android4.3 の内容

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Android4.3 (Jelly Bean) について 株式会社バイタリフィ 2013/08/22 時点で公表されている情報になります

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Page 1: Android4.3 の内容

Android4.3 (Jelly Bean) について 株式会社バイタリフィ!

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※2013/08/22 時点で公表されている情報になります

Page 2: Android4.3 の内容

目次

•  Android4.3について!

•  Android4.2からの変更点・追加機能!

•  Androidのバージョン別シェア

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Page 3: Android4.3 の内容

Android4.3について

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Page 4: Android4.3 の内容

Android4.3はAndroid4.2のメジャーアップデートとなります。!コードネームはAndroid4.2と同じく“Jelly Bean”となります。!!追加された機能としては「制限付きプロフィール」「Bluetooth Smart」「OpenGL ES 3.0」「バックグラウンドでのWifi位置検出」などがあります。!!他にも、パフォーマンスの改善やセキュリティ強化も行われています。

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Page 5: Android4.3 の内容

Android4.3での変更点・追加機能

Android Developersより告知されている内容・画像を引用しています!http://developer.android.com/about/versions/jelly-bean.html#43-beautiful-apps

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Page 6: Android4.3 の内容

パフォーマンスの改善 Android4.2で既に実施されているパフォーマンス改善(vsync, triple buffering, タッチ時の遅延低下、CPU input boost, hardware-acceleraterによる2D描画)の他に、以下の改善が行われています。!!!   効率がいいGPU formatに変換しhardware-acceleraterによる2D描画コマンドが最適化されました。!

!   マルチスレッドによりレンダラーは一つのタスクを行うために複数のコアに跨ってマルチスレッドを使用する事が出来るようになりました。!

!   Shapeとtextの描画も改善されました。テキストサイズ変更時の描画品質の向上、ドロップシャドウの描画高速化も含みまれています。!

!   改善されたWindow bufferの割り当てにより、Windowを作る際の描画開始時間が短縮されました。!

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Page 7: Android4.3 の内容

ハイパフォーマンスグラフィックのためのOpenGL ES 3.0

Android4.3では、OpenGL ES 3.0をプラットフォームでサポートします。アプリはフレームワークとネイティブAPIのどちらでもOpen GL 3.0を利用できます。!!鍵となる新機能は以下のとおり。!!!  先進的な描画エフェクトのアクセラレーション!!  標準機能による高品質なETC2/EACテクスチャー圧縮!!  新しいバージョンのGLSL ESシューティング言語!!  新しいテクスチャーレンダリング!!!

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Page 8: Android4.3 の内容

強化されたBluetooth接続 Android4.3では、プラットフォームが標準でBluetooth Smart Readyへの接続がサポートされました。また、Bluetooth AVRCP 1.3のビルドインサポートも導入されています。!!

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Page 9: Android4.3 の内容

制限付きプロファイルのサポート Android4.2のマルチユーザー機能が強化されて、Android4.3はタブレット向けの制限プロファイルが追加されました。!!制限されたプロファイルは、オーナーによって各ユーザーごとの別々の環境をセットアップすることが出来ます。!また、各ユーザー環境で使用できるアプリの規制も管理することが出来ます。!!各制限されたプロファイルは、ローカルストレージ、ホームスクリーン、ウィジェット、設定が独立したセキュアな領域となります。!

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Page 10: Android4.3 の内容

位置情報とセンサー機能の最適化

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使用電力の効率化や位置情報の精度の向上が行われています。!!Hardware geo fencing!ソフトウェアではなくデバイスのハードウェアでの位置情報取得計算により電力効率を最適化します。!!Wi-Fi scan-only モード!Wi-Fiをスキャンだけしてネットワークへの接続を行いません。 それによりバッテリーを節約したまま位置情報の精度を上げます。!

Page 11: Android4.3 の内容

新しいメディア機能

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次世代のメディアサービスに対応するために、Android4.3はmodular DRM frameworkを導入しています。!!アプリはmedia DRM framework manageを使用してコンテンツライブラリーから送られる暗号化されたストリーミングを取り扱う事が可能です。!!以下は追加された機能になります。!

!   VP8エンコーディングのサポート!!   Surfaceからのビデオエンコーディングが可能!!   Media muxerの実装!!   remote control clientsでのPlayback progressとscrubbing!

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Page 12: Android4.3 の内容

新しい通知方法へのアクセス

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新しい通知APIが追加されました。これは、ユーザーがどのアプリが通知を受け取るかをコントロール(有効・無効)する事が出来ます。!!他に、以下は追加された機能になります。!!!   View overlays!!   Optical bounds レイアウトモード!!   カスタム回転アニメーションタイプ!!   画面回転モード!!   Quick Responsesを取り扱うためのIntent!

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Page 13: Android4.3 の内容

国際的なユーザーサポート

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RTL言語への最適化が行われ、デフォルトシステムアプリはLauncher , Quick Settings , Phone , People , SetupWizard , Clock , Downloads ,などでRTLレイアウトがサポートされました。!!ローカライズのために、新しいBidiFormatterが追加されています。これはUnicodeの文字を包むAPIの1セットになります。!!また、その他地域でのテストを簡単にするために、新しく開発者オプションpseudo-localesが導入されました。!pseudo-localesはは言語グループに関連した地域のスクリプト、表示される文字、をシミュレートすることが出来ます。!!!

Page 14: Android4.3 の内容

AccessibilityとUI Automation

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Android4.3のaccessibility servicesはキーボードショートカットの取扱や、ジェスチャーベース入力を提供するためのキーとなるイベントを監視し、フィルターに通す事が出来ます。!!accessibility servicesは、例えば、それらはキーイベントをフィルターに通す、Windowコントロールを取り戻す、explore-by-touchを有効にする、Web web accessibility 機能を有効にすることを宣言できます。!!!Android4.3の新しいUI automation frameworkはユーザーアクションを画面の中でシミュレーションして対話的なテストを可能とします。 UIオートメーションフレームワークを通じて基本的な操作を行うことができ、スクリーンの回転をセットし、インプットイベントを作り、スクリーンショットを撮ったりする事が出来ます。

Page 15: Android4.3 の内容

エンタープライズとセキュリティ

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企業ネットワークのWPA2用Wi-Fi設定 WPA2企業ネットワークのアクセスポイントと接続するのに必要なWi-Fi証明書を構築することが出来ます。 新しいAPIを使用する事で、開発者は企業で使われる認証方法で使う拡張認証プロトコル(EAP)とEncapsulated EAP(Phase 2 )証明書を構成する事ができます。! SELinuxによるAndroid sandboxの強化 Androidは現在SELinuxを使用しLinuxカーネルのmandatory access control(MAC) はUIDに基づきアプリケーションのサンドボックスを強化しています。 これはOSを潜在的なセキュリティの脆弱性から保護する事になります。! KeyChainの強化 KeyChainAPIはシステムのキーがハードウェアに結びついていること確認するアプリケーションを利用可能にするメソッドを提供します。 ルートあるいは kernel compromiseの時でもデバイスからエクスポートされない私有キーを生成&格納する場所を提供します。 Androidキーストアの提供 Android4.3は専用のキーを作成するアプリケーションの利用が可能になりました。 APIを使用し、アプリは他のアプリにより観たり使われることがないprivate keyを作って格納しユーザーとの対話無くKeystoreに格納できます。 Androidアプリから Setuidを制限する /System partitionは現在zygote -spawned processesによりnosuidにマウントされています。 これは、Androidアプリがsetuidプログラムを実行するのを防ぎ、潜在的なセキュリティの脆弱性によるrootへの攻撃可能性を減らします。

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パフォーマンス測定の新しい方法(強化されたSystrace logging)

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Android4.3は新しいTrace APIが導入されます。それはアプリ内の特定部分のコードをマークするために Systrace begin/endイベントを使うことができます。コードの特定部分が実行されると、システムはtrace logにstart/endイベントを書き出します。 これによって、Systrace出力ファイルで特定のイベントを視覚化し他のカーネルとの前後関係とユーザー空間のトレースデータでイベントを分析することが出来ます。 既存のシステムタグとともにカスタムアプリセクションはあなたのアプリのパフォーマンスと振る舞いを理解する新しい方法を与えます。!!

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パフォーマンス測定の新しい方法(On-screen GPU profiling)

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Android4.3はアプリのパフォーマンスとピンポイントのレンダリングをデバイスやエミュレータ上で表示させます。 Profile GPU renderingオプションはアプリの有効なフレームレートをアプリ実行中に画面上へ視覚化します。 システムは連続的にスクリーン上のグラフを更新します。

グリーンの線は60msの閾値になります。 60fpsのゴールと比較してアプリの効率的なフレームレートを評価することが出来ます。 緑の線を越える操作を見付けたとき、Systraceや他のツールを使用してそれを分析する事が可能です。!!※Android4.3以上で動くデバイスでは開発者オプションは 標準で非表示です。 それを表示するには設定 携帯電話について ビルド番号を7回タップします。

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パフォーマンス測定の新しい方法(StrictMode warning for file URIs)

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StrictModeツールの最新の機能追加は、アプリがfile:// URIを他のシステムにさらしたときに警告します。 !受信側アプリでfile:// URIパスにアクセスしない方が良いかもしれません。!://URIを適切なpermissionで使用する必要があります。!!他のアプリにファイルを保存し、公開するための便利な方法を探している場合は、FileProviderコンテンツプロバイダを使用してみてください。!!Support Library!http://developer.android.com/tools/support-library/index.html

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Androidのバージョン別シェア Android Developer の Dashboardsより引用!http://developer.android.com/about/dashboards/index.html

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Googleが公表しているAndroidのバージョン別シェアは以下のとおりです。!!4.0以上が63%近くを占めています。

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バイタリフィについて

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会社概要・連絡先

会社名:株式会社バイタリフィ 本社所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-9-6 アストゥルビル8F TEL:03-5428-6346 FAX:03-3461-6347 WEB:http://vitalify.jp/ 設立:2005年9月21日 資本金:5,000万円 グループ従業員数:200名(2013年1月実績) 代表取締役:川勝 潤治

Page 23: Android4.3 の内容

    Thank you all

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