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Be Alchemist

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Be Alchemist

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「べき」の世界 • 「べき」は、概念操作により生むのではない

• 世界と自分が変化するからこそ、そしてそれに対応しようとするからこそ生まれる

• MSPとは主観的なものではなく、「べき」を含む普遍的なものを目指すべき

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MSPの一貫性 • MSPを「ある特定の時だけ」伝えてもダメ

• 常に伝えておく必要がある • MSPを「体現する」ということ • コミュニティ全体、ビジネス全体で

MSPは表現され、また感じられなければならない

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ホテルのMSP • 日本の高級ホテルの中で、最も廊下がくねくねと無駄に長いのは?またそれはなぜ?

• 「隠れ家」 • 「より快適な滞在を云々」というのは表面的なベネフィットであり、本当のMSPは「隠れ家」であり「第二の我が家」

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ある惣菜屋 • 「より安全でおいしい素材を、お求めやすい価格で」

• これは単なるベネフィットであり、もはや力を持たない

• 「地産地消」「あるべき老夫婦の人生」というMSP

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閃き • 「この仕事を地下で続けよと命令する」(バートランド・ラッセル)

1. 大量の情報をインプットする 2. 一気に分析する 3. 忘れる 4. 閃く 5. 形にする

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“アルケミスト”とは • アルケミストとは、

• この現実を観察することで • 宇宙の法則を理解し • またこの現実に活かそうとした人

• のこと • Cf.)ミクロコスモスとマクロコスモスの対応を理解する

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原理の発見 • 原理の発見に向かう時、邪魔になるのはフィルター

• かつてのアルケミストは、フィルターをゼロにすることを考えた

• 不純物がこちらにあると、見えているものの何がどう歪んでいるのかがわからない

• 前回のワークを日々実践してほしい

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外界の認識プロセス 1. 刺激(気づく・自覚はできない=価値判

断も加えられない) 2. 知覚(脳にその刺激が送られ自動的に分

類される=まだ価値判断はない) 3. 感性(ようやく「感じ」として上がって

くる) 4. 反応(それに対して「好き=渇望」と思

うか「嫌い=排除」と思うかが現れる)

• というプロセスで、我々は外界を認識している。

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理性と直観 • 「理性と直観であれば、いつも直感が正しい。なぜなら直観の背後には、我々が認識することができなかった膨大な情報すらも影響しているからである」

• 「直観により捉えられた世界は、我々が現実だと思っている世界より現実的である」

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おかしいのはどこだ?

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「ステージ」とは何か • 遺伝×経験(環境)=今のステージ • その人の人生は、そのステージに見合ったものにしかならない

• 出会う人、起こるイベント、入ってくるお金、出ていくお金、知力、見える世界、運、不運・・・

• 全てステージに依存する

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ステージ=遺伝×経験(環境) • 経験(環境)=実際に起こったこと×主観的解釈

• 主観的解釈=可能性の信頼度×その時のマインドセット

• こちらの力で動かせるのは「主観的解釈」のみ

• 自分や他者への信頼の大きさ、そしてその時のその時の「精神的態度」がその人のステージを決めていく

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ステージと運 • 「運が良い」とはどういう状態か

1. 目の前のチャンスを認識できる 2. そのチャンスを掴むことができる

• その時のステージ×乗っている流れ

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流れに乗れないとき • 「流れに乗れない」とは突き詰めれば解釈(=その人の主観)の問題

• この時に行うべきは

1. 誰かの役に立つことをする 2. 肉体を疲弊させる

• のいずれかがお勧め

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問題と進化の関係 • 目の前に立ちはだかった問題を解決すれば、進化できる(=ステージが上がる)

• 進化できれば、解決できる問題が増える

• この二つは両輪であり、同時に進むプロセス

• 唯一ダメなのは、言い訳をしてどちらも選択しない道

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進化か停滞か • 人は、前進していない時、停滞している

• 停滞しているとき、それは好意的に表現しても「何も生み出していない」

• 停滞は、自己攻撃や言い訳、他者への攻撃、落胆や自己憐憫などいろんな形で現れる

• 停滞を打破するのは、「観察力」と「知識」

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パニック • パニックになると、人間は近視眼的になる

• その「原因」のことで頭がいっぱいになり、正しい思考ができなくなる

1. 自分の人生の俯瞰マップを参照する癖をつけておく

2. パニックに陥るプロセスABCDを理解しておく

3. 直すべき点(ほぼB)を明確にしておく 4. 修正する訓練をしておく

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次の成功を生むもの • 次の成功は、今の成功だけがもたらしてくれる

• 「好きこそものの上手なれ」 • 「苦痛」は成功を生まない • 「苦痛」を「成功」にパラダイムシフトできた瞬間に、次の成功がもたらされる

• Cf.)「成功」と「ステージ」の関係

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「感謝」ということ • 仕事というのは、憧れから入り、感謝に変わる

• 例)カリスマ講師に憧れて予備校に入り、10年後、こういう形で継続して何かを教えられている

• そのこと自体が「有難い」 • 何も達成していないのに感謝というのは、人間としては嘘だと思う

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「カリスマ」 • カリスマとは

1. 情熱がある 2. 自信がある 3. 「許す」ことができる 4. 人の顔色を気にしない 5. 「軸」がある 6. 他人から憧れられる存在

• という特徴を持っている

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参考:「許す」 • 「過つのは人の常、許すのは神の業」 • 娘を「殺された」母親の話 • 運転中の文字通信操作を禁止する運動に取り組み、法律を成立させることに成功

• 犯人に対しては「刑務所に送らないでほしい」と嘆願

• 「娘に加えて、もう一人の若者の人生を破滅させたくなかった」

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「天才」 • 天才とは

1. 空気を読まない 2. 本質を見失わない 3. 希望的観測に頼らない 4. 一つのことについて多数のアプローチ

が取れる

• という4つの要素を満たしている人である(マービン・ミンスキー)

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天才とは1%の才能と99%の・・・

• 「才能があるおかげで仕事が楽になるのは凡人に限られる。」(小林秀雄)

• 天才は、普通の人が見えていない部分、見えていない世界まで見える

• 誰よりも多くの問題、多くの課題を常に目の前に置いている

• 努力がしたいというよりは、せざるを得ない世界に身を置いている

• Cf.)アイディアが閃くとき

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2013年 • 2013年は「準備」ができる • いきなり飛び立とうとしなくてよい • 焦ってちょこちょこ飛ぶと滑走路がなくなり、気づいたら海ポチャ

• それが2014年

• きちんと助走して飛べば、そう簡単には落ちない

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「稼ぐ」 • 「稼ぐ」ことそれ自体はどうでもよいこと

• 「稼げる」人間になることが大事 • 「稼ぐ」という言葉によって、稼ぐ「ために」というフィルターがかかる

• 目的と結果が入れ替わる • 「稼ぐために」というフィルターがかかると、コミュニティがドル箱にしか見えなくなり、無意識的に「向かい合う」ことになる(=崩壊)

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すぐれた人間

「すぐれた人間になるためには、すぐれたことを考え、感じ、そしてすぐれた行動をしなくてはならない。」(アリストテレ

ス)