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貿易局 - SECEX

貿易業務部 – DECEX

統合ドローバック制度

ブラジル自動車部品工業会 (SINDIPEÇAS)

– 2016年7月27日

ブラジル企業の競争力を向上させる強力な制度。


MDICブラジル開発商工省

[email protected] (61) 2027 7429

EQN 102/103, 1番地 -北ウイング

• 統合ドローバックの免税・保税制度に関する全て


貿易業務部（DECEX）


mailto:[email protected]

はじめに

ドローバック：税金免除された生産投入資材 => 海外向け製品の製造：

o 保税・免税方式。

次のプロセスに適用：

o 製造、加工、組み立て、再生・改修、及び包装（但し、輸送目的に特化するパッケージは適用外とする）。


ドローバックの方式• 保税方式 (SECEX) – 近い将来の輸出を見据えて：輸入資材、又は国内調達資材の諸税保税。


統合保税ドローバック制度プロセスの概要

企業保税ドローバックを申請

審査を行い、ドローバック認可書（AC）を発給

サプライヤー

諸税保税された生産投入資材を調達

諸税保税された生産投入資材を輸入

サプライヤー

輸入業者

輸出最終製品企業

生産投入資材を調達し、加工する

ドローバック操作を認証する

海外

国内市場

統合保税ドローバック制度

o 輸出を促進する。輸出補助金ではない

o 国産製品の競争力向上


o 税務関係：諸税保税

o 財務関係：キャッシュフローに柔軟性を持たせる

o 価格：国内外の価格条件を揃える

o 品質：付加価値を加え、技術を向上し、輸入相手の条件を満たす

制度による恩典


統合保税ドローバック制度のデータ

年間輸出総額とドローバック制度による輸出額の比較グラフ


ドローバック制度による輸出総額/輸出総額の比較

輸出総額 (単位10億USドル) ドローバック制度による輸出額 (単位10億USドル)


0 1 1 2 2 3 3 4 4 5

Minérios de ferro

Carne de frango "in natura"

Aviões

Automóveis

Produtos semimanufaturados de ferro ou aço

2015年度の分野別輸出額 (単位10億USドル)


鉄・鋼鉄製の半製品

自動車

航空機

鶏肉（無調製）

鉄鉱石


Exportações via drawback

Importações

Compras no mercado interno

0.005,000.0010,000.0015,000.0020,000.00

25,000.0030,000.00

35,000.0040,000.00

45,000.0050,000.00

48,255.80

7,915.90

124.9

2015年度、統合保税ドローバック制度により

加えられた付加価値

* 輸入額/輸出額比較：16.40%* 国内調達額/輸出額比較：0.30%


国内調達額

輸入額

ドローバック制度による輸出額


2015年度の税控除：

恩典を受けた輸入品の金額：28,395,432,557.00レアル

ドローバック制度の創設がなかった場合の税額：7,378,821,809.00レアル

総額の25.99% に相当

輸入税（II）、工業製品税（IPI）、社会統合基金（PIS）、社会保険融資負担金（COFINS）を含む。商船隊更新追加税（AFRMM）は含まれていない。

諸税の保税・免税両方式の合計


負担税額シミュレーション（イメージ）

商品分類コード：8512.20.11

自動車、又はバイクで使用される照明又は信号装置（85.39番の品目を除く）、ワイパー、デフロスター等 -ヘッドライト

変換済み課税価格：100レアル

状況輸入税（II）

工業製品税

（IPI）

社会統合基金（PIS）

社会保険融資負担金

（COFINS）

商品流通サービス税

（ICMS）

税金総額（レアル）

1. フル課税による輸入 18.00 17.70 2.10 15.37 33.62 86.79

2. ドローバック制度を適用して輸入

0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

3.フル課税による国内市場調達

0.00 15.00 2.10 15.37 29.08 61.55

4.ドローバック制度を適用して国内調達

0.00 0.00 0.00 0.00 21.95 21.95

ブラジルのドローバック制度 - 関連法律

• 大統領令第37/66号 -第78条;

• MEFP省令第594/92号;

• 政令第6759/2009号 (税関規則);

• 2003年12月29日の法律第10833号、第59条、第1・第2項;

• 2008年9月18日のSRFB/SECEX 共同令第1460号;

• 暫定令第451/2008号;

• SRFB/SECEX共同令第1/2009号;

• 2009年6月4日の法律第11945号;

• 2009年10月12日の法律第12058号;

• 2010年3月25日のSRFB/SECEX共同令第467/2010号;

• 2010年12月20日の法律第12350号;

• 2010年12月17日のSRFB/SECEX共同令第3/2010号;

• 関連税金の法律（II、IPI、ICMS、AFRMM）;

• Página Inicial（ホーム）» Comércio Exterior（貿易）» Operações de

Comércio Exterior （貿易事業）- DECEX » Drawback（ドローバック）

• 2011年7月14日のSECEX 局令第23号と諸変更。

http://www.mdic.gov.br/sitio/index.php

http://www.mdic.gov.br/sitio/interna/index.php?area=5

保税方式 - 定義

国内市場から、又は輸入による調達（その組み合わせ

も可）

輸出目的の商品を製造するために必要な資材、又は消費財

II、IPI、PIS、COFINS、AFRMM等の諸税保税

輸入時に課税される商品流通サービス税（ICMS）

の免税

恩典享受者は輸出を約束する


保税方式：責任機関

貿易局（SECEX）

ドローバック認可書の発給、変更、清算・解消

連邦国税庁（RFB）

当制度に関連した操作履行と遵法性を監督

ドローバック認可書へアクセス可（「governo（政府）」ユーザー）

貿易統合システム（SISCOMEX）の「exportador（輸出業社）」ユ

ーザーとして登録

州財務局

商品流通サービス税（ICMS）の免税が規定されているので、ドロー

バック操作を監督

ドローバック認可書へアクセス可（「governo（政府）」ユーザー）

保税方式 - 資格申請統合保税ドローバック制度システムで資格申請 - WEB環境（módulo amarelo

（黄モジュール）内）

• 輸入・輸出SISCOMEXシステムと統合

• 新規ドローバック認可書の申請には黄モジュールを使用

前システムによる資格申請（módulo azul（青モジュール）内）

• 統合されていなかった＝輸入以外は受け付けなかった

• 現在、基本2010年度まで登録された認可書の清算・解消のみに使用

• 例外：当モジュール環境での新規ドローバック認可書（AC）は国内市場

への供給と船舶を対象とした特殊なドローバック操作だけを対象として

いる


•約束：同制度の恩典を受け、国内市場から、又は輸入によって調達された生産投入資材を使用し、予定された数量・価格に準じて製造された（同じNCMコードを使用する）製品を約束された期間内に輸出。

• 普通

• 中間

• 不特定



ドローバック認可書（AC）の保有者：素材（スチールワイヤー）を輸入、素材（ゴム）を国内調達し、製品（タイヤ）を輸出。

製造自体は第三者に委託できるが、輸出の証明義務は保有者の責任である。

証明：

•ドローバック認可書保有者の輸出登録書（RE）;

•トレーディング業社への販売の税務出荷伝票（NF）（政令第 1248/72号）;

•輸出商社への販売の税務出荷伝票（NF）＋輸出商社の輸出登録書（RE）。

一般



例：

家電メーカー：ドローバック認可書（AC）保有者。

輸入資材：プラスチック。

国内調達資材：鋼鉄。

輸出製品：冷蔵庫。

免税：

プラスチックの税金：II、IPI、ICMS、PIS、COFINS、AFRMM

鋼鉄の税金：IPI、PIS、COFINS

一般



中間とは中間製品のことであり、恩典享受者のことではない。

恩典享受者は資材（スチールワイヤー）を輸入し、国内で資材（ゴム）を調達し、中間製品（タイヤ）の製造、又はパッケージングに使用する。

この中間製品（タイヤ）は他のメーカーに供給され、輸出対象最終製品（自動車）に組み込まれる。

証明方法：

• ドローバック認可書保有者が最終業者へ発行した税務出荷伝票（NF）と最終製品の輸出登録書（RE）、両文書は共にドローバック認可書（AC）に関連付けされていなければならない。

中間



実例：

自動車部品メーカー：ドローバック認可書保有者。

輸入製品：調整レバー、調整レベルボルト、六角ナット、カフ、軸、ステアリング・コラム等。

製造し供給する：ステアリング・コラムを自動車メーカーに。

自動車メーカーは製品を輸出：自動車。

中間

統合保留ドローバック制度


• 保税方式のみ適用される。

• 規格外不特定製品の生産（受注生産品）。

• 生産投入資材のNCMコードと数量特定が免除され、分類と価格に関する不明確な説明文を認める。

• 輸出約束文章には、対象商品のNCMコード、詳細、数量と価格の明記が必要。

• 生産投入資材：船舶製造の部品;

• 輸出製品：コンテナ船 (NCMコード 8901.90.00)。

不特定

統合保留ドローバック制度


• 統合制度：輸入資材、国内調達資材、又は両方同時に適用

• 有効期限：最初の申請受理から1年。更に1年の延期可。

• 生産サイクルの長い資本財：5年迄。


概要


• ドローバック制度における代替性

ドローバック制度の恩典を受けた生産投入資材を恩典を受けていない同等の商品に代替できる。在庫を差別化する必要は無い。2010年12月2日の法律第12350 号; 税関規制402-A;

2010年3月25日の RFB/SECEX共同令第 467号。RFB/SECEX共同令第1618/2014号。


概要


認定フェーズ



輸入、又は国内調達資材と輸出製品の整合性

• 技術報告書 – 貿易業務部（DECEX）から求められた場合に提出義務が生じる（省令の第80条）：

• 施された加工の説明;

• 生産方法の描写;

• 調達資材が各製品の製造過程において果たした役割をリストアップ。


審査基準 -恩典享受認可


• 貿易局（SECEX）局令第23/2011号の第80条）による技術報告書は：

• 副産物やロスを明記する;

• 生産工程の責任者、又は資格のある専門家によって作成されなければならない。

• 恩典享受者は1つの報告書に異なる対象資材に当てられたドローバック認可書を正当化する分析をまとめ、提出してもかまわない;

• セクター技術報告書は複数利用者の複数のドローバック認可書の分析の基本となってもかまわない。

審査期間：30日迄




• 企業の履歴：

• 税務履行証明 [債務不存在証書（CND、又はCPD-

EN）]。

• 書類のデジタル転送。

• Siscomexポータルサイトの「 Visão Integrada

（統合ビジョン）」システムを通じて転送• システム内でドローバック関連書類のDossiê

（ドシエ＝書類ファイリング）を作成• システムが要求する書類、及び技術報告書を転送。




MODALIDADE SUSPENSÃO: CONCESSÃO

ホーム諸情報輸出輸入書類添付ヘルプ

書類を添付するドシエを参照する

ホーム

当セッションでは、あなたが法定責任者・代理人として関わりがあり、かつ貿易統合システム（Siscomex）に登録済みである輸出入業社の全リストを参照できる。-Siscomexにおいて次の輸出入業社の法定責任者である。

-登録メッセージ：Siscomexにおいてユーザーを法定責任者として登録された輸出入業社が1社もありません。

-Siscomexにおいて次の輸出入業社の法定代理人である。

-登録メッセージ：Siscomexにおいてユーザーを法定責任者として登録された輸出入業社が1社もありません。

ブラジル連邦データ処理サービス（Serpro）コールセンター：0800-978-2331

調整・編集フェーズ



任意調整・編集

義務調整・編集

• ドローバック認可書の有効期限内に（貿易業務部（DECEX）の審査の必要無く、自動的に）延長を（1

回）認める。

変更はドローバック認可書の有効期限内にのみ認められる

「autorizada（認可済）」の列の内容を、「realizada

(efetiva) （実施）」の列に記入・調整し、相違点を削除したり、輸出対象ではない廃棄物や副産物を登録する。



例

• 恩典享受額：10,000,000 USドル

• 輸出登録書（RE）の額：9,998,000 US

ドル

• 調整・編集：

• 自動精算。


証明



SISCOMEX WEB INTEGRADO（SISCOMEX統合WEB）モジュールを通じて次のオペレーションが可能：

– 普通清算・解消;

– 全部、又は部分的な国産化有りの清算・解消;

– 全部、又は部分的な税金徴収有りの清算・解消;

– 事故・災難有りの清算・解消;

– 差戻し有りの清算・解消;

– 破壊・損壊有りの清算・解消。

トラブルを登録することによりシステムは清算・解消のタイプを特定。


証明（又はbaixa（清算・解消））


ドローバックの方式• 免税方式（SECEX） - 輸入、又は国内調達された課税済み生産投入資材を使用した製品の輸出。在庫補充。


統合免税ドローバック制度プロセスの概要

企業加工する

審査を行い、ドローバック認可書（AC）を発給

サプライヤー

有税国内調達

有税輸入

サプライヤー

輸入業者

輸出最終製品

免税による資材調達

海外

国内市場

企業免税ドローバックを申請

免税による資材輸入

企業生産投入資材の在庫を補充

統合免税ドローバック制度

輸出の促進 → 輸入や国内調達にかかる輸入税（II）と商船隊更新追加税（AFRMM）の免除と工業製品税（IPI）、社会統合基金（PIS）、社会保険融資負担金（COFINS）等を

ゼロに減税。

注：商品流通サービス税（ICMS）の免税は無い。


概要

輸入申告書（DI）/

税務出荷伝票（NF）

ドローバック認可書の登録

認可書発給

満期日

延長満期日

2 年 1 年 1 年

責任機関

連邦国税庁（RFB）：

-当制度の操作履行と遵法性を監督

- 貿易統合システム（SISCOMEX）の「Exportador（輸出者）」

ユーザーとして登録

2014年12月15日 2014年12月31日

紙の書類 –

BB/SECEXWeb -

SECEX

コンセッション

生産投入資材と輸出製品の整合性、及び物理的フロー

付加価値の追加と操作の結果

デジタル添付書類

認可に必要な条件

オリジナル製品と補充在庫製品の差額

同等品（貿易局（SECEX）局令第23/11号の第68条第1項）

同等の部類、品質を持ち、同じ数量

補充商品価格の繰り上げは5%以下ならば許容される

同一品（第121条第5項）

全てにおいて同じ製品であること。外観の細かい差は許容される

価格の繰り上げは5%以上でも可

免税ドローバックWEB

第157-B、及び158条回収の可能性の無い委託品先の申請で既に使用された物品

追加変更取り消し

登録自前転送バッチプロセスの結果記載済み輸出記録書（RE）の変更提案記載済み輸出記録書（RE）の変更提案（免税ドローバック）割引案積み込み有効期限の延期記載済み輸出記録書の変更状況の変更送金の登録同意原産地証明書の記録免税ドローバックの取消

システムズ

ブラジル開発商工省政府のお知らせ

認可された輸出登録書（RE）の記載

システムズ

輸出登録セールス登録クレジット登録閲覧表レポート認可された輸出登録書（RE）の記載。


輸出登録＞記載済み輸出登録書（RE）の変更案（免税ドローバック）＞追加

診断1 枠組みの詳細2 免税ドローバックのデータ

システムズ

枠組み8000 –普通輸出81105 –免税ドローバック

輸出登録書（RE）番号：

輸出業者の法人用税務登記番号（CNPJ）：：

業者：ブラジル開発商工省

記載済み輸出ライセンス（RE）の変更案（免税ドローバック）＞追加

1 枠組みの詳細

シミュレートセーブ


枠組み8000 –普通輸出81105 –免税ドローバック

2 免税ドローバックのデータ

ドローバック認可書（AC）番号

積込場所での残高：

ドローバックの情報

為替ヘッジ込の輸出登録書価格為替ヘッジ無の輸出登録書価格

USドル立て、為替ヘッジ込み価格 USドル立て、為替ヘッジ無し価格

数量

追加更新セレクトを削除

ドローバック認可書（AC）




診断

診断

状況

ドローバック操作確認まで待機中

診断


ファイル名

デスクリプション

ファイルを添付する

残り300文字

許容されるファイルタイプ：jpg, pnj e pdf.

最大5メガバイト迄

書類をセレクト

セーブキャンセル

ACの状況：作成中AC番号分類：普通享受者番号

基本情報

作成日

生産投入資材セールス補充添付履歴

ファイル名デスクリプション

添付

添付ファイルは存在しません


添付

ファイル名

添付ファイル Tela.pnj は無事に追加されました。

デスクリプション

ACの状況：作成中

添付


第156 B条

輸入申告書（DI）追加 / 生産投入資材追加

調べる

輸入申告書（DI）番号 / 追加

キャンセル検索

選択


審査を受けるために送信

自動認可

審査官

審査

請求

認可

新規：中間ドローバック

自動車メーカー：

保税ドローバック認可書（AC） =►

輸入製品：モーター、燃料噴射装置、ドアロックシステム等

国内調達製品：バッテリー、ヘッドライト、バンパー等。

自動車輸出を約束する。



バッテリー、ヘッドライト、バンパー等のメーカー：

製品をメーカーに供給する目的で中間ドローバック認可

書を登録でき、恩典享受者のメーカーはその製品を輸出

目的の自動車に使用できる。

この操作に起こりうるトラブル：

部品のデザインの改良;

供給すべき数量が未確定

リスク!!!!



サプライヤーが免税方式の中間認可書を登録する権利があ

り、それは：

メーカーが行う自動車輸出の保税ドローバック認可書

の証明となる輸出登録書（RE）をベースとする;

サプライヤーがメーカーへ供給する部品を製造する

ための生産投入資材の在庫を補充する目的に使用され

る。



利点：

殆どの場合、中間業者は供給すべきモデル、又はカラー

リング別の供給量等を受注前に知る事ができない。

予期されていなかった図面変更等によって生産投入資

材を国産化する必要に迫られるリスクを軽減する。



既に保税ドローバック認可書が証明されている輸出

登録書（RE）所持者が、中間保税方式の認可を証明

するだけでなく、1つの輸出操作に統合された形で中

間免税方式の認可も証明できるようにシステムは改

められた。


払戻ドローバック制度

輸出経験のない白物家電メーカーが、海外のホテルグ

ループからミニ冷蔵庫1000台の注文を受ける。

古い貿易の説明書を調べ、初めて3つの方式のドローバ

ック制度の存在を知る：

保税方式はとても良さそうだが、注文がキャンセルさ

れるような状態に陥れば生産投入資材の税金を祓わな

ければならないし、国内市場でその数の冷蔵庫をさば

けるかは疑問が残る。



免税方式も中々良さそうだ、生産に使用された資材の在庫を補充

できるのだが、ミニ冷蔵庫は弊社の通常カタログ商品ではないの

で、残念だけど適用できない。

払戻：ミニ冷蔵庫の製造に消費した生産投入物にかかった税金を

払い戻してもらえるかもしれない。

これだ!!

プロジェクトは順調に進み、輸出は無事に行われた。そこで連邦

国税庁（RFB）に向かい、払い戻しを申請しに行った....



国税庁サイトのアップデートされた情報を調べると次の文章

に出くわした：

払戻ドローバック制度は、事実上利用されていません。現状に

おいて、審査が行われている輸出促進ツールは、基本的に免税

と保税方式の二つに限られている。

つまり、責任機関自体が、本制度の審査を行っていなく、ブラ

ジルにおいてこの制度はもう利用されていないと断っているの

だ。



その時、最初からアップデートした情報を求めなかった事を

悔やんだ。

もしも保税ドローバック制度を利用すればその操作で良い利益

をあげられたかもしれないが、不安に負けてしまった。資材調

達時に税金の徴収が避けられるのでキャッシュフローの圧迫を

避けられるという利点もある。

もしも運が良ければ、この先ミニ冷蔵庫の新しい注文を受け、

免税ドローバックを使用するチャンスが生まれることもある。



ここで仮に払戻ドローバック制度が適用されたならばどう利用

できたのだろうか????

ブラジルにおいて払戻ドローバックが利用可能であった場合、

この会社は、モーター調達の際に受けた課税の払い戻しを請求

し、頂いた金額（又は税額控除クレジット）を思うままに活用

することができた。例えば、大型冷蔵庫、又はその他製品の輸

入税の支払い等に。

だが、連邦国税庁（RFB）が伝えたとおり、ブラジルにおいて

この制度は利用できない。


• 保税・免税の両ドローバック電子システムは全ての輸出業者に利用可能である。

• アクセス権を得るためには貿易統合システム（SISCOMEX）の「exportador（輸出業者）」ユーザーとして連邦国税庁（RFB）によって登録されれば十分。

• 詳細情報やアクセスリンクは、ブラジル開発商工省（MDIC）の次のアドレスから参照：

www.mdic.gov.br

https://www.webservhom.serpro.gov.br/g33159Secex/jsp/logon.jsp?ind=6

資格取得とアクセス


http://www.mdic.gov.br/

https://www.webservhom.serpro.gov.br/g33159Secex/jsp/logon.jsp?ind=6

「ステップ・バイ・ステップ」は次の理由で用意された：

• ドローバック認可書（AC）を作成、編集、削除、延長、国内調達の税務出荷伝票（NF）の追加、又は清算・解消の準備のため

• 次のアドレスからアクセス：http://portal.siscomex.gov.br/informativos/manuais

ステップ・バイ・ステップ


まず、企業は「treinamento（トレーニング）」モジュールに入り、操作方法に十分慣れたところで、本番の「produção（作成）」モジュールに入り審査用申請手続きを行う事を勧めます。

統合保留ドローバック認可書（AC）を作成するためにはMDICのサイトwww.mdic.gov.br）に入り下さり、「comércio exterior（貿易）」タブにクリックするようお願いします。

サイトの右側のメニューにある「Acesse o Siscomex（Siscomexにアクセス）」というバナーにクリックしてください。

ドローバック制度の「ステップ・バイ・ステップ」1.統合保留ドローバック認可書の作成方法

ご清聴ありがとうございます！貿易業務部

DECEX

マルセロ・ランダウ貿易アナリスト

ブラジリア電話番号： +55 (61) 2027-7429

[email protected]

[email protected]（15日置きに対応）

貿易局（SECEX）




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