創作ワークシート

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ラノベ創作用ワークシート

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Entertainment & Humor


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Page 1: 創作ワークシート

ラノベ創作用ワークシート

Page 2: 創作ワークシート

キャラクター設定表(主人公) 名前 役割(主人公) ジャンル: ■序盤:圧倒的に突き抜けたツカミのインパクトを示す。力を使って活躍する 1(○○で1番)の . だけど (ギャップ). 使用可能な突出した能力/スクル・特色: . 性格: . 年齢、外見、髪型や服装(色)、職業: . 抱いている感情(願望とは別。どんな気持ちでいるのか): . 課題・具体的な目標、願望(動機、行動原理): . 序盤で発生する能力や出会い(敵&味方)、葛藤・障害・取引: . フェチ・この時点での好きな異性のタイプ、特徴: . その他の特徴・設定: .

■中盤:隠されていた多面性を提示していく(ツカミとGAPのある特徴。実は ) 中盤で明らかになる能力、開花・成長・お披露目する能力: . 隠されていた内面、本心: . 弱い部分、もろいところ: . 意外な一面: . バカな部分、抜けてる・ヘンなところ、ツッコミどころ: . 序盤とは違う格好・姿(衣装チェンジ、別形態): . 中盤で発生、変化する関係性: . 中盤で直面・複雑化する敵・障害、目標、葛藤・動機: . 過去のどんな出来事がきっかけで、今現在の価値観・行動原理ができた?(過去から現在にかけて起こった劇的な変化): . 過去(劇的な変化が起きる前)の スペック(能力、外見): . 性格: . 内面: . 悩み、挫折、トラウマ: . (この人物以外についての)中盤で発生する事件、発覚する新事実:

■終盤:最大のコンフリクトに立ち向かい、感情がピークになる緊張や恐怖を乗り越え、変化/成長する――序盤で抱いていた願望や過去のトラウマを解決する (このキャラは [誰?何?]に対して するorされる[どんな行動をする?]ことによって、 最終的に [どんな変化、成長を?]する。 な状態になる) クライマックスで戦う敵や障害と、内的葛藤・苦痛: . 敵や課題、事件に対して、クライマックスで起こす劇的かつ意外なアクション & 内面的な葛藤・動機、自分の弱さにこの人物はいかに立ち向かい、困難を乗り越えるか: . 終盤で発現・使用する力、誰かと掛け合わせてうまれる力: . ラストで抱く強い想い、願い、感情(※序盤の課題、願望と対応): . 最終的にどんな人間関係に至る?: . その他: -------------------------------------------------------------------

■総じて、どんな人物として描きたい? このキャラを通じて何を描きたい? 何を伝えたい? どんなことを感じてほしい? どんな感情を抱いて欲しい? ( )

Page 3: 創作ワークシート

キャラクター設定表(パートナー) 名前 役割: ジャンル: ■序盤:圧倒的に突き抜けたツカミのインパクトを示す。力を使って活躍する 1(○○で1番)の . だけど (ギャップ). 使用可能な、突出した能力/スキル・特色: . 性格: . 年齢、外見、髪型や服装(色)、職業: . 抱いている感情(願望とは別。どんな気持ちでいるのか): . 課題・具体的な目標、願望(動機、行動原理): . 序盤で発生する能力や出会い(敵&味方)、葛藤・障害・取引: . フェチ・この時点での好きな異性のタイプ、特徴: . その他の特徴・設定: .

■中盤:隠されていた多面性を提示していく(ツカミとGAPのある特徴。実は ) 中盤で明らかになる能力、開花・成長・お披露目する能力: . 隠されていた内面、本心: . 弱い部分、もろいところ: . 意外な一面: . バカな部分、抜けてる・ヘンなところ、ツッコミどころ: . 序盤とは違う格好・姿(衣装チェンジ、別形態): . 中盤で発生、変化する関係性: . 中盤で直面・複雑化する敵・障害、目標、葛藤・動機: . 過去のどんな出来事がきっかけで、今現在の価値観・行動原理ができた?(過去から現在にかけて起こった劇的な変化): . 過去(劇的な変化が起きる前)の スペック(能力、外見): . 性格: . 内面: . 悩み、挫折、トラウマ: . (この人物以外についての)中盤で発生する事件、発覚する新事実:

■終盤:最大のコンフリクトに立ち向かい、感情がピークになる緊張や恐怖を乗り越え、変化/成長する――序盤で抱いていた願望や過去のトラウマを解決する (このキャラは [誰?何?]に対して するorされる[どんな行動をする?]ことによって、 最終的に [どんな変化、成長を?]する。 な状態になる) クライマックスで戦う敵や障害と、内的葛藤・苦痛: . 敵や課題、事件に対して、クライマックスで起こす劇的かつ意外なアクション & 内面的な葛藤・動機、自分の弱さにこの人物はいかに立ち向かい、困難を乗り越えるか: . 終盤で発現・使用する力、誰かと掛け合わせてうまれる力: . ラストで抱く強い想い、願い、感情(※序盤の課題、願望と対応): . 最終的にどんな人間関係に至る?: . その他: -------------------------------------------------------------------

■総じて、どんな人物として描きたい? このキャラを通じて何を描きたい? 何を伝えたい? どんなことを感じてほしい? どんな感情を抱いて欲しい? ( )

Page 4: 創作ワークシート

Conflict設定表(主人公たちが戦う敵、取引する相手、立ち向かう危機を設定する) 敵・取引相手の名前、

外見(美醜、風貌)、敵の能力/勝負や障害の種類、敵の属性

/障害の緊急度。 なぜ戦う/取り組む/取引するはめになるか?

敵・障害の強さ/難しさ(主人公たちにクリアするのに必要な力はある?ない? どうやって乗り越える?)。どう戦いは展開するか。かけひき

敵や取引相手側の動機・バックグラウンド/ 障害の重要度や、主人公側の内的葛藤の重要度

敵・取引相手・障害・葛藤は、主人公たちにどんな選択を迫る? 敵・取引相手障害・葛藤は、何を象徴している?

乗り越えた後、主人公たちにもたらされる変化は? 何を手に入れ、何を失う?(どんな敵・問題と対峙すれば主人公たちは変化するか? 彼らの問題は解消されるか?)

序盤で 遭遇・ 直面

■外敵・取引相手 障害・ピンチ ■内的葛藤、悩み、内なる敵、不安、トラウマ

中盤で 遭遇・ 直面

■外敵・取引相手 障害・ピンチ ■内的葛藤、悩み、内なる敵、不安、トラウマ

終盤で 対峙

■外敵・取引相手 障害・ピンチ ■内的葛藤、悩み、内なる敵、不安、トラウマ

Page 5: 創作ワークシート

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■ツカミのインパクト ①どういう能力・特徴をもった人(主人公)が、 ②どんな事件に遭遇し、 ③どんな世界・どんなシチュエーションに突入して、どうなり、

■隠されていた多面性の提示 ④どんな目的をもってorいかなる動機を途中で獲得し、 ⑤いかなる力と動機をもつパートナーと、 ⑥何をして、どうなり、 ⑦どんな秘密や過去、本心が明かされ

■困難に打ち克ち、変化・成長 ⑧どんな敵/ピンチと対峙し、 いかなる選択を突きつけられ、 どんなことを感じ、考え、 ⑨どうやって危機を乗り越え、 最終的にどうなる、

⑩どんな感じの話? (読み味、ジャンル、テーマ、 とくに喚起したい感情)

参考:金子満『シナリオライティングの黄金則』(ボーンデジタル)

ストーリー要約シート(作品名: )

Page 6: 創作ワークシート

作品名[ ] ■キャラクターマトリクス(数字の順に考えて埋める) ※過去→現在、現在→近未来、過去→近未来のつながり・対応・一貫性を意識しながら“変化”を描く

名前

過去 ※このキャラが現在の状態と最も違っていた時期

現在 近未来 ※物語終了時点

スペック(spec) 外見/服装、突き抜けた能力/スキル、趣味・特技、好き嫌い。肩書き、職業(役割)、属性、利用できるネットワーク

⑤ ①何かしら突出したところをつくる ②スペックと性格、スペックと内面のギャップ、意外な組み合わせ

⑨なるべく飛躍した、振れ幅の大きい状態を考える

人からよく言われる性格。パッと見の性格。外面に出ている振る舞い、その印象 (character)

⑤ ① ⑨現在の状態から多少なりとも変化する

自分は実はこうです、と思っている内面、実感、動機、行動原理。抱えている感情、恋心、性癖(mind,will,desire)

⑤ ③性格と内面の違いを意識する ⑨葛藤・課題④が解消されて変化した状態。③と対応

⑧過去から未来まで一貫している部分

課題、障害 心理的な葛藤 悩み。敵、与えられた課題 (mission,conflict)

⑦この人物を変えるきっかけになった困難、課題 ※⑦の問題は⑨で解消されているのがベター

④今抱えているもの。①~③と関係する悩み、葛藤、課題 ※⑨まで考えたあと、⑪まで考えたあとで立ち返り捉え直す

⑪障害を象徴する存在、途中でぶつかる課題 ※内面と外面の両方に解決すべき問題がある方がよい ④→⑨を実現するためにクリアすべき課題・敵

・変化を起こす行動、イベント ・起こった変化 ・得られた教訓、価値観

過去→現在の変化を起こしたイベント、起こった変化、得られた教訓⑥

⑩現在→近未来の変化を起こす行動、イベント、パートナー 現在および過去の能力やネットワークを駆使して困難に打ち克つ

ようするにどういうひと?⑫

Page 7: 創作ワークシート

作品名[ ] ■キャラクターマトリクス(数字の順に考えて埋める) ※過去→現在、現在→近未来、過去→近未来のつながり・対応・一貫性を意識しながら“変化”を描く

名前

過去 ※このキャラが現在の状態と最も違っていた時期

現在 近未来 ※物語終了時点

スペック(spec) 外見/服装、突き抜けた能力/スキル、趣味・特技、好き嫌い。肩書き、職業(役割)、属性、利用できるネットワーク

⑤ ①何かしら突出したところをつくる ②スペックと性格、スペックと内面のギャップ、意外な組み合わせ

⑨なるべく飛躍した、振れ幅の大きい状態を考える

人からよく言われる性格。パッと見の性格。外面に出ている振る舞い、その印象 (character)

⑤ ① ⑨現在の状態から多少なりとも変化する

自分は実はこうです、と思っている内面、実感、動機、行動原理。抱えている感情、恋心、性癖(mind,will,desire)

⑤ ③性格と内面の違いを意識する ⑨葛藤・課題④が解消されて変化した状態。③と対応

⑧過去から未来まで一貫している部分

課題、障害 心理的な葛藤 悩み。敵、与えられた課題 (mission,conflict)

⑦この人物を変えるきっかけになった困難、課題 ※⑦の問題は⑨で解消されているのがベター

④今抱えているもの。①~③と関係する悩み、葛藤、課題 ※⑨まで考えたあと、⑪まで考えたあとで立ち返り捉え直す

⑪障害を象徴する存在、途中でぶつかる課題 ※内面と外面の両方に解決すべき問題がある方がよい ④→⑨を実現するためにクリアすべき課題・敵

・変化を起こす行動、イベント ・起こった変化 ・得られた教訓、価値観

過去→現在の変化を起こしたイベント、起こった変化、得られた教訓⑥

⑩現在→近未来の変化を起こす行動、イベント、パートナー 現在および過去の能力やネットワークを駆使して困難に打ち克つ

ようするにどういうひと?⑫

Page 8: 創作ワークシート

■導入…何がしたくて、どんな事件が起き、何をしなければいけなくなる?キャッチーでハデなオープニング、ツカミのインパクト、最初の活躍描く ( ) ・主人公はどういう人で何がしたい?(動機) 舞台はどこ? 一人称、三人称? ・どんなツカミのイベントで始める? ・どんな風に主要キャラが登場し、最初の見せ場を作る? 主人公とパートナーの出会いは? ・ふたりの今後の関係を感じさせるイベントは?

・最初に発生し、主人公やパートナーが取り組まねばならない課題や問題は? なぜすぐには達成できない? ★「起」のイベント。外的に与えられる課題と、心理的な問題は分けて考える ・主人公とパートナーがいっしょにいなければいけない理由はどんなもの?(この理由は「承」になってできることもある)

■クライマックス後の日常パート…ようするにどんな状態になる? ( )

・クライマックスを経てもたらされる内面の変化や成長、告白イベントはどんなもの?★起承転結の「結」のイベント

・物語開始時点とは、力、意思、関係性がどんなふうに変化するのか、恋愛はどんな状態まで進展するか?(時間経過に伴う変化/成長。特に心理、感情) ・物語を読み終えた読者にどんな気持ちになってほしい?何を考えてほしい? 具体的にどの感情を動かしたい?どの感情にフォーカスを当てたい?

1 起:最初の関係できる。やるべきこと(外的な課題や、心理的な問題)発生 2 承:関係や葛藤がこじれる。さらにやるべきこと発生。緊張が高まる

3 転:究極の選択を迫られるピンチ&バトル(重いイベント)。外的な課題をクリアする 4 結:関係性変化、成長。結果がもたらされる。心理的な問題が解消する

■クライマックスまでの布石。活躍から一転雲行きが。…どんなことが起こる?どんな遠回りが必要? ( )

-------※以下は順番は前後していいが、承のパートにあるとよい要素------------------- ・最初の課題に取り組むうちに発生する別の(真の)コンフリクト、問題とは?次にやるべきことは?

・クライマックスで明らかになる真相から読者の目を背けさせておくためのミスリードイベントは?

・中盤の見せ場は? どんな活躍、おいしいイベントが発生して、どんな力を発揮する?

・コンフリクトを解決するための選択肢はどんなものがある? どうやって発見する?

・目的達成に必要だが力不足や困難を感じさせるイベントは? orいかにして話がこじれる?

・主人公とパートナーの明かされる意外な面や過去は? 二人の接近ポイントは?どんなフラグが?

・ミッション達成を阻害するイベント、失敗した理由は?(ex.妨害者登場や能力不足)凹む出来事は?

★起承転結の「承」。起からと転結からの流れが切り替わるイベントは?

・主人公とパートナーとの関係や、問題解決が進展したと思いきや事態が悪化する出来事は?

★★「転」に至る直前の「承」のイベントは? どんな風に緊張や葛藤がピークに達する?

■緊張と恐怖のクライマックス、バトルパート…どんなことが起こる?キャッチーなクライマックスに ( )

・突発的に発生する危機とは?(黒幕の正体が発覚する、敵とのバトル、緊急事態、災害など) 最後の敵は何者か?どんな能力と目的がある?主人公たちとどこが違い、どこが似ている?

・主人公たちはどんな力を用いて危機/コンフリクトへ挑戦し、苦戦するか(vs理屈,力)。見せ場。

・ピンチを乗り越えるために主人公が獲得する能力は?(誰かと協力するでもOK) ※なぜその能力がここで発揮できるのか?なぜここまでは使えなかったのか?

・承まででも明かしていなかった主人公とパートナーの本音や過去、真の動機を漏らすイベントは?

・最終的にいかにして危機は解消される(勝利する)か?「起」からどんな変化が起こる?

プロットマトリクス(作品名: ) この話はようするに“ ”という話

Page 9: 創作ワークシート

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①序盤:圧倒的に突き抜けたツカミのインパクトを見せる

この作品らしさを象徴する特徴を見せる。見た目と能力や、能力と性格のあいだにギャップがあるところを見せる(○○だけど××)。突出した何かを披露する(○○で1番の××)。かっこいい・かわいい。強い・すごい。強い願望や悩み、倫理感がある。とんでもないことに巻き込まれ、読者に喜怒哀楽や恐怖など強い感情を呼び起こす。 ②中盤:隠れていた意外な面を次々に明かしていく

ヒロインとの関わりや、敵との戦いのなかで、凄さだけでなく弱さやもろさ、悩みを見せていく。あるいはバカな面を見せる。どうしてこんな人物になったのかという意外な過去の事件を明かし、印象を変える。困難を経験するなかでヒロインと自己開示をしあい、接近する。ただ巻き込まれている状態から変化し、自分ごととして真剣に取り組むようになる。

③終盤:最大のコンフリクトに打ち克ち、ツカミの状態から変化または成長する

今までで最大の敵・障害に自ら立ち向かい、本心を明かし、感情を吐き出し困難を乗り越え、わだかまりを解消する。目的を達成する

キャラクター演出の3ステップ ※あくまでひとつのセオリー。絶対ではない

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①ツカミが弱い。ギャップがない。地味、無色透明、かっこわるい、かわいくない、能力がザコい。テンプレそのまま。動機が弱い(何がしたいのかわからない)。ツッコミどころがない。

②隠されている部分がない。一面的で印象が変わらない。恥や弱さがない。内面や過去を吐露しない。いじりがいがない。ヒロインが主人公に怒りや失望を覚えずデレているだけ(関係に波風が立たない)。

③変化/成長しない。恋愛しない。弱い自分や過去を受け入れない。クライマックスで自らの力でがんばらない。他力で問題を解決してしまう。序盤の課題・葛藤を解消しない。

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ピンとこないキャラによく見られる特徴 ※こういうのが100%だめということではない