未来の柏の図書館を考えよう 中高生ワークショップ開催報告 ·...
Post on 22-May-2020
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未来の柏の図書館を考えよう中高生ワークショップ開催報告
柏市教育委員会
アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)
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開催概要
(日 時) 2018年10月7日(日)15:30~17:30
(場 所) パレット柏 ミーティングルームC
(参加者) 6名(中学生1名、高校生5名)、見学者1名
(事務局) 生涯学習課 髙村課長、橋本副参事、柳川副主幹、川本主任
図書館 小池館長、後藤副主幹
アカデミック・リソース・ガイド株式会社 岡本、宮田
(プログラム) ①WSとは?今回のWSの目的(20分)
②中高生がよく行く・いる場所を考えよう(30分)
③中高生が行きたくなる場所を考えよう(30分)
④まとめ(10分)
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柏市の中高生に愛される図書館へ中高生の居場所となる施設づくり
中高生が主役となって柏市の図書館のあり方の検討関わり、図書館とまち全体のつながりを考えていきます。
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柏市の図書館を考える中高生ワークショップのつながり
未来の柏の図書館について語り合おう!【第1回】
まち歩きワークショップ
市民活動に積極的な市民は未来の図書館に何を求めているのか?
活動の拠点施設を訪問し,ワークショップ形式で意見を伺いました
年齢や立場の違うメンバーでまちを歩くことにより,
<私たち>の課題の発見や新しいアイディアを創り出します
ダブルデッキ・ライブラリーフェス【第2回】
ストーリーづくりワークショップ
図書館の基本機能にプラスして求める新しい機能とは?
シールアンケートにより幅広い市民から意見を伺いました
これまでの意見やアイディアを参考に,未来の図書館でどのような
ストーリーや体験が生まれるのか想像(創造)します
中高生ワークショップ【第3回】
あり方(案)の読書会
いまの中高生の求める居場所とは?
中高生からのメッセージを今後の検討の参考とします
皆さまの意見を反映して作られた「柏市図書館のあり方(案)」を
一緒に読むことで未来の柏の図書館像を共有します
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①ワークショップとは?今回の目的
ワークショップとはグループで一緒に作業しながら話し合うことでアイデアを創り出す
生徒たちの暮らしに身近な部分から、 未来の図書館のあり方を一緒に考える
どんな変化が起きるか?学年や部活が異なる生徒同士が一緒に作業に取り組むことで、 <私>だけの要望ではなく、 <私たち>の課題を見つけられるようになる
生徒の固定観念(思い込み)が揺さぶられ、ひとりでは思いつかないような解決策が生まれやすくなる
今回の目的(居場所から考える)どんな図書館も、まちから独立して存在はしない。これまでの調査から、中高生の居場所が不足していることが課題となっていることから、生徒たちにとって身近な居場所について考えることで、まちに開かれた図書館づくりにつなげていく
生徒たちにとっての理想の居場所について考える中から、現在の図書館だけでなく、20年〜30年後の図書館像を考えるためのアイデアのヒントを見つける
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②中高生がよく行く・いる場所を考えよう
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②中高生がよく行く・いる場所を考えよう
駅前のショッピングセンターのスタバやマックにはよく行く。カラオケやアニメイトも
駅の周りをぶらぶら
学校や塾か自宅で過ごす時間が多い。学校は部活もある
休日に柏の葉へ。T-SITEや
ららぽーとにいく人もいれば、運動部で競技場という人も
川沿いの土手
柏市の外にもでかける。流山おおたかの森、市川、千葉市、浦安など千葉県内のほか、都内にも
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自分が思いもよらない場所に他の参加者が行っていることが分かりました
③中高生が行きたくなる場所を考えよう
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③中高生が行きたくなる場所を考えよう
趣味の合う人が集うシェアハウス
YouTubeライブやソーシャルゲームが大画面でできるところ
ダンスができるストリートや鏡のある体育館
インコがいたり、自由に絵を描いて過ごせるカフェ
おしゃれなカフェや、いろいろな施設があつまった図書館
バスケットボールや、花火やキャンプが自由にできる、大きな公園
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④まとめ 中高生からのメッセージ
・安心して過ごせる居場所が少ない(保護者も安心できる居場所が必要)
・お金をかけずに過ごせる場所をいつも探している
・会話NGなど禁止事項が多い図書館は敬遠されている
・いまの中高生は、学校で調べ学習やグループ学習によるアウトプット型の教育を受けてきているが、学校以外にこれらを実践できる場がない
・大人のルールに縛られることなく、自由な発想による活動や交流ができる居場所を求めている
・スポーツ活動(部活動)と比較して、知的活動の場やその成果を発表する場所・機会が少ない
・普段かかわることのない大人や、自分たちより年下の子どもたちとの交流や活動を通じた学びの機会がない(友達・親・先生が中心の世界)
・徒歩や自転車でアクセスしやすい位置に居場所がほしい
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中高生が求める理想の居場所から、図書館やまちづくりへのヒントになるアイデアが出てきました
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