(100km 程度以下の走行日を想定)の場所として、大部分(90.7%)が自宅を

想定するが、次いで SS が期待されている(約半数、48.9%)。

また、「コンビニやスーパー等の駐車場」は SS より若干少ない 45.4%が期待している。

図表 4-4-1 日常的な充電場所への期待(n=1102)

(2)日常的な移動範囲における臨時の充電場所への期待

日常的な移動範囲における臨時の充電(近場でも予想外に距離を走ってしまったり、ま

た、前夜からの充電を忘れてしまった場合など)の場所として、SS へのニーズが最大(7 割

弱、67.2%)である。

次いで、「コンビニやスーパー等の駐車場で充電できれば良い」(65.4%)、「自宅で(マン

ションやアパート等の専用駐車場を含む)充電できれば良い」(56.5%)の順となっている。

図表 4-4-2 日常的な移動範囲における臨時の充電場所への期待(n=1102)

90.7

24.4

48.9

45.4

24.9

0.9

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

自宅(マンションやアパート等の専用駐車場を含む)

自宅付近の定期的に利用している駐車場

サービスステーション(ガソリンスタンド)

コンビニやスーパー等の駐車場

レストランや喫茶店の駐車場

その他

c

56.5

19.7

24.6

67.2

65.4

35.0

36.2

1.7

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

自宅で(マンションやアパート等の専用駐車場を含む)充電できれば良い

自宅付近の定期的に利用している駐車場で充電できれば良い

不定期に利用する駐車場(コイン駐車場等)で充電できれば良い

サービスステーション(ガソリンスタンド)で充電できれば良い

コンビニやスーパー等の駐車場で充電できれば良い

レストランや喫茶店の駐車場で充電できれば良い

自動車の販売店(ディーラー)やその系列店で充電できれば良い

その他

c

Page 10: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

72

(3)日常的な移動範囲における臨時の充電時のフル充電の必要性

日常的な移動範囲における臨時の充電(近場でも予想外に距離を走ってしまったり、ま

た、前夜からの充電を忘れてしまった場合など)のための急速充電では、フル充電

( 37.6% )よりも、数十キロ走れるくらいの注ぎ足し充電へのニーズ( 45.6% )が高い。

なお、買い物や食事、その他用を足すための駐車時に通常充電で 20km 程度は走れるく

らい充電すれば良いとする比率は 16.4%見られた。

図表 4-4-2 日常的な移動範囲における臨時の充電時のフル充電の必要性(n=1102)

(4)長距離移動の際の充電場所への期待

長距離移動の際の充電場所として、幹線道路や高速道路で急速充電できる SS に大部

分(82%)が期待している。

次いで、「各地のコンビニやスーパーなどに急速充電設備があれば良い」(75.2%)、「各地

の自動車の販売店(ディーラー)やその系列店に急速充電設備があれば良い」(40.9%)の

順となっている。

図表 4-4-4 長距離移動の際の充電場所への期待(n=1102)

37.6

45.6

16.4

0.5

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

急速充電でフル充電する必要がある(20分~30分程度かかる)

急速充電で数十キロ走れるくらい充電すればよい(10分程度かかる)

買い物や食事、その他用を足すための駐車時に通常充電で20km程度は走れるく

らい充電すれば良い

その他

c

82.0

75.2

37.4

40.9

1.4

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

幹線道路の主要地点や道の駅などや高速SAに、急速充電設備を備えたサー

ビスステーション(ガソリンスタンド)があれば良い

各地のコンビニやスーパーなどに急速充電設備があれば良い

各地のレストランや喫茶店などに急速充電設備があれば良い

各地の自動車の販売店(ディーラー)やその系列店に急速充電設備があれば

良い

その他

c

Page 11: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

73

あった方が良い47%

なくてもよい2%

是非必要51%

月額1000円程度43%

月額2000円程度12%

費用がかかるなら、情報システムは利用しない

33%

その他1%

月額1万円程度0%

月額3000円程度8%

月額5000円程度3%

(5)EV 充電支援情報システムへのニーズ

EV 充電支援情報システム(電気自動車がどこにいても、ナビや携帯電話等を通じて、急

速充電設備の場所や空き状況などの情報提供や予約ができる)は、約半数(50.7%)が是非

必要と見ている。

次いで、「あった方が良い」(47.0%)、「なくてもよい」(2.1%)の順となっている。

図表 4-4-5 EV 充電支援情報システムへのニーズ(n=1102)

(6)EV 充電支援情報システムの基本料金の許容範囲

EV充電支援情報システムの基本料金は、月額1000円程度を許容している比率は約2/3

(65.6%)と見られる。(設問では、費用負担=基本料金+電気使用料と想定)。

一方、費用がかかるなら、情報システムは利用しないとする比率は 33.3%見られた。

図表 4-4-6 EV 充電支援情報システムの基本料金の許容範囲(n=1079)

Page 12: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

74

(7)EV 充電支援情報システムが「なくてもよい」理由

(5)で、EV 充電支援情報システムが「なくてもよい」とした回答者において、その理由とし

て、「近場の移動を想定」が最大で 4 割強(43.5%)見られた。

次いで、「情報システムを見たり、予約をするのがわずらわしい」(34.8%)、「決まったルー

トのみの移動なので、急速充電設備の場所はわかるだろう」(26.1%)の順となっている。

図表 4-4-7 EV 充電支援情報システムが「なくてもよい」理由(n=23)

(8)「バッテリー交換方式」へのニーズ

「バッテリー交換方式」へのニーズは高く、約半数(50.3%)が長距離移動を想定して是非

利用したいと期待している。バッテリーを所有し、交換の際に大きなコスト負担を強いられな

いので望ましいとする意見も約 4 割(39.6%)見られた。

なお、短距離移動しか想定しないので不要とする比率は 22.0%であった。

(設問では、「バッテリー交換方式」とは、自動化された設備により、手軽に短時間でフル充

電されたバッテリー交換ができるシステムであり、交換に要する時間は 1~2 分程度と迅速、

と想定)

図表 4-4-8 「バッテリー交換方式」へのニーズ(n=1102)

43.5

26.1

34.8

8.7

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

近場しか移動しないので、急速充電設備の場所はわかるだろう

決まったルートのみの移動なので、急速充電設備の場所はわかるだろう

情報システムを見たり、予約をするのがわずらわしい

その他

c

50.3

22.0

39.6

1.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

長距離移動が想定されるので是非利用したい

短距離移動しか想定しないので不要

バッテリーを所有し、交換の際に大きなコスト負担を強いられないので望ましい

その他

c

Page 13: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

75

月額3000円程度49%

月額1万円程度2%

費用がかかるなら、充電のみの電気自動車で良い

34%

その他3%

月額5000円程度12%

電力価格が同程度なら、一般電力でもグリーン電力でも、どちらでもかまわない

38%

電力価格が少しでも高いなら、グリーン電力を選択しない

18%

電力価格が同程度なら、グリーン電力を選択する

39%

電力価格が2倍程度であっても、グリーン電力を選択する

1%

電力価格が20%程度高くても、グリーン電力を選択する

4%

(9)「バッテリー交換方式」の基本料金の許容範囲

バッテリー交換方式利用の基本料金は、月額 3,000 円程度を許容する比率は 6 割強

(63.2%)と見られる。(設問では、費用負担=基本料金+電気使用料と想定)。

なお、費用がかかるなら、充電のみの電気自動車で良い、とする比率は 34.2%であった。

図表 4-4-9 「バッテリー交換方式」の基本料金の許容範囲(n=1079)

(10)「グリーン電力」の選択意向

「グリーン電力」 (一般の電気に比べて地球環境に良い、太陽光などの自然エネルギー

から作られた電気)の選択意向は、価格が同程度なら選ぶ、および価格が一般の電力と同

程度ならどちらでも良いの合計が 3/4以上(76.5%)見られた。従って、グリーン電力に対して

ポイント付加等の優遇があれば、グリーン電力の利用が促進される可能性が考えられる。

・ 「電力価格が同程度なら、グリーン電力を選択する」(38.8%)が最も多く、以下「電力

価格が同程度なら、一般電力でもグリーン電力でも、どちらでもかまわない」(37.7%)、

「電力価格が少しでも高いなら、グリーン電力を選択しない」(18.1%)の順となってい

る。

図表 4-4-10 「グリーン電力」の選択意向(n=1102)

(11)充電に伴う履歴等の情報の扱いへの意向

Page 14: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

76

自動車メーカーに加え、充電ネットワークの利用性向上や関連

サービス等の情報を得るため、充電情報システムの運営事業者に

提供されるのは良い25%

さらに、走行地域の各種商業施設や観光等に関わる利用情報をタイムリーに得るために、これらの各種事業者に提供されるのは

良い12%

充電に伴う履歴等の情報は、個人情報なので、一切外部で管理・

利用されるべきではない20%

電気自動車のメンテナンスや電池放電防止サービス等のため、

自動車メーカーに提供されるのは良い43%

充電に伴う履歴等の情報(各電気自動車がどこでどれだけ充電したかなどの情報)の扱

いについて、メンテ向上等のために自動車メーカへの提供を許容は 4 割強(42.7%)、加えて

利便性向上等のために充電情報システム運営事業者への提供を許容は約 1/4(25.4%)見

られた。

一方、充電に伴う履歴等の情報は、個人情報なので、一切外部で管理・利用されるべき

ではない、とする比率は 19.6%であった。

図表 4-4-11 充電に伴う履歴等の情報の扱いへの意向(n=1102)

Page 15: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

77

4444----5555 将来将来将来将来のののの EVEVEVEV 充電時充電時充電時充電時におけるにおけるにおけるにおける関連関連関連関連サービスサービスサービスサービス等等等等へのへのへのへのニーズニーズニーズニーズ

(1)急速充電時にしたいこと

急速充電(約 20~30 分かかる)時にしたいことは、買物、食事、喫茶(いずれも半数以

上)に次いで、洗車が 4 割強(44.5%)見られた。清掃(39.7%)や電池チェックも含めた点検

(31%)も SS のビジネスとして有望と見られる。

・ 「買い物」(59.6%)が最も多く、以下「食事」(54.4%)、「喫茶」(51.7%)の順であった。こ

れらも、工夫によっては、SS でのビジネス展開の可能性があると考えられる。

図表 4-5-1 急速充電時にしたいこと(n=1102)

(2)充電以外で SS に期待するサービス

EV 利用時の充電以外の SS のサービスとして、電池チェックも含めた点検を約 7 割

(69.5%)が期待している。

次いで、「洗車」(59.3%)、「清掃」(48.1%)、「部品交換や消耗品の補充」(39.7%)の順とな

っており、これらもかなりの比率が SS に期待している。

図表 4-5-2 充電以外で SS に期待するサービス(n=1102)

44.5

39.7

31.0

34.5

13.8

7.7

38.4

51.7

54.4

59.6

1.5

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

洗車

清掃

電池チェックも含めた点検

車内で休息

談笑

喫煙

インターネット閲覧やメール

喫茶

食事

買い物

その他

c

59.3

48.1

69.5

23.0

39.7

12.3

2.8

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

洗車

清掃

電池チェックも含めた点検

タイヤ交換

部品交換や消耗品の補充

車検

その他

c

Page 16: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

78

(3)EV 充電支援情報システムで期待される付加的情報

EV 充電支援情報システムで、充電可能スタンドの情報や充電の予約機能以外に提供が

望まれる情報として、交通情報(渋滞、規制等)が約 7 割(70.3%)で最大であった。

次いで、「周辺の商業施設の一般的な利用情報(お買い得品情報など)」(46.3%)、「駐車

場空き情報」(43.2%)の順となっている。

なお、利用者のプロフィールやニーズに応じた周辺の商業施設の情報は、2 割弱(18.8%)

が期待している。

図表 4-5-3 EV 充電支援情報システムで期待される付加的情報(n=1102)

4444----6666 将来将来将来将来のののの電気自動車利用電気自動車利用電気自動車利用電気自動車利用をををを想定想定想定想定したしたしたした SSSSSSSS のののの役割等役割等役割等役割等

ユーザに対するアンケート調査結果から、将来の EV 利用時に期待される SS の役割等

は以下のようにまとめられる。

【充電インフラとしての SS】

・ EV の利点として自宅での充電があるが、SS は約半数のユーザから日常的な充電場所

として期待されている。

・ また、日常的な移動範囲における臨時の充電場所として約7割が期待し、さらに、長距

離移動の際の充電場所としては約8割のユーザが期待している。これらは、コンビニや

スーパーなど、他の充電場所への期待を上回っている。

・ 従って、SS は EV に対して、充電場所としての大きな期待に応えていくことが望まれる。

・ 日常的な行動範囲での臨時の充電では、必ずしもフル充電でなく、継ぎ足し充電でも良

いとするユーザも約半数程度見られ、急速充電できる SS の整備が進むことで、充電時

間の制約等の問題を克服していくことが期待できる。

・ ちなみに、自動車の利用目的を見ると、買物や通勤等の日常的な利用のみでなく、中・

近距離でのレジャーや娯楽(6 割強)や、長距離旅行(3 割強)へのニーズもかなり高く、

幹線道路や高速道路の主要地点に急速充電できる SS が整備されることが望まれる。

・ バッテリー交換方式へのニーズも高く、約半数が長距離移動を想定し是非利用したいと

している。

46.3

18.8

70.3

43.2

25.8

23.5

2.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

周辺の商業施設の一般的な利用情報(お買い得品情報など)

ご回答者のプロフィールやニーズに応じた、周辺の商業施設の情報

交通情報(渋滞、規制等)

駐車場空き情報

レジャーやスポーツ施設に関する情報

季節に応じた行楽情報(紅葉や桜、祭り等やイベント等)

その他

c

Page 17: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

79

【情報システムの活用】

・ EV がどこにいても、ナビや携帯電話等を通じて、急速充電設備の場所や空き状況など

の情報提供や予約ができる「EV 充電支援情報システム」へのニーズは高く、ユーザの

約 98%が何らかの必要性を示した(うち、是非必要が約半数)。

・ EV 充電は、電気料金がガソリン等に比べ相当低価格であることから SS の収益確保が

難しいことが問題となるが、EV 支援情報システムを活用したネットワーク型ビジネスモ

デルへの展開等により、SS が EV 充電をビジネスチャンスとして活用していくことが期待

される。

・ 充電可能場所や満空情報以外の付加的情報としては、交通情報に加え、周辺の商業

施設の情報や駐車場空き情報などへのニーズが高い(それぞれ約7割強)。さらに、利

用者のプロフィールやニーズに応じた周辺の商業施設の情報は、2割弱が期待しており、

これらをプレミアム情報として提供していくことも考えられる。

【SS サイトにおける関連サービス展開】

・ 充電時の SS のサービスへの期待として、洗車や清掃、電池チェックがある。充電に関

わらない SS での EV へのサービスとして部品交換や消耗部品の補充があり、これらの、

SS 本来のサービス機能を活用したビジネス展開も期待できる。

・ また、充電時における買物、食事、喫茶へのニーズは高く(半数以上)、SS の従来のイ

メージを転換し、これらのニーズに答えていくことも、EV 時代の SS の 1 つの方向性と考

えられる。

【ユーザのコスト意識】

・ EV 充電支援情報システムは会員制サービスも考えられ、その際、基本料金(充電料金

を除いたもの)は、月額 1000 円程度で約 2/3 が許容すると回答を得た。

・ また、バッテリー交換方式利用の基本料金は、月額 3,000 円程度で 6 割強が許容すると

の回答を得た。

・ なお、現状の自動車の給油に関わるランニングコストは、概ね月間 5,000 円~1 万円程

度とみられ、PR 等によりユーザが EV や情報利用の価値の認知が進めば、上記金額を

負担限度の目安として、さらなる負担を許容する可能性があると考えられる。

Page 18: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

80

男性・未婚19%

男性・既婚41%

女性・未婚10%

女性・既婚30%

70代以上2%

20代12%

60代9%

30代28%

40代31%

50代18%

(参考) 回答者プロフィール等(プレ調査結果)

(1)調査対象者

本調査では、「自宅で充電ができ、環境にやさしい」電気自動車にご関心がある、または

電気自動車を既に保有していると回答した、1102 名を対象とした。

・ 電気自動車を既に保有している対象者は 4 名、0.4%

・ 関心がないとした回答者は、対象から除外。

(2)性別および婚姻状況

男女とも既婚者の比率が高い。

・ 「男性・既婚」(41.6%)が最も多く、以下「女性・既婚」(29.9%)、「男性・未婚」(19.0%)の

順となっている。

図表 4-参-1 性別および婚姻状況

(3)年齢

男女とも既婚者の比率が高い。

・ 「40 代」(29.9%)が最も多く、以下「30 代」(28.3%)、「50 代」(18.3%)の順となっている。

図表 4-参-2 年齢

Page 19: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

81

(4)職業

会社員および専業主婦が中心。

・ 「会社員(非製造業)」(24.9%)が最も多く、以下「専業主婦・専業主夫」(18.4%)、「会社

員(製造業)」(15.0%)の順となっている。

図表 4-参-3 職業

15.0

24.9

2.4

5.6

2.2

7.0

2.3

1.4

18.4

6.5

3.5

0.3

8.3

2.4

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0

会社員(製造業)

会社員(非製造業)

会社・団体の役員

公務員・非営利団体職員

教職員

自営業

農林漁業/医師・弁護士等専門自由業

その他自由業

専業主婦・専業主夫

兼業有職主婦・同主夫/学生

フリーター

家事手伝い

無職

その他

(5)居住地域

都市部の回答者が約 6 割を占める。

・ 都市部(東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡とした)の比率が

59.7%となっている。

Page 20: 4---1111 調査調査のののの概要概要444-4---1111 調査調査のののの概要概要 (1)調査目的 次世代自動車の保暼者が限定的であることを踏まえ、次世代自動車の想定利璮者を抽

82

図表 4-参-4 居住地域

5.4

0.8

0.4

1.8

0.8

0.6

0.8

1.5

1.1

1.6

7.2

6.0

12.3

9.3

2.2

0.5

0.8

0.5

0.1

1.5

1.0

3.5

6.9

0.9

0.9

2.0

6.7

5.9

0.9

0.5

0.5

0.6

1.9

2.3

0.5

0.0

0.6

0.6

0.7

3.5

0.3

0.8

1.2

0.5

0.5

0.6

0.5

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0

北海道

青森県

岩手県

宮城県

秋田県

山形県

福島県

茨城県

栃木県

群馬県

埼玉県

千葉県

東京都

神奈川県

新潟県

富山県

石川県

福井県

山梨県

長野県

岐阜県

静岡県

愛知県

三重県

滋賀県

京都府

大阪府

兵庫県

奈良県

和歌山県

鳥取県

島根県

岡山県

広島県

山口県

徳島県

香川県

愛媛県

高知県

福岡県

佐賀県

長崎県

熊本県

大分県

宮崎県

鹿児島県

沖縄県