第73期 報告書 - アイダエンジニアリング株式会社64,513 (単位:百万円)...

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73 回 定時株主総会 招集ご通知添付書類 平成 19 4 1 日から平成 20 3 31 日まで 第 73 期

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  • 第 73 回 定時株主総会 招集ご通知添付書類

    平成 19年 4 月 1 日から平成 20年 3月 31日まで

    第 73 期 報 告 書

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  • 1

    ■ 目 次

    ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

    第73回定時株主総会招集ご通知添付書類

    ■ 事業報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

    ■ 連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

    ■ 連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

    ■ 連結株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・ 27

    ■ 連結注記表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

    ■ 貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35

    ■ 損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

    ■ 株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・ 37

    ■ 個別注記表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39

    ■ 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書謄本 45

    ■ 会計監査人の監査報告書謄本 ・・・・・・・・・ 46

    ■ 監査役会の監査報告書謄本 ・・・・・・・・・・・ 47

    (ご参考)

    ■ 新商品のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48

    ■ 主要な事業所のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・ 49

    ■ お知らせ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53

    ■ 株主メモ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54

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  • 2

     株主の皆様におかれましては、ま

    すますご清栄のこととお慶び申し上

    げます。

     平素は格別のご支援、ご高配を賜

    り厚く御礼申し上げます。

     ここに、第73期(平成19年4月1日

    から平成20年3月31日まで)の報告書

    をお届けするにあたり、ご挨拶申し上げます。

     当社は「我々は成形システムビルダとしてグローバルに発展し、

    人と社会に貢献する企業であり続ける」という企業理念に基づき

    事業活動を行っております。

     当期は、新中期経営基本計画の第1年次として、連結収益の拡

    大、企業価値の向上に取り組んでまいりました。

     その結果、当期の連結売上高は過去最高を記録し、連結利益面

    でも前期実績を上回り、5期連続増益を達成することができまし

    た。

     グローバル規模で競争がますます激化していく中、当社グルー

    プはかかる状況に対応するため、新中期経営基本計画を着実に実

    行し、目標の達成を目指してまいります。

     株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご支援、ご

    鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

    平成20年6月

    代表取締役社長

    ■ ごあいさつ

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  • 事 業 報 告 (平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)

    3

    (1)事業の経過および成果

     当連結会計年度における国内経済は、上半期は民間設備投資や

    輸出が堅調に推移して緩やかな拡大を続けましたが、後半は原

    油・原材料の高騰やサブプライム住宅ローン問題を背景とする米

    国の景気後退懸念、円高や株式市場の低迷等により不安定な状況

    で推移いたしました。

     一方、海外におきましては中国、インド等アジア諸国の経済は

    順調に拡大を続け、欧州経済も概ね堅調に推移しましたが、米国

    におきましては、サブプライム住宅ローン問題の深刻化等の影響

    により、年度後半は景気の減速感が強まってまいりました。

     鍛圧機械製造業界におきましては、主たる需要業界である自動

    車関連業界の設備投資の減少傾向等により、国内での受注高は4

    年ぶりに減少に転じました。海外向けにつきましては、新興国で

    の旺盛な需要を背景に引き続き伸展しましたが、全体としては

    2,422.1億円、前年度比1.1%減少となりました。

     このような経営環境の中、当社グループは、平成19年度を第

    1年次とする5ヵ年計画として「中期経営基本計画」を策定し、『成

    形システムビルダとしての「商品多角化」および「品質向上」と

    「グローバル企業としての持続的成長」をバランスよく実現し、

    社会から信頼される企業グループとして発展する』をスローガン

    第70期 第71期 第72期 第73期

    30,000

    40,000

    70,000

    60,000

    50,000

    0

    連結売上高

    54,303

    43,679

    62,12064,513

    (単位:百万円)

    第70期 第71期 第72期 第73期

    40,000

    60,000

    70,000

    0

    50,000

    30,000

    連結受注 高

    62,838

    53,341

    67,43465,785

    (単位:百万円)

    1. 企業集団の現況に関する事項

    010_0005001142006.indd 3 2008/05/28 15:53:41

  • 4

    として掲げ、グループ一丸となって連結収益の拡大、企業価値の

    向上に取り組んでまいりました。

     その結果、当連結会計年度の売上高は、米州、欧州地域等で自

    動車関連産業向けの大型機械の引渡し増加等により645.1億円

    (対前期比3.9%増)となりました。利益面におきましては、原材

    料価格の高騰、事業拡大に伴う販売費・一般管理費および人件費

    の増加もありましたが、増収効果等により営業利益は53.6億円

    (同 3.9%増)、経常利益は55.6億円(同7.4%増)となり、当期

    純利益は前期に比べ特別損失が減少したことに加え税金負担割合

    が減少したことにより35.8億円(同17.4%増)となりました。

    (2)部門別の概況

    区 分 受 注 高 売 上 高

    金 額 前期比増減 構成比 金 額 前期比増減 構成比百万円 % % 百万円 % %

    プレス機械 55,307 △ 3.1 84.1 54,036 4.4 83.8

    サ ー ビ ス 10,394 1.8 15.8 10,394 1.8 16.1

    そ の 他 82 △ 39.3 0.1 82 △ 39.3 0.1

    合  計 65,785 △ 2.5 100.0 64,513 3.9 100.0

    第70期 第71期 第72期 第73期

    3,000

    2,000

    1,000

    4,000

    6,000

    5,000

    0

    連 結 経 常 利益

    3,698

    2,373

    5,1865,569

    (単位:百万円)

    第70期 第71期 第72期 第73期

    4,000

    2,000

    1,000

    6,000

    5,000

    3,000

    0

    連結営業 利 益

    3,412

    2,027

    5,1645,365

    (単位:百万円)

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  • 5

    a.プレス機械

     欧州地域での受注、売上は欧州ユーザー向けを中心に増加しま

    したが、日系自動車メーカーを中心とした自動車関連業界の設備

    投資が昨年度をピークに減少傾向となり、当連結会計年度の受注

    高は553.0億円(対前期比3.1%減)、売上高は540.3億円(同

    4.4%増)となりました。

    b.サービス

     サービス事業においては、グローバルな事業拡大・強化の取り

    組みが奏功し、受注高および売上高は過去最高を更新し103.9億

    円(対前期比1.8%増)となりました。

    c.その他

     受注高および売上高は0.8億円(対前期比39.3%減)となりま

    した。

    (3)設備投資の状況

     当期の設備投資は、相模事業所の新工場建築に14.9億円投資し

    たのを始め、津久井事業所の工場増築に5.7億円を投資したほか

    総額 47.7億円を投資いたしました。

    第70期 第71期 第72期 第73期

    2,000

    1,000

    4,000

    3,000

    0

    連 結 当 期 純 利 益

    3,053

    1,281

    1,792

    3,585

    (単位:百万円)

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  • 6

    (4)資金調達の状況

     当期において、重要な借入および株式ならびに社債の発行はあ

    りませんでした。

    (5)対処すべき課題

     当社は創業以来の長い歴史の中で培われてきた技術力、開発力

    およびこれらに基づく革新的な製品で業界をリードしてまいりま

    した。また、財務的には、今後の成長戦略を遂行するに適う健全

    な状況を維持しております。

     しかし、当社グループを取巻く経営環境は、国内設備投資の減

    少、原油・原材料価格の高騰、グローバル市場における競争激化

    ならびに一層のコストダウン要求等、厳しい状況が続くことが見

    込まれます。また、財務的には企業価値・株主価値を高めるため

    にも、資本構成を一層効率的なものにする必要があると認識して

    おります。

     こうした諸課題に効果的かつ効率的に対処することを目的とし

    て、今後ともグループ一丸となって、中期経営基本計画を推進し

    てまいる所存です。

    (6)企業集団の財産および損益の状況の推移

    区  分 第70期(16.4.1~17.3.31)

    第71期(17.4.1~18.3.31)

    第72期(18.4.1~19.3.31)

    第73期(当連結会計年度)(19.4.1~20.3.31)

    受 注 高(百万円) 53,341 62,838 67,434 65,785

    売 上 高(百万円) 43,679 54,303 62,120 64,513

    経 常 利 益(百万円) 2,373 3,698 5,186 5,569

    当 期 純 利 益(百万円) 1,281 1,792 3,053 3,585

    1株当たり当期純利益 (円) 17.40 23.79 42.67 50.27

    総 資 産(百万円) 75,687 83,510 90,076 85,036

    (注)1株当たり当期純利益は、当期純利益を期中平均株式数(期中平均発行済株式数から期中平均自己株式数を控除した株式数)で除して算出しております。

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  • 7

    (7)主要な事業内容

     プレス機械を主力とする鍛圧機械およびそれらに付帯するプレ

    ス加工自動化のための各種自動装置、産業用ロボットならびに金

    型等の製造・販売

    (8)主要な営業所および工場

    ①当社の主要な事業所

     ・本 社   神奈川県相模原市

     ・営業所山形(山形県山形市) 小山(栃木県小山市) 高崎(群馬県高崎市)

    東関東(埼玉県三郷市)長野(長野県諏訪郡下諏訪町) 神奈川(神奈川県相模原市)

    浜松(静岡県浜松市) 中部(愛知県安城市) 名古屋(愛知県小牧市)

    大阪(大阪府門真市) 中・四国(広島県福山市)福岡(福岡県福岡市)

     ・工 場    相模工場、津久井工場、下九沢工場

            (神奈川県相模原市)

            白山工場(石川県白山市)

    ②子会社の主要な事業所会社名 本社所在地 工場所在地

    株 式 会 社 ア ク セ ス 石川県白山市 石川県白山市

    アイダアメリカ CORP. アメリカ オハイオ州 アメリカ オハイオ州

    ア イ ダ S . r . l . イタリア レッコ市レッコ事業所:イタリア レッコ市ブレシア事業所:イタリア ブレシア市

    アイダスタンピングテクノロジーPTE.LTD. シンガポール

    アイダマニュファクチャリング(マレーシア)SDN.BHD. マレーシア ジョホール州

    マレーシア ジョホール州

    アイダホンコンLTD. 香港

    会田工程技術(上海)有 限 公 司 中国 上海市

    中国 上海市

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  • 8

    (9)重要な子会社の状況

    ①重要な子会社の状況

    会 社 名 資本金 当社の出資比率(%) 主な事業内容

    株 式 会 社 ア ク セ ス 50百万円 100電子制御装置および自動装置システムの製造・販売

    アイダアメリカCORP. 41,704千USドル 100

    北米市場向けプレス機械の製造・販売・サービス

    ア イ ダ S . r . l . 23,500千ユーロ 100欧州市場向けプレス機械の製造・販売・サービス

    アイダスタンピングテクノロジーPTE.LTD.

    300千シンガポールドル 100

    東南アジア市場向けプレス機械の販売・サービス

    アイダマニュファクチャリング(マレーシア)SDN.BHD.

    64,842千マレーシアリンギット (注)100

    汎用プレス機械の製造・販売

    アイダホンコンLTD. 660千香港ドル 100中国市場向けプレス機械の販売・サービス

    会田工程技術(上海)有 限 公 司

    168,857千人民元 (注)100

    汎用プレス機械の製造・販売

    (注)出資比率は、子会社保有の間接保有割合を含め記載しております。

    ②その他重要な企業結合の状況

       該当するものはありません。

    ③企業結合の経過

    当連結会計年度においてアイダSASの清算結了により、連

    結子会社が1社減少しております。

    ④企業結合の成果

     重要な子会社を含む連結子会社は15社で、当連結会計

    年度の売上高は前連結会計年度に比べて23.9億円増加し

    て645.1億円(対前期比3.9%増)、経常利益は55.6億円(同

    7.4%増)、当期純利益は35.8億円(同17.4%増)となりま

    した。

    (10)従業員の状況 (平成20年3月31日現在)

    従業員数 前期末増・減(△)

    1,610名 71名

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  • 9

    (11)主要な借入先 (平成20年3月31日現在)

    借入先 借入金残高(百万円)借入先が有する当社の株式持株数(千株)出資比率(%)

    株式会社みずほコーポレート銀行 660 2,179 3.24株式会社三菱東京U F J銀行 390 520 0.77株 式 会 社 横 浜 銀 行 300 1,163 1.73株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行 150 100 0.15

    (注)1. 上記の借入金は株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事とするシンジケーション方式コミットメントライン契約に基づくものであります。

    2. 出資比率は、発行済株式の総数から自己株式を控除した株式数(67,281,284株)を基準に算出しております。

    (12)事業の譲渡、吸収分割または新設分割の状況

     該当するものはありません。

    (13)他の会社の事業の譲受けの状況

     該当するものはありません。

    (14) 吸収合併または吸収分割による他の法人等の事業に関する

    権利義務の承継の状況

     該当するものはありません。

    (15) 他の会社の株式その他の持分または新株予約権等の取得ま

    たは処分の状況

     該当するものはありません。

    (16)その他企業集団の現況に関する重要な事項

     該当するものはありません。

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  • 10

    2. 会社の株式に関する事項(平成20年3月31日現在)

    (1)発行可能株式総数 188,149,000株

    (2)発行済株式の総数 79,147,321株

    (自己株式11,866,037株を含む)

    (3)株主数 7,289名

    (4)大株主

    株 主 名当社への出資状況

    持株数(千株) 出資比率(%)第 一 生 命 保 険 相 互 会 社 5,995 8.91日 本 生 命 保 険 相 互 会 社 3,725 5.54日本マスタートラスト信託銀行株 式 会 社( 信 託 口 ) 2,751 4.09

    明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 2,516 3.74ステート ストリート  バンク アンドトラスト カンパニー 505019 2,258 3.36

    株式会社みずほコーポレート銀行 2,179 3.24ダンスケ バンク クライアンツホ ー ル デ ィ ン グ ス 2,045 3.04

    日 本 ト ラ ス テ ィ・サー ビ ス信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 ) 1,869 2.78

    アールビーシー デクシア インベスター サービス バンク アカウントルクセンブルグ ノン レジデント ドメスティック レート 1,592 2.37

    ビー・エヌ・ピー・パリバ・セキュリティーズ(ジャパン)リミテッド(ビー・エヌ・ピー・パリバ証券会社) 1,498 2.23

    (注)出資比率は、発行済株式の総数から自己株式を控除した株式数(67,281,284株)を基準に算出しております。

    (5)その他株式に関する重要な事項

     当社は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行す

    るため、会社法第165条第2項および定款第13条の定めにより、

    平成20年1月14日の当社取締役会決議に基づき、平成20年1月15

    日から平成20年3月24日の間に、市場取引により、4,748,000株

    の自己株式を2,811,623,000円で取得しました。

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  • 11

    3. 会社の新株予約権等に関する事項

    (1)当事業年度末日における新株予約権等の状況

     当社役員に職務執行の対価として交付された新株予約権等の

    状況

    ①取締役(社外取締役を除く)の保有状況発行決議日(取締役会)

    新株予約権の数

    目的となる株式の種類および数

    行使金額

    人数 権利行使期間

    平成11年7月5日-

    (注1)普通株式

    165,000株437円 2人

    平成13年7月 1 日から平成21年3月31日まで

    平成12年8月7日-

    (注1)普通株式

    110,000株519円 2人

    平成14年7月 1 日から平成22年3月31日まで

    平成13年12月10日-

    (注1)普通株式50,000株

    374円 1人平成15年7月 1 日から平成23年3月31日まで

    平成15年3月24日 5個普通株式5,000株

    304円 1人平成16年7月 1 日から平成24年3月31日まで

    平成16年1月29日 79個普通株式79,000株

    388円 3人平成17年7月 1 日から平成25年3月31日まで

    平成17年2月10日 90個普通株式90,000株

    563円 3人平成18年7月 1 日から平成26年3月31日まで

    平成17年9月30日 45個普通株式45,000株

    725円 3人平成19年7月 1 日から平成27年3月31日まで

    平成19年9月10日22個(注2)

    普通株式22,000株

    1円 4人平成19年9月27日から平成49年9月26日まで

    (注) 1. 当該新株予約権等は、旧商法(平成9年法律第56号)の規定によって、定時株主総会決議に基づき取得した自己株式を対象者に譲渡する旨を権利として付与する方式で、定時株主総会では、目的となる株式の種類および数は譲渡する株式の種類および数として、行使金額は譲渡価額として決議されております。なお、上記に記載した当該新株予約権等の発行決議日は、ストックオプションの付与に関する決議を行った取締役会の日を記載しております。

    2. 当該新株予約権等は、役員退職慰労金制度にかわる制度としての株式報酬型ストックオプションを割り当てるためのものであります。

    ②社外取締役の保有状況発行決議日(取締役会)

    新株予約権の数

    目的となる株式の種類および数

    行使金額

    人数 権利行使期間

    平成17年2月10日 10個普通株式10,000株

    563円 1人平成18年7月 1 日から平成26年3月31日まで

    平成17年9月30日 5個普通株式5,000株

    725円 1人平成19年7月 1 日から平成27年3月31日まで

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  • 12

    (2) 当事業年度中に当社使用人ならびに子会社の役員および使用

    人に交付した新株予約権等の状況

     該当するものはありません。

    (3)その他新株予約権等に関する重要な事項

     該当するものはありません。

    4. 会社役員の状況

    (1)取締役および監査役の状況

    当社での地位 氏  名 担当、他の法人等の代表状況等および重要な兼職の状況

    代 表 取 締 役 社 長 会 田 仁 一 最高経営責任者(CEO)

    取 締 役 坂 木 雅 治

    専務執行役員、営業本部長、アイダアメリカCORP.会長、アイダS.r.l.会長、アイダスタンピングテクノロジーPTE.LTD.会長

    取 締 役 中 西 直 義

    常務執行役員、グローバル生産推進チームリーダ、㈱アクセス代表取締役会長、アイダマニュファクチャリング(マレーシア)SDN.BHD.会長

    取 締 役 前 田 信 良 常務執行役員、開発本部長、技術本部長

    取 締 役 御 子 柴   隆 夫

    常 勤 監 査 役 山 崎   猛

    常 勤 監 査 役 澤 田 敏 春

    監 査 役 佐 藤 紘 一 第一生命保険(相)監査役

    監 査 役 増 岡 由 弘 弁護士、増岡・青田法律事務所所長

    (注) 1. 御子柴隆夫氏は社外取締役であります。 2. 監査役は全員が社外監査役であります。 3. 平成19年6月28日開催の第72回定時株主総会の終結の時をもって

    榎本清氏は任期満了により取締役を退任いたしました。 4. 平成20年4月1日付で取締役前田信良氏の技術本部長委嘱を解いて

    おります。

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  • 13

    (2)社外役員の状況

    ①社外役員の兼任の状況(他の会社の業務執行者である場合)

     該当するものはありません。

     なお、他の会社の業務執行者ではありませんが、下記のとおり

    兼務しております。

    ・監査役佐藤紘一氏:第一生命保険(相)監査役

     同社は当社の大株主で、当社は同社と保険契約を締結しており

    ます。

    ・監査役増岡由弘氏:増岡・青田法律事務所所長、学校法人明海

    大学常務理事、学校法人朝日大学常務理事

     当社と同事務所および同学校法人との間には重要な取引関係は

    ありません。

    ②社外役員の兼任の状況(他の会社の社外役員である場合)

    ・監査役澤田敏春氏は(株)インフォデリバの社外監査役を兼務

    しております。

     なお、当社と同社との間には重要な取引関係はありません。

    ③当事業年度における活動状況

    当社での地位 氏  名 当期の活動状況

    取 締 役 御 子 柴 隆 夫当事業年度に開催した取締役会全14回中12回出席し、(社)日本鍛圧機械工業会前会長としての見地より発言を適宜行いました。

    常 勤 監 査 役 山 崎   猛当事業年度に開催した取締役会全14回中13回、監査役会全8回全てに出席し、都市銀行の元役員としての見地より発言を適宜行いました。

    常 勤 監 査 役 澤 田 敏 春当事業年度に開催した取締役会全14回中13回、監査役会全8回全てに出席し、電機メーカーの元役員としての見地より発言を適宜行いました。

    監 査 役 佐 藤 紘 一当事業年度に開催した取締役会全14回中9回、監査役会全8回中7回出席し、生命保険会社の役員としての見地より発言を適宜行いました。

    監 査 役 増 岡 由 弘当事業年度に開催した取締役会全14回中11回、監査役会全8回全てに出席し、弁護士、大学の経営者としての見地より発言を適宜行いました。

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  • 14

    ④責任限定契約の内容の概要当社は社外役員全員と定款に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任について、同法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする旨の契約を締結しております。

    (3)取締役および監査役の報酬等の額

    区  分 支払人員 支払総額

    取 締 役 5名 150百万円

    (うち社外取締役) (1名) (8百万円)

    監  査  役(全員社外監査役) 4名 35百万円

    (注) 1. 上記の報酬等の額は、平成19年6月28日開催の当社第72回定時株主総会終結の日の翌日以降に在任していた取締役及び監査役に対する報酬等の額であります。

    2. 上記の報酬等の額には、当事業年度に係る役員賞与分を含めておりますが、金額が確定していないため、役員賞与引当金に基づく予定額を記載しております。

    3. 上記の報酬等の額のほか、平成19年6月28日開催の当社第72回定時株主総会決議に基づく役員退職慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給として、同定時株主総会における退任取締役1名に対し22百万円を支払っております。

    4. 上記の取締役の報酬等の額には、平成19年9月10日開催の当社取締役会決議に基づき、各取締役にストックオプションとして付与した新株予約権の当事業年度における費用計上額を含めております。

    5. 上記のほか、使用人兼務取締役の使用人給与相当額61百万円を支払っております。

    6. 株主総会決議による取締役の報酬限度額は年額300百万円(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)であります。

    (平成13年6月28日開催の第66回定時株主総会決議) 7. (注)6.の取締役の報酬限度額とは別枠として、取締役(社外取締

    役を除く)に対するストックオプションとしての新株予約権に関する報酬等の限度額は年額35百万円であります。

    (平成19年6月28日開催の第72回定時株主総会決議) 8. 株主総会決議による監査役の報酬限度額は年額50百万円でありま

    す。 (平成4年6月26日開催の第57回定時株主総会決議)

    5. 会計監査人の状況

    (1)会計監査人の名称

    区  分 名称 摘要

    一時会計監査人 あらた監査法人 平成18年7月10日選任・就任

    会 計 監 査 人 あらた監査法人 平成19年6月28日選任・就任

    (注) 当社の会計監査人でありました中央青山監査法人(平成18年9月1日付でみすず監査法人に名称変更。平成19年7月31日付で解散。)は、平成18年5月10日付で金融庁より平成18年7月1日から平成18年8月31日までの2ヶ月間、業務停止処分を受けました。これにより同監査法人は平成18年7月1日付で当社の会計監査人としての資格を喪失し、退任いたしました。このため当社は、平成18年7月10日付であらた監査法人を一時会計監査人に選任し、平成19年6月28日開催の第72回定時株主総会決議により同監査法人を会計監査人に選任しました。

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  • 15

    (2)責任限定契約の状況

     該当するものはありません。

    (3)当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額

    ①当事業年度に係る報酬等の額

    ②当社および当社子会社が支払うべき金銭その他の財産上の利益の合計額

    あらた監査法人 28百万円 42百万円

    (注) 1. 当社と会計監査人との監査契約において会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬等の額を区分しておりませんので、上記①に記載の金額には金融商品取引法に基づく監査の報酬等の額を含めております。

    2. 当社の重要な子会社であるアイダアメリカ CORP.、アイダ S.r.l.、アイダスタンピングテクノロジーPTE.LTD.、アイダマニュファクチャリング(マレーシア)SDN.BHD.、アイダホンコンLTD.、会田工程技術(上海)有限公司は、当社の会計監査人以外の監査法人の監査を受けております。

    (4)非監査業務の内容

     当社は会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務

    以外の業務(非監査業務)である財務報告に係る内部統制整備に

    関する助言業務等を委託しております。

    (5)会計監査人の解任または不再任の決定の方針

     当社では法定の解任事由に該当すると認められる場合には、監

    査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任すること

    ができます。また、当社は、監査役会の同意を得た上で、または

    監査役会の請求に基づいて、会計監査人の解任または不再任を株

    主総会の会議の目的とすることができます。

    (6)会計監査人が受けた過去2年間の業務停止の内容

     該当するものはありません。

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  • 16

    6. 会社の体制および方針

    (1) 取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保

    するための体制その他業務の適正を確保するための体制

    当社は平成18年5月9日開催の取締役会において、上記体制に

    つき「内部統制システムの整備に関する基本方針」として次のと

    おり決議しております。

    ① 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合すること

    を確保するための体制

    当社においては、アイダグループ行動指針を定め、その

    推進のためコンプライアンス担当役員を任命し、その下に

    コンプライアンス委員会を設置する体制により当行動指針

    の徹底を図り、さらに、内部統制監査室を設置し当行動指

    針の実施状況等の監査を行うこととする。

     当社の役職員が法令違反等の疑義のある行為を発見した

    場合には、コンプライアンス委員を通じコンプライアンス

    委員会に報告され、重大性に応じて取締役会において再発

    防止策を策定するものとする。

     また、内部統制監査室において当行動指針の実施状況に

    ついての内部監査を行い、その結果を代表取締役及び監査

    役会へ報告するものとする。

    ② 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

    取締役の職務の執行に係る情報については、法令及び当

    社社内規程に従い適切に保存・管理を行い、また、取締役

    及び監査役は、当社社内規定に従い常時これらの文書を閲

    覧できるものとする。

    ③損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    安全、環境、防災、品質、コンプライアンス、輸出管理

    等に係るリスクについては各業務担当部門にて規則・ガイ

    ドラインの制定、運用の監視等を行うことで対応するもの

    とし、当社の全社的な事業の推進に係るリスクについて

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  • 17

    は、重要事項について取締役会、経営会議などにおいて多

    面的に審議のうえ決定することで対応を図ることとする。

    ④ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための

    体制

    当社では全社的な目標として年度方針を定め、取締役は

    その管掌部門においてその方針に基づいた部門別目標を策

    定し、その実施状況を取締役会あるいは経営会議にて報告

    することとする。

     また、重要事項については各規則に定める職務分掌及び

    意思決定のルールに従い取締役会、経営会議などにより充

    分に審議をすることにより、関連部門における意思統一を

    得ることで当該事項の効率的な執行を図るものとする。

    ⑤ 当社及びその子会社からなる企業集団における業務の適正を確

    保するための体制

    当社およびグループ各社については当社事業セグメント

    あるいはグループ会社についてそれぞれを管掌する取締役

    を任命し内部統制を構築する責任と権限を与えており、一

    方、これら取締役はその管掌分野について取締役会あるい

    は経営会議において定期的な業績報告及び内部統制の運用

    状況の報告を行うこととする。

     また、子会社監査室を設置し、子会社の管掌部門あるい

    は関連業務部門と連携して子会社の業務プロセス及び経営

    管理体制の妥当性、効率性の監査を行うものとする。

    ⑥ 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合

    における当該使用人に関する事項

    監査役の指示に従い職務を補助する部署として内部統制

    監査室を設置し、専任の使用人を配置するものとする。

    ⑦上記使用人の取締役からの独立性に関する事項

    内部統制監査室に属する使用人の人事異動については監

    査役の同意を必要とするものとする。

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  • 18

    ⑧ 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監

    査役への報告に関する体制

    監査役は取締役会のほか経営会議等に出席し、重要な報

    告を受けるものとする。

     また、取締役については、法に定める場合の他、経営会

    議で決議された事項、会社に著しい損害を及ぼすおそれの

    ある事項、毎月の経営状況として重要な事項、内部監査状

    況及びリスク管理に関する重要な事項、重要な法令・定款

    違反、その他コンプライアンスに関する重要な事項等を発

    見したときは、その事実を監査役会に報告することとす

    る。

     また、取締役および使用人は取締役会と監査役会の協議

    によって定められたところに従い、各監査役の要請に応じ

    て必要な報告を行うものとする。

    ⑨ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための

    体制

    監査役は代表取締役と定期的に会合をもち、また、必要

    に応じ都度取締役・使用人と協議し、あるいは報告を求め

    ることができるものとする。

    (2) 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関

    する基本方針

    ①当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関す

    る基本方針の内容

    当社取締役会は、公開会社として当社株式の自由な売買

    を認める以上、特定の者による当社の財務及び事業の方針

    の決定に影響を及ぼすことが可能な数の当社株式を取得す

    ることを目的とする大規模な買付行為が行われようとする

    場合、これに応じて当社株式の売却を行うか否かは、最終

    的には当社株式を保有する当社株主の皆様の判断に委ねら

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  • 19

    れるべきものであると考えます。

    しかし、当社の経営には、その主たる事業であるプレス

    機械事業に関する高度な専門知識を前提とした特有の経営

    のノウハウや、国内外の関係会社、取引先及び顧客等のス

    テークホルダーとの間に築かれた関係等への理解が不可欠

    であり、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者に

    これらに関する十分な理解がなくては、株主の皆様が将来

    実現することのできる株主価値を毀損してしまう可能性が

    あります。

     当社は、当社株式の適正な価値を投資家の皆様にご理解

    いただくようIR活動に努めておりますものの、突然大規

    模な買付行為がなされたときに、買付者の提示する当社株

    式の取得対価が妥当かどうかを株主の皆様が短期間の間に

    適切に判断するためには買付者及び当社取締役会の双方か

    ら適切かつ十分な情報が提供されることが不可欠です。さ

    らに、当社株式をそのまま継続的に保有することを考える

    株主の皆様にとっても、当該大規模な買付行為が当社に与

    える影響や、当社の従業員、関係会社、取引先及び顧客等

    のステークホルダーとの関係についての方針を含む、買付

    者が考える当社の経営に参画したときの経営方針や事業計

    画の内容等は、その継続保有を検討するうえで重要な判断

    材料であります。同様に、当社取締役会が当該大規模買付

    行為についてどのような意見を有しているのかも、当社株

    主にとっては重要な判断材料となると考えます。

    以上のことを考慮し、当社としましては、当社の財務及

    び事業の方針の決定に影響を及ぼすことが可能な数の当社

    株式を取得することを目的とする大規模な買付行為に際し

    ては、買付者は、株主の皆様の判断のために、当社が設定

    し事前に開示する一定の合理的なルールに従って、必要か

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  • 20

    つ十分な当該買付行為に関する情報を当社取締役会に事前

    に提供し、当社取締役会のための一定の評価期間が経過し

    た後にのみ当該買付行為を開始すべきであると考えており

    ます。

     また、大規模な買付行為の中には、当該買付行為が明ら

    かに濫用目的によるものと認められ、その結果として当社

    に回復し難い損害をもたらすなど、当社株主全体の利益を

    著しく損なうものもないとは言えません。当社は、かかる

    買付行為に対して、当社取締役会が、当社が設定し事前に

    開示する一定の合理的なルールに従って適切と考える方策

    を取ることも、当社株主全体の利益を守るために必要であ

    ると考えております。(以上の当社の財務及び事業の方針

    の決定を支配する者の在り方に関する考え方について、以

    下「会社支配に関する基本方針」といいます。)

    ②当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社

    支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組み

    当社は、会社支配に関する基本方針の実現に資する特別

    な取組みとして、下記6.(2)③に記載しているもののほか、

    以下の取組みを行っております。

     当社は「成形システムビルダとしてグローバルに発展し、

    人と社会に貢献する企業であり続ける」ことを企業理念と

    して掲げております。

     当社はこの企業理念を具現化するために、成形システム

    を活用する顧客のニーズにきめ細かく対応する技術開発・

    商品開発に注力しております。また当社グループが保有す

    る財産を効率よく活用するため、国内外に子会社等を適宜

    配置して連結収益の増大を重視した企業活動を展開するこ

    とにより、企業価値・株主価値の向上を目指しておりま

    す。特に国内4ヶ所に生産拠点を展開すると同時に、鍛圧

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  • 21

    機械関連の設備投資需要が拡大基調にある北米(米国)、

    欧州(イタリア)、アジア(マレーシア、中国)の海外主

    要市場にも生産拠点を設けてグローバル規模で販売・生産

    ・サービス活動を積極的に行い、国内外の顧客に対して、

    安全で質の高い商品・サービスを適宜提供できる体制を敷

    いており、中長期的に成形システム分野で「トップランナ

    ー」となることを経営戦略の柱としております。

    平成19年度より開始した中期経営基本計画においては、

    以下のスローガンを掲げております。

    『成形システムビルダとしての「商品多角化」および「品

    質向上」と「グローバル企業としての持続的成長」をバラ

    ンスよく実現し、社会から信頼される企業グループとして

    発展する。』

     このスローガンを実現するための重点方針として以下を

    実施しております。

    1. 戦略商品への経営資源集中投下による収益の拡大

    2. グローバル体制の強化

    3. 人財開発の強化

    これらの取り組みとともに、株主の皆様をはじめ顧客、

    取引先等のステークホルダーとの信頼関係をより強固なも

    のにし、中長期にわたる企業価値の向上を目指していま

    す。

     上記取組みは、当社グループの市場価値を向上させ、そ

    の結果、当社株主全体の利益を著しく損なう大規模買付者

    が現れる危険性を低減するものであるため、会社支配に関

    する基本方針に沿うものであると考えます。また、かかる

    取組みは、当社グループの価値を向上させるものであるた

    め、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、当社役

    員の地位の維持を目的とするものではないことは明らかで

    あると考えます。

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  • 22

    ③会社支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社

    の財産及び事業の方針の決定が支配されることを防止するため

    の取組み

    当社は、平成19年5月28日開催の当社取締役会におい

    て、会社支配に関する基本方針に照らして不適切な者に

    よって当社の財産及び事業の方針の決定が支配されるこ

    とを防止するための取組みとして、同年6月28日開催の当

    社定時株主総会の承認を停止条件として、特定株主グル

    ープの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当

    社株券等の買付行為、又は結果として特定株主グループ

    の議決権割合が20%以上となる当社株券等の買付行為(い

    ずれについてもあらかじめ当社取締役会が同意したもの

    を除き、また市場取引、公開買付け等の具体的な買付方

    法の如何を問いません。以下、かかる買付行為を「大規

    模買付行為」といい、かかる買付行為を行う者を「大規

    模買付者」といいます。)を対象とする大規模買付ルール

    (以下「大規模買付ルール」といいます。)を設定し、大

    規模買付者がこれを遵守した場合及びしなかった場合に

    つき一定の対応方針(以下「本対応方針」といいます。)

    を定めることを決議し、平成19年6月28日開催の当社定

    時株主総会において承認をいただいております。

     本対応方針の詳細につきましては、平成19年5月28日

    付プレスリリース「会社の支配に関する基本方針及び大

    規模買付行為への対応方針(買収防衛策)の変更に関す

    るお知らせ」(当社ホームページ:http://www.aida.

    co.jp)をご参照ください。

    ④本対応方針が会社支配に関する基本方針に沿うものであるこ

    と、株主共同利益を損なうものではないこと及び会社役員の地

    位の維持を目的とするものではないこと並びにその理由

    ・本対応方針が会社支配に関する基本方針に沿うものであること

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  • 23

    本対応方針は、大規模買付ルールの内容、大規模買付行

    為が為された場合の対応方針、特別委員会の設置、株主及

    び投資家の皆様に与える影響等を規定するものです。

     本対応方針は、大規模買付者が必要かつ十分な大規模買

    付行為に関する情報を当社取締役会に事前に提供するこ

    と、及び当社取締役会のための一定の評価期間が経過した

    後にのみ当該大規模買付行為を開始することを求め、これ

    を遵守しない大規模買付者に対して当社取締役会が対抗措

    置を講じることがあることを明記しています。

     また、大規模買付ルールが遵守されている場合であって

    も、大規模買付者の大規模買付行為が当社株主全体の利益

    を著しく損なうものと当社取締役会が判断した場合には、

    かかる大規模買付者に対して当社取締役会は当社株主全体

    の利益を守るために適切と考える対抗措置を講じることが

    あることを明記しています。

     このように本対応方針は、会社支配に関する基本方針の

    考え方に沿って設計されたものであると言えます。

     ・本対応方針が株主共同利益を損なうものではないこと

    上記6.(2)①記載のとおり、会社支配に関する基本方

    針は、当社株主の共同の利益を尊重することを前提として

    います。本対応方針は、かかる会社支配に関する基本方針

    の考え方に沿って設計され、当社株主の皆様が大規模買付

    行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や当社取

    締役会の意見の提供、代替案の提示を受ける機会の提供を

    保証することを目的としております。本対応方針によって、

    当社株主の共同の利益を損なうものではなく、むしろその

    利益に資するものであると考えます。

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  • 24

    ・本対応方針が会社役員の地位の維持を目的とするものではな

    いこと

    本対応方針は、大規模買付行為を受け入れるか否かが最

    終的には当社株主の皆様の判断に委ねられるべきことを大

    原則としつつ、当社株主全体の利益を守るために必要な範

    囲で大規模買付ルールの遵守の要請や対抗措置の発動を行

    うものです。本対応方針は当社取締役会が対抗措置を発動

    する場合を事前かつ詳細に開示しており、当社取締役会に

    よる対抗措置の発動はかかる本対応方針の規定に従って行

    われます。

     また、大規模買付行為に関して当社取締役会が対抗措置

    をとる場合など、本対応方針にかかる重要な判断に際して

    は、必要に応じて独立の外部専門家等の助言を得るととも

    に、当社の業務執行を行う経営陣から独立している委員で

    構成される特別委員会へ諮問し、同委員会の勧告を最大限

    尊重するものとされています。このように、本対応方針に

    は、当社取締役会による適正な運用を担保するための手続

    も盛り込まれています。

     以上から、本対応方針が当社役員の地位の維持を目的と

    するものではないことは明らかであると考えております。

    (3) 剰余金の配当等の決定に関する方針

    当社は、定款に会社法第459条第1項に基づき、剰余金の配当

    等を取締役会の決議により行う旨の定めを設けておりませんの

    で、該当事項はありません。

    (注) 本事業報告の数値は、特にことわりのない箇所について、金額は単位未満切捨、比率は単位未満四捨五入で表示しております。

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  • 25

    (単位 百万円)

    科 目 金 額 科 目 金 額

    資産の部 負債の部

    流動資産 50,880 流動負債 23,164

    現金及び預金 7,251 支払手形及び買掛金 6,181

    受取手形及び売掛金 14,257 短期借入金 1,500

    有価証券 169 未払金 3,601

    たな卸資産 24,984 未払法人税等 936

    繰延税金資産 1,417 前受金 7,111

    その他 2,928 製品保証引当金 1,546

    貸倒引当金 △ 128 賞与引当金 642

    役員賞与引当金 51

    その他 1,593

    固定資産 34,156

    有形固定資産 21,711 固定負債 546

    建物及び構築物 10,068 繰延税金負債 27

    機械装置及び運搬具 5,853 退職給付引当金 237

    土地 4,906 長期未払金 281

    建設仮勘定 234

    その他 648 負債合計 23,710

    純資産の部

    無形固定資産 1,067 株主資本 60,293

    借地権 443 資本金 7,831

    ソフトウェア 580 資本剰余金 12,992

    その他 42 利益剰余金 45,731

    自己株式 △ 6,260

    投資その他の資産 11,377 評価・換算差額等 1,018

    投資有価証券 8,821 その他有価証券評価差額金 903

    役員保険積立金 1,057 繰延ヘッジ損益 4

    繰延税金資産 27 為替換算調整勘定 111

    その他 1,521 新株予約権 14

    貸倒引当金 △ 50 純資産合計 61,326

    資産合計 85,036 負債・純資産合計 85,036

    ■ 連結貸借対照表 (平成20年3月31日現在) 

    連 結 計 算 書 類

    010_0005001142006.indd 25 2008/05/28 15:53:44

  • 26

    科   目 金   額

    売上高 64,513

    売上原価 49,023

    売上総利益 15,490

    販売費及び一般管理費 10,124

    営業利益 5,365

    営業外収益

    受取利息 340

    受取配当金 127

    その他 189 657

    営業外費用

    為替差損 300

    その他 153 453

    経常利益 5,569

    特別利益

    固定資産売却益 45

    その他 17 63

    特別損失

    固定資産売却・除却損 48

    投資有価証券売却損 31

    投資有価証券評価損 124

    その他 15 221

    税金等調整前当期純利益 5,411

    法人税、住民税及び事業税 1,983

    法人税等調整額 △ 157 1,825

    当期純利益 3,585

    ■ 連結損益計算書 (平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)

    (単位 百万円)

    010_0005001142006.indd 26 2008/05/28 15:53:44

  • 27

    ■ 連結株主資本等変動計算書(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)

    株 主 資 本

    資本金 資 本剰余金利 益剰余金

    自 己株 式

    平成 19 年 3 月 31 日残高 7,831 13,009 43,078 △ 3,548

    連結会計年度中の変動額

    剰余金の配当 △ 933

    当期純利益 3,585

    自己株式の取得 △ 2,841

    自己株式の処分 △ 16 129

    新株予約権の発行

    株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)

    連結会計年度中の変動額合計 - △ 16 2,652 △ 2,712

    平成 20 年 3 月 31 日残高 7,831 12,992 45,731 △ 6,260

    010_0005001142006.indd 27 2008/05/28 15:53:44

  • 28

    (単位 百万円)

    株 主 資 本 評価・換算差額等

    新 株予 約 権

    純 資 産合 計株 主

    資 本合 計

    その他有価証券評価差額金

    繰 延ヘッジ損 益

    為 替換 算調整勘定

    評 価 ・換算差額等 合 計

    60,370 2,046 △ 25 1,745 3,767 - 64,138

    △ 933 - △ 933

    3,585 - 3,585

    △ 2,841 - △ 2,841

    112 - 112

    - - 14 14

    - △ 1,143 29 △ 1,634 △ 2,748 △ 2,748

    △ 76 △ 1,143 29 △ 1,634 △ 2,748 14 △ 2,811

    60,293 903 4 111 1,018 14 61,326

    010_0005001142006.indd 28 2008/05/28 15:53:45

  • 29

    1. 連結の範囲に関する事項(1) 連結子会社の数及び連結子会社の名称 連結子会社15社 連結子会社の名称

    (株)アクセス、(株)エービーシー、 アイダホンコンLTD.、アイダスタンピングテクノロジー PTE.LTD.、アイダスタンピングテクノロジー(マレーシア)SDN.BHD.、アイダスタンピングテクノロジー(タイランド)CO.,LTD.、PTアイダスタンピングテクノロジー(インドネシア)、アイダマニュファクチャリング(マレーシア)SDN.BHD.、会田工程技術(上海)有限公司、アイダアメリカCORP.、アイダカナダ, INC.、アイダdoブラジル、アイダS.r.l.、アイダプレッセンGmbH、アイダエンジニアリング UK LTD.当連結会計年度において連結子会社が1社減少しております。これはアイダSASが清算結了したことによるものであります。

    (2) 非連結子会社の名称等 非連結子会社の名称   アービオテック(株)、   アイダスタンピングテクノロジー(インド)PVT.LTD. 連結の範囲から除いた理由

    非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益および利益剰余金等はいずれも僅少であり、連結計算書類に重要な影響をおよぼしていないため、連結の範囲から除外しております。

    連結計算書類作成のための基本となる重要な事項

    ■ 連結注記表

    010_0005001142006.indd 29 2008/05/28 15:53:45

  • 30

    2. 持分法の適用に関する事項 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称等 会社の名称   アービオテック(株)、   アイダスタンピングテクノロジー(インド)PVT.LTD. 持分法を適用しない理由

    非連結子会社の当期純損益および利益剰余金等はいずれも僅少であり、連結計算書類に重要な影響をおよぼしていないため、持分法の適用範囲から除外しております。

    3. 連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社のうち、会田工程技術(上海)有限公司の決算日は12月31日であります。連結計算書類の作成にあたっては同日現在の計算書類を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上、必要な調整を行っております。

    4. 会計処理基準に関する事項(1) 資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券 その他有価証券 時価のあるもの… 連結決算日の市場価格等に基づく時価法

    (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    時価のないもの …移動平均法による原価法 ②デリバティブ……時価法 ③たな卸資産 製品・仕掛品……主として個別法による原価法 原材料 ……………主として先入先出法による原価法

    010_0005001142006.indd 30 2008/05/28 15:53:45

  • 31

    (2) 固定資産の減価償却の方法 ①有形固定資産……当社および国内連結子会社は主として定率

    法、ただし、一部の当社建物については定額法海外連結子会社は主として定額法当社の建物及び構築物、機械装置は当社が相当と認めた耐用年数を使用建物及び構築物 2年~50年 機械装置及び運搬具 2年~10年

    (会計方針の変更) 当社及び国内連結子会社は法人税法の改正((所得税法等の一部を改正する法律 平成19年3月30日 法律第6号)及び(法人税法施行令の一部を改正する政令 平成19年3月30日 政令第83号))に伴い、平成19年4月1日以降に取得したものについては、改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更しております。これに伴い、前連結会計年度と同一の方法によった場合と比べ、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ59百万円減少しております。(追加情報) 法人税法の改正に伴い、平成19年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌年から5年間で均等償却する方法によっております。これに伴い、前連結会計年度と同一の方法によった場合と比べ、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ96百万円減少しております。

    ②無形固定資産……定額法自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(当社及び国内連結子会社は5年)に基づく定額法によっております。

    010_0005001142006.indd 31 2008/05/28 15:53:45

  • 32

    (3)引当金の計上基準 ①貸倒引当金………債権の貸倒れによる損失に備えるため、主

    として一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    ②製品保証引当金…製品の引渡後に発生する費用支出に備えるため、主として保証期間内における補修費用の見込額を計上しております。

    ③賞与引当金………従業員賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

    ④役員賞与引当金…役員賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

    ⑤退職給付引当金…従業員の退職給付に備えるため、主として当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、計上しております。数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年。ただし、一部の国内連結子会社については5年)による定額法により翌連結会計年度から費用処理しております。

    (追加情報)役員退任慰労金引当金 役員の退職慰労金の支払に備えるため、役員退任慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しておりましたが、平成19年6月28日開催の定時株主総会において、役員退職慰労金制度を廃止し、取締役及び監査役の退任時に、役員退職慰労金制度廃止時までの在任期間をもとにした打切り支給を行うことを決議いたしました。これにより、廃止時における役員退任慰労金引当金相当額281百万円を固定負債の「長期未払金」に振替えております。

    010_0005001142006.indd 32 2008/05/28 15:53:45

  • 33

    (4) その他連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項 ①在外連結子会社の資産・負債および収益・費用の本邦通貨への換算基準在外連結子会社の資産・負債は連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益・費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。

    ②リース取引の処理方法当社及び国内連結子会社は、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっており、在外連結子会社については、主として通常の売買取引に準じた会計処理によっております。

    ③ヘッジ会計の方法 ヘッジ会計の方法 主として繰延ヘッジ処理によって

    おります。 ヘッジ手段とヘッジ対象 (ヘッジ手段) 為替予約及び通貨オプション (ヘッジ対象) 外貨建予定取引 ヘッジ方針 デリバティブ取引に関する権限規

    定及び取引限度額等を定めた内部規定に基づき、ヘッジ対象に係る為替変動リスクを一定の範囲内でヘッジしております

    ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ対象とヘッジ手段との関係が直接的であるため、ヘッジの有効性の評価を省略しております。

    ④消費税等の会計処理 当社及び国内連結子会社は税抜方式によっております。

    5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 全面時価評価法を採用しております。

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  • 34

    有形固定資産の減価償却累計額   27,792百万円

    1. 当連結会計年度末における発行済株式の種類及び総数 普通株式            79,147,321株

    2. 剰余金の配当に関する事項 配当金支払額

    決議 株式の種類配当金の総額

    1株当たり配当額 基準日 効力発生日

    平成19年6月28日定時株主総会

    普通株式 933百万円 13円

    平成19年3月31日

    平成19年 6月29日

       

    基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの次の通り決議を予定しております。

    決議 株式の種類配当の原資

    配当金の総額

    1株当たり配当額 基準日

    効力発生日

    平成20年6月26日定時株主総会

    普通株式

    利益剰余金 1,009百万円 15円

    平成20年3月31日

    平成20年6月27日

    3. 当連結会計年度末において当社が発行している新株予約権(権利行使期間が到来しているもの)に関する事項

    発行決議日(取締役会)

    新株予約権の数

    目的となる株式の種類および数

    第1回新株予約権 平成15年3月24日 48個 普通株式 48,000株

    第2回新株予約権 平成16年1月29日 149個 普通株式 149,000株

    第3回新株予約権 平成17年2月10日 528個 普通株式 528,000株

    第4回新株予約権 平成17年9月30日 918個 普通株式 918,000株

    第5回新株予約権 平成19年9月10日 22個 普通株式 22,000株

    1株当たり純資産額 911円28銭 1株当たり当期純利益 50円27銭

    該当事項はありません。

    連結貸借対照表に関する注記

    連結株主資本等変動計算書に関する注記

    1株当たり情報に関する注記

    重要な後発事象に関する注記

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  • 個 別 計 算 書 類

    35

    科 目 金 額 科 目 金 額資産の部 負債の部

    流動資産 32,190現金及び預金 1,016受取手形 3,269売掛金 9,650有価証券 169製品 1,223原材料 802仕掛品 12,732貯蔵品 21前払費用 77繰延税金資産 1,176未収入金 959その他 1,094貸倒引当金 △ 1

    固定資産 39,943有形固定資産 14,094建物 5,732構築物 232機械及び装置 2,834車輌運搬具 39工具器具及び備品 374土地 4,648建設仮勘定 233

    無形固定資産 831借地権 29ソフトウェア 555その他 246

    投資その他の資産 25,017投資有価証券 8,792関係会社株式 13,595関係会社長期貸付金 150従業員長期貸付金 16破産・更生債権等 8長期前払費用 28養老保険積立金 873役員保険積立金 1,057繰延税金資産 11その他 534貸倒引当金 △ 50

    流動負債 14,614買掛金 4,760短期借入金 1,500未払金 3,498未払費用 334未払法人税等 775前受金 1,913預り金 114製品保証引当金 1,081賞与引当金 559役員賞与引当金 51その他 25

    固定負債 309退職給付引当金 28長期未払金 281

    負債合計 14,924純資産の部

    株主資本 56,260資本金 7,831資本剰余金 13,002資本準備金 12,425その他資本剰余金 577

    利益剰余金 41,687利益準備金 1,957その他利益剰余金 39,730配当準備積立金 1,658研究開発積立金 5,400為替変動積立金 2,000株式消却積立金 5,500買換資産圧縮積立金 1,010別途積立金 21,761繰越利益剰余金 2,399

    自己株式 △ 6,260評価・換算差額等 935

    その他有価証券評価差額金 931繰延ヘッジ損益 4

    新株予約権 14純資産合計 57,209

    資産合計 72,134 負債・純資産合計 72,134

    ■ 貸借対照表 (平成20年3月31日現在) 

    (単位 百万円)

    010_0005001142006.indd 35 2008/05/28 15:53:45

  • 36

    科   目 金   額

    売上高 47,111

    売上原価 38,032

    売上総利益 9,079

    販売費及び一般管理費 5,571

    営業利益 3,507

    営業外収益

    受取利息 3

    有価証券利息 110

    受取配当金 126

    不動産等賃貸料 91

    その他 134 466

    営業外費用

    賃貸資産に係る費用 128

    為替差損 96

    その他 79 305

    経常利益 3,669

    特別利益

    固定資産売却益 42 42

    特別損失

    固定資産売却損・除却損 47

    投資有価証券売却損 31

    投資有価証券評価損 124

    その他 5 209

    税引前当期純利益 3,502

    法人税、住民税及び事業税 1,531

    法人税等調整額 △ 155 1,376

    当期純利益 2,125

    ■ 損益計算書 (平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)

    (単位 百万円)

    010_0005001142006.indd 36 2008/05/28 15:53:45

  • 37

    ■ 株主資本等変動計算書 (平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)

    株 主 資 本

    資 本 金

    資本剰余金 利益剰余金

    資 本準 備 金

    そ の 他資 本剰 余 金

    利 益準 備 金

    そ の 他利 益剰 余 金

    平成19年3月31日残高 7,831 12,425 593 1,957 38,537事業年度中の変動額買換資産圧縮積立金の取崩 -別途積立金の積立 -剰余金の配当 △ 933当期純利益 2,125自己株式の取得 -自己株式の処分 △ 16 -新株予約権の発行 -株主資本以外の項目の事業年度中の変動額(純額) -

    事業年度中の変動額合計 - - △ 16 - 1,192平成20年3月31日残高 7,831 12,425 577 1,957 39,730

    配 当準 備積 立 金

    研 究開 発積 立 金

    為 替変 動積 立 金

    株 式消 却積 立 金

    買 換 資産 圧 縮積 立 金

    平成19年3月31日残高 1,658 5,400 2,000 5,500 1,220事業年度中の変動額買換資産圧縮積立金の取崩 △ 209別途積立金の積立剰余金の配当当期純利益自己株式の取得自己株式の処分新株予約権の発行株主資本以外の項目の事業年度中の変動額(純額)

    事業年度中の変動額合計 - - - - △ 209平成20年3月31日残高 1,658 5,400 2,000 5,500 1,010

    その他利益剰余金の内訳

    010_0005001142006.indd 37 2008/05/28 15:53:46

  • 38

    株 主 資 本 評価・換算差額等

    新 株予 約 権

    純 資 産合 計自己株式 株主資本合 計

    そ の 他有価証券評 価差 額 金

    繰 延ヘ ッ ジ損 益

    評 価 ・換 算差 額 等合 計

    △ 3,548 57,797 2,035 △ 26 2,009 - 59,806

    - - -- - -

    △ 933 - △ 9332,125 - 2,125

    △ 2,841 △ 2,841 - △ 2,841129 112 - 112

    - - 14 14

    - △ 1,104 30 △ 1,073 △ 1,073

    △ 2,712 △ 1,536 △ 1,104 30 △ 1,073 14 △ 2,596△ 6,260 56,260 931 4 935 14 57,209

    (単位 百万円)

    別 途積 立 金

    繰 越利 益剰 余 金

    合 計

    20,761 1,997 38,537

    209 -1,000 △ 1,000 -

    △ 933 △ 9332,125 2,125

    ---

    1,000 402 1,19221,761 2,399 39,730

    (単位 百万円)

    010_0005001142006.indd 38 2008/05/28 15:53:46

  • 39

    1. 資産の評価基準及び評価方法(1) 有価証券の評価基準及び評価方法 子会社株式………………移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの………決算日の市場価格等に基づく時価法

    (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

    時価のないもの………移動平均法による原価法(2) デリバティブの評価基準及び評価方法……時価法(3) たな卸資産の評価基準及び評価方法 製品・仕掛品…………個別法による原価法 原 材 料……………先入先出法による原価法

    2. 固定資産の減価償却の方法(1) 有形固定資産……………定率法及び定額法(一部の建物)(会計方針の変更) 法人税法の改正((所得税法等の一部を改正する法律 平成19年3月30日 法律第6号)及び(法人税法施行令の一部を改正する政令 平成19年3月30日 政令第83号))に伴い、平成19年4月1日以降に取得したものについては、改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更しております。これに伴い、前事業年度と同一の方法によった場合と比べ、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益がそれぞれ59百万円減少しております。(追加情報) 法人税法の改正に伴い、平成19年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌年から5年間で均等償却する方法によっております。これに伴い、前事業年度と同一の方法によった場合と比べ、営業利益が91百万円、経常利益及び税引前当期純利益がそれぞれ95百万円減少しております。

    (2) 無形固定資産……………定額法自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

    重要な会計方針に係る事項

    ■ 個別注記表

    010_0005001142006.indd 39 2008/05/28 15:53:46

  • 40

    3. 引当金の計上方法(1) 貸倒引当金………………債権の貸倒れによる損失に備えるた

    め、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

    (2) 製品保証引当金…………製品の引渡後に発生する費用支出に備えるため、主として保証期間内における補修費用の見込額を計上しております。

    (3) 賞与引当金………………従業員賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担額を計上しております。

    (4)役員賞与引当金 ………役員賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担額を計上しております。

    (5) 退職給付引当金…………従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により翌期から費用処理しております。過去勤務債務は、発生時に一括償却しております。

    (追加情報)役員退任慰労金引当金 役員の退職慰労金の支払に備えるため、役員退任慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しておりましたが、平成19年6月28日開催の定時株主総会において、役員退職慰労金制度を廃止し、取締役及び監査役の退任時に、役員退職慰労金制度廃止時までの在任期間をもとにした打切り支給を行うことを決議しました。これにより、廃止時における役員退任慰労金引当金相当額281百万円を固定負債の「長期未払金」に振替えております。

    4. 収益及び費用の計上基準 収益の計上は主として検収基準によっておりますが、輸出販売等の一部及び修理部品販売等は出荷基準によっております。

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  • 41

    5. その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項(1) リース取引の処理方法

     リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。

    (2) ヘッジ会計の方法 ①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっておりま

    す。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 (ヘッジ手段) 為替予約及び通貨オプション (ヘッジ対象) 外貨建予定取引 ③ヘッジ方針 デリバティブ取引に関する権限

    規定及び取引限度額等を定めた内部規定に基づき、ヘッジ対象に係る為替変動リスクを一定の範囲内でヘッジしております。

    ④ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ対象とヘッジ手段との関係が直接的であるため、ヘッジの有効性の評価を省略しております。

    (3) 消費税等の会計処理 税抜方式によっております。

    1. 保証債務 子会社の銀行取引に関する保証債務 アイダS.r.l. 1,425百万円 (9,009千ユーロ) アイダプレッセンGmbH 31百万円 (200千ユーロ)

    2. 有形固定資産の減価償却累計額 24,240百万円

    3. 固定資産の取得価格から直接控除した国庫補助金等による圧縮記帳累計額

    建  物 173百万円

    4. 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務 短期金銭債権 4,237百万円 長期金銭債権 150百万円 短期金銭債務 1,703百万円

    貸借対照表に関する注記

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  • 42

    関係会社との取引高 営業取引による取引高 売上高 14,219百万円 仕入高 8,795百万円 販売手数料 115百万円 営業取引以外の取引高 97百万円

    当事業年度末における自己株式の種類及び株式数 普通株式 11,866,037株

    損益計算書に関する注記

    株主資本等変動計算書に関する注記

    1. 繰延税金資産の発生の主な原因の内訳 流動資産 たな卸資産評価損 324百万円 製品保証引当金 438百万円 賞与引当金 227百万円 未払事業税 76百万円 その他 138百万円 計 1,206百万円 固定資産 減価償却費 1,196百万円 有価証券評価損 50百万円 ゴルフ会員権評価損 110百万円 長期未払金 114百万円 関係会社株式評価損 1,792百万円 その他 41百万円 計 3,305百万円 繰延税金資産小計 4,511百万円 評価性引当額 △1,912百万円 繰延税金資産合計 2,599百万円

    税効果会計に関する注記

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  • 43

    2. 繰延税金負債の発生の主な原因の内訳 流動負債 デリバティブ取引 △2百万円 計 △2百万円 固定負債 退職給付引当金 △81百万円 買換資産圧縮積立金 △636百万円 その他有価証券評価差額金 △690百万円 計 △1,408百万円 繰延税金負債合計 △1,411百万円

    貸借対照表に計上した固定資産のほか、事務機器、製造設備等の一部については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。

    リースにより使用する固定資産に関する注記

    1. リース物件の取得原価相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額

    (単位 百万円)

    取得原価相当額 減価償却累計額相当額 期末残高相当額

    機械及び装置 0 0 0車両運搬具 3 2 0工具器具及び備品 358 189 169無形固定資産(ソフトウェア) 164 40 124

    合 計 527 233 293

    なお、取得原価相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。

    2. 未経過リース料期末残高相当額 1年以内 94百万円 1年超 199百万円 合  計 293百万円

    なお、未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。

    3. 支払リース料及び減価償却累計額相当額 支払リース料 132百万円 減価償却費相当額 132百万円

    4.減価償却費相当額の算定方法リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

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  • 44

    属性 会社等の名称 住所資本金又は出資金 

    事業の内容又は職業

    議決権等の所有(被所有)割合

    関係内容取引の内容

    取引金額(百万円)

    科目期末残高(百万円)

    役員の兼任等

    事業上の関係

    子会社アイダアメリカCORP.

    米国オハイオ州

    41,704(千USドル)

    プレス機械製造・販売、サービス

    100% 兼任1名当社製品の販売等

    売上 5,798売掛金 1,010

    前受金 224

    子会社(株)アクセス石川県白山市

    50(百万円)

    制御関係部品・自動装置製造・販売

    100% 兼任1名

    当社製品の製造委託等

    仕入 4,351 買掛金 598

    (注) 当社製品の販売および製造委託等については、市場価格を勘案して一般取引条件と同様に決定しております。

    1株当たり純資産額 850円10銭 1株当たり当期純利益 29円80銭

    該当事項はありません。

    1株当たり情報に関する注記

    重要な後発事象に関する注記

    関連当事者との取引に関する注記

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  • 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本

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    独立監査人の監査報告書

    平成20年5月12日アイダエンジニアリング株式会社  取締役会 御 中

    あらた監査法人

    指 定 社 員 業務執行社員

    公認会計士 小 澤 元 秀 ㊞

    指 定 社 員 業務執行社員

    公認会計士 田 邊 晴 康 ㊞

    当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、アイダエンジニアリング株式会社の平成19年4月1日から平成20年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。この連結計算書類の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結計算書類に対する意見を表明することにある。 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。 当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、アイダエンジニアリング株式会社及び連結子会社から成る企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

     会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

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  • 46

    独立監査人の監査報告書

    平成20年5月12日アイダエンジニアリング株式会社  取締役会 御 中

    あらた監査法人

    指 定 社 員 業務執行社員

    公認会計士 小 澤 元 秀 ㊞

    指 定 社 員 業務執行社員

    公認会計士 田 邊 晴 康 ㊞

     当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、アイダエンジニアリング株式会社の平成19年4月1日から平成20年3月31日までの第73期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。この計算書類及びその附属明細書の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにある。 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。 当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。

     会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

    以  上

    会 計 監 査 人 の 監 査 報 告 書 謄 本

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  • 監 査 役 会 の 監 査 報 告 書 謄 本

    47

    監査報告書 当監査役会は、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの第73期事業年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の結果、監査役全員の一致した意見として、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。

    1. 監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容 監査役会は、監査の基本方針、監査活動計画等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。 各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の基本方針、監査活動計画等に従い、取締役、内部監査部門、その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必�