brcscad - nikkan
TRANSCRIPT
Chapter 1
BricsCAD
01
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準備
BricsCAD について
起動と設定
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10 Chapter1 準備
▶ Chapter1 準備
BricsCAD とは今までは2DCADと3DCADを別々のソフトで運用しているのが主流でした。このBricsCADは、2D・3D・BIM(Building Information Modeling)までを1つのCADソフトで運用できるという特徴を持っています。2D図面からの3Dモデル化、3Dデータの2D図面展開が簡単にでき、さらにBIM機能を持つグレードも用意されています。
BricsCAD について01
作図・寸法など図面作成機能が充実しており、幅広い分野の図面が作成できます。また、コマンドは自分好みにカスタマイズができます。ファイルの互換性に優れており書き出しの種類が豊富です。
モデル構築の履歴が残らないノンヒストリータイプの3DCADです。BricsCADでは2Dで描いた図をそのまま3Dに落とし込むことが容易にできます。
3Dデータを核として設計や管理、コストなどの属性情報を紐づけして建築ライフサイクル全体での活用を可能とします。
1 2D
2 3D
3 BIM
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グレード■Classic2DCADに特化しています。3Dの機能は、閲覧のみ可能です。■Pro2D・3DCADどちらにも対応しています。1つの.dwgファイルで、2D図面・3Dモデルの編集ができます。■PlatinumProの環境に[2D・3D拘束][アセンブリモデリング][フリーフォーム3Dモデリング]の機能が追加され、3Dでアセンブリをするのに必要な機能が揃っています。他にも機械設計に特化した機能・BIMデータを作成する機能、などのラインナップがあります。
Bricsys ホームページより最新版の BricsCAD( 体験版 30 日間 ) をダウンロードができます。※インストールはインターネットが接続できる環境で行ってください。
https://bj-soft.jp/support/flow/
手 順 Bricsysアカウントを新規に作成します。
[download]をクリックします。
コンピューターの管理者権限を持つユーザーでログオンしをしてインストールします。
BricsCADを起動し[BricsCADランチャ]から[体験版を使用]ボタンをクリックします。
体験版を30日間利用できます。
BricsCAD 体験版のダウンロードのご案内
①②③④⑤
※
※ Pro 以上のグレードと Communicator が必要です。
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12 Chapter1 準備
▶ Chapter1 準備
起動と設定
BricsCADの起動、操作前の設定と画面構成の確認を行います。本書はBricsCADインストール直後の初期設定状態を前提に解説しています。
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❶デスクトップ左下にあるWindowsの[スタート]ボタンをクリック。❷[Bricsys]をクリック。❸[BricsCAD V20]をクリック。▶BricsCADが起動します。
❹[BricsCADランチャ]ダイアログが開きます。❺[作図]をクリック。
1 BricsCAD の起動
❺
❹
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❸
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本書では機械図面を作成するため単位にミリメートルのテンプレートを使用します。❶テンプレートの▼をクリック。❷[Default-mm]をクリック。❸[新しい図面]をクリック。▶新規図面ファイルが開きます。
❻BricsCADが起動して[ホーム]画面が表示されます。
2 新規ファイルを開く
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❸
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■初期画面構成
ステータスバー
ツールバー
図面タブ開始タブ
リボン
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[メニューバー]を表示します。❶リボンの上で右クリック。❷[メニューバー]をクリック。※右クリックメニューの項目をクリック
してチェックを入れることで対応するツールを表示できます。
❸[メニューバー]が表示できました。
クワッド機能は関連するコマンドに直接カーソルでアクセスできる機能ですが、 本書では基本をしっかりと習得するため解除して進めます。
❶[ステータスバー]の[クワッド]をクリック。▶[ステータスバー]の文字が白から
グレーに変わりました。白(濃い色)がオン、グレー(淡い色)がオフです。❷クワッド機能がオフになりました。
設定後の画面構成はP16-17で確認できます。
3 メニューバーの表示
4 ステータスバーの設定
❸
クワッド
リボンの上で右クリック
※[ステータスバー]をクリックするとオン/オフの切替えができます
❶
❷
❶
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