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Be Agile! アジャイルでいこう! アジャイル開発行動展示のご紹介 SPI Japan 2016 意見交換会での発表資料+加筆版

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Be Agile!アジャイルでいこう!

アジャイル開発行動展示のご紹介

SPI Japan 2016 意見交換会での発表資料+加筆版

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企画の目的

•アジャイル開発は書籍ではなかなかわからない

•実際の開発風景を見て初めてわかることがある

•様々な観点からアジャイル開発を見てみよう

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企画の概要•会場の一角で2日間実際にアジャイル

開発を行いました(行動展示)。

•プロセス面、プロダクト面など、様々

な観点からアジャイル開発の雰囲気を

身近に感じてもらいたい。

•納得セッションでは、参加者も交えて

開発を実施し、議論を行いました。

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チャレンジャーのみなさん

キビしい(笑)企画に参加された勇気あるみなさん

(多くは富山・北陸にゆかりのある方々です)

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1階交流ギャラリーで実施

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目次

•1.プロダクトの紹介

•2.スプリントの変遷

•3.感想

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1.プロダクトの紹介

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SJ論文検索システム

意見交換会では、実際にクラウドにつないで検索を実行しました。

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「成熟度」で検索→一覧

~~~として~~したい

なぜなら~~~

~~~として~~したい

なぜなら~~~

~~~として~~したい

なぜなら~~~

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今回の開発環境

GitHub

GoogleAppsGoogleDrive Travis CI

開発PC

Script

GoogleAPI

ClientAPI

Wrapper

Script

デプロイ(アップロード)

コミット

Call

Call

Call

この環境が、開発メンバを悩ませることになりました。

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2.スプリントの変遷

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スプリントゼロ(チームビルディング)

「マージルール」と「スキル差」について確認しました(次頁以降)。

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マージルールを決める

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スキル差を確認する→ペアプロへ

Google Apps 環境(Drive API 欄)は、ほとんどの人が初めてでした。

ペアプロでの組み合わせに反映しました。

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ユーザーストーリーの説明

ホワイトボードの前で、PO(丹羽さん)と開発メンバが話し合いながら、ユーザーストーリーを作りました。

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ユーザーストーリーの説明

初期のユーザーストーリーが決まり、いよいよスプリント1が始まります。

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ペアプログラミング

スーパーアーキテクトの村上さんはアドバイザ役で、

残りの4名が2ペアになりました。

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今回のスプリント時間割(120分)時間 内容

10分スプリント計画ミー

ティング

90分 開発

10分スプリントレビュー

ミーティング

10分 ふりかえり

時間 内容

5分 朝会

25分 開発

5分 朝会

25分 開発

5分 朝会

25分 開発

非常にタイトな時間割でした。これを5回繰り返しました。

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今回のスプリント時間割(120分)時間 内容

10分スプリント計画ミー

ティング

90分 開発

10分スプリントレビュー

ミーティング

10分 ふりかえり

時間 内容

5分 朝会

25分 開発

5分 朝会

25分 開発

5分 朝会

25分 開発

3開発は30分を3回繰り返し、結果をバーンダウンチャートに記録しました。

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バーンダウンチャート

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スプリント1

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スプリント1

スプリント1では、縦の目盛りは、タスクカードの枚数でした。

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スプリント1のふりかえり

タスクの見積もりが必要という意見が出て、Try することになりました。

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バーンダウンチャートの変遷

少しずつ落ち着いている様子がわかります。

スプリント2以降の縦軸は、タスクの合計ポイント数になっています。

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スプリント4(途中)

朝会で、タスクを増やしたり、減らしたりしています。

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スプリント4

残念!

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デモを行なうことができました!

ユーザーストーリーはリリースされなかったのですが、

初めて PO に画面の動きをデモすることができました。

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そして、問題を発見!

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そして、問題を発見!

プロダクトオーナーは

「論文のタイトル」

開発メンバは

「ファイル名」

ふりかえりで「業務用語を確認する」というトライにつながった。

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スプリント5

遂に!

「お~」というチームの歓声が2階のスタッフに聞こえていたそうです。ユーザーストーリーも初めてリリースされ、自然と拍手が起きました。

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ふりかえり(KPT)の変遷

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2日目夕方のトーク&納得セッ

ションでは、一般参加者も交え

て開発(スプリント6)を実施

し、質疑応答や議論を行いまし

た。

スプリント6

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トーク&納得セッションの様子

参加者は4名。計画ミーティングのあとは、ペアプロ体験チームと、ペアプロ見学チームに分かれました。

開発後は全員でデモとふりかえりを行い、最後に体験後の感想や疑問をディスカッションしました。

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3.感想

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(解説員:和田の)今回の気づき

たった2日間の実施でしたが、下記のことを確認することができました。

・最初は混乱する・徐々に落ち着いてくる

繰り返す回数が重要だと実感しました。

※普通は1ヶ月かかります。(1週間スプリント×4~5回)

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開発メンバの気づき

意見交換会では、開発メンバから一言ずつ意見をいただきました。「大変だったが楽しかった」という意見が多かったのが印象的でした。

おわり