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山形新幹線 庄内延伸

プロジェクト

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目 次

Ⅰ 山形新幹線プロジェクト

Ⅱ 陸羽西線の歴史

Ⅲ 庄内延伸プロジェクトの意義と効果 Ⅳ 新幹線と人口減少抑制効果

Ⅴ 庄内地域の高速鉄道 Ⅵ 結びに

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Ⅰ 山形新幹線プロジェクト

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山形新幹線の庄内延伸とは

◎山形新幹線は、

フル規格新幹線と

乗換えなしで直通運転

するミニ新幹線

◎「庄内延伸」は

陸羽西線を活用して

山形新幹線を

庄内まで整備するもの

山形新幹線 H4開業

新庄延伸 H11開業

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山形新幹線プロジェクト（福島～山形間）

【概要】

在来線（1,067mm）を新幹線と同じ標準軌（1,435mm）化して、新幹線と直通運転を可能にした、在来線機能強化プロジェクト 【全国初のミニ新幹線】

○福島～山形間（奥羽本線：８７.１ｋｍ）

○事業主体 山形ジェイアール直行特急保有株式会社

○事業費 約５２０億円

○工期 約４年

○平成４年７月開業

（主な経緯） ※開業まで５～６年程度

昭和６１年１２月 期成同盟会の設立

昭和６２年１２月 政府予算案内示

昭和６３年 ８月 起工式

平成 ４年 ７月 山形新幹線開業（★開業２０年以上経過）

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山形新幹線プロジェクト（福島～山形間）

山形駅－①

かみのやま温泉駅-② 赤湯駅－③

米沢駅－⑤ 高畠駅－④

【山形新幹線停車駅の外観】

福島

米沢⑤ 高畠④ 赤湯③ かみのやま温泉② 山形①

奥 羽 本 線 山 形 新 幹 線

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山形新幹線 新庄延伸プロジェクト（山形～新庄間）

【概要】

県土の均衡ある発展と地域活性化を図る観点から、地方単独スキームで、山形新幹線新庄延伸を実現

【全国初の県庁所在地以外の新幹線ターミナル駅】

【全国初の本格的なパーク＆ライド】

○山形～新庄間（奥羽本線：６１．５ｋｍ）

○事業主体 東日本旅客鉄道株式会社

○事業費 約３４３億円

○工期 約３年

○平成１１年１２月開業

（主な経緯） ※開業まで５～６年程度

平成 ６年 ９月 「山形県在来線高速化検討委員会」発足

平成 ９年 ２月 事業化合意（山形県とＪＲ東日本）

平成 ９年 ５月 事業着手

平成１１年１２月 新庄延伸開業（★開業１０年以上経過）

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山形新幹線 新庄延伸プロジェクト（山形～新庄間）

【山形新幹線停車駅の外観】

山形

天童⑩ さくらんぼ東根⑨ 村山⑧ 大石田⑦ 新庄⑥

奥 羽 本 線 山 形 新 幹 線

村山駅－⑧ さくらんぼ東根駅-⑨

新庄駅－⑥

大石田駅－⑦

天童駅－⑩

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Ⅱ 陸羽西線の歴史

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村上線

1924年(T13) 村上線と接続 羽越線→羽越本線

1903年（Ｍ36） 山形-新庄間開通

福島

山形

新庄 余目

鼠ヶ関

酒田

羽後岩谷

陸羽東線

1901年（Ｍ34） 福島-山形間開通

陸羽西線の歴史

1914年(T3) 新庄-酒田間開通 陸羽西線

～歴史的背景～

山形～酒田間は羽越本線より１０年早く開通し、山形県の交通体系をいち早く形成

山形－酒田間直結

2014年 開通100年！

1924年(T13) 羽越北線と接続 陸羽西線→羽越線

羽越北線

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Ⅲ 庄内延伸プロジェクト の意義と効果

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庄内延伸プロジェクトの意義

● 2040年の将来人口は、庄内地域で１９万人台

（酒田市７万人台）と推計。

● 庄内にとって、内陸（県内）との 域内交流の

活性化が大切。

● 庄内２市３町は運命共同体。 「庄内延伸」は、

持続的発展のため必要不可欠。

● 「山形新幹線庄内延伸」の実現によって、

交流拡大と人口減少抑制効果が期待。 ∴ 将来の礎を築くために早期実現が重要

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庄内延伸プロジェクトの意義

人口減少 抑制効果

所要時間 大幅短縮

まちづくり の進展

最上地域

村山地域

置賜地域

首都圏

仙台圏

乗換解消、 快適性向上

庄内と内陸 の近接性

域内交流 の活性化

県土の一体的発展

利用者の利便性向上

沿線・地域波及効果

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◎ 県土の一体的発展 ▶▶▶

●「県土の一体的発展」を推し進めます

●「庄内と内陸」、「仙台圏」を近づけます

●「奥羽・羽越新幹線の間」を切れ目なく結びます

※ 県内を山形新幹線で結ぶことで、「域内交流」を活発化させ、

山形県経済全体を活性化させます。

※ 県内及びその周辺地域へのアクセスが飛躍的に改善します。

庄内－内陸間も通勤圏になります。

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◎ 利用者の利便性向上 ▶▶▶

● 乗換解消 が実現します

● 移動快適性の向上 が図られます

● 首都圏とのアクセス が多様化します

● 陸羽西線の維持確保 につながります

現行平均 庄内延伸 ※3 短縮時間

酒田～山形 2時間28分 ※1 1時間14分酒田～東京 5時間04分 ※2 3時間50分※1 H26.3.15 改正ダイヤ（上り下り計16本）の平均所要時間

※2 酒田－山形間の平均所要時間と「H18.3山形新幹線機能強化調査」の山形－東京間の所要時間をもとに試算

※3 「H18.3山形新幹線機能強化調査」により報告された所要時間

▲1時間14分陸羽西線経由

陸羽西線経由で試算

備　　考

● 酒田－山形間の平均所要時間 がこれまでより

▲1時間以上短縮 します

高齢者にも優しい交通手段が実現

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◎ 沿線・地域波及効果 ▶▶▶

● 産業・経済・観光・文化等の発展が図られます

※Ｈ18.3山形新幹線機能強化報告書によると、経済波及効果として

年間11億円程度、イメージアップ効果として年間1億円程度と試算

● 駅を拠点にした「まちづくり」が進展します

広域観光や沿線開発が進みます

● 環境保全効果が期待されます

● 新幹線の総合効果として

「人口減少抑制効果」が期待されます

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Ⅳ 新幹線と人口減少抑制効果

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山形新幹線と県内市の人口比推移

山形新幹線が通る市の人

口減少率は、通らない市

の約１/６ (平成22年)

< ２０年間の人口比推移 >

◎山形新幹線が通る市※a

： ▲１．４９％

◎山形新幹線が通らない市※b

： ▲９．２１％

（県内13市の平成2年を基準とした20年間の人口比の推移）

※ａ：山形市､米沢市､上山市､南陽市､新庄市､村山市 東根市､天童市 ※ｂ：酒田市､鶴岡市､寒河江市､尾花沢市､長井市

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現代の大都市と整備新幹線

明治時代と現在を比較すると、新潟、静岡、岡山など新たに「大都市」として発展した都市は、フル規格新幹線の通る都市圏にあります。

出典元：県民のあゆみ1月号より（「新幹線とナショナリズム」（藤井聡著）をもとに県作成）

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Ⅴ 庄内地域の高速鉄道

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庄内地域の高速鉄道

・フル規格の整備新幹線（日本海国土軸として整備）

・新潟駅同一ホーム化

・新車両の導入

・曲線改良、高速分岐器化 等

（３）山形新幹線の庄内延伸（新庄～酒田）

整備新幹線は実現まで長期間必要

（北海道新幹線は準備期間を含め開業まで40～60年程度）

・・・Ｈ３０暫定開業

・・・Ｈ２６導入完了

・・・事業区間の２/３が新潟県内

一定の事業着手済み

３年程度

３０～４０ 年以上？

（１）羽越新幹線（新潟～酒田）

（２）羽越本線の高速化（新潟～酒田）

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Ⅵ 結びに

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山形新幹線庄内延伸プロジェクト

「高速鉄道整備」と「まちづくり」を一体的に推進

Ⅰ 山形新幹線庄内延伸 ⇒ 高速鉄道の整備

Ⅱ 駅周辺の街づくり ⇒ 駅、駅前広場、駅前開発 など （玄関口整備）

Ⅲ 地域振興事業の展開 ⇒ 駅を起点にした観光

まちあるき、産直、文化発信

⇒ 広域観光、沿線開発 など

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山形新幹線機能強化調査(H18.3)の概要

陸羽西線を活用した山形新幹線の庄内延伸等についての

調査・検討を行い、事業化に当たっての課題を整理

○対象区間：新庄駅～酒田駅 L=55.2km

○事業内容：在来線を新幹線と同じ標準軌化する方式

（1,067mm） （1,435mm）

○整備手法：線路の拡幅、交流電化、トンネル改築等

○概算事業費：350億円（うち車両費28億）

○工事期間：３年

○所要時間：酒田～山形間 1時間14分

酒田～東京間 3時間50分

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『庄内延伸』実現は夢！？

山形新幹線新庄延伸は、

約３年 の工事期間で完成しました。

新庄延伸事業の建設単価は、

約４億円／ｋｍ です。

新庄延伸事業は、ＪＲ東日本が

維持管理・運営費を担っています。

※高速道路はキロ当たり約４０億円、整備新幹線はキロ当たり８０～１００億円といわれています。

※道路事業と違い維持管理・運営コストを自治体が負担していくことはありません。

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鉄道高速化講演会 （H26.1.17）

◎ 平成２６年１月１７日、京都大学大学院の中川大教授が

『鉄道機能強化と地域振興』と題して講演

「庄内延伸」は、山形県内と周辺地域への

アクセスを飛躍的に改善させ、施策意義大。

短期間 かつ リーズナブルに実施可能で、

地方都市が目指す方向として正しいアプローチ。

「羽越新幹線」は、日本海国土軸として、国土政策上必要。

どちらも重要で具体的な議論をただちに進めるべき。

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酒田駅・陸羽西線100周年記念事業

◎ 平成２６年９月１４日、酒田駅・陸羽西線１００周年を

記念し、ル・ポットフーで式典、記念講演を実施

１ 鎮目 泰昌（しずめ やすまさ） 氏 大阪有機化学工業㈱ 代表取締役社長

◆演題 『地域の基幹交通としての鉄道への提言』

２ 中原 浩子（なかはら ひろこ） 氏 東北公益文科大学 特任講師

◆演題 『酒田駅での観光発信の取組み』

３ 高橋 敦司（たかはし あつし） 氏 東日本旅客鉄道㈱ 鉄道事業本部営業部次長

◆演題 『広域連携による観光流動の拡大

と地域の活性化』

記念講演テーマ ～酒田駅・陸羽西線、次の１００年に向けて～

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酒田駅・陸羽西線100周年記念講演会（H26.9.14）

平坦で直線区間が多い陸羽西線は、ミニ新幹線の走行に最適。→ なぜ新庄で止めているのか？ もったいない。

電化・改軌にあたり、既施設が活用可。用買不要。→工費の縮減、工期の短縮が可能。 すぐにでも実現できる。

なぜしないのか？ 実にもったいない

◎ 鎮目泰昌氏 大阪有機化学工業㈱代表取締役社長 講演要旨

29 山形新聞 平成26年10月31日（金）

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鉄道講演会（H27.2.4）

◎ 酒田市、酒田商工会議所、酒田商工会議所女性会

の主催による鉄道講演会を開催

講師 鎮目 泰昌（しずめ やすまさ） 氏 鉄道研究家 大阪有機化学工業㈱代表取締役社長

演題 ： 日本のロマンチック街道～陸羽西線の魅力と可能性

陸羽西線は新幹線の走行に適しており、陸羽西線と最上川のもつ観光ポテンシャルは高い

陸羽西線を山形県の一大幹線に育てて、県土の発展を担ってほしい

31 山形新聞 平成27年2月21日（土）

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