サラリーマンプログラマと2つ目の武器
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サラリーマンプログラマと2つ目の武器
@hajikami
23/Aug./2014 Orekike 9
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
2自己紹介● @hajikami
● SIer の サラリーマン / (一応)プログラマ– 最近はほとんどプログラム書いてません
● 外国語を勉強中– English, français, 中文 etc.– 気張らずに、ぼちぼち
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
3目次1.はじめに
2.2つ目の武器を考える● 管理, 設計, UI/UX, 外国語, コネ など
3.武器の集め方● 社内制度, 資格, ツテ● 基本を抑えるということ● 何が武器になるか考えない柔軟性● 武器が武器足り得ないとき
4.まとめ
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
4はじめに
たった1つの、昔とった杵柄で、ご飯を食べる
出来るのは出来るんだけど…
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
5はじめに● たった1つの、昔とった杵柄で、ご飯は食べられる?
● それ、10年後にもご飯を食べていけますか?
● 2つの選択肢● 1つの武器を研鑽し続ける
– プログラミングという1つの武器で戦える人はごく少数● 2つ以上の武器を持つ
– 2つ以上の武器をそれなりに使いこなしていく– 必要な武器をそれなりに研鑽し続ける必要がある
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
62つ目の武器を考える
まずは何が武器になるか考えてみましょう
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
72つ目の武器を考える:管理● 管理
● 実は普遍の武器– 「ちょっと間に合わないから手伝って」というのも、
立派なスケジュール管理の一種● スケジュール管理、プロジェクト管理など
いろいろな管理がある● フリーの受託請負を目指すのであれば、
進捗・コスト管理は必須
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
82つ目の武器を考える:設計● 設計
● ネットワーク設計や開発環境設計なども含まれる● インフラ知識が必要になってくることもある● 「仕事の仕組み設計」など、技術以外の範囲にも適用できる
● UI / UX● 設計の一種● 使い心地を設計する UI, 体験を設計する UX● 認知心理学など、技術以外の知識も必要となる
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
92つ目の武器を考える:外国語● 外国語
● 普遍の武器● 海外と(で)仕事ができる● 入手できる情報が増える● バリバリにできなくたっていい
● 余談:英語はなぜ武器足り得るのか● 「皆がそれなりに使っているから」● 江戸時代はオランダ語が武器だった
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
102つ目の武器を考える:コネ● コネ(人とのつながり)
● 普遍の武器● 入手できる情報が増える● 技術的な相談ができる● 仕事をもらうことだってできる
● 余談:コネにも維持コストがかかっている● 一緒に遊びに行くのだって、時間とお金をかけている● 自分が繋がっていたいという人と繋がっていればいい
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
112つ目の武器を考える:その他● その他のいろいろな武器
● 発想/企画● インフラ知識● 他業種の業務知識、他文化圏の文化背景知識● など
● どれを選ぶか、どう武器を得ていくかが重要● プログラミングという武器が鈍ることだって当然ある● 優先度を付けて、あなたが得たい武器を選んでいく
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
12武器の集め方
どんな武器があるのかということが、どうやったら分かるのか?
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
13武器の集め方:社内制度● 社内制度
● 会社が開いている勉強会を利用する● 会社で推奨されている資格を取得する
● 社内制度があるということは、会社がそれを求めているということ● 会社員であれば、自分のお金につながりやすい方法
● 仕事の中で新しいことを覚えていくことも一つ
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
14武器の集め方:資格● 資格
● 学ぶための良いきっかけとなる● 自分のレベルに合った資格を探すことが肝要
– 英語が苦手な人が、いきなり TOEIC を受けるの?TOEIC Bridgeとか英検3級とかも考えてみたら?
● 資格取得講座の一覧を眺めると、いろんな資格があることを知ることができる
● 資格で得られる基本知識を軽視する必要はない– 守破離の「守」として学ぶ
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
15武器の集め方:ツテ● ツテ
● 周りの人に訊く● 会話の中で「こんな分野もあるんだ」と発見する● 知人から新しい知人を紹介してもらう
● 余談:インターネットで調べろ?● 初めは、ある程度フィルタをかけないと、
「情報が多すぎて選べない」● 自分の中である程度固まったあとで調べたらいい
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武器の集め方:基本を抑えるということ● 基本を抑えるということ
● 基本知識を現実世界に適用することができる● 応用知識を早く身につけることが出来る● だからこそ、基本をしっかり抑える
– 「基本を知った上で間違えること」と、「基本を知らずに間違えること」は別物です
● 「基本がひっくり返ることもある」と意識しておく● 手続き型 ←→ 関数型● 日本語 ←→ 英語
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武器の集め方:何が武器になるか考えない柔軟性● 武器ということを意識しない
● あなたが今やっていることは、10年後に武器になっているかもしれない
● 趣味として長く続けられることがあるなら、それを続けられること自体が立派な武器
● わざわざ苦しんで武器を手に入れなくてもいい– 寝てるだけで1ヶ月に100万円入ってくるなら、それでいい– ただし、苦しんでいるときは死に物狂いになるので、
いろいろな武器を一気に手に入れられることがある● 飽きたらやめればいい
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武器の集め方:武器が武器足り得ないとき● 武器は、会社から利用されて、使える武器になる
● 武器が使えないのであれば、それは武器足り得ない– 武器は鍛えないと鈍るので、価値も下がってくる
● 武器として使いたいものがあり、会社でそれを利用してもらえないのであれば、他所の会社に移るのも一手– 環境が変わることで、新しい武器を手に入れられる可能性も– 独立、起業も一手
● 会社を移らない手ももちろんある– 会社内で力をつけて、武器を利用できる立場になる– 会社に訴え続けて、武器を利用してもらう
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
19まとめ● いろいろな武器をそれなりに磨く
● 武器を探すときは、まず身近で絞り込む● 会社で推奨されているものを選ぶと、
自分のお金につながっていく● 基本をきちんと抑えておくと、あとが楽
● 何が武器になるかなんてわからない● 武器にすると考えず、長く続けられるものを続ける● 使いたい武器があるときは、立ち振る舞いを考え直す
23/Aug./2014 サラリーマンプログラマと2つ目の武器 @hajikami
20以上
ありがとうございました