平成10年2月 日 · 2019. 9. 24. · 佐賀ブロック(code for saga・牛島清豪氏)...

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令和元年8月30日

草津市議会議長 奥村 次一 様

草津市議会会派 市民派クラブ

会長 奥村 恭弘

草津市議会 市民派クラブの令和元年度上半期政務活動費実施研修(会派研修)の結

果について、下記のとおり報告書を提出いたします。

1.期 間 令和元年7月1日(月)

2.日 程

・「アーバンデータチャレンジ 2019(UDC2019)」のキックオフイベント

・7月1日(月) 午後1時30分から午後5時20分

(東京大学駒場第Ⅱキャンパス)

3.参 加 者 八木 良人

4.添付資料

別紙のとおり

研修報告書

草津市議会議員・八木良人

【研修】

名称 「アーバンデータチャレンジ 2019(UDC2019)」のキックオフイベント

日時 2019 年 7 月 1 日

場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス

主催 一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会・公益社団法人土木学会

東京大学生産技術研究所・東京大学空間情報科学研究センター

内容

開会・東京大学准教授 関本義秀

講演 1「i-Construction の取組とデータチャレンジへの期待」

国土交通省大臣官房技術調査課・建設生産性向上推進官・廣瀬健二郎

講演 2「デジタルアーカイブの広がりとジャパンサーチ(試験版)公開(仮)」

国立国会図書館電子情報部電子情報流通課・奥田倫子

講演 3「富士宮プロジェクト:写真を媒介として認知症の高齢者を含む多世代の交流の場を作り

出す取組み」

一般社団法人認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)共同代表理事・岡田誠

活動報告:UDC2018 愛知ブロック(UDC2018 ベスト地域拠点賞)

椙山女学園大学文化情報学部文化情報学科・向直人

活動報告:UDC2018 岡山ブロック(UDC2018 ベス

ト地域拠点賞)

一般社団法人データクレイドル・大島正美

【2019 年度の取組み紹介:UDC2019 地域拠点か

ら】

石川ブロック(一般社団法人コード・フォー・カナザ

ワ・福島健一郎氏)

福井ブロック(チームふくいデータチャレンジ・上坂

哲教氏)

鹿児島ブロック(NPO鹿児島インファーメーショ

ン・久永忠範氏)

神奈川ブロック(Code for Yokosuka・伊藤侑果

氏)

佐賀ブロック(Code for Saga・牛島清豪氏)

岐阜ブロック(CODE for GIFU・石井哲治氏)

福岡ブロック(Code for Fukuoka・徳永美紗氏)

山口ブロック(吉南株式会社・福田達也氏)

秋田ブロック(秋田市・柿崎知洋氏)

新潟ブロック(新潟大学・山崎達也氏)

福島ブロック(会津若松市・藤井淳氏)

奈良ブロック(CODE for YAMATOKORIYAMA・本多健一氏)

山梨ブロック(Code for Yamanashi・塩島諒輔氏)

滋賀ブロック(Code for Kusatsu・奥村美佳氏)

千葉ブロック(チーム千葉県・松島隆一氏)

【シンポジウム内容及び考察】

地域の抱えるさまざまな課題の解決を目的に、イベントやコンテストを通じてオープンデータやその

活用ツール、アイデアなどの創出に取り組む「アーバンデータチャレンジ 2019(UDC2019)」のキック

オフイベントが 7 月 1 日、東京大学駒場第 2 キャンパスにて開催されました。

2013 年度に始まった UDC は、社会インフラのデータに関する情報の流通環境を整備することを目的と

した組織「社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)」および公益社団法人土木学会、東京大学生産技術研

究所、東京大学空間情報科学研究センターが主催している。今回のシンポジウムでは、同プロジェクトの

全国各地の拠点で活動する自治体関係者やエンジニア、研究者、プランナー、NGO 関係者など幅広い

人々が集まりました。

実行委員長の関本義秀氏(東京大学生産技術研究所准教授)は冒頭の挨拶において、UDC のこれまで

の歩みと、今年度の変更点について説明した。UDC の地域拠点は、全国展開をスタートした 2014 年に

は 10 拠点だったのが年々増えていき、2018 年度では 49 拠点となった。作品応募数についても、2013 年

では 75 作品だったのが、2018 年度には 200 作品と増えている。

2019 年度からは、草津市の CodeForKusatsu が滋賀県の拠点として活動することになり、草津市とし

ても目が離せない活動となっています。

このように発展してきた UDC は本年度から新たな段階に入り、今後 2023 年度までの 5 年間をセカン

ドステージとして位置付けています。これまではコンテストの作品募集について、「アプリケーション」

「データ」「アクティビティ」「アイデア」とジャンル別に部門を分けていたのを、今年度からは「道路・

交通」「河川・港湾・上下水道」「住宅・土地・公園・公共施設」「まちづくり・都市計画」「農業・林業・

漁業」「産業・観光」「医療・健康」「生活・文化・地域アーカイブ」「教育・政治」「防犯・防災」と、分

野別に 10 の部門に分けて設置することになり、さらに、各分野や業界との連携も図っていく予定で、概

ね 2 年ごとに重点分野を変えていくことになりました。2019 年度は「道路・交通」「生活・文化・地域ア

ーカイブ」の 2 つを重点分野とするとのことです。

今回のジャンルの変更は、それまでの ICT に特化しているように思いがちな内容を、より地域課題に

密着した内容にすることになり、多くの市民や学生が積極的に参加できるイメージに変わりました。2019

年度の部門は、「道路・交通」「生活・文化・地域アーカイブ」ということで、草津市において、まさに課

題とされている内容であり、今後、どのような展開が起きるかが楽しみな状況です。

草津市では、拠点として市民団体の CodeForKusatsu が活動しますが、課題解決には行政の情報や協力

も欠かせないところです。オープンガバナンス・オープンデータの取り組みに力を入れる草津市が今後

どのように連携していくかが重要なところです。

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